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イベントレポート
2014.05.09
平城京天平祭の「さくら茶会」に茶道部が参加!
平城京第一次大極殿南門前の野点セットで恒例の「さくら茶会」が開かれました! 平城京天平祭が2014(平成26)年5月3日から5日の3日間、奈良市平城宮跡一帯を舞台として各種のイベントが盛大に開催され、そのなかの一つ「さくら茶会」に畿央大学茶道部(指導教員:健康栄養学科冬木啓子教授、学生約20名)が出展参加しました。 5月3日は冬木正彦副学長扮する光仁天皇と華やかな宮廷衣装に身を包んだ学生・職員約30名の女官を従えて練り歩く「天平行列」にも畿央大学として協力をしましたが、茶道部全員も晴れ着・袴の着物姿で野点の“おもてなし”をして、平城京の当時の優雅さを偲んで頂きました。 2010年に復元された第一次大極殿前庭の入口にあたる南門前左すぐのところに“さくら茶会”の会場が設営されました。 主催者である平城京天平祭実行委員会からの依頼で毎年参加しており、畿央大学茶道部が初日の5月3日を担当しました。 1日約300人分が用意され、お代は500円で本家菊屋の銘菓とともに提供し、好評を博しました。 【関連記事】 平城宮跡を大極殿まで優雅に練り歩く『平城京天平行列』に参加しました。
2014.05.01
「平成26年度離島・へき地医療体験実習の学び発表会」を開催しました!
2014年4月30日(水)に畿央大学冬木記念ホールにて、「平成26年度離島・へき地医療実習の学び発表会」を開催しました。 本学独自の実習である「離島・へき地医療体験実習」は、交通や医療などの利便性が十分でない地における住民の生活フィールドに学生が赴き、地域住民の生活に直接触れ、医療(看護)・保健・福祉の実際を理解し、住民の生活と健康観や価値観・健康との関連を考え、住民の生活基盤に立った看護のあり方など看護の本質を考えることを目的としています。 当初は三重県鳥羽市の神島・菅島のみでの実習でしたが、平成25年度から、奈良県内のへき地にも赴いています。今年度の実習地域は、神島、菅島のほか、奈良県の野迫川村、下北山村、五條市の計5地域でした。野迫川村と五條市は、2011年の台風12号で大きな被害を受けた被災地区の方々の仮説住宅を訪問し、精神面を含めた健康状況の把握に努め、健康課題と今後の支援について考えました。 学内での1週間に満たない実習準備期間中、学生たちは他の授業を併行しながら、自分たちで目標や行動計画を立て、地域の医療状況や生活環境を事前に調べ、骨密度測定に必要な問診票や結果説明に使用するパンフレットを作成、理学療法学科の松本先生のご指導のもと骨密度測定方法や計測、問診、結果説明の技術もマスターするなど、かなりハードな毎日を過ごしました。 そして現地では、診療所や保育所や学校、保健福祉機関、住民の働く場、集いの場を訪問し、関係者や住民の方に話を聞かせていただき、生活の現状を把握し健康との関連やそれぞれの思いを考えました。 また骨密度測定や健康チェックなどの介入的な実施を通して、聞き取った内容と生活と健康との関連をデータに基づいて考察するなど多様な体験し密度の濃い4日間を過ごしました。色々な刺激を受け、体感し、学生の学びの内容も年々豊かになっていることを実感しています。 今回の発表では、少子高齢化が急激に進行している中での健康課題や、離島や山間部であることの生活環境からの健康課題が挙げられましたが、不便さはあっても、豊かな自然と地域の住民同士のつながりや絆の中で、生まれ育った地域を愛し笑顔で生活していらっしゃる住民の方々の姿が、学生の作成したスライドに映し出され、健康とは何か、生活する人々を支援する看護のあり方を再考する貴重な機会となったと確信しています。 今年度は、3回生も「看護倫理」の授業の一部として先輩である4回生の発表を聞きました。 住民の方も毎年学生が実習に来ることを楽しみにしておられます。また実習による健康支援が成果を上げつつあることも感じられてきています。ぜひ3回生にも来年は今年の発表を踏まえた実習をしてもらいたいものです。 またこの貴重な学びは、学内だけにとどまらず、実習地域の皆さんにも聞いていただき、学外にも発信することの必要性を感じ、ぜひその機会を作っていきたいと考えています。 今回の実習に際し、ご理解ご協力いただきました地域の関係者の皆様、明日香村の武田先生、理学療法学科の高取先生、松本先生に感謝いたします。ありがとうございました。 看護医療学科 准教授 松本 泉美 【実習ブログ】 離島・へき地医療体験実習 in 神島2014~看護医療学科
2014.04.22
平成26年度新入生宿泊研修レポート~看護医療学科2回生の視点で!
