2014.08.25

輝央祭~第12回畿央祭実行委員Blog vol.3~学内企画部のご紹介!

こんにちは!☆ 学内企画部署長 板倉加奈です\(^o^)/ 学内の部署長は2人いるので、順番にブログ書いていこうと思っています!   今年の学内部署のメンバーは37人! 全員で協力して頑張っていきたいと思います!(^◇^)いえい! 今年の学内企画は…   今年もやります! ぴったんこかんかん ほっと一息。 喫茶店 ヤツはどこだ! ウォーリーを探せ! 毎年大好評! お化け屋敷   どれも楽しそうですねー  ふふふ。   ということで!夏休みはもう2回くらい活動しました! てことでどどん\(^o^)/!!!!活動風景!!!     いい笑顔!  すてき! こんな感じでだらだらゆるゆる準備を進めてます(^^) ワイワイガヤガヤしながら、みんな仲良くなってくれたらうれしいなあ。 夏休みの活動もまだまだあります! 全員で協力して最高の学園祭にしていきたいです\(^o^)/   学内企画 部署長 板倉加奈   ▼その他の実行委員ブログはこちら! 輝央祭~畿央祭実行委員Blog

2014.08.25

学生広報スタッフBlog vol.138~2014年夏のオープンキャンパス第2弾!

こんにちは!学生広報スタッフ&オープンキャンパススタッフの、きーさんです☆前回に引き続き、夏のオープンキャンパスの様子をお伝えしたいと思います。 8月16日(土)、17日(日)の2日間に渡って開催された8月のオーキャン。 大学も高校も夏期休暇中という事で、毎年スタッフも来場者も最大の規模となります。 きーさんは2日連続参加! 両日とも来場者数は600名を超えました♪   ▼受付☆ ピーク時はエントランスホールが人でいっぱいになる程の盛況でした!   ▼入試ガイダンス!冬木記念ホールも人でいっぱい♪   ▼個別相談コーナー。みなさん、熱心に質問をされています☆   ▼まだ新しいP棟で理学療法学科ガイダンス。   ▼学科長による看護医療学科のガイダンス   ▼今回もクラブ紹介を実施!写真はアカペラ部♪   きーさんはエントランスで受付の対応をしていたのですが、人が増えて来て行列が出来始めると大変でした(^_^;) 屋外のブースを稼働させて対応したり、それでも間に合わなければバインダーに受付票を挟んで立ったまま書いてもらったり。また、来場者の皆さんにお配りするKio ロゴ入りオリジナルミネラルウォーターがすぐに無くなって取りに走ったり(^_^;)   ▼Kioミネラルウォーター!   大変ながらも、自分の通う母校がこんなに人気があるという事に少し誇りも感じました(笑) 夏のオーキャンはスタッフ数も多く、みんな個性的! スタッフ同士も協力し、楽しみながら参加出来ました☆   ▼ベテラン3回生ダブル「あさの」♪   ▼オーキャン終了後に特技のマジックを披露するメンバーも。彼は畿央大学マジックサークルの代表です(^o^)   きーさんら3回生メンバーは今回で一応オーキャンスタッフを「卒業」する事になります。 3年間続けて来て、オーキャンスタッフを通して学年学科を超えた知り合いが増えました☆ 2日目のオーキャン終了後、3回生メンバーと入学センターの皆さんとで打ち上げの食事会♪ とは言うものの、今後も人手が足りない場合等にはスタッフとして登板させてもらえればと思います! 入学センターの皆さん、是非参加させて下さいね(笑) 全員員集合~!2日間に携わったスタッフは延べ100名を超えています♪

2014.08.22

輝央祭~第12回畿央祭実行委員Blog vol.2~実行委員長からご挨拶!

