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畿央の学びと研究
2018.11.15
2018年度「マミポコ・キッズ」後期第1回活動報告!
こんにちは、マミポコ・キッズです! マミポコ・キッズでは、日曜日に地域の子どもたちを大学に招待して、様々な遊びを行っています。今回は、後期第1回の活動の様子を振り返ってご紹介します! 後期第1回活動日:10月28日(日) はじめに子どもたちの緊張をほぐすために「ぽいぽいぱちぱち」という、前の大学生の手からボールが離れている間、手をたたくゲームをしました。途中で前の大学生が2人になってゲームをした時には、子どもたちも楽しんで盛り上がってくれました。 ▲「ぽいぽいぱちぱち」・・・たくさん手をたたくことはできたかな? 次に、個性豊かでとっておきの名札を作った後、グループの友だちの名前を覚えるため「となりのとなり」というゲームをしました。このゲームでは、「わたしのなまえは〇〇さんのとなりの□□さんのとなりの☆☆です」というように、自分のとなりの人たちの名前を順番に挙げていきながら自己紹介をしていきます。グループのみんなで助け合いながら全員の名前を言うことができました。 ▲写真左「なふだづくり」・・・お気に入りの名札を作ろう! 写真右「となりのとなり」・・・同じグループの友達の名前を覚えることはできたかな? ▲「ラインナップ」・・・はみ出さずに並べかえよう! 最後に、グループのみんなで協力してボートを運んで前に進んでいく「すすめ!マミポコボート」というゲームをしました。各グループに置かれた水槽にお魚を入れるため島を目指すゲームを行い、子どもたちは早く行こうと協力して前に進めている様子をたくさん見ることができました。 後期の最初の活動で、子どもたちも大学生も初めは緊張していました。しかし、ゲームをしていくうちにたくさんの笑顔が見られるようになり、楽しい活動になりました。 ▲「すすめ!マミポコボート」・・・みんなで協力してボートを運ぶことはできたかな? 後期から1回生スタッフが加わり、10人の新体制でマミポコ・キッズを運営していくことになりました。また、マミポコ・キッズでは毎回当日スタッフの方の協力のもと活動を行っています。これからも、たくさんの当日スタッフの方の参加をお待ちしております。今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。 次回の活動は、11月25日(日)です。地域の方をお招きして伝承遊びを教えていただく予定です。たくさんのご参加お待ちしております!! 現代教育学科2回生 奥田奈緒(なっちゃん)、中木屋佑香(とと) 現代教育学科1回生 竹上はるか(おと) 【関連記事・リンク】 マミポコ・キッズ 2018年度「マミポコ・キッズ」前期第3・4・5回活動報告! 2018年度「マミポコ・キッズ」前期第1・2回活動報告!
2018.11.13
今井町“みんなでつくろう!”床几プロジェクト~人間環境デザイン学科
2・3回生が学科の枠をこえて地域の課題解決に取り組む人間環境デザイン学科の「プロジェクトゼミ」。今井町での取り組みをレポートします! みなさんは、奈良県橿原市にある今井町をご存じでしょうか? かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄した町で、現在も町の大半の町家が保存され、江戸時代の姿をそのまま残す今井町は、「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されています。 今井町での過去のゼミ風景を撮影した「畿央生の一日~人間環境デザイン学科編」 今回の活動の発端は、今井町自治会長さんからのある依頼からでした。 「今井町で、何か賑わいづくりができないだろうか…」 かつての今井町では、人々が縁台を出して夕涼みや付き合いを行っていました。しかし、現在はその姿が見られません…。かつての賑わいを取り戻すため、昔ながらの風景を再現するため、 街角に床几(しょうぎ)を設置してみよう と学生たちが提案しました。 