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畿央の学びと研究

2018.07.26

ホスピス見学実習での学びを共有!~看護医療学科「終末期ケア論」

看護医療学科3年次の選択必修科目に位置付けられている「終末期ケア論」を4月から開講していますが、その授業も残すところあと1回となりました。 今年度は、およそ80名の学生がこの科目を選択し、4月から「死生観を養う」「終末期がん患者の身体症状マネジメントを理解する」「意思決定を支える」「家族、遺族の悲嘆をケアする」など大変重たい課題に対して、真剣に取り組んで来ました。   今回は、平成30年6月2日(土)に学生有志で田原本町の国保中央病院に併設された「緩和ケアホーム飛鳥」を見学したときの学びを共有するための発表会を行った様子をレポートします。   ▲ホスピス見学での学びを発表する3回生   終末期ケア論は、 1、エンドオブライフ期にある患者を総合的・全人的に理解し、その人らしさを支える看護援助方法について説明できること。 2、エンドオブライフ期での治療を理解し、苦痛の緩和方法について説明できること、 3、看取りをする家族の援助について説明できること。 この3点を卒業時の到達目標として16回の講義内容を構成しています。   死生観の構築や意思決定支援をテーマとした授業では、終末期にあるがん患者を講師に招いて、「死」を自身の問題として向き合う人の心理や社会とのつながり、身体症状のセルフマネジメント、残していく家族への思い、死を迎えるにあたっての意思決定過程についてお話をいただく、がん患者が体験する痛みや倦怠感のマネジメント方法を学ぶ、また臨死期のケアや逝去後のエンゼルメイク(死化粧)の演習を取り入れることで、看護師として必要な援助技術やケア態度を養っています。   ☆ホスピス見学実習は、授業での学びで関心を持ったこと、疑問に感じることを自身の課題として実践の現場で活躍する看護師が展開するホスピスケアプログラムを理解する目的で毎年、見学希望者を募って行っています。 そして、見学実習とほぼ同時期に「病院インターンシップ実習」で国保中央病院飛鳥にて実習を終えた4回生の学生と学びを共有する機会を設けています。   ▲見学実習に参加していない学生にも理解できる内容のプレゼンを行う3回生   まず3回生から実習についてプレゼンテーションを行いましたが、見学した施設の構造の特徴や看護師長から説明を受けたホスピスは、患者やその家族の人格すべてを受け入れチームで答えを探しながらケアの方向性を決定していく場所であること、同じ医療者の中には「治療が終わったのであとはホスピスにでも行きなさい」と患者や家族に十分な説明をすることなく転院を進められる事例を紹介されたことを受けて、学生はより良い最期を迎える障壁となるのは、「医療者の態度」であると伝えていました。「不安の中で、信頼していた医師から十分な説明を受けることなくホスピスに来られる患者さんにホスピスは、最後までその人らしく生き抜く場所であることを伝えることから援助がはじまる」こと「患者・家族がケアの中心にいて、今何を優先すべきかをチームで考えた実践を行う」こと「大切な家族を亡くしたあとの遺族ケアプログラム」などについて丁寧に伝えてくれました。   ▲3回生が気づきを得た終末期の対象を援助する目標   続いて緩和ケアホーム飛鳥で2週間の病院インターンシップ実習を終了した4回生の学生3名による学びの発表です。病院インターンシップ実習とは、病棟師長や看護師の業務・ケアに同行し、病院組織の中での看護管理や看護実践を体験するための実習になっています。4回生はこの実習が病院実習の総仕上げとなるのですが、ホスピスで実習する学生はホスピス緩和ケアに高い関心を持って臨んでいます。   ▲病院インターンシップ実習での学びを伝える4回生   4回生は実習で経験した看護管理や緩和ケアにおけるチーム医療、亡くなった患者さんへの関わりを振り返る「デスカンファレンス」の実際や終末期の患者とその家族へのコミュニケーションの在り方について伝達してくれました。 その中で「奥さんが眠っている間に夫が息を引き取った」という事例を紹介し、「そばにいながら、なぜ気づくことができなかったのかと自分を責める奥さんに皆さんならどのような声をかけますか?」と3回生に投げかけました。   ▲事例について意見を述べる3回生   3回生は、数名のグループになって考えを巡らせていましたが、「奥さんが気づかないくらい苦しまずに亡くなられたのですね」「つらいでしょうけど、ご主人はそっと逝かれたのだと思います」など事例を想定した声かけについてそれぞれの意見を活発に述べていました。 それに対して4回生は「実際に看護師さんは、まず『おつらいですね』と家族の思いを理解していることを伝えて、夫人がこれまでの経過のなかで患者に寄り添ってきた事実を肯定してから、『奥さんがそばにおられたので安心して旅立つことができたのではないでしょうか』とその亡くなり方に意味づけをしていた」と実習での経験を伝えていました。   ▲4回生の発表に対して自分の考えを述べる3回生   4回生の学びを聞いた3回生は、患者・家族の希望に添うケアの実際について活発に質問し、自分の考えを丁寧な言葉におこすことができていました。 また、4回生は実習を終えて「残された時間がわずかになり、エネルギーの消耗も大きい中である患者さんは、訴えを言葉にすることができない場合もあります。しかし、その中でも私たちに何か伝えようとして発信するサインを見落とさない看護師になりたい。」「患者の訴えには‘どうしてそう思うのか?‘と患者さんを理解する態度で応答したい」と緩和ケアホーム飛鳥での実習後に得た《看護観》を語りました。   ▲「訴えを見逃さず、患者・家族中心の看護をしたい」と授業の学びを伝える3回生   日本では、年間約375,000人ががんで死亡しています。そのうちホスピス・緩和ケア病棟で看取られるのは約1割となっています。このような背景から、卒業後に看護師として働く学生は、病院や地域で終末期がん患者のケアをする機会が必ずあるでしょう。その時には、この授業で共有した大切な「ケアの心」を礎に対象が最後までより良く生き抜く過程を支えてほしいと考えます。   看護医療学科講師 對中百合・大友絵利香   【関連記事】 「急性期看護学援助論Ⅱ」患者モデルを想定した援助法~看護医療学科 「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科 緩和ケア病棟を見学実習!~看護医療学科「終末期ケア論」 「エンゼルメイク」の演習を実施!~看護医療学科「終末期ケア論」 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート

2018.07.26

フランスの理学療法学生が来校!~理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾

理学療法学科では、昨年に引き続き3回目となる海外インターンシップを行います。教員5名、3回生15名で平成30年9月6日(木)〜12日(水)の7日間の日程で台湾を訪れます。 現地では、国立台湾大学と中国医薬大学の理学療法学科との交流や英語での講義・実習・プレゼンテーションに加えて、実際に台湾の高齢者の方への運動指導などが予定されています。   今年度から英語力アップだけでなく、海外の文化、理学療法の現状を知るために、海外からゲストをお招きし、学生交流やレクチャーを受ける機会をつくっています。前回のマレーシア、タイに続き、今回はフランスのパリにあるÉcole d'Assasという学校から、学生のAlexandre君とDianeさんの2名が大学に来てくれました!     夏でも涼しいパリと比べ、日本は「Too hot!!」と汗をかきながら、食堂で1・2回生とランチをしました。親子丼を選んだDianeさんは、今まで食べた日本料理で一番おいしい!と絶賛していました!(皆さんもぜひご賞味あれ!) その後、学内のヤマザキストアでかき氷づくり体験をしました! Dianeさんはイチゴ、Alexandre君はみぞれと渋いセレクションでした。     その後、ニューロリハビリテーション研究センターをお伺いし、センター長の森岡先生に施設案内をしていただきました。森岡先生はフランスで留学されていたこともあり、「Enchanté(アンシャンテ:はじめまして)」とフランス語での挨拶をされ、二人も驚いていました。実際に授業で、脳科学研究で用いられる実験場面を見学させていただきました。 「授業では聞いたことがあったが、実際に見るのは初めてで貴重な経験ができた」と話していました。     そして、3回生が待つ海外インターンシップの授業へ。英語学習担当の学生が考えてくれたアイスプレイクの一つ目は、二人への質問カードを引いて、答えてもらい、こちらにも質問してもらうものです。彼氏彼女の話や日本人はモテるのか?など、一気に距離が縮まって、次のジェスチャーゲームも大盛り上がりでした!     そして、お二人からフランスの理学療法についてのプレゼンテーションを聞きました。   ・教育:2015年が4年制教育(1年間は基礎医学を勉強してから理学療法教育課程に進むので、5年に近い)に移行され、実習時間は日本の約2倍。 ・就職:約80%近くはクリニックを開業している(日本は70~80%は病院に勤務し、開業権はない) ・その他の専門職:PEDICURIE-PODOLOGIEというフットケアの専門家がリハビリテーション専門職に含まれる   海外と日本との違いを知ることで、日本の現状・課題について深く考え直す機会になりました。     終了後は畿央大学のオリジナルグッズをお渡しして、いつもの集合写真をパシャリ!!終わった後も、それぞれ話したり写真を撮ったり楽しい時間を過ごすことができました。短い時間でしたが、理学療法士になるために同じように頑張っている海外の仲間ができたことは、今後の人生の糧になるのではないかと思います。     最後に、この猛暑の中、フランスからわざわざ来てくれたAlexandre君とDianeさん、この企画をサポートしてくれましたÉcole d'Assasの先生、スタッフの方々、また、見学等に協力してくださった先生方、学生のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。   Merci beaucoup!(ありがとうございました!)   理学療法学科助教 松本大輔   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2018 in 台湾に向けて! 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科   ●昨年度の海外インターンシップはコチラ!

