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畿央の学びと研究

2011.12.06

橿原おみやげもの開発プロジェクト「大和茶マシュマロ 天雲」商品化を学長にご報告!

産学官連携「橿原おみやげもの開発プロジェクト」の成果として"大和茶マシュマロ 天雲"が商品化されています。2011年12月2日(金)、グランプリを受賞した2回生チーム学生3人がそろって、健康栄養学科北田学科長、浅野先生、薗田先生といっしょに冬木智子学長を訪ね、商品化のご報告をした後、実際の商品をご覧いただきました。 今までの経緯や商品のコンセプトをお話しした後、学長からは、「たいへん良いものを創って頂いて、ありがとうございました。2回生ときいてビックリしています。学生として早い時期に社会と関わったことは、とても良い機会でしたね。建学の精神の『知をみがく』とは、研究を繰り返し続けることですが、みなさんはそれを実践したからこそ、このような素晴らしい商品ができました。食べることは人間の基本となることです。栄養の勉強をすることは、必ず人の役に立つことだから、これからも頑張ってください。人間環境デザイン学科の学生のパッケージも美しく、畿央大学には色々な専門知識を養う学科があるので、いろいろなことができて楽しいですね。学科長をはじめ素晴らしい先生方の指導を真摯に受けて、楽しみながら研究し続けてください。」というお言葉をいだだきました。  【学生のコメント】自分たちの作った作品が商品化され、学長にお披露目させていただけるという貴重な機会を与えて頂き、大変嬉しく思います。学長先生にもお伝えしましたが、大和の天雲を作る根底に“大和茶の苦味を効かせたマシュマロ”というのがあったため、大和茶と砂糖をどれぐらいの比率にするかとても悩みました。何度も試作するうちに自分たちが納得する仕上がりになったと思います。また商品化に向けて、最初は自分たちの意見を言葉にして相手に伝えることにとても苦労しました。製造者のcocoaiさんや商工会議所の方々、人間環境デザイン学科の方などと会議を何度も重ねることで、自分たちの思いを伝えることができ、私たちが目指した商品“大和の天雲”に近づくのが実感でき、一つのものが形になる嬉しさを味わえました。ありがとうございました。

2011.12.06

「冬の市場まつり」出店成果の学長報告

奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」で協会理事長賞の受賞報告をしました。 2011(平成23)年12月1日学長室を訪ね、「冬の市場まつり」(11月27日開催)で“畿央部屋えみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋”を出店した健康栄養学科学生14名と指導教員(上地先生、柴田先生、新谷先生、顧問として北田学科長)らが当日受賞した市場協会理事長賞の受賞と販売模様を学長先生にご報告しました。 上地先生からは、みんなで相談しレシピ付き特製箸入れを作ったり何回も試作を重ねてようやく納得のいく鍋ものができ、他の大学を抜いてわずか1時間ほどで250食が完売し、多くの来場者の方々から美味しかったと言われたことで報われました、と報告がありました。 学長からは、「大学から一歩外に出て多くの方々に日頃の勉強の成果を見ていただくことはとてもよいことです。これからも精進していってください。」と学生代表に改めて賞状を授与されました。 「冬の市場まつり」の当日の様子はコチラ ↓ https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-442.html

2011.12.05

学生広報スタッフblog vol.5~模擬店@畿央祭レポート!

