2025.12.03
「佐味田みんなの縁側」 板絵描き・障子替え-夏から秋へ ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
人間環境デザイン学科の陳ゼミでは、佐味田地区の皆様と河合町役場と協力して『佐味田みんなの縁側』を制作し、2023年5月12日から河合町 佐味田集会所前に設置しています。今回は夏と秋の板絵描き・障子替えの様子をご紹介します! ▶ 前回の活動を紹介した記事はこちら 夏のイベントの様子 2025年6月21日(夏至)の午後に河合町佐味田老人憩の家において、「佐味田みんなの縁側」の夏イベントを行いました。佐味田地区の住民24名(大人と子ども)、河合町役場職員、畿央大学生(人間環境デザイン学科と現代教育学科)、教員を含めて、合計40名の参加ができました。ご参加の方々に感謝を申し上げます。 今回は、新たな障子の発表および住民の方々との共同作業を行いました。 今年度の障子は佐味田の風景に季節の花や植物を描いたデザインとし、右の柿の木と左の桜の木そして季節の花の変化を楽しんでもらいたいと思い作成しました。また、今回作成にあたって四季のイラストのデザインアイデアをいただくため住民の方々と一緒に季節のものを描いたり色を塗ったりしました。 ▼ 今年度の障子のテーマを住民の方々に発表を行いました。 その後、住民と大学生はチームに分かれて、1つのチームが夏バージョンの障子の色塗り、4つのチームが春、秋、冬バージョンの障子を住民の方々と一緒に作成しました。 ▼ 作業の様子 ▼ 障子の秋バージョンの共同創作・発想 ▼ 障子の冬バージョンの共同創作・発想 ▼ 夏の障子の貼り替え作業 ▼ 地域の子どもたちに見守られながら無事設置することができました。 ▼貼り替えができた夏バージョンの障子です。 夜になると中に設置しているライトがひかり障子の絵が昼間より、より鮮明に浮かびとてもきれいです。 ▼ 夜の障子の様子 板絵には夏に関する物を住民の方々に描いていただき表現力豊かなデザインがいっぱいありとても素敵な板絵が完成しました。「佐味田みんなの縁側」は夏の雰囲気に感じられます。 ▼ 住民の方々が描かれた夏の板絵は、「佐味棚」に飾られました。 ▼ イベント後には、さらに書き足された板絵が並び、より「夏」の雰囲気が感じられました。 また、住民の方々に対して、「佐味田みんなの縁側」の後方に設置予定の、掲示板の提案も畿央大学生より行いました。掲示物の固定方法や耐久性、掲示面の素材についてなどの議論ができました。 ▼ 大学生が掲示板の提案を説明した様子 ▼ 夏の「佐味田みんなの縁側」における参加者たちの集合写真 参加した学生の感想 今回作成するにあたって障子のデザインを考えるのがとても難しかったのですが住民の方々に喜んでいただきとてもうれしかったです。また、作成中に住民の方々と直接お話ができ私たちにはないアイデアをいただけてとても有意義な時間を過ごすことができました。 Tさん 自分が大部分を関わった企画を自ら発表するということは、初めての経験でした。住民の方が様々な意見をくださり、議論し、真剣に話し合いができました。とても緊張しましたが、ありがたい貴重な経験となりました。今回の発表を活かし、掲示板をよりよいモノにしていきたいと思いました。 Yさん 人間環境デザイン学科 3回生 塚崎 陽菜、吉田 周平 「佐味田みんなの縁側」の秋の障子替え 2025年10月3日の午後に、「佐味田みんなの縁側」での現地活動を行い、秋バージョンの障子に貼り替えました。 ▼ 河合町佐味田地区の秋風景をテーマにしました。 ▼ 秋の「佐味田みんなの縁側」 なお、住民の方との交流活動も行い、陳ゼミが制作した動物将棋を遊びました。学生たちが提案した遊び道具も紹介して、住民との意見交換を行いました。 ▼ 動物将棋の遊びと遊び道具の提案説明が行われた様子 ▼秋の「佐味田みんなの縁側」における参加者の集合写真 人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中 関連記事 ▼ 陳ゼミ 河合町佐味田地区での活動についての過去の記事 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画で「佐味田みんなの縁側」“縁台”を提案!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所計画 「佐味田みんなの縁側」制作・発表~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田地区「佐味田みんなの縁側」の増設 板絵の飾り棚および遊び道具の制作活動~人間環境デザイン学科 陳ゼミ ▼人間環境デザイン学科についての過去の記事 「いつもの場所で時を織る」—ストリート織り機から生まれたソファーカバーがお披露目されました ~ 人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【新刊紹介】本学教員が「韓国建築史」について分担執筆!~人間環境デザイン学科前川准教授
