カテゴリー
現代教育学科
2014.11.20
第20回クリーン&歴史ウォークに参加しました。~幼児教育研究部KIDS
11月16日(日)に、「第20回クリーン&歴史ウォーク」が行われ、今回は第20回の記念イベントということで、午前に第1部の「クリーン&歴史ウォーク」、午後の前半には第2部の「歴史フォーラム」が開催されました。 午後2時から後半の「歴史イベント」がエコール・マミのマミホールにて 開催され、 ・人形劇「竹取物語」 ・大型紙芝居「きつねの井戸」 ・勾玉作り ・歴史ゆるキャラ撮影会 ・お楽しみ抽選会 のイベントに幼児教育研究部KIDSメンバー12名がボランティアとして参加して、盛り上げてくれました。 その様子をKIDSの学生が報告します。 【人形劇 竹取物語】 午後2時から人形劇「竹取物語」が始まりました。 人形劇団の方々はとても上手で本当におじいさんとおばあさん、かぐや姫が話しているようでした。 照明の使い方も素敵で最後のかぐや姫が月に帰ってしまうところは、感動しました。 子どもたちも真剣に楽しそうに劇を見ていました。 なかでも印象に残っているのは場面転換のため人形たちが舞台から離れるたびに、小さいお子さんがバイバーイと手を振っている姿がとてもかわいかったです。 【勾玉作り】 午後2時15分からは勾玉作りが行われ、子ども達だけでなく、大人の方も数多く参加されていました。 中には、今日の勾玉作りを楽しみにして朝早くから来てくれていた子もいました! 作業が始まると皆黙々と石をやすりで削っていました。 石を勾玉の形にまで削るには時間がかかり、疲れている子もいましたが、「手が疲れた~」と言いながらも必死に削っている子どもたちの姿がとても印象的でした(*^^*) 子どもたちの勾玉を見ていると、同じ勾玉でも一人一人微妙に形が違い、面白いなぁと感じました。 【大型紙芝居&折り紙】 午後2時30分からは紙芝居「きつねの井戸」のお話がありました。 香芝市の「狐井」という地域のお話で身近なところがお話の舞台になっていてとても面白いなと思いました。 お話が始まる前には気分転換に「ぺんぎんたいそう」をして飛んだりしゃがんだり全身をたくさん動かして、子どもたちも楽しそうでした。 そのあとには狐の手遊びをしてお話しを始めていました。 紙芝居が終わってからはお話にちなんで折り紙できつねを作りました。作り方も簡単で小さい子でも一緒に折ることができました。 出来上がったきつねに子どもたちは思い思いの顔を書いて楽しそうでした。 【ゆるキャラ撮影会】 午後3時30分からは「ゆるキャラ撮影会」でした。 エコール・マミのキャラクターのマーミン、ミーマンに、せんとくん、 長屋君(平群市)、ひみこちゃん(桜井市)、蓮花ちゃん(葛城市)が来てくれました。 子ども達から大人の方まで近くでゆるキャラと触れ合い写真撮影をしていてとても楽しそうでした。 私はせんとくんの付き添いをしました。 普段はできない貴重な経験でした。せんとくんが子どもたちやお年寄りの方に手を振るとみんな笑顔になっていて、やっぱりゆるキャラはすごいパワーを持っているなと思いました。 今日一日ボランティアに参加させて頂いて、奈良の歴史に触れることが出でき、とてもよかったです。 今後もKIDSで学外のボランティア活動に積極的に参加していきたいと思います! 現代教育学科2回生 石橋 茜 上原 佳奈
2014.10.29
将来を見据えて、自ら学ぶ ~現代教育学科2回生合同ゼミ取り組み
現代教育学科2回生合同ゼミⅡでは、前期に、学生のキャリア形成を支える新たな取り組みを行いました。 “学生が自ら考え、自ら学ぶ”を基本方針として、5つの選択授業と社会人になるために必要な一般教養の学習から個々に必要な学びを自ら組み立て、自ら学ぶ取り組みでした。 後期になり、更に力を付ける取り組みを行っています。 自らの将来のために今何をするべきかを考える「キャリア設計コース」 教養を高める「理科講義コース」と「自主学習コース」 実践力を高める「模擬授業コース」と「模擬保育コース」 の5つのコースから、カフェテリア方式で自分のスケジュールを作り、学ぶ取り組みです。 5つのコースの様子を紹介します。 ▼「キャリア設計コース」 第1回目に自分の将来設計について改めて考えました。 第2回目は、実際にエントリーシートを書いてみました。 その結果、書けない、あるいは書く材料が十分にないことが分り、エントリーシートに“書ける”自分になるために、今するべきことについて考え、取り組むきっかけとなりました。 ▼「理科講義コース」 自然科学に求められる一般的な知識のベースは中学校理科の学習内容にあります。 そこで、化学、地学、物理のうち質問が多い内容に絞って学びます。 この回は、「酸化・還元反応」を学んでいます。 知識のベースを強固にしようと、多くの学生が受講しています。 ▼「自主学習コース」 あらかじめ、一般教養のテキスト問題を解いてから参加しま す。 時間の前半は必修科目の相互解説、後半は選択科目の相互解説を行います。わからないところがあれば、今年教員採用試験を受験した上回生SAがサポートしてくれます。 問題に取り組み説くだけでなく、さまざまな解き方・考え方があることに気付くことで、実力アップにつながっています。 ▼「模擬授業コース」 先生役と子ども役になり、実際に40分程度の授業を実施します。 先生役は学習指導案を書き、授業をします。子ども役は、その学年の子どもが学ぶことができる教え方をしているのかどうかを判断しながら参加します。 授業後には自分たちで振り返りのための討議会を行ない、授業者は自分自身の教え方がよいのか、子ども役は子どもの立場から学習指導が適切なものであったのかどうかを検討します。 討議会の最後には担当の教員から助言を受け、それらを自分自身の学びへと転換します。 こうした活動を通して先生役・子ども役のどちらも授業へのスキルアップをしています。 ▼「模擬保育コース」 先生役と子ども役になって、保育をします。 先生役は指導案を書き、保育を実施します。子ども役は、事前に調べてきた発達段階を基に子ども役を演じ、その年齢に応じた活動かどうかを判断しながら参加します。保育後の話し合いで、保育のねらいは達成できていたか、子どもへの援助・配慮は適切だったか、進め方はスムーズだったかなど、様々な観点から保育を振り返ります。 2回生は、この夏、保育所での実習を終えています。 来年夏の幼稚園での実習までに、さらに、スキルアップしていることと思います。 それぞれのコースで、参加してよかったという声が上がっています。 企画した2回生担任団としては嬉しい限りです。 【現代教育学科2回生担任団】 西尾正寛、岡本啓子、粕井みづほ、衛藤昌子、Randy Muth、八木義仁、細越寛樹、横山朋子
2014.10.27
人間環境デザイン学科加藤ゼミ生の制作!茶室「蹴鞠庵」をご紹介。
今年6月~7月に開催されたサッカーワールドカップはドイツが優勝しました。 競技場で試合が終わった後、日本のサポーターがブルーのゴミ袋で掃除をしたことも話題になりましたね。 そんな時、人間環境デザイン学科の加藤プロジェクトゼミが始まりました。 加藤プロジェクトゼミでは、2011年の学園祭から4年連続で茶室の展示ブースを開催していますが、毎年違ったコンセプトを設けています。 例年どんな茶室にするのか悩んでいるのですが、今年はワールドカップにちなんで「サッカーボール」に決めました。 6月にテーマを決め、3回生を中心にさまざまなアイデアを出し合い、10月畿央祭にむけて、だんだんデザインがまとまってきました。 制作は、加藤プロジェクトゼミの3回生と2回生の計18名で協力して、畿央祭の前日に1日で完成しました。 サインスタンドは3回生杉森さんのデザインです。 内装の照明として葭谷さんの作品が展示されています。 サッカーボールは、二十面体で、黒い五角形のパネル12枚と 白い六角形のパネル20枚で構成されています。 黒い部分には、作品とメンバー紹介をはじめ、「ゆっくり寝転んで見てください」など鑑賞ポイント、得意のイラスト等が書き込まれました。 そして、この「蹴鞠庵」が教育学部学安井学科長の目に留まり、安井先生が担当されている『数理科学入門』で、丁度タイミングよくサッカーボールが多面体の集合で成立している講義をされており、「蹴鞠庵」が学生に数学の授業の教材として160名の学生に紹介されることとなったのです。 10/24(金)5限に私とゼミ生が参加して、特別授業を行いました。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【教育学部安井学科長のコメント】 紙風船は立方体(正6面体)を空気を入れて球に近づけますが、これで球技をすると、バウンドが不規則になると思えますよね。 そこで正6面体よりも正8面体、正100面体、正1000面体を作れれば、より球状に近く、バウンドがスムースになると思えます。 