2026.05.14

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026vol.5~台南市にてワークショップがスタートしました~

人間環境デザイン学科では、専門分野の学びを深めるとともに、異なる文化や価値観に触れ、グローバルな視点を身につけることを目的として「海外インターンシップ」を実施しています。 今年度は、2026年5月5日(火)~5月11日(月)の7日間にわたり、人間環境デザイン学科2・3回生の学生25名、教員5名が台湾を訪問します。滞在中は、台南市にある国立成功大学との交流活動を通して、農村地域における地域活性化に向けた空き家再生の提案を行うとともに、現地のまちや建築の見学を行います。 今回は、現地でのワークショップ3日目(5月7日)の様子をお伝えします。 ▶前回(vol.4)のブログはこちら まずはプレゼント交換会! グループ活動を始める前に、オリエンテーションとプレゼント交換を行いました。 畿央大学からは日本の漫画をプレゼントし、成功大学の皆さんからは台湾のお菓子をプレゼントして頂きました。         成功大学の学生さんは、事前に台湾のお気に入りの景色を撮影してきてくださり、私たちはそれぞれ好きな写真を選びました。       その写真を撮影した学生さんとコミュニケーションを取りながら、写真に込められた思いやおすすめの場所について話を聞く中で、共通の感性をきっかけに交流を深めることができました。     グループ活動:現地調査 いよいよグループ活動開始です。まずは、今回の台湾ワークショップの課題である葉邸と新東小学校日式宿舎の現地調査を行いました。         提案内容の議論 午後からは、提案内容の議論を行いました。初めは、事前学習で準備していたお互いの提案を1つにまとめることが難しく、言語の壁を越えて議論することにも苦戦していましたが、成功大学の皆さんが積極的に話しかけてくださったことで、どんどん仲が深まり、充実した議論を行うことができました。       たとえ言葉が十分に通じなくても、図面やイラストなどの表現を用いることでコミュニケーションを図ることができるのは、デザインを学ぶ私たちならではの強みだと実感しました。     休憩にはタピオカを差し入れしていただききました。本場のタピオカは甘さのレベルが沢山あったり、タピオカの大きさがさまざまだったりと、日本との違いを感じる新しい発見が沢山ありました。     明日は引き続き議論を行い、途中には土壁作りとタイルの絵付け体験が行われます。今日深めることができた交流を大切にしながら、より良い提案を完成させられるよう頑張りたいと思います!   人間環境デザイン学科 2回生 糸井 和花 棚田 菜月 最後に 活動のはじめには、活動場所である台南市後壁区の村長ならびに新東里地区の自治会長にもお越しいただき、ご挨拶をいただきました。私たちのために活動の場をご提供いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 学生たちは、初めは緊張した様子も見られましたが、あっという間に仲を深め、提案内容の議論に移った際には、教員の心配をよそに活発な意見交換が行われていました。これは、事前にしっかりと準備を重ねてきたことに加え、成功大学の皆さんがあたたかく迎え入れてくださったおかげだと思います。今後、議論をさらに深め、どのような提案へと発展していくのか、最終発表がとても楽しみです。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美   関連記事 ▼2026年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.1 ~事前準備編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.2~事前準備後編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.3~台湾に到着しました~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026vol.4~台南市にてワークショップがスタートしました~ ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!   ▼ 人間環境デザイン学科 「佐味田みんなの縁側」の掲示板「佐味板」の増設および卒業研究の発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 人間環境デザイン学科 関西の卒業設計の展覧会で、吉永ゼミの学生が上位賞を受賞しました。~ 人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ      

