2026.09.11

第24回日本神経理学療法学会学術大会に参加しました ― 本学関係者が最優秀賞・優秀賞を受賞

2026年9月5日(土)~6日(日)に、大阪府大阪市のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)にて「第24回日本神経理学療法学会学術大会」(以下、第24回学術大会)が開催されました。   本大会には約3,000名が参加し、全741演題が発表された大規模な学術大会となりました。畿央大学大学院およびニューロリハビリテーション研究センターからも多くの大学院生・修了生・教員が参加し、研究発表や講演、そして受賞という形で大きな成果を収めました。 今回は、第24回学術大会における畿央大学大学院、ニューロリハビリテーション研究センター関係者の活躍とともに、近年の学術大会における神経理学療法の議論の広がりについてご紹介します。   近年の学術大会からみる神経理学療法の広がり 近年の日本神経理学療法学会学術大会では、神経理学療法が扱う対象や問いにも広がりがみられます。   第22回学術大会では「創始―次代への超克―」をテーマに、Society 5.0や人と機械、データサイエンスなどを踏まえた神経理学療法の未来とともに、身体を介した交流や間主観性、自己の再構築といった、人の経験や関係性を捉える視点が提示されました。   続く第23回学術大会では「根拠と反証―エビデンスのブラッシュアップ―」をテーマに、科学哲学や運動学習、感覚機能などを通して、神経理学療法における根拠や検証のあり方について議論が深められました。   そして今回の第24回学術大会では、虫明 元先生、下畑 享良先生、大平 英樹先生、田口 茂先生らによる講演を通して、神経理学療法や神経生理学の歴史、予測的処理、身体と環境との相互作用、現象学などへ議論が広がりました。さらに、森岡 周先生による基調講演「神経理学療法はどこへ向かうのか―機能回復から自己再構成へ―」や、ナラティブを扱う企画も含め、機能回復だけでなく患者の経験やその人らしさをどのように捉えるかが、より明確に議論される大会となりました。   この3年間を通して、神経理学療法は、機能や障害を捉えるだけでなく、その根拠を問い直しながら、患者の経験や他者・環境との関係性、自己の再構成までを含めて考える方向へと議論が広がってきたことがうかがえます。 本研究センター関係者の学会での主な講演・発表 初日には、モーニングセミナーにて、山崎 雄一郎氏(博士後期課程)が「脳卒中後運動失調の臨床推論:評価に基づく介入設計」、古賀 優之氏(客員研究員)が「脳卒中後疼痛:病態に基づく評価の組み立て方と介入展開」をテーマに講演を行いました。   また、受賞記念講演では、「第1回日本理学療法学会連合学術総会」にて臨床研究学術賞を受賞した研究センター長の森岡 周教授が「コンパレータモデルに魅せられて30年―臨床の問いが描いた三層の見取り図―」をテーマに講演を行い、長年にわたる臨床と研究を通して発展させてきた考えについて紹介しました。     スキルアップセミナーでは、西 祐樹氏(客員研究員)が「運動障害の評価:運動制御で組み立てる介入設計」をテーマに講師を務め、運動制御の観点から臨床評価と介入を組み立てる考え方について講演しました。 さらに、公募型シンポジウム「関係性から再考するこどもの発達:Family-Centered Careに基づく新たな臨床の探究」では、長森 由依氏(博士後期課程)がシンポジストとして登壇し、こどもの発達を本人や家族との関係性から捉える臨床について議論しました。   2日目には、森岡 周教授が基調講演「神経理学療法はどこへ向かうのか―機能回復から自己再構成へ―」の講師を務めました。身体機能の回復にとどまらず、患者の経験や自己の再構成を含めた神経理学療法の今後の方向性について講演しました。   また、基幹シンポジウムでは、尾川 達也氏(客員研究員)が「語られる身体と生きられる世界:「その人らしさ」を描く臨床記述の価値」をテーマに発表し、患者の経験や語りを臨床の中でどのように捉え、記述していくのかについて議論を展開しました。   このほかにも、2日間にわたり多くの一般演題が発表され、本学関係者が多方面で活躍を見せました。 大学院生の輝かしい受賞 全741演題の中から、本学大学院健康科学研究科の在学生が最優秀賞および優秀賞を受賞しました。また、第22回学術大会の宮脇 裕氏(客員研究員)、第23回学術大会の田上 友希氏(博士後期課程)に続き、今回は山崎 雄一郎氏(博士後期課程)が最優秀賞を受賞し、本学関係者が3年連続で最優秀賞を受賞することとなりました。   ▶第22回学術大会blogはコチラ ▶第23回学術大会blogはコチラ 最優秀賞 山崎 雄一郎氏 演題名: 脳卒中後運動失調の回復軌道:ベイズモデルによるパラメータ分離とクラスター特性 ※第23回学術大会 奨励賞受賞 優秀賞   田上 友希氏 演題名: 脳卒中後歩行能力に至る体幹・下肢機能の階層的カスケード―動的座位を媒介ハブとする統合モデル― ※第23回学術大会 最優秀賞受賞 優秀賞 大西 空氏(博士後期課程) 演題名: 脳卒中患者の歩行における機能的筋協調パターンの再構造化―部分情報分解による情報構造解析―   終わりに 今回の成果は、指導教員をはじめとする多くの関係者の支えと、研究に真摯に取り組む大学院生・修了生・教員一人ひとりの努力によって実現したものです。講演やシンポジウム、一般演題を通して多くの研究成果を発信するとともに、最優秀賞・優秀賞という形でも本学の研究が評価される学術大会となりました。 全ての関係者の皆様に心からの感謝を申し上げます。 本学は今後も、理学療法学および神経リハビリテーションの発展に貢献できるよう努めてまいります。   畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター長 森岡 周 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 特任研究員 大西 空   関連記事 第24回大会:【3年連続で最優秀賞・優秀賞を受賞!】第24回日本神経理学療法学会学術大会で本学大学院生が最高位の評価を獲得しました。 第23回大会:【快挙】躍進と深化:第23回日本神経理学療法学会学術大会での圧倒的な成果 第22回大会:【快挙】挑戦と革新:第22回日本神経理学療法学会学術大会での輝かしい成果を収めました!   健康科学研究科の記事 理学療法学科の記事  