【平成30年9月13日(木)】 まずは、学生それぞれが床几のデザイン案を持ち寄り、その中から厳選された6種類のデザインをもとに、10分の1に縮小したミニ模型を制作し、プレゼンテーションを行いました。 10月初旬に、今井町で部材を塗装することが決まっていたので、プレゼンテーションが終わってからは急ピッチで作業を進めました。 (必要な部材の図面を書く➡材木屋へ発注➡納品された材木に墨を引く➡細かい加工を工務店に依頼など) 【平成30年10月5日(金)】 用意した木材を今井町に運び入れ、さっそく塗装をしていきました。 色は、今井町の町並みに合うように、黒と焦げ茶の2種類を使用しました。 100を超える部材の塗装作業は3時間程で終了しました。 【平成30年10月19日(金)】 いよいよ組立作業です。 自治会の方々、地元の大工さんたちに助けてもらいながら、一緒に組み立てていきました。 図面で書いた通りに加工をしていたはずが、いざ組み立てると違う加工になっていたり、部材が足りなかったりと、ハプニングは多少ありましたが…無事6種類9台を完成させることができました! 完成した床几は、今井町内の住民の方々の協力で私有地の軒先や玄関先などに置かせていただきました。現在も、今井町内に9台の床几が設置されています。 今井町へ行かれるときは、6種類の床几を見つけてみてください。そして、ぜひ座ってみて下さい。 今回、ご協力いただいた今井町の住民の皆さん、自治会の皆さん、本当にありがとうございました! この活動は、11月9日(金)朝日新聞の朝刊に掲載されています。 人間環境デザイン学科 助手 中井千織 【実際に制作に参加した学生の感想】 実際に自分たちで図面をおこし、木を加工するなど実践して作る機会はなかなかなく、学ぶことが多くありました。このような機会を設けていただき本当にありがたいです。 設置場所がもつそれぞれの雰囲気に合うような色やデザイン、寸法など多くのことを考えながら案を考えました。 2回生 松下茉由 床几の足の部分を橿原市の花であるクチナシの形に型を抜き、中にライトを入れ込みました。 夕涼み時になると点灯し花が浮かび上がるデザインにしました。手作業だったので花の形を抜くのに苦労しましたが、実際に完成し床几から照らされたクチナシの花が浮かび上がったのを目にしたとき言い表せない感動を覚えました。 2回生 櫻井香月 今井町のイメージである格子を背もたれに取り入れたデザインにしました。また設置場所に格子があったため格子の横幅や間隔を測り、同じ寸法になるように制作しました。この床几は格子と同じ組み立て方にするため、ビスを用いず、木にほぞ穴加工を施し、木材同士を組んでいきました。組み立て終わり設置した際に夕焼けに照らされ伸びた格子の影がとても綺麗でした。 2回生 阿部きらり
2018.11.09
同窓会レポート~理学療法学科松本ゼミ
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科松本ゼミの同窓会レポートをお届けします! 2018年10月27日(土)、理学療法学科の松本大輔先生と松本ゼミ卒業生が集まり同窓会を開催しました。この会は「松本会」と称して毎年(現役生も誘って)開催しており、今年で9回目となります。今回は松本先生と現役生の3・4回生、卒業生の9~12期生の総勢25名が参加しました。 松本会は集まる年代が広いため、いろいろな話を聞くことができます。卒業生の先輩・後輩とは1年ぶりの再会ということで職場の話やプライベートの話などで話が弾み、とても楽しいものになりました。自分と全く違う環境に身を置いている人達からの話はとても刺激になります。また、現役生からは実習の話や卒業研究の話を聞き、現役生だった頃のことを思い出し、懐かしくなるとともに初心を思い出すことができました。 松本先生はお変わりなく、元気そうでした!卒業するとどうしても大学へ行く機会が減ってしまうので、こういった同窓会の場で会うことができて、とてもうれしく思います。 また来年の松本会も楽しみに、1年間頑張ろうと思います! 理学療法学科10期生 松下竜也
2018.11.09
学生広報スタッフblog vol.242~理学療法学科高取ゼミの卒業研究発表会レポート!
