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現代教育学科

2012.04.05

海外インターンシッププログラム終了!

2012年2月29日(水)、本学初の海外インターンシップとして、現代教育学科の2回生4名がロサンゼルスへ向けて出発しました。3月19日の帰国まで、「アシスタントティーチャー」として、現地の小学校でのプログラムに参加しました。 参加者が送ってくれた写真を紹介します。 ロサンゼルス到着後、現地のスタッフに案内されて全員でサンタモニカを観光。左から寺田宇晃君、丹下真理子さん、古川朋樹君。(港尚紀君撮影)この日のロサンゼルスの海は、日本の5月頃の太平洋のような感じでした。 インターン受け入れ先の1つである、Anza elementary schoolです。jog-a-thonという走った分だけ親からお小遣いがもらえる行事があり、子どもたちはみんな頑張って走っていたそうです。他にもtalent showという子どもたちが特技を披露する行事もあります。 こちらは受け入れ先の1つ、Washington elementary schoolの教室の様子です。ここで学生は子どもたちと一緒に過ごします。 sentence builder kitといって、一文の空欄に正しい単語カードをあてはめる教材を使っているところです。 実習最後の日に子どもたちと一緒に粘土で好きなものを作りました。子どもたちは楽しそうに活動していました。何を作るかとても迷ったそうですが、学生が作った作品はどれかわかりますか? 学生の報告から、学校での子どもたちとの交流を楽しんでいること、それがよい刺激になっていることが伝わってきました。また、ホームステイ先での交流、ロサンゼルスの文化、自然も存分に楽しんだようです。最後の実習を終えて「まだ帰りたくない!」と名残惜しそうでしたが、19日の夜には帰国して海外インターンシップを終えます。このインターンシップでの経験を、今後の進路に活かしてくれることを期待しています。 学生が何を感じ、何を考え、何を学んだか、後日行われる報告会を待ちたいと思います。

2012.03.28

同窓会レポート~教育学部 「公立幼・保対策ゼミ」同窓会を開催!

2012年3月17日(土)、公立幼稚園・保育園採用試験に合格した畿央大学教育学部現代教育学科卒業生のための「公立幼・保対策ゼミ同窓会」が大阪市内で行われました。 仕事のお休みや仕事の合間をぬって、たくさんの卒業生が参加してくれました。中にはこの日のためにわざわざ遠方から駆けつけて下さった人も。久々の再会でもあったので、仕事の話や最近の出来事について、盛り上がったり、お互いに写真を撮って笑い合ったり…と同級生の仲の良さが伝わってきました。また幼稚園教諭・保育士の先輩・後輩がじっくりと話せる機会でもあったので、気になっていることや聞きたいこと、アドバイスなどをたくさん話していました。 本当にみんな気さくな人ばかりで、初めて同窓会をしたとは思えないほど絆を深めることができました。同窓会はヨコだけの関係だけでなく、タテの良い関係を築くことができる絶好の機会だと思います。また在学中にサポートして頂いた先生方も参加してくださり、必死に打ち込んだ受験勉強や先生との思い出を懐かしみながら、楽しい同窓会はあっという間に終了しました。 おかげさまで第一回目の同窓会は大いに盛り上がって大成功!第二回目の開催が今から楽しみです。

