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畿央の学びと研究

2011.01.31

『子どもと楽しむ染め時間!』を出版

私の10年間のフィールドワークをまとめた「子どもと楽しむ染め時間!―つくって四季を感じよう―」という本が完成しました。   ワークショップを始めたころは、幼稚園、保育園での染もの体験を「危ない」「手間がかかりそう」「時間がとれない」などの理由で敬遠されることがありました。そのような中、お願いをしてさせてもらうことが多く、途中で「この活動は意味があるのか?」と気持ちがなえそうになったこともありました。 しかし、子どもにとって非常にわかりやすく、完成した時の喜ぶ姿が忘れられず、子どもや先生にその楽しさを伝えたいという気持ちで続けてきました。   ありがたいことに、畿央大学には時間を作って一緒に活動してくれる学生さんがたくさんいます。 最近では色々なところから依頼をしていただけるようになりましたが、私や学生にも時間の制限があり、お断りすることもあって、心苦しい思いをしていました。   そのような時に、出版社の方と本作りの話になりました。私たちが伺えなくても園で実践できるようなわかりやすい本、しかしハウツー本ではないものにしよう。そして子どもの表情や様子、作品が伝わるように、オールカラーで作りたいという希望も聞いてもらいました。 四季の草木を素材にしてしかも本格的な作品を比較的簡単に作ることができるよう、子どもが制作している様子を手順に従い載せています。そして作品例、先生方のコメントや感想等も入れたものに仕上げました。 編集者、カメラマン、取材協力園、作品提供園等、多くの方々のご協力はもちろんのことですが、活動を共にしてくれた1期から5期の学生さんなしには、生まれなかった本です。 今までお力添えいただいた皆様、ワークショップで出会ったすべての人に心より感謝いたします。 人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子

2011.01.28

第4回理学療法特別講演会・理学療法学科同窓会

平成23年1月22日(土) 第4回理学療法学科特別講演会を開催しました。今回は、姫路獨協大学の泉唯史先生をお招きして、「心疾患を合併した患者に対するリハビリの注意点」という題目で、教科書的な内容から応用まで幅広く、わかりやすく講演していただきました。   その後、学食において、理学療法学科同窓会(懇親会)を開催しました。過去3回は学外で実施していたものを、今回は学食での懇親会としました。1期生から4期生まで約40名の卒業生と4名の先生方に参加していただきました。     庄本先生の乾杯から始まり、母校での会は学生時代に戻ったような気分で楽しめました。また、同期同士だけでなく先輩・後輩ともたくさんお酒をかわしました。学生時代の思い出話で盛り上がり、たくさん笑いました。先生方とも気軽に話せ、日頃の臨床場面での悩みも打ち明けることができました。   畿央大学の特徴の一つでもある、アットホームな雰囲気は変わらず、安心感を与えてくれました。毎年リカレント教育を兼ねて実施している理学療法部会ですが、大変有意義だと好評をいただいていますので、もっともっと多くの卒業生の皆様に参加していただき同窓会を盛り上げていきたいと思います。 同窓会長 唄大輔(理学療法学科2期生)

2011.01.22

後期最後の「給食経営管理論実習」(健康栄養学科2回生)

1月18日に、健康栄養学科2回生による給食実習が行われました。 この日が、後期最後の実習だったので、みんなとても張り切っていました。 メニューは寒い季節にぴったりな鮭のチャンチャン焼き♪     献立を考える栄養士班、調理をする調理師班、そして笑顔で対応してくれるサービス班の学生達がもてなしてくれました。身体も心も温まる料理、とてもおいしくいただきました。     この日は特別に、学長先生にも給食を召し上がっていただきました。 「さつまいもご飯の色合いがとてもよく、チャンチャン焼きの味付けも大変よく出来ていました。 料理は作った人の心が表現されるものだと思います。素直でやさしい思いが感じられました。 今後は一層経験を重ねてください。」と貴重なお言葉をいただきました。  

