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畿桜会(卒業生)NEWS

2012.09.21

健康栄養学科6期生(2012年卒) 同窓会バーベキュー!

2012年9月16日(日)に畿央大学健康栄養学科6期生同窓会バーベキューを開催しました。場所は、久宝寺緑地ファミリー広場です。場所取りに午前4時に行きました(本当は8時)。 開始時刻11時11分11秒。開始と同時に小雨が降ってきましたが1分ぐらいで止みました。それからはとても晴れ晴れとした天候で、まさにバーベキュー日和でした。 美味しいお肉や野菜でお腹を満たし、そして、芝生ではハンカチ落とし、野球、フリスビー、トンボ採りなどができました。 そして、3時にスイカ割りを行い、スイカとケーキを入れ替えるドッキリ誕生日パーティーを行いました。もちろん、お決まりの顔面ケーキもありました(笑) 続いて、スイカを切り分け食しました!!! すると、スイカの種飛ばし大会が始まっていました!!!誰が1位になったのかわかりませんが、推定飛距離はわずか20㎝(笑) そして、5時頃小腹がすいたのであさりの酒蒸し風汁物を頂きました。スダチと塩を忘れたので次回は忘れないようにします。美味しかったあ〜! そして、最後に花火をしました。夜空にはたくさんの打ち上げ花火があがり、大地は、手持ち花火、噴射花火の光で覆い尽くされました。花火が始まった頃には、もう今日という日が終わることをしみじみと感じました。そして、最後は線香花火。みんな火種が消えないように丁寧に扱い、『火種よ!!もっと長く輝け』という思いでいっぱいだったと思います。線香花火が終わると周りはもう真っ暗で何も見えませんでした(悲) あっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と気がつくと片付けがまだ終わっていませんでした。真っ暗の中手探りで片付けをしました。忘れ物がないといいんですが・・・・・ そして、最後は一本締めで“初同窓会”を締めくくりました。しかし、なかなかみんなの足がそこから離れなくて、地に根っこをはやしているようでした。あまりにも離れないので、無理矢理足を地から引っこ抜いてやりました(嘘)仕事の予定の合間を縫って35名が集まり、みんなそれぞれ積もり積もった話で盛り上がりました。最高の思い出を作れたことに感謝したいです。また、同窓会を行いたいと思います。ありがとうございました! 健康栄養学科6期生一同 (幹事:平尾 智明) 【関連リンク】 同総会開催にかかわる補助について(桜井女子短期大学卒業生は10名以上で2万円、それ以外の卒業生は15名以上で3万円を補助します)https://www.kio.ac.jp/whats/110912.html

2012.09.12

畿央大学院生の国際疼痛学会への参加レポート!

2012年8月26日~31日、イタリア・ミラノ市で開催された第14回国際疼痛学会(14th World Congress on Pain)に、理学療法学科の前岡浩助教と共に参加させて頂きました。 ミラノ市は美術館・博物館が数多くあり、建築もロマネクスからルネサンス、ゴシックまで各時代のさまざまな名建築が残っていることで有名な街です。 国際疼痛学会は、痛みに関しての様々な方面で活躍する研究者や医療スタッフが一堂に集まる大規模な学会です。基礎医学、臨床医学、心理学、看護学といった多様な学問的・臨床的観点から痛みを考えようとする学際的な学会でもあります。歴史的には、1975年のフィレンツェを第1回に始まり、今回で第14回を迎えています。今回も2000演題以上ものポスター発表が行われ、連日にわたって活発な議論が交わされました。なお、次々回の第16回大会(2016年)は、横浜で開催される予定です。 私がこの学会に参加した目的は、畿央大学開学10周年記念事業の一環である健康科学研究所プロジェクト研究「心豊かな生活をおくるための健康科学(研究統括:森岡周教授)」部門の一つである社会的相互作用における神経メカニズムの解明(研究代表者:松尾篤准教授)」の成果の一部を発表することでありました。このような学問領域は、痛みの臨床においても注目を集めています。大会の中でも「Doctor-Patient Communication」とテーマでPhyllis Butow教授の講演が設けられており、慢性疼痛患者さんとのコミュニケーションの重要性が説かれていました。その他にも、痛みに関する表情の研究や、痛みとのコーピングについての研究などの興味深い研究もいくつか報告されていました。 ▲会場は、写真のように広々としており、非常に心地良く有意義な時間が過ごせました。また、学会場ではワインを飲み交わしながらディスカッションをされる先生も多いことなど、国内の学会との違いに驚く場面もありました。講演もいくつか聴かせて頂きましたが、非常に明るい雰囲気でのトークが多かったように感じます。そのためかどうかは分かりませんが、講演後にも質問や意見交換が非常に盛り上がり、マイクの取り合いのような印象もありました。これも国内の学会ではあまり見ることのできない場面でした。 (さらに…)