2026.05.14

2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)1日目 ~ 看護医療学科

看護医療学科の4回生は、5月12日(火)から14日(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で「へき地医療体験実習」を行っています。 「へき地医療体験実習」の目的は、看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることです。4つの地域に分かれてそれぞれの地域の特性を踏まえた活動を展開しています。 今回のブログでは、5月12日(火)に行われた川上村での1日目の実習の様子をお届けします。   川上村担当の学生たちは、「母子」「学校」「成人」「高齢者」「包括」の5つのグループに分かれて、各グループの対象となる住民の健康課題に対する対応策を検討し学生ができることを実際に提供することを目標に設定して実習を進めています。   ▶2025年度のへき地医療体験実習(川上村)の様子はこちら 1日目の様子 元気いっぱいの学生20名と教員4名が2泊3日の臨地実習がスタートしました。 バスで五位堂駅を出発し、大滝ダムを見学したのち、川上村役場で実習開始の挨拶をしました。     その後の高齢者グループの活動について報告します。 高齢者グループは、下肢筋力低下防止に対する意識の向上をめざして、デイサービスを利用されている高齢者の方々(平均90.5歳)12名を対象に「健康測定」と「健康教育」を実施しました。     健康測定の実施項目 血圧 握力 足趾把持力   学生にとっては不慣れな測定もあり、時間がかかる場面もありましたが、高齢者の方々があたたかく見守り、協力してくださいました。 健康教育 テーマは「血圧」。     学生たちは、事前に準備と練習を何度も重ねてきましたが、実際の場面では「声が思ったより届きにくい」「資料が見えづらい」など現場ならではの課題に直面しました。それでも、学生たちは焦りながらも臨機応変に対応し、最後まで説明することができました。 高齢者の方々が、まるで孫の話を聞くように、学生の言葉に耳を傾けてくださる姿から、あたたかさと愛情を感じる時間となりました。   今後に向けて 2日目は、地域住民の方を対象とした「健康測定会」を実施します。学生たちが学びを生かして取り組む姿を、あたたかく見守っていきます。   看護医療学科 助教 伊藤 千春 関連記事 ▼2025年度看護医療学科へき地医療体験実習に関する記事 2025年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! 2025年度へき地医療体験実習レポート(山添村)~看護医療学科 2025年度へき地医療体験実習レポート(川上村)~ 看護医療学科 2025年度「へき地医療体験実習」実践報告会を開催しました! ~ 看護医療学科   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」

2026.05.13

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026vol.4~台南市にてワークショップがスタートしました~

人間環境デザイン学科では、専門分野の学びを深めるとともに、異なる文化や価値観に触れ、グローバルな視点を身につけることを目的として「海外インターンシップ」を実施しています。 今年度は、2026年5月5日(火)~5月11日(月)の7日間にわたり、人間環境デザイン学科2・3回生の学生25名、教員5名が台湾を訪問します。滞在中は、台南市にある国立成功大学との交流活動を通して、農村地域における地域活性化に向けた空き家再生の提案を行うとともに、現地のまちや建築の見学を行います。 今回は、現地でのワークショップ2日目(5月6日)の様子をお伝えします。 ▶前回(vol.3)のブログはこちら 台南でフィールドワーク! 2日目は、台南市内と新化老街でまち歩きを行いました。ワークショップメンバーが合流し、神農街や海安路を班のメンバーとともに巡りました。気温は約30度と高く、強い日差しと蒸し暑さのある、台湾らしい気候の中でのフィールドワークとなりました。 現地では、まちなみや歴史について学びながら散策を行いました。歴史ある建物やまちの雰囲気にふれるだけでなく、班のメンバーと一緒にプリクラを撮ったり、台湾名物のタピオカミルクティーを味わったりするなど、交流を深めながら楽しい時間を過ごしました。             昼食は、歴史的建築を活用した「街役場古蹟餐坊」でいただきました。かつて街役場として使われていた建物が現在も大切に保存・活用されており、食事を通して台湾の歴史や文化をより身近に感じることができました。       その後はバスで新化果菜市場を訪問しました。市場としての機能だけでなく、建築的な視点からも多くの工夫や特徴を見ることができ、非常に印象的な見学となりました。           夕食では、本場の中華料理を味わい、一日の締めくくりにふさわしい時間を過ごしました。最初は言葉の違いや緊張もあり、思うようにコミュニケーションを取ることができない場面もありましたが、英語や身振り手振り、翻訳アプリなどを活用しながら交流を重ねるうちに、短い時間の中でも自然と打ち解けることができました。       異なる文化や言語に触れながら、人とのつながりの大切さを改めて実感できた、充実した一日となりました。   人間環境デザイン学科 3回生 上田 理世 仲村 すず 今後に向けて 明日からは活動場所を台南市後壁区新東地区に移し、今回のメインテーマである空き家再生の提案活動を行います。事前準備の成果を十分に発揮し、さらに新たなアイデアにふれながら、多様な視点から地域について考える貴重な機会として、積極的に取り組んでほしいと思います。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 ▼2026年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.1 ~事前準備編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.2~事前準備後編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.3~台湾に到着しました~   ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!   ▼ 人間環境デザイン学科 「佐味田みんなの縁側」の掲示板「佐味板」の増設および卒業研究の発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~ 人間環境デザイン学科 関西の卒業設計の展覧会で、吉永ゼミの学生が上位賞を受賞しました。~ 人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ      