2010.12.24

学習キャンプ2010冬 ~心から~

仲間の"こころ"を知る学習キャンプ 「学習キャンプ2010冬 ~心から~」   ボランティアセンターです。 教職を目指す学生や教育に関心のある学生たちが自ら企画する1泊2日のキャンプを、12月18日(土)・19日(日)、本学において開催しました。     今回のキャンプでは、ボランティア活動や将来の学校行事等での企画・運営に関する力量を高め、地域の子どもたちを対象とした企画や理科教育の指導力向上を目標に、レクリエーションやクラフト、天体観測などを実施しました。18日(土)は香芝市の冬の祭典『冬彩』が行われており、大学前の公園で打ち上げられた花火をみんなで見ることが出来ました。毎回お世話になっている奈良県立野外活動センターにも企画・運営面でお力添えをいただき、47人の学生が活動を通してお互いに高め合うことのできるものとなったようでした。  

2010.12.23

2010年最後のマミポコ・キッズ!

マミポコ・キッズの活動の様子を皆さんにブログでお知らせします。   12月12日に第4回目の活動がありました。「連想拍手」では、しっかりと前に立っている人の話を聞いて楽しく拍手していました。「言うこと一緒、やること一緒」や「落ちた落ちた」といった遊びでは、グループのみんなといっしょに楽しく活動できました。そして今回、地域の方々をお呼びし、一緒に伝承遊びなどを楽しみました。「折り紙」や「お手玉」をしたり、「紙風船」やクリスマスやふるさとなどの「歌」を歌ったりしました。子どもたちは、地域の方々に教えてもらいながら、興味津々に取り組んでいました。     今年最後の活動も無事終えることができました。2011年も、ますます子どもたちがマミポコ・キッズに来たいと思えるような活動となるよう、頑張りたいと思います。

2010.12.21

fairy noonクリスマスコンサート♪

12月18日(土)、fairy noonのクリスマスコンサートに子どもたちと家族がたくさん来てくれました。   「fairy noon」の会とは、病気や障がいの子どもを持つ家族への育児支援活動をする組織です。このコンサートは今年で3年目を迎え、学生の教育の実践もふまえて行ってきました。     今年は奈良医大ギター部のステキな演奏を初め、畿央大生の養護サークルのハンドベルやアカペラサークルの歌、教育学部や看護医療学科のボランティアの学生によるダンスなど内容も豊富でした。企画運営は畿央大学サークル「KiPT」が参加し、学生中心で子どもたちや家族との関わりが多いコンサートになりました。家族からも喜びのメッセージをたくさん頂くことができました。

2010.12.20

12月22日、学食メニューに"ヘルシープレート(栄養ランチ)Ⅲ"が登場!

奈良県健康福祉部健康づくり課が取りまとめる奈良県下4大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成する『大学ヘルスチーム菜良』の畿央大学チームの"学食ヘルシーメニュー"グループ(指導教員:浅野先生、花岡先生)では、2010(平成22)年12月14日昼休み時間を利用して試作品を作りました。今年に入ってからヘルシープレート第1号は1月28日に、第2号は7月22日に、そして第3号"ヘルシープレート(栄養ランチ)Ⅲ"が12月22日(水)に一日限定で登場する予定です。     今回のメニューは、寒い冬にぴったりの「豆腐と鶏つみれの豆乳鍋」、「ほうれん草ともやしの肉みそ和え」、「バター焼き芋」の3品です。とってもヘルシーでおいしかったですよ。12月22日の一日限定80食でお値段は390円、ぜひ食べに来てください。ヘルスチーム菜良の私たちがお待ちしています!

