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被災地支援の活動
2013.07.26
被災地支援「のびのびキャンプ2013」開催を、学長にご報告。
こんにちは!教育学部3回生・のびのびキャンプ2013代表、森本敦です。 今年の8月に開催する学生・教職員有志による被災地支援「のびのびキャンプ2013」のご紹介をさせていただくため、7月26日(金)に学長先生に面談のお時間をいただきましたのでご報告させていただきます。 福島県の子どもたちが大自然のなかで、おもいきりキャンプを楽しみながら、こころとからだのリラックスをしてもらいたいという思いで、東日本大震災が発生した2011年からスタートした被災地支援「畿央大学のびのびプロジェクト」。3回目の今年度は、学生が運営主体となり、福島県で開催します。 今回、初めて学長先生とお話しする機会をいただき、とても緊張してしまい、なかなか上手に趣旨・目的を伝えることができなかったのですが、学長先生は熱心に聞いてくださり、そのなかで畿央大学の建学の精神のひとつでもある、「徳をのばす」というお言葉をいただきました。人の痛みに気付くことができて、その痛みを分かち合うということが、被災地支援に関わらず、人と人がともに生きていく社会において必要であるということ。 「のびのびキャンプ」に携わり、福島県の人たちのさまざまなお話を聞く機会がありました。避難所での生活、満足に外で遊ぶことのできないこどもたちと、そのお母さんの悩み。さまざまな人たちが辛い思いを、あの日から持ち続けています。建物の復興は進んでいても、心の復興にはもっともっと時間がかかるかもしれません。私たちはこの「のびのびキャンプ」を通じて、その辛い気持ちが少しでも軽くなるよう、努力していかなければならないと先生のお話を聞いて改めて実感し、また代表という立場から学生一人ひとりがこの「徳」の気持ちを持てるよう呼びかけていくことが大切だと思いました。 今回、学長先生にお会いし、キャンプに向けて一層、気持ちが強くなりました。こどもたちのこと、福島のことを一番に考え、あたたかい気持ち、たくさんの笑顔がいっぱい生まれるキャンプを作っていきたいと思います。そして、またよいご報告が学長先生にできるよう、参加学生一同、努力していく所存です。 今回はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました! 今後もKIO Smile Blogやfacebookにて「のびのびキャンプ2013」の経過、報告を随時行っていきます。発信していくことも私たちの使命。被災地のことを思う気持ちが、みなさんの心にずっと残るように・・・ぜひ、ご覧になってください!
2013.07.18
被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~福島県で説明会を開催!
こんにちは!教育学部3回生のんちゃんこと、溝端法子です! 畿央大学の学生・教職員有志による被災地支援「のびのびキャンプ2013」の準備を進めているところですが、7月14日(日)に福島県二本松市民交流センターで、キャンプに参加してくれる子どもたちの保護者を対象とした説明会を行いました! 当日は「どんな子どもたちが来てくれるんだろう…」と、胸をドキドキさせながら、私を含む畿央生3名が福島県へと向かいました。 まず午前中は一緒にキャンプを作っているボランティアグループひらそるの方々と、福島大学・いわき明星大学の学生4名と顔合わせを行い、午後からの説明会の打ち合わせ、のびのびキャンプ2013の趣旨についての再確認やプログラム内容に関する会議等を行いました。 そして午後からはいよいよ説明会です!のびのびキャンプ2011,2012経験者で、今年はサポーターとして参加してくれる福島の中学生、高校生のこどもたち5名も、説明会の運営のお手伝いをしてくれました! そしていよいよ説明会は、キャンプの運営メンバーによる自己紹介からスタート。 福島大学・いわき明星大学からは今年参加する学生4名に加え、昨年参加して社会人になった2人も駆けつけてくださいました! 次に、のびのびキャンプの発起人であるみゆっきー(看護医療学科 堀内美由紀准教授)より、のびのびキャンプが始まったきっかけや今までの経緯についてのお話をしてくださいました(詳細をお知りになりたい場合は、過去のブログをご覧下さい) それから学生代表であるひちょり(教育学部3回生)から、のびのびキャンプ2013の概要や目的、スケジュール等の話がありました。学生の熱い思いが、保護者の方々にも伝わったと思います! 説明会の後は、部屋を仕切って保護者と子どもは分かれ、それぞれの時を過ごしました。 保護者の方々は、うりちゃん(理学療法学科 瓜谷大輔助教)の「姿勢と健康」についての講座を受けておられました。