2012.08.22

第5回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました。

畿央大学理学療法科卒業生(4期生)の中田宏樹です。 平成24年8月19日(日)、第5回KSMを開催しました。 いつも理学療法学科の庄本学科長にはお世話になっていまして 、今回は一緒に写真に入って頂きました。ありがとうございます。 この勉強会はKSM(kio study meeting)と名付けており、講義とディスカッションメインの内容で行っています。 今回のテーマは、 ①セラピストから見たニューロリハビリテーション治療〜ボディイメージの歪みと生活障害へのアプローチ〜 ②心理学的視点からみた自己マネジメントと援助関係 ③捻挫〜超急性期から慢性期まで〜 といった内容でした。 今回の勉強会を終えて思ったことは… やっぱりおもしろい!! 同じ大学で学んだ仲間達の講義ということで、遠慮なくディスカッションが出来ています。 発表内容に関する疑問、質問が遠慮なくどんどん 出てくるのですが、結局答えがわからず…なことも多々あります。 ですが、その答えがわからない中でのディスカッションで、メンバーの頭の中の知識がどんどん出てきます。 それをみんなで共有出来るので、普通の「聞くだけ」の勉強会よりも深く考察出来る。 とても身になっていると思います。 そうやってどんどん学び、良い臨床家になれるように頑張っていきたいと思います。 ご協力して頂いている先生方、事務の方々、今後ともよろしくお願い致します。 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ KSM(kio study meeting)について 平成24年の4月から毎月開催しています、畿央大学理学療法学科卒業生の小規模勉強会です。 講義とディスカッション中心で、小規模であるが故の濃いディスカッションを行っています。 内容は講演者個人の得意分野、もしくは興味のある分野において講義して頂きまして、それについてメンバー全員でディスカッションしていきます。 さて、最近勉強会に参加したいって声を聞くことが増えてきました。 小規模勉強会なので、あまりたくさんの参加は難しいかもしれないですが、 ①基本的に毎月参加すること(仕事、他勉強会、その他どうしてもの用事は除く) ②数ヶ月に一度講義を担当できること 上記の条件を満たす方であれば全力で歓迎します。 一緒に楽しく勉強しましょう! 興味があればkio_study_meeting@yahoo.co.jp(担当:4期生中田宏樹)まで、ご連絡ください。

2012.07.25

第4回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました。

畿央大学理学療法学科卒業生(4期生)の櫻井一平です。 平成24年7月22日(日)に第4回KSMを開催しました。 KSMとはkio study meetingの略で、私たち畿央大学4期生が中心となって立ち上げた勉強会です。 そして、そのKSMも今回でついに4回目を迎えることになりました。 月に1回の開催ですが、私たちにとってとても有意義な時間となっています。 今回のテーマは ①脳画像からの病態解釈とアプローチ法の検討 ②がんリハビリテーション ③運動学習 といった内容でした。 第3回までは運動器系がメインのテーマが多かったのですが、今回は運動器系についての発表は一切ありませんでした。 そのため、ディスカッション内容もいつもと違い、新鮮な感じの雰囲気での勉強会となりました。 毎回、時間を忘れるくらいの熱いディスカッションが行われているのですが、今回も参加しているメンバーはそれぞれ違う病院で違う分野を学んでいることもあり、いろんな視点からディスカッションをすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 次回は、8月19日(日)に開催予定です。 常に向上心を持って取り組むことで、毎回発展させた質の高い勉強会にしていきたいとメンバー一同考えていますので、このKSMレポートをご覧になっている皆様には、そんな私たちの姿をやさしく見守っていただきたく思います。 そして、時にはご指導、ご指摘いただけると幸いです。 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html

