2016.02.05
第2回「戴帽式」にご参加ください!~看護医療学科5期生
平成27年度看護医療学科5期生による「戴帽式」! 2016年2月21日(日)に、看護医療学科としては第2回目となる「戴帽式」が開催されます。国家試験を控えて多忙な中、企画した代表学生から戴帽式にかける「思い」を語って頂きました! 第2回戴帽式実行委員の利田と浅井です。 聞いたことがない方もいらっしゃると思いますが、看護師をめざす学生たちが初めての病院実習に臨む直前に、初めてナースキャップを被るのが「戴帽式」です。近年では、戴帽式を行う看護学校は減少していて、畿央大学も同じく、一昨年まで行っていませんでした。 しかし、私たちの一つ上にあたる4期生の先輩が企画して、看護医療学科としては初めて戴帽式を行いました。開催時期は国家試験が終了して、卒業する直前の3月1日(日)。先輩たちは「命に携わる責任」と「看護を学び続ける意欲」を再確認する機会として企画されたそうです。去年の今ごろ、私たちは縁あって受付や司会、照明などといった式進行のお手伝いをさせていただきました。看護医療学科の3回生後期と言えば・・・まさに長期にわたる学外実習の真っ只中。心身ともに大変な時期の開催に、正直なところ「ちょっとめんどくさいな…」という思いも抱きながら、そして翌日からの実習のことがちらつきながら、大学に向かいました。 そして迎えた本番。 そこには、今まさに私たちが苦労している実習はもちろん、国家試験の勉強を乗り越えた、晴れやかな先輩たちの姿がありました。先生からキャップを被せてもらって、さまざまな感情が入り混じって涙を流す先輩たちを、私たちも涙なくして見ることはできませんでした。「臨床に出る覚悟」みたいなものを感じることができて、自分も「もっとがんばらなきゃ!」と、とても大きな刺激と感動をいただき、「1年後には自分も同じ場所に立ちたい!」と、その後の実習にも大いに力が入りました! そして、今。第2回戴帽式には看護医療学科5期生から70名超の学生が参加予定です。 「入学から4年間寄り添ってきた同期全員と一緒に絆と意思を確認したい!」 「できるだけ多くの後輩(特に3回生)に見てもらいたい!そして戴帽式を伝統にしていってもらいたい!」 「看護医療学科はもちろん、私たちの決意をいろんな教員・学生・職員の皆さんに見てもらいたい!」 というのが私たち代表の想いです。 同期の皆さん! ぜひ全員そろって門出を祝いましょう!全員が集まる機会は、もうそんなに残されていません。 先生方! ぜひ出席をお願いします!他学科の先生方にも、ぜひ参加していただきたいです。 後輩の皆さん! 私たちが昨年感じたことを、皆さんにも感じていただきたいです。 畿央大学に関係する方なら、どなたでも参加していただけます。 予約は不要ですので、当日、冬木記念ホールでお待ちしています! 【日時】2016年2月21日(日)13:30開式(開場12:50) 【会場】畿央大学冬木記念ホール 第2回戴帽式実行委員 看護医療学科4回生 利田納都美・浅井雅子 ▼昨年の様子 初めての「戴帽式」を行いました~看護医療学科4期生
2016.02.04
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.42~「作ってあそぼう」「お別れパーティー」を開催!