看護医療学科2回生の蔦屋です。 2014年4月7日~8日に、高野山で行われた看護医療学科の新入生宿泊研修に2回生21名が「支援学生」として参加させていただきました。 高野山では、まだまだ雪が残っていて、とても寒かったです(笑) この2日間の宿泊研修の様子を、私がまとめさせていただきました! 【1日目】 <クラス会> クラスごとに集まって、一人ずつ自己紹介をして、話をしたりして交流を深めました。 今思うと、まだこの時はみんな緊張していたのか、顔がこわばっていたような気がします。 学歌紹介で、学歌を歌ってくれた支援学生の草竹君の歌声は素晴らしかったです(笑) <セッションΙ> ここでは、クラスに関係なく、12種類の飴を引いて班分けをし、「高野山らしい風景」を探して、デジタルカメラを持って境内を散策しました。1班につき支援学生が1人か2人付いて、班ごとで自由に、様々なところで写真を撮ったりしながらたくさん歩き回りました。 「高野山らしい風景」を探して歩き回っているうちに、班のみんなが仲良くなっていくのがわかり、まるで入学前から知り合いだったかのように話す新入生を見て、私もとても嬉しかったです。 その後、普賢院に戻り、撮った写真を使ってPowerPointで発表のための資料を作りました。どのようなスタンスでいくのか、どの写真を使って、どのような工夫をしようかと、皆で話し合いながら、役割分担をして、テキパキと作業をしてくれました。どの班の新入生も、そのような様子だったようで、支援学生が支援する必要がほとんど無い状態でした(笑) そのあと皆で夕食を食べ、発表会を行いました。 途中で出会った外国人観光客の方々と仲良くなった班や、ブログ風に発表してくれた班など、それぞれの個性がたくさん詰まった素晴らしい発表で、見ていてとても楽しかったです!みんなの投票で1.2.3位に輝いた班には、お菓子の詰め合わせが賞品としてプレゼントされ、きっと夜にみんなで食べたのではないかと思います(笑) 夜は、皆で喋ったり、トランプをしたり、お菓子を食べたりと自由に過ごし、楽しみました。私たちの部屋に、履修や授業の話を熱心に質問しに来た新入生もいたことに驚き、私たち2回生も見習わなければいけないなと、思いました(汗) 【2日目】 <セッションⅡ> 7時30分からの朝食後、再びくじ引きの飴で12個の班に分かれ、高野山大学の山脇雅夫教授の講演を聞かせていただきました。 「働く=ハタ楽」という語呂合わせのように、働くことは、周囲の人々を楽にさせることが出来るというお話や、他人の悲しみ・苦しみは、悲しみや苦しみを経験してこそ理解できる、また、「聴く」ことの大切さなどのお話をしていただきました。 私たち2回生は、今回2度目の山脇先生のご講演でしたが、1年間大学で勉強し、また、実習を経たうえでお話を聞かせていただくと、去年よりも深く理解することが出来たと思います。新入生にとってもこれから学習していくうえで大変ありがたいお話だったと思います。 その後、班ごとで、支援学生が1回生の時に経験した「チーム医療ふれあい実習」や「基礎看護学実習」について話し、「いのちとこころ」について話し合いました。私が実習で経験して感じたことや学んだことを話していると、皆、目を見て、うなずいてくれたりと、とても熱心に話を聞いてくれて、私も必死でした。 それぞれの班の発表を聞いて、「いのちとこころ」について様々な視点があり、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、とても感心させられました。入学してすぐとは思えないほど深くまで考えられていて、私の方が新入生に学ばせてもらったことが多かったような気がします。真剣に考えて話し合ってくれたことがよくわかる、大変素晴らしい発表だったと思います。 この2日間の宿泊研修に、支援学生として参加させていただき、たくさんの学びがあり、本当に良い経験になりました。 これは私だけではなく支援学生全員が感じている事と思います。新入生同士も仲が深まったようで、1日目よりも表情が柔らかくなっていたように思います。 新入生のみなさんには今の気持ち、つまり「初心」を大切にこれから頑張っていってほしいと思います。私も、気を引き締めなおして、これからさらに勉学に励みたいと思います。 本当に充実した2日間でした。ありがとうございました! 健康科学部看護医療学科2回生 蔦屋 茉莉亜
2014.04.18
学生広報スタッフBlog vol.126~理学療法学科3回生による女子スポーツ大会!