2018.07.18

平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科

2018年7月16日(月)、第2回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。     「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は西日本で起こった大雨による災害があったことから参加した住民同士で災害時の対処について話し合う機会が設けられました。 今回の参加者は、地域住民の方12名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が2名で、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員4名と山崎ゼミ生4名、さらに健康栄養学科の串田先生とゼミ生7名も応援にかけつけてくれて、総勢35名の大人数でした。   『認知症高齢者の支援』についてのミニレクチャー 講師の南部登志江准教授から地域住民の方々に、認知症の種類や症状、接し方についての講義がありました。認知症の症状には中核症状と行動・心理症状(BPSD)があり、BPSDは心の状態や性格、環境によって出る症状であることから、周りの人の理解や関わりが大切であるとわかりました。認知症の人と接するときの心構えとして、①驚かせない、②急がせない、③自尊心を傷つけないといった3原則が大切であると学ぶことができました。     「誤嚥にナラん体操」 講義の後にはリフレッシュです! 畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、「誤嚥にナラん体操」を実施しました。皆さん一生懸命に映像を見ながら実施されていました。     認知症についてのロールプレイング 今回は西日本で起こった大雨による災害から、大雨により避難指示が出た際に、家族が認知症の方を避難誘導する際の対応について、看護医療学科教員が悪い例と良い例のロールプレイングをしました。 悪い例では、家族が大雨により水が増水し、家の近くまで迫っている焦りや恐怖心があったこと、また自分がどうにかしないといけないという使命感から認知症の方を避難させようと必死になり、認知症の方に対してきつい言葉遣いになったり、強引に避難させようとしたりしていました。 良い例では、家族が認知症の方に目線を合わせ、落ち着いてやさしい言葉で話しかけており、知っている人も避難したことを伝え、自分も一緒にいるから大丈夫であると声掛けし、認知症の方が安心して避難できる関わりをしていました。 このロールプレイングを見て住民の方は、「良い例の対応の方がいいことはわかるけど、実際にそのような状況になった時に同じように対応する余裕がなく、現実的には難しい」という意見がありました。また、健康栄養学科の学生からは「ロールプレイングを見て、どのように対応したらよいのかを知っておくことで、災害時に意識することにつながる」という意見もありました。 実際に災害時にこのような状況になったら、冷静に余裕をもって行動することは難しいと思いますが、可能な限り良い対応を意識して、認知症の方も安全に避難できるように対応していきたいです。     認知症について語る会 本来は認知症について語る予定でしたが、今回は数日前の大雨による災害が起きたことから、急遽、津越での災害時の対策や避難方法の話を中心にコーヒーやお菓子を食べながら話し合いました。住民の方の意見にはロールプレイング時の認知症の方への良い対応例を見て、認知症の方に合わせた対応をすることは理想だが、災害時にはそんな余裕はないのではないかという声もありました。また、災害時の避難について住民の方は、「津越のような地域では警報が出てから避難してたら余計に危ない。川も水かさはすぐに増すし、避難場所は川のそばを通って車で10分程かかる。避難場所に行くんやったら家におった方が安全や。」「一人で住んでる人には近所が気にして声かけるようにしてる。」と言っておられ、その地域の特性が出た意見だと感じました。市の職員の方は、「お一人暮らしの方は在宅介護支援センターでも把握しており、日頃から気に掛けています。車を使えない人の場合は、連絡をくだされば送迎も行っていますので、なんでも相談してください。」と言っておられ、認知症カフェは住民の方と市の職員の方の情報交換の場にもなっていました。また、住民間で災害時には声をかけ合うなど、住民同士で協力し合っているというへき地における住民同士の繋がりの深さを感じることができました。     日頃は涼しい山間部の静かな地域ですが、この日は室温が30度を超える猛暑の中、しっかり水分を取りながらたくさんの貴重なお話を聴かせていただきました。本日の体験を今後の高齢者看護や認知症の方への看護を考える上で役立てていきたいと思います。     看護医療学科4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子   【関連記事】 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科

