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畿央の学びと研究
2011.05.17
海外雑誌『Clinical Rehabilitation』に理学教員の研究論文が掲載!
リハビリテーション領域おける海外雑誌「Clinical Rehabilitation」に理学療法学科教員2名の研究論文が掲載!! 今回、理学療法学科の森岡周教授および冷水誠助教の2名の筆頭研究論文が、リハビリテーション領域で有名な海外雑誌(イギリス)「Clinical Rehabilitation」に掲載されました。この「Clinical Rehabilitation」には2009年にも同科の森岡周教授および高取克彦准教授の筆頭研究論文が同一号に掲載されています。 これらのことは、畿央大学から世界のリハビリテーションの発展に向けた非常に有益な情報を提供していると言えるでしょう。 【掲載論文】 Hiyamizu M, Morioka S, Shomoto K, Shimada T. Effects of dual task balance training on dual task performance ability in elderly people: a randomized controlled trial. Clin Rehabil. 2011; Mar 18. Morioka S, Fujita H, Hiyamizu M, Maeoka H, Matsuo A. Effects of plantar perception training on standing posture balance in the old old and the very old living in nursing facilities: a randomized controlled trial. Clin Rehabil. 2011; Apr 19.
2011.05.16
離島・へき地医療体験実習 -看護医療学科-
看護医療学科4回生は、三重県鳥羽市にある離島「神島」と「菅島」で2泊3日の『離島・へき地医療体験実習』を行いました。 この実習では、島の住民の方を対象に骨密度と動脈硬化を測定しました。まず宿泊研修1日目は夕食会を通して、島民と親睦関係を深め、2日目のオンライン座談会ではテレビ会議のシステムを使って、大学と2つの離島をオンラインで接続し、島での生活の様子を聞き、リアルタイムに双方で情報共有することができました。その他、島の散策、島人との関わりをとおして都市部と離島での医療の違いを学ぶことができました。 どちらの島にも診療所が一つしかなく、医師も一人しかいないため、診察からレントゲンの撮影、現像までを全て医師がひとりで行っておられました。また患者さん同士も待合室で互いの体調を気遣ったり、看護師が診療所に来た患者に対して、「○○おばあちゃん」と家族のような声かけを行っていました。都市部では事務的に感じられる病院でのやり取りが、離島では家庭的で温かい雰囲気なのが印象的でした。 (さらに…)
2011.04.22
学長講話 <教育1回生キャリアデザインセミナー>
現代教育学科1回生必修科目「キャリアデザインセミナー」では、自己の将来像について目標をもち、主体的なキャリア形成に向けて大学生活における自己の課題を明らかにすることを目標としています。 その第1回目に、まず冬木智子学長による講話が行われました。学長のお話を聴くのは入学式以来という学生たちは、教室に入ってこられた学長の凛とした姿に思わず背筋を伸ばして耳を傾けました。 お話は、「あなたはなぜ教育学部を選んだのか」という問いかけから始まりました。そして、学長自身が子ども時代に抱いた恩師や学校生活に対する思いを振り返り、「先生」という存在は親しみや憧れ、そして尊敬の念をもって捉えられること、人に教えさせていただく存在としてまずは自分自身の人格形成が大切であることなどを分かりやすくお話されました。そして、建学の精神「徳をのばす 知をみがく 美をつくる」についても、将来に向けた出発点として畿央大学に入学したからこそ、建学の精神を自ら実践できるようになってくださいと呼びかけられました。また、コミュニケーションに必要な「言葉」や「文字」に触れることの重要性や、読書や表現に興味をもつことの大切さなども学生にとってはハッと気付かされることでした。限られた時間の中ではありましたが学生にとって大変貴重な機会となり、今後の学生生活への目標を新たにした様子でした。
2011.04.19
産学連携 女性専用フィットネスクラブ業界NO.1の"カーブス"広陵と共同研究をスタート!
体力測定会と健康講座で地域のみなさんの健康増進を応援します! 2011(平成23)年4月から畿央大学の隣、エコール・マミ内“カーブス広陵馬見店”と連携して、地域のみなさまに健康増進プログラムの提供を始めました。”カーブス“は世界86カ国約8,000店舗、約400万人の会員を有し、日本でも現在約900店舗・会員35万人(奈良県内9店舗)を展開する女性専用フィットネスクラブで、「会員は自分独自の目標を立て1日30分、好きなときに好きな運動メニュー」を続けて行う習慣付けによって成長している企業です。畿央大学健康科学部(理学療法学科、健康栄養学科)は日頃の研究や特定健診で培ったノウハウで“カーブス広陵馬見店”との連携事業に取り組んでいます。 <4月2日体力測定会> (さらに…)
2011.04.18
ベストショットコンテスト -人間環境デザイン学科 新入生宿泊研修-
人間環境デザイン学科で4月6日、7日に丹後方面で行われた新入生宿泊研修では、写真撮影もデザインを勉強する材料の一つと考え、毎年恒例「宿泊研修ベストショットコンテスト」という撮影課題を出しています。 4月15日には、全員でコンテストを実施しました。今回は、選ばれた作品をご紹介します。 栄えある☆第1位は☆葭谷舞美さんの作品です。 山と海に囲まれた伊根町舟屋群とそれらを守る漁師さんたち。伊根町の生活が醸し出されるようでとても綺麗に捉えられています。 (さらに…)