1月29日(金)「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「作ってあそぼう」「お別れパーティー」を開催しました。 まず午前中のはじめは、あなたも1日先生「作ってあそぼう」を開催しました。仲林さんにおりがみを使った遊びを教えていただき、みんなで楽しく行いました。もうすぐ節分が近いということで、おりがみで鬼を作りました。かわいいカラフルな鬼がたくさんできて、それぞれ自分で顔を描きました。その鬼を使って、節分の歌を歌い、ゲームをしました。知らない人ともゲームを通して名前を知ることができ、たくさんの方と歌遊びを行っていました。鬼をかわいいお持ち帰り袋にしまって終了。 11時からは、私たち4回生が大学の卒業より一足早く金曜カフェを卒業するため、「お別れパーティー」を開催しました。当日は雨が降っていて足元の悪い中でしたが、たくさんの方が来てくださり、とてもうれしかったです。カフェに携わってくださったオーナーの上田さん、御所市の市役所関係の方々、カフェの常連さんの代表お2人に贈る言葉をいただきました。その後みんなで「贈る言葉」を合唱し、斉藤先生・奥村先生・4回生から挨拶を行いました。みんなそれぞれ、今までの感謝の気持ちを自分の言葉で伝えることができよかったです。「幸せなら手をたたこう」をサプライズでみんなで合唱し、温かい拍手とみなさんの笑顔で、パーティーはお開きとなりました。 金曜カフェを、昨年の2月から先輩からカフェを引き継ぎ、運営を1年間させていただきました。最初は学生みんな初めてのこと、初めての地で、不安がたくさんありました。しかし、実際やってみると、来てくださる方はみなさん優しく、気さくな方が多く、たくさんのお話ができて楽しかったです。時には一緒にふざけあったり、時にはまじめな戦争の話や人生についてのお話など、普段では絶対に聞けないようなお話や経験をさせていただきました。また、何も知らなかった御所市のいいところをたくさん知ることができました。たくさんの方に、「ありがとう」をいただきうれしく思っています。ですが、それの何十倍も私たちからみなさんに「ありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素敵な1年間を過ごすことができました。たくさんの方の支えがあり、ここまでみんなでがんばってこられたことに感謝します。ありがとうございました!カフェの運営スタッフは卒業ですが、これからも続く金曜カフェに、時間を見つけてまた行きたいと思います。 2・3月は御所市在住のボランティアの方で、引き続き運営しています。毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。 人間環境デザイン学科 4回生 山上 華奈 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2016.02.03
日本マイクロソフト社の「エバンジェリスト」によるドローン体験と特別講義!~現代教育学科
好奇心が人を育てることを学びました ~日本マイクロソフト社業務執行役員・エバンジェリストの西脇資哲氏の特別講義~ 「情報処理演習Ⅱ」(教育学部1年生対象)及び「情報と社会」(教育学部3年生対象)の特別講義に、日本マイクロソフトの西脇資哲(にしわき もとあき)さんにお越しいただきました。西脇さんは、製品やサービスなどをわかりやすく伝える「エバンジェリスト」として全国でご講演されるなど、ご活躍されています。 講義に先立ち、「情報と社会」を受講している学生数名がドローンの操作を実際に体験しました。初めての操作にドキドキでしたが、西脇さんが後ろに立ち、方向や動かす速さなど、操作の仕方をていねいに教えて下さいました。ドローンは、上下、左右、旋回の動きが可能で、リモコン(プロポ)のボタンを動かしたい方向に押すという単純な操作方法でしたが、動かす速度を調整するのがとても難しかったです。 最初は低い位置でドローンを操作し、最後は高い位置までドローンを飛ばし、畿央大学の上空からの風景を撮影することに成功しました。ドローンの飛ぶ姿には迫力があり、動きが滑らかなので、上空から撮影した映像は安定感がありとても綺麗でした。 ドローンは、災害救助、危険な場所や人間の立ち入ることのできない場所の安全確認や、野生動物のドキュメンタリー映像の撮影など、様々な面で活躍しています。 これからも、ドローンの技術が発展していくことが期待されます。 午後からはホールにて特別講義がありました。 初めに、西脇さんの自己紹介があり、次にわかりやすく、印象に残るプレゼンをするために大切なことについて教えていただきました。最後に「好奇心こそが人を育てる」「色々な人たちとかかわりを持つことが大切である」というお話をしてくださいました。 教師を目指す私たちにとって、西脇さんのお言葉は心を打たれるものばかりでした。 この講義で学んだことを活かしてこれからの学生生活を送り、将来に役立てたいと思います。 西脇さん、貴重な体験、講義をありがとうございました! 教育学部 現代教育学科 3回生 中村円香 松野桃子 【関連記事】 マイクロソフト「MVPグローバルサミット2015」参加レポート~大学院教育学研究科 マイクロソフト コーポレーションのステファン・ショストローム氏が本学を訪問しました。 教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞しました。 ゲスト講師による「教育×ICT」~教育学部キャリア形成セミナー
2016.02.02
ボランティアレポート~よさこいチーム「嵐華」が学外イベントに参加!
