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畿央大学×地域連携

2011.11.17

広陵町立真美ヶ丘第二小学校の児童が「大学探検」に来てくれました!

2011(平成23)年11月17日(木)午前11時から12時の1時間、大学の近隣にある広陵町立真美ヶ丘第二小学校2年生児童31名が、生活科の校外学習の一環で、畿央大学に「大学探検」に来てくれました。子どもたちは、きちんと並び、大きな声であいさつをするなどとても礼儀正しく、探検にも意欲満々でした。 教育学部の3、4回生ボランティア学生7名が小学生4~6名に分かれたグループに付いて学内をご案内!! 教育学部の学生は実習や学校インターンシップなどの活動で、子どもたちの扱いが慣れています。すぐに児童たちに溶け込み、探検隊長としてリーダーシップを発揮していました!! みんな、ご近所に住んでいるだけあって、畿央祭などで大学に来たことのある子どもたちがたくさんいましたが、普段は入ったことのない、図書館や講義室、先生の研究室にも入れて、大喜び!! これは、理学療法学科の「義肢装具学実習」の授業です。「義足」について勉強をしています。 小学校の先生の練習をしている「模擬授業」では、算数の面積の授業をしていました。子どもたちは不思議そうに見ていました。 学生食堂では、調理員さんに話しかけてみました。 図書館で、英語版の「ドラゴンボール」を発見!すかさずメモをとります。 デザイン学科の先生の研究室に入って、大学生といっしょに、明るさについての研究を体験してみました。 学長先生にも会えました。89歳と聞いて、ビックリ!! 最後は、「将来は畿央大学に進学する」という嬉しい声も聞かれました。 みんなありがとう、また来てくださいね。

2011.11.14

御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長へプレゼンしました。

完成模型と図面で地域活性化構想を提案! 御所市は古代の大和国葛上郡の地で、鴨都波神社、一言主神社、長柄神社、高鴨神社、葛木御歳神社など数多くの延喜式内社を残し、室大墓をはじめ古代遺跡も豊富。古代豪族葛城氏の本拠地であり、近年も2004年に極楽寺ヒビキ遺跡が、2009年には秋津遺跡が発見されています。 このように歴史の古い御所市と畿央大学は今年8月30日に包括連携協定を結び地域社会貢献活動を進めています。 最初に手がけることになったのが、御所市名柄にあり今は廃屋となっている「旧名柄郵便局」の修復事業で人間環境デザイン学科三井田教授と長井助手およびゼミ生7名が、2011(平成23)年11月11日午前に建物細部の再実測、午後には完成模型と図面で東川市長と宮谷副市長を前に活用策をプレゼンしました。 ▲模型を前に、右から東川市長、宮谷副市長、三井田教授、長井助手、ゼミ生ら 御所市名柄地区は御所駅前から高鴨神社にいたる「葛城古道」の中間点にあたる長柄神社があり、そのすぐ近くにこの旧郵便局があります。そしてこの郵便局を営んでいた隣家敷地全体の数百坪を含めて、名柄地区の観光スポットとし、道の駅風に蘇らせようと提案しています。また、この旧郵便局の左隣が『油断』『団塊の世代』などの著作、元通産官僚で大阪万博や沖縄海洋博を企画、元経済企画庁長官で現在も活躍されている堺屋太一(本名池口小太郎)氏の生家であり、史子夫人も著名な画家であることからご夫妻の作品を展示できればさらなる地域活性化が図れます。  ▼正面から見た旧名柄郵便局(左下の写真、左隣の家が堺屋太一氏生家) ▼以下、実測風景  御所市庁舎でのプレゼンの後、みんなで江戸中期から残る町家の風景を眺めて散策。途中、これまた明治時代に郵便局を併設した250年以上前に建てられた商家の中を拝見させていただきました。近鉄御所駅前では今後の課題として駅前再開発計画の大学目線での素案づくりも考えているところです。古きを訪ねて新しきを知り、歴史や時代とともにそこには人が住む暮らしがあり、現代にどう活かしていけるかを人間環境デザイン学科では追究しています。 【関連記事】 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html