ところがオイラーの多面体定理を利用すると、正多面体の面数の最大は20で、各面は正三角形、12個の各頂点には面が5つあることが中1レベルの数学で理解できます。 そこでより球状に近づけるために12個の各頂点を適当に削ると、削り口は正5角形で、元の各面である正三角形は正6角形となり、サッカーボールの旧来の形になることを「数理科学入門」で学びました。 その直後にエントランスホールで「蹴鞠庵」を見かけ、仰天びっくりです。 加藤先生に急遽お願いし、先生の説明等を受けました。 加藤先生はじめ、加藤ゼミ生にも感謝申し上げます。有難うございました。 【過去の茶室記事】 2011年 ~浮游庵 fu-you-an 2012年 PET庵(ペッタン) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室)
2014.09.30
積み木ボランティア@かぐや姫まつりレポート!!
9月20日(土)、21日(日)に畿央大学から徒歩10数分の場所にある竹取公園で開催された『広陵かぐや姫まつり』に、教育学部1回生がボランティアに行って来ました! 今回のボランティアの内容は、ブースの一つをお借りして、積木やおもちゃの電車を使って子ども達と遊ぶというもので、20日(土)は7名、21日(日)は10名がボランティアに参加しました。 以下は参加した学生の感想の抜粋です。 ■最初子ども達をどのように遊びに誘おうか悩みましたが、学生たちでタワーや家を作っているうちに、お祭りに来ている子ども達がどんどん興味を示して参加してくれました。最後にはおもちゃの電車を走らせたり積み木をしたりして遊んでいる子ども達の笑い声で溢れていました。遊びながら会話をすることで、子ども達の性格や考え方を知ることができたし、子ども同士でも会話が生まれ、新しい友達が出来たと喜んでいる子もいました。 ■私自身、積み木があまり得意ではなく、どうやって子ども達と一緒に遊ぶかとても悩みましたが、いざ子どもたちと遊んでみると今まで悩んでいたことが嘘のように楽しく遊ぶことができました。子ども達の自由な発想に驚き、行動の一つ一つからたくさんのことを学ぶことができました。授業で学ぶだけではなく、様々な年齢の子ども達と同時に直接触れ合うことによって授業とは異なる視点から学ぶことができたなと思います。 ■今回の活動では、3,4才の幼児から小学生高学年といった幅広い子ども達と接することが出来ました。最初は人見知りしていた子でも、遊んでいる内に徐々に喋ってくれたのは嬉しかったです。長さの異なる積み木で自由に遊ぶ子や、学生と一緒になって高く積み上げて遊ぶ子もいて、見ていて微笑ましい光景でした。 ■最初は子ども達とどのように接して良いか分からなかったけど、徐々に子ども達との遊び方が掴めてきて、子どもと喋りながら遊ぶのがとても楽しかったです。また、してはいけないことを注意するときには、ただ叱るのでなく工夫して声掛けをしたら聞いてくれることが分かったので、実際に体験することで得られるものは多いなと実感しました。もっと子どもとの関わり方を学ばないといけないなと思ったので、これからもボランティア活動に積極的に参加したいと思います。 ■遊びを通して子どもと接することでその子の家庭環境などが少し見えました。表面的な年齢条件だけでなく、性格などに合わせた遊びを考えることが求められるなと感じた活動となりました。 ■積み木に夢中で遊ぶ子ども達がとても可愛くて、たくさんの保護者の方からお礼を言われたので、とてもやりがいがありました。どのようにして子ども達と接すればいいのか学べたので、実習や将来にも役立つと思います。 ■同じ積み木遊びでも、年齢や各々の子どもの性格によって、遊び方が全然違うことを実感しました。また、子どもの年齢・性格に合わせた言葉遣いが大切であると改めて気付けたので、これからの大学生活で子どもに関することをもっと勉強したいなと思いました。 ■子どもが嫌がる片付けでも、ゲーム風にして行うと積極的に楽しんで片づけをしてくれたので、こちら側の声掛けはとても大切だなと実感しました。 ■電車で遊んでいる子は、知らないお友達同士でレーンを作って上手に遊んでいる子もいましたが、まだ小さい子はレーンの場所取りでケンカを始めてしまいました。そのようなときは、一人一人のレーンを作ってあげて、一人で自由に遊べる場所を作ってあげることで喧嘩せずに遊ぶことができると学べました。 ■組み立てていた積み木が崩れてしまっても悲しい顔をせずに「倒れちゃったねー、じゃあ、もういっかいしよか。」と笑顔で言って、倒してもいいことを教えてあげることが重要だなと思いました。そうして組み立てては倒しての繰り返しで、だんだん高く積めるようになってくると手を叩いて喜んでくれたのを見て、私もとても嬉しかったです。 そして、今回このボランティア活動の引率をして下さった永渕泰一郎先生、場所を提供して下さった広陵かぐや姫まつりの関係者の方々、私たちに貴重な経験の場を与えていただき、ありがとうございました。 教育学部1回生 細川光生 【関連記事】 広陵町かぐや姫まつり「ソックアニマルつくり」ワークショップを開催しました!(人間環境デザイン学科)