はじめまして!私たちは畿央大学にて有志で集まったよさこいチーム「嵐華」です。今回は2015年11月1日(日)に行われた香芝ふれあいフェスタ2015、2015年12月23日(水)に行われたSing for the Earth in飛鳥Ⅵについてご紹介させていただきます。 香芝ふれあいフェスタ 香芝ふれあいフェスタ2015では、香芝市役所で行われたよさこい・ソーラン祭りに参加しました。毎年幼稚園児から社会人チームまで幅広い世代が参加しています。私たち「嵐華」はこのふれあいフェスタが初舞台。夏から練習を開始し、振付決めから全て我々で行いました。さらに私たちが決めた曲とは別に、他チームと合同で踊る舞もありました。 本番ではみんな初舞台で緊張していて、ミスも目立ちました。しかし2回、3回と踊っていくうちに緊張よりも楽しさを感じられるようになっていきました。さらに他チームと合同で踊る舞では5,6チームと一緒に踊ることができて、より一層楽しく感じました。 イベント最後には花火が打ち上げられフィナーレとなりました。今後も「嵐華」としてふれあいフェスタに関わっていくつもりです。 Sing for the Earth in飛鳥Ⅵ Sing for the Earth in飛鳥Ⅵは飛鳥・藤原文化の世界遺産登録を歌で応援するというコンサートです。吹奏楽部や合唱チームの方々に混じり、私たちはよさこい踊りで出演させていただきました。 さらに今回の舞台では、「大和いろは」という一般のよさこいチームの方々と共演させていただきました。「大和いろは」の人たちの綺麗で美しい舞は舞台をより華やかにしてくれました。また小さな子どもたちが踊る姿は観客の心をほっこりさせたようです。 私たち「嵐華」も負けてはいません。長い間練習してきたことを出しきろうと一生懸命に、そして楽しく笑顔で踊ることができました。実はSing for the Earth in飛鳥Ⅵに参加した「嵐華」のメンバーは正規メンバーではなく、数人の助っ人の協力があって成り立っています。助っ人メンバーは2015年畿央祭(学園祭)でソーラン節を踊った人たちで、今回のよさこい踊りの話を持ちかけたところ、快く協力してくれました。 ソーラン節は、1分でわかる畿央大学「学生たちが作り上げる学園祭 畿央祭ってどんな感じ?」でもご覧になれます! 正規の「嵐華」は2016年度から正式にサークル申請する予定です。まだまだメンバーが不足していますので、よさこい踊りに興味を持っている方は是非ご連絡ください。今後ともよさこい踊りを頑張っていきます! 教育学部 現代教育学科4回生 吉田 守
2016.02.01
教育方法・技術論(中等)で模擬授業を体験!~健康栄養学科
看護医療学科・健康栄養学科・人間環境デザイン学科2年次配当「教育方法・授業論(中等)」(担当:現代教育学科西端教授)」について、健康栄養学科の学生によるレポートが届きました。 ※畿央大学では教育学部以外でも教員免許の取得が可能です(看護医療学科:養護教諭、健康栄養学科:栄養教諭、人間環境デザイン学科:家庭科教諭) 2015年12月18日(金)、教育方法・技術論(中等)の時間に模擬授業をしました。 私は実際にみんなで何かを作ると楽しく学べるのではないかと考え体験型の授業にしました。今回は生クリームからバターを作りみんなでパンに塗って食べました。 方法 500mlペットボトルに塩1gと生クリーム100mlを入れひたすら振る。固形とホエイに分離したら完成。 原理 振ると生クリーム中の脂肪を覆っている薄い膜が破れ、水分を追い出し脂肪のみが固まる。 これがバター。 授業の感想 良かった点 ・みんなで楽しく協力できてよかった。 ・見回っていた点。10秒ずつ振るのを交代させることでバターになる変化を確認しやすかった。 ・一体感が生まれた。 ・盛り上がった。 ・協力することで仲が深まる。 ・話したことのない人とも会話ができた。 改善点 ・どういう材料・原理でバターができるのか説明があればよかった。 ・時間が足りなかった。 ・場所の間隔が狭かった。 ・最初に完成形の説明が欲しかった。 ・グループわけをもう少しスムーズにできるとよい。 ・流れを前に書く等見通しをたてると伝わりやすい。 学んだこと ・楽しいだろうという理由だけで参加型の授業を選択したが、「一体感が生まれた」「話したことのない人とも会話ができた」等の意見ももらって、体験型の授業なら食べ物のことを学ぶだけでなく、生徒同士の友だちづくりの手助けにもなると気づけた。 ・必死だったので詳しい説明をすることを忘れてしまっていた。もう少し話す内容も計画しておくべきだった。 ・資料を配布する、十分なスペースの確保等の配慮が足りなかった。 ・タイムスケジュールの見積もりが甘かった。 まとめ 実際に授業をすることでみんなの反応を見ることができたのが一番の収穫でした。不備もあったけど、みんな笑顔で楽しそうに授業を受けてくれました。終わった後も「楽しかった」「ありがとう」と言ってもらえて達成感があり、やってよかったと思いました。正直先生は大変な仕事というイメージしか持っていませんでしたが、生徒(クラスメイト)が喜んでくれることがこんなに励みになるとは思いませんでした。少しの時間でしたが、先生という職業の良さを知れたよい機会になりました。私が目指すのは栄養教諭なのでずっと生徒に関わることはできませんが、特殊な授業ならではの、楽しい体験の時間を作れる栄養教諭になりたいと思います。 健康栄養学科 2回生 今西綾実
2016.01.29
ボランティアレポート~健康栄養学科1回生が料理教室に協力!