2026.05.12

「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」

「老年看護学援助論Ⅱ」(3年次前期必修科目)の授業では、紙面上の事例を用いて、高齢者看護に必要とされる生活機能の視点から、アセスメント、看護過程の展開を行い、高齢者の日常生活の維持に必要な援助技術の演習を通して学修しています。 今回は、4月から継続して考えてきた事例「Aさん」のアセスメントから「生活機能関連図※」の作成に取り組みました。   ※生活機能関連図…病気の状態だけではなく、その人らしく生活するための「生活機能」と本人の「もてる力」がどう影響し合っているかを可視化する地図のようなもの。 「もてる力」に光を当てる 老年看護において大切なのは、病態を知るのと同時に「高齢者のもてる力」をどう活かすかという視点です。病気があっても、その人らしく暮らすには何が必要か?学生たちは付箋を手に、多角的な視点からAさんの状態を紐解いていきました。 「わかる」が広がる、グループワークの熱気     まずは、グループで意見を出し合ながらアセスメントで得られた情報を色分けした付箋に書き出し、『どこでもシート』へ「病態」、「加齢変化」、「社会的・心理的情報」、「生活への影響」、「看護の焦点」、「予測される危険性」の項目に分けて張り出す作業を行いました。その後、各項目の関連や成り行きを考え、情報をつなげていきました。   どのグループも、教員がコメントする隙がないほど、盛んな議論で盛り上がり、個人ワークでは気づけなかった視点も、仲間と話し合うことで「わかった!」と笑顔になり、自分の学びとして理解を深める姿が印象的でした。この「自分の意見を伝え、人の意見を聞き入れる」プロセスこそが、チーム医療の土台となり、より良い看護へ発展すると実感でき、未来で活躍する学生さんの姿が眼に浮かび、とてもワクワクした時間となりました。 まるで学会?緊張の発表Time     完成した「生活機能関連図」を前に、各グループの代表が発表を行いました。学びを言語化し、共有することで理解が深まったことはもちろんですが、まるで学会発表さながらの真剣な表情がとても印象的で、頼もしい限りでした。   これからも、対象者の「もてる力」を活かした看護について、学生とともに考え続けていきたいと思います。   看護医療学科 助教 伊藤 千春   関連記事 ▼ 2025年度「老年看護学援助論Ⅱ」に関する記事 後期からの臨地実習に向けて!~看護医療学科「老年看護援助論Ⅱ」   ▼ 2024年度「老年看護学援助論Ⅱ」に関する記事 外部講師による講義『食べたい!』を支えるケア ~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.1 『実習に活かす高齢者看護技術』高齢者の個別性に合わせた援助を考える~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」Vol.2 「どこでもシート」の魔力~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.3 前期の最後は高齢者疑似体験!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.4   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました! オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」