2011.11.10

健康栄養学科1回生対象「キャリア発展セミナー」~企業訪問

10月24日に健康栄養学科1回生が、桜井市の「旭製粉株式会社」および「株式会社三輪そうめん山本」を訪問しました。 「キャリア発展セミナー」は1回生必修の授業です。将来の職業選択とそれに向けての学習の必要性を認識するため、主に管理栄養士として働いておられる方をお招きして講演して頂くとともに、学生自らが企業を訪問して現場に触れることにより、働くということがどういうことか実感することを目的としています。 まず、「旭製粉」にお邪魔しました。4グループに分かれて「代表取締役社長 西田定様による講義」、「開発室」、「分析室」、「粉ブレンド工場」を順に見学させていただきました。それぞれの見学場所では担当者様から説明いただき、学生は少し緊張しながら、熱心に聞き入っていました。 ↓ 西田社長は楽しく分かりやすく学生にお話してくださいました! ↓ 開発室では卒業生が説明してくれました!かっこいい! ↓ 粉ブレンド工場では1回に500kgの粉をブレンドするのだそうです。 ↓ 分析室では分析方法などについて伺いました。 (さらに…)

2011.11.08

冬の市場まつり出店で"えみちゃんこ鍋"を試作しました!

2011(平成23)年11月1日午後6時から授業を終えた健康栄養学科2回生有志12名全員が参加して、「冬の市場まつり」で鍋料理を提供するための試作会を行いました。奈良県中央卸売市場青果卸売協同組合西川理事長、同市場協会小島専務理事らが当日直接届けてくださった新鮮魚介類、野菜類を使っての試作です。ご来場されるどの年代層にも食べていただけるよう薄塩味加減のちゃんこ鍋で、食べて「笑み」がこぼれる「塩味」なべということで“えみちゃんこ”と名付けました。 どのような食材でも揃えていただける奈良県中央卸売市場が具材提供者ですので、まだら、ハタ、ズワイガニ、大蛤など高級かつ新鮮な魚介類を惜しみなく使わせていただきました。この日は味のベースは“塩”として、「昆布だし」、「鰹だし」、その混合だしの3種類で、どの味付けが具材に合うかを確かめました。 『冬の市場まつり』は11月27日(日)午前8時~午後1時まで、近鉄筒井駅下車すぐの奈良県中央卸売市場内にて開催されます。来場者のみなさまには無料でご提供しますので、ぜひお越しください。 ↓↓ 冬の市場まつりのご案内はこちら(畿央大学ホームページ内) https://www.kio.ac.jp/event/111013.html