学生広報スタッフで理学療法学科4回生高取ゼミの黒原由季と西谷真由子です。2018年11月2日(金)、3日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会についてレポートさせていただきます! 私達はある日のニュースで高齢ドライバーによる交通事故が増加していることを知り、その原因について興味を持ちました。そこで、高齢ドライバーの交通事故軽減につなげたいという思いから、『予防』というテーマのもと、高齢ドライバーの特性について研究することにしました。 方法は日常的に自動車を運転する高齢者と若年者(対照群)にアンケートを行い、2群を比較することで高齢者の特性を明らかにするというものです。 結果は加齢に伴い、身体機能が低下していること、また高齢者は身体機能の低下に気付いているにも関わらず、自動車運転に対する恐怖感が極めて低いことがわかりました。 研究中は、多くのデータを集めるために街頭でアンケート調査を行うなど苦労する場面や、発表資料の作成に行き詰まる時もありました。しかし、その度にお互いを励まし合い、支え合うことで苦難を乗り越えることができたのだと思います。 発表会当日は緊張するお互いを笑い合い、リラックスした雰囲気で迎えることができました。この時、研究は1人で進めるものではなく、「ゼミ生全員で力を合わせてはじめて出来る」ものなのだと実感しました。また、発表後にはたくさんのご質問や、『面白い研究だった』『私のおじいちゃんにも教えてあげたい』との声をいただき、私達が研究したことは、意味のあることだったのだととても嬉しかったです。 テーマ決めから発表会までの約半年間、卒業研究に打ち込み、たくさんの苦難を乗り越えたことで、まだ明らかとなっていない新しい事実を自分たちで探していくという『研究の楽しさと難しさ』を学ぶことができました。そして私たちの研究が、今後高齢ドライバーの交通事故軽減につながる一助となれたことを、大変嬉しく思います。 また今回の経験を活かして、今後も研究、勉強に一生懸命取り組み、患者様や社会に貢献できるような理学療法士になりたいと思います。 最後に、卒業研究にご協力いただきました地域の方々、毎日熱心にご指導いただきました高取先生に心より御礼申し上げます。 理学療法学科4回生 高取ゼミ 黒原由季・西谷真由子 【関連記事】 ●平成30年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート
2018.11.09
平成30年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート
2018年11月2日(金)、3日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会。参加した4回生からレポートが届きました! 理学療法学科4回生、田平ゼミの山本彩加です。2018年11月2日(金)、3日(土)に開催された理学療法学科卒業研究発表会についてレポートさせていただきます。 【卒業研究発表会当日までの取り組み】 理学療法学科では3回生前期に「理学療法研究法」という授業で、先生方にゼミ紹介をしていただき、希望のゼミを選択しました。ゼミが決まり、3回生後期「理学療法研究法演習」という授業で本格的にゼミ活動が始まります。ゼミごとで内容は異なりますが、興味のあることについての論文を読み、ゼミ内で抄録会を行い、研究のテーマを決定していきました。長期実習が終了し、夏休みに研究計画書を作成しながら、プレ実験を何度も行い、本実験に取り組んでいきました。 【発表会当日】 今年度は、14のゼミから全48演題の発表が行われました。 1演題につき、7分の発表と3分の質疑応答があります。4回生からの積極的な質問が飛び交い、専門分野の異なる先生方からもご質問いただき、様々な視点で自分の研究を見直すことができました。時間がない中、試行錯誤しながらむかえた発表は、どこのゼミの発表も興味深く、みんなの努力を強く感じました。 自分が興味あることを選択し研究を進めていく過程には、難しいことや思い通りに進まないことがありました。そんな時、ゼミの先生や仲間たちに相談し、頼りながら試行錯誤していくうちにこの発表会を迎えることができました。各ゼミに分かれての研究ではありましたが、発表会を終えた後には理学療法学科全員で何かを成し遂げたような達成感がありました。 今回の卒業研究で得られた経験や知識を生かし、患者さんに少しでも「よかった」と思っていただけるような理学療法士になれるように今後も向上心を持って努力し続けていきたいです。 最後に、今回卒業研究にご協力いただきました皆様、最後まで懸命にご指導いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。 4回生のみんな、お疲れ様でした!就職活動、国家試験勉強ファイト!! 理学療法学科4回生 山本彩加 ●昨年度の卒業研究発表会はコチラ!