2012.03.27

学長訪問 -その6-

教育学部 現代教育学科 学校教育コースの2回生です。 今回、学長先生とお話ができるということで、またとない成長のチャンスだと思い、学長訪問をさせていただきました。 訪問前にお話したいことをいくつかまとめておいたのですが、実際学長先生を前にすると話したいことが次から次へと出てきて、予定していた時間よりも長い、一時間もの時間を割いていただくことになりました。 当初は「学びの場をつくるにあたり、何を心がけたか」「やさしさとは何か」「教育とは何か」について冬木学長先生の考えを伺おうと思っていました。 しかし、うれしいことに話はどんどん発展し、より質の高い、より味のある話となっていきました。 「学びの場をつくるにあたり、何を心がけたか」「やさしさとは何か」という話からは、「童心にかえり、感動すること」「幼少期の体験、経験の大切さ」まで話が発展しました。 また「教育とは何か」という話からは、「徳・知・美」のそれぞれの文字に付けられた動詞の「のばす、みがく、つくる」に込められた思いまで話が発展し、そこからまた「子どもの名前」に込められた思いについての話もすることができました。 冬木学長先生は本当に博識な方で、話題が尽きることがありませんでした。 最後に学長先生に「あなたなら私の思い、感動をみんなに伝えられると信じている」と言っていただいたことが、本当に光栄でした。 「学びの貪欲さなら冬木先生にも負けません」と大見栄を切った手前、怠けてなどいられません。 これからも今回の学びを生かして、冬木学長先生の信頼を裏切らないように、また学長先生の期待よりさらに大きく成長出来るよう、より充実した大学生活を過ごしたいと思います。 この度、こういった成長の場を与えてくださった方々や、お忙しい中時間をつくって下さった学長先生には本当に感謝しています。 ありがとうございました。

2012.03.26

4回生有志が「卒業祭(そつぎょうまつり)」を開催しました!

こんにちは、教育学部卒業生、式こと正岡です* 2012(H24)3月16日(金)。 卒業式から2日経ったこの日に、 冬木記念ホールで「卒業祭(そつぎょうまつり)」を開催しました! 畿央大学を卒業するにあたって、 自分たちの思い出のある場所で 後輩や同期たちと小さな文化祭をしたいなぁと かなり前から思っていたのに・・・・ 約一ヶ月前にやっと実行を決意し、 ばたばたばたばたばた…!!!っと 学生支援センターに無理をいって申請しました。笑 せっかくやるなら!と 畿央祭でもお世話になっている桜井誠文堂さんに依頼し、 格安で機材を提供していただきました。 この場を借りてもう一度、感謝申し上げます。 当日までの1週間、みんな猛練習でした。 卒業式もあって忙しいのに。笑 (卒業式は3/14(水)) 当日。 2日前に出演が決まったジャグリング部がオープニングを飾ってくれました! 普段の練習の成果ですね!綺麗な演舞でしたよ─!! みんなからも感嘆の声がもれていました。 開会宣言(漫才)も行われて あとはバンドが続きます! その中に、4回生のために、と出てくれた1回生の2人。 この2人、めっっっっちゃ歌うまいんです! 次の畿央祭で要チェックですよ!! 終始盛り上がって、 楽しい時間はあっとゆう間に過ぎ去って、 笑いあり、涙あり、の卒業祭は幕を閉じましたとさ。 教育学部 現代教育学科3期生(2012年3月卒) 代表者 821119正岡 麗