2011.11.07

大和高田・橿原・葛城ものづくりメッセ2011に出展しました。

健康科学研究所、地域連携センターの取組成果を発表! 畿央大学は、地域社会・産業界・行政機関など学外の諸機関・団体との連携を社会的使命としてとらえ、畿央大学健康科学研究所および地域連携センターを中心に組織的・総合的に取り組み、かつ積極的に推進しています。 奈良県中南和地域の産業の活性化を図るため、発展意欲の高い事業者が交流を通じてネットワークを構築し、ものづくり技術の向上を図る機会づくりとして、各社の技術・製品を一堂に集めた『ものづくりメッセ2011』(2011年11月5日~6日、於:奈良県産業会館)に4年連続出展しました。   今年の『ものづくりメッセ2011』のキャッチコピー“来て!見て!聴かせて!あなたが育むものづくり”に相応しく、来場者の方々にわかりやすい実物や模型、写真パネルをふんだんに使って展示。開催場所がJR高田駅前で、近鉄大阪線高田駅からもすぐ近くの商業施設オークタウン傍の奈良県産業会館であることから「畿央大学ってこんなこともやってるの!」「公開講座や講演会で行ったことがある」という来場者の声を聞いたり、より身近に畿央大学を知っていただくことができました。 以下、当日成果発表した内容の一部をご紹介します。   【橿原おみやげものプロジェクト】   橿原商工会議所(iチャレンジ委員会)と連携し、2009(平成21)年度から3年連続して取り組んでいる「学生たちの若い柔軟な発想で橿原の文化歴史を今に伝える“おみやげもの”創作商品化」事業です。2009年度のテーマはお弁当で商品名“やまと恋うた弁当”(割烹ふたかみ製造)、2010年度のテーマは食の土産物で商品名“本葛ポーロ「千の香り」”(岩出湖月堂製造)および“大和いものタルト「月の誕生石」”(ココアイ製造)、2011年度は土産物(食部門と工芸部門)で“大和茶マシュマロ「大和の天雲」”(ココアイ製造)、“こだいちゃんペットボトルカバー”“こだいちゃんポケットティッシュカバー”(巽繊維工業所製造)などの商品が続々と誕生しています。(健康栄養学科、人間環境デザイン学科)       【やまとのおいね復活プロジェクト】       奈良県山添村に古くから伝わる背中防寒具“おいね”を現代風にアレンジしようと、人間環境デザイン学科村田ゼミが取り組んでいるプロジェクトです。  このほど社会福祉法人青葉仁との共同試作品が完成し、アウトドア専門会社モンベルを窓口に、寒さが厳しくなる前に東北地方への寄付の生産計画が進んでいます。そして今後の商品化につなげます。 展示品は、カエルをイメージした手足、フード付きで、その愛らしさから会場でも注目を集めました。山添村イベントで実売しています。(他にも子猫や亀バージョンがあります)     (さらに…)

2011.11.04

「マミポコ・キッズ」がはじまりました。

平成23年度後期『マミポコ・キッズ』では、今年10月~来年1月までの計6回、地元の小学生50人を対象に、室内遊びや外遊び、伝承遊びなどの活動を行っています。 第一回の活動では、個性豊かな名札を作った後、「名前しゅりけん」といった名前を覚えることをねらいとしたゲームをしました。また、グループリーダーの似顔絵をみんなで協力して描いていく「似顔絵リレー」といったグループ意識を高めるゲームを行いました。はじめは緊張していた子どもたちも、楽しんでゲームに取り組んでいくうちに、緊張も解け、同じグループの友達と仲良くなっていました。 第二回の活動では、友達の名前を思い出すこと、今回から参加する友達の名前を覚えることをねらいに活動しました。名前を使って遊ぶ「となりのとなり」などのアイスブレイクを行い、その中でも、「熊が出た!」というゲームでは、子どもたちも緊張が解けたのか、とても素敵な笑顔でした。その後は各自で思い思いの紙相撲を作って土俵をたたいて遊ぶ「とんとんずもう」をしました。個性豊かな紙相撲を使って楽しく遊んでいました。 これから、子どもたちとの活動を通して、子どもたちの成長はもちろん、大学生一人ひとりも成長していくために、がんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

2011.11.01

「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門グランプリ、商品が進行中!

畿央生と橿原商工会議所がコンペ形式でお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。2011年7月14日に行われたコンペで見事グランプリに輝いた「大和の天雲」(大和茶の苦みをきかせたマシュマロ)の商品化に向けての第1回会議が、2011年9月30日(金)18:15より、本学第2会議室において、行われました。 “野菜ソムリエとパティシエが心をこめて作るこだわりの野菜スイーツのお店”で話題の「やさい菓子工房COCOAI」(ココアイ)様のご協力で、試作品第1弾を持参いただき、試食をしながら、商品のコンセプト、パッケージのイメージ、価格帯、詰め合わせの提案など意見を出し合いました。商品パッケージについては学生や事業所のニーズをヒアリングした上で、人間環境デザイン学科の教員と学生3名が手掛けます。 参加した学生3名(2N大田、内海、小倉)は最初は緊張している様子でしたが、次第に表情も和らぎ、自分達のこの作品への思いを伝えていました。いわゆる「会議」という場には初めて参加したという3人。初対面の人に自分の言葉で自らの考えを伝えていくことがいかに難しいかを確認する良い機会になったようです。会議では、学生の思い描く商品を実際に店舗に出してお客様に手に取ってもらえるか、購入に繋がるか、店のイメージにマッチさせるための方策、ネーミングについて・・・などが話し合われました。 どんな素敵なみやげものに仕上がるのか、夢ふくらむ会議となりました。 学生の理想から生まれたコンペ作品が、コストやさまざまな条件を考慮した上でどう現実のものに仕上げていくのか、これからも第2回、第3回と協議と試作を重ねています。 作品のデビューは11月下旬を予定しています。ご期待ください!! ▼試作品第1号と記念撮影 【関連記事】 「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門のグランプリを決定!  https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-390.html

