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畿央の学びと研究

2011.02.11

2011東京ギフトショー

2月1日(火)~4日(金)に、東京有明にある東京ビックサイトで『インターナショナル・ギフトショー2011』が開催されました。   その中の「ニッポンいいもの再発見!」コーナーでは奈良の下市町商工会が初出展し、新しく開発した木工製品を発表しました。     昨年春から、人間環境デザイン学科 加藤研究室では「平成22年度地域資源∞全国展開プロジェクト」に参加し、下市町商工会とともに三宝・割り箸の独自技術を使った木工製品の開発を進めてきました。 今回の展示ディスプレイ計画も加藤研究室が担当しました。 製品の中には加藤卒業ゼミ生・彌栄ゆうきさんがデザインした照明器具も含まれています。  

2011.02.10

産学連携「栄養学生モニター」プロジェクト(レシピ開発)

葛城地区商工会広域協議会との連携で健康栄養学科による 店舗モニターが始動しました!   地元の葛城地区商工会協議会(以下、略して「商工会」)では2008年度から人間環境デザイン学科とコラボで「学生店舗モニター」を継続して実施していますが、今回から新たに健康栄養学科教員(北田学科長、上地助教、新谷助手)および学生5名による「栄養学生モニター」(レシピ開発)が新たに始まりました。   商工会傘下の中小企業は常時専門家による経営診断や税務相談を受けてきましたが、これは学生や大学教員による消費者目線での素朴な意見を取り入れ斬新な経営に活かそうとする産学連携事例の一つです。学生にとってみれば自分の創作したレシピが商品化され日の目を見るかもしれない最高の舞台となります。 2011(平成23)年2月8日、地元広陵町に昨年開店したばかりの喫茶店をモニターのために訪れました。     前列が学生3名、後列左からオーナー、新谷先生、上地先生、アドバイザーの石川さん (さらに…)

2011.02.08

大和まなのタルト"月の誕生石"

橿原商工会議所とのコラボ「万葉人からの贈り物プロジェクト」で特別審査員賞を受賞したケーキ『月の誕生石』が商品化され、近鉄八木駅名店街(奈良県橿原市)のやさい菓子工房『cocoai(ココアイ)』で販売されています。   2月3日昼休み、このケーキを考案した学生4人と健康栄養学科北田学科長、浅野先生が冬木智子学長を訪ね、今までの経緯や商品について説明しました。     『月の誕生石』は、本学学生が考案した大和伝統野菜をふんだんに使用した見た目も可愛いケーキです。     土台のタルトの大和まなは「月を見守る森」を表現し、タルトの上のクリームは「石を支える大地」、大和いもと栗のクリームは「月を生む石」、葉は大和まなを練りこんだクッキーで「環境保護の象徴」を、一番上の栗の甘露煮は「満月」を表しています。   学長先生は、「人間の原点(はじまり)は食にあり、食物のはじまりは土にあります。奈良の土で育ったものをふんだんに使ったケーキは健康にとても良いでしょうね。学科の名称を『健康栄養学科』としたのも、健康を意識するようにとの思いからです。学科名称の由来に応えて、すばらしいケーキを考えてくれて嬉しいです。折しも昨日は息子の生まれた日でしたので、ことさらに『命のはじまり』を意識し、喜びを感じています。」と話されました。   また食後には、「土地柄にちなんだ名前と、それにふさわしい野菜の香と色のバランスが大変美しく感じられました。ありがとうございます。」とのコメントをいただきました。    

2011.02.07

『第1回冬季日本理学療法学生交流会』

去る2010年12月19日(日) 畿央大学にて『第1回冬季日本理学療法学生交流会』が行われました。   一昨年までは「関西理学療法学生交流会」として行われていた交流会ですが、今回からは対象地域を全国に広げ、記念すべき第一回目の交流会を畿央大学で行いました。 この交流会は、理学療法士を目指す学生が企画運営して講演会や懇親会を通して、視野の拡大や知識の充実、さらに大学を超えた横とのつながりを深めることが目的です。運営委員として本学の理学療法学科の学生約30名が昨年の4月から準備を進めてきました。当日は215名の学生が畿央大学を訪れ、講演、ディスカッション、懇親会に参加し、他大学との交流を行いました。     今回のテーマは「理学療法士の可能性」です。 このテーマに沿って、プログラムとして、午前には交流会理事を経験されたOBの先輩方に、今活躍されている分野についての現状や展望などをお話ししていただき、さらに理学療法士が社会への貢献についてパネルディスカッションを行いました。午後には畿央大学学生によるランチョン発表を行い、さまざまな先生に聞いた話や、施設見学や集めた資料などを通して、理学療法士の可能性について学生の視点で考え感じたことを発表しました。   (さらに…)