2026.09.09

イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.4 ~ カンタベリーでの授業と放課後の様子をお届け!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は7名の学生が2026年8月29日(土)~9月13日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。今回は現地からのレポート第四弾をご紹介します。 こんにちは。人間環境デザイン学科2回生の松山未悠です。 今回は、1日目の授業と放課後にカンタベリー大聖堂に行った日の様子をお届けします!     1日目の様子 前日に、レベルチェックテストを受け、レベル別の2クラスに分かれて授業を90分×2コマ受けました。   私の入っているクラスは私含め4人の少人数クラスです。「color psychology 」(色彩心理学)を元にしたイメージカラーを使ってのディスカッションを行い、歌手の Dolly Partonをテーマに学びました。     自分の意見をクラスのみんなに伝えることが多く、難しかったですが、先生が優しく教えてくださり、正しい文法と発音で話すことができました。   授業終わりはランチへ 12時30分に授業が終わり、ランチに行きました。   カンタベリーにはたくさんのお店があるため、どこで食べようかとても悩みました。日本食のレストランやパン屋さんなどたくさんあります。 この日はドバイ料理屋さんに行きました。     授業の振り返り ランチの後は雑貨屋さんを見て周りました。その後、カフェで今日の授業の振り返りをしました。レジのお兄さんがなぜか値引きしてくれたため、お手軽な値段でカフェラテを飲むことができました。 授業はとても楽しいですが、難しい単語ばかり出てきたので復習は必須でした^^;     ホームステイ宅に帰宅してから、ホストマザーと夕飯を作りました。手伝おうとしていたら「このレシピ見て作ってみて!」と言われました。美味しくできたのでよかったです。 とても充実した1日になりました。   翌日は、カンタベリー大聖堂にも行きました! 翌日は授業を受けた後に、夕方のカンタベリー大聖堂で行われるイーブンソング(日没近くに行われる教会の祈り会)に参加しました。 世界遺産のカンタベリー大聖堂はとても綺麗で迫力がありました!     カンタベリー大聖堂内のステンドグラスはとても綺麗で圧倒されました。     イーブンソングが始まると20人ほどの聖歌隊の方々が入場され、アカペラで合唱していました。 イーブンソングは毎日行われているそうです。この日の聖歌隊は年配の方々でしたが、子どもが歌う日もあるそうです。     とても綺麗な歌声を聴き、大満足の放課後になりました。 イギリスは涼しい気候でとても過ごしやすく、長袖を着ていないと寒く感じます。日本に帰ったときの暑さが恐ろしいです。   カンタベリーを散策! イーブンソングが始まるまでに時間があったので、昨日に引き続きカンタベリーを散策しました。 気になっていた紅茶屋さんにいき、カンタベリーブランドの紅茶とケーキをいただきました。       授業の復習もしっかりして、明日に備えました!   人間環境デザイン学科 2回生 松山 未悠 関連記事 ▼今年度のイギリス短期留学レポートはこちら イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.1 ~イギリス留学がスタート! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.2 ~ ロンドンを散策! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.3 ~ ついに現地での授業開始!   ▼昨年度の様子はこちら イギリス短期語留学 カナダ短期語学留学

2026.09.08

子どもも大人も笑顔に!畿央大学の学生ボランティア23名が工夫を凝らした認知症啓発活動を実施 ~ 看護実践研究センター認知症ケア部門

8月29日(土)、エコール・マミのイベント広場にて、看護実践研究センター認知症ケア部門主催の普及啓発活動「子どもも大人もみんなで認知症のことを正しく知ろう!」を開催しました! 2024年1月に「認知症基本法」が施行されたことを受け、地域の方々に「認知症の正しい理解」と「新しい認知症観」を深めていただくため、身近な商業施設でのイベントを企画。畿央大学では今年で3年目となる主体的な取り組みで、当日は看護医療学科の1〜4回生、総勢23名の学生ボランティアが参加しました。           学生たちの試行錯誤と準備(6月からのスタート) 今回のイベント成功の裏には、学生たちの事前準備と創意工夫がありました。   6月に行われたキックオフミーティングでは、学生それぞれが担当したいブースを選択。「どうすれば参加者に楽しみながら認知症のことを知ってもらえるか?」を第一に考え、効果的な企画を練り上げました。   当日のブース&仕掛け スタートは「認知症クイズ」!:受付後にクイズに挑戦してもらい、学びのきっかけを提供。 スタンプラリー形式:各ブースを巡って楽しめる参加型。 多彩なブース展開 ◇ カフェ:憩いの場としてゆったり ◇ 交流脳トレコーナー:頭を使って楽しく予防意識を高める ◇ 学生の学び展示&認知症マフ※の紹介:学生視点での学びをわかりやすく共有。 ◇ 子ども遊びコーナー:魚釣り、輪投げ、箱の中身当てなど盛りだくさん! ▼※認知症マフとは…認知症の方の不安や落ち着きのなさを和らげるために使われる、筒状の柔らかいニット製品のこと 当日の様子:0歳から90代まで、115名との「あたたかい交流」 9月のアルツハイマー月間に先駆けて行われた当日は、115名もの市民の皆様にご参加いただきました。カフェを目的に来られた方、子どもたちの「遊びたい!」に誘われて参加されたご家族、学生の展示に関心を持って立ち寄ってくださった方など、きっかけは様々です。       会場では、学生たちが世代を超えた交流を積極的に展開しました。 90代男性との出会い お一人暮らしを楽しみながら、今なお人材育成の事業に携わっているという男性。ご自身で家事をこなし、健康意識が高く人と積極的に交流される姿に、学生も「認知症予防の秘訣」を学ぶ貴重な機会となりました。 30代ご夫妻からの声 小さなお子様連れで参加されたご夫妻からは、「認知症のことは全く知らなかったけれど、色々なことを知る良い機会になった」と嬉しい感想をいただきました。 館内のスポーツジムに通う女性友達グループ(75~80歳代数名) 「準備しているときから気になっていて、ジム終りに誘い合わせてきました」と笑顔で参加。友人との交流や軽く運動できるここのジムに「もう何年も通いながら、健康維持に努力している、認知症のことは自分も気になるけど、その時はその時」、と笑顔でお話しをしてくださいました。 子どもからシニアまで、自然な笑顔と会話があふれるあたたかな空間となりました。       活動を終えて:学生たちの声と成長(一部抜粋) イベント終了後、参加した23名の学生たちからは成長と達成感にあふれたコメントがたくさん寄せられました。   参加して本当に良かった!自分自身も改めて認知症の勉強になりました。 来場者の方々と色々な会話ができ、コミュニケーションを取るのが楽しかったです。 これまで子どもと関わる機会が少なかったので、今回たくさんの子どもたちとふれあえて良い経験になりました。 先生や他学年の学生とも交流できて、楽しいボランティアでした。また参加したいです。 学年を超えたチームワークでイベントをつくりあげ、地域の方々と直接対話した経験は、将来看護の道を志す学生たちにとって大きな糧となったようです。 おわりに 今回のイベントを通して、楽しみながら認知症への理解を深めていただく重要性を再確認いたしました。   今後も畿央大学では、学生の柔軟な発想と行動力を活かしながら、「認知症に優しい街づくり」に貢献してまいります。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!                                      看護医療学科 准教授 室谷 牧子   関連記事 2026年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 小学生に寸劇で伝える!室谷ゼミの学生が安堵町で認知症キッズサポーター養成講座を開催 ~ 看護医療学科 室谷ゼミ 2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 第13回 危篤・臨終・死亡時の看護の実際 ー エンゼルケア演習 ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 「薬害の実情」と「患者の人権」-医療倫理や患者安全を学ぶ ~ 看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科            