2012.06.11

第3回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました。

畿央大学理学療法科卒業生(4期生)の中田宏樹です。 平成24年6月10日(日)、畿央大学の卒業生達と理学療法の勉強会を行いました。 この勉強会はKSM(kio study meeting)と名付けております。 今年の4月に1回目の勉強会を行い、今回が3回目となります。                 今までは同期生(4期生)だけで行っていたのですが、今回から6期生の後輩も参加してくれました。 先輩だらけの勉強会に、一人で飛び込んでくる後輩の姿(しかも女性!)はとても頼もしくありました。   さて、今回は、 ①運動期疾患の評価と理学療法 ②心肺機能障害におけるPhysical Therapy's Target ③慢性痛患者の心理・社会的問題 といったテーマで行いました。 各セラピストの得意分野を活かして講義を行い、またディスカッションを行い、実技も交えながら、ひたすら勉強しました。 この勉強会に参加しているメンバー、各自違う病院に就職しているということもあるのですが… 実は大学時代に所属していたゼミも、みんなバラバラです。 物理療法、脳科学、中枢疾患、内部障害、整形疾患。 いろんなものを学んできたわけですね。 それだけいろいろな視点を得られるということで、私達にとってKSMはとても貴重な勉強会となっています。 そんなわけで、もちろん来月も開催致します。 次回のレポートにご期待ください! 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html

2012.05.17

第2回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました。

畿央大学理学療法科卒業生(4期生)の中田宏樹です。 平成24年5月13日(日)、同期の卒業生達と理学療法の勉強会を行いました。 勉強会はKSM(kio study meeting)と名付けております。 今年の4月に記念すべき第1回を行い、今回が第2回となります。 少人数での講義&ディスカッション方式で行っており、毎月開催予定です。 13:00〜18:00までの約5時間の勉強会ですが、先月と同様にあっという間に過ぎていきました。 各自が違う病院で働いているため、ディスカッションでは様々な視点から意見が飛び交います。 自分の病院だけじゃない意見が、より幅の広い考え方を育ててくれ、新しい発見をもたらしてくれるわけですね。 講義のテーマは ①内側型変形性膝関節症における軟骨破壊機序とPT戦略に必要な科学的知見 ②Functional-anatomy-of-ankle-joint ③テーピングでインソールを作る[即時効果の体験] ・・・といった感じでした。 今回は運動期系の話が多かったですが、今後は中枢疾患や内部障害に関する講義もどんどんやっていく予定です。 とりあえず… 卒業しても大学の仲間達と学べるってのは幸せだなぁと思います。 また来月も開催しますので、レポートをご期待ください! 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html