2012.03.22

学校インターンシップ「事後報告会」を実施しました。

教育学部は昨年度からの新カリキュラム移行に伴い、学校インターンシップを単位化しました。その初年度に当たる平成23年度、教育学部の2回生による学校インターンシップ事後報告会を2012年3月15日(木)に行いました。 当日は65名の学生が出席。従来からお世話頂いていた広陵町、香芝市、大和高田市、上牧町に加え、今年度から新たにお世話になっている八尾市の各教育委員会から指導主事の先生方に指導助言に来ていただきました。 全体会で、各先生方を紹介しご挨拶をさせていただいた後、地域別の5つの分科会に分かれて活動の報告を行った後に指導主事の先生から、具体的な指導助言を頂きました。 学生の報告をいくつかの内容に分けて紹介します。 一つめは子どもとのかかわりについてです。多くの学生は学校や園に行けば子どもから側に寄ってきてくれるものと考えていたようです。もちろん、そんな積極的な子どもいますが、すべてそうではありません。年齢が高い子どもと、なかなか関わりをもてなくて困った学生も多かったようです。中にはいたずらを受けて、めげそうになったと報告する学生もいました。しかし、そんな学生の多くがそのままでは済まさず、例えば「子どもが関心をもっていそうな漫画の話題から話しかける」「朝、校門であいさつをする」等の自主的な取り組みにより信頼関係をつくっていくことで問題を解決していったようです。「子どもたちとのキャンプ活動を何度もやっているので、子どもたちの事を知っているつもりだったし、どうやって接すればよいかをわかっているつもりだったが、この活動を通して、自分は、ごく一部の子どもたちしか見ていなかったということを改めて思い知らされた」との報告には、多くの子どもに関わる教師の視点を得ることができた成果を感じました。 二つめは学習指導についてです。先生方が日々の授業や学校運営のために、その裏でいかに膨大な時間と労力を費やしているかが分かったという声が多くありました。研修当初は授業時間内に先生方がいかにうまく授業を進めているか、どのような授業方法を用いているか等だけを見ていたが、授業準備や事務作業の補助を経験することで、学習指導を授業時間の枠内のみで捉えるのではなく、教師がおこなう多種多様な仕事全体の中に位置づけて考えるようになったとのことです。特別支援学級で研修させていただいた学生からは「支援って『その子がどう自分の力でできるようになる』ためにすることなんだということをこの活動を通して学んだ」との報告もありました。教師の「教え」と子どもの「学び」の結びつきは、子どもの視点にたった教師の工夫によって成り立つという大切なことを学べたようです。 三つめは教師としての心構えや学校運営についてです。子どもとの関わりや先生方の学習指導の補助等を通して「叱る、褒める、認める。とにかく子どもたちとかかわることが教師の仕事で大事な事。子どもたちと接したことで「自分」というものを見つめ直す機会となった」「自閉傾向の子どもに対し、自分は『できなくても仕方ない』と考えてしまっていたが、先生は真正面からぶつかって指導しており、自身の考えを改めるきっかけになった」「なぜ英語を勉強しなければいけないのか」と生徒に聞かれた時にすぐに答えられなかった。根本的なことを自分自身が深く考えていないことに気付けた」など、教師をめざす学生として、自分の心構えや姿勢を見直すことができたという報告がありました。また「問題が生じた時、学校全体の先生方が協力して解決に取り組み、改善に向かう様子を見ることができた」「先生が少ない幼稚園だったので、保護者と一緒に行事を作り上げる場に接し、地域との連携の大切さに気付くことができた」「支援学級の子どもの下校の際、保護者の方々と話す機会があった。教師はいろいろな人とコミュニケーションをもてる必要があるのだとわかった」など、先生方が一つの学校組織として、地域や保護者とも密接に関係しながら運営されていることを実感した報告もありました。 成果ばかりではなく、掃除の時間の児童達のケンカの仲裁や特別な配慮が必要な児童への関わり方,心の問題を抱えた児童との関わりの難しさなど、いろんな課題もありましたが,それらを冷静に振り返り,これからの教育実習や将来教諭になるために何をするべきかについて言葉にしていたことが印象的でした。 指導主事の先生方からは,学生達の意識の高さや,児童や先生への観察の深さに感心する言葉をいただきました。また、苦労をしたことも多かったことについて、「児童・生徒の指導や学習指導については、思ったことは、失敗を恐れずにやってみることが大切である。失敗ありきで、それを次につなげること。先輩教師にアドバイスをもらいつつ、どんどんやってみてほしい」「多くのことを学ぶことができたよい機会ととらえ、それを糧にさらに成長してほしい」との励ましや期待の言葉もいただきました。 また、一方でメモを取らない学生が多い事をご指摘されたました。一人一人が発表している内容は、「教育」を考えるうえで大事なものがたくさん隠れているとのことです。また、大学の講義で得た知識をどのように実践していくかについて、知識を身体化させていくことをめざして欲しいとのご助言もありました。これらは今後の大学での取り組みの課題となります。 学校インターンシップにおける多くの学校現場と教育委員会の先生方、地域や保護者の方々のご協力により、本学の学生は多くの実践的な学びを得るとともに、今後解決すべき課題も明らかにしていただきました。この成果と課題を踏まえ、彼らが一層の成長を実現できるよう大学も努力を重ねていきたいと思います。関係の皆様、ありがとうございました。