2018.11.08
平成30年度第4回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科
2018年10月26日(金)、第4回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。 「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は「認知症にならないために気をつけること~頭と身体を鍛えよう~」をテーマに、参加者全員で話し合いました。今回の参加者は、地域住民の方12名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が1名と、看護医療学科老年看護学教員4名でした。 「認知症にならないために気をつけること~頭と身体を鍛えよう~」についてのミニレクチャー 今回は、認知症にならないためにどんなことに気をつけて生活していけば良いか、山崎先生からミニレクチャーがありました。認知症を予防するための4つの生活スタイルは、社会的な交流を保つ・脳を刺激する活動を行う・運動をする・栄養バランスの良い食事をとるということです。社会的な交流を保つことはこのオレンヂ喫茶に参加してくださっていれば大丈夫ですね。脳を刺激する活動は、クイズを交えた頭の体操をしました。懐かしの昭和歌謡曲クイズでは、全問正解した方もいらっしゃいました。頭を使った後は季節のものを描く、南部先生の『絵手紙』です。目で見たものを頭の中で組み立てて、手先を使い、思い通りに表現する-この作業が実はなかなか難しく、認知症予防にはとっても良いそうです。「何十年ぶりやろう」「この絵、性格出てるよね~」などと話しながら水彩画と会話を楽しんでおられました。 認知症にならないために気をつけること-最後は運動です。今回は『江戸川区シルバー健康体操』に挑戦しました。いつもの『誤嚥にナラん体操』よりも少しテンポアップした体操に必死で身体を動かし、終われば自然と笑みがこぼれていました。 認知症について語る会 今回は認知症にならないために気をつけていることや、このオレンヂ喫茶に参加して感じたことや考えたこと、また、これから行ってみたいことなどを自由に話し合いました。認知症の母親を介護していた経験がある方は、「自分の親を看ている時に認知症の事をもっと知っていたら、もっと優しくできたのにと思う。でも、次は自分や旦那の番やから、認知症の事をいろいろ勉強できて良かった。」「テレビとかで認知症の事をしてたら、興味を持って観るようになった。食べ物とか、気を付けるようになったわ。」「私はお友達とウォーキングを始めました。」など、沢山のご意見を頂き、このオレンヂ喫茶が認知症の啓発活動に繋がっていると確証出来ました。 『Kio オレンヂ喫茶 in 津越』としての活動は今回が最後になりますが、今後も地域住民の方々が「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を続けていけるようサポートしていきたいと思います。 1年間、素敵な場所で『Kio オレンヂ喫茶 in 津越』を開催させていただきありがとうございました。どうぞ皆様お元気で。 看護医療学科助手 島岡昌代 【関連記事】 平成30年度第3回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科
2018.11.07
平成30年度 新生児蘇生法(NCPR)一次コースの講習会を受講!~看護医療学科
平成30年10月29日(日)に、新生児蘇生法(NCPR)一次コースの講習会を受講しました。 看護医療学科の学生を対象にしたNCPR一次コースは、今回で4回目の開催となります。 この講習会は、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的としたものです。 「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、日本周産期・新生児医学会では、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタートしました。 私たちが開催した一次コースは、看護学生等を対象にしたもので、この講習会受講後に試験を受けて合格すると、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。本講習会によって、標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより、児の救命と重篤な障害の回避が期待されます。 「臨床知識編」「実技編」で構成される「基本的な新生児蘇生法の習得」を目的とした約3時間30分の講義と実践です。 朝9時頃から、助産専攻科の実習室での講義からスタート。看護医療学科講師の藤澤弘枝が講義を行いました。 そのあと、蘇生に必要な物品の説明をしてから、私と小児外科の小角卓也先生がインストラクターとして、実際のケース事例をもとに2~3名の学生で何度も何度も何度もシミュレーションをしました!!! アルゴリズムに沿って、判断・行動、判断・行動・・・、出生後60秒以内には「人工呼吸」が必要なベビーに開始できることが目標です。 みんな真剣そのもの、最後は試験に向けて最後の復習をし、受験です。 2回生でわからないことがたくさんある中、予定時間をかなりオーバーしても「やります!」と練習していました。 一生懸命取り組んだ学生さん6名、全員合格しますように・・・。 看護医療学科 講師 藤澤弘枝 【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)講習会を受講!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)一次コース講習会を開催!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)Aコースを受講し、全授業が終了!~助産学専攻科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科