2025.12.03
「慢性期看護学援助論Ⅰ」卒業生による授業―筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護― ~ 看護医療学科
「慢性期看護学援助論Ⅰ」は、看護医療学科2年後期に必修科目として開講しています。この授業では、臨床現場で勤務する看護師を外部講師として招き、最新の筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)患者の看護の実際について講義を受けるというプログラムを組み込んでいます。 令和7年11月25日(火)、第6回目の授業では、講師として本学の看護医療学科7期生である富本 尚寛さん(大阪急性期・総合医療センター脳外科・神経内科病棟勤務)から、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態や最新の治療法、看護および意思決定支援についてご講義いただきました。 また、卒業生であり、かつ現場での臨床実習指導者の視点から後輩へのアドバイスとして3年次後期からの臨地実習における心構えなども話していただきました。今年の講義には、同じ病棟で勤務する12期生の2名(金山 春香さん、藤原 萌花さん)も参加してくださいました。 ALSとは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つに指定されています。病気の進行に伴い、手や足が動きにくくなったり、コミュニケーションが取れなくなったり、嚥下(えんげ)ができなくなったりします。その一方で、認知機能や、かゆみ・痛み、視力や聴力といった感覚機能、内臓機能などは保たれます。進行は個人によって違いますが、想定より早く進行する場合があるそうです。そのため、早期からの患者様やご家族に対する意思決定支援が重要になってきます。 本人の意思決定には、コミュニケーションが重要になります。しかし、それが困難である患者様には、コミュニケーションツールの活用が必要になります。今回は、ALSコミュニケーションツールである「伝(でん)の心(しん)」(発語や筆談ができない方を対象としたパソコンを用いた意思伝達装置)を持参していただき、デモンストレーションを行ったり、実際に病棟で意思確認をしている様子について、説明していただきました。 ALS患者の約8割は自宅で生活している現状から、病棟での看護において退院支援は重要となります。そのため、看護師は他職種と連携しながら、患者様およびご家族への支援を行う必要があると説明されました。退院支援を進める上では病棟看護師が中心的な役割を担うことから、学生の間に授業内のグループワークやディスカッションに積極的に参加して、多職種連携や患者支援に関する視点を養うとともに、自己のコミュニケーションスキルを高めるよう助言を受けました。 授業の終盤では、実際に富本さんが関わった退院支援の事例をもとにした検討課題が提示され、学生は、「患者ならば家族に迷惑をかけたくないと思うが、家族の立場なら介護が大変でも(自宅に)帰ってきてほしいと思う。」など、患者様・ご家族双方の視点をふまえたディスカッションがされました。 また、富本さんからは、コミュニケーションが困難な患者様との関わりであっても、信頼関係を構築する工夫を行い、患者様が納得した意思決定ができるよう支援していることとその重要性が説明されました。ケアの対象者である患者様・ご家族と真摯に向き合い、コミュニケーションが困難な場合でも理解しようと努力し、意思決定を支援できる看護師を目指してほしいと思います。 富本さん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。 看護医療学科 教授 山本 裕子 准教授 對中 百合 関連記事 セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~ 四天王寺大学でOrange Project®の交流会を行いました!! ~ 認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 長島愛生園を訪問し、正しい知識を持ち、語り継ぐことの重要性を学ぶ ~ 看護医療学科「健康学特論」 国保中央病院「第13回健康フェスティバル 畿央大学コラボコーナー」活動報告 ~ 看護医療学科