2011.11.01

産官学連携 第9回店舗モニター

晴れ晴れとした秋空に恵まれた9/28(水)に、葛城地区商工会広域協議会と人間環境デザイン学科による9回目の店舗モニターが開かれました。 本来は7/20に行く予定でしたが、あいにくその日は台風の影響で、順延になったものです。 今回の参加メンバーは第7回目の店舗モニターと全く同じ(加藤卒業ゼミ4回生)でしたので、全員事情を知っているためすみやかに進行していきました。 午前中は王寺町のコンビニ『サークルK』です。 学生にとって、コンビニエンスストアは勝手知ったる”得意エリア”です。 オーナーと店舗改善のためのディスカッションをしましたが、他店コンビニの特徴などを学生はよく知っているので、活発な意見交換ができました。 オーナーからは具体的に「新商品・新発売のPOPをつくってほしい」という依頼がありました。 苦心しましたが、全員楽しいポップをつくることができました。 (さらに…)

2011.10.13

御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!!

人間環境デザイン学科では、2回生・3回生の後期に「プロジェクトゼミ」という、教員それぞれが指導するゼミに分かれて授業を行う科目があります。そのうちの一つ、三井田先生の指導するゼミは、今年は奈良県御所市の名柄に位置する旧郵便局リノベーション提案を予定しています。先日は現地で実測調査を行ってきました。 ▼これが、調査中の郵便局です。木造の比較的規模の小さな建物です。 ▼外だけでなく、内装も細かなところまで実測します。 ▼中には、電柱に登ってまで図らなくてはいけないところも!! (さらに…)

2011.10.11

産学官連携 橿原「夢の森フェスティバル」(大和物産展)に出展しました。

人間環境デザイン学科の学生が創作した橿原のおみやげものが商品化!    2011(H23)年10月8日から9日の両日、橿原青年会議所主催で橿原神宮森林遊苑一帯を会場にして開催された「第10回夢の森フェスティバル」の中の商業部門コーナー「大和物産展」で、人間環境デザイン学科の学生たちがデザイン考案し有限会社巽繊維工業所が商品化したおみやげものグッズが販売されました。 今年4月から橿原商工会議所と畿央大学(人間環境デザイン学科、健康栄養学科)が連携し、橿原市内見学や数回の勉強会、試作相談会を重ね、工芸部門と食部門の学内コンペで入賞した作品を商品化する『橿原みやげものプロジェクト』の成果発表でもあります。同フェスティバルでは巽繊維工業所が物産展に参加し販売デビューを飾ることができました。 巽繊維工業所は安全安心をモットーに品質管理を徹底し、値段・品質ともに海外メーカーに負けない靴下の国内生産を手がけています。昨年は平城京遷都1300年を記念してヒット商品となったせんとくんのペットボトルカバーを考案・販売。靴下の織り編み技術を応用した新商品開発のため『橿原みやげものプロジェクト』に参加。森下橿原市長、植田橿原副市長にお持ちいただいている“こだいちゃんペットボトルカバー”(左)、“こだいちゃんポケットティッシュカバー”(右)がデビュー商品です。  (さらに…)