こんにちは! 今年の畿央祭の実行委員長になりましたソリです(^^)   前回のブログでしみぼーが言っていたように、今年の実行委員は約200人! 各部署の部署長さんはメンバーを覚えるのに必死です(^_^;) 各部署親睦会などを開いて仲良くなってきているようです!! 統括・部署長でも会議をたくさんして、着々と準備が進んでいます!   今年も楽しい学園祭にします! 皆さんぜひ来てくださいね! 日程は、 10月18日(土)、19日(日)です。 前回のブログを見ていない人のために、もう一度報告しときますね!!   さて、今回は報告が2つあります。   まず1つめ!今年の「畿央祭のテーマ」です。前回のブログでしみぼーが軽く触れてくれましたが、ちょっと詳しく。 今年の畿央祭のテーマは、輝(かがやき)です! 畿央大学では、将来色々な場面でかがやくことができる夢を持ったたくさんの人が集まり、サークル・部活動・勉学にと励んでいます。その1人1人が輝き多くの可能性を持ち、充実した日々を送り、たくさんの輝きがある大学です。 その1つ1つの個性ある輝きを一致団結させて、1つの大きな輝きにしたい! 1人1人がしっかり責任を持って行動し、畿央祭に関わる全ての人が輝く笑顔になれるような畿央祭にしたい! と考えて、このテーマに決定しました。 この思いを常に持ち、良い学園祭をめざして頑張っていきます!     2つめ! 統括・部署長で学長先生にご挨拶に行きました。 学長先生からお言葉をいただき、「全員で頑張っていい学園祭にしよう」と改めて思いました!     夏休みに入り、各部署とも本格的に活動を開始しています! これからは各部署長さんもブログを更新してくれるので、学園祭でどんなことをするかの報告をさせていただきます! 今後のブログも見てくださいね♪   ▼その他の実行委員ブログはこちら! 輝央祭~畿央祭実行委員Blog

2014.08.21

ネットワークを利用した小学校の図工の授業に協力~教育学部

小学校の図工の授業に、ネットワークを利用して学生が参加しました!   教育学部の西尾先生、西端先生らの研究プロジェクトとして、大和高田市立陵西小学校の図工科の授業に大学からネットワークを利用して、西尾ゼミ生4人と西端ゼミ生3人の計7人が参加させていただきました。 グループに1台のタブレット端末から、子どもたち一人ずつ作品の写真が、頑張ったところ、工夫した所など一言メッセージと共に専用サイトを通じてアップロードされ、大学生が随時コメントを返していきました。 この専用サイトはプロジェクトにご協力くださっている東大阪大学の鴨谷先生と太田先生が制作されました。 活動中は、自分の担当する班だけでなく、ほかの班の子ども達の作品をみて意見を出し合ったり、実際に質問を返してやりとりを続けてみたりと、とても盛りあがりました! 最後に大学生同士で行った振り返りでは、子どもたちの状況がわかりにくく、どのようなコメントを返せばよいかわかりにくい、など、いろいろな意見が出ましたが、楽しかったです。また、自分が小学生なら絶対やってみたいと思う!などの声もあがりました。 このプロジェクトに参加させていただき、実際にタブレット端末やコンピュータなどの情報通信機器を取り入れていくという新しい授業方法について触れ、考える機会となりました。 私自身、コンピュータを使う事に苦手意識があったこともあり、授業に取り入れると考えても少し堅苦しいイメージがあったのですが、実際に体験してみると、とても新鮮で、また違った楽しさがありました。 お互い離れていて、顔も、様子もわからない状況で、リアルタイムでやりとりができるという楽しさと、相手の表情が見えない状況でコミュニケーションをとっていく事の難しさを改めて感じ、自分の気持ちを伝える力や、相手の気持ちを考える力にも、つながっていくのではないかなと思いました。 (3回生 森田理沙)     ▲活動中の大学生   ▲小学校の授業後の様子