こんにちは!理学療法学科3回生、学生広報スタッフの片岡あすかです。 今回は、2014年4月8日(火)に開催した理学療法学科3回生(3P)女子によるスポーツ大会について書かせていただきます。 簡単に説明すると、このスポーツ大会とは、畿央大学のアリーナを借りてバスケットボール、バレーボール、障害物リレーを行うというものです。3種目とも、1チーム6~7人の4チーム対抗で行いました。 ゲームを始める前には、大きな声で号令をかけながら全員で体操し、代表選手による元気な選手宣誓も行われました! ●バスケットボール 写真を見ていただくと分かるように、初心者も経験者も関係なくアリーナを全力で駆け回りました。みんな必死だったので息切れしてる人も多かったです(笑)時間ギリギリで3ポイントがきまったときはとても盛り上がりました! ●バレーボール 時間があまりとれなかったため4チーム総当りの15点ゲームで行いましたが、どの試合も得点結果が僅差でした。ボールをつなげようとチームで一致団結し、時には滑り込みなどのファインプレーもみることができました! ●障害物リレー コーンのまわりをぐるぐるまわったり、手押し車や四足歩行、ものまねといった障害物を各チームでそれぞれ提案しました。 なかでもものまねはとても盛り上がり、思い出しても笑えるくらいみんな爆笑していました!! ゲーム間の準備や後片付けも、みんなで協力してスムーズにできたのでとても団結力を感じました。 この記事を見て、理学療法学科3回生の仲の良さは伝わりましたか? 3Pの女子は、みんなアクティブで体動かすことが大好きなので、どの競技も「リアルガチ」でした(笑) とてもいい汗をかいたので、次は今回参加できなかった人もみんなで開催したいと思います!! スポーツ大会のあとには、3P全体で「3回生がんばろう会」を開催しました! これから授業内容も専門性が高くなり、実習科目も増え、勉強も大変になりますが、みんなで支え合ってがんばりたいと思います!! 理学療法学科3回生 学生広報スタッフ 片岡あすか
2014.04.17
平成26年度新入生宿泊研修レポート~理学療法学科
理学療法学科では2014年4月7日~8日に大阪リバーサイドホテルにて、新入生宿泊研修を開催いたしました。新入生79名、研修をサポートしてくださる3回生6名と卒業生5名、そして教職員5名が参加いたしました。 【1日目】 会場に集合し、昼食後にクラス会を実施しました。 クラス会では10グループに分かれ、自己紹介などで交流を深めたあと、グループ対抗じゃんけん大会でさらに団結力を高めました。 クラス会で仲良くなった後は、「夢をチカラに」の作文に取り組みました。それぞれ自分の夢や目標について真剣に考え、まとめていました。 その後は、6名の3回生から、大学での学習のほか、部活やサークル、ボランティア活動、アルバイトなどの大学生活についてプレゼンテーションしていただきました。 また、「建学の精神」である「徳をのばす、知をみがく、美をつくる」について、先輩たちそれぞれの考えを話してくださいました。発表を聞いて、グループワークを行い、 「建学の精神とは?」 「これからの4年間の大学生活をどう過ごすか?」 を話し合い、それぞれのグループで建学の精神を基に考える大学生活の目標を発表してくれました。 【2日目】 2日目は、卒業生5名から、理学療法士として働く実際の現場や、理学療法士から見た「建学の精神」を話してくださいました。 発表を聞いた後は、1日目と同様にグループごとで、 「将来どんな理学療法士になりたいか?」 「建学の精神を基に夢や目標を達成するためにはどのような大学生活を送るのか?」 についてディスカッションしました。その後のグループワーク発表では、どのグループも各々の夢や希望を叶えるために、また「理学療法士になる」という目標を達成するためにどのような学生生活を過ごしたいかを発表してくれました。 今回の宿泊研修では、理学療法士を志す仲間と交流し、多くの友人をつくることができたと思います。 またこれからの大学生活について、さらには理学療法士として将来社会に貢献することについて考える機会となり、それぞれの夢や希望を叶えるための「第一歩」となりました。 理学療法学科 助教 宮本 直美
