2019.08.23

ビーチラグビー部が関東大会・全国大会に出場!

こんにちは! ビーチラグビー部「Un lache」代表の直井魁杜(現代教育学科3回生)です。   僕たちビーチラグビー部は、2019年7月27日(土)、28日(日)に神奈川県平塚市湘南ベルマーレひらつかビーチパークで行われた、「Beach Rugby Japan Tour 2019 Round06関東大会」、「Beach Rugby Japan Tour 2019 Round07全国大会」に参加しました!   男子チームは27日に行われた関東大会で全国出場権を獲得し、ビーチラグビー部創部史上初となる全国大会に出場しました!   結果としては、10対12で「BCnuts」(全国ランキング第2位)に敗れ、1回戦敗退という結果に終わってしまいましたが、今シーズン1番良い試合を繰り広げることができました。来シーズンは、全国大会に出場するだけでなく全国大会で勝利をすることを目標にこれからも練習を積んでいきます!     女子チームは7月13日(土)、14日(日)に行われた関西大会で全国大会出場権を獲得しており、3年ぶりの優勝を目指し全国大会に挑みました!   結果としては、0対3で「ユニ女」(全国大会第2位)に敗れ、1回戦敗退という結果に終わってしまいました。 3年ぶりの優勝を期待され、緊張とプレッシャーを抱えながらの試合となりましたが、終始一歩も譲ることなく試合を進め、良い試合を繰り広げることができました。来シーズンは、4年ぶりの全国大会を目指し練習を積んでいきます!     今回の関東大会と全国大会をもちまして、2019シーズンの公式戦を終えました。 来シーズンも良い結果を報告できるよう頑張りますので、これからもビーチラグビー部の応援をよろしくお願いします!     ビーチラグビー部代表 現代教育学科3回生 直井魁杜   【関連記事】 ビーチラグビー部が白浜大会に参加!

2019.08.23

同窓会レポート~アコースティック部「すごけん。」OB・OG会

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、アコースティック部「すごけん。」の同窓会レポートをお届けします!   2019年8月17日(土)に、アコースティック部「すごけん。」の同窓会を行いました。 初代の先輩方から社会人1年目の6代目のメンバーまで、総勢40名を超えるOB・OGが集合しました!(現役生も遊びに来てくれました。) 日中は、各自グループを組んで練習し、OB・OGライブを開催しました。ほぼ当日のみの練習時間でしたが、どの曲もクオリティが高く、笑顔いっぱいのとても素敵なライブとなりました。     久しぶりの再会や初めて会うメンバーもいましたが、「すごけん。」ならではのアットホームな雰囲気のおかげで、いつの間にか緊張もほぐれ、まるで学生時代に戻ったような時間を過ごせました。ライブの締めくくりには、先輩が作ってくださったすごけん。のテーマソングである『唄にのせて』を全員で輪になって歌いました。     夜は、ライブに参加できなかったメンバーも加わって、飲み会を行いました。ライブとはまた違った雰囲気で、近況報告や思い出話に花を咲かせました。   今回、仕事などで参加できなかったメンバーも沢山いましたが、また来年、再来年と今回のようにみんなで集まれる機会を作っていけたらいいなと思います。     今回、参加してくださった皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。     現代教育学科9期生 吉川未華    健康栄養学科13期生   前川渚