こんにちは、ボランティアセンターです。 料理教室のお手伝いに参加した学生さんより、参加報告レポートがありました。 2015年12月19日(土)に香芝中央公民館で行われた「子供の料理教室」のお手伝いに、健康栄養学科1回生4名が参加しました。 料理教室は年に数回行われているので、子どもたち同士はみんな仲が良く、慣れた様子でした。今回はクリスマスが近いということで“レーズンのドライカレー、グラタン、フライドチキン、リンゴとハムのサラダ、ケーキ、ゼリー”のメニューでした。 てきぱきと、おしゃべりをしながら、子供たちと一緒に3時間かけて6品作りました。 お手伝いの主婦の方は、子どもたちに熱心に教えながらも、準備から片付けまでスピーディに、無駄のない作業をされていて、すごいなと思いました。 完成すると、私たちも子どもたちと一緒に食事をさせてもらいました。 「自分たちで作った料理はとてもおいしい!」と言って、レーズンやグリンピースが嫌いな子も食べる事ができて、うれしい気持ちになりました。 今回、料理教室に参加して、子どもたちに切り方や作り方を教えたり、準備から片付けまで時間内に終えられるように調整したりと教える立場は大変だったけれど、とても良い経験になりました。 子供たちとたくさん会話もできてとても楽しかったです。また機会があれば是非参加したいです! 健康栄養学科 1回生 中家 安也奈 多山 知世菜 塩見 智織 藤澤 美緒
2016.01.28
健康な高齢者の足趾握力に関する論文が国際雑誌に掲載!~理学療法学科教員
本学理学療法学科瓜谷大輔助教の論文が、“Journal of Aging and Physical Activity”という国際雑誌に掲載されました。以下、瓜谷助教による研究内容の紹介です! 「The Relationship Between Toe Grip Strength and Dynamic Balance or Functional Mobility Among Community-Dwelling Older Japanese People: A Cross-Sectional Study.」 この研究では、665名の健康な高齢者を対象に足趾握力(足の指の握力/図1)とバランスおよび歩行能力との関係を調査しました。 【図1】 バランスは「ファンクショナルリーチテスト(以下FR)」(図2参照)という立ったままでどこまで遠くバランスを崩さず手を伸ばせるかを測定するテストで評価しました。 【図2:FR】 歩行能力は「タイムド・アップ・アンド・ゴーテスト(以下TUG)」(図3参照)という、椅子から立ち上がり、3m先の目標まで歩いて、再び座るまでの時間を測定するテストで評価しました。 【図3:TUG】 足趾の機能は一般にバランスや歩行の能力と関係していると言われています。しかし今回の研究では、足趾握力はFRの結果とは関係せず、TUGの結果のみ足趾握力との間に関係がみられました。すなわち足趾握力が強いほど、TUGのタイムが短い(速い)という結果となりました。 今回の研究は、健康な高齢者におけるFRやTUGの参考値を提示するものであり、またそれらと足趾握力の関係について初めて示した論文です。今回の結果は健康な高齢者の体力測定結果を評価する際や、障害を持つ高齢者や虚弱な高齢者の身体能力を評価する際に参考値として有用なデータであるといえます。また足趾握力を鍛えることでTUGの結果が改善する可能性を示唆するものであるといえます。 理学療法学科 助教 瓜谷大輔 【瓜谷助教 関連記事】 理学療法学科教員が「運動器の10年・優秀賞」を受賞しました。 足趾の機能に関する研究論文が国際学術誌に掲載!~理学療法学科教員 WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞! 理学療法学科教員が衣料品メーカーと商品開発の共同研究!
2016.01.28
同窓会レポート~ラグビー部!
1月16日(土)、ラグビー部の新年会を行いました。 残念ながら参加できなかったメンバーもいましたが、卒業生10名、在校生1名で開催することができました。 ラグビー部として集まるのは久しぶりで、「会うのは卒業以来」という先輩や後輩もいました。 皆それぞれの職場で活躍する様子は、また明日からの活力になり、集まると、いつも「また一緒にラグビーしたいな〜」と、なります。 なかなかチャンスはありませんが近いうちに必ずやりましょう! 誰か日程調整、会場設定してください(笑) 私は個人的に結婚のお祝いもしていただき、サプライズでケーキが出てきて驚きました。 ろうそくだと思ったら花火だったので、もっと驚きました。当然、花火は息を吹きかけても消えませんでした(笑) 昨今ラグビーがとても注目を浴びています。2019年には日本でワールドカップもあります。しかし!現在の畿央大学ラグビー部の活動は部員が少なく十分に練習できていないと聞きます(涙) このブログを読んでいる在学生、そして入学、入部を考えている方がおられましたら、ぜひ一度グラウンドへ足を運んでいただき、一緒にラグビーを楽しめたらと思います! 卒業生も顔を出して盛り上げていけるように頑張ります! と、部活動紹介のようになりましたが、今後ともラグビー部をよろしくお願いいたします。 健康栄養学科6期生 津野 駿士 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2016.01.27
ボランティアレポート~介護付老人ホームのおもちつき大会に協力!