2011.02.04

人間環境デザイン学科の卒業制作(研究)

2月12日(土)の卒業研究の提出期限を目前にひかえ、人間環境デザイン学科の4回生が奮闘しています。今年の卒業生は58名。そのうち1割が研究論文で、ほとんどの学生は作品制作に取り組んでいます。   昨年の初秋から構想を練り、ここ1ヶ月は連日深夜まで制作に打ち込んでいます。終盤にさしかかり、なかには通学や寝る時間も惜しいからと、実習室や製図室に泊まり込んで励んでいる学生も。世間ではインフルエンザが流行していますが、ここには寄せ付けない厳しい雰囲気があります。     デザイン学科の学生は、ものづくりが大好き。思うようにできなくても、途中で壊れてしまっても、根気よく向きあいます。まだまだ完成作品はなかなか見えてきませんが、疲れていても、作品のことを聞かれると誇らしげに解説してくれます。内容もオリジナリティに富んでいます。 「卒業研究で、ものづくりに対する心構え、厳しさ、楽しさ、充実感などを身につけて社会に出てほしい。ここで真剣に悩むことによって自分で判断する力がつくのです。」と三井田学科長はおっしゃいます。   14日(月)にはL101教室で終日かけて講評会を行い、デザイン学科の教員全員で優秀作品約20点を選出します。今年の採点基準は例年以上に厳しくなりそうです。そして、選ばれた作品については、15日(火)に再度プレゼンを行ってもらいます。    『卒業研究・作品展』は、昨年に引き続き、2月19日(土)、20日(日)に奈良市立ならまちセンターにて学外展示を行います。会場では、展示レイアウトから受付まで、全て学生主体で運営します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。ご来場心よりお待ち申し上げます。

2011.02.03

住環境設計製図Ⅱ 合評会

1月31日(月)と2月1日(火)2日間かけて、2回生の住環境設計製図Ⅱで2つの課題の合評会が行われました。     自分の作品について、学生が1人ずつ教員や学生の前で発表しました。 2回生の春、はじめて履修したときには、みんなの前でオドオドしてちゃんと説明できなかった学生たちが、今回は大きな声で自分の考えを人に伝えれるようになりました。教員からの厳しい質問にも、自分の言葉で精いっぱい答えていました。 製図の内容も、前期の住環境設計製図Ⅰよりずいぶん難しくなってきたのですが、教員が期待する以上に学生は成果を見せてくれています。 課題は「世代同居住宅」と「児童図書館」です。     特に「児童図書館」の課題は、これまでの住宅の課題とは少し異なった空間を要求する課題なのですが、それをきちんと把握して空間構成をしているのに驚かされました。 連日遅くまで製図室で製図台に向かっていた成果がでてきています。 製図室で1年間作業してくるとやはり自分たちの場所であるという愛着がうまれ、設備もうまく使いこなせているようです。 3回生になるとさらに課題は難しくなるのですが、きっと教員たちの期待に応えてくれるだろうと楽しみにしています。 今回の課題で下級生に見本となるような作品を学内に掲示する予定ですので、ぜひみなさんご覧ください。