からだをのびのびリラックスさせるための講座が終わった後に、質問に行く保護者の方もおられるほど好評でした! そして、子どもたちにとってはお楽しみのアイスブレイクタイム! 代表であるひちょりが中心となってアイスブレイクを行いました。キャンプ参加の子どもたちの弟妹もたくさん参加してくれたため、わいわいとしたのびのびキャンプらしい雰囲気の中、ゲームを通した交流でお互いの距離が縮まりました。また、説明会の間には見られなかった、子どもたちの笑顔やパワーを見ることが出来ました。 今回の説明会で、キャンプに参加してくれる子どもや保護者の方々にお会いし、またキャンプを一緒に作っているひらそるの皆様や福島の学生に会うことが出来て、「いよいよ始まるんだなぁ」と、より一層気が引き締まりました。 のびのびキャンプ当日まで1ヶ月を切りました。福島の子どもたちのために、自分たちが出来ることを考え、みんなで力を合わせて、笑顔でいっぱいのキャンプを作っていきたいと思います! 【関連URL】 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第4回セミナーを開催! 被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第3回セミナーを開催! 被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第2回事前セミナーを開催! 学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動!
2013.07.10
被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第4回セミナーを開催!
こんにちは!前回のブログで紹介いただいた、のびのびキャンプ2013プログラムリーダーで教育学部3回生の、ざぶこと柴田大貴です! 2013年7月6日(土)に畿央大学の学生・教職員有志による被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けた第4回事前セミナーを行いました。 今回でいよいよのびのびキャンプ2013の学生メンバーが確定したため、もう一度自己紹介を行いました。 自己紹介の後、キャンプにおける各自の役割について説明をしました。キャンプの全体の動きを管理し指示する統括のひちょりをはじめ、子どもと一緒になって活動するグループの学生。グループの実態を把握してアドバイスやフォローを行うグループアドバイザー。グループをまとめるグループリーダー。子どもたちの健康や生活面の管理を行う、健康・生活担当、などの紹介をしました。 また、メンバーが確定したため、テーマソングやバス内でのレクリエーション、朝の体操など、キャンプでの具体的な活動を各々で役割分担して、組織としてキャンプに向けて本格的に動き出しました! 募金活動もメンバーの人数が増えたので「今後の活動に期待」です! そして、前半の最後のプログラムでは危機管理マニュアルについての説明を行いました。子どもが怪我や病気になったときにどのように対応するかの流れを確認しました。 後半のプログラムでは、実際にキャンプで危機予測や危機回避ができるために、資料を用いて、危機管理トレーニングを行いました。 子どもが怪我をしたり、事故に合わないように、危険物を取り除くことや、怪我をしても軽傷で済むような服装で活動することや、再発防止のための声掛けや行動などをグループで話し合いながら学びました。 また、実際にあった過去の事例などを参考に、怪我や事故が起きたときの適切な対応についても考えました。一人ひとりがその場の状況や子どもの実態に適切な危機管理を意識して子どもと関わる事で、子どもたちが安全に活動できることに繋がるということを学びました。 いよいよキャンプまで残すところ、1ヶ月とわずかになりました! キャンプに向けてメンバー全員で力を合わせて、毎日がんばっています!キャンプが始まるのが楽しみな反面、このメンバーと一緒に活動できる時間も残り少ないのだな、と実感しています。 このメンバーと一緒に最高のキャンプを作るので、また応援の程、よろしくお願いします! 【前回までのブログ】 被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第3回セミナーを開催! 被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第2回事前セミナーを開催! 学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動!
2013.07.01
被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第3回セミナーを開催!
