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畿央の学びと研究

2016.07.13

ベビーマッサージとマタニティヨガ特別講演!~助産学専攻科

7月11日(月)に助産師の森田婦美子先生に来ていただき、ベビーマッサージとマタニティヨガ特別講演を受講させていただきました。     ≪ベビーマッサージ≫ ベビーマッサージとは肌と肌で触れ合う親子のスキンシップのひとつです。生まれて1か月~だいたい赤ちゃんがハイハイを始める10か月まで行うのが理想です。 赤ちゃんに優しく声をかけながら、愛情たっぷりの温かいママやパパの手で、マッサージを行うことで赤ちゃんの心は満たされ、脳や全身の発達の手助けになるのです。赤ちゃんの免疫力、運動・呼吸・内臓機能が高まり、赤ちゃんがぐっすり眠れるようになります。 最近は小さいころ、愛着形成を十分にされないまま育つ子供が非常に多くなっており、愛情不足により子供の心の成長が遅れている現状にあります。そのため、助産師がこういったスキンシップの方法を母親に伝え、実践してもらうことで親子との絆を深めるきっかけとなるため、非常に良い勉強となりました。      ≪マタニティヨガ≫ マタニティヨガは出産に備えた体力を養い、出産への精神的不安を軽減させ、心身ともにリラックスを図っていきます。体に負担のかからない運動を中心とし、骨盤を広げる出産時に適した筋肉を養うことを目的としています。マタニティヨガは、呼吸を通して母子とのつながりを実感し、命の尊さを自覚する事によって、出産後の子育てに良い影響を与えるといわれています。     妊娠中のヨガなので赤ちゃんの胎動を感じながら行うことができ、赤ちゃんを愛おしく思いながら行ってもらうような先生の巧みな声掛けの技があり、その面でも勉強になりました。ヨガをやっているとリラックスでき、お母さんと赤ちゃんにとってとても気持ちの良い運動なのだと感じました。     助産師としてできることはお産を取り上げるだけでなく、このように幅広くあります。今回の講義が、自分の将来の助産師としての活動範囲を広めてみたいと思う良いきっかけとなりました!   助産学専攻科 浅野友里

2016.07.12

台湾から講師を迎えて「第2回認知症ケア研修会」を開催しました。

第2回認知症ケア研修会が、6月27日(月)畿央大学L304教室で開催されました。 テーマは「認知症高齢者を支える地域システム」で、講師は台湾社団法人雲林県老人長期ケア協会付属小太陽デイサービスセンター所長の陳 玲穎(チン リンイン)氏です。小太陽デイサービスセンターから陳氏をはじめ4人の方が来られました。陳さんは、6月26日(日)の日本看護福祉学会でも招聘講演をしてくださいました。     研修会の参加人数は、平日の開催であったこともあり24名でした。朴さんという通訳者の通訳を交えながらの講演でした。 認知症を抱えていても、住み慣れた地域で生活がしたいとの願いは万国共通です。台湾も高齢化が進んできていて、そのスピードも世界最速とのことでした。ケアサービスの資源が少ない台湾の農村部で認知症者をどう支えていくかということは重要な課題となっています。小太陽デイサービスセンターの設立は、1992年の震災がきっかけとのことでした。     陳氏をはじめとする小太陽デイサービスセンターでは、地域での認知症ケアサービスの研究・開発に取り組んでいます。また日本での研修や施設見学などを行い、施設ケアに取り入れています。6月24日(金)も「和里(にこり)」や「萌の里」など奈良県下の施設を見学されていました。また現在は台湾農村部の新たな介護モデルの開発にも取り組んでいます。 パワーポイントで紹介していただいた小太陽デイサービスセンターは、日本の施設と同じような木を中心とした柔らかい雰囲気の建物で、利用者がホッとするような施設でした。     講演の後はK204ゼミ室で茶話会を行い、質問や意見を交換しました。「認知症の人と家族の会」奈良県支部からも2人の参加がありました。参加者の方で台湾語を話せる方が2名おられ、自然と通訳をしてくださり会話が盛り上がりました。内容としては、台湾の認知症ケアの現状への質問が多く寄せられていました。 通訳と笑顔とジェスチャーでコミュニケーションを図る楽しい会となりました。日本ばかりでなく、世界情勢にも目を向け、そこからまた日本の認知症ケアを考えることの必要性を感じた研修会でした。   看護医療学科 南部登志江