2025.12.03
畿友会(学生自治会)だよりvol.107 ~令和7年度「保護者懇談会」のサポートをしました。
こんにちは、学生自治会「畿友会」です。 2025年(令和7年)11月22日(土)、今年度は気温も下がり落ち着いた秋に「保護者懇談会」が開催されました。当日は畿友会(学生自治会)の学生スタッフが受付や誘導でご参加の皆様をお出迎えしました。 冬木記念ホールで行なわれた全体会では冒頭に冬木 正彦学長、後援会会長 村井様よりご挨拶がありました。 全体会終了後は学科別に分かれ、教員の紹介や学科の取り組み・学修内容について、また普段の学生の生活の様子などについての説明が行なわれました。 個別相談会では、保護者の皆様が将来の就職や資格取得のこと、学生生活についての不安など、さまざまな事柄について熱心に相談されている様子を拝見しました。 お忙しい中、お越しくださいました保護者の皆さま、ありがとうございました。 これからも保護者の皆様のご意見を参考に、畿友会では、よりスムーズに保護者懇談会のサポートができるよう努力してまいります。来年度も多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしております。 畿友会 広報部 2回生 糸谷 美優 Instagram:@kiyukai_kio Twitter:@kiyukai_kio LINE:@kiyukai_kio ▶畿友会に関連するブログ記事 KIO Smile Blog
2025.12.02
セーフケアが関西に!「知的障がいを持つ親への子育て支援を学ぶ3日間」 ~畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門母子分野研修報告~
看護実践研究センター地域包括ケア部門の母子分野で展開している「安心感の輪子育てプロジェクト」の新規事業として、障がい者の子育て支援としてA市と協働して「セーフケアプログラム」を始動しました。 ▶「安心感の輪子育てプロジェクト」についての関連記事はこちら 2025年10月23日と24日のオンライン、そして11月13日の対面研修会を企画し、講師には東京科学大学の山岡 祐衣先生と福岡国際医療福祉大学の木村 一絵先生をお迎えし、家庭訪問型ペアレンティング支援プログラム「SafeCare®(セーフケア)」を学びました。保健師6名と大学教員2名が参加しました。 SafeCare®について SafeCareは、米国で開発されたエビデンスに基づくプログラムで、知的障がいを持つ親への子育て支援が十分でない現状を踏まえ、親が子どもとの関わり方や室内の安全管理を学び、自信を持って子育てできるように支えることを目指していきます。その成果として児童虐待の再通告リスクを26%低減し、親のストレスを軽減しつつ子どもの問題行動を減少させることが確認されています。日本では複数の地域で導入されています。 研修会の様子をご紹介します オンライン研修会ではまず、支援の基本としてエンゲージメント(家族との関わり方)を理解しました。子ども支援は健康や発達に焦点を当て、親支援は情報提供やメンタルケアを提供しますが、ペアレンティング支援は親子のかかわりを評価し、親が実践できるように伴走するものです。 対面研修会では、家庭訪問のロールプレイを通じて、親のスキルを向上させるトレーニングを日常生活の活動をより順序立てて行いやすくすることを目標に、肯定的な関わり合いを増やすためのスキルを説明し練習します。親が困っている日常活動に対して、肯定的な関わり方、適切な応答、アタッチメント促進、子どもの発達支援を学びます。 実技では3つのモジュール「親と乳幼児の相互交流PII」「親子の相互交流PCI」「安全」に取り組みました。親子相互交流では、遊びを通じた褒め方や説明の技術をロールプレイで練習し、家庭内の安全では模擬部屋でハザードを特定・除去するスキルを身につけました。 