2014.09.10
教育学部5期生同窓会を開催しました。
こんにちは! 畿央大学教育学部5期生卒業生の岡村圭祐です! 今回は卒業してからまだ5ヶ月しかたっていないのに みんなに会いた過ぎて、8月29日(金)に同窓会を開きました!笑 今回は全員で20名ものメンバーが来てくれました(´;ω;`) 場所は大阪のなんばにある居酒屋でした。 みんな遅刻もせず出席してくれたので さすが教育学部だなと感心させられました◎ みんな「大人っぽくなったね。」という印象は全くなく 学生時代と変わらないノリと容姿でした。笑 でも、いろんな話を交わしていくうちに 「みんなも立派な社会人になってんなぁ。」と感じました。 ちょっぴり仕事の愚痴をこぼしたりもしていましたが それもまた、大人になったなと思う瞬間でもありました。 今回の同窓会で改めて感じたことは みんなは本当に畿央大学の仲間のことが めちゃくちゃ好きなんだなと思いました。 この大学生活で得たつながりというものは 「一生のつながり」であるような気がします。 5期生の皆さん!! この同窓会を期に第2回、第3回とつなげていきましょう!! 幹事はこの飲み会部長の私にお任せを!!!! いっぱい企画するから今回来られなかった人たちも ぜひ参加してきてください!!!!!! 先生方の参加もお待ちしております◎ そして、このような素晴らしい制度を設けて下さった畿桜会や 担当の企画部の方々にも感謝しております。 本当にありがとうございました!!!! それでは、次は忘年会でお会いしましょう(人*´∀`)+゚:。*゚+ 畿央大学教育学部5期卒業生 岡村圭祐 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2014.09.05
短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.11
短期語学留学は、毎年夏休み期間中に行われるもので、今年はカンタベリーのコンコルドインターナショナル校での3週間のサマースクールと1週間ロンドン滞在が予定されています。語学(英語)のみならずホームステイ体験、文化体験等ができる内容が充実した留学プログラムです。 8月15日(金)~9月13日(土)本学の学生8名がイギリスのカンタベリーに語学留学中です。 現地よりレポートが届きましたのでご紹介します。 2014年度の短期語学留学も半分以上の日程を終えました。 今回は、学生たちの授業風景をレポートします。 授業の初日には、すべての受講生にプレイスメントテストが課されます。 全部で45分ほどの簡単なものですが、文法・語彙・英作文の3つのパートに分かれて英語の力が計られます。 あくまでもきちんとした英語を学ぶのが目的であり、コミュニケーションを重視するあまり、文法などを軽視しがちな、誤った学習方法ではないことがわかります。 この試験の結果を踏まえて、学生たちは3つのクラスに割り振られました。 それぞれのクラスは、最小で6名、最大でも12名の小規模クラスです。 しかも受講生の国籍はミックスされており、日本人ばかりで授業を受けるということはありません。 また、年齢も様々です。大学生くらいの若者もいれば、休暇を利用して英語の勉強にやってきた、かなり年配の方もいらっしゃいます。 多様な文化と価値観がミックスされた教室で英語を学ぶことは、イギリスならではの経験です。 授業内容はレベルによって異なりますが、共通しているのは、どのクラスにおいても、きちんと文法の説明がされていること。といっても、それほど難しいものではなく、中学校で習う程度のものも含まれています。いかに基礎的な勉強が大切かよくわかります。 他には、学生同士で、パートナーを作って会話練習をしたり、それぞれの出身の国でどのように文化が異なるのか発表したりしています。 