2019.08.21

「めざせ!減塩マスター」親子減塩教室に参加!~ヘルスチーム菜良

2019年7月27日(土)、中和保健所にて親子減塩教室が開催されました。 畿央大学からはヘルスチーム菜良※健康栄養学科4回生3名が参加しました! 今回は近畿大学の実習生とヘルスチーム菜良のメンバー、帝塚山大学の実習生と共に参加しました。   ※ヘルスチーム菜良・・・管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。     9つの体験ブースや展示ブースで楽しみながら減塩について学んでもらいました。その中で主に担当させていただいたブースについて紹介します。   ~目で見る!1日の目標食塩摂取量~ 目標とする食塩摂取量や、日本人の平均摂取量、普段よく使う調味料に含まれている食塩量を、実際に食塩が入っている小袋などを用いて可視化した展示となっていました。     内容に興味を持って下さる方が多く、中には「薄味にしている」など、すでに減塩に取り組んでいるという方もおられました。   ~1日に必要な野菜はどのくらい~ 実際に本物の野菜を用意し、ボウルに数種類の野菜を100g、200g、300g、350g入れてどれが必要量の350gであるのかを選んでもらいました。     350gのボウルを当てる親子は多いように感じましたが実際には食べていないという方がほとんどでした。     必要量を満たすために色々なおかずに野菜を入れてみる提案や、かさを減らすために加熱することなどを提案しました。また実際に切られた野菜を測定するコーナーでは、重量の感覚を知ってもらうことができ、自分が食べることができそうな野菜の重さを知ってもらい、「これが△gなら意外と食べれそう!」「鍋(加熱野菜)の時はよく野菜を摂れているんだなぁ」などの声を聞くことができ、楽しみながら野菜について関心を持ってもらえる機会はこのような地域のイベントでつくっていけるということを学びました。   ~調理で使用する塩の量を計る~ このブースでは、調理中に目分量で使っている塩が実際どれくらいの量なのか知ってもらうために参加者の方々とお話しました。     塩の量は1g単位の少ない量のため摂りすぎかどうか気付きにくい傾向にあるので、出来るだけ分かりやすく、また、少しでも減らさないといけないと思ってもらえるように意識してお話しました。 他にも、だしの試飲やゲームなど、様々なブースを通して、減塩や野菜について楽しく学んでいただけたのではないかと思います。 自分にできそうな減塩方法を1つでも見つけ、実践してみようと思って下さった方がいれば嬉しいです。     参加者に減塩について学んでもらうことはもちろんですが、私たち自身も経験を重ねていくことで、現場の保健師の方や管理栄養士の方に「分かりやすくて良かったよ」と言っていただいたことは、自信につながりました。 今回の4回生の参加メンバーは、もう何度か減塩教室に参加させていただいていますが、毎回自分自身の成長につながる良い機会だなと感じています。 この経験や成長をまた他のイベントや卒業後も活かせるよう努力しようと思いました。   次回は8/25(日)の香芝市総合福祉センターでの親子減塩教室に参加を予定しております!次回も楽しいイベントになるように頑張ります。   ヘルスチーム菜良 健康栄養学科4回生 山田さくら、葛本葉月、竹元優花   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2019.08.21

オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう」レポートvol.2!~ヘルスチーム菜良

令和元年7月21日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催されました。 ヘルスチーム菜良※1では、学生スタッフとして1回生6人が参加し、食育サッとシステム※2を用いて一日のうちの一回の食事をカロリー計算しました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。   今回は155人も参加してくれました。その中で星3、4はたくさんいたのですが、星5は本当にまれで、4,5人ほどでした。     参加してくださった人達と話しながら栄養について考えることが出来たのでまだまだ知らないことが多い私たちはもっと栄養について学び、アドバイスできる人になりたいと思ういい機会になりました。     健康栄養学科1回生 竹中美彩希   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2019.08.21