2011.04.16
新入生宿泊研修 -人間環境デザイン学科-
出石町と伊根町に行ってきました~! 人間環境デザイン学科では、平成23年4月6日、7日新入生宿泊研修で丹後方面に行き、(兵庫県)出石町の出石城址城下町と(京都府)伊根町の舟屋群めぐりをしてきました。 1日目は出石町に行きました。出石町と言ったら“出石そば”。お昼にお腹いっぱいいただいて、出石城下町散策へ出発! 城下町の散策はガイドさんに案内していただきました。 長くて歴史あるこの町並みは出石町の方々が、城下町のシンボルである辰鼓楼(時計台)を中心に代々引き継いで守っておられることがとても分かりました。 みんな真剣に聞いてメモをすかさず取っていました。 (さらに…)
2011.04.14
新入生宿泊研修 -教育学部-
4月6日、7日、教育学部現在教育学科は、南紀白浜で新入生が相互に知り合い人間関係をつくるためのワークショップと、将来教育現場で実施する校外学習の企画力や指導力につながる体験的な研修を行いました。 ◆1日目 互いの名前を知り合うことからはじめ、互いに褒め合うことにより、これから始まる共同生活での交流へとつなげていきます。 自分の大切にしたいことを書いた8枚のカードを使い、自分の目標を明確にしていきます。 その目標をもとに、「夢をチカラに」と題して自分の決意を文章に表します。 ◆2日目 コミュニケーションワークを行い、グループでの交流を盛んにしてから、砂の造形を行うため、海岸へ向かいました。目の前に広がる青い海と真っ白な砂浜に、学生たちの歓声があがりました。 説明を受けて作業が始まります。 海水を運んだり、砂を積み上げたり・・・・、子どものような眼で取り組む姿を見ていると、「本当に知り合って2日目の集団なの?」と思えるほど強い仲間意識を感じることができました。広い海が、学生の心を開いてくれているようです。 徐々に形作られる作品とともに、学生同士の連帯感も築かれていきました。 下宿生活をし始めて不安になっていた学生の顔も、帰りには少し穏やかな顔になっていました。友人の支えは大きなエネルギーとなるようです。
2011.04.13
新入生宿泊研修 -健康栄養学科-
全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう! さらに奈良の歴史や文化を学ぼう!という目的で、4月6~7日にかけて奈良で新入生宿泊研修を行いました。 2日間とも暖かい春の陽気に包まれとても気持ちよく、桜も見事に満開でした。 ◆研修1 自己紹介 研修前に作成した班新聞を用いて、自己紹介をしました。 4年間一緒に学ぶ仲間の顔と名前を覚える第一歩です。 みなさん上手に自分をアピールしていました。 ◆研修2 奈良散策プログラム それぞれの班に分かれて、東大寺や春日大社、奈良公園、若草山、奈良まちを散策しました。 散策途中で空腹を満たしている学生や、へとへとになりながらも惜しみなく奈良を満喫した学生、みなさんとても有意義に過ごしていました。 ◆研修3 テーブルマナー研修 ホテルでは、洋食フルコースのテーブルマナー研修をしました。マナーを習得しながら、おいしい料理を食べ、みなさんの会話も弾んでいました。 ◆研修4 奈良散策発表会 研修2日目ともあり緊張がほぐれたのか、笑顔で奈良散策を振り返る姿は、とても充実感に満ち溢れていました。 この研修は、自分を見つめることで他者をも理解し、高校生活とは一味違った学生生活を送ろうとする期待を胸いっぱいに抱いた瞬間でもありました。 これから4年間、たくさんのことを学び得てください。
2011.04.12
石川裕之著『韓国の才能教育制度』を読む
大学より本年度から現代教育学科にご着任された石川先生の書評の依頼を受けた。石川先生のご専門は比較教育学なので、臨床心理学というアヤシイ学問の住人である私に、正直書けるのかな、という気がしないでもなかったが、本書での「あとがき」にて石川先生が紹介された韓国の言葉である「人福」、つまり「人とよく交わり、交わった人々から助けを受ける福」の精神と、本学にご着任された歓迎の意を込めて書いてみたいと思う。 日本の受験戦争もなかなかなものだと思うが、韓国のそれがもっと苛烈なことは、少なくとも教育関係者は良く知るところだろう。OECD加盟国における教育支出に占める私費負担の大きさは韓国がぶっちぎりの41.2%で第一位であり、二位が日本(33.3%)となっている(ちなみにOECD加盟国平均は15.3%)。大学受験当日、ソウル大学の正門前で多くの親がガムを貼り付ける風景は、韓国の受験戦争の苛烈さを象徴する風物詩の一つだろう。 (さらに…)
2011.04.12
新入生宿泊研修 -理学療法学科-
平成23年4月6、7日の2日間、理学療法学科新入生宿泊研修を大阪リバーサイドホテルにて行いました。 この研修では、新入生が畿央大学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を具体的に考えることが目的でした。1日目は4回生5名の発表を聴き、大学生活と建学の精神についてグループワークを行い、2日目は実際に理学療法士として働いている卒業生5名の発表を聴き、理学療法士と建学の精神についてのグループワークを行いました。 新入生の皆さんは、先輩方の発表内容を踏まえ、建学の精神について真剣にディスカッションしました。ディスカッションでは、理学療法士にとっての「徳」「知」「美」とは何かを具体的に考え、理想の理学療法士像に近づくためにこれからの大学生活をどう過ごしていくかの意見を出し合い、最後にグループ発表を行いました。各グループの発表では、入学したばかりにも関わらず、新入生とは思えない程すばらしい意見が飛び交いました。これからの4年間、ぜひとも今回の研修で考えたことを忘れずに実践してもらいたいと思います。 大阪リバーサイドホテルの隣は桜の有名な桜之宮公園があり、新入生達は、昼間は“みっちり”研修し、夜は満開の夜桜を楽しみながら学生同士“ばっちり”交流を深めていました。
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