学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央大学企画部と畿央生がコラボした「学生広報スタッフblog」。第5弾は、大学生活最後の畿央祭で模擬店をしていたスタッフから! こんにちは。健康栄養学科4回生の安丸友規(やすまる ゆき)です(*^0^*)皆から「ゆき」って呼ばれていますo(>▽<)o!! 学生生活の思い出作りに卒業までのわずかな期間ですが、広報スタッフとして畿央大学の様子をお届けしたいと思います♪ 今回の内容は・・・10月22日、23日に開催された畿央祭★先日同じ広報スタッフの小西佳奈ちゃんも畿央祭についてブログを更新していましたが、私は模擬店のことを書きたいと思います。 私たち栄養学科4回生は昨年と同じくタピオカジュースを販売しました(^ω^) (↓ 売り子さん頑張っていたまりこ ↓) タピオカは「入れているだけ」だと思っている方が多いかもしれませんが、実はタピオカは私たちが茹でて作っていました。 タピオカジュースの種類は、抹茶ミルク、カルピス、オレンジジュース、ミルクティー、コーヒーなど豊富なラインナップで販売(>ω<)♪その中で人気だったのは抹茶ミルクでした!! (↓ 抹茶ミルクに抹茶を入れていたかなこ ↓) 天気が良くて暖かかったので、タピオカジュースはたくさん売れました\(^▽^)/(せっかく買いに来てくれたのに売り切れが出てしまったりして買えなかった人はすいませんでしたm(_ _;)m ) たくさんの注文を分担して手際よく作れた手際の良さは、4年間培ってきた私たちのチームワークの証(^з^)/☆\(^з^)  学祭では、皆でTシャツを作ることが多いと思いますが、今回はタオルを制作。そのタオルを持って皆で記念写真を撮りました(・▽・)♪ タオルには栄養という意味の『Nutrition』という文字が入っています。普段使うのにも可愛いデザインです☆ ↓ タオルの拡大写真(真ん中が安丸です) 大学生最後の畿央祭はゆっくり見て回るのも楽しいけれど、皆で模擬店をするのもやりがいがあって楽しかったです(>з<)!!またひとつ、素敵な思い出が出来ました♪♪ 次回、12月中旬に栄養教諭を目指す後輩に合格体験をお話しする機会があるので、その時にまたブログをアップしたいと思います。 ゆきでした☆

2011.12.02

調理学実習☆中華料理

☆☆☆ 1回生 調理学実習 ☆☆☆ この日のメニューは中華料理☆ チンジャオロースと卵スープと餃子を作りました。 餃子は皮から作りました。 生地をこねて薄く延ばし、型をぬく。 先生に指導を受けながら、みなさん楽しそうに調理していました。   完成した餃子は市販の皮に比べ、もちもちとした食感でした。 焼き加減もよく、とてもおいしく出来ました♪

2011.12.02

中庭の木にイルミネーションが!!

★ 畿央大学に、イルミネーションが登場しました! ★     畿友会(畿央大学学生自治会)が企画して、中庭にある食堂横の木に電飾を取り付けました!(昨年まではエントランスホールにクリスマスツリーを設置していました)   3月11日に東日本大震災が発生し、日本全国に恐怖と衝撃を与えました。その一方で「人の温かさ」、「ひとと人との『きずな』と『つながり』」という人間としてあるべき姿を再認識できたと言っても過言じゃないでしょう。   畿友会として、「がんばろう!東北」という願いをイルミネーションに込めるとともに、このイルミネーションによって学生同士・学生と教職員の会話の機会が増えひとと人のきずなとつながりがさらに強固なものになることを期待して設置しました。 点灯期間は12月1日(木)~12月20日(火)の17:30~21:00です。カラフルな約900球の電飾でクリスマスの雰囲気を味わってください☆ なお、昨今の節電に配慮して、すべてLED電球の使用と最小限の点灯時間(自動点灯・消灯)にしています。 (さらに…)

2011.11.30

学生広報スタッフblog vol.4~健康栄養学科「微生物学実験」インサイドレポート!

「学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央生と畿央大学企画部がコラボした「学生広報スタッフblog」。第4弾は、健康栄養学科の授業レポートをお送りします☆ こんにちは、健康栄養学科3回生の小西佳奈です。ずいぶんと寒くなってきて、私の原付通学はぐるぐる巻きしたマフラーが欠かせなくなりました。 私たち管理栄養士課程を学んでいる学生は、試料や器具の取扱いに関する基本的な操作を習得したり、講義で学んだ知識について実験を通じて理解を深めたりするために、実験の授業があります。私の場合は3回生の前期までに、基礎化学実験、食品学実験、調理化学実験、食品衛生学実験、基礎栄養学実験がありました。 そこで、今回は先日授業を受けた、「微生物学実験」の様子をお伝えしたいと思います。微生物学実験は菌を培養しなければなりませんので、2日間にわたって行われます。 実験の内容は、「グラム染色による乳酸菌、酵母、表皮ブドウ球菌の形態観察」ということで、ヨーグルトに入っている乳酸菌、パンを作るときに使われる酵母、鼻腔や表皮に常在する表皮ブドウ球菌を観察しました。方法は「グラム染色」という微生物を染めるのに代表的な染色法を用いて菌を青紫色と赤色に染め分け、顕微鏡で形態を観察します。 実験を担当するのは、学科長の北田先生。ダンディで人気の先生です。夏休み明けから髪形を変えられました。微生物学の講義の授業では、目黒寄生虫博物館で購入した微生物の入ったキーホルダーを見せてくださるなど、お茶目な一面も(笑) それでは、講義の流れに従って、写真を紹介します。 【1】今回の試料。このヨーグルトから乳酸菌を取り出します。  【2】みほりんが試験管内の物質を撹拌しています(手がブルブル)。   【3】あかねちゃんとしーちゃんが白金線で寒天培地から菌を採取しています。 【4】ともちゃんとあかねちゃんが染色しています。染色液が手に付くとなかなかとれません。しーちゃんはいつも手に付けてしまいます(笑) 【5】まなみんとあべちゃんが形態観察中。ブドウのような形の菌が見えたかしら? 【6】顕微鏡の世界① 接眼レンズにカメラを当てて撮影した酵母です。 【7】顕微鏡の世界② 同じく撮影した乳酸菌です。鮮明でなくてすみません。 【8】実験結果の話し合い。面白い菌でもいたのかな(笑) 【9】次の実験で使う培地を作っているところ。みなちゃん、みゆ、げんさん こんな和やかな雰囲気で実験は行われています。実験の時には青衣(青色の白衣)がユニホームです(調理実習は白衣+帽子)。そして、実験の後には学んだことを項目に従ってレポートを書いて次の回に提出します。3回生の後期になると、実験は少なくなってしまい、少しさみしく思います。これからもしっかり勉強し良き管理栄養士になれるよう努力していきます! 次は、11月23日(水・祝)に実施した食育イベントについてレポートします(現在記事を作成中)。お楽しみに~!