第9回夏のセンバツ全日本軟式野球大会へ出場!~軟式野球部

私たち軟式野球部は令和元年8月9日(金)から12日(月)までの4日間、石川県小松市の弁慶スタジアムで行われた「第9回夏のセンバツ全日本軟式野球大会」に出場してきました。   11チームによるトーナメント方式で行われ、今回は1・2回生が畿央大学代表として出場し、結果はベスト8でした。3回生の3名が協会選抜チームに推薦して頂き、結果は3位でした。    【試合結果 畿央大学VS】 1回戦 畿央大学 VS 天誅倶楽部  5対3で勝利! 2回戦 畿央大学 VS 彦根RAYS  0対5で敗戦   【試合結果 協会選抜VS】 2回戦 協会選抜 VS 青森サンダーブレーブス  7対0で勝利! 準決勝 協会選抜 VS Blue Hages  1対4で敗戦     1・2回生にとっては新チームを見据えた試合となり、緊張している選手も多いなか上級生が下級生に寄り添い、引っ張っている姿も見えて頼もしく感じました。   そして、9月19日(月)から始まる“第42回全日本学生軟式野球選手権大会”では関西学生軟式野球連盟の第一代表として出場します。   今まで積み重ねてきた練習や春季リーグ戦の成果を十分に発揮し、全国大会出場にあたり応援して下さった多くの方々への感謝の気持ちを忘れることなく、自分たちに出来る最高のプレーをしてきますので応援よろしくお願いします。     軟式野球部主将 人間環境デザイン学科3回生 海江田和輝

2019.08.21

スウェーデンのイェーテボリ大学との共同研究成果が国際誌2本に掲載されました!~現代教育学科

本学には教育研究水準の向上および国際交流の進展に資するため、学術の研究・調査等のため外国に在外研究員を派遣する制度があります。2016年度に大城愛子准教授が畿央大学在外研究員としてスウェーデンに滞在した際に行った共同研究の成果が国際誌2本に掲載されました。   2016年4月から2017年3月まで、私はスウェーデンのイェーテボリ大学教育学部で客員研究員として過ごしました。その際、事前に日本の幼稚園で収集したデータをもとにイェーテボリ大学の研究者と共同研究を行い、本帰国後もイェーテボリ大学を訪れた際にディスカッションを重ね、その研究成果がInternational Research in Early Childhood Education(Vol.8, No.1, 2017)とInternational Journal of Early Years Education(Vol.27, No.1, 2019)に掲載されました。   ▲イェーテボリ大学教育学部。今でも訪問する度に同じ研究室を使わせていただいています。   まず日本の研究協力園で5歳児を対象に新美南吉の『手ぶくろを買いに』の読み聞かせを行った後で園児がリテリングをしたデータをもとに、園児同士の語り合いや幼稚園教諭から園児への働きかけがどのように展開されているか、そして園児がリテリングをする際にどのように心情を示す動詞や形容詞を用いているのかを分析しました。   Aiko Oshiro, Agneta Pihl, Louise Peterson & Niklas Pramling Understanding the psychology of a trickster tale: 5-year-old Japanese kindergarten children collaboratively retelling a kitsune story (International Research in Early Childhood Education, 2017)   Aiko Oshiro, Agneta Pihl, Louise Peterson & Niklas Pramling Scaffolding 5-year-old children in Japanese kindergarten collaboratively retelling a tale (International Journal of Early Years Education, 2019)   この研究は、まず膨大な量の日本語のデータをすべて英語に翻訳することから始まりました。日本語と英語は文章の構造が違うので、会話の意図をくみ取りながらデータとして齟齬のないように翻訳するのは私にとって新しい試みでしたし、またメインの研究とは異なる研究手法を用いてイェーテボリ大学の研究者と英語で分析や議論を行う上では大変なこともありました。しかし、こうして在外研究中の経験が成果として国際誌に掲載されたことは大きな喜びです。共同研究者の一人であるNiklas Pramlingとも話すのですが、教育学の世界では特にアメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏からの研究発表や論文が多く、ともすると英語圏の国の方が優れた実践や研究をしているような印象を持ってしまいがちです。しかし、それは現実を反映しているとはいえず、単に英語での発信量が多いが故でもあるのです。だからこそ、英語を母国語としない日本やスウェーデンのような国際的にはマイナーな国からの発信には大きな意味があると考えています。 畿央大学から1年間の在外研究という貴重な機会をいただいたことに感謝するとともに、今後もスウェーデンとの共同研究等の機会を通して、研究を発展させていきたいと思います。   現代教育学科 准教授 大城愛子   【関連記事】 平成29年度在外研究報告会を開催しました。 平成28年度在外研究~スウェーデンからの現地リポート第2弾 平成28年度在外研究~スウェーデンからの現地リポート