2014.08.21

短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.3

現代教育学科1回生の中村友香です。 イギリスに来て4日が経ちました。ホームステイしているカンタベリーはとても過ごしやすい気候で朝晩は寒いくらいです。自然が多く、景色は最高です。 ホームステイを始めてから3日目になり、ようやくこちらの生活に慣れてきました。 日本ではハグやキスをする習慣がないので最初は戸惑いました。英語の訛りに慣れるまで上手く聞き取れず大変でしたが、段々慣れてきて会話を楽しめるようになってきました。でも、自分が言いたいことが言えずにもどかしい時もあるのでこれから英語力をもっと磨いていきたいです。   私のホームステイ先のフォード夫妻はとても親切で優しい方達で、私を自分の子供のようにお世話してくれます。初めての晩ご飯では白米が出て、とても嬉しかったです。学校初日にはお父さんが大学まで案内してくださいました。 家には犬と猫がいて、2匹ともとても賢いです。特に犬のチャーリーは私によく懐いてくれます。お父さんは朝早くにチャーリーを散歩に連れて行っているらしいので、いつかは一緒に行きたいです。     また、お母さんの趣味がガーデニングということで庭が大きくてとても綺麗です。小さいながらも風車や噴水や井戸、2人掛けのベンチまであり、見ているだけでも楽しいです。隅々まで本当によく手入れされています。機会があればガーデニングを手伝ってみたいです。 そして親戚同士の集まりもあるみたいなので、いろんな人達とコミュニケーションをとる良い機会だから積極的に話しかけたいです。その時はお孫さんと折り紙などで遊べたら良いなと思っています。 カンタベリーで過ごすのは残り3週間弱ですが、有意義に過ごして良い思い出を作りたいです。 【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2

2014.08.21

短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.2

本日、無事ホームステイ先に着きました。 英会話や生活様式など、できないことが多すぎて、不安を感じるところがありましたが、理解できたところもあり、できなかったところはきちんと聞き直すことが出来ました。 ホームステイ先で、まずアリソンさんと話をしました。 日本からイギリスまでの道のりや、年齢などの簡単なものでしたが、英語で話すとやはり会話が途切れ途切れになったり、言い直しがあったりしました。 そのことを難しいなと思ったりもしたのですが、英語力を高める目標を達成するため、何回も聞きなおしています。 2階はプライベートルームなので入ってきてはいけない。トイレは使ったらふたを閉める。ディナーは6時からなどの家族のルールをしっかりと教えてもらいました。 これからの3週間、ここで過ごし、生活をしていきます。 大切にしていきたいことはトライする精神を持つことです。そのためにもまずしっかりと話を聞いていこうと思います。   現代教育学科2回生 伊藤宗聡 【関連記事】 在英日本人とイギリス人の外部講師を招いて講演会を行いました。~教育学部 短期語学留学プログラム現地リポート1

2014.08.20

短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.1

8月15日(金)~9月13日(土)本学の学生8名がイギリスのカンタベリーに語学留学中です。   短期語学留学は、毎年夏休み期間中に行われるもので、今年はカンタベリーのコンコルドインターナショナル校での3週間のサマースクールと1週間のロンドン滞在が予定されています。語学(英語)のみならずホームステイ体験、文化体験等ができる内容が充実した留学プログラムです。 現地よりレポートが届きましたのでご紹介します。   8月15日(金)夜、関空を出発して、ドバイを経由した約20時間のフライトの後、現地時間16日のお昼過ぎに、ようやくロンドンに到着しました。これから毎夏恒例の4週間に及ぶ、短期語学留学の始まりです。     長旅の疲れもなく、全員元気で、ロンドンのホテルにチェックインした後、早速、街の見学に出かけました。 ロンドンは気温17℃。暑かった日本に比べて、寒いくらいの気候です。ホテルの周辺や大英博物館などを見ながら、街中に歩いて、コヴェントガーデンへ。     その後、トラファルガースクエアを見学した後、パブで夕食を取りました。この日は長旅の疲れがでないように、早めに休みました。     16日(土)は、在英18年の日本人の田代さんとご主人のアランさんに、「英国生活の心得講座」を開講していただきました。 アランさんご夫婦には7月3日(木)に大学の授業(合同ゼミ)でもお世話になっています。 何より大事な安全面の話やコミュニケーションの取り方、イギリス人の気質や生活上のちょっとしたコツなど、現地在住の方でないとわからない内容を教えて頂き、これから4週間の生活にかかわる重要な内容だけに、受講する学生も真剣なまなざしでした。 例年行っているこの講座ですが、今年は、公園や大英博物館などを歩きながら、実際に経験を交えての学びになりました。 現地に来たからこそできる学びだといえます。     その後、滞在先のCanterbury Internationalが用意してくれたバスに乗って、語学研修を行うカンタベリーへ移動。 この日の夜からは、学生たちは、ぞれぞれホームステイ先に滞在し、月曜からの授業の開始に備えます。 これからもレポートを楽しみにしていてください。 教育学部現代教育学科准教授 竹下幸男 【関連記事】 在英日本人とイギリス人の外部講師を招いて講演会を行いました。~教育学部