こんにちは!のびのびキャンプ2013代表の教育学部3回生・ひちょりこと森本敦です! 2013年6月15日、畿央大学の学生・教職員有志による被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けた第3回目の事前セミナーを行いました。 今回は前半に実際にキャンプで行うアイスブレイクとレクリエーションの体験、 そして後半は「キャンプの際のリスクマネジメント」についてのびのびキャンプ2012のプログラムディレクターであり、キャンプのプロ、じゃーじさんこと吉藤行二先生に講義をしていただきました。 「アイスブレイク」とは、こどもたちの緊張を解きほぐすために行う簡単なゲームや遊びのこと。初めて出会う見ず知らずの友だちや大学生を目の前にしてしまうと、どうしても緊張して気持ちがこわばってしまいます(これは大学生の立場でもいえることです)。そこで、簡単なゲームや遊び、ふれあいを通して楽しみながら距離を縮めて、あたたかく打ち解けやすい雰囲気をつくり、気持ちを解きほぐしていくことが目的です。 今回は今年のキャンプでプログラムの進行を務めてる”ざぶ”こと柴田大貴くんが、私たちにアイスブレイクのレクチャー、体験を行ってくれました。 アイスブレイクを楽しみながら、 「この場面では学生はどんな配慮をするといいんだろう?」 「率先して盛り上げたり、歌うことが大切」 「場に応じた盛り上がりや、静かにする場面では静かにするなど気をつけないと」 など、お互いに確認をしながらアイスブレイク体験を行いました。 アイスブレイクはこどもたちの緊張をほぐすだけでなく、初めて出会ったこどもたちのことを知る大切な機会でもあります。学生は楽しみながらも、よくこどもたちのことを見ることによって、どんな性格の子なのか、より深い関係づくりをするためにはどうすればいいのか、と考えることができます。 信頼関係を築く第一歩であるアイスブレイク。こどもたちが安心できる雰囲気作りを心がけるべきだと感じました。 そして、後半は吉藤行二先生に「キャンプの際のリスクマネジメント」についてお話していただきました。吉藤先生は昨年まで奈良県立野外センターのセンター長をなさっておられ、現在は中学校で勤務されていらっしゃいます。 キャンプのなかで気をつけるべき部分。それは目に見える虫や植物、設備の不備だけに限らず、人間の意識のなかにもあるということを教えていただきました。 「これくらいならば大丈夫だろう」 「いつもと変わらないし大丈夫」 そんな間違った解釈や、安易な気持ちが事故やトラブルを引き起こす原因です。 私たち学生はキャンプの間、こどもたちの命を預かることになります。常に状況を把握し、判断して行動を行うことで、こどもたちが怪我なく楽しいキャンプを過ごせるのではないかと思いました。 最後に、キャンプで唄う歌のレクチャーもしていただきました!キャンプのときに、こどもたちと一緒に唄うことが待ち遠しいです! セミナーを重ね、徐々にキャンプのビジョンが浮かび上がってきました!こどもたちが全力で楽しめるキャンプに向けて、私たちも全力で準備していきます! 今後もこちらのスマイルブログや畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページでも、キャンプの経過をお伝えしていきます。ぜひ、ご覧ください☆ 【過去のブログ】 被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第2回事前セミナーを開催! 学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動! 学生広報スタッフblog vol.62~学生が見た「のびのびキャンプ2012」後編 学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編
2013.06.11
被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第2回事前セミナーを開催!