2016.07.12

麻薬取締官による特別講義~看護医療学科「看護倫理」

7月5日(火)看護医療学科3年次配当「看護倫理」の授業で、現役の麻薬取締官(近畿厚生局麻薬取締部 坂 厚志氏)を講師としてお招きし、特別講義を行いました。助産学専攻科の学生も合わせた合同講義には、約100名の学生が出席しました。     この講義は、将来医療従事者になる者として、学生が正しい知識を得ることで「乱用薬物は絶対使用しない・医療用麻薬はその使用目的により適切に使用することが必要である」という 認識の向上を図ることを目的として、昨年から実施しているものです。 薬物は、ネット等で簡単に手に入り、若者にまで広がっている状況があります。特別な人だけの話ではないことを理解し、‟誘われても断ることができる力”としてのライフスキル獲得が必要となります。     また3回生は、8月中旬過ぎから病院や施設での実習が始まるため、疼痛ケアが必要な方を受け持つ可能性もあることから、医療用麻薬についても理解できるようにと、この時期に実施しています。   「医療人に課せられた社会的使命―薬物の怖さを熟知し効能を最大限に活かす―」をテーマとして、講義をしていただきました。芸能人やスポーツ選手の逮捕の話題から始まり、実際の薬物使用者の自宅の様子などの写真が提示され、学生たちの顔も真剣な表情に変わりました。最初は軽い気持ちのつもりが、薬物依存となり自分をコントロールできなくなる過程や、薬物だけでなく、何かに囚われる「依存」は誰でも起こる可能性があることとその要因についてわかりやすく説明していただきました。   医療用麻薬では、日本は国際比較でまだまだ消費量が少ないこと、疼痛緩和ケアチーム稼働が低率であること、医療用麻薬に対する世論調査の結果で、30%以上の人が「だんだん効かなくなる」「最後の手段だ」と思っているなど、まだまだ理解されていない状況を示していただきました。看護者として正しい知識を持ち、終末期だけでなく疼痛ケアが必要な方のQOL向上のために、どのような役割を担う必要があるか考える機会となりました。   当日は新聞社の取材もあり、助産学専攻科の学生が応じて率直な感想を述べていました。     なお、この講義は、講師の坂様および看護倫理担当の堀江先生のご理解とご協力のもと、実施することができました。ありがとうございました。                    看護医療学科 教授 松本泉美 【関連記事】 2015年度 麻薬取締官に学ぶ麻薬と医療用麻薬の現状~看護医療学科「看護倫理」

2016.07.11

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.27~7月勉強会「たのしいストレッチをつくろう」!

こんにちは!健康支援チームTASK※、健康栄養学科2回生の多山知世菜です。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 7月6日(水)にTASKの勉強会を開催しました。今回のテーマは「たのしいストレッチをつくろう」です。 新メンバーを迎えて早2か月が経ったということで、今回の勉強会では1回生にTASKメンバーともっともっと親しくなってもらうことを目的としていました。 まず最初に班に別れて自己紹介をして名前を覚えてきたところでアイスブレイクを行いました。班で一列に並び、○○さんの後ろの○○さんの後ろの○○ですという風に覚えた名前をどんどん答えていくゲームです。1回生はすんなりと答えてくれていましたが、上回生はあれれ…?盛り上がりをみせました! 盛り上がったところで今回のテーマであるストレッチづくりへ。 班で自由にストレッチをいくつかつくってもらい発表するといったもので、これが意外と難しく苦戦しながら考えてくれていました。どの班も面白い発想と工夫を凝らしたストレッチを発表してくれて、とてもよかったです。今回の勉強会も学科や学年を超えて楽しむことができ有意義な時間となりました。 そして今回の勉強会から2回生が担当を受け持つことになり、上手くできず上回生に助けてもらう姿も見られました。2回生が主体となって行うことがどんどん増えていく中で、TASKのメンバーとして1回生をしっかりと引っ張っていきたいと思います。 次回の勉強会も楽しみながら学びましょう!