2014.08.19

本学教員が執筆!「公衆衛生看護学テキスト4 公衆衛生看護活動Ⅱ」

健康科学部看護医療学科准教授廣金和枝先生が執筆を分担された「公衆衛生看護学テキスト4 公衆衛生看護活動Ⅱ 学校保健・産業保健」が発刊されました。   著者の廣金先生から、この本をご紹介いただきました。     近年、社会の急激な変化とともに、人々が抱える健康問題も複雑化しています。地域においてその解決にあたる保健師には、多くの職種や関係機関との協働を基盤にした多様な活動を実践できる能力が求められるようになってきています。そのような背景から、保健師助産師看護師法、保健師養成の指定規則が改正され、保健師養成課程の履修単位数は23単位から28単位に増え、基礎教育課程において質の高い保健師教育の実現が指示されました。 この「公衆衛生看護学テキストシリーズ」(全4巻)は、そのような社会的ニーズに応える「新しい時代の保健師教育」を感じさせるものを、という編者の先生方の思いによって企画されました。私が担当した第4巻は、学校と労働の場における人々の活動と健康、およびその中で活動と生活を衛(まも)り、健康を護(まも)る保健活動についてまとめています。 私が執筆した「第6章 学校における公衆衛生看護活動の実際」では、公衆衛生看護活動の場である学校において、どのように子どもたちの健康と発達がまもられ、促進されているのか、保健活動がもつ意味とその保健活動の姿が、具体的にイメージできるようにしました。 行政の場で学校と連携・協働をおこなう保健師が、学校という場における保健活動を理解するためにも、是非、活用していただければと思います。また、学校という場に入って、将来、保健活動をおこなう養護教諭志望の学生をはじめ、保健活動にかかわる教員志望の学生にもご一読いただきたい内容となっています。 現在、本学看護医療学科での保健師教育は、統合カリキュラム(看護学部の学生全員が保健師教育課程の履修単位を修得して卒業)からの移行期間中で、選択制による保健師教育課程も始まっています。この選択制の授業では、本テキストを用いて授業をおこなっており、来年度の4年次では、実習施設に学校を加え、この授業での学びをもとに、多様な場における公衆衛生看護活動を幅広く学んでもらうことになっています。   看護医療学科 准教授 廣金 和枝    

2014.08.18

畿央大学水泳部10周年記念パーティーを開催しました。

畿央大学水泳部OB会、伊庭です。 10周年記念パーティーを開催致しました。   今年2014年は水泳部にとって、記念すべき創部10周年のメモリアルイヤーです。 2014年8月9日(土)、卒業生18名、現役生6名、顧問の栢野教授にお越しいただき、10周年記念パーティーを橿原ロイヤルホテルにて開催致しました。     たくさんの方々にお集まりいただき、楽しい会を催すことができました。 参加者の皆様、ほんとうにありがとうございました。 パーティー当日は台風11号の接近に伴い、雨脚が強まり悪天候でしたが、我々水泳部の勢いで雨は止み、風は収まり、とてもいい日となりました。   懐かしい話にはじまり、卒業後の話、国家試験の話、水泳の話、たくさん話をしました。卒業生と現役生の交流も深めることができました。 今後は卒業生・現役生一丸となって15周年、20周年と、畿央大学とともに歴史を刻んでいきたいと思いますので、今後とも畿央大学水泳部OB会をどうぞよろしくお願いします。 伊庭友香(健康栄養学科2期生)   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2014.08.13