2026.09.08

【畿央大学✕家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト2026」を開催!~ 健康栄養学科

  健康栄養学科の学生が奈良の魅力を発信するメニューを提案 本学では、株式会社家族亭と連携し、香芝サービスエリア上下線で販売するオリジナルメニューの開発およびコンテストを実施しています。 本コンテストでは、株式会社家族亭と本学の共同によるメニュー開発を通じて、地産品の販促や地域文化に関する情報発信を進め、香芝市をはじめ奈良県の魅力を広く発信することで地域経済の活性化をめざしています。また、サービスエリアを利用する県外のお客様に奈良の魅力を届ける機会にもなっています。   学生にとっては、大学で学んだ知識を実践の場で活かしながら、企画力や主体性、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション能力を養う貴重な機会となっています。     2026年度のテーマは、「ヤマトポークを使用した定食・ワンプレートメニュー」です。   奈良県を代表するブランド豚であるヤマトポークを活用し、サービスエリア利用者に親しまれるメニューの開発に挑戦しました。   健康科学部 健康栄養学科の2・3回生3チーム10名の学生が参加。2026年2月の説明会から8月1日(土)のコンテスト開催までの約6か月間にわたり試作と改良を重ね、4種類のメニューを考案しました。   8月1日に開催されたコンテストでは、各チームが実際に調理して作品のコンセプトや特徴を発表。審査員による試食審査を経て受賞作品が決定しました。   チーム「ポークの宴」がグランプリ・準グランプリをダブル受賞!   今年度のコンテストでは、チーム「ポークの宴」 が考案した2作品が高く評価され、 グランプリと準グランプリをダブル受賞する快挙を達成しました。   1チームで上位2賞を独占する素晴らしい結果となりました。     グランプリ メニュー:「味噌がらめヤマトポーク定食」 考案チーム:ポークの宴     ヤマトポークを主役に、奈良県内で多く生産されているなすを組み合わせた定食です。ヤマトポーク、なす、玉ねぎなどを特製味噌ダレで香ばしく焼き上げました。濃い目の味噌ダレに合うよう、白ご飯とあっさりした副菜、汁物の組み合わせにし、ヤマトポークのおいしさを存分に楽しめるメニューとなっています。   準グランプリ メニュー:「奈良あえ風にゅうめんセット」 考案チーム:ポークの宴   奈良の特産品である「三輪そうめん」に、奈良漬を使用した郷土料理「奈良あえ」とヤマトポークを組み合わせてトッピングしました。さらに、吉野地方の郷土料理である「めはり寿司」を添え、奈良の食文化を一度に楽しめるセットメニューです。奈良らしさとおいしさを存分に味わえる作品に仕上がりました。   受賞の感想をお聞かせください! ●健康栄養学科 2回生 中津 葵さん 正直、驚きと嬉しさで胸がいっぱいです。発表の瞬間は本当に信じられない気持ちでしたが、これまで頑張って準備してきた成果が形になり、とても嬉しく思います。ここまで試行錯誤を重ねてこられたのも、ご指導いただいた先生方や一緒に頑張った仲間のおかげです。コンテスト関係者の皆様に心より感謝申し上げます。これからも楽しみながら新しい挑戦を続けていきたいです。   ●健康栄養学科 2回生 松本 真実さん 夢に描いていたグランプリをいただくことができ、さらにチームで考えたメニューを実際にお客様に食べていただけることを大変嬉しく思います。将来は食品開発に携わりたいと考えているため、今回の経験が大きな自信につながりました。このプロジェクトに参加して本当によかったと感じています。   ●健康栄養学科 2回生 吉岡 航大さん まず初めに、グランプリを受賞できたことをとても嬉しく思います。どちらの賞も受賞できるとは想像していなかったため驚きましたが、頑張ってきてよかったと改めて感じました。試作を重ねる中で多くの工夫や苦労がありましたが、これまで学んでた知識や経験を生かし、食べていただく方のことを第一に考えて作りました。多くの方に召し上がっていただければ嬉しいです。今回の経験は今後に大きく生きてくると思います。   ●健康栄養学科 2回生 堀 優奈さん 今回グランプリに選出いただきとてもうれしく思います。ここに至るまでに試行錯誤を重ね、時には頭を悩ませることがありましたが、良い結果に結びつけることができ、うれしく思います。今回のコンテストを通してメニュ一開発について多くのことを学ぶことができました。この経験を今後に活かし、さらに成長していきたいと思います。   学生ならではのアイデアが集結 受賞作品以外にも、奈良県産食材を組み合わせた、学生ならではの発想が光る作品が数多く考案されました。   参加学生たちは、サービスエリアを利用する方々のニーズを意識しながら、食べやすさ、奈良らしさ、見た目の魅力などを考慮して試作を重ねました。また、メニュー開発だけでなく、ターゲット設定やコンセプトづくり、販売促進を意識したPR方法の検討にも取り組み、実践的な学びを深めました。   メニュー:ヤマトポークとなすのペロリ味噌串彩り定食 考案チーム:やまトリコにさせちゃうぞ🤞☆ (阪口 真実さん、田中 ゆず花さん)   奈良県の特産品であるヤマトポークを主役に、奈良県でも多く生産されているなすを組み合わせ、奈良の魅力を感じられる定食に仕上げました。主菜は、ヤマトポークで巻いたなす、長ねぎを特製味噌ダレで串焼きにし、季節感のある主食や副菜で奈良のおいしさをぎゅっと詰め込み、思わず「ヤマトリコ(大和+虜)」になる定食をめざしました。   メニュー:秋のかきあげプレート 考案チーム:きおまる (藤田 乃菜さん、太田 陽菜香さん、角谷 実咲さん、畠山 日那さん)   ヤマトポーク、小松菜、そうめんなど奈良県の食材や郷土料理を取り入れ、秋の魅力を感じられる定食です。主菜のかきあげには、ヤマトポークをはじめ、人参、ごぼう、玉ねぎ、しめじなどさまざまな食材を使用しており、さつまいもごはんとかき揚げを紅葉がきれいな山のように見立て盛り付けています。秋ならではのおいしさを楽しめる定食にしました。   審査員のみなさま   (左より) ・家族亭高速道路事業部長 元 孝行様 ・家族亭商品開発部営業推進担当 中野 彩香様 ・家族亭代表取締役執行役員社長 音羽 博之様 ・畿央大学学長 冬木 正彦 ・西日本高速道路サービス・ホールディングス(株)関西支社長 小坪 智輝様 ・畿央大学健康科学部健康栄養学科 主任 永澤 健 ・畿央大学大学事務局長兼社会連携推進部長 中山 裕嗣 コンテストの様子 ▼プレゼンテーションの様子   ▼試食後の質問タイムの様子   ▼控室での審査の様子   ▼授賞式の様子   今後に向けて 受賞作品は、2026年9月下旬頃から香芝サービスエリア上下線のフードコートメニューとして販売される予定です。大学との共同開発メニューとして紹介され、多くの利用者に奈良県産食材の魅力を発信していきます。   販売予定店舗 とくとく香芝サービスエリア(上り線)1階フードコート とくとく香芝サービスエリア(下り線)東棟フードコート 受賞作品の販売を通じて、奈良県産食材の魅力を広く知っていただくとともに、本学学生の学びの成果を社会へ発信してまいります。今後も本学は産学連携による実践的な学びを推進し、地域社会への貢献に取り組んでまいります。   社会連携推進部 関連記事 ▼昨年の香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」に関する記事 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 ▼健康栄養学科に関する記事 臨地実習で地域講座を実施しました!健康栄養学科の学生が地域の皆さまと交流 ~ 健康栄養学科 ならコープ「らくらくお料理パック」商品開発2025~ 学生考案の6品すべてが商品化決定! ~ 健康栄養学科 「4大学対抗ピザバトル」で畿央大学が考案した大和丸なすとりんごのピザが最優秀賞に!~ 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 無印良品あさかつスピンオフレポート第3弾「カラダチェック&簡単レシピ~骨に良い食事」を開催しました!~健康栄養学科 NHK奈良放送局「ならナビ」の取材を受けました!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 近畿地区のイオンで販売されるお弁当の試作会を実施!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~  

