2022.04.25
3・4回生対象「第14回基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科
技術の確認をしながら、学年をこえて交流!
基礎看護学領域では、学生が既に学修した基礎看護技術の修得状況を学生自身が把握し、意欲的に自己学修に取り組むきっかけになれば…と考え、2018年4月から「基礎看護技術自己学修会」を定期的に開催していましたが、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、2020年度と2021年度は開催できませんでした。
しかし、授業や実習で学生と関わる中で、新型コロナウイルス感染症防止対策の影響から学生同士の関係性が希薄になっていることや、異なる学年との交流が減少したことで、これまでであれば先輩に質問すれば解決できていた疑問が解決できず、学生の不安が増しているといった様子が見受けられました。
そこで、今年度は異なる学年同士が交流する機会になることをねらいとして、2022年4月22日(金)に「第14回 基礎看護技術自己学修会」を開催し、4年生3名と3年生5名が参加しました。
4年生1名に対して3年生が1~2名というグループ分けに緊張した様子の学生もいましたが、最初に実施したベッドメイキングで、久々の技術の実施に苦戦する3年生に4年生がアドバイスをする中で、すぐに打ち解けることができました。その後に実施したバイタルサインの観察では、4年生が実習での体験をもとに事例を設定し、3年生が観察点を考えて実施する等、臨地実習をイメージして技術練習に取り組むことができました。また、技術を実施するだけではなく、3年生が疑問に感じていることを4年生に質問し、具体的なアドバイスをもらう等して和気あいあいとした雰囲気で学修会を行うことができました。
参加した学生からは以下のような感想がありました。
・先輩方に血圧測定の手順や実習のことなど、たくさん教えていただいて、良い機会になりました。事例を決めてバイタルサイン測定の手順を考えることもでき、「実習がんばろう」と思えました。
・先輩に不安なことやわからないことなど色々聞けるので、とてもためになりました。バイタルサイン測定やシーツ交換も忘れているところが多かったので、復習になってよかったです。また次も参加できたらしたいです。
・ベッドメイキングとバイタル測定の実施方法を忘れてしまっていたけれど、本日参加したことで測定できるようになり自信につながりました。先輩方にもテストや実習、その他先輩が経験した話を聞かせていただけて楽しかったです。
・コロナ禍でサークル活動もあまり参加できておらず、後輩とのつながりが全くなかったため他学年と交流できてよかったです。楽しく技術を確認することができました。
3年生は、入学当初から新型コロナウイルス感染症防止対策として様々な制限が課される中で、大学生活を送ってきました。入学前に想像していたものとは程遠い大学生活になり、先が見えない状況が続く中で学修意欲を保つことは非常に努力を要したのではないかと思います。4年生との交流をとおして看護に対する意欲を高め、3年生後期の各看護学実習では患者さんに対してより良い看護を実践できるように、今後もサポートしていきたいと思っています。
看護医療学科 基礎看護学領域
林 有学・須藤 聖子・小林 智子・中西 恵理
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