演習を通じて、モデリングから練習、フィードバックの流れを体験し、家庭訪問のシミュレーションを行いました。参加者からは「家庭訪問での観察と声かけのイメージが明確になった」といった声が寄せられました。 この研修は、2025年からA市と協働して知的障がいを持つご家庭へのパイロットスタディ実施に向けた体制構築の一歩です。研究では、本研修会を企画した教員が愛着形成支援のプロセスを可視化し支援モデルを構築していきます。SafeCareは親を責めない支援で、できないことをできるに変える小さな一歩を一緒に踏み出します。 障がいのある親と子どもが笑顔でつながる未来につなげていけるように、今後も障がい保健に焦点をおいた地域包括ケアを推進していきたいと思います。 *本活動は、科研費基盤研究C(24K14212)の助成を受けて実施しました。 看護実践研究センター 地域包括ケア部門 母子分野 准教授 田中 陽子 前田 則子 助教 大平 俊介 関連記事 2025年度 ウエルカムキャンパス「スマイル交流サロン」開催報告 ― 医療的ケア児や発達障がい児、その家族が笑顔でつながる2日間 ― 畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター アルツハイマー月間の学内啓発活動を実施しました。~ 看護実践研究センター 認知症ケア部門 「ママは立ち入り禁止?パパのためのベビークラス」を開催 ~ 看護実践研究センター母子包括ケア部門
2025.12.02
令和7年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート
健康科学部 理学療法学科 4回生、宮本ゼミの竹村 亜衣、瀧口ゼミの松原 司季、峯松ゼミの安原 幸汰です。2025年11月7日(金)に開催された理学療法学科卒業研究発表会についてレポートさせていただきます。 卒業研究発表会に向けて 3年次前期の「理学療法研究法」で論文の探し方や読み方を学びました。その後、先生や興味のある分野などから学生それぞれが考え、希望のゼミを選択しました。 3年次後期では「理学療法研究法演習」にて本格的なゼミ活動を開始しました。自分たちで論文を探し、抄録会を行ったり、先生方からアドバイスをいただきながら、自分たちの研究のテーマをそれぞれ決定していきました。テスト勉強や元気塾、またテスト後に控えている評価実習から、心身共に落ち着かない日々の中を過ごしていました。ゼミ活動は、各ゼミによって進行度も様々であり、その中には全てを平行して進めることへの難しさを感じた学生もいたかと思います。 卒業研究発表会を終えて 私は、呼吸機能に関心があったため宮本ゼミを選びました。卒業研究では、円背姿勢の運動後の呼吸循環応答について研究しました。今回の研究では、測定項目が多数あることや初めてのデータ解析であったため、研究結果のデータ解析に苦労しました。しかし、同じゼミの仲間と試行錯誤することで研究を完成させる事ができました。工夫した点は、わかりやすいスライドの作成です。スライドの作成に難航した時はどのようにしたらわかりやすく、見やすいスライドになるかを宮本先生にご指導いただきました。質疑応答の対策をゼミの仲間と実施していたこともあり、当日の発表の質疑応答では質問にスムーズに応えることができました。宮本先生のご指導により卒業研究の発表を成功させることができ、大変良い経験となりました。 理学療法学科 4回生 竹村 亜衣 私が瀧口ゼミを選んだ理由は、「物理療法学」を学び、機械を用いることで徒手よりも効率的かつ有効的に介入できるという点に魅力を感じ、物理療法の研究をされている瀧口先生のゼミに入りたいと考えたからです。ゼミ活動では、TENSと副交感神経活動の関連についての研究を実施しました。多くのデータの解析を行うときには、苦労すると感じましたが、同じゼミの仲間にExcelが得意な子がいたことや、瀧口先生から解析やAIについて細かくご指導いただいたおかげで、データ解析を早く、そして楽に行うことができたと感じます。就職後もこの経験を活かして研究活動を行えたらと考えています。 理学療法学科 4回生 松原 司季 私が峯松ゼミを選んだ理由は、基礎的な解剖を学ぶことで、今後に役に立つと考えたからです。ゼミ活動では、ゼミ生と役割分担を行い、活動後増強に関する研究に取り組みました。実験を進める中で、当初立てた仮説や先行研究の結果とは異なるデータが得られ、考察の段階で非常に苦労しました。しかし、峯松先生の丁寧なご指導のもと、原因の分析や結果の解釈を深めながら試行錯誤を重ね、最終的には研究を無事に完成させることができました。