2018.11.05
平成30年度運動器リハビリテーションセミナー「臨床実践編 (膝関節)」を開講しました。
平成30年10月28日(日)、平成30年度「畿央大学運動器リハビリテーションセミナー(臨床実践編 膝関節)」が開催されました。 「畿央大学運動器リハビリテーションセミナー」は明日の運動器リハに使える『エビデンス編』、部位ごとに基礎から臨床応用まで学べる『臨床編』、今年度からの新たな取り組みで膝関節をメインに実践的に理解する『臨床実践編(膝関節)』、臨床で得られたデータの分析方法について学ぶ『臨床研究編』の4つで構成しています。 今年の臨床実践編は理学療法士として触診や動作分析を行う中で体表解剖の知識が非常に重要であるということで、午前と午後に分けて実践的な実習形式で行いました。大学院2名によるレポートです。 午前:超音波エコーの仕組みと使い方、超音波エコーを用いた膝関節の観察 私は、超音波エコーを用いた実習の補助スタッフを担当しました。まず、福本先生に超音波エコーの仕組みや、取り扱いや読影方法についてご講義いただきました。 普段、臨床現場で超音波エコーを扱っている先生も全く扱ったことがない先生も、仕組みからもう一度学ぶことが出来てより深い理解が得られたと思います。また、エコーの読影方法も普段見慣れていないと難しいですが、イメージが持ちやすくなったと思います。 その後は、3班に分かれて実際に超音波エコーを用いて膝関節内部を観察していきました。最初はプローブの扱い方に苦戦していた先生方も、扱いに慣れてくると色々と条件を変えて読影をしてみたり、ディスカッションを交えたりしながら和気藹々とした実習となりました。スタッフとして参加していた私自身も、実習形式で行うことでエコーについてより深い理解を得られたなと感じました。 畿央大学健康科学研究科 修士課程 加納希和子 午後:膝関節の機能解剖学実習①、② 私は膝関節の機能解剖学実習の補助をさせて頂きました。この講義では実際に食用の豚の膝関節を用いて膝関節の構造や動きを勉強しました。豚の膝関節は比較的人の膝関節と類似していると言われています。私もそうですが、実際に学校で学んだ解剖学は教科書での勉強がほとんどであり、どこからどこに伸びているとなんとなく知っているだけで、3次元でのイメージが完全に理解できていません。今回は実際に臨床で運動器疾患を担当されている先生方が参加して頂いたので、膝を曲げ伸ばししながら関節内の半月板の動きを観察して『本当にこんなに動いているのか』、靭帯の付着部を見て『こんなところから付着していたのか』と興味深く観察して頂きました。言葉ではなく実際に目で見て観察できたということは今後の臨床で非常に役立つのではないかと思います。 畿央大学健康科学研究科 博士後期課程 岡田圭祐 次回の臨床研究編では、臨床ですぐ使える機器やソフトを紹介し、統計手法と得られた結果の分析方法について学んでいただくといった内容となっております。研究って何からやって良いのか分からない…といった疑問をお持ちの先生方、ぜひご参加ください。 【関連記事】 平成30年度 運動器リハビリテーションセミナー「エビデンス編」を開講しました。
2018.11.05
畿央祭に出店して、奈良の伝統食と六次化産業(農業×加工業×流通業)を体験!~現代教育学科西端ゼミ
ゼミの出店で、奈良の伝統食、そして農業(一次産業)×加工業(二次産業)×流通業(三次産業)=六次化産業を体験! 平成30年10月20日(土)、21日(日)に行われた畿央祭で、西端ゼミでは模擬店を2店出しました!ゼミとしても、本格的に畿央祭で模擬店に取り組むことは初めての挑戦です。1つは、4回生の石田さんが卒業研究の一環として奈良の伝統食「飛鳥鍋」を、もう1つは、プログラミング体験と、徳島県鳴門市にある六次化加工施設THE NARUTOBASEさんの「焼き豚」と「ミートボール」です。 2日間の様子を、ゼミ3回生の上村と石川がお伝えします!\(◎o◎)/! 〇飛鳥鍋 野菜と鶏肉を牛乳メインの鶏ガラスープで煮込んだヘルシーで栄養満点の鍋。飛鳥鍋は1300年以上続く、奈良の伝統食です。昔はヤギの乳で作ったらしいです。 学園祭などの模擬店で、こうした「汁物」を扱うのは、火が通っていなかったり、食中毒がおきたりする可能性もあり、難しいらしいです。よって、今回は、THE NARUTOBASEさんの六次化加工施設(地元で生産された肉、野菜、果物などを、焼き豚やからあげ、トマトソースやジャムなどに調理・加工する施設)で、事前に石田さんが調理したものを急速冷凍していただいたものを運んでいただき、当日は温めるだけでOKでした! 大量の冷凍された「飛鳥鍋」を見て、初めは、みなさんに気に入っていただけるかという不安もありましたが、「学園祭で鍋?あったかくて美味しそう~」と立ち止まってくださったお客様から「美味しい」というお声をいただき一安心♡ お昼頃からは「美味しいって聞いて来たよ!」と評判を聞きつけて来てくださったお客様や、「おかわりください」というリピータ―のお客様などが列を作ってくださいました。 1日目は目標をはるかに超える売り上げで、自信をもって臨んだ2日目もお昼ごろに早々に完売。大好評、私たちも満足な2日間でした!! 学園祭をきっかけに、私たちの学びの地である奈良県の魅力を知ってもらえたと思います。