2012.03.14

学生が自作したディジタルコンテンツを授業で使っていただきました

畿央大学で行われた教員免許更新講習がご縁となり、奈良県立奈良養護学校の先生方と共同研究を行っています。養護学校の生徒さんが使うディジタルコンテンツ(電子教材)を本学の学生5人が作り、その教材を使った授業を見学させていただきました。 教育学部2回生の小松知美さん、村上舞子さん、横峯愛奈さんが動物や乗り物の絵を描き、2回生の喜多智大さん、東谷俊之さんが動物の鳴き声や乗り物の音などを声で表現する仕事を担当。4回生の喜野遼さんがこれらをコンピュータ上で合成し、ディジタルコンテンツを制作しました。 生徒さんは、マウスにつながった大きなスイッチを押したり、ひもをひっぱったりすることで、動物の顔が変わったり、鳴き声や音が聞こえたりするコンテンツを何度も操作したり、動物を変えたりして学習しておられました。また、先生がいくつかの動物の顔をならべたメニューを準備され、「自ら選ぶ」という学習も行われていました。 授業後、お忙しい中、先生方に機会をつくっていただき、ディジタルコンテンツの改善点や来年度以降の展開についてお話させていただきました。 学生たちも、自ら作ったものが実際に利用されている状況を見て、非常にうれしさとやりがいを感じたようです。今後、情報系の授業や卒業研究などを通し、実際に役立つ教材を作成し、多くの生徒さんに使っていただきたいと考えています。 (教育学部准教授 西端律子)

2012.03.13

付属幼稚園の生活発表会で教育学部学生がボランティア!

3月3日(土)、桜井市民会館にて、付属幼稚園の生活発表会が行われ、全園児たちが団結して、マーチング、ダンス、歌、オペレッタ、和太鼓など多彩な演目で、日ごろの保育の成果を発表しました。 畿央大学からも、教育学部の実習生6名、学生ボランティア9名(合計15名)がスタッフとして参加しました。園児の指導に忙しい担任の先生方に代わって、前日からステージの設営、道具の搬出入を、当日には子どもたちの介添え、衣装替えなどを手伝いました。 また、英語の「ことばあそび」では、園児の英語指導にあたっている教育学部講師のランディムース先生が指揮をとって発表しました。 冬木智子学長は付属幼稚園の園長としてご挨拶。観客席には、白石教育学部長をはじめ、多数の教育学部の先生方も応援に来られており、発表会の成功はもちろんですが、裏方としての教育学部生の活躍ぶりを見守られ、頼もしいと喜んでおられました。 (さらに…)

2012.03.05

現代教育学科1回生 小学校1日見学報告!