当日の発表では先生方や同級生からの質問を通して研究内容への理解を深めることができました。 理学療法学科 4回生 安原 幸汰 卒業研究発表会を終えてのまとめ 今年度は16ゼミから全39演題の発表が行われ、1演題につき7分の発表と3分の質疑応答がありました。みなさん、わかりやすい発表と積極的な質疑応答を行っていました。 発表スライドと発表者による説明、質疑応答から各ゼミがどのような研究を行ったのか、また、どのようにこれから改善していけばよいのか明確にすることができました。大変面白い研究から非常に難しい研究まで様々あり、新たな視点と知識を得ることができたと感じます。質疑応答では、先生方や4回生からでなく、3回生からも積極的に意見・質問をいただき、学年を超えて高め合うことができました。 今回の研究で得られた経験や知識を4月から始まるそれぞれの舞台で存分に発揮するために、まずは、国家試験に全員で合格することができるように勉学に励みたいと思います。最後に、ご協力いただいた方々並びにご指導いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。 理学療法学科 4回生 竹村 亜衣 松原 司季 安原 幸汰 関連記事 ▼▼ 昨年度の理学療法学科卒業研究発表会について ▼▼ 令和6年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 令和6年度 理学療法学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート ▼▼ 理学療法学科関連記事 ▼▼ 無印良品あさかつレポート 第2弾「呼吸と姿勢で整うチェアヨガ」 第23回日本神経理学療法学会学術大会にて本学関係者が多数登壇・受賞しました! TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.102 ~ 大盛況御礼!畿央祭ウェルカムキャンパスにてTASK健康チェックコーナーを出展しました! TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.101 ~東生駒地域包括支援センターとのコラボ「TASK介護予防教室」を開催!! フランス・リヨン神経科学研究センターのHugo ARDAILLON 氏が畿央大学を訪問されました!~ ニューロリハビリテーション研究センター
2025.11.27
第23回畿央祭実行委員Blog vol. 11 ~ 畿央祭を終えて【模擬部署より】
こんにちは!第23回畿央祭模擬部署統括の日笠 芽衣と部署長 林 祐花、池田 大輝です。畿央祭にお越しいただいた皆さま、二日間にわたり本当にありがとうございました。 今年は昨年度と比べて、模擬店の数が大幅に増えたこともあり、多くの来場者の皆さまに足を運んでいただき、とても活気ある雰囲気となりました。当日の雰囲気やにぎわいを感じながら、少しでも笑顔になっていただけていたら嬉しく思います。 私たち模擬部署は、毎年恒例の模擬BINGOをはじめ、畿央祭に出店している全ての模擬店の統括を担当していしました。スイーツ、ドリンク、焼きそば等の様々な模擬店をご家族やお友達、大切な方と巡られたかと思います。皆様の中で、楽しかった思い出の一つとして記憶に残していただければ幸いです✨ また、今年の模擬BINGOは、昨年よりさらにパワーアップして開催することができました! 来場者の皆さまから聞こえてくる「もぎもぎ〜!」という声に、模擬部署実行委員が「もぎもぎ〜!」と返す――このやり取りが交わされる瞬間ごとに、本年度の畿央祭テーマでもある 「緒(いとぐち)」 -"つながり"と"はじまり"-が自然と生まれているように感じ、胸が温かくなりました。 キャンパス全体に広がるたくさんの笑顔と笑い声に、私たち模擬部署幹部もたくさんの元気をいただきました。模擬BINGOにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!🌼 今年の畿央祭も大きなトラブルもなく、大盛況のうちに幕を下ろすことができたのは、畿央祭に関わってくださったすべての皆さまのお力添えがあってこそだと思います。模擬店出店者の皆さま、学校関係者の皆さま、そして夏休みから一緒に準備を進めてきた実行委員の皆さんに、心より感謝申し上げます。 