2018.07.18

森岡教授と客員研究員がISPRMで発表!~ニューロリハビリテーション研究センター

2018年7月8日(日)~12日(木)にフランスのパリで開催された12th the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine(ISPRM) World Congressに、森岡周教授と私(佐藤剛介 客員研究員)で参加・発表してきました。   ISPRMは学会名の通りリハビリテーション医を中心とした学会であり、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等のリハビリテーション関連職種には関係の深い学会になります。学会では、演題発表もありつつワークショップも豊富に企画されているのが特徴的でした。取り上げられている分野も幅広く、脳卒中や外傷性脳損傷、脳性麻痺、パーキンソン病、脊髄損傷をはじめとした神経疾患や筋骨格系疾患、トピックスとしてバーチャルリアリティ等がありました。   演題発表については、森岡教授と私ともに7月9日にE-poster発表を行ってきました。森岡教授の発表セッションは、短時間のプレゼンテーションとディスカッションで構成されており、森岡教授のプレゼンテーションとディスカッションのやり取りを直にみることができ参考になりました。しかしながら、今回の学会で驚かされたことの一つとして、私の発表セッションではプレゼンテーションの時間が設けられておりませんでした。結果的には、自分の演題について他の学会参加者とディスカッションできなかったことが心残りではあります… 色々な意味で世界のリハビリテーション医学を垣間見ることができたことは、今後の私の研究人生の励みになるとともに財産になると思います。   ▲演題発表を行う森岡教授(写真左)と佐藤剛介(写真右)   また、学会の合間を利用して、森岡教授・松本大輔助教、首都大学東京の先生方とフランスのサルペトリエール病院の見学に行くことができました。サルペトリエール病院は歴史が非常に古く、起源となる療養所が造られたのは西暦1650年代に遡ります。そして、現代の神経学の発展に大きな影響を与えた、Jean-Martin Charcot(ジャン=マルタン・シャルコー)医師やJoseph Jules François Félix Babinski(ジョゼフ・ジュール・フランソワ・フェリックス・ババンスキー)医師が活躍されていた病院になります。これらの医師達の名前は、学生時代から当たり前のように目にする神経疾患の病名や神経学的検査の名称にもなっており非常に身近な存在のようにも感じます。病院内には、サルペトリエール病院の歴史を物語る一つとして大きな教会が建てられていることや、日本でのリハビリテーション科がReEducationと表現されていた点が印象深かったです。さらに病院では、Myologieを専門とされているDr.Edoardo Malfattiの研究室の紹介をしていただくことができました。私の研究テーマとは離れた部分もあり、勉強不足のままでの参加となったため十分に理解できなかった点は残念に思います。しかし、実際に海外の研究室を訪問することは、初めての経験でしたので非常に良い刺激になったと思います。     今回のISPRM2018への参加では、最新のリハビリテーション医学の動向を知ることができ、加えてサルペトリエール病院を訪問し神経学の長い歴史に触れることができました。華の都パリらしく、新しいものから古いものまで私に様々な時間を与えてくれたと思います。   最後になりますが、今回の学会参加にあたり研究指導・アドバイスをしていただきました森岡周教授、大住倫弘助教、信迫悟志助教、研究室のメンバーに感謝申し上げます。そして、研究の場を提供していただきました畿央大学に感謝申し上げます。     【発表演題】 森岡 周 教授 RELATIONSHIP BETWEEN MOTOR IMAGERY ABILITY AND MOTOR FUNCTION OF HEMIPLEGIC UPPER LIMBS AND THEIR USE IN STROKE PATIENTS   佐藤 剛介 客員研究員 THE EFFECTS OF TRANSCRANIAL DIRECT CURRENT STIMULATION COMBINED WITH AEROBIC EXERCISE ON PRESSURE PAIN THRESHOLDS AND ELECTROENCEPHALOGRAPHY IN HEALTHY CONTROL: PILOT STUDY   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員 佐藤剛介   ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターHP ●畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターFacebook    【関連記事】 大学院生が海外でポスター発表!~健康科学研究科 森岡周教授と大学院生が第40回日本疼痛学会で発表!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 第25回Cognitive Neuroscience Societyで研究発表!~健康科学研究科  長崎大学大学院 運動障害リハビリテーション学研究室と研究交流会を開催!~ニューロリハビリテーション研究センター