2011.11.29

阪神奈大学ネット「公開講座フェスタ」で本学教員が講演しました。

「災害」と「減災」を考える~公開講座フェスタ2011 平成23年11月2日(水)から11月21日(月)まで開催された『公開講座フェスタ2011』において、看護医療学科の堀内美由紀講師が講演しました。 『公開講座フェスタ2011』は、阪神奈大学・研究機関生涯学習ネットが主催、大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県の29の大学・研究機関が知力を結集したリレー講座。今年の総合テーマ「未来への再生」を受け、国際保健・国際看護・災害看護を専門とし、福島県の現地にも足を運んでいる堀内先生に講演をご担当頂く運びとなりました。 講演テーマは、「災害とは何か―大切な人と自分を守るための工夫―」です。 堀内先生も阪神淡路大震災の被災者で、当日は兵庫県にある病院で新生児のICUで勤務されていたそうです。紆余曲折を経て現在は災害看護などを専門分野に本学で研究、および看護師の育成に携わっておられます。 講座ではまず「災害とは何か」(災害の種類や特徴)を整理し、その上で「効果的な備え」や「有事に役立つ豆知識」を使った「減災」について言及しました。災害は予期不能でいくら努力をしても「防災」(災害を防ぐ)は難しい。ただ想定できる災害への対策、また災害が起こってしまったと仮定した事前準備をすることが「減災」(災害の被害を最低限に減らす)につながる、というまさに現代的に知っておきたい情報とメッセージが満載の講義になりました。 例えば何ミリ以上の雨量なら目の前の川が氾濫するのか(避難の目安にする)や、避難所までの経路は3パターン以上把握しておく(何があっていつもの道が通れなくなるか分からないため)など、具体的な事例も挙げて解説頂くなど、参加頂いた方も有益な情報が得られたのではないかと思います。 ご多忙なところ聴講頂きました皆様、ありがとうございました。 また堀内先生が発起人となり震災支援のために畿央大学教職員・学生有志が今夏に実施した「のびのびキャンプ」についても、ブログで紹介させて頂いておりますので、合わせてご覧頂ければ幸いです。 (文責:畿央大学 企画部 伊藤) 【関連記事】 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ」を実施!https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html

2011.11.28

冬木啓子教授が「栄養士養成施設の教員顕彰」を受賞されました。

この度、健康栄養学科の冬木啓子教授が(社)全国栄養士養成施設協会から「栄養士養成施設の教員顕彰」を受賞されました。先生は栄養士養成施設において、多年にわたり栄養士教育にご尽力され、多くの功績を上げてこられました。農業経済学を専門とされ、本学では「くらしと経済」「フードシステム経済学」「現代マネー論」などの科目をご担当されています。 ▼北田学科長、および冬木先生を囲むゼミ生たち 現在、「中央卸売市場創設にともなう地場流通機構の再編と地場産地に及ぼした影響」や「市場外流通の変遷と地場産地の取り組み」、「地場産廃棄果実のバイオエタノール開発の有効性」などを研究テーマとされ、日本の食流通のあり方を日々研究されています。今回の受賞を受けて、先生から「名誉な賞を頂いて感謝致しております。学生達には、時代の流れをしっかり見据え、状況を客観的に分析でき、世の中のお役に立てる社会人になってもらいたいと願っております。」というメッセージをいただきました。 また、本学茶道部顧問をされており、いろいろなイベント、社会貢献事業に参加され、学生たちが貴重な社会体験に取り組むことへも尽力されております。 これからも、21世紀に求められる管理栄養士を育てていただきますよう、ご活躍をお祈り致します!