2010.12.16

大学ヘルスチーム菜良「下宿生のためのクッキング教室」(最終回)を実施

奈良県健康福祉部健康づくり課が取りまとめる奈良県下4大学(畿央大学、近大農学部、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成する『大学ヘルスチーム菜良』の畿央大学チーム(指導教員:健康栄養学科浅野恭代教授)では、4つのグループに分かれて健康増進のためのプログラムを推進しています。   ①サークルKサンクスと連携してのデザート・パンの新商品開発 ②学食でのヘルシーメニュー販売 ③各種イベントでの食事バランス指導 ④新入下宿生への食支援     この4つ目のグループで、「下宿生のためのクッキング教室」が2010(平成22)年12月9日(木)18時から行われました。今回が最終回となりましたが、テーマは「電子レンジを使った朝ごはん」をテーマに、調理が面倒という独り暮らしの下宿生にも、やる気を出せば比較的簡単に作れる健康レシピを提案しました。   (さらに…)

2010.12.15

APTSAの活動を紹介 -理学療法学生組織-

近年、国内外において理学療法の学生による活動が活発化してきています。日本を始め複数のアジア諸国で学生間の情報交換や視野の拡大を目的とした理学療法の学生組織が設立されています。     そんな中、昨年4月から台湾の学生を中心にして国際的な理学療法学生組織の設立準備が進められ、今年7月にAsia Physical Therapy Student Association (APTSA)というアジア9カ国(日本、韓国、台湾、香港、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア)が加盟する国際学生組織が立ち上がりました。APTSAはアジア地域における学生間の国際交流や情報交換を通じて理学療法への意識・知識および教育水準の向上などを図ることを理念としています(http://www.aptsaweb.org/)。   APTSAは今年7月に台北(台湾)にて第1回の総会およびワークショップを、10月にはバリ(インドネシア)でアジア理学療法士連盟の学術大会のひとつのプログラムとして学生フォーラムを行いました。いずれの会もアジア各国から高い志と熱い思いを持った学生たち(約50名)が集い、活発に発表や意見交換が行われました。     また、来年の9月には京都にてAPTSAの第2回の総会が開催されます。現在、畿央大学や神戸大学、京都大学の学生を中心に、大学の壁を超え、力を合わせてその準備に力を注いでいます。   ・・・・・・・・・・   私自身は現在APTSAの会長という立場から本会のさらなる発展に向け広報活動やコンテンツの充実に力を注いでいます。また若いこの組織にとって今の最重要事項は基盤作りです。しかしそれは決して簡単なことではありません。アジアという非常に規模の大きな組織であること、学生であること、文化や習慣の違いもありなかなか意見がまとまらないなど、多くの障がいや問題もあります。しかし全員が目指すものはただ一つ、理学療法界の発展であり、試行錯誤を繰り返しながら作り上げていくことには大きな責任と同時に壮絶なやりがいを感じます。私は来年3月に卒業しますが、今後とも本会だけではなく国内外の学生活動に関わり、畿央大学を始め、日本全国の学生の可能性を広げていきたいと思っています。 最後に、私がこのような活動を行えているのは学校の先生方や理学療法士協会を始め、多くの方々のご指導ご支援があってのことだと常々感じております。本当にありがとうございます。 APTSA会長 吉村和也(畿央大学理学療法学科4回生)

2010.12.08

平成22年度 健康栄養学科 卒業研究発表会

12月4日(土)に健康栄養学科の卒業研究発表会が行われ、26演題、40名の学生が発表をしました。   最近話題のバイオエタノールに関する研究発表から始まり、臨床栄養、食品科学や調理科学に関する研究、スポーツ栄養や小児栄養の実態調査の報告など、多岐にわたる分野の発表がなされました。約5時間にわたる発表も後輩たちは最後まで熱心に聞いていました。4回生たちは今年の2月に各研究室に配置され、臨地実習や管理栄養士国家試験の勉強をしながらも日々研究に励んできました。     発表を終えた学生は安堵感と達成感に満ち溢れていました。 北田学科長には、「みなさんにとってこのような本格的な研究は初めての経験であり、夜遅くまで文献を読んだり、データの解析を行ったりと、苦労の連続であったと思います。それだけに発表の姿は達成感と自信に満ちあふれており、充実した内容と短期間で大きく成長したみなさんに感動すら覚えました。今後は、卒業研究で得た経験を活かし、さらに大きく成長していってくれることを願うばかりです。」と、貴重なお言葉とともに本会を締めくくっていただきました。   研究生のみなさん、素晴らしい発表、お疲れ様でした。       (さらに…)