どの授業も適度な緊張感を保ちつつ、活発に意見の交わされる質の高い授業でした。 実は、受け入れ学校のConcord Internationalは、受講生の学習の妨げにならないように、授業見学について厳格なルールが決められており、最大で10分程度しか見学することができなかったのが残念なくらいです。 授業は午前中の9時から12時半までで、その間に、長めのブレイクが一度入ります。 午後は基本的には自由時間ですが、学校が用意した様々なアクティヴィティがあります。 参加するかどうかは、各自の裁量で決めていいのですが、なるべくなら参加するように勧めています。 なぜなら、アクティヴィティと言っても、単なる遊びではなく、その中で実際に英語を使ってコミュニケーションを取る必要があるからです。 いわば、午前中は、教室で英語の勉強をし、午後は、実際にそれを使ってみる勉強をしているということです。 教室での勉強は日本でもできますが、実際に町に出て、いろんな活動を通して英語を使ってみる経験は、英語圏の国に来ないとできません。 わざわざイギリスまで来て英語を学ぶ理由の一つはここにあります。 また、長い歴史と文化を誇り、しかもそれを日常生活のなかでつぶさに見ることができるのが、他の英語圏の国とは違うイギリスの良さでしょうか。 街を歩いているだけで、世界の歴史の一端に触れることが毎日のようにあります。 このような歴史と文化を大切に守る姿勢は、日本にいては、なかなか実感できないことのようです。 未来のある若い学生たちが、歴史と伝統に加えて多文化共生をも実現させているイギリスで、英語に加えて多くのことを学んでほしいと思います。 そして、そのような学びのできることが、この短期語学留学の強みです。 教育学部 准教授 竹下幸男 【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7 短期語学留学プログラム現地リポート8 短期語学留学プログラム現地リポート9 短期語学留学プログラム現地リポート10
2014.08.31
短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.10
留学生活も2週間が過ぎました。 大学での授業にも慣れて、緊張することなく参加できています。 授業は中学校で習ったような内容なのに、それがすべて英語を使って行われるので、英単語がわからなくて理解できないことが多々ありました。そのたびにその単語の意味を聞いて、教えてもらっています。 そんな感じで、勉強にはついていけています。 ホストファミリーの方々は非常に優しく接してくれています。 わからない単語については丁寧に説明もしてくれ、とても充実した生活を送れています。もちろん全部英語です。 何回も「May I ~?」を使いました。「Can I have some water?」 は、毎日のように言っている気がします。 ご飯もおいしい。 コミュニケーションにはしぐさや表情が半分だとセミナーで教わったけれどそれを実感しました。 昨日はLion君と一緒にトランプやビデオゲームで盛り上がりました。当然英語です。 イギリスの料理が口に合わなかったらどうしようかと思ったけれど、ぜんぜん問題ありません。 ホストファミリーの作ってくれる料理は全ておいしく食べることができました。果物が単品でおいてあるのでよく食べます。パンはあんまり変わらないしお菓子は味が濃いぐらい。 この前の授業で、比較級と最大級についてのディスカッションがあり、そのときに「イギリスに来てからあなたの一番の食べ物はなんですか」という質問に、「ポークソーセージです」と答えたら、周りの人から同意が得られませんでした。 必死に「ソースと一緒に食べると本当においしい」って言っても、微妙な表情をされて、少しさびしい思いをしました(笑)。 そういえばまだローストビーフを食べていない!! 留学当初は不安を感じていましたが、2週間があっという間に過ぎ、サマースクールも残り1週間と思うと名残惜しいです。 きっと残りの生活でも、何か予期しない新しい英会話を使う場面があるでしょう。それは留学生活のいい思い出になるだろうと期待しています。 そのためにも、もっと積極的に英語を使ったコミュニケーションしていきたいなぁと思います。 現代教育学科2回生 伊藤宗聡 【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7 短期語学留学プログラム現地リポート8 短期語学留学プログラム現地リポート9