2019.08.19

4大学合同ゼミ合宿レポート~理学療法学科瓜谷ゼミ

2019年8月10日(土)~11日(日)の2日間、畿央大学瓜谷ゼミ、埼玉医科大学大久保ゼミ、埼玉県立大学高崎ゼミ、桐蔭横浜大学成田ゼミの四校合同でゼミ合宿を行いました。   <1日目:8/10(土)> 「奈良県社会教育センターまなびやの森・かつらぎ」にて各校の学生が取り組んでいる卒業研究の発表を行いました。約40名が集まり、それぞれの行った研究結果や途中経過について発表し、ディスカッションを行いました。瓜谷ゼミからは4回生の卒業研究2演題と博士課程の大学院生の研究1演題を発表しました。     様々な視点から意見を交わし、研究のレベルをさらに向上させるために何が必要かということや、現状での自分たちのレベルを把握することで、今後の学びに対する姿勢を見直し、向上させなければならないという意識を高めることができたと思います。     また、夜のバーベキューでは、他大学の同期、先輩方と交流を深めるとともに、様々な先生から普段では聞けないような話をしていただき、有意義な時間となりました。     バーベキュー終了後も学部生、大学院生、教員での熱い議論を重ね深夜まで語り合いました。     <2日目:8/11(日)> 1日目に引き続き、場所を移して畿央大学にて勉強会を行いました。 桐蔭横浜大学、埼玉医科大学、現役のPTの方々に研究内容を発表していただき、お互いに刺激しあえる良い会となりました。     最後の懇親会まで含めた2日間で、自分たちもさらなる飛躍にむけて、より勉学・研究に励み、1年間頑張っていこうという気持ちになりました。     今回のゼミ合同合宿を通してより意識を高めることができた貴重な機会となりました。     理学療法学科3回生 瓜谷ゼミ 塩崎壮人   【関連記事】 大阪行岡医療大学池田研究室との合同ゼミを開催!~理学療法学科瓜谷ゼミ 環境省「エコチル調査」の一環で運動教室を開催!~理学療法学科瓜谷ゼミ

2019.08.19

新生児蘇生法(NCPR)一次コースの講習会を開催!~看護医療学科

令和元年8月18日(日)、新生児蘇生法(NCPR)専門Bコースの講習会を開催しました。 看護医療学科の学生を対象にしたこのNCPR一次コースは、今回で5回目の開催となります。     「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、日本周産期・新生児医学会では、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタートしました。   今回、私たちが開催した一次コースは、看護学生等を対象にした一次コースというもので、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的としたものです。この講習会受講後に試験を受けて合格すると、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。本講習会によって、標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより、児の救命と重篤な障害の回避が期待されます。内容は、「臨床知識編」「実技編」で構成される「基本的な新生児蘇生法の習得」を目的とした講義と実践です。   講習会は、小児外科の小角卓也先生と看護医療学科講師の鷲尾弘枝がインストラクターとして講義を行いました。   朝9時30分から、助産専攻科の実習室で、講義の前にまずプレテストからスタートです。 2回生なので、基礎知識も十分ではないため、プレテストを前にみんな少しパニック気味です!   ▼プレテスト前の様子   そのあと、いよいよ講習会開始です。 私がスライドを使用した講義を45分くらい行ったあと、必要な物品の説明をしました。       そして、実際のケース事例をもとに3名ずつの学生でシナリオによる実践練習をしていきます。事例演習では、「2015年版 NCPR アルゴリズム」を基本として、最初は60秒、そして、その後は30秒ごとに評価し、蘇生を行います。   みんな、知識・技術を身につけようと、小角先生の説明に真剣そのもので聞き入っています。 そして、最後は本番の試験です。   ▼試験直前の様子   <講習会後の学生の感想> ・先生から優しくわかりやすく教えていただき、楽しく新しい知識を得ることができました。 ・実技を通して、緊張感を持ちながら楽しく知識や技術を身につけることができました。 ・先生2人が優しく、楽しく学び知識を身につけることができました。 ・新しい知識を身に着けることができて、楽しかったです。 ・実技では難しかったけど、みんなで協力することでだんだん上手になりました。 ・シミュレーションを用いての学びは、とても分かりやすかったです。     みんな頑張ったね。参加してくれた2回生18名が全員試験に合格してくれていることを心から祈っています。本当にお疲れ様でした!   看護医療学科 講師 鷲尾弘枝   【関連記事】 平成30年度 新生児蘇生法(NCPR)一次コースの講習会を受講!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)講習会を受講!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)一次コース講習会を開催!~看護医療学科