こんにちは、現代教育学科2回生、アコースティッククラブ「すごけん。」代表の吉川です! 2015年12月28日(月)、大学の近隣にある老人ホーム「エリシオン真美ケ丘」で開催された、おもちつき大会のお手伝いに行きました。 すごけん。は去年も一昨年も呼んでいただき、今回で3回目の参加となります。 すごけん。からは2回生4人、1回生6人、ボランティアセンターに申込をした学生5人の計15人で参加させていただきました。 石臼と大きな杵で本格的におもちをついたり、できたおもちをまるめていったり、豚汁や粕汁、おしるこや焼餅などを配膳したりと、それぞれ楽しんでお手伝いさせていただきました。 つきたてのおもちは、とってもおいしかったです! 老人ホームの利用者さんや職員の方、地域の子どもたちとも関わることができ、とても楽しい時間でした。 普段は弾き語りをしているすごけん。ですが、これからも様々なボランティアに参加させていただきたいと思います。 現代教育学科 2回生 吉川未華 【関連記事】 学生広報スタッフBlog vol.158~老人ホームにておもちつき大会を手伝いました!
2016.01.27
書評『教育の質の平等を求めて―アメリカ・アディクアシー学校財政制度訴訟の動向と法理―』
畿央大学大学院教育学研究科長の白石裕教授は2014年10月、協同出版から本書を出版されました。 本書は白石先生の前著、1996年の『教育の平等と財政保障―アメリカ学校財政制度訴訟の動向と法理』の続編というべきものであり、前著では、このことに関する訴訟の生成期(1971年~73年)と展開期(1973年~80年代半ば)に特徴的な相対的公平(equity)の法理の析出に主力が注がれていました。 一方、本書では、それに続く新展開期(1989年以降)に焦点が当てられています。新展開期で特徴的な事柄は、「教育費等の相対的条件」が公平(equity)なものとなっているかどうかという問題ではなく、「教育の質」が平等なもの、つまり適切・妥当(adequacy)なものになっているかどうかが法理を解く鍵概念となったことです。先生は、教育の質の平等が具体的・現実的にどのように訴訟や判決の中で理解され解釈されていったかということを、丹念な判決文や証言内容の精査により執筆されています。それは、教育の質の平等を追及するという人間の最重要課題の地平で、アディクアシーを議論することの意義と課題を追求することでもあります。 この一連の研究は、先生が日頃から心がけておられるグローバルで高度な研究、教育実践の理論的科学的な裏づけ、現代の教育課題や教育ニーズに応える教育研究の促進、地域の教育の発展等々の文脈の中で創出された精力的な研究であろうと考えられます。そしてこの「量的相対的平等」から「質的適切妥当性追求」へのこの転換は、教育上のアディクアシーがエクイティーを考慮したものでなければならないということから考えても、真に意義深い発展的転換期の研究といえるものであろうと思います。 先生は、「おわりに」で「アディクアシーの概念が多義的で際限のない解釈論に陥る可能性があるとすれば、裁判所はアディクアシーの問題に踏み込むのを躊躇するということがあるであろう」と将来の危惧を表明されておられます。確かに、教育の目的・価値観やアウトプットに関する概念は多義的であることには間違いないところであって、アディクアシーの議論は司法判断にはなじまず議会や行政の役割であるという考え方も成り立つと思われます。しかし、この問題は教育学の自律性に関わる問題であり、教育の専門性に関わる課題であると考えられます。何よりも問題なのは、教育のプロセスや目的に、議会や行政という教育外の領域からの判断がわがもの顔に導入されてしまうところにあると思います。法理の哲学と哲学の法理で教育の目的やプロセスを研究するものにとっては、訴訟や裁判の根拠となりうる理論と科学的実証的な成果を確立し共有することが課題であろうと思われます。そうした観点からも、先生のこの研究は、哲学的な世界にも強いインパクトを与えるものと考えられます。 畿央大学大学院特任教授(教育学研究科)杉峰英憲
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