2018.07.18

近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催!

健康栄養学科の学生7グループ26名が考案したメニューをプレゼン!       畿央大学は今年も㈱近鉄リテーリングと連携し、今年で5回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「麺メニュー開発」に携わり、「奈良の野菜山うどん」がグランプリ受賞となり、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」の3メニューが香芝SAのフードコートで販売。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評でした。   そして平成30年7月12日(木)、今年は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとして、健康栄養学科学生7グループ26名(指導教員:中谷友美講師、米田武志准教授)がプレゼンテーション会に挑みました。   課題は「フードコートで販売する丼メニュー」。奈良らしさを感じるメニューで、かつ繁忙時の現場オペレーションに耐えうるレシピ(簡単かつ短時間調理)等の厳しい条件をクリアする必要があります。今回のプレゼンテーション会では、㈱近鉄リテーリング香芝SA支配人 山中久次氏、同副支配人 永田敦史氏にお越しいただき、先日開催された香芝SA見学会で得た情報を元に、各グループが考案したメニューを発表しました。     ▼プレゼン発表の様子   各グループは、考案したメニューの「奈良らしさ」「ターゲット層」「原価率から計算した販売価格」「セールスポイント」等の内容を盛り込んでプレゼンを行い、貴重なコメントや評価を述べていただきました。すでに試作を行った班も多く、「具材とご飯とのマッチングはどうでしたか?」という質問や、「見た目をさらに工夫してはどうか」などのアドバイスをいただきました。     全発表が終了した後は山中支配人から総評をしていただき、また今後について「次のレシピ検討会までに試行錯誤を重ねていただき、メニューの更なるブラッシュアップを期待しています」とのお言葉を頂戴しました。   ▼山中支配人による総評   学生たちは、実際に企画や販売をされる現場の方たちの貴重なコメントに対して熱心にメモをとり、次のレシピ検討会へ向けて考案したメニューの磨きをかけようと意欲的な様子でした。   今後のスケジュールは、9月下旬頃にメニュー質問会、10月下旬頃にレシピ検討会、そして平成30年11月17日(土)にコンテストを実施し、来年1月~2月には西名阪道香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください!   香芝SA新メニュー開発プロジェクトに関する記事はコチラ!

2018.07.18

フリースタイル分娩を学びました!~助産学専攻科 

助産学専攻科の授業は、7月に入ってからは、ほとんど分娩介助の演習をする毎日です。 その中で、平成30年7月10日(火)に、岩田塔子先生のフリースタイル分娩の講義を受けさせて頂きました。 岩田塔子先生は、助産師の他に鍼灸師、超音波検査師の資格も持っておられ、産婦主体で安楽な分娩介助に必要な技術を多く身につけておられます。分娩介助以外に多数の著書と全国での講演とたいへん活躍しておられ、パワーと存在感を感じました。     フリースタイル分娩とは、現在私たちが練習している仰臥位分娩だけでなく、実際に助産院で行っている側臥位や四つん這い位など産婦の望む様々な体位の分娩を言います。 実際に学生間で産婦や助産師の役割を決めて介助の練習や、分娩進行に異常が見られた時の対応の方法などを演習してみました。分娩の体位が変わっても介助の方法は基本的には変わりませんが、産婦さんの体位に合わせて分娩介助し応用していくところが難しかったです。今回の講義では、胎児の回旋や分娩介助の細かいアドバイスなども頂き、今後の分娩介助に活かしていきたいと思いました。                         助産学専攻科 赤木円、瀬川文穂   【関連記事】 ベビーマッサージ・マタニティヨガを体験!~助産学専攻科 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科 健康科学部長に学ぶ「超音波診断法の理論と実際」~助産学専攻科 平成30年度近畿地区助産師学生交流会 参加レポート!~助産学専攻科 妊娠中期・後期向け「両親学級」の演習を行いました!~助産学専攻科