2026.09.08

2026年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科

看護医療学科では、入学後早期に医療施設に出向いてチーム医療の実際にふれ、各職種の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」を行っています。今年度は、8月17日(月)~21日(金)の5日間、学内学習も含め6施設に分かれて実習し、その成果を最終日に実践発表会で共有しました。 今回のブログでは、実際の現場での見学や体験を通して得られた、学生の学びの様子を紹介します。 学生の感想より学びの様子をご紹介します 実習前は、患者さんの治療や療養生活を支える中心的な存在として看護師を捉えていた。しかし、実際の医療現場を見学し、医師や看護師だけでなく、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、リハビリテーション職、管理栄養士など、多くの専門職が関わっていることを知った。各部署の見学では、それぞれの専門職が異なる視点から患者さんを支えていることを学んだ。放射線科では検査を通して病気の発見や診断につなげ、薬剤師は薬の調剤や管理だけでなく、患者さんが適切に服用できるよう工夫していた。リハビリテーション科では、患者さんの状態に合わせて声のかけ方やコミュニケーション方法を考え、身体面だけでなく精神面の回復も支援していた。また、栄養科では栄養価だけでなく、味や見た目、温度などにも配慮して食事を提供していた。このことから、医療職は治療だけでなく、患者さんがその人らしく生活できるよう支援していることを学んだ。 病棟見学では、安全・安心な療養環境を整えることも看護師の重要な役割であると気づいた。患者さんの状態に合わせてベッドの位置を考えたり、必要な物品をすぐ使用できるよう整理したりするなど、さまざまな工夫がされていた。感染症対応では患者さんだけでなく医療者自身の感染を防ぐことも重要であり、医療者を守ることが患者さんを守ることにつながると学んだ。また、看護技術だけでなく声かけの大切さにも気づいた。援助を行う前に説明し、患者さんの反応を確認しながら進めることで、不安を軽減し安心して援助を受けてもらうことができる。患者さんとのコミュニケーションでは、目を見て話を聞き、表情や反応を観察することが大切だと学んだ。一方で、療養生活について十分に聞き出せなかったため、今後は質問の仕方を工夫し、専門的なコミュニケーション能力を高める必要があると考えた。 多職種カンファレンスでは、各職種がそれぞれの専門的な視点から意見を出し合い、情報を共有していた。一つの職種だけでは気づきにくい問題も、多職種で考えることで発見し、より適切な支援につなげられることが分かった。その中で看護師は、患者さんと接する時間が長く、日々の生活や状態の変化を把握しやすい立場である。そのため、患者さんの思いや生活状況、変化を捉え、多職種へつなぐ役割があると考えた。 今回の実習を通して、チーム医療では、それぞれの専門職が専門性を発揮するだけでなく、互いに情報共有や意見交換を行い、同じ目標に向かって患者さんを支援することが重要だと学んだ。今後は看護の知識や技術だけでなく、他職種の役割についても積極的に学び、さまざまな視点から患者さんを捉えられるようになりたい。また、患者さんの思いや生活を尊重し、安心して話してもらえる信頼関係を築ける看護師を目指して、コミュニケーション能力を高めていきたい。     今回の実習を通して、チーム医療とは、多職種がそれぞれの専門性を活かし、患者さんを中心に同じ目標に向かって協力することだと学んだ。多職種カンファレンスを見学させていただいた際、それぞれの職種が異なる視点から意見を出し、患者さんにとって何が最善かを考えていた。職種によって見る視点は違っていても、患者さんにより良い医療を提供するという目的は共通していることに気づいた。そして、目の前の病気だけではなく、その先にいる一人の人として患者さんを「視る」ことの大切さを学んだ。 実際の患者さんを前に、初めてシーツ交換を行った際、患者さんがテレビで野球を見ていたので私は「今はテレビに集中したいのだろう」と考え、話しかけることを遠慮した。しかし、指導者の方から「本当にテレビに集中したいのかは患者さんにしか分からない」とご指導を受けた。患者さんのためを思ってした行動でも、自分の想像で患者さんの気持ちを決めつけてしまえば、自分中心の医療になってしまうことに気づいた。患者さん中心とは、自分が「患者さんのためになる」と思ったことを行うだけではなく、患者さん本人の言葉や思いを大切にすることだと考えた。そのためには、まず自分から声をかけることが必要だ。しかし、ただ声をかけるだけではなく、患者さんの反応や言葉を受け止め、その人が何を思い、何を望んでいるのかを知ろうとすることが重要であることに気づいた。患者さんの言葉を傾聴することで、患者さんを中心としたコミュニケーションにつながるのだと学んだ。 実際の医療現場で、看護師や多職種の方から直接学び、指導者の方から自分では気づけなかった多面的に捉える視点を教えていただけたことで、改めて、看護師という誇り高い職業に憧れを持った。今回の学びを今後の演習や実習、そして看護師として働くときに活かし、多職種と連携をとりながら、患者さんの言葉や思いを大切にし、その人自身を「視る」ことができる看護師を目指す。   学生たちは、各専門職との関わりから、様々な視点で患者さんを捉えることの重要性に気づき、自分たちがチーム医療に携わる一員として役割を担っていることを改めて認識していました。その役割を果たすためにも、本実習での学びを土台とし、それぞれの課題に取り組みながら目標に向かって歩みを進めてほしいと願っています。 最後に、今回の実習でご協力いただきました患者の皆様、施設・指導者の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   看護医療学科 准教授 小林 智子 関連記事 ▼昨年度の「チーム医療ふれあい実習」実践発表会の様子 令和7年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました ~ 看護医療学科 ▼看護医療学科に関する記事 小学生に寸劇で伝える!室谷ゼミの学生が安堵町で認知症キッズサポーター養成講座を開催 ~ 看護医療学科 室谷ゼミ 2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました ③ ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました~ 看護医療学科「認知症ケア論」 在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」 フィールドワークを実施しました。 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 第13回 危篤・臨終・死亡時の看護の実際 ー エンゼルケア演習 ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 「薬害の実情」と「患者の人権」-医療倫理や患者安全を学ぶ ~ 看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 2026年度の地域包括ケア実習がいよいよ始まります-交通安全講習を実施 ~ 看護医療学科  