2011.11.28

産学官連携 奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」に鍋出展しました。

鍋の競演で健康栄養学科有志でスクラム!1時間で250食完売! 奈良県の台所として30数年間県民のために新鮮な食材を提供してくれている奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」が、2011(平成23)年11月27日に開催され、畿央大学健康栄養学科有志(指導教員上地・柴田・新谷3名、学生14名)による鍋ものを出店しました。同市場の総面積は甲子園球場3つ分が入るほど広く、魚介、肉、野菜、乾物などの卸商がひしめき夜中じゅう荷受けやせりで活気づいており、当日はそれら業務が一段落した朝8時から始まり13時には終了という卸売市場ならではのイベント時間帯で、天候も良く1万人以上の来場者がありました。   畿央大学、奈良女子大学、奈良佐保短期大学の3校がそれぞれ特色ある鍋もので競演、本学は『畿央部屋のほっこりえみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋』をご提供しました。具材は新鮮市場提供の「クエ、カニ、ハマグリ、鳥だんご、しめじ、しいたけ、エリンギ、冬瓜、大根、白菜、人参、水菜などをたっぷり使って、ベースはあっさり塩あじ加減の和風だしで仕上げました。前日土曜は半日かけて具材を下調理、当日は早朝7時集合という強行スケジュールも販売開始と同時に長い列ができてわずか1時間で250食を完売、充実したイベント出店になりました。 ▼みんなで作った大きな看板(左)とレシピ付き箸入れ。  ▼畿央大学生らしさを会場の皆さんにPR!審査で「協会理事長賞」を頂きました。  日頃給食実習では大人数分の調理をやっていますが、今回は100人用鍋釜2つと中小の鍋を使って、さながら災害非常時の炊き出しに似た感じで学生たちにとっても良い体験になったに違いありません。売上金は募金として9月の台風12号で被害を受けた十津川村はじめ県内被災地支援復興資金の一部に充てられます。 会場では「古式伝統包丁式(高円御流)」、「マグロ解体ショー・試食・販売」、「金魚すくい大会」、「水産と青果の模擬せり」、「釣り堀」などのイベント販売に加え、卸業者さん各社による廉価販売が随所で行われました。以下、その様子を写真でご覧ください。 ↓ 当日の会場案内図・スケジュールはこちら  2011冬の市場まつりポスター.pdf  ↓ ”えみちゃんこ鍋”の試作の様子はこちら https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-431.html

2011.11.28

「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門グランプリ作品が商品化!

グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲」として商品化、販売デビュー! 畿央生と橿原商工会議所がコンペ形式でお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲(あまくも)」として商品化され、2011(H23)年11月25日(金)~27日(日)に近鉄百貨店橿原店で開催された「橿原うまいもん市」でついにデビューを飾りました。 ▼「橿原うまいもん市」の様子 この商品は大和茶を使ったほろ苦いマシュマロで、小さいお子様から大人まで楽しめる新しい「和スイーツ」です。歴史が息づく橿原市にある天香具山・畝傍山・耳成山(大和三山)の美しさを「大和茶」で、橿原市の温かさを「マシュマロ」で表現。マシュマロの形とパッケージをキューブ(正方形)に統一し、他にはない「和」と「可愛らしさ」を共存した一品になっています(パッケージのデザインは人間環境デザイン学科4回生の3名が手掛けました)。 商品化に協力頂くことになった「やさい菓子工房 cocoai」様、グランプリ受賞学生3名、健康栄養学科から浅野先生と薗田先生、人間環境デザイン学科から加藤先生と奥村先生、4回生3名が商品のコンセプト、味、食感、サイズ、見た目、パッケージデザインの細部に至るまで協議を重ねて「産みの苦しみ」をたっぷりと経験した後に、晴れて販売当日を迎えることが出来ました。商品化に向けてご協力頂いたすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。 ▼やさい菓子工房cocoai 原田氏 (さらに…)