2026.05.12

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.3~台湾に到着しました~

人間環境デザイン学科では、専門分野の学びを深めるとともに、異なる文化や価値観に触れ、グローバルな視点を身につけることを目的として「海外インターンシップ」を実施しています。今年度は、2026年5月5日(火)~5月11日(月)の7日間にわたり、人間環境デザイン学科2・3回生の学生25名、教員5名が台湾を訪問します。滞在中は、台南市にある国立成功大学との交流活動を通して、農村地域における地域活性化に向けた空き家再生の提案を行うとともに、現地のまちや建築の見学を行います。 今回は、現地でのワークショップ1日目(5月5日)の様子をお伝えします。 ▶前回(vol.2)のブログはこちら   人間環境デザイン学科 2回生の中島です!5月5日(火)から1週間、台湾南部の台南市にある成功大学のみなさんと一緒に行われるインターンシップに参加しています。ワークショップのために、私たちは数か月前からグループワークを重ね、成功大学の学生の皆さんとより良い取り組みができるよう準備してきました。今日はいよいよ出国の日です。   台湾に到着! 関西国際空港では少し遅延がありましたが、無事に台湾へ到着することができました。高雄空港に到着した後はそのままバスで成功大学へ向かいました。道中では、とにかくバイクの多さに驚きました。台湾では、バイクが「生活の足」として広く普及しており、通勤・通学、買い物、子どもの送り迎えなど、日常生活に深く根付いているそうです。車を追い越していくスクーターの勢いに圧倒されました!   台湾の気温は、想像していたほど蒸し暑くなく、少し安心しました。(翌日からは30℃を超える暑さの洗礼を受けました……。) 成功大学の校舎には、歴史を感じる建物や背の高い木々が立ち並び、なかでも大正時代に植えられたというガジュマルは迫力満点でした!そのガジュマルの前で、成功大学のみなさんと一緒に集合写真を撮りました。     また、建築学科の校舎では、廊下や空きスペースで学生同士のディスカッションが活発に行われており、学びに対する熱意を感じました。日本とは異なる大学の雰囲気に触れることができ、とても刺激を受けました。     成功大学の大学院生の皆さんと夕食会! 夕食会では、早速、今回のワークショップをコーディネートして下さっている成功大学の大学院生の皆さんと交流を深めることができました。今回の台湾インターンシップを通して、多くの友人を作りたいと思います。       本日の宿泊先は「台南ホテル」です。60年以上の歴史があるホテルで、落ち着いた雰囲気が印象的でした。明日以降の台湾での活動にも全力で取り組んでいきます!   人間環境デザイン学科 2回生 中島 誠晃 今後に向けて いよいよ明日は、ワークショップのメンバー全員と合流します。現地での交流や議論を通して、多様な価値観や視点に触れながら、学びをさらに深めてくれることを期待しています。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 ▼2026年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.1 ~事前準備編~ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.2~事前準備後編~   ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!   ▼ 人間環境デザイン学科 令和7年度卒業証書・学位記授与式レポート~人間環境デザイン学科 関西の卒業設計の展覧会で、吉永ゼミの学生が上位賞を受賞しました。~ 人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ      

2026.05.11

人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.2~事前準備後編~