模擬部署のみんなへ まずは、たくさんある部署の中から模擬部署を選んでくれてありがとう🔆短い間でしたが、模擬部署のみんなと活動できた日々は宝物です。夏休みの活動も積極的に参加してくれたり、「次何したらいいですかー?」って自ら動いてくれるみんなに何度も救われていました。 当日は大盛況だった模擬BINGO! 急なお願いもたくさんあったと思います。でも、臨機応変に対応してくれるみんなのおかけで、きっと来場者の方々も模擬BINGOを楽しむことができたのではないかと思います。みんなの元気いっぱいの「もぎもぎ〜!」に私たち幹部3人はとっても癒されてたよ。本当に本当にありがとう🌸 改めて、模擬部署を選んでくれて、3人について来てくれて本当にありがとう!模擬部署で過ごした時間を、少しでも楽しかったと思ってもらうことができればとっても幸せです。 みんなのことが大好きだよー! せーの!「もぎもぎ〜💜」 第23回畿央祭副実行委員模擬部署 統括 現代教育学科 2回生 日笠 芽衣 部署長 現代教育学科 2回生 林 祐花 健康栄養学科 2回生 池田 大輝 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2025.11.27
第23回畿央祭実行委員Blog vol. 10 ~ 畿央祭を終えて【舞台部署より】
舞台部署幹部の斉藤 はなと新海 良奈と辻 有紗と山中 樹香です! 今年の畿央祭は野外ステージと冬木記念ホールの2つのステージを使って様々なステージをお届けしました!2日目の野外ステージには、スマイルさん、20世紀さん、たくろうさんの3組をお迎えして吉本お笑いライブを開催しました! 舞台部署の活動は他部署と比べると少なかったですが、野外ステージのパネルを制作したり、統括企画の藤の花を作ったり、少ない中でも活動を通して絆を深めることができ、最高のステージを作り上げることができました!私たちにとっても最高の思い出になりました! 畿央祭当日はどのステージも大盛り上がりで私たちもとても嬉しかったです!大成功に収めることができたのも舞台部署のみんなのおかげです!ほんとうにありがとうございました! 改めてここまでご協力いただいた、出演者の方々、実行委員の皆様、大学関係者の方々、ステージ関係者の方々等の沢山の皆様に感謝申し上げます。第23回畿央祭の舞台部署幹部として約8か月間携わることができ、大変うれしく思います。来年も最高の畿央祭が開催できることを期待しています!! それではみなさん! 「おおきいまっかなハート!♥」 第23回畿央祭 舞台部署幹部 斉藤 はな、新海 良奈、辻 有紗、山中 樹香 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2025.11.21
四天王寺大学でOrange Project®の交流会を行いました!! ~ 認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学
Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・熊本県立大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学・天理大学)、大阪府(四天王寺大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、2016年に熊本で発足し、畿央大学では2019年9月から「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目標に、サークルとして活動を開始しています。 2025年11月3日(月) 大阪府羽曳野市にある四天王寺大学で開催された認知症カフェ「Orange Café ~認知症を知ろう!~」に参加させていただきました。 四天王寺大学では、私たちと同様に認知症ケアサークルOrange Projectが発足しており、関西圏で畿央大学に次いで発足したOrange Projectとして、日々の活動を共有し、過去にはオンライン上で顔合わせをしていました。 今回、その四天王寺大学Orange Projectが大学祭の中で開催した認知症カフェにご招待いただき、私たちの活動を紹介する機会をいただきました。 ▼ 認知症カフェのプログラム 午前中は認知症に関する講座を参加者の方と一緒に受講しました。以前畿央大学で教鞭をとっておられた四天王寺大学 看護学部長の山崎 尚美教授の講座、羽曳野市認知症ケアチーム(羽曳野市地域包括支援センター・認知症地域支援推進員・チームオレンジ)による活動や取り組みの紹介がありました。 