現代教育学科1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問しました。

 「学校現場に学ぶ 学習・生活・安全」   平成26年6月26日(木)、教育学部現代教育学科1回生が大阪教育大学附属池田小学校(以下、附属池田小学校)を訪問しました。教育学部の必修科目であるベーシックセミナーと現代教育論との拡大授業です。訪問は、今年で5年目になります。   訪問の目的は、教育にかかわる仕事を志す学生たちが、1回生の段階で臨場感あふれる学校現場で、授業や休み時間そして給食時間を通して学校生活について参与観察を行い、児童に対する先生方の指導やかかわり方を具体的に学ぶこと。そして、現在の附属池田小学校の在り方にもつながる「命の重さ」に向き合う時間をもち、安全で安心な学校づくりの重要性について認識をもつことです。   平成13年6月8日、刃物を持った男が附属池田小学校に侵入し、幼い1、2年生8名の命が奪われました。13名の児童と2名の教員が負傷しています。この事件によって、「学校は安全」という神話が崩れ去りました。そのときから、教職員や保護者、大学関係者などが心を合わせて「安全で安心できる学校づくり」に取り組んできました。そして附属池田小学校は、平成22年3月には、日本で初めてWHO(世界保健機関)の“International Safe School”に認証されました。   附属池田小学校訪問という「授業」には、痛ましい事件を語り継ぎ、「安全で安心できる学校づくり」を積み重ねてきた足跡と、学校で「いま」を生き、「未来」に向かって生きようとしている子どもたちの姿と重ね合わせて、学生たちが命の重さに向き合い、将来教育を担う者としての使命について考える機会となってもらいたいという思いが込められていました。   午前:子どもたちの環境、学習、生活を参与観察する   10時30分に集合した学生たちは、正門前で「来校者」の名札をつけ、警備員の方の前を通り、小学校玄関におられた先生や職員の方々に挨拶をして校舎内に入りました。   校舎の中に入ると、見通しが良い建物の構造、ドアも壁もできるだけ取り払われたオープン教室、そして、先生方や子どもたちの声や動きが目に広がってきます。先生は、いつも子どもたちの目の届くところにおられます。休み時間でも、各階の要所に設けられた「先生コーナー」で先生に質問をする子どもたちの姿が見られました。ガラス張り壁面の職員室や体育館など、できる限り見通しの良さが工夫された建物は、安全・安心の砦となります。   校舎内を歩き、学生たちは各教室に分かれて、3、4時間目の授業を参観させていただきました。先生方の授業展開、教具・教材の使い方、子どもたちへの目配せ、説明の際の言葉・用語の選び方、そして児童の学習態度や先生の発問に対する応答など、学生たちは授業に引き込まれていました。傾聴してメモを取り、ときには児童に交じって「学習」を体験しました。     休み時間には、子どもたちから教室の掲示物や授業についての説明を受け、多くのことを学ばせていただいているようでした。   学生はお弁当を持参して、昼食も子どもたち給食班の中に入って一緒にいただきました。食事のときを分かち合うことで会話がはずんだようです。子どもたちが何を思い、何に関心があり、どのような言葉でそれを表現するのか・・・・、小学生という時代の子どもたちの心に、少しふれることができた時間でした。     午後:附属池田小学校「事件」に学ぶ   午後は、体育館で、現代教育学科学科長・安井先生の講義「子どもを守る-附属池田小学校事件から-」を受けました。事件当時、安井先生は大阪教育大学におられ、事件への対応に心を尽くされ「安全・安心」への取り組みに関わってこられました。その13年にわたって得られた教訓を、学生たちに語っていただきました。   