人間環境デザイン学科では、専門分野の学びを深めるとともに、異なる文化や価値観に触れ、グローバルな視点を身につけることを目的として「海外インターンシップ」を実施しています。今年度は、2026年5月5日(火)~5月11日(月)の7日間にわたり、人間環境デザイン学科2・3回生の学生25名、教員5名が台湾を訪問します。滞在中は、台南市にある国立成功大学との交流活動を通して、農村地域における地域活性化に向けた空き家再生の提案を行うとともに、現地のまちや建築の見学を行います。 今回は、渡航に向けた事前準備と、成功大学との事前オンライン発表会の様子をご紹介します。 ▶前回(vol.1)のブログはこちら 学内ミーティング 約2週間にわたり、提案の方向性を定めるための準備として学内でミーティングを重ねました。     平面図や立面図を基に周辺環境との関係性を考慮しながら検討を進め、各チームで方向性を整理しました。私たち2回生にとって、このような課題に取り組むのは初めてだったので、理解が難しい点も多くありましたが、3回生の的確な着眼点に触れることで新たな視点を得ることができました。   また、3回生が計画的に議論をリードしてくださったことで、円滑に議論を進めることができました。 学内での発表やエスキス※を繰り返し、先生方からも多くのアドバイスをいただきました。同じ敷地条件でありながら、チームごとに異なる方向性の提案が生まれた点は非常に興味深く、有意義な学びとなりました。   ※エスキス…フランス語で下絵やスケッチを意味する。建築業界では、アイディアをまとめるためのラフなスケッチや模型作り、先生や先輩に設計案を相談することを指す。 成功大学の学生さんとオンライン発表会 4月28日(火)には、成功大学の学生の皆さんとのオンライン発表会を行いました。     私たちは台湾の皆さんに伝わるよう、英語で発表を行い、日本チームと台湾チームが交互に発表しました。初めて台湾の方々と意見交換を行い、提案や考え方が似ている班もあれば、異なる視点からの提案もあり、非常に興味深く感じました。     台湾でのワークショップを通して最終的にどのような提案にまとまるのか、とても楽しみにしています。今回は互いに発表を行う形式でしたが、実際に対面で議論できる機会も楽しみにしています。限られた時間の中でも積極的にコミュニケーションを取り、より良い成果につなげられるよう、引き続き努力していきたいです。   人間環境デザイン学科 2回生 廣藤 唯 山本 里緒 今後に向けて 出国に向けた準備を終え、いよいよ5月5日からワークショップがスタートします。現地では、成功大学の学生の皆さんとの交流を通して、これまでの学内の活動では得ることのできなかった学びや気づきが生まれることを期待しています。また、実際に現地を訪れ、自分たちの目でまちや暮らしを見つめ、人と出会うことで、提案内容をさらに深めていってください。 多くの刺激や学びを得られる実りあるワークショップとなることを期待しています。   人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 ▼2026年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ2026 vol.1 ~事前準備編~ ▼ 2024年度 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ ▼ 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.1~ 台湾に向けて出発! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~ 成功大学とのワークショップ開始! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.3~ 試行錯誤しながらも順調に作業が続いています! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.4~ 制作の最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.5~ みんなで台湾まちあるき! 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.6~ かけがえのない仲間に感謝!   ▼ 人間環境デザイン学科 令和7年度卒業証書・学位記授与式レポート~人間環境デザイン学科 関西の卒業設計の展覧会で、吉永ゼミの学生が上位賞を受賞しました。~ 人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「小さな建築をつくる」プロジェクトゼミ~人間環境デザイン学科吉永ゼミ 卒業研究作品展を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ      