2016.07.07

第29回日本看護福祉学会学術大会を開催!~参加学生レポート

日本看護福祉学会学術大会(大会長:看護医療学科 山崎尚美教授)を畿央大学で開催!   2016年6月25(土)・26(日)に第29回日本看護福祉学会学術大会が畿央大学で開催されました。今大会のテーマは、地域で創る認知症ケアのあり方 -多死社会におけるこれからの看取り-でした。私たちは学生ボランティアとして2日間、学会に参加させていただきました。     参加者は、両日で市民を含めた最大数で456名(事前登録車267名・当日参加者110名・一般市民79名)の参加がありました。情報交換会にも77名の参加がありました。他にも看護医療学科の2回生・3回生が老年看護学に関する授業の一環で参加しました。また、スタッフ60名(学内外教員40名・学生20名(応募者42名))が学会の運営に協力としていました。 1日目は「地域で支える認知症医療のあり方」高井病院回復期リハビリテーションセンター長 原健二先生、「その人らしく最期を迎えるために」青梅慶友病院老人看護CNS桑田美代子氏、「発達障害の理解とその対応」畿央大学現代教育学部 大久保賢一先生の講演会や、「地域で創るテーラーメイドな認知症ケア」をテーマにシンポジウム、情報交換会が行われました。     認知症の患者さんはその時の記憶を忘れていたとしても感情は存在するということを聞き、自分の中の「認知症」というイメージが大きく変わりました。患者さんが自分のことをわかっていなくてもしょうがないという認識で接するのではなく、楽しかったことや嬉しかったことなど前向きな気持ちが残るように看護することが大切なのだと改めて学ぶことができました。     2日目は64演題の口演・示説発表(上写真3)や特別企画「台湾の高齢者ケアの実際-事例検討を実施して-」をテーマに講師(小太陽 老人長期ケア協会会長 陳 玲頽氏) を招聘しての講演会(下写真4)、「タッチングの有効性について」(主催:看護医療学科 南部登志江講師)、「コミュニティカフェ・認知症カフェ交流会」(主催:畿央大学 前環境デザイン学科教授 斎藤功子先生)をテーマに2つの交流集会が行われました。     今回、諸先生方の研究発表の様子を見させていただき、看護師として研究を行う上で自分の研究を多くの方々に知ってもらうためには、いかにわかりやすく親しみを持ってもらえるように話すことが大切だと改めて学ぶことができました。また、どのように話せば相手に伝わりやすいのかについても自分なりに考えるきっかけとなりました。     この2日間を通して、学会には多くの方々が携わっていることを実感しました。また、人と人とのつながりを感じられた2日間でもありました。臨地実習でお世話になった看護師さんと再会したり、全く面識のない看護師さんと研究についてお話しをさせていただいたりしました。その中で、研究の内容はそれぞれ異なっていても、医療者としてよりよいケアを患者さんに提供するために沢山の研究がなされていることを知ることができました。今後も学会に積極的に参加し、看護師としての知識を深めていきたいと思いました。   看護医療学科 4回生 勝浦来美 重見優奈   皆様のご支援のおかげで無事大会を終了することが出来ました。1年間を振り返ってみますと、大会長をはじめ皆初心者ばかりの事務局・実行委員でありながらも、忙しい中本当によく協力してくださったと思います。また、学会リーフレットの作成、市民講座の広報、DVDの作成や看板作成、休日にも関わらず出勤してくださった職員の皆様に心から深謝いたします。最後になりましたが、後援・協賛をい ただいた企業の方々にも感謝してお礼の挨拶としたいと存じます。この学術大会が、今後の認知症ケアの質の向上や啓発につながることを願っています。 第29回日本看護福祉学会学術大会 大会長 山崎尚美