こんにちは!今年度の「のびのびキャンプ」の学生代表を務めさせていただく、ひちょりこと現代教育学科3回生の森本敦です! 今年度から学生が主体となり、被災地支援のための「のびのびキャンプ2013」を開催することになりました!不安だったり、わからないことばかりの毎日ですが、福島県のこどもたちの笑顔のために、日々、みんなでがんばっています! さて、5月25日(土)に引き続き、6月1日(土)の3・4限目に第2回のびのびキャンプ事前セミナーを開講しました。今回はキャンプ中に実際に行うプログラムの説明と昨年度体験学生の体験談、そして教育学部永渕泰一郎先生による「こどもとのかかわりかた」についてのセミナーを行っていただきました。 のびのびキャンプにはさまざまなプログラムがあります。緊張している子どもたちと大学生との出会いの際、ゲームをすることで緊張をほぐす「アイスブレイク」、子どもたちのいろんな姿が垣間見える「飯盒炊飯」、気持ちを伝えあってキャンプの締めくくりをする「メッセージタイム」など、他にもたくさんあります。 他のキャンプと共通するプログラムもありますが、その全てのプログラムのバックグラウンドにあるのは「そばにいる安心感」です。キャンプ中、学生は子どもに近い存在であり、ずっとそばにいる存在です。今年は子ども5人に対して学生が3名つく体制で、こどもたち同士、学生とこどもたちの距離がより近づくことを念頭においたプログラムの構成をしています。 のびのびキャンプ2012に参加した学生の体験談では、運営メンバーでもある二回生、めぐ、りなっぱ、あずの3人が昨年のことを振り返りながら、グループワークも交え、話してくれました! 「子どもたちとかかわることで意外な一面や、自分の課題が見つかった。」 「『どんなことをしてあげよう?』という気持ちより、 『相手はどんなことをしてもらいたいんだろう?』と考えることの大切さに気づけた。』 「自分の居場所をまず探してしまったけれど、 こどもたちのことを一番に考えて動かなければいけない。」 など、さまざまな体験・感想を聞くことができました。 また実際にこどもと接した際、自分ならどうする?といったグループワークを参加者全員で行いました。たとえば、 「地震、原発のことをどう思う?」といった質問が来たらどうする? 「活動に参加したくない」というこどもがいたらどうする? 「○○ちゃんと一緒はイヤだ!」というこどもがいたらどうする? という、キャンプでも実際、起こりうることを想定しながら、話し合いました。 さまざまな学部、学年の学生がいるため、いろんな視点からの考えがたくさん出てきました。最善の答えが存在するわけではないけれど、いろんな人の考えを知って引き出しを増やしておくことで、幅広い対応ができるはずです。とても有意義な時間を過ごすことができました。 後半では永渕泰一郎先生に「こどもとのかかわり方」についてのセミナーを行っていただきました。 こどもたちの行動の一つ一つには必ず意味があり、そのバックグラウンドを知り、気持ちを大切にしないといけない。学生はプロフェッショナルではないけど、素朴な関わり方をすることによって、こどもたちとの関係を築くことができること。別れの際のケアをきちんとすること。のびのびキャンプのみならず、さまざまな場面でこどもたちとかかわる際に気に留めておくべきことをご教授いただきました。 過去2年、私も参加してきましたが、悩むことの連続で、思い返せばいろいろ後悔することや、感じたことがたくさんありました。今回、2回生メンバーがその思いを自分達の言葉で伝えてくれて、きっと新たに参加してくれているメンバーにも伝わったと思います。こどもたちのことを一番に考えて、全力を尽くしてキャンプ作りをするのが私たち学生の役目。もしかしたら、その期間内では充実感や感動を実感することが難しいキャンプかもしれません。しかし、こどもたちのことを大切に思って過ごすことで、キャンプが終わって思い返したとき、自分の成長を感じることができるキャンプでもあると思います。 3年目、3回目、まさに集大成となる今年ののびのびキャンプ。偉大な先生方から引き継がせていただくということで、プレッシャーも感じますが、学生主体のよい部分を前面に出して、こどもたちひとりひとりの夏休みの楽しい思い出の1ページが描けるよう、みんなでキャンプをつくっていきます! のびのびキャンプ学生代表 現代教育学科3回生 森本敦 【関連URL】 学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動! 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ
2013.06.07
学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動!