2026.09.04

イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.3 ~ ついに現地での授業開始!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は7名の学生が2026年8月29日(土)~9月13日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。今回は現地からのレポート第三弾をご紹介します。 こんにちは。現代教育学科 4回生の濱出李子です。私は幼い頃から英語に触れることや、海外で生活することに興味を持っていました。   今回、この短期留学に参加できてとてもうれしく思っています。2週間という短い期間ではありますが、積極的に学び、多くのことを吸収したいと考えています。   授業開始! ついに現地での授業が始まりました!   登校初日にレベルテストを行い、次の日から各クラスに分かれて授業を受け始めました。私のクラスには8人いて、毎日賑やかで明るいクラスです。   授業中、理解ができないことがあれば、先生がゆっくり簡単な英語で説明してくださるし、質問をすると笑顔で丁寧に向き合ってくださるので、楽しく安心して授業を受けることができます。       畿央からの留学生だけでなく、学校に通っている他の国籍の方に話しかけてみたり、公園でいろいろな人に話しかけてみたりして、英語を話す機会を積極的につくることができています。3日目、授業の休憩時間に、サウジアラビア出身の留学生とたくさんお話しできました。初めて会った時よりも仲良くなれたと思います。       たくさんの人と話すことは、英語でコミュニケーションがとれるということはもちろん、イギリスや他の国の文化についても知るきっかけとなるので、とてもいい経験になります。   学校の近くには図書館があります。そこで子ども向けの絵本を読むことも、とてもいい勉強になります。     ホストファミリーの方々は、「毎日楽しいよ、娘ができたようだ」と言って、とてもあたたかく私たちを受け入れてくださり、毎日美味しい料理を作ってくださいます。準備や片付けもしっかりお手伝いしています!         残された時間はまだまだあります!たくさんの経験をして日本に帰りたいです。   現代教育学科 4回生 濱出 李子 関連記事 ▼今年度のイギリス短期留学レポートはこちら イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.1 ~イギリス留学がスタート! イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.2 ~ ロンドンを散策!   ▼昨年度の様子はこちら イギリス短期語留学 カナダ短期語学留学    