2016.07.06

New Education Expo 2016 参加レポート!~現代教育学科 西端ゼミ

6月18日(土)教育機器の展示会である「New Education Expo」に現代教育学科西端ゼミで参加してきました。 たくさんの企業の方々が最新の技術を持ち寄り、ワクワクする展示やセミナーがたくさん行われていました!その中でも、お話を聞かせていただいたり、体験をさせていただいたりした中で特に印象に残ったものをいくつか紹介させていただきます。   まずはデジタル教科書です。     私達が小学生の頃に存在していたような、マーカーを引いたり、文字を書いたりできるだけのものではなく、実際にプロジェクターを使って壁に映した図を動かすことができるものを体験させていただきました。特に、算数の問題では、展開図を簡単に開いたり閉じたり、回転させたり出来るので、仕組みを納得いくまで考えることができました。実際に授業で使用すると、楽しみながら理解が深められるのではないかと思います。   次にNeo Smartpen N2です。     この製品は手書きをデジタル化できるスマートペンで、専用の紙にこのペンで書くと、その書いたものがディスプレイやタブレットの画面等に表示されます。最近ではわかりやすい授業のために、電子黒板やタブレットを導入し、紙だけではなく動画やインタラクティブなコンテンツを取り扱えるデジタル化が進んでいます。その一方でこのようなICT教育への不安の声や、紙のほうが文字や線を書きやすいなどの意見もあります。このペンはデジタルとアナログの長所を融合した商品で、学習者が紙に記入すると同期をしているタブレットに表示されるので、紙をスクリーンに映し出さなくても、すぐに画面で共有・拡大表示が可能です。このペンは書いた順なども保存されるので、学習者がどのように考えているのかを理解しやすいと思いました。   最後に避難用背負子(しょいこ)です。     まず背負子とは、登山などで重い荷物を運ぶ際に使う道具であり、これを応用発展させたものが今回の避難用背負子です。初めにこの背負子を見たときには、重たそうだなと感じましたが実際に背負わせて頂くと身体への負担がほとんど感じられず、歩きやすかったです。そして乗っている人も前向きであるので、恐怖心も少なく安心して乗ることが出来るそうです。小学校現場での災害時に、歩行が困難な児童や特に心理的な不安の大きい児童をこの避難用背負子を使えば従来よりも早く避難することが出来、早く安全を確保できると思いました。   その他にも様々な体験をさせていただいたり、お話を聞かせていただいたりしましたが、どの出展企業の方々も共通して仰っていたのが、「教育をより良いものにするため」ということでした。しかし実際には、全ての教育を受ける子どもたちがその素晴らしい技術を享受しているわけではないことが現実だそうです。   私達教員の卵は、教育をより良いものにするために、今現在、どのような技術が存在していて、その技術がどのように子どもたちにとって良いものであるのかを知り、いずれ教師になったときにはその技術を実際に駆使して子どもたちにとってのより良い教育を行っていかなければならないのだという事を強く感じました。   最後に、参加中は難しい理論はわからないところもありましたが、「すごい!」と「ええ〜!」の連発で、本当に驚きと感動だらけでとても楽しかったです!   教育学部現代教育学科3年生 林里沙香・堀端真子

2016.07.05

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.47~「うたごえ」・「似顔絵」を開催!