2018.07.18

オープンキャンパスで「サッとシステム体験会」を開催!~ヘルスチーム菜良

平成30年7月14日(土)、15日(日)は、畿央大学オープンキャンパス「夏休み有効活用キャンパス」が開催されました。 そこでヘルスチーム菜良※1は、食育サッとシステム※2 を用いた「栄養バランスチェック体験会」を行いました。1日目は健康栄養学科3回生3名、1回生7名、2日目は3回生4名、1回生5名のスタッフが参加協力しました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。   猛暑の中でしたが、2日間で約200名の参加がありました!   ▼高校生が普段食べている食事の栄養バランスを食育サッとシステムで評価。☆の数で採点されます。     ▼選んだ食事に対しての栄養指導の様子   「普段の自分の食事バランスを目で見て確認することができて良かった。」 「自分で選んだもので栄養の事を知ることができて楽しかった。」 「日頃から気にしていない食事に思った以上に脂質があるのに驚いた。気を付けて食べようと思う。」 という感想を書いてもらえました。 不慣れな1回生も一生懸命に結果を説明していて、高校生や保護者の方に楽しんでサッとシステムを体験してもらえたようで良かったです。   【スタッフの感想】 高校生へのアドバイスでは戸惑ってしまうこともありましたが、自分の知識が生かせた時は嬉しかったです。人に教えることは自分自身にとっても役に立つと思い、勉強になりました。 1回生 川端ひとみ   初めての参加で少し緊張しましたが、高校生や保護者の方に的確なアドバイスをすることが出来たと思います。私も栄養についてまだまだ知らないことがあって勉強になりました。                                1回生 藤堂 夏帆    1回生も徐々にサッとシステムの扱いに慣れてきました!自分たちも楽しみながら今後のイベントにも参加していこうと思います。   来月のオープンキャンパスにも参加しますのでよろしくお願いします。                    健康栄養学科3回生 ヘルスチーム菜良 山田さくら   【過去の「ヘルスチーム菜良」のBLOG記事を読む】