2026.05.08

活躍する大学院修了生vol.10~松田 総一郎さん(国立長寿医療研究センター 研究所勤務/健康科学研究科博士後期課程修了)

働きながら学べる畿央大学大学院を経て、現場で活躍する修了生をご紹介!大学院への進学を考えている方、あるいは研究に興味をお持ちの方に向けて、これまでのキャリアや大学院での経験、研究の魅力などを振り返っていただきました!   松田 総一郎さん(健康科学研究科 博士後期課程 2024年3月修了)   現在のお仕事・研究を教えてください! 国立長寿医療研究センター 研究所 老年学・社会科学研究センター 予防老年学研究部の特任研究員として、臨床研究に従事しています。 これまでのキャリアを教えてください! 履正社医療スポーツ専門学校を卒業後、摂南総合病院に勤務しながら修士課程へ進学し、博士課程3年目に現職へ就きました。現在は、地域在住高齢者を対象としたコホート研究をはじめ、さまざまな研究プロジェクトに携わっています。 これまで取り組んできた研究、また今関心のある研究テーマ・キーワードは? 主に高齢者の慢性疼痛に関する研究を進めてきました。高齢者にとって痛みは身近な症状の一つですが、痛みのメカニズムや、痛みが健康状態の悪化に及ぼす影響については、まだ不明な点が多く残されています。そのため最近は、痛みが健康状態の悪化に及ぼす影響を明らかにするとともに、痛みを予防する方法や、たとえ痛みがあっても健康状態が悪化しにくくなる要因について研究しています。   研究キーワードは、「老年学」、「神経科学」、「認知科学」、「慢性疼痛」です。     大学院に進学したきっかけや目的は? 摂南総合病院で理学療法士として勤務していた際に、指導教員の大住先生と出会いました。当時、痛みに悩む患者様や、脳卒中後に原因不明の痛みを抱える方を担当する中で、「痛みに困る人を少しでも減らしたい」「自分の知識と経験を生かしたい」という思いが強くなりました。そこで、痛みの研究に取り組まれていた大住先生のもとで学びたいと考え、大学院進学を決めました。 大学院での時間を一言でいうと? 今の自分を形づくる土台を築いた時間だったと思います。大学院での学びは研究だけにとどまらず、仕事を進める上で必要となる、さまざまな力を養う機会にもなりました。   また、大学院では学術的に物事を捉え、問いを立て、根拠をもって考える姿勢を身につける時間になります。こうした学びは決して簡単なものではありませんが、その分、自分の理解が深まっていくことに大きな充実感がありました。新しい知見に触れたり、自分なりに考えたことが少しずつ形になったりする経験は、大学院ならではの魅力だったと感じています。   特に畿央大学大学院は、指導教員との距離が近く、相談や指導を受けやすい環境が整っています。また、意欲の高い方が多く、互いに刺激を受けながら研究に取り組める点も大きな魅力だと感じています。   今の仕事や研究に、大学院での学びはどう活きていますか? 現在の職場では、研究だけでなく企業との連携も多い立場で仕事をしています。   研究を進めるうえでは、最終的な成果報告を見据え、綿密に計画を立てて着実に進めていく必要があります。規模の大きいプロジェクトは個人の力だけでは進めることが難しいため、チームで協力して進めます。他の研究者や企業の方々と議論を重ねながらプロジェクトを円滑に進めるためには、さまざまな力が求められます。   さらに、物事を感覚的に捉えるのではなく、根拠に基づいて整理し、課題を明確にしていく姿勢は、大学院で学術を修めたからこそ身についたものだと感じています。   こうした研究を遂行するための基礎となる力を大学院で身につけることができたのは、大きな財産だと日々感じています。これは研究者に限らず、どのような仕事をするうえでも欠かせない力だと思います。 これから大学院進学を考えている方へのメッセージを! やりたいことを見つけ、それを形にしていくには、大きな努力や苦労も伴います。しかし、畿央大学大学院には、それを乗り越えるための環境と、支えてくださる先生方がそろっています。少しでも皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。        