7月1日(金)畿央大学と御所市、地域住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」では、毎月第一金曜恒例の「うたごえ」・「似顔絵」を開催しました。 「うたごえ」・「似顔絵」は毎回大盛況で、今回も40名程が参加され楽しんでおられました。 「うたごえ」では、昔懐かしい歌を歌いながら足踏みや手拍子、手話の振り付けなどを一緒に行いました。自分たちも一緒に参加しましたが、体を動かしながら歌うことがこんなにリラックス効果があるのかと驚きました。ギターの伴奏は、第四金曜日の社交ダンスの先生もされている長村先生でした。歌も披露され、会場はうっとりとした雰囲気に包まれました。     「うたごえ」で歌う内容は、毎回、季節に合わせたものを考えてくださっており、今回は、七夕が近いということから、七夕にちなんだ紙芝居を見たあとに、「星に願いを」を、手話も学びながら歌いました。     最後に、参加した皆さんで短冊に七夕の願い事をつるしました。     「世界平和」「健康でいられますように」など様々な願い事がありました。皆さんの願い事が叶うといいですね!   「似顔絵」は、「うたごえ」を行われている間に、並行して描いてくださいます。今回参加した、清水研究室の松下さんと野田君も似顔絵をかいてもらいました。とてもかわいい顔に描いてもらい、二人とも喜んでいました。     今年から始動した清水研究室4回生の顔と名前を早く覚えてもらえるように、似顔絵を壁に飾ってもらおうと思っています!私も似顔絵の先生にお願いしたので、完成が楽しみです。 私は2年前、斎藤ゼミとして金曜カフェの立ち上げのお手伝いをさせてもらいましたが、あの頃と比べると、カフェの運営はボランティアスタッフ主体で円滑に行われており、地域主体のコミュニティカフェの形が確実に定着しつつあるなと思いました。参加している人々はとても楽しんでおられ、ボランティアスタッフとも、とても近い距離で一体感のある環境ができあがっていました。   次回、7月8日の金曜カフェは畿央大学災害復興ボランティア部HOPEFULによる『熊本地震の現状とボランティア活動の報告会』です。報告会を聞きながら、熊本の名産やスイーツをみんなでいただき、復興支援のお役に立てればと思っています。皆様のご参加お待ちしています。 今後も、様々な形でサポートしていきたいと思います。   人間環境デザイン学科  4回生  平井直大     過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.07.05

健康栄養学科8期生、同窓会レポート!

2016年7月2日(土)に健康栄養学科8期生10人で同窓会を行いました。 夏ということでビアガーデンにて大いに食べて飲んで楽しんできました。それぞれ異なる仕事をしていますが、同じ社会人3年目として様々な悩みや楽しさを共有し、とても有意義で楽しい時間を過ごせました。     学生時の最後は国試の勉強の話ばかりでしたが、卒業して2年以上経った今、将来のことも考えるようになり大人になったな~としみじみ。大変だった勉強をともに頑張ったからこそ今でもこのように集まってたわいもない話で楽しめるんだなと感じました。     また次回開催もたくさん集まれたらいいなと思います。同窓会をサポートしてくださる畿桜会の制度がとてもありがたいです。ありがとうございました! 健康栄養学科  8期生  島田 実佳   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2016.07.01

橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション大会を実施しました。

グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞の受賞グループが決まりました!   畿央大学と橿原市・橿原商工会議所連携事業は今年で8年目を迎えます。健康栄養学科(指導員:松村羊子先生、柴田満先生)の1回生58名が14グループに分かれて、いちごを使った新商品開発に挑戦しています。2016(平成28)年6月30日3限目授業後の14時40分から橿原市、橿原商工会議所および畿央大学学長へプレゼンテーション大会が行われました。   学生たちはチームに分かれてパワーポイントを使ってのプレゼンテーションがスタートしました。畿央大学から冬木正彦学長および健康栄養学科主任の栢野新市教授、橿原市役所から3名、商工会議所から3名を審査員として来ていただきました。1回生の学生たちは不慣れながらもPCおよびパワーポイントを活用しながら、自分たちが考案した「いちごを使った新商品」について発表しました。     そして、すべてのグループの発表が終了した後、別室で審査の集計が行われました。今回このプレゼンテーション大会では、グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞の3つの賞が準備されています。審査員がつけていた評価表の得点を集計し、グランプリ・準グランプリが決定しました。その後、審査員特別賞の審査が行われ、話し合いの末1グループに決定しました。     審査の結果はすぐに学生たちに伝えられました。 グランプリは、『いちごクリームパスタ』(グループ13)です。 «受賞した学生のコメント» 「いちごを使ったレシピはデザート」という固定概念で始まったが、「いちご」のインパクトがあり「いちご」を生かしたレシピを考えて、何種類も試作をしてみました。試作をしたあとにはみんなで必ず検証・反省会をしました。最終的にはごはん系に移行することになったけど、そのときの決断が一番難しかったです。そしてプレゼン大会当日、グランプリで自分たちの名前が呼ばれとき、「え??うそ??」というのが正直な気持ちで、そのあと徐々に嬉しさが込み上げてきました。簡単に作ることができ、オシャレで美味しいです。       準グランプリは、『かしじんようかん』(グループ9)です。 ※かしじん…中高生、大学生は「橿原神宮」を略して橿神(かしじん)と呼ぶようです。 «受賞した学生のコメント» 準グランプリ受賞者発表時、私たちのグループ9が呼ばれた時はうれしさよりも驚きの方が大きかったです。でもその後、大きなうれしさがこみあげてきました。この「かしじんようかん」に至るまで私たちはとても多くの種類の試作品を作りました。全グループ内で一番多くの試作品を作ったのでは私たちではないかと思います。考えるだけでなく、実際に作ることで準グランプリをいただけた「かしじんようかん」にたどり着けたと思います。       そして、審査員特別賞は、『奈良の宝石コロッケ』(グループ7)です。 «受賞した学生のコメント» レシピ開発の初めからプレゼン大会まで一貫して「コロッケ」で考えていました。最初は、個人や小さなグループでバラバラに考えていましたが、「コロッケ」によって私たちのグループは集まることになりました。このこだわった「コロッケ」で賞をいただけて最初はびっくりしましたが、とてもうれしかったです。本当は、前方後円墳の形をしたコロッケを作りたかったのですがそれが難しく、その点はくやしいです。     今回のプレゼンテーション大会が最後ではないです。次は9月に飲食店マッチング審査会が行われます。マッチング審査会では、今回のようなプレゼンテーションだけでなく、試食も行われます。今回グランプリ・準グランプリ・審査員特別賞を受賞した新商品は飲食業者さんから手を挙げていただけるのでしょうか。はたまた、今回受賞しなかった新商品に手が上がるのでしょうか。乞うご期待です!     <これまでの取り組み> 2009年 『古代弁当製作プロジェクト』 2010年 『万葉人からの贈り物プロジェクト』 2011年 『橿原おみやげもの開発プロジェクト』 2012年 『かしはらスイーツレシピ開発プロジェクト』 2013年 『橿原産しょうがを使ったレシピ開発プロジェクト』 2014年 『橿原産しょうがを使った給食献立開発プロジェクト』 2015年 『橿原産しょうがを使った飲食店メニュー』   【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。

2016.07.01

看護医療学科「母性看護学援助論Ⅱ」レポート、第2弾!

前回に引き続き、看護医療学科3年次配当「母性看護学援助論Ⅱ」レポートです。 6月30日(木)の授業は、いよいよ8月末から始まる実習に向けて、最終章へ向かっています。内容は、母性看護学実習で行うベビーの沐浴技術の演習です。 7月7日(木)・14日(木)の実技試験に向けて、新生児人形を使用した「沐浴(赤ちゃんのお風呂)」の実技練習を行いました!     みんな真剣に聞いています。     私も緊張しながらみんなの前で説明しています…。     男子学生さんも父性(?)を発揮してやさし~く抱っこ!     みんな真剣そのものですが、本当に愛おしそうな表情で、ベビー人形に言葉を掛けながら実施しています。 全員合格目指してしっかり練習しましょう! 看護医療学科 講師 藤澤 弘枝 【関連記事】 看護医療学科「母性看護学援助論Ⅱ」レポート!