学生たちは、附属池田小学校に着いてから、目にした正門の管理、入校証、教室のオープン化、整理整頓された教室、各階に設けられた先生コーナー、ガラス張りの建物、塀の高さなど、正門の安全、玄関の安全、可視化、分散管理のすべて、そして何よりも教職員が一体となった「子どもを守る」意識の高さが、「学校が安全で安心できる場所となる」ことを願い、附属池田小学校で取り組まれてこられた産物であることを確認していきました。   事件当日の状況、そこで命を終えた子どもたちがいたこと、13年間、「亡くなった子どもたちを思い続け」、そして「事件を忘れない責任」に向き合われた安井先生の重たい言葉を受け止めながら、全員で体育館から「祈りと誓いの塔」に向かい、献花を行い、黙祷をささげ、学生の代表が鐘を鳴らさせていただきました。     やさしい緑に囲まれて立つ「祈りと誓いの塔」には、事件で亡くなった8名の子どもたちの名が刻まれています。このような事件を二度と起こさないよう学校が安全・安心の場となることを誓い、この事件で悲しむ人びととともに祈りをこめて建てられたモニュメントです。   講義を挟んで、安井先生の説明を受けながら、犯人の侵入経路を歩き、事件の現場となった旧校舎での当日の様子をたどりました。それは、子どもの安全を守り、子どもが安心できる学校をつくることがどれほど重要かを実感した時間でした。   今回の附属池田小学校訪問は、将来、教育にかかわる仕事を志す学生たちが、学校での学習・生活をとおして、先生方の子どもへの関わり方を学ぶとともに、今を生きる子どもたちの様子にふれる機会になりました。また、子どもたちの笑いや思いや仲間意識が、そして希望に満ちた未来が、学校の「安全・安心」の上にはぐくまれていくことを、学生たちの心に刻むことができたように思います。   最後に、現代教育学科学生全員の訪問を快く受け入れてくださった附属池田小学校の校長先生ならびに全教職員の皆さま方のご厚意とご配慮に感謝申し上げます。そして、学習に対する素晴らしい姿勢、休み時間や昼食時に温かい会話と笑顔で学生をもてなしてくださった附属池田小学校の児童たちにも心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。     参加学生には、附属池田小学校訪問で感じたことについてのレポートを課題として出しました。 以下にレポートの一部を紹介します。   ■授業参観では、子どもたちが積極的に授業に参加している様子に驚いた。授業後、板書を写真に撮っておられた先生の姿を拝見し、常に授業を改善していく努力をされていることを実感した。メリハリのある指示だけでなく児童をほめる言葉、一人一人に発表の場を与え、児童の発言を大切にする姿勢、児童自らが答えを見いだせるようにする指導など、先生方の高い指導技術を見ることができた。   ■授業中の態度とはちがい、無邪気でどんどん話しかけてくれた。とても素直であり、私たちがとる行動の良い面も悪い面もすぐに吸収するように感じた。このような子どもの前に立つ教師になるには、常に見られているという意識を持たなければならないと思う。   ■子どもにとっては自分たちも先生であることを自覚した。早く先生になって教えたいと思った。   ■高いフェンスや非常用押釦など安全性を高める設備だけでなく、校舎内から外部が見通せる構造、ドアが全開できるオープン教室、教室の近くに設けられた教員スペースなど、教員が安全を確保する行動を重要視していることがよく分かった。   ■池田小学校で起こった事件の話を聞いて、教員という仕事の責任の重さを感じ、しっかり覚悟をして教員にならないといけないと思った。また、このような事件を二度と起こさないためにも、悲しい事件だけれども語り継いでいく必要性を感じる。そして、この話を聞かせていただいた自分たちが、事件の教訓を受け継いでいきたいと感じた。   (引率教員:安井義和、西尾正寛、生野勝彦、大久保賢一、奥田俊詞、小谷恵津子、竹下幸男、辰巳智則、古川恵美、渡邉健治、小野尚香)