講座では、認知症がどのような症状を呈するのかなどの認知症に関する基本的な知識と、認知症の方が安心できる対応方法について学ぶことができました。また、2024年に施行された認知症基本法(正式名称:共生社会の実現を推進するための認知症基本法)に関する説明と、羽曳野市の現状や認知症施策、認知症ケアチームの活動について知ることができました。 講座の中で、「共生」という言葉が度々出てきました。認知症ケアを追求するにあたって、認知症当事者が安心して暮らせる街をつくるためには、当事者の人を含む地域の人たちが認知症に関する正しい知識と理解を持ち、共生できる社会にしていくことが必要であると改めて考えさせられました。 Orange Projectの活動紹介では、関西圏の3大学(畿央大学・四天王寺大学・天理大学)がそれぞれ発表を行いました。 四天王寺大学では、大学の敷地内に併設されている特別養護老人ホーム「悲田院」との連携した活動が特徴的で、発足して間もないにもかかわらず、活発に活動されている様子が伺えました。 天理大学では、天理教の教えを認知症ケアに活かし、伝統的なモノを活用する等、様々なアイデアを用いて活動をされていました。 どちらの大学も私たちとは周辺の街の雰囲気や取り組み、大学の特色も全く異なり、私たちにないアイデアをもって活動されていることが分かりました。お互いの活動内容を参考にするとともに、今後活動の幅を広げるにあたって協力できる道を模索する良い機会になりました。 午後は「当事者ミーティング」の時間が設けられていました。当事者ミーティングとは認知症の方が集い、当事者同士が主となって、自らの体験や希望、必要としていることを語り合い、自分たちのこれからの暮らしや、暮らしやすい地域の在り方を一緒に話し合う場です。 今回の当事者ミーティングでは専門職の方がファシリテーターとして参加していました。私たち学生は、今後自分たちがファシリテーターとして当事者の方々と接することができるよう、バイスタンダーとしてミーティングに参加し、学ばせていただきました。 当事者のペースに合わせた会話の運び方や円滑なコミュニケーションのための話の振り方、思いを引き出すための質問の方法など、専門職の方々の技術から、多くのことを学ぶことができました。 今回、四天王寺大学の大学祭に行き、交流を深めることができたことは、今後の畿央大学Orange Projectの活動の幅を広げ、より多様な方法で認知症ケアを深めていく上での重要な学びにつながったと考えています。 Orange Projectの輪はどんどん広がっており、関西圏で交流ができる大学が増えたことは、大きな意義があります。今後も大学間で交流・情報共有し、より良い認知症ケアを追求していきます。 これからもOrange Project®をよろしくお願いします。 看護医療学科4回生 大久保 翼 サークル顧問 看護医療学科 講師 島岡 昌代 連絡先:m.shimaoka@kio.ac.jp 関連記事 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 畿央祭で認知症カフェを開催しました!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス「ひまわりカフェ」7月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学
2025.11.19
第23回畿央祭実行委員Blog vol.9 ~ 畿央祭を終えて【学内企画部署より】
みなさん、こんにちは!第23回畿央祭 学内企画部統括 阪口 真美と、部署長の吉川 慎之介、田端 夏帆、髙橋 歩です。 はじめに、今年の畿央祭にご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。そして、企画の準備・運営にご尽力くださったすべての皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。 今年の学内企画では、例年に引き続きお化け屋敷を開催し、テーマを「サーカス」として部署全員で夏休み前から準備を進めてきました。私たち自身、不安を抱えながらのスタートでしたが、「みんなが楽しめるお化け屋敷」を目標に、一切手を抜かず取り組んできました。 