福島と奈良をつなぐ、のびのびキャンプ2013! こんにちは!学生広報スタッフ、現代教育学科2回生の尾西です。 私は今年の夏(8月12日~15日)に開催する「のびのびキャンプ2013」の運営スタッフをしています。今回、同じスタッフの永田さんと一緒に、キャンプのご紹介をしたいと思います! 「畿央大学のびのびプロジェクト」は、畿央大学の学生、教職員有志による被災地支援の取り組みです。「のびのびキャンプ」は今年で3年目の開催で、福島県と奈良県をつなぐ子どもたちのための特別なキャンプです。2011年は栃木県で、2012年は奈良県で実施し、大学生と子どもが1対1で過ごすマンツーマンキャンプでした。外出制限があり外で遊ぶことができない子どもたちが、時間や放射能を気にすることなく安心して「のびのび」遊ぶことができるプログラムを組み、実施してきました。 【過去のキャンプの詳細はこちらから!】 福島の子どもを奈良へ!被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催しました! 学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施! 2013年度は福島県で開催します。放射線量は極めて低く、自然豊かな地域です。今年の新たな取り組みとして、子ども5人に対して学生3人のグループで活動していくことを計画しています。子ども一人一人に学生がついている時以上に、グループの中で子どもたちは「自分のことは自分でしなければならない」場面が増えてくると思います。その中で子どもたちが安心して自分のことは自分で判断し行動できるよう万全なサポート体制と環境を作り、子どもたちが「自分はこんなこともできるんだ!」という自信を持って帰ってもらえるキャンプを計画しています。また2012同様、ふくしまのボランティアグループ”ひらそる”、福島大学といわき明星大学の学生有志の皆さんとも協働します! そこで、私たちは「のびのびキャンプ2013」を一緒につくりあげていく仲間を集めるために、5月10日(金)と13日(月)の2日間、昼休みに説明会を行いました! 「のびのびキャンプ」についての説明を一昨年のキャンプの様子がわかるムービーを交えながら、簡単に行いました。 説明会後には4学科、全学年の27名の方から応募があり、とても嬉しく思っています! 「のびのびキャンプ」では、キャンプ本番で大切な心構え、共通理解をしておくための事前研修会として、土曜日の3,4限目に計6回のセミナーを行っていきます。 その第1回目のセミナーが、5月25日(土)にありました。初回ということもあり、説明会よりも詳しく、「のびのびキャンプ」が始まった経緯やキャンプ中での学生の役割などについて、話しました。 のびのびキャンプの発起人、看護医療学科の堀内先生。すべては、堀内先生が東日本大震災後まもなく福島の友人を訪ねたことからはじまりました。 のびのびキャンプ2013学生代表、ひちょりによるキャンプの説明。 まだ緊張した面持ちでいっぱいでしたが、これからよりよいキャンプを作り上げるために、みんなで様々な意見を出し合い、もっと打ち解けあえたらいいな~と思っています。 また、現在、キャンプを開催するにあたって、メンバーで協力して募金活動も行っています。 もし、見かけましたら、ご協力よろしくお願いします! ●毎週水曜日18時半~ 五位堂駅 ●毎週木曜日2限目~ エコール・マミ(大学隣) 今後行うセミナーもブログにアップしていく予定ですので、ぜひチェックしてください! 教育学部現代教育学科2回生 尾西 萌・永田 理奈 ●畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ
2013.04.18
学生広報スタッフblog vol.62~学生が見た「のびのびキャンプ2012」後編
学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編 を読む 【のびのびキャンプ3日目】 3日目は奈良観光!奈良公園に東大寺、石舞台古墳、万葉文化館へと足をのばしました。 ペアの学生やグループのお友達と熱心にクイズを解いたり、一緒に買い物をしたり、出店のお菓子を食べたりしているうちに、ペア以外にも同じグループの友達や学生ともだんだんと打ち解けてゆく姿が見られました。私たちグループリーダーはいろんなものに興味深々の子どもたちを連れて、自分たちも知らない道を進まないといけないので大変です。「はぐれないように、でも子どもたちには思うままに動いて欲しい。」