2019.08.19

第17回畿央祭実行委員Blog vol.12~必見!吉本芸人『お笑いLIVE』!

  第17回畿央祭 今年のテーマは「繋〜つながり〜」   こんにちは! 第17回畿央祭実行委員、副実行委員長の岡本大樹です。 私たち実行委員が待ちに待った畿央祭が2か月後に開催されます! ここで、畿央祭のビックイベント『お笑いLIVE』告知です!   10月20日(日)10:00~11:00、 吉本興業のお笑い芸人さんが(野外ステージ)『お笑いLIVE』に来てくださいます。   今年のゲストは… 「アインシュタイン」・「藤崎マーケット」・「女と男」の3組です! しかも、無料なんです! ※出演者は、都合により変更になる場合がございます。ご了承下さい。   観覧に関しては、以下の厳守をお願いします。 ・LIVE中の吉本興業のお笑い芸人さんの写真撮影・録画・録音等は一切禁止です。 ・さらに畿央祭当日は安全のため、一部エリアの通行・通り抜け・窓の開放を制限しています。   ▼昨年度は雲一つない晴天で盛り上がりました。昨年度の様子を掲載してます。大変な混雑が予想されます。     畿央祭を安全に楽しんでいただけるように私たちも全力を尽くして参りますので、皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願いします。    第17回畿央祭実行委員・副実行委員長 健康栄養学科2回生 岡本大樹   ●畿央祭『繋〜つながり〜』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2019.08.13