2014.04.16
平成26年度新入生宿泊研修レポート~人間環境デザイン学科~ その1
五條新町・十津川村・湯浅町での新入生宿泊研修 ~平成26年度人間環境デザイン学科 その1~ 人間環境デザイン学科では、2014年4月7日(月)・8日(火)、1泊2日の新入生宿泊研修を奈良県内の五條市と十津川村、和歌山県の湯浅町で行いました。 人間環境デザイン学科では今後、建築・インテリア・プロダクトといった「デザイン」を学んでいく最初の道しるべとして、毎年豊かな環境や、特徴的な風土をもった地域を訪ねます。 ≪1日目≫ 1日目は五條市内にある藤岡家住宅と醤油醸造の地として有名な湯浅町での見学が中心となりました。 藤岡家住宅は江戸時代の近内村の庄屋であり、薬種商も営んでいたところです。平成18年に国の登録有形文化財に登録されました。 ▼藤岡家住宅 - 立派な表構えです。 ▼学芸員さんの案内で、藤岡家住宅建物内を案内してもらいました。学生も真剣にメモや写真を取りながら聞いています。 その後、脚を伸ばして和歌山県湯浅町へ。このまちは伝統建造物群保存地区として指定された地域があり、そこを中心に回りました。 ▼湯浅町役場産業観光課の前田さん(写真左)にはじめに簡単なレクチャーをしてもらいました。 ▼醤油の醸造発祥の地として知られる湯浅町ですが、中でもこの角長さんが有名です。店構えもかなり立派でした。 ▼中には住民の方にお願いして、住宅の中を見学させてもらった班も!!かなり積極的です。 その後は宿泊先の「ホテル昴」に向かい、到着後、研修会を行いました。8つのグループに分かれ、藤岡家と湯浅町で学んだことについて模造紙にまとめてもらいました。 ▼時間があまりとれなかったのが心配でしたが、どの班もすぐにテーマを決め、まとめあげてくれました。 8班の発表の後、教員で優秀な発表をした班を決定しました。いずれも「自分のオリジナルな言葉で見学の感想をまとめてくれた」ということで、最優秀班は7班、次点は1班となりました。 ≪2日目≫ 2日目は、十津川村の復興住宅を見学しました。 ▼話していただいた建築家の武田さんと、十津川村役場の方々。 復興住宅は、被災した方々が仮設住宅を出て、生活の再建の場として本格的に生活をするために自治体が建設したものです。 ともすれば普通の公営住宅のように無味乾燥になりがちですが、十津川村の復興住宅はこの地域の伝統的な意匠や住まい方を参考にしながら、専門家と住民との話し合いの中計画され、実現されました。 ▼内装も現代のライフスタイルに合わせながら、木造のよいところを活かしたものになっています。 最後は、五條新町の見学に行きました。 今回は五條新町でまちづくり活動をされているNPO法人「大和社中」の山本さんより、この地域での活動のお話を聞きました。 ▼会場も「大和社中」で使用されている古民家の「岡橋邸」での講義です。 講義の後は五條新町のまちあるき。たっぷりと町並みを見学しました。 ▼まちあるきはボランティアガイドさんと。 奈良から和歌山まで、もりだくさんな旅程でしたが、良い経験ができたと思います。お疲れ様でした!! 人間環境デザイン学科 特任助教 長井 典子
2014.04.14
学生広報スタッフBlog vol.124~アカペラ部初LIVE+新歓LIVE!