将来、小学校教員をめざす学生の小学校1日見学を実施しました。場所は、大阪教育大学のご配慮により、昨年度からお世話になっている同大学附属天王寺小学校です。今年度は参加者の人数が多く、2月21日・22日の2日間に分かれての実施となりました。 教員養成大学である大阪教育大学の附属小学校は、大阪教育大学の教育実習の受け入れ校として毎年多くの教育実習生の指導にあたられるとともに、教育研究校として各教科等の指導や教材開発等の研究に取り組まれ、その成果は毎年、研究発表会で公開され、全国から参加される多くの先生方に新しい教育のあり方を提案されています。 同校での先進的な学習及び生活の指導の実際を見学させていだくことで、畿央大学生の学習意識の向上と目標の具体化を期待しての実施です。 8時30分から附属小学校の先生からのオリエンテーションに始まり、午前中4時間の授業参観、昼食を挟んで清掃指導の参観、午後2時からは同校副校長である八木義仁先生から将来教員をめざす学生に必要な心構えや具体的な学習内容についての講話を頂きました。 では、見学の様子を写真で紹介します。 教室の前で部屋に入る準備。担任の先生は、学生が自分から声をかけることを、待って下さっています。中には「失礼します」の声をかけられず、長い間立ちつくしたままの学生も。 授業参観中は、先生方の学習指導や子ども達の発言や反応などを、学生は観察しメモをとります。このメモが1日の記録を作成する資料となります。 活動的な学習では、子どもたちの間に入らせていただきます。 図工の時間、児童の工夫を実現できるよう、学生も一緒に試しています。音楽の時間では、学習中の歌を子どもたちに教えてもらって一緒に歌えるようになりました。 読書の時間では、担当の先生の読み聞かせを一緒に聞かせていただきました。子どもたちの熱心な態度が印象的です。2年生の算数の時間では「長さ」の学習の発展として、紙から必要な長さの羽根を切り出し、グライダーをつくる活動をされている様子を学生は真剣なまなざしで見ていました。 体育では同校で開発された独自のゲームに取り組まれていました。コートもルールも独創的で、学習の進行に合わせて子どもたちが自分でルールをつくる場面もあります。 同校では常に新しい学習のあり方を実践しています。子どもが自ら考え、対話を通して学習を深めていく様子から、学生はとても多くのことを学ぶことができました。 また、学生の様子を見ていると、大学で学んだことを実行しようと、子どもの目線で表情を伺い、児童の心情を読み取る様子が見られました。 休み時間は子どもたちに誘われて一緒に遊びました。けがをさせないように、鬼ごっこ等の激しい活動は自粛です。 午後は八木副校長先生の講話でした。大村はま先生の「熱心と愛情、それだけでやれることは、教育の世界にはないんです」という引用から始まる実践経験に基づいた内容に、多くの学生が心を打たれました。講話終了後に学生が1日の活動をまとめた文章からもそのことが伺えました。 (さらに…)

2012.03.02

教育学部3期生の卒業制作が完成しました!

2010年秋に奈良県で開催された「全国都市緑化ならフェア」では、「トライアルガーデン(庭を創作してコンテストする企画)」に畿央大学の人間環境デザイン学科学生達の手による「東屋(あずまや)」を出展していました。 今回、この東屋を大学のグラウンドがある第二キャンパスに、日よけとして移築することになり、卒業を目前にした教育学部4回生が、移築作業の手伝いをしてくれました。 この企画は、畿央大学教育学部3期生が、大学で過ごした4年間の感謝の気持ちや自分たちの目標・抱負などの思いなどをキャンパスに残して卒業したいということから、参加の意思を表示してくれた有志で計画したものです。また卒業制作として、一人ずつ小さな板に字を彫って、それを壁面に貼り、装飾してもらいました。 ★ 参加した学生の声 ★ ~卒業制作(東屋装飾)に至るまで~ 教員採用試験も終わり、畿央大学教育学部第3期生としてなにかしたい!そんな漠然とした気持ちを昨年10月に抱き始めました。 この4年間、教育学部のみんな各々は様々な場所で活躍していました。それは素晴らしいことですが、逆に言えばみんな一緒に何かを作り上げたことがないということです。そんな思いを持ち、教育学部全員に声をかけてみました。 すぐに実行委員が集まりましたが、最初は漠然とした企画会議でした。何も決まらずに、ただただ時間が過ぎていくばかり・・・ 『どぉせするなら全員で一つのことをしたい!』という事をモットーに考えていき、卒業制作をしようということに決まりました。 その話を学生支援センターに持ちかけたところ、人間環境デザイン学部とコラボして東屋の設置とその装飾をすることになりました。 3期生ほぼ全員の思いの詰まった漢字を板に掘り、それを装飾をさせていただくことがトントン拍子に決まっていきました。 三井田先生、西尾先生、事務局の方々のご協力のもと、発注から制作まで無事、期限内に終えることができました。 この卒業制作を終えて、教育学部の仲間との絆・つながりを再確認することができました。今まで一緒に活動をしたことがなかった仲間が集まり、一から企画を練る。そして、実行委員ではないのに制作に打ち込んでくれた多くの仲間がいたからこそ、この卒業制作が完成できたと思っています。 やはり、人は一人でできることは限られています。今回多くの仲間の力が集まり、ここまで立派な卒業制作を残すことができ、本当に喜びと感謝で胸いっぱいです。 教育学部3期生のみんな、これから社会の荒波に出ていきますが、頑張っていきましょう。しんどくなった時は、あのベンチのメンテナンスも兼ねてみんなで集まろうね!(笑) 在校生や教職員の方々にお願いがあります。畿央大学健康科学部人間環境デザイン学科と教育学部3期生の証である、第2キャンパスの東屋を大切にしてください。 最後になりましたが、この企画に携わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。 現代教育学科4回生 竹内泰斗 【トライアルガーデン関連記事】 ▼第27回全国都市緑化ならフェアに参加しています。 https://www.kio.ac.jp/whats/100927.html ▼全国都市緑化ならフェア「トライアルガーデン」に出展します。 https://www.kio.ac.jp/information/2010/08/post-297.html ▼第27回 全国都市緑化ならフェア vol.1 https://www.kio.ac.jp/information/2010/05/27vol1.html