その結果、2日間で1200人以上の方にお越しいただき、笑い声と悲鳴が入り混じる最高のお化け屋敷をつくり上げることができました!✨今年新たに実施した「クイズ&くじ引き企画」も、1000人を超える方に参加いただき、想像を超える盛り上がりとなりました!🔥 さらに2日目には、第2回畿央祭の学内企画幹部だったという保護者の方から「当時とは比べものにならないほどすごい!」と温かいお言葉をいただきました。これまで積み重ねられてきた想いや伝統が、私たちの代へ確かにつながっているのだと実感し、胸が熱くなる出来事でした。今年のテーマである「緒~いとぐち~」に込められた“つながり”を深く感じた瞬間でもありました。 学生の皆さま、地域の方々、子どもたちの笑顔を見て、「みんなが楽しめるお化け屋敷」という目標を達成できたと強く実感しています。ここまでやり遂げられたのは、学生支援センターの方々、業者の皆さま、そして足を運んでくださった全ての方々のおかげです。心から感謝申し上げます。 この伝統ある畿央祭がこれからも長く続き、さらに多くの“つながり”が生まれていくことを願っています。🍀来年も、今年以上にパワーアップした企画をお届けできるよう、部署一同頑張ります!今後とも畿央祭をよろしくお願いいたします!! 今年もこの言葉で締めさせていただきます! 「やっぱり学内!ナンバーワン!👆」 第23回畿央祭 学内企画部統括 阪口 真美 部署長 吉川 慎之介、田端 夏帆、髙橋 歩 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
2025.11.19
第23回畿央祭実行委員Blog vol.8 ~ 畿央祭を終えて【アリーナ部署より】
第23回畿央祭 アリーナ部署 部署長を務めさせていただきました堀内 柑那です。2日間、沢山の方が畿央祭に来てくださり、たくさんの笑顔が見ることができ、本当に嬉しかったです!ありがとうございました! アリーナ部署は子供たちが楽しく遊べるような企画を考えました。今年のモチーフはお祭りでした!🏮 射的・金魚釣り・ボウリング・輪投げ・着ぐるみ・ふわふわ・ガチャガチャ・お花づくりの企画を行いました。🎡🐱 前日準備では、夏休みにみんなで一生懸命に作ったものをアリーナに搬入し、壁をたくさん作ったお花で装飾して、とってもかわいい空間になり前日からワクワクが止まりませんでした。🌸💓 当日はどの企画も子供たちの笑顔、保護者の方の笑顔で溢れていて、見ている部署長、統括、実行委員もつられて笑顔になっていました。とても素敵な空間になっていたと思います。💖 お花作りでは、子供たちが作ってくれたお花を貼るところを作りました。沢山の子供たちが来てくれたおかげでとっても素敵な企画になりました!🌼 私は1回生の時、課題と畿央祭実行委員の両立をしんどく感じました。しかし、部署長の先輩、統括の先輩、実行委員の先輩方の楽しそうな表情を見て、来年もアリーナを子供たちの笑顔で溢れさせたいと思い、部署長をすることに決めました! 部署長になった時、私が決めた目標は、来てくれた人が遊び疲れる場所を作ること、実行委員も子供たちと一緒になって沢山楽しい思い出を作れることの2つでした。 当日上手くいくのか、子供たちが安全に遊べるのか、畿央祭が終わるまで不安なことは沢山ありました。 ですが、当日の2日間で1000人以上の方に来ていただき、、子供たちの「楽しかった!!!」「もう1回遊びたい!!!」などの声や、 保護者の方の「子供向けの企画が沢山あっていいですね!」の声に嬉しすぎて何回も泣きそうになりました! そう言って貰えたのは、実行委員のみんながキラキラした笑顔で子供たちと同じ目線になって運営してくれたからだと思います。 最後までやりとげることができ、本当に良かったと思うのと同時に、こんなに素敵な畿央祭が続いたらいいなと思います。✨ アリーナ部署で沢山の笑顔を見ることが出来て本当に幸せでした!💟 畿央祭までの8ヶ月間大変なこともありましたが、こんなに素敵なアリーナを作れたのは、来ていただいた子供たち、保護者の方、実行委員、統括、去年の先輩方のおかげです!ほんとにありがとうございました! ご協力いただいた業者の皆様、職員の皆様、地域の皆様に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。 第23回畿央祭アリーナ部署 部署長 堀内 柑那 ▶ 畿央祭実行委員会に関連するブログ記事はこちら
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