2014.08.30
短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.9
イギリスに留学中の現代教育学科1回生の細川光生です。 先日、カンタベリー大聖堂と聖オーガスティン修道院を訪れました。 どちらも世界遺産に登録されている、歴史的な建造物です。 カンタベリー大聖堂は1400年以上イギリス国教会の総本山として、現在も活動を続けている教会で、毎日世界で名高い聖歌隊による礼拝などが行われています。 大変高い建造物なので、カンタベリーのどこからでも見えるのですが、入場料を払っていざ大聖堂を目の当たりにするとあまりの大きさと美しさに息をのみました。また、私は普段神に祈りを捧げるような人間ではありませんが、中に入ると、あまりの神々しさにそのような意思に駆られました。礼拝が毎日行われているためか、観光客の他にも現地の人もたくさん訪れていました。 カンタベリー大聖堂とは別に、もう一つの世界遺産である聖オーガスティン修道院は、下の写真のようにほとんど跡地のようになっています。これは16世紀にヘンリー8世によって破壊されてしまったからです。こちらには訪れている人々も少なく、とても静かで穏やかな場所でした。ベンチも数か所に設置されており、のんびりとした時を世界遺産で過ごすことができました。 さて、世界遺産のことはここまでにして、これからはたくさんの写真と共に、イギリスでの日々を紹介していきたいと思います。 こちらで日用品を購入するときは、日本でいう100円ショップと同じような£1ショップ”Poundland”をよく利用しています(写真①)。まあ実際のところ、£1=約180円で日本の100円ショップと比べるとかなり高めなのですが…(笑) 今回の留学中、僕はホームステイをさせてもらっています。その同じホームステイ先に滞在しているフランス人の女の子Leonorとは通っている学校は違いますが、毎日一緒に登校しており仲良しです(写真②)。 また、ホームステイしている所はかなりの田舎で、広大な土地が広がっています。道路や畑が、先が見えないほど続いていて、見ているだけで開放的な気分にしてくれます(写真③) ただ、毎日イギリスの食事を食べていると、日本食が恋しくなってきます。なので、現地で知り合った慶應義塾大学在学中の日本人の山﨑紀子さんと街にある日本料理レストラン”wagamama”を訪れました。僕は野菜焼きそば、のりこさんはラーメンを注文しました。日本の焼きそばやラーメンとは全く異なるものでしたが、食事をしながらのりこさんに英語を教えてもらったり、大学について話し合ったりと、楽しく有意義な時間を過ごせました(写真④) 今までの内容を振り返ると観光に来ているような印象を与えてしまいますが、今回ここイギリスに来ている理由は留学ということで、平日にはちゃんと学校に通っています。授業中に取り扱う内容としては日本の高校1年生までに習う内容がほとんどですが、すべて英語で授業が行われるので、読み取り、聞き取るだけでなかなか大変です。ただでさえ、僕は英語がとても苦手なので、毎日必死です。でも、先生は分かりやすくなおかつ愉快な授業をしようとして下さるし、クラスメイトもみんないい人で、楽しく学ぶことができています(写真⑤)。 8月25日は同じ留学メンバーである中田朋実さんの誕生日だったので、中田さんのホームステイ先で誕生日パーティーが開かれて、みんなでお祝いをしました(写真⑥) 中田さんのホームステイ先以外にも、放課後などの時間に他のメンバーのホームステイ先にお邪魔させてもらっています。中村友香さんのホームステイ先を訪れたときには、昼食としてパスタとピザを振る舞って頂いたので、みんなでワイワイしながら美味しい食事を食べられました(写真⑦)。 また、放課後に街を歩いていたら、スペイン人の女の子に「日本人ですか?」と尋ねられ、話をしていると英語と日本語を学んでいたようで、日本の漫画やアニメ、きゃりーぱみゅぱみゅなど、日本のことについて日本語と英語を交えて話しました(写真⑧)。 家の近くにある広場では雨の日以外、放牧されている羊を見ることが出来ます(写真⑨)。 また、家でのんびりと過ごしているとき、夕焼けがとてもきれいだったので、思わず写真を撮りました(写真⑩)。 これまで書いてきたこと以外にも、毎日新鮮で様々な経験をさせてもらっています。 現地でも様々な方たちとの良い出会いがあり、毎日感謝でいっぱいです。 イギリス滞在日数も残り2週間近くとなり、折り返し地点に立とうという所です。 残された時間もあっという間に過ぎてしまうと思うので、毎日精一杯英語や異文化を学び、そして毎日笑顔で楽しんで過ごしていきたいと思います! 【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7 短期語学留学プログラム現地リポート8