2012.01.29

"インタラクティブ"ホワイトボードを使った授業見学~現代教育学科

入試のため授業がない貴重な平日を利用し、清教学園(大阪府河内長野市)にて、中学校の「総合」の授業(担当:竹中章勝教諭)を2回生の学生たちと見学させていただきました。清教学園中学校では教室ごとに電子黒板が設置され活用されています。 学生たちは、普通の黒板がないこと、書いた内容がディジタル化されているので「板書を縮小できる」こと、もちろんコンピュータと接続されているので、すぐその場で検索して資料として提示できることなど、今までの黒板と違う授業方法に驚いていました。 通常、電子黒板を使った授業と言えば、教科書のディジタルコンテンツやフラッシュ教材を使う授業を想像しますが、今日の授業はタイトル通り、「インタラクティブ(双方向性)」がキーワードでした。生徒さんから意見を引き出し、それを板書し、考えさせながらまた意見を引き出す。キーワードがどんどん増えていく。しかしスペースは限られている。そこで、いったん書いたことを縮小して横に置いておいて、また新たに書きだす。さらに、これらのキーワードをカテゴリー化して、さらに思考を促していく授業でした。 電子黒板は、ペンで書き込める、記録を残せるなどの機能もありますが、今日は「拡大・縮小できる」という機能が存分に活かされたものでした。学生は、今までの大学の授業で「1回の授業の板書は1枚の黒板に残すようにしなさい」と指導されているので、非常にカルチャーショックを受けたようでした。 また、授業でお疲れのところ、竹中先生から1時間余りお話をしていただきました。「総合」の授業で目標としていること、「雑談」から核心にせまる授業方法について、他の先生方の電子黒板の利用について…などなど。 さらに、電子黒板が3台もある「総合学習の部屋」や、1日いても飽きないであろう、きちんと分類され、本が読みたくなるような展示がさまざまにされている図書室なども見せていただきました。本当にありがとうございました。 私も、学生・院生時代に、当時の指導教官や先輩方と一緒に全国のさまざまな授業を見学させていただき、先生方のお話を伺う機会がありました。学生たちも、機会を作って授業を見学し、大学で学べないことを1つでも多く吸収してほしいと思っています。そして、学校現場で拝見させていただいたことを、大学で整理整頓し「知識」「スキル」として定着させ、教育実習など学生自身が教えるときに役立てほしいと考えています。 教育学部准教授 西端律子