こんにちは。学生広報スタッフの白井大祐です! 今回はアカペラ部ADVANCE#による春LIVE(兼ADVANCE#を創設した先輩たちの卒業式)を紹介します! (最後に4/22新歓LIVEの告知もあります!) 2014年3月15日(土)にADVANCE#の初LIVEを、北堀江にあるclub vijonというLIVEハウスで開催しました!同時に、4回生の先輩方にとってのラストLIVEでもありました。 【出演バンド】 w.a.c / aarre / みるきぃうぇい / ストロボエッジ / 鈴蘭 / てや~ん / マカロニん 【1部】 【2部】 出演バンドのうち、私も唯一1回生バンドaarre(アールレ)のメンバーとして出演しました。 演奏した曲は Prisoner Of Love / Everything / 明日への扉 以上、3曲です。 このLIVEに向けて、がむしゃらに練習してきて途中で自分のパフォーマンスに納得いかない時はありましたが、当日は部員全員で最高に楽しむことができ、一生の宝物となりました。 僕にとって、ADVANCE#は「成長できる場所」です。ボイスパーカッションを始めたことで、自分の日常が変わりました。アカペラ部に入部して、歌は人生に大きく影響を与えてくれました。 歌の素晴らしさ、アカペラは、聞く人の心に訴えかけ、感動させることができます。 ADVANCE#は、そういったことを味わうことができる場所だと思います。 今年から新しく1回生がADVANCE#に入部してきます。4回生の先輩たちが自分たちに接してくれたように、自分のオリジナリティも踏まえて、いつか後輩たちにとってADVANCE#が大切な場所になったらいいなと思います。 ADVANCE#はこれからも『前進』していくので、みなさんお楽しみに! ここで、ADVANCE#のLIVEを告知します! 【新歓LIVE】4/22(火)18:15~ @KB01講義室 新生ADVANCE#を是非見に来てください。部員一同お待ちしております! 理学療法学科2回生 白井 大祐
2014.04.14
平成26年度新入生宿泊研修レポート~現代教育学科
教育学部現代教育学科では、2014年4月7日~8日に南紀白浜で1泊2日の新入生宿泊研修を行いました。 新入生同士、親しくなるとともに、教員や上回生とのコミュニケーションを通じて、新入生の不安を解消することをめざしています。 畿央大学教育学部の新入生宿泊研修では、2回生、3回生の学生サポーターが研修を進めるようにしています。集団行動の引率は、教員になったときに必ず求められる大切な要素です。その指導力を学生サポーターが身につけることも、重要な目標のひとつに位置づけています。 【1日目】 (左)集合の点呼 (右)全員集合! 出発後、バスの中でガイダンスや自己紹介を進め、お互いの距離が少し近づいたようです。 (左)和やかな雰囲気で進める学生スタッフ (右)はにかみながらの自己紹介 白浜に着いて最初のプログラムは、とれとれ市場での昼食です。教育学部では、子どもたちに指導する「いただきます」の手遊びから始め、新入生は学生スタッフのまねをしながら覚えます。 (左)ごちそうを目の前に… (右)手遊びを指導するスタッフ 食後は、白浜の自然や歴史を学ぶために、2クラスずつに分かれて千畳敷、三段壁、紀州博物館を巡りました。 三段壁・・・高さ50mもある崖が2kmに渡って続く名所です。 ▲奈良では見られない絶景を背景に、クラス写真やグループ写真を撮りました。 ▲千畳敷・・・海水の浸食で複雑な形に切り取られた砂岩の岩盤です。 視界全体に広がる水平線に感動し、地球の丸さを実感することが出来ました。 (左)紀州博物館…白浜温泉を一望できる平草原にあり、紀州の名士・実業家から寄贈された浮世絵や印籠など様々な収蔵品を展示しています。 (右)館内の貴重な浮世絵などを見学させていただいたり、展望台から白浜温泉一体を一望しながら、白浜の地形について学芸員の玉田様のお話を聞かせていただいたりしました。 ホテルに着いて開講式を行い、安井学科長からの講話に続きスタッフからの自己紹介を行いました。その後、学長先生からのメッセージを読み、入学時の決意を文章に残す「夢をチカラに」に取り組みました。 夕食後、2日目に行う「砂の造形」の活動グループを決め、できたグループの紹介方法について話し合いました。そして、紹介のときに映すグループ写真を撮影してグループ紹介へと進みました。 (左)グループでの話し合い (右)グループ紹介の様子 短時間の話し合いでしたが、工夫された写真と発表ができました。さらに学生間の距離が縮まったように感じました。 【2日目】 白浜町立体育館で、生野先生の指導によるコミュニケーションゲームを行いました。 手をつないだまま全体で同じ動きをしたり、じゃんけんゲームや人数集まりをしたりして、互いのコミュニケーションを深めました。 最後には、恒例となった大縄飛びです。400回以上飛び続けたクラスもあり、すっかり眠気も吹っ飛びました。 白良浜に移動して、宿泊研修の集大成「砂の造形」の始まりです。宿泊研修が始まったときには全然知らなかった学生ともすっかり顔見知りになれたようで、力を合わせて一つの作品づくりに取り組んでいました。 (左)全体説明 (右)活動開始 砂を積み上げ、水をかけて固めて、形を整えます。途中で崩れてしまったり、なかなかうまくいかずに方向転換をしたりというグループもありましたが、苦労した分仲間意識が育ったように思います。 全てのグループが作品を仕上げて達成感を共有することができました。そして、砂浜を元の状態に戻して終了しました。自分たちが苦労して作り上げた作品を、自分たちの手で壊して元に戻す作業も、重要な教育の一つです。 今年も学生スタッフの活躍で充実した研修を行うことができました。毎年、反省と工夫を繰り返している宿泊研修ですが、新入生に対する効果はもとより、2回生、3回生の学生スタッフ自身も成長できるプログラムとして、確立してきているように感じました。 この研修を行うにあたり一方ならぬご協力をいただきました、リゾートホテルラフォーレ南紀白浜の皆様、紀州博物館の皆様に深く感謝いたします。 現代教育学科 准教授 奥田 俊詞
2014.04.11
平成26年度新入生宿泊研修レポート~看護医療学科
2014年4月7~8日の2日間、看護医療学科では高野山別格本山宿坊普賢院へ「新入生宿泊研修」に行ってきました。参加したのは新入生89名と研修の進行をサポートする支援学生の2回生21名、教員8名の総勢118名です。 お天気もよくて、眩しい!と思いきや、木の上や道路の端には雪が残っていました。寒い出だしです。 張り切って早めに到着した新入生や、支援学生と共に到着した新入生。 坂田先生からのお話で、予定通りにスタートしました。 クラス会 まず、クラス毎に円座を組み、自己紹介でニックネームを決めたり、支援学生が個々に新入生にお話したりと、賑やかに過ぎていきました。 セッションⅠ-1 くじ引きの飴でグループを決めて、高野山を散策します。去年新入生として参加していた支援学生が、今回の案内人です。「最も高野山らしい風景」があるところを探して境内を散策し、撮影。次のセッションの発表に備えて各グループで準備します。 散策の後は夕食です。皆でいただきました。 セッションⅠ-2 「最も高野山らしい風景」と、お互いを知ることの素晴らしさについて、パワーポイントを使って発表しました。グループごとに良い個性が出ています。上位3グループを投票で決め、1位に「生梅飴グループ」、2位に「濃厚ミルクグループ」、3位に「チェルシーグループ」が輝き、賞品(お菓子の詰め合せ)を獲得。やったね! セッションⅡ 2日目は朝食の後、再びくじ引きの飴でグループを決め、セッションⅡがスタート。