実は私たちも「飛鳥鍋」を実際に食べたのは初めてだったので、勉強になりました! 〇焼き豚・ミートボール 焼き豚とミートボールもこうした冷凍で到着!当日は電子レンジで解凍し、温めたたれやソースをかけるだけでOKなんです!本格的な味にびっくりしました。実際に、徳島県鳴門市や東京都にある系列のレストランでもこのようにして、提供されているとのことで、飲食業のアルバイトとしては、働きやすくなっていると伺いました。 そしてこの焼き豚!一見普通の焼き豚に見えるかもしれません、、しかしこの焼き豚に使われている豚はそこらへんの豚とは違うんです!焼き豚に使われた豚は、阿波の金時豚という、徳島県の名産である鳴門金時の市場に出荷できないような大きさや形のもの(でも味は鳴門金時!)を餌にして育ったブランド豚で、飼育方法にこだわっているそうです! E棟に入ったあたりから、焼き豚のいい匂いがしていました。当日も食べた人から美味しいと口で広まり、時間がたつにつれて多くの方が食べに来てくださり、とても嬉しかったです!教育学部の先生方や、職員の方々も買いに来てくださいました。ありがとうございます! 私も実際に食べてみると、脂の部分がとろけるような食感で、これまでに食べた焼き豚の中で一番美味しかったです(^O^) ミートボールは今回デミグラスソースでしたが、甘酢ソースもあるそうで、こっちでも食べてみたいな~と思いました。 焼き豚とミートボールは、ゼミ枠だったので、外のメインストリートからは外れていて、それほど人通りは多くありませんでした。だからこそ、お子さんと一緒の方や、近所のご高齢の方、障がいのある方なども来られていて、ゆっくり食べていただくことができました。ゼミの卒業生の方や大学院生さんも来ていただいて、ちょっとした同窓会になっていたのも楽しそうでした。 そして、今回出店するにあたってお世話になったのが、THE NARUTOBASEの新谷剛史さんです!新谷さんの丁寧かつ適切なご指導のおかげで、飛鳥鍋、焼き豚にミートボールと美味しく、そして、一番大事なことである「衛生上安全」に、皆さんに食べていただくことができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました! 11月のゼミ旅行では、鳴門市に行きます。実際にTHE NARUTOBASEさんのレストランで食べることができるようですし、農業や観光業をされている地元の方ともお話しできる機会があると聞いているので、本当に楽しみです!!2日間ともあっという間でバタバタしていたので、新谷さんにゆっくりお話も聞けませんでした…ので、新谷さんに直接お礼を言って、写真をみんなで撮りたいと思います^^ 今回の出店を通して、食べることの大切さと大変さを改めて感じました。これから教員になろうとも、それ以外の職に就こうとも、私たち自身も食べていきますし、子どもたちにも食べさせないといけません。そして、それを支えてくださっている農業、畜産業の皆さんの大変さも考えなおすきっかけとなりました。 現代教育学科 西端ゼミ11期生 上村哲朗 石川絢菜 【関連記事】 NEW EDUCATION EXPO 2018 参加レポート!~現代教育学科 西端ゼミ 在学生・卒業生合同で明石にゼミ旅行!~現代教育学科 西端ゼミ 大学院修了生の現役エンジニアによる「教育×ICT」特別講義!~現代教育学科 畿央祭で「保健室からの脱出~インフルエンザウイルスをやっつけろ~」を開催!~現代教育学科西端ゼミ
2018.11.05
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.64~広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト第2回「広陵町身体体力測定会」に参加!
こんにちは、健康支援学生チームTASK※、現代教育学科2回生の播間あかねです。平成30年10月27日(土)に畿央大学の体育館で20歳から69歳の地域住民の方を対象とした「広陵町身体体力測定会」を行いました。 ※TASKはThink, Action, Support, for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力しあいながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 この測定会は畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」の一環として年に2回実施されているものです。測定内容は体組成・骨密度・血管機能・腹囲・握力・長座体前屈・ファンクショナルリーチテスト・立ち上がり歩行測定・足趾握力・膝伸展筋測定です。 4月に1回目が行われており、今回は2回目の測定です。今回もたくさんの方々に来ていただきました。さあ、皆さんの結果はどうだったのでしょうか。 ▲膝伸展筋測定 ▲立ち上がり歩行測定 今回の測定会では4月の測定結果と比較して「今回の方がよかった!」「前より下がった・・・」などとたくさんの住民の方々から様々な声を聴きました!私自身も一緒に健康のことを考えることができたのでとても素敵な時間を過ごせました!また来年の4月に元気な住民の方々にお会いしてお話しできることを楽しみにしています! ▲最後はみんなでTASKのTポーズ!!! 現代教育学科2回生 播間あかね ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。 「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」
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