2026.09.04

台湾・台北の大学&病院を訪問しました ― 3月の海外インターンシップに向けて~ 看護医療学科

2026年8月31日(月)から9月1日(火)にかけて、看護医療学科の森岡教授と酒井の2名で台北市を訪問し、来年3月に予定している海外インターンシップの下見を兼ねて、亜東科技大学 看護学科、亜東記念病院、そして国立台湾大学医学院附設病院を視察してまいりました。どちらの大学・病院でも本当にあたたかく迎えていただき、学生同士の交流に大きな期待を寄せてくださっていることがひしひしと伝わってくる、とても充実した2日間でした。今日はその様子をご紹介します。   亜東科技大学 看護学科を訪問 最初に訪れたのは、来年3月のインターンシップでパートナーとなる亜東科技大学の看護学科です。理工系の総合大学として発展してきた同大学ですが、隣接する亜東記念病院との強い連携のもとで、今年でちょうど創設25周年を迎える看護教育の拠点へと成長してきました。教員数は約14名、学生数は約399名という規模で、アットホームな雰囲気の中で教育が行われています。   特に驚かされたのは、看護師国家試験の合格率です。台湾全体の平均合格率が約50%であるのに対し、同学科は4期連続で合格率100%という圧倒的な実績を誇っています。4年次には復習に特化した専門コースや試験直前の集中講座(スプリントクラス)が用意され、教員陣が一丸となって学生をサポートする体制が徹底されていました。     VRやAI、標準模擬患者(SP)を使った実践的な教育 案内していただいた実習室では、最新のテクノロジーを取り入れた教育の工夫を随所に見ることができました。多数の新生児モデルを使った演習室では、実際の臨床現場さながらの緊張感の中で技術を学ぶ学生の姿が想像できましたし、VRゴーグルを使った分娩シミュレーションでは、陣痛の間隔をリアルタイムに体感しながら対応を学ぶ、非常に臨場感のあるトレーニングが行われていました。       このほかにも、病院の人材バンクから派遣される専門訓練を受けた標準模擬患者(SP)を授業に取り入れるなど、「本物」に近い環境で学べる仕組みが整っています。修士課程には現役の看護師長クラスの学生も多く在籍しており、キャリアアップの場としても機能している点が印象的でした。キャンパス内では新棟の建設も進んでおり、来年には施設の一部改修も予定されているとのことで、ますます充実した教育環境になりそうです。私たちが訪問する予定の来年3月には新しい施設に伺うことになるでしょう。 亜東記念病院を見学 看護学科の視察に続いて、隣接する亜東記念病院を訪問しました。1981年に150床の病院として創立されて以来、2006年には新北市(当時の台北県)で初となる医学センターに昇格しました。現在では、医療の質と情報化を評価する国際認証「HIMSS Stage 7」を取得するなど、台湾でも屈指のスマート医療拠点として知られています。     看護部長をはじめとする職員の皆さんからは、看護師が働きやすい環境づくりへの強い思いを伺うことができました。とりわけ印象的だったのは、AIを活用した申し送り支援システムです。従来、新人看護師にとって大きな心理的負担となっていた申し送り業務をAIがサポートすることで、経験の浅い看護師も自信を持って業務にあたれるようになり、ベテランと新人のスキルギャップの解消にもつながっているとのことでした。   患者の状態悪化を早期に察知する「早期警戒スコア(NEWS)」システム 心拍数・呼吸をモニタリングするスマートウォッチや転倒検知システム 院内搬送を担うロボット、開発が進む介護支援ロボット 全職員がTeamsを通じて院長に直接声を届けられる、風通しの良い組織づくり 生成AIを用いた実習生が活用しているフィジカルアセスメント学習システム ダビンチ手術支援ロボットを用いた低侵襲手術や臓器移植など高度医療にも積極的に取り組む一方で、温水洗浄便座や電子ホワイトボードを備えた快適な病室など、患者さん一人ひとりに寄り添うホスピタリティも大切にされている、まさに「先端」と「あたたかさ」が両立した病院でした。     国立台湾大学医学院附設病院にも足を延ばして 2日目には、台湾を代表する医療機関のひとつである国立台湾大学医学院附設病院(国立台湾大学病院)も見学させていただきました。20世紀初頭に建てられた赤レンガの旧館は、まるで美術館のような美しい佇まいで、歴史と最先端医療が同居する台湾医療の奥深さを肌で感じることができました。 亜東科技大学の皆さんも、亜東記念病院の皆さんも、そして国立台湾大学病院の皆さんも、私たちを本当にあたたかく迎えてくださいました。何より、台湾の学生さんたちが日本の学生との交流を心待ちにしてくれていることが、直接お会いしてよく分かりました。3月のインターンシップは、教室では決して得られない、ここでしかできない貴重な経験になると確信しています。   2回生・4回生の皆さん、3月インターンシップにぜひご参加を! 来年3月には、今回訪問した亜東科技大学の学生たちと合同で行う海外インターンシッププログラムを予定しています。現地の学生と一緒にシミュレーション演習に取り組み、実際の病院見学も行う、まさに「現場で学ぶ」貴重な機会です。   学年混在の少人数プログラムだからこそ、先輩・後輩を超えて深い学びと出会いが生まれます。詳細は今後改めてお知らせしますので、2回生・4回生の皆さんはぜひ積極的にチャレンジしてみてください。 看護医療学科 海外インターンシップ担当 教授 森岡 広美 准教授 酒井 啓子   関連記事 ▼2025年度台湾への海外インターンシップに関する記事 台湾をもっと知るために。学科を越えた学びが始まる!~ 看護医療学科・人間環境デザイン学科 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.1~ 無事台湾に到着しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.2 ~ 2回生は中国医薬大学の看護学生と交流しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.3 ~ 4回生は緩和ケア病棟の見学をしました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.4 ~ 中国医薬大学(CMU)を訪問しました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.5 ~フィールドワークで学びを深めました 看護医療学科 海外インターンシップ2025 vol.6 ~ 謝謝你, 再见! 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科   ▼2024年度カンボジアへの海外インターンシップに関する記事 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.1~ 事前学習プログラムレポート 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.2~ 無事カンボジアに到着しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.3~ カンボジアでの医療の現状を学びました! 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.4~ 現地大学生や本学卒業生との交流 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.5~ プノンペンでの最終日 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.6~ トンレサップ湖での水上生活とナイトマーケット 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.7~ 世界遺産・アンコールワットへ! 国際看護Ⅰの授業で「海外インターンシップ」発表 ~ 看護医療学科              