2011.01.31

『子どもと楽しむ染め時間!』を出版

私の10年間のフィールドワークをまとめた「子どもと楽しむ染め時間!―つくって四季を感じよう―」という本が完成しました。   ワークショップを始めたころは、幼稚園、保育園での染もの体験を「危ない」「手間がかかりそう」「時間がとれない」などの理由で敬遠されることがありました。そのような中、お願いをしてさせてもらうことが多く、途中で「この活動は意味があるのか?」と気持ちがなえそうになったこともありました。 しかし、子どもにとって非常にわかりやすく、完成した時の喜ぶ姿が忘れられず、子どもや先生にその楽しさを伝えたいという気持ちで続けてきました。   ありがたいことに、畿央大学には時間を作って一緒に活動してくれる学生さんがたくさんいます。 最近では色々なところから依頼をしていただけるようになりましたが、私や学生にも時間の制限があり、お断りすることもあって、心苦しい思いをしていました。   そのような時に、出版社の方と本作りの話になりました。私たちが伺えなくても園で実践できるようなわかりやすい本、しかしハウツー本ではないものにしよう。そして子どもの表情や様子、作品が伝わるように、オールカラーで作りたいという希望も聞いてもらいました。 四季の草木を素材にしてしかも本格的な作品を比較的簡単に作ることができるよう、子どもが制作している様子を手順に従い載せています。そして作品例、先生方のコメントや感想等も入れたものに仕上げました。 編集者、カメラマン、取材協力園、作品提供園等、多くの方々のご協力はもちろんのことですが、活動を共にしてくれた1期から5期の学生さんなしには、生まれなかった本です。 今までお力添えいただいた皆様、ワークショップで出会ったすべての人に心より感謝いたします。 人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子

2011.01.28

第4回理学療法特別講演会・理学療法学科同窓会

平成23年1月22日(土) 第4回理学療法学科特別講演会を開催しました。今回は、姫路獨協大学の泉唯史先生をお招きして、「心疾患を合併した患者に対するリハビリの注意点」という題目で、教科書的な内容から応用まで幅広く、わかりやすく講演していただきました。   その後、学食において、理学療法学科同窓会(懇親会)を開催しました。過去3回は学外で実施していたものを、今回は学食での懇親会としました。1期生から4期生まで約40名の卒業生と4名の先生方に参加していただきました。     庄本先生の乾杯から始まり、母校での会は学生時代に戻ったような気分で楽しめました。また、同期同士だけでなく先輩・後輩ともたくさんお酒をかわしました。学生時代の思い出話で盛り上がり、たくさん笑いました。先生方とも気軽に話せ、日頃の臨床場面での悩みも打ち明けることができました。   畿央大学の特徴の一つでもある、アットホームな雰囲気は変わらず、安心感を与えてくれました。毎年リカレント教育を兼ねて実施している理学療法部会ですが、大変有意義だと好評をいただいていますので、もっともっと多くの卒業生の皆様に参加していただき同窓会を盛り上げていきたいと思います。 同窓会長 唄大輔(理学療法学科2期生)

2011.01.22

後期最後の「給食経営管理論実習」(健康栄養学科2回生)

1月18日に、健康栄養学科2回生による給食実習が行われました。 この日が、後期最後の実習だったので、みんなとても張り切っていました。 メニューは寒い季節にぴったりな鮭のチャンチャン焼き♪     献立を考える栄養士班、調理をする調理師班、そして笑顔で対応してくれるサービス班の学生達がもてなしてくれました。身体も心も温まる料理、とてもおいしくいただきました。     この日は特別に、学長先生にも給食を召し上がっていただきました。 「さつまいもご飯の色合いがとてもよく、チャンチャン焼きの味付けも大変よく出来ていました。 料理は作った人の心が表現されるものだと思います。素直でやさしい思いが感じられました。 今後は一層経験を重ねてください。」と貴重なお言葉をいただきました。  

2010.12.24

学習キャンプ2010冬 ~心から~

仲間の"こころ"を知る学習キャンプ 「学習キャンプ2010冬 ~心から~」   ボランティアセンターです。 教職を目指す学生や教育に関心のある学生たちが自ら企画する1泊2日のキャンプを、12月18日(土)・19日(日)、本学において開催しました。     今回のキャンプでは、ボランティア活動や将来の学校行事等での企画・運営に関する力量を高め、地域の子どもたちを対象とした企画や理科教育の指導力向上を目標に、レクリエーションやクラフト、天体観測などを実施しました。18日(土)は香芝市の冬の祭典『冬彩』が行われており、大学前の公園で打ち上げられた花火をみんなで見ることが出来ました。毎回お世話になっている奈良県立野外活動センターにも企画・運営面でお力添えをいただき、47人の学生が活動を通してお互いに高め合うことのできるものとなったようでした。