と思いながら、なんとか目的地にたどり着いたときにはヘトヘトでしたが、みんなの楽しそうな姿に疲れも吹っ飛びます。 ☆昼食は夢風広場でホットドッグと風月さんのお好み焼き、バスの中ではお菓子をいただきました!食事はキャンプの趣旨に賛同して頂いた企業の皆様からご支援いただきました。ありがとうございます! ☆更に日本旅行のカリスマ添乗員、平田さんが登場!バスレクをお願いし、楽しいバス移動となりました。 ☆平田さんと一緒に、石舞台古墳(上)、万葉記念館(下)で記念撮影! センターへ戻ると大阪龍球会さんによるバスケットボールを使ったパフォーマンス!「かっこいい!」「すごい!」と即席のサイン会ができるほど子どもたちに大人気でした。 ☆夕食にはたきびカレープロジェクトの皆さんによる、本格的なカレーをいただきました! ☆夜ご飯のあとにはキャンプファイヤー!炎が空から降ってきて燃え上がると、楽しいレクリエーションのはじまり!最後にはこのキャンプのイベント計画をしてくれたわっくんによるファイターポイにみんな驚きと感動! キャンプファイヤーからの帰り道には、2日目に工作したキャンドルで照らされるサプライズが!自分のキャンドルを見つけると、子どもたちはとても嬉しそうにペアの学生とキャンドルを眺めていました。真っ暗の帰り道、はぐれないように手を握りながら帰っていくペアの姿もありました。 この夜の学生スタッフのグループミーティングでは「手を握ると握り返してくれた」「自分から喋ってくれるようになった」「心遣いが嬉しかった」と嬉しそうなペアの学生の声を聞くことができて、私たちまで嬉しい気持ちになりました。 (さらに…)
2013.04.17
学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編
こんにちは!理学療法学科4回生のよこみー、はるちゃんこと横山、山根です。 私たちは一昨年と去年の夏に2回、「のびのびキャンプ」に参加させていただきました。のびのびキャンプの概要などは過去のブログをご覧ください。 のびのびキャンプではたくさんの素晴らしい人と出会うことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。その感謝の気持ちをこめて、今回のびのびキャンプ2012の報告をさせていただきます。キャンプでは福島の子ども1人に大学生のパートナーがつくマンツーマンスタイルで、そのペアを5グループに分けます。私たち2人はその「グループリーダー」を任されました。 【1日目】 畿央大学の教員・学生をはじめとする関西スタッフは前日から準備を始め、ついに子どもたち、福島スタッフが到着。久しぶりな顔やはじめましての顔。子どもたちもスタッフのもドキドキの中、緊張を和らげるアイスブレーキングを行いました。初日は子どもたちもスタッフも探り探りの様子。 ☆福島の子どもたち、スタッフの到着 みんな久しぶり! 去年よりも少し大人になった子供たちに再び会うことが出来ました。はじめましての子も沢山いて今年はどの様なキャンプになるだろうとワクワクドキドキしました。 ☆アイスブレーキング ☆ペア・グループ発表 子供たちはまだまだ緊張した表情。 ☆旗づくり~初めての共同作業! 去年より人数が多かったのでぎゅうぎゅうになりながらも全員の手が入りました。 子供たちの「今年も友達をたくさん作って楽しみたい!」という気持ちが伝わってくる言葉が沢山見られ、私も「グループリーダーとして頑張らないと!」という気持ちになりました。 ☆夕食はグループに分かれてBBQ!美味しいお肉やお野菜にみんな大満足! 率先してお肉を焼いてくれる子、ライトを照らしてくれる子、一人で探検に出かけてしまう子などいろいろな子がいました。 私自身は1日目から要領がつかめずバタバタと走り回っていました。 夜に子供たちを寝かしにいった後に行うグループ会議では子供たちの様子などを共有し話し合いました。みんなそれぞれ思っている事や困っている事などを相談し合いみんなで解決できる良い場だったと思います。 (さらに…)
2013.03.25
被災地支援~現代教育学科 古川ゼミ 宮城県の気仙沼を訪問