2014.08.28
短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.8
イギリス短期語学留学中の教育学部1回生の荒川夏生です。 8月23日(土)は、カンタベリーの日本食食べてみたくて、『たまご』という日本食屋に行ってきました。 ラーメンとサーモンの寿司を注文しました。日本とよく味が似ていてとても美味しかったです。 8月24日(日)、新しいホームステイ先に移動しました。最初は不安でしたが、とても優しく出迎えてくれました。 ホームステイ先のご飯は美味しく、満足しています。 8月25日(月)は、中田朋実さんの誕生日パーティを朋実さんのホームステイ先の家で開きました。 たくさんのケーキやお菓子を用意してくれたり、壁一面に装飾を施しており、大変豪華なパーティでした。すごく良い思い出になりました。 今日からコンコードインターナショナルに移動し、語学を学んでいます。 問題が解けても、自分の意見を英語で伝えたりするのが難しく戸惑うことがあります。 文法などの筆記ができても、喋れないことにイギリスに来て気づかされました。 あと残り3週間少しでも英語に慣れるように頑張っていきたいです。 【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6 短期語学留学プログラム現地リポート7
2014.08.28
短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.7
教育学部1回生の中田朋実です! 日本を出発してから早くも2週間が過ぎようとしています。 こちらの暮らしや街、また英語にも慣れることができ毎日充実した日々を過ごしています。 イギリスに来てから少しの間だけロンドンに滞在していました。 ロンドンでは街を散策したり、大英博物館に行き、間近で本物のミイラを見たり、写真などでしか見たことのない赤い電話ボックスや二階建てバスを見てみんなで「おぉ~!」と歓声をあげたりしながら楽しみました。 そしてロンドンを出発し、カンタベリーというイギリスの南東部に位置する街にやってきました。 カンタベリーに着き、ホームステイ先の家に行って、次の日からさっそく授業が始まりました。 最初は英語を聞き取ることすら難しかったのですが、今では先生のおっしゃっていることがだいぶ聞き取れるようになり、授業がとても楽しくなってきました。 授業が終わり、放課後にはみんなで一緒にご飯を食べて、どこかに出かけるのが日課になりました。 土日は授業はないのですが、みんなで約束をしてほぼ毎日どこかに出かけています。 カンタベリーにある日本食屋さんに行ってラーメンやお寿司を食べたり、ショッピングに出かけてみんなでお揃いの服を買ったり、大学が主催しているBBQに参加したり、お互いのホームステイ先の家に遊びに行ったりしています。 そんな放課後・土日に訪れた中でも一番印象に残っているのがカンタベリー大聖堂です。 外観も内装も細部まで手の凝った本当にきれいな建物で、中にはたくさんのステンドガラスがあり、光が差し込むととても神秘的に感じました。 そしてこちらに滞在中に誕生日を迎える私にホストファミリーがバースデイカードをプレゼントしてくれたり、私の友達も呼んで誕生日パーティーを開いたりしてくれました。 イギリスと日本との容量の違い(gやml単位)に戸惑いながらも、朝からホストマザーと一緒に2種類のケーキを作り、準備をしました。 みんなからは手作りのたすきと一人一人からコメント入りのカードとバースデイカードをプレゼントしてもらいました。 最高の誕生日になりました! 残りのイギリス生活も、もっともっと楽しんでいきたいと思います!! 【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4 短期語学留学プログラム現地リポート5 短期語学留学プログラム現地リポート6
よく読まれている記事
カテゴリ
タグ
キーワード検索
アーカイブ