2018.07.18

川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科

奈良県川上村で文部科学省の科学研究助成を受けて展開している「安心して暮らすことができる地域づくり」を目指した川上村健康力向上プロジェクト。その柱のひとつである認知症教室は、5月に村職員を対象として村役場で実施、6月には民生児童委員の方々のご希望で研修講師として本学で実施しました。そして今回は全4回シリーズ教育の第1回・第2回を、川上村総合センターやまぶきホールで平成30年7月8日(日)に実施しました。     西日本を襲った豪雨が近畿地方にも影響を及ぼし、一時は中止せざるを得ないかと心配しましたが、7月8日(日)は嘘のような晴天に恵まれました。講師の本学(老年看護学)山崎尚美教授には、豪雨で避難指示が出ている倉敷のご実家の様子を心配しながらも気丈に講師を務めていただきました。   この度の西日本豪雨で被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。   豪雨の後の休日にも関わらず 164 名の村民の皆さんが参加してくださり、用意した配布資料が足りなくなる事態となりました。     さて、今回の教室は、国が認知症対策として進めている「オレンジプラン」の柱である認知症を理解し、支援できる人を養成する認知症サポーター養成講習として実施し、参加者には、講習受講者としてのオレンジリングを授与しました。前半にあたる第 1 回は、認知症サポーター養成講習に該当する認知症の症状や治療などの基本的な理解に関する講義、そして、後半の第 2 回では実際に認知症者とその主な介護者のやりとりをロールプレイ(寸劇)で構成されました。認知症患者役は大変重要ですので、愛知県の認知症模擬患者として厳しい講習を経て活動していらっしゃるお二人に、豪雨の中、三重県から来ていただきました。     前泊した7日には、夜遅くまでシナリオを基にセリフや動きの確認を入念に行い、8日の当日は、駐在所の警察官役を村職員の方に急きょお願いし、1日限りの劇団「かわかみ」が結成されました。講義だけではなかなかわかりにくい認知症の高齢女性(姑)の言動に、イライラして感情的になる主たる介護者である嫁とのぶつかり合う様がリアルに表現され、迫力ある嫁姑のバトルが繰り広げられる中、その間に入る絶妙な警察官の演技に会場の皆さんは、すっかり見入っている様子でした。     演技の後には、ファシリテーターの山崎教授が、参加者に認知症である姑の行動の背景にある感情を考えることを投げかけ、応答することで舞台と会場がつながりました。また劇は、認知症である姑を理解して穏やかに接する嫁とのやりとりの2つのパターンを観てもらいました。最後に演技をした姑役、嫁役の気持ちを語ってもらい、自分の努力が報われず“鬼嫁”と言われてしまう嫁の感情の語りでは、会場の女性の皆さんが大きく頷く姿が多数見られ、介護の経験があることで共感されている様子がうかがわれました。講習が終わり、劇団「かわかみ」の解散が告げられると客席から大きな拍手が寄せられ、会場が一体化した雰囲気となりました。     講習会終了後には、参加した多くの村民の方から「理解しやすくて良かった」と声をかけていただきました。 今後、続く第3回・第4回は、川上村での認知症に関するサポートのあり方の確認や今後につながる支援者づくりとその形をどうしていくかを住民の方々にも一緒に考えていただき、「認知症になっても安心できる川上村」であるためにどうしたらよいかを模索していく方向で進める予定です。                            看護医療学科 教授 松本泉美   【関連記事】 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会を開催しました。 互助をテーマにした「川上村シンポジウム」を開催!~看護医療学科 看護医療学科教員が、川上村の地域包括ケアシステム構築に向けての研修会企画・講師を担当!

2018.07.18

新生児蘇生法(NCPR)講習会を受講!~看護医療学科

平成30年7月1日(日)に、新生児蘇生法(NCPR)一次コースの講習会を受講しました。 看護医療学科の学生を対象にしたNCPR一次コースは、今回で3回目の開催となります。将来のためにも是非身につけてほしいです。     この講習会は、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的としたものです。 「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目指し、日本周産期・新生児医学会では、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタートしました。   今回、私たちが受講した一次コースは、看護学生等を対象にしたもので、この講習会受講後に試験を受けて合格すると、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。 本講習会によって、標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより、児の救命と重篤な障害の回避が期待されます。   「臨床知識編」「実技編」で構成される「基本的な新生児蘇生法の習得」を目的とした約3時間30分の講義と実践です。 13時から、助産専攻科の実習室での講義からスタート。 みんなテキストで事前学習をしてきましたが、真剣そのもので、必死にスライドを見て学習しました。 そのあとは、実践です。 指導してくださったのは、選択科目「ヒトの遺伝学」担当の看護医療学科講師の藤澤弘枝先生と小児外科の小角卓也先生です。     <講習会の感想>  初めてNCPRを受けて、生まれて60秒間で判断しなければいけないという時間の短さに圧倒されました。判断しなければならないことの多さに戸惑いましたが先生方の指導のもと、回数を重ねていくうちに状況判断に慣れてきてうまくいくことも増え、楽しかったです。  2回生 西村あかね   今回NCPRを受講し、限られた時間の中でいかに焦らず、正確に蘇生を行えるか、そしてチームワークの重要さを学ぶことができました。まだ、大学2回生で新生児看護についての知識が不足している中でNCPRの資格が取れるのか不安でしたが、先生方が丁寧に指導してくださったおかげで無事に資格を取得することができました。看護の分野に限らず、学生のうちに色んな資格に挑戦することは、今後人生の財産になると思います。 2回生 木村優見   NCPRの勉強を1人でしているとき、範囲が広すぎて「え、こんなの受かる気がしない」と思ったり、先生に指示を出してもらいながら技術の確認をしているときにも始めは「無理!!早すぎる!!頭と身体が追いつかない!!」と思ったりと、「自分には出来ないんじゃないか…」と不安になっていました。しかし、練習を続けていくうちに段々指示よりも先に身体が動くようになり、少しずつ自信がついてきて、終わった今では「大変だったけれど楽しかった!受講してよかった…!」と思っています。今回受講して、その大変さや緊張感、責任感が身をもってわかったのと同時に、仕事に興味を持つことができました。また、「なんでも興味のあることに挑戦してみると視野が広がる」ということを実感することができました。このコースを友達や後輩にも勧めていきたいと思います!! 2回生 難波穂乃香       【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)一次コース講習会を開催!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)Aコースを受講し、全授業が終了!~助産学専攻科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科 