2012.05.10

ビーチフットボール部創部記念BBQ

           開催日:2012年5月4日(金・祝) 場所:二色浜海水浴場(大阪府貝塚市) こんにちは! ビーチフットボール部は今年で創部6年目を迎え、創部を記念してOB・OG・学部生が集結し同窓会も兼ねた練習会&BBQを行いました!!!! 午前10時に現地集合して、まず実施したのは浜辺のゴミ拾いです。 ビーチフットボールの大会では恒例行事ですが、浜辺や協力してくださる全ての方への感謝の気持ちをいつまでも忘れず、ビーチフットを続けていきたいです!! いや!続けていきます!! そして、お昼過ぎまで練習会を行いました!! 浜辺には潮干狩りを楽しむ家族連れやBBQに来たグループが多数いましたが、普段あまり見かけないビーチフットと言うスポーツに興味津津! 話しかけてくるお父さん連中もいました! ビーチフットは一見危険なスポーツに見えますが、危険なタックルはルール上禁止されていますし、両手タッチによる判定ですので、安全で老若男女楽しめるスポーツなんです! 練習後、疲れて戻ってみるとマネージャーや女子部員が協力してBBQの準備をしてくれていました! そして始まったBBQ!! 東京や名古屋に就職したOBも大阪まで来てくれたので、久しぶりの再会にテンション上がりまくり!! 皆、時間を忘れて盛り上がりました!! 就職して同期や先輩にも良い人や楽しい人をいっぱい見つけましたが、やっぱりビーチフットボール部は最高です。 卒業してからも、こんなに素晴らしい居場所であり続けるビーチフットボール部なので僕にとっては一生大切にしたい団体です。 「ずっと畿央大学にあり続けて欲しい。」と、心からそう思いました。 今年もビーチフットのシーズンになりました!! ビーチフットボール部は平日は週2回、第2グラウンドにて練習を行っています。 そして、週末は仕事が休みのOB・OGも集結して芦屋浜にて練習を行います。 6月末に開催される白浜大会に向けて頑張っています! ビーチフットボール部OB会 広報担当 松田 和也 ビーチフットボール部歓迎動画 http://www.youtube.com/watch?v=xYFwTPNpNt4 畿央ビーチフットボール部HP http://un-lache.jimdo.com/  

2012.05.09

本の紹介「最新物理療法の臨床適用」庄本康治(編)

今回は、本学理学療法学科の庄本学科長が執筆および編集された「最新物理療法の臨床適用」という書籍を紹介します。 この書籍、庄本学科長が編集されていますが、その執筆者のほとんどが庄本学科長を指導教員とする畿央大学大学院生または修了生であり、先生方の臨床研究の内容を含み、まさに庄本イズムが漂う書籍となっています。 さて、その内容ですが、電気療法・超音波療法・レーザー療法についてその名の通り、現時点での最新情報が網羅されています。しかも、各章ともに最新の情報だけでなく、治療対象とする機能障害の病態から各療法の効果機序、そして臨床適用のための詳細な機器設定の解説があり、臨床家はもちろん、学生にとっても大変有益であると思います。 また、物理療法の効果のみではなく、運動療法との組み合わせ効果についても強調されており、より臨床的な内容にまとめられていると感じます。 庄本先生は私の恩師でもありますが、私の学生時代から「物理療法は適切な機器設定と正確な使用をすれば、どんな人が治療しても同じ効果が得られる簡単かつ効果的な治療法だ」とおっしゃっていました。 この本は、そんな気持ちがひしひしと伝わって来ます。この本を読めば、日々の臨床場面で「物理療法を試してみたい」とウズウズしてしまうはずです。 いずれにしても、確かなことは、理学療法の治療手段の一つである物理療法のレベルアップに一役買ってくれる書籍に違いありません。 ちなみに、松尾准教授も「脳への電気刺激」という内容で執筆されています。「なんて野蛮な物理療法だ」と思うかもしれませんが、これも自らの研究結果を踏まえ、最新の研究結果から科学的根拠が得られつつある治療法であることが書かれています。是非ご一読を。 健康科学部理学療法学科 准教授 冷水誠

2012.04.25

理学療法学科卒業生が勉強会を開催!