2026.05.08

活躍する大学院修了生vol.9~藤井 廉さん(九州大学大学院 医学研究院勤務/健康科学研究科博士後期課程修了)

働きながら学べる畿央大学大学院を経て、現場で活躍する修了生をご紹介!大学院への進学を考えている方、あるいは研究に興味をお持ちの方に向けて、これまでのキャリアや大学院での経験、研究の魅力などを振り返っていただきました!   藤井 廉さん(健康科学研究科 博士後期課程 2022年9月修了) 現在のお仕事・研究を教えてください! 九州大学大学院 医学研究院 医療経営・管理学講座 の特別研究員、医療法人田中会 武蔵ヶ丘病院 武蔵ヶ丘臨床研究センター の主席研究員、また畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの客員研究員として、臨床研究に従事しています。 これまでのキャリアを教えてください! 熊本県の専門学校である九州中央リハビリテーション学院を卒業後、急性期病院や回復期リハビリテーション病院で臨床経験を積みました。その後、臨床4年目に畿央大学大学院健康科学研究科の修士課程へ進学し、修了後はそのまま博士後期課程へ進みました。   博士号取得後は、「臨床と研究をつなぐ基盤をつくりたい!」という思いから、当時の勤務先であった武蔵ヶ丘病院において武蔵ヶ丘臨床研究センター(文部科学省科学研究費助成事業指定研究機関)を立ち上げ、センターの運営・管理に携わってきました。   さらにその後、九州大学の公衆衛生専門職大学院に進学し、公衆衛生学やデータベース疫学を学びました。   現在は、所属を九州大学大学院 医学研究院 医療経営・管理学講座に移し、畿央大学で培った【人の行動を科学的に捉える視点】と、九州大学で学んだ【疫学的視点】を統合し、生体情報と医療ビッグデータを組み合わせた研究に取り組んでいます。 これまで取り組んできた研究、また今関心のある研究テーマ・キーワードは? 畿央大学では森岡 周先生のご指導のもと、慢性疼痛患者を対象にした運動学的研究に取り組んできました。三次元動作解析装置という特殊なカメラと解析ソフトを用いて、人が運動している際の生体情報をマーカー座標から取得し、「痛みを有すると身体の動かし方がどのように変化するのか?」を明らかにしてきました。   現在は、こうした生体情報の活用を臨床レベルにとどめず、疫学レベルへ発展させた研究に取り組んでいます。   具体的には、行政と連携しながら住民単位で生体情報(デジタルデバイスを活用したライフログデータなど)を収集し、それらをレセプトデータなどの医療ビックデータと統合することで、健康状態の把握や疾病予防、医療・介護分野への応用可能性を検証しています。最終的には、これらの知見をリハビリテーション医療の発展に役立てたいと考えています。   「個人の身体機能を深く捉える視点」×「集団の健康を広く捉える視点」の両方を大切にしながら、リハビリテーション医療への応用を見据えた研究を進めています。   大学院に進学したきっかけや目的は? 新人理学療法士の頃、指導教員である森岡 周先生の講演を聞き、ニューロリハビリテーションの理論やその背景にある根拠に強く惹かれました。その後、臨床で患者さんと向き合う中で、痛みを抱える患者の病態を理解するには神経科学的な視点が欠かせないのではないかと感じるようになりました。こうした臨床的疑問を明確にし、学術的に探求したいと考え、大学院への進学を決めました。     大学院での時間を一言でいうと? 一言でいうと、「かけがえのない学びの時間」だったと思います。   憧れていた森岡 周先生から直接ご指導をいただけたこと自体が本当に幸せな時間であり、今でも私にとって大切な宝物です。   森岡研究室では研究テーマが多岐にわたり、私は「痛み」をテーマにしていましたが、ほかにも高次脳機能や歩行、姿勢制御など、さまざまなテーマに取り組む方がいました。そのため、自分のテーマについても多様な視点からコメントをもらうことができ、研究をより発展的に深めることができました。   また、私は修士課程の頃から自宅の熊本から通っていましたが、遠方であることを感じさせないほど、きめ細やかな環境・サポート体制が整っており、博士課程を修了するまで安心して、充実した研究ライフを送ることができました。   畿央大学大学院の魅力は、質の高い研究指導と、多様な視点に触れながら研究を深められる温かな学びの環境にあると思います。   今の仕事や研究に、大学院での学びはどう活きていますか? 森岡 周先生からは、「引用される研究をしなさい(論文を書きなさい)」とご指導いただきました。これは、自分の知的好奇心を満たすためだけの研究ではなく、その研究が社会課題の解決にどうつながるのか、どのように社会実装へ結びつくのかまで考えることの大切さを意味していたと受け止めています。   自己満足で終わる研究ではいけない、という姿勢は、今の仕事や研究の根幹となっています。先に述べた研究センターの立ち上げは、まさにその学びを実践に活かせた一例です。もともと研究基盤が十分に整っていない環境の中で、現場のスタッフや上層部と対話を重ねながら、「研究の力で組織に何が貢献できるのか」を模索し、形にしていくことができました。   このように、大学院での学びは、研究手法や知識だけでなく、「社会に役立つ問いを立て、それを周囲と協働しながら形にしていく姿勢」として、今の実務・研究の両方に活きています。   これから大学院進学を考えている方へのメッセージを! 大学院は、単に知識や研究手法を身につける場ではなく、自分の中にある問いを深め、それを社会にどう役立てるかを考える場でもあります。畿央大学大学院での学びは、自分の可能性や将来の選択肢を広げてくれる貴重な経験になると思います!        

2026.05.08

活躍する大学院修了生vol.8 ~ 鳥居 美里さん(千里中央病院 勤務/健康科学研究科 修士課程修了)