こんにちは。教育学部現代教育学科3回生、古川ゼミの玉木佑果です。 3月8日(金)から12日(火)まで、宮城県の気仙沼へ行ってきました。 今回で三度目の訪問となりました。(一度目2012年2月、二度目2012年8月) <今回気仙沼へ行った目的> ①小学校・高等学校・特別支援学校の先生方の話を聞くこと ②お母さん方の話を聞くこと ③震災から2年目の3月11日を肌で感じること 学校には、ご自身が被災者である先生もたくさんいらっしゃいます。 家が津波で流されたり、ご家族を亡くされたり、勤務していた学校が被害にあったりと、非常に辛い経験をしながらも毎日がんばっておられます。 今年は極寒だったこともあり、運動場が使えない、体育館も使えないことで、子どもたちはストレスが溜まり、苦しい状況だそうです。 2013年3月11日14時46分 宮城県気仙沼向洋高等学校 仮設校舎の職員室で先生方と一緒に黙祷させていただきました。 下記は、11日の午前中、私に授業を見学させてくださった先生から、夜にいただいたメールです。 「2年前の今、学校から3㌔内陸の中学校に避難し、真っ暗で寒い中、大勢の生徒たちといました。情報もあまりなく、信じられないことが、起こったらしいしか分からず、長い夜を過ごしました…。大きい余震が頻繁で、とにかく寒く、トイレも大変でした…。今夜もあの日みたいに、寒いですね。」 気仙沼へ行くと、毎回感じること、思うことがたくさんあります。 テレビでは決して伝わらないことばかりです。 古川先生と一緒に行動することで、分かったことがあります。 支援は信頼関係がない上では成立しないということ。 信頼関係を築くためには、継続的に足を運ぶことが必要なのだということを学びました(先生は毎月訪問しています)。 私も、気仙沼で出会い、話をしてくださった先生方や子どもたち、地域の人々に会いに、必ずまた行きたいと思います。 ▼気仙沼復興商店街 南町紫市場 「揚げたてコロッケ屋」さんの中で。 緊急派遣カウンセラーの国重先生、気仙沼市内の高等学校の養護教諭の先生、古川先生、私。 是非一度、皆さんも気仙沼へ足を運んでみてほしいです。 ▼気仙沼の有志が行っている追悼イベント「3月11日からのヒカリ2013」 光の柱には、震災の記憶を刻んでいく「いしぶみ」になってほしいという思い、未来を照らす光になってほしいという思いも込められています。 現代教育学科3回生 被災地支援サークル「HOPEFUL」 玉木 佑果 【関連ブログ】 ▼被災地支援~教育学部生有志が、宮城県南気仙沼小学校へボランティアに! https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-492.html
2013.03.25
学生広報スタッフblog vol.60~被災地支援サークルHOPEFULの活動
こんにちは。 学生広報スタッフ&HOPEFULメンバーの、きーさんです! 3月10日(日)、神戸市中央区のコミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)で東北支援の健康チャリティーイベント「BTB 命は宝」が開催されました。畿央大学被災地支援サークル「HOPEFUL」の有志4名(尾西、喜島、境、山野)でイベント運営のボランティアに参加。今回はこの様子について書きたいと思います☆ このイベントにボランティア参加するきっかけは昨年9月。HOPEFULメンバー3名で宮城県石巻市へ漁業支援ボランティアに行った時(学生広報スタッフblog vol.37、46参照)、たまたま同じボランティアに来ていたチームBTB(Beyond the Border)代表の森西美香さんと知り合いイベントを紹介してもらいました。 (昨年9月 写真左)真ん中が森西さん。宮城県石巻市にて (今年3月 写真右)神戸で再会!素敵な一期一会☆ イベントは、フィットネスやスポーツを通して健康を作ったり、子供向けのブースではスライム作りをしたりするもので、収益は東北の支援に充てられます。 HOPEFULメンバーはそれぞれ別々の配属となったのですが、自分は子どもフットサル教室を担当しました。準備運動で鬼ごっこをしたり、ボールを使って簡単な遊びをし、最後は小学校の学年別チームで試合をします。時折雨もぱらつく肌寒い日でしたが、子ども達は元気に走り回っていました。 ▼フットサル教室 ▼試合の様子 ▼兵庫県のマスコット「はばタン」登場!子ども大喜び♪ あいにくの天候でしたが来場者も多く、皆さん身体を動かして健康的にチャリティーに参加されていました。 きーさんも、子どもらと触れ合いながら一緒にフットサルの試合に参加したりして、楽しく活動する事が出来ました。関西と東北は距離的には離れていますが、イベントに携わった大勢の人々の思いはきっと現地へ届く事と思います。 ▼体育館の様子。午後2時46分にはここで黙祷も捧げました。 ▼HOPEFUL有志4名!
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