畿央大学理学療法科卒業生(4期生)の中田宏樹です。 平成24年4月22日(日)、同期の卒業生8名で理学療法の勉強会を行いました。 勉強会はKSM(kio study meeting)と名付けました。 これから毎月1回、畿央大学のキャンパスをお借りして、勉強会を行っていく予定です。 この勉強会の目的は、講義とディスカッションを行いながら知識を深めていくことです。 そのため、メンバーは10人前後の小規模でやることになりました。 勉強会の様子は、卒業生の活動として、このブログの「畿桜会NEWS」で随時、公開していきますので、ご期待ください! 今回はまさかの宅勉でした…笑 勉強会なのに…とても…とても面白かったです。 講義の内容は、大学で学んだことをどんどん発展させており、更にたくさんの知識を得ることが出来ました。 卒業したとはいえ、共に4年間を歩んできた仲間達です。 ディスカッションも遠慮することなく、様々な意見が飛び交いました。 内容も、畿央大学で学んだことを基礎に各自が考えを発展させ、非常にハイレベルだったと思います。 仲間達の熱意に触れ、また一段と勉強したいという意欲がわきました。 そんなこんなでふと時計を見た際…まさかの勉強会終了時間。 一瞬で過ぎ去った時間に、内容の濃さを実感しました。 ちなみにこの勉強会…今の時代の流れに合わせていろんなことを試しています。 インターネットの共有ファイルを使用し、講義のスライドをいつでもどこでも閲覧出来るようにしました。 更にそれを誰でも編集出来るようにもしています。 インターネット環境に詳しいメンバーがいたため、お世話になりました。 そして、勉強会参加者の中には九州で働いている人もいます。 彼はインターネット経由のテレビ電話(Skype)で勉強会に参加しています。 私たちの「勉強したい」という熱い想いは、地域を超えていったわけです。笑 ちなみに今回は計8人でしたが、実はあと数名メンバーがいます。 そんな仲間達で、これから毎月勉強会をしていきます。 ご協力頂いております先生方、事務局の方々に深く感謝申し上げます。 そして、これからもよろしくお願いいたします。 さて、桜が散り始め、新しい季節を感じてきました。 いっちょ、これからまた、みんなで頑張りますか~!

2012.04.18

学生広報スタッフblog vol.14~看護の技術

~看護の技術~ 看護医療学科の清水です。 他学科の方から、看護の技術を知りたいというリクエストを頂いたので、今回は車椅子による移動について説明します。 自力で動くことが難しい患者さんを移乗する時などに用います。 臨床ではよく使われる技術です。 取材に協力してくださったのは畿央大学看護医療学科を今春卒業した1期生の先輩3人です。 着任後、現場ですぐ役立つようにと、入職前に実習室を利用して練習されていました。 ▼左から順にナース役、観察役、患者さん役です。 需要品:車椅子、膝掛け、履物、クッション   ① 車椅子を患者さんが座りやすい角度に置き、ストッパーを掛ける。フットプレートは上げる。         ② ベッドに座る姿勢にする。         ③ 座る姿勢⇒立つ姿勢にする。 ・ナースは腰を下げ、患者さんに両腕をナースの肩に回してもらう。     ④ 立つ姿勢⇒車椅子へ移動する。 ・ナースは患者さんの腰に両腕を回し、脇をしっかり締めて背中で手を組む。 ・患者さんを引き寄せて患者さんと共に立ち上がる。     ・ナースは両腕で患者さんのお腹をしっかり持ち、体を車椅子の方向へ回転する。 ・車椅子の座る部分を確認し、患者さんを座らせる。   ⑤ 座る位置を安定する。 ・座席の前方に座るとずり落ちるので、患者さんの後方に回り、両腕をお腹の前で組んでもらい、ナース側に上に引き上げるように引きよせる。 ・両足をフットプレートに置き、膝掛けをする。   練習終了後、先輩方は笑顔になっていました。 ところで、一般的に看護師というと女性のイメージが強く、男性のイメージはあまり抱いていないかもしれません。 ところが、近年では男性看護師は現場で大変必要とされています。 1948年に制定された「保健婦助産婦看護婦法」では「看護婦」と表記されていましたが、2001年全文改正にともない、「保健師助産師看護師法」に改題、「看護婦」⇒「看護師」となりました。男性看護師の地位が確立されてきたことの証です。 男子高校生の皆さん!この3人の先輩方のように、ぜひ男性も畿央大学にきて、私たちと一緒に看護師の道をめざしましょう! 看護医療学科新3回生 学生広報スタッフ 清水恵里