2026.09.04

イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.2 ~ ロンドンを散策!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は7名の学生が2026年8月29日(土)~9月13日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。今回は現地からのレポート第二弾をご紹介します。 こんにちは。現代教育学科 2回生の柴田 杏子です。 イギリスへ来て2日目となりました。 私たちは、昨日、16時間のフライトを終えて到着しました。翌日、さっそく朝8時に集合し、その足でロンドンに向かいました。 私たちの宿泊するカンタベリーからロンドンまでは、電車で約1時間程度かかります。 ロンドンの街 駅に到着後、すぐに立派な建物が見えてきました。 これがロンドンの中心地にある、セント・パンクラス駅です。     そして、その反対側には『ハリー・ポッター』の9と4分の3番線で知られる、キングス・クロス駅があります。   大英博物館 キングス・クロス駅周辺を後にし、私たちが向かったのは大英博物館です。     大英博物館は、世界各地から集められた歴史的な資料や美術品が展示されている、世界でも有数の博物館です。   中に入ると、その大きさに圧倒されました。 博物館の中には、国別に分かれた何十もの部屋があり、まるで世界旅行のように、各地の展示物を巡る形式になっていました。   限られた時間の中では、とてもすべてを見て回ることはできませんでしたが、多くの国の長い歴史を展示物を通して見るという、日本ではなかなかできない貴重な経験になりました。 チャイナタウンでランチ 大英博物館を見学した後は、昼食をとるためチャイナタウンへ向かいました。     赤い門や中国語で書かれた看板が並び、先ほどまで歩いていたロンドンの街並みとは一気に雰囲気が変わりました。 本格派のお店に入ったため、味付けはかなり本場寄りでした。イギリスで中華を食べるという比較的珍しい経験をしました。     ロンドンにいながらまた別の国へ来たような感覚を味わえるのも、この街の面白いところなのかもしれません。   ロンドンを代表する景色 その後、私たちが向かったのは、バッキンガム宮殿です。     バッキンガム宮殿を後にして歩いていくと、ついにロンドンを代表する景色が見えてきました。ビッグ・ベンです。     これまで何度も写真で見てきた時計塔ですが、実物を目の前にするとやはり迫力があります。 そのままテムズ川沿いへ。   川の向こう側にはロンドン・アイが見え、振り返ればビッグ・ベン。 これぞロンドンという景色の中を歩いていきました。   朝からかなりの距離を歩き、昨日の16時間のフライトの疲れもまだ残っていましたが、その疲れを忘れさえてくれるような景色ばかりでした。 観光地を巡るだけでも、その場所の歴史や文化が自然と目に入ってくる。 そんなところも、実際にロンドンを歩いてみて感じた魅力の一つです。   こうして、イギリス到着翌日とは思えないほど濃密なロンドン遠足が終了しました。大英博物館、チャイナタウン、バッキンガム宮殿、ビッグ・ベン、そしてテムズ川。 教科書やテレビの中でしか見たことのなかった場所を、一日のうちに自分の足で巡るという、とても贅沢な一日でした。 もちろん、帰る頃にはもうクタクタです。 それでも、16時間のフライトを乗り越えてイギリスまで来たからこそ見られた景色を、2日目から存分に楽しむことができました。 そして再び電車に揺られ、私達の滞在するカンタベリーへ。   まだ、イギリス生活は始まったばかりです。 現代教育学科 2回生 柴田 杏子 関連記事 ▼今年度のイギリス短期留学レポートはこちら イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.1 ~イギリス留学がスタート!   ▼昨年度の様子はこちら イギリス短期語留学 カナダ短期語学留学    