2018.07.18

広陵町イベント「いのちを守るまちづくり」に参加~ヘルスチーム菜良

平成30年7月8日(日)に、さわやかホールで行われた広陵町主催の体験型イベント「いのちを守るまちづくり」にヘルスチーム菜良※1から3回生と1回生の総勢15人で参加しました。   ※1ヘルスチーム菜良・・・管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。     今回のイベントは、食育コーナー・おとなとこどもの体力測定・おとなの骨密度測定・各種計測コーナー・親子ふれあいストレッチ・手作りおもちゃコーナー・絵本のコーナー・積み木コーナーの8つの体験型コーナーが開催されました。   「食育コーナー」では子どもたちへの食育活動として、7種類のイラストで描かれた海の魚を釣る魚釣りゲームや、折り紙でかき氷を作るコーナー、野菜の断面で作られた野菜スタンプで遊べるコーナーや、食育サッとシステム※2を使用して普段の食事バランスを測定できるコーナーがありました。また、試食コーナーでは、皆さんに配食するために「なすとツナのちらし寿司」の試食づくりを行いました。     ※2食育サッとシステム・・・フードモデル(食品サンプル)を用いて、1食分の食事の栄養バランスを計算し、5段階でわかりやすく評価されるシステム。     広陵町の特産品のサラダ茄子がたくさん入ったちらし寿司は新鮮でおいしかったです。(^^)   子どもたちへの食育活動として、印象的だったのが本物の野菜を使うスタンプのコーナーです。子どもたちは様々な野菜を使用して、綺麗なスタンプカードを作ることができていました。このように本物の野菜に触れることで、子どもが野菜に対して興味を持つ良い機会になると学ぶことができました。     また食育サッとシステムでは高齢者の方から、幼稚園児の子ども、またさらに小さい子どもまで幅広い年齢層の方たちに体験していただきました。栄養バランスの良い食事を考えるのに来場者は苦戦しながらも楽しんでくださいました。数多くあるフードモデルから栄養バランスの良い食事を考えることは、栄養を学ぶ学生としても難しかったです。また体験した方から食に関する質問をいただき、アドバイスすることの難しさ・自分の知識不足を感じました。     暑い中ではありましたが、このような経験は必ずこれからの学生生活に繋がると感じました。指導してくださった管理栄養士さん、イベントスタッフの方々ありがとうございました。 健康栄養学科3回生 竹原菜央     【参加したメンバーの感想】  地域の健康を守るというイベントで様々なブースが用意されており、その一部に参加させていただきましたが、とても良い経験になりました。 特に、管理栄養士を含む保健センターのみなさんと地域の方々との交流を間近に見ることができ、その様子が興味深かったです。 実際に私たちもブースのお手伝いをさせていただき、小さな子どもへの食育や、食育サッとシステムのコーナーでの地域住民の方々とのコミュニケーションが楽しいと感じました。                     3回生 山田さくら   地域の方々と関われる機会は普段ないので、今回ブース等でお話しさせていただいたり、管理栄養士さんのお話を聞かせていただいたり、とても貴重な経験をさせていただきました。 運動室で行われていた魚釣りのコーナーでは小さな子どもたちから元気をたくさんもらえました。 また、機会があればぜひ参加させて頂きたいです。 3回生 田中楓花   今回初めて学外でのイベントに参加させていただきました。 子どもたちへの食育や、広陵町の特産品を生かした料理の試食のお手伝いをさせていただき、どうすれば小さな子どもたちでも食に興味を持ってくれるのか発見できました。また、地域の方々から良い点や改善点などの意見をいただいたことで今後に活かせるとても良い機会になりました。 また、学外のイベントがあれば参加したいです。  1回生 落合綾香    ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。