働きながら学べる畿央大学大学院を経て、現場で活躍する修了生をご紹介!大学院への進学を考えている方、あるいは研究に興味をお持ちの方に向けて、これまでのキャリアや大学院での経験、研究の魅力などを振り返っていただきました!   鳥居 美里さん( 健康科学研究科 修士課程修了 2026年3月修了) これまでのキャリアを教えてください! 大学卒業後、千里中央病院に勤務しました。病院勤務5年目に大学院に進学し、研究活動を進めました。現在は、客員研究員として畿央大学の地域リハ研究室に所属しています。 これまで取り組んできた研究や、今関心のある研究テーマ、研究キーワードは? 修士課程在籍中は、回復期リハビリテーション病院に入院されている運動器患者の転倒恐怖感について研究していました。   今は、入院中と退院後の転倒恐怖感の変化や、入院患者のみならず地域高齢者についても関心があります。 大学院に進学したきっかけや目的は? 病院内で大学院に進学し臨床現場の第一線で活躍し研究をされている上司のお手伝いを行い始めたのがきっかけでした。   研究のお手伝いをしながら、研究まではいかずとも病院内での取り組みや学会発表をしていく上で上司から大学院進学の道を進めてもらいました。そこで、自身が主となり研究を行うことで自身のスキルアップにもつなげたいと思いました。費用面の心配もありましたが、病院自体が大学院進学に前向きで奨学金の支援などもあったため進学を決心しました。   大学院での時間を一言でいうと? 人脈形成や意見交換ができたことが大きいと思います。   また、研究、臨床の視点のみならず、人として相手を尊重することを学び、視野が広がりました。   今の仕事や研究に、大学院での学びはどう活きていますか? 研究において、臨床疑問に対して、PICOに基づいて解決に向けての道筋を立てることが可能になり、研究を実践するハードルが下がりました。   仕事の現場においては、現在、後輩指導や学生指導を行う立場になっています。そこで大学院の教授や同じ研究室の先生方から学んだ、相手を尊重しディスカッションを行う意識が付き、一方向での指導ではなく時には複数で検討したり、後輩からの意見を取り入れる指導を実践できています。 これから大学院進学を考えている方へのメッセージを! 大学院進学となると少しハードルが高く一人で研究を進めていけるのかと不安に思う方も多いかもしれません。実際の大学院では指導教員のみならず同じ研究室の仲間がいるため、決して一人で最初から最後まで進めていくということはなく相談して形を作っていきます。   研究は行ってみたいが一人で研究を行う不安を抱いている方こそ、大学院に進学することで協力し一緒に頑張る仲間ができ自身の人脈形成や視野が広がるきっかけになると思います。是非一歩踏み出してみてください!新しい世界が広がると思います。  

2026.05.07

オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」

畿央大学 看護医療学科の特色ある科目の一つ、「認知症ケア論(1年次選択科目)」が今年もスタートしました。超高齢社会を迎えた日本において、今求められているのは、認知症を「何もできなくなる病気」と捉えるのではなく、希望を持って自分らしく暮らせる「新しい認知症観」です。看護医療学科では、1回生という早い段階からこの課題に深く向き合っています。   ▼2025年度の「認知症ケア論」の様子はこちら 90分で変わった「認知症」へのまなざし 第3回目の講義では、学生たちが「認知症サポーター養成講座」を受講しました。受講前は「物忘れ」のイメージが強かった学生たちですが、KJ法※を用いたワークショップを通じて、その認識は大きく進化しました。   ※ KJ法:付箋等の紙に情報を記し並べ変えたりグループ化したりすることで断片的な意見・アイデアを効率的かつ論理的に整理するための手法。   学生たちが「理解」した認知症の真実 認知症には多くの疾患や種類があり、一人ひとり対応が異なること。 症状が進んでも、「できること」や「意思」は確かにあるということ。 若年性認知症やBPSD(行動心理症状)への正しい理解の必要性。   「患者」としてではなく「人」として向き合う   講義後のディスカッションでは、医療職をめざす卵として、そして一人の市民として「自分たちに何ができるか」を語り合いました。 私たちが今日から実践すること 「病人」ではなく「1人の人」として接する。 相手のペースに合わせ、笑顔で耳を傾ける。 困っている人がいたら、自分から優しく声をかける。 文字を活用するなど、相手が理解しやすいコミュニケーションを工夫する。 オレンジリングは、共生社会への「第一歩」 わずか90分の講義と対話でしたが、学生たちの手首には、サポーターの証である「オレンジリング」が輝いています。 「相手を尊重し、寄り添うこと」の大切さを学んだ学生たちは、これから地域や医療の現場を支える頼もしい存在となっていくはずです。私たちの学びは、まだ始まったばかり。認知症の人と共に、誰もが過ごしやすい地域社会を築くために、これからも主体的に行動し続けます 。     看護医療学科 准教授 室谷 牧子     関連記事 ▼ 2025年度「認知症ケア論」に関する記事 1回生集中講義「認知症ケア論」が開講しました!~看護医療学科 認知症マフづくり&交流会を開催しました!~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「フィールドワーク:自分たちにできること、共生社会の在り方を考えよう」~ 看護医療学科「認知症ケア論」   ▼ 看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 2026年度看護医療学科「へき地医療体験実習」がスタートしました!