2026.09.01

「佐味田みんなの縁側」の絵描きワークショップ ~ 河合町×佐味田自治会×畿央大学 人間環境デザイン学科 陳ゼミ×現代教育学科 中村ゼミ

2026年6月20日(土)の午後、人間環境デザイン学科の陳ゼミと現代教育学科 中村ゼミは、河合町佐味田老人憩の家で「佐味田みんなの縁側」における「絵描きのワークショップ」を行いました。 ▶ 前回の活動を紹介した記事はこちら   学生たちは地域の子どもたちと一緒に大判の地図に「未来のまち地図」を描きました。また、地域の交流拠点である「佐味田みんなの縁側」に設置するおもちゃとして、「四季キューブ」と「四季板絵カルタ」を地域住民の皆さんと共同制作しました。   地域住民22名(大人18名、子ども4名)をはじめ、河合町役場職員3名、学生12名、教員2名を含む、合計39名の皆さまにご参加いただきました。多くの方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。     奈良県河合町佐味田地区における「佐味田みんなの縁側」   「佐味田みんなの縁側」は、地域の方々が気軽に立ち寄り、交流できる場として設置された取り組みです。今年5月で設置から3年を迎えました。「佐味板」は、地域情報を共有する掲示板として、地域のさまざまな情報を発信するとともに、住民同士の交流を促す役割を担っています。 ▶3年前の設置の様子はこちら   ▼「佐味板」の地域情報発信が利活用されています。 未来のまち地図の絵描き 現代教育学科 幼児教育コースと人間環境デザイン学科の学生たちは、地域の子どもたちと一緒に「未来のまち地図」を描きました。   当初は、集会所前の広場の地面にチョークで「未来のまち地図」を描く予定でしたが、あいにくの雨天となったため、室内で実施しました。雨天時の対策として、学生たちは事前に大判の地図を準備しました。この地図は約8畳の大きさで、実際のまちを約100分の1に縮小したもの(縮尺S=1/100)です。     地域の子どもたちと保護者、学生たちが一緒になって、これからのまちにあったらいいものや、暮らしの様子について話し合いながら、「未来のまち地図」を描きました。参加者同士でアイデアを出し合い、それぞれの思いを地図に描き込んでいきました。     子どもたちは、大きな地図を囲みながら、楽しそうに思い思いの絵を描きました。     子どもたちが描いた「未来のまち地図」には、まちを遊園地に見立て、観覧車やジェットコースターなどが描かれました。子どもたちならではの自由な発想によって、楽しく夢のある未来のまちが表現されました。     最後に、子どもたちは皆さんの前で、完成した「未来のまち地図」を発表しました。自分たちが描いたまちの様子や込めた思いを紹介し、参加者の皆さんと共有しました。   四季キューブの共同制作 「佐味田みんなの縁側」に設置する新たなおもちゃとして、「四季キューブ」を共同制作しました。学生たちは事前に、8つの立方体を組み合わせて一つのキューブになるよう準備を行いました。当日は、住民の皆さんがキューブの表面に、春・夏・秋・冬をイメージした季節の絵を描きました。   ▼地域住民の皆さんが学生たちと話し合いながら「四季キューブ」に描く絵柄を決め、それぞれの季節をイメージした絵を描く様子   「四季キューブ」は、開く面によってそれぞれ異なる季節が現れる仕組みになっています。制作では、住民の皆さんが季節からイメージを膨らませ、夏を連想させる太陽や船、海の風景などを、思い思いに描きました。     住民の皆さんは、完成した「四季キューブ」の絵柄について説明し、それぞれが描いた季節のイメージを紹介しました。また、学生たちから「四季キューブ」の遊び方も紹介しました。   四季板絵カルタの共同制作 「四季板絵カルタ」とは、1年間を通して住民の皆さんが描いた108枚の板絵を活用し、カルタやカード合わせ、積み木など、さまざまな遊び方ができる地域のおもちゃです。   今回のワークショップでは、これらの板絵を、四季のテーマに沿って二十四節気・七十二候と結び付けながら、新たな季節の絵を描きました。     ▼地域住民や役場職員、学生たちが一緒になって、「四季板絵カルタ」の共同制作を行う様子     学生たちは事前に、板絵に色を塗り、二十四節気・七十二候の文字を書き入れる準備を行いました。当日は、住民の皆さんがそれぞれの節気をイメージし、その季節らしい絵や言葉を板絵に描きました。     住民の皆さんは、ご自身で描いた絵や言葉について説明し、それぞれの思いや工夫を笑顔で発表しました。     「佐味田みんなの縁側」の「佐味棚」に「四季板絵カルタ」と「四季キューブ」を設置しました。108枚の板絵を一斉に並べることで、集会所前の屋外空間に四季のイメージが広がりました。   担当した学生の感想 佐味田マップに子どもたちの好きなものや自分の街になにがあったら嬉しいかなどを考えて、理想のマップ作りをしました。参加してくれた子どもたちは大きな遊園地や地域にない飲食店、好きなキャラクターなどを夢中になって描いていました。その中で佐味田の魅力や子どもたちの日常などもたくさんお話ししてくれました。また、様々なものに絵を描くことを通して子どもたちが地域の方の作品に触れて、興味を示していました。 短時間でしたが地域の方との関わりで子どもたちが新たなものに触れられたことで交流を深めるきっかけになったのではないかと思います。   現代教育学科 3回生 琴浦、佐々木、岡村 佐味田の1/100の地図に未来の佐味田についてというお題で書き込みをしてもらいました。今回の活動を通して、子どもたちの発想力の豊かさにとても驚きました。最初は自由帳のような感覚で描かれたものになると思っていましたが、実際には一目見ただけで何を表しているのか分かるものが多く、それぞれがしっかりと未来の佐味田を考えていることが伝わってきました。特に印象に残ったのは、佐味田全体を遊園地にして100kmのジェットコースターをつくるというアイデアでした。大人ではなかなか思いつかないような自由な発想で、とても面白いと感じました。また、子どもたちは現実にとらわれず、自分たちがあったら楽しいと思うものを素直に表現していて、その姿が印象的でした。 一方で、大人の方からはスーパーやレストランなど生活に必要な施設についての意見が多く出ており、世代によって考える視点が違うことも分かりました。 今回の活動を通して、自分にはない考え方やアイデアにたくさん触れることができ、とても良い経験になりました。さまざまな人の意見を聞くことで、新しい発見があることを改めて感じました。   人間環境デザイン学科 3回生 渡邊 涼 四季キューブの活動では、住民の方々の思い描く四季の絵が異なって、完成したときには一つひとつが全く別物の素晴らしい作品になっていた事が印象的でした。 また、どのような原理でキューブが作られているのか不思議だという住民の方からの声をたくさんいただけて四季キューブを紹介できて良かったと思いました。 人間環境デザイン学科 3回生 巽 飛翔 板絵では、意外にも多くの人が真剣に取り組んでくださったことが印象に残った。また、夏の節気やイメージをぞれぞれの人が自分なりに解釈し、季節感もありながら一人ひとりの個性や考え方が作品に表れていて見栄えがよく、完成した板絵は、自分たちだけでは思いつかないようなアイデアやその季節の情景を思わせるような板絵になったと感じます。   人間環境デザイン学科 3回生 中本 路瑛   さいごに 今回の「佐味田みんなの縁側」の絵描きワークショップでは、地域住民の大人から子どもまで多くの方にご参加いただき、学生たちとのおもちゃの制作や絵描きを通して、世代を超えた交流を深めることができました。 今後、常設される「四季板絵カルタ」と「四季キューブ」が、住民の皆さんに親しまれ、さまざまな場面で活用されることが期待されます。本ワークショップにご参加いただいた地域住民の皆さまに、心より感謝申し上げます。   人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中 今回のワークショップの活動は、河合町のホームページおよび広報誌8月号に掲載されました。 関連記事 ▼ 陳ゼミ 河合町佐味田地区での活動についての過去の記事 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」 板絵描き・障子替え-夏から秋へ ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の掲示板「佐味板」の増設および卒業研究の発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ   ▼人間環境デザイン学科についての過去の記事 「第57回 毎日・DAS学生デザイン賞」 大学生の部 金の卵賞<建築部門>において、白木 滉大さんの卒業制作が入選 ~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 伝統漆喰壁の補修実践ワークショップ 第2回・第3回を実施しました ~ 人間環境デザイン学科 大学キャンパスを地域に開放!「真美ヶ丘ピンポンコモンズ」の夏イベント開催(2回目) 〜 人間環境デザイン学科×理学療法学科 「0.5思いやり備蓄」エコバッグロゴデザインプロジェクト表彰式を開催しました ~ 人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科「海外インターンシップ」 台湾ワークショップ2026報告会を実施しました 【プロジェクトゼミ 】奈良県立桜井高等学校の歴史的建築物を実測調査 ~ 人間環境デザイン学科 前川ゼミ 畿央大学付属広陵こども園との連携事業 段ボール小屋積木「だんごや」の制作と組み立て遊び ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

2026.09.01

イギリス短期語学留学2026 現地レポートvol.1 ~イギリス留学がスタート!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は7名の学生が2026年8月29日(土)~9月13日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。今回は現地からのレポート第一弾をご紹介します。 こんにちは。理学療法学科 3回生の大西 真央です。 関西国際空港からイギリスまで約16時間という長いフライトを経て、無事に到着しました。           機内の様子 機内では三食の機内食をいただきました。       イギリス到着後は、バスでカンタベリーへ! 到着後はバスでカンタベリーまで向かい、近くのスーパーで昼食を購入し、みんなで食べました。       ホストファミリーと合流! その後、ホストファミリーの方に迎えに来ていただき、自宅で家のルールや周辺のさまざまな場所について教えていただきました。     16時頃からは、ホストファミリーの方と一緒にビーチへ犬の散歩に行きました。 散歩をしながら、おすすめの料理やお店などについても教えていただき、初日から早速イギリスでの生活について知ることができた時間となりました。   理学療法学科 3回生 大西 真央     関連記事 ▼昨年度の様子はこちら イギリス短期語留学 カナダ短期語学留学