高野山大学の山脇雅夫教授から「悲しみから学ぶ」をテーマに講演していただきました。 人の苦しみや悲しみは、人の苦しみや悲しみを体験した人のみが理解できる、と説いていただきました。「聴く」ことの難しさ、大事さ、これから新入生が学んでいくことを先んじて教えていただく機会になりました。 去年と同様に「働く」=「ハタ(傍)楽」、はたらくということは周りの人を楽にさせるというお話もありました。さらに「優」という文字は人の憂いを知っている人が人の悲しみの支えになれる、という新たなお話もあり、支援学生もより深く学ぶ機会になったようです。 山脇先生のお話の後、班毎に支援学生から新入生に、1回生で行われる「チーム医療ふれあい実習」「基礎看護学実習」での経験談を新入生へ話しました。新入生は不安と期待の面持ちです。しかし「いのちとこころ」という部分でこれから自ら関わっていく現場を知ったのではないでしょうか? 最後に山脇先生にコメントをいただきました。 支援学生は新入生を支援する立場で再び宿泊研修を経験し、山脇先生のお話についても感じ方が違った様子でした。2日間の支援、お疲れ様でした。 4月8日はお釈迦様の誕生日。普賢院で甘茶を提供されていました。学生も帰り際に興味深くいただき、無事宿泊研修を終えることができました。 看護医療学科 助手 笠谷 笑子
2014.04.10
平成26年度新入生宿泊研修レポート~健康栄養学科
「全国から入学した志を同じくする学友と仲間作りをしよう!」さらに「奈良の歴史や文化を学ぼう!心を開き、自分を見つめることで、他者をも理解する広い視野を持とう!」という目的で、2014年4月7日(月)~8日(火)に奈良市内でにて健康栄養学科の新入生宿泊研修を行いました。 2日間とも暖かい春の陽気に包まれとても気持ちよく、桜も見事に満開でした。 ◆研修1 自己紹介 研修前に作成した班新聞を用いて、自己紹介をしました。4年間一緒に学ぶ仲間の顔と名前を覚える第一歩です。興味のあること、これから入ろうと思っているサークルなど、スクリーンの前でマイクを持ち、緊張しながらも思いを伝えていました。 ◆研修2 奈良散策プログラム 全18班が、それぞれテーマにそって奈良を散策しました。東大寺や春日大社、奈良まち、若草山、唐招提寺、薬師寺などの奈良の定番コースから、お酒や奈良漬、しょうゆなど奈良の特産品の生産現場を見学するといったコース、伝統的な団扇づくりや筆づくり、鹿の角アクセサリーづくり、写経、握り墨の体験コースなど様々なテーマがありました。どの班も奈良の歴史や文化を十分に堪能でき、充実した時間となりました。 ◆研修3 テーブルマナー研修 ホテル内の会場において、洋食フルコースのテーブルマナー研修を行いました。学生は15本のカトラリーを順番に使って、緊張ながらも、仲良くなってきた学友と楽しそうに食べていました。 ◆研修4 クラスアワー、作文「夢をチカラに」 3クラスに分かれて、担任の先生の話を聞いたあと、「夢をチカラに~大学生になっての決意を表現しよう~」というテーマで作文を書きました。みなさん学生生活や卒業後の夢、今の率直な思いをしっかりと書いていました。 ◆研修5 「奈良散策ブログラム」発表会 2日目は奈良散策の際に撮った写真とともに散策を振り返って発表を行いました。散策した場所の歴史や文化を笑顔で報告する姿は、とても充実感に満ち溢れていました。 この研修は本学のある奈良県の歴史や文化を知り、様々な体験の中で自分を見つめることで他者をも理解し、高校時代とは一味違った学生生活を送ろうとする期待を胸いっぱいに抱いた瞬間でもありました。 これから4年間、たくさんのことを学んで大きく成長してください。 健康栄養学科 助手 小西 佳奈
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