「バーンデザイン」第4弾!葛城自動車学校倉庫~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

人間環境デザイン学科加藤ゼミ、4回目となる「バーンデザイン」レポート   今年度で4年目となる「バーンデザイン」は最大のピンチにおちいりました。昨年までは関屋地区の農業を盛り立てるというスローガンのもと、主に農家小屋にペイントをして環境アートをつくってきました。しかし、電車内からよく見えるという条件を満たす農家小屋はすべて塗りつぶしてしまったのです。 意気消沈して五位堂駅で降りる寸前、葛城自動車学校の倉庫が目に飛び込んできました。妻側の幅が15mもある大きな壁面です。これだ!と思い、突撃開始しました。葛城自動車学校様も初めは戸惑っていらっしゃいましたが、次第に打ち解けていきました。しかし先方様にとって、どんなものが描かれるのか不安だったと想像します。まず、昨年12月、私がラフなスケッチを持っていきデザインの方向性を示しました。   ▼ラフデザイン案   その後、今春からゼミ生と現場を視察し、自動車倉庫を採寸しました。次にゼミ生を4グループに分け、それぞれ1つずつデザイン案を作成し、葛城自動車学校様にもっていきました。   ▼学生からのデザインA案   ▼学生からのデザインB案                                                                                                                                                            ▼学生からのデザインC案   ▼学生からのデザインD案     A,B,C,Dのデザイン案を審議された結果、C案に決定しました。C案の原画作成者は3回生の北村航太君です。彼には総合ディレクターになってもらい、プロジェクトは進行していきました。   提案したデザイン画は縮尺1/50のため、実際の大きさにするためにデザイン画を50倍しなければなりません。コピー機で単純に4倍して、それを4倍してまた3.125倍するという地味な作業を繰り返し、幅15mの実寸大原図が出来上がりました。ここまで順調に進んでいきましたが、思わぬ問題が発生したのです。実はイラストの中に香芝市イメージキャラクターの「カッシー」を採用し、その利用許諾通知書(環境アートの目的として)もいただいておりました。ところが、香芝市都市環境部都市計画課のほうから「屋外広告物」にあたるのではないかという指摘がありました。その条例では、イラスト画の面積が壁面面積の1/3以下にし、かつ20㎡を超えてはならない、というものでした。つまり今のままですと条例違反になります。えーーーー、困った‼一時は今回のプロジェクトの中止も考えたほどです。 香芝市の方からも助言を受け、今回は香芝市が公共の利益のために表示するもので、自家用広告物という範疇になり、幸いにも「適用除外」ということになりました。イラストには、設置者:香芝市と明記し、「くらしば しごとば めぐりば 香芝」という香芝市のキャッチフレーズを入れることになりました。いろいろとありましたが、逆に産学官連携事業としてのお墨付きをいただいたようで再びプロジェクトは動き出しました。   ▼作業の様子   ▼香芝市のキャッチフレーズ「くらしば しごとば めぐりば 香芝」、設置者:香芝市   8月8日(木)、現場作業の初日を迎えました。当日は朝の9時からうだるような暑さで、熱中症が心配されました。十分な水分補給、キャンデー補給をしながら始まりました。日中は思考能力がゼロ状態でしたが、それでも3回生は暑さにめげずに頑張ってくれました。夕方からは暑さもやわらぎ、試験を終えたばかりの2回生も加わってもらい、集中して作業がはかどっていきました。当初は2日間でも完成しないのでは、と考えていたぐらいでしたが、蓋を開けてみれば日没時にすべて完成していました。 大阪方面から近鉄電車に乗られたら、五位堂駅に到着する直前に、駅北側手前(進行方向に向かって左側)にある「葛城自動車学校倉庫」を見て下さいね。   ▼完成!     ちなみに毎年、学生がデザインしたTシャツをユニフォームにして作業をしています。   ▼今年のTシャツデザイン(3回生の橋本菜緒さんがデザイン)右側の写真は畿央大学の文字を書いた山下創平君です。   ▼担当者&葛城自動車学校の方々と記念撮影   ※徐行の標識は自動車学校の筆記試験によく出題されます。徐行の標識を再認識していただくたため、デザインの中に取り入れました。徐行の標識は左側から2人目の八田采芽さんが描きました。   ~参加した学生からのコメント~ ●北村 航太君 旅行用キャリーバッグに貼られているステッカーをイメージしてデザインしました。ステッカーなので、時間が経って風化したとしても味がでて、いい感じになると思います。   ●稲井 葉澄さん 作業開始前は2日間の日程でも終わらないと思っていましたが、みんな頑張って進めようとという気持ちが強く、一人一人が積極的に取り組んだので、1日で完成することができました。炎天下での作業だったので大変でしたが、みんなで楽しく会話もしながら進めることができました。   ●陣田 真衣さん 1日中、陰が出来ない南面の壁に描いたのでずっと暑かったです。当初は2日で終わらないかもしれないと焦っていましたが、みんなで協力して、予定よりとても早く1日で出来上がりました。壁に写しとる方法に試行錯誤して原寸大コピーをしましたが、最終的にはグリッドを設けて直描きをし、仕上げることができました。誰か熱中症で倒れるかもしれないくらいほんとに暑かったです。が、誰も倒れず怪我もせず完成できて良かったです。   ●福嶋 佳奈子さん こんなにも大きなキャンバスに描くことは初めてで、貴重な体験ができました。達成感が半端ありませんでした。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【関連記事】 「バーンデザイン」農家小屋アート 第3弾 ~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農業小屋アート 第2弾 ~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農家小屋アート 第1弾 ~人間環境デザイン学科