2020.06.24 

1回生担任紹介「関口先生」編~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.33

新型コロナウイルスの影響で大学に来れない1回生の皆さんを応援する”やさしさを「チカラ」に変える”プロジェクトの一環で、先生方に7つの質問に答えていただきました。今回は現代教育学科の関口講師です!
 
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【1】氏名・担任クラス
関口 洋平(せきぐち ようへい) 現代教育学科 学校教育コース 1回生担任
 
【2】研究分野と担当科目
専門は外国の教育について研究する比較教育学という分野です。なかでも、ベトナム社会主義共和国をフィールドとして、ベトナムの学校や大学についてさまざまな観点から研究を進めてきています。
畿央大学で担当している科目は、教育課程論(初等・中等)と国際社会論になります。
 
【3】モットーや好きな言葉、大切にしていること
好きな言葉はたくさんありますが、「人間万事塞翁が馬」と「よく生きる」の2つは特に大事にしています。
私も含めて、みなさんも現在コロナによる非常事態のもとで自宅にこもりっきりになっていると思いますし、「せっかく大学生になったのに…」とか、「…最悪だ」とか思っている方も多いのではないかなと察します。ですが、月並みな表現ではありますが、後になって振り返ってみると、この時間があったからこそあらためて気が付けたこと、できたこと、めぐりあえたこと…etcと今現在の自分の評価だけではみえてこないことにきっと出会えると思います。私のモットーです。こう書いてしまうと極めて楽観的で調和的な感じになりますが、大事なことはとにかくいまを精一杯よく生きていくことの積み重ねなのかなと思います。
 
【4】好きなこと(趣味・特技など)
趣味はジャズを聴くこと(ミシェル・ペトルチアーニ、とってもお勧めです)、落語を聴くこと(上方落語、特に桂米朝がいいです。動物園前にあります「動楽亭」、毎日寄席をやっていますのでコロナが終息したあかつきにはぜひ)、ピアノで遊ぶこと、ジョギングなどです。
特技は、ベトナム語が多少話せることです。昨年、ベトナムのハノイで結婚式を挙げ、ベトナムにも家族ができました。ちなみに、ベトナムは漢字文化圏ですので、注意はChú ý(チューイー)、 研究はNghiên cứu(ゲンキュー)など、日本語ととても似ている言葉が多くあります。
 
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▲ハノイ旧市街の町中の様子。
 
関口先生2-1
▲留学中、下宿先の窓から撮った一枚。ハノイ大学の全景。
 
【5】1回生にオススメの本
ジョン・J・レイティ著、野中香方子訳『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』NHK出版、2009年
有酸素運動がいかに脳に、そして心身によいのか、これでもかというくらい事例が挙げられながら読みやすく書かれています。勉強の効率、能率をもっと上げたいひと、あるいは、落ち込んでしまったり、ストレスを感じたりしているひとへ、必読の書です。
 
【6】先生から見た畿央大学や畿央生の印象は?
四月から畿央大学の教員になりまして、コロナのもとでみなさんと会う機会もなかなかとれないでおります。こうしたなかで印象をお話するのは難しいですが、非常にまじめで、前向きで、男女ともにさわやかな学生が多いというのが畿央生の印象です。他の大学と比べてもやはり就職率が極めて高いというのも誇れる点であると感じています。
 
【7】1回生にメッセージを!
これは自分自身へのメッセージでもあるのですが、やはり、最初に書きましたようにコロナ下でのこうした状況を奇貨(きか)として、チャンスに変えて、一緒に乗り切っていきましょう。大学への通学が限られていることもありなかなか大学生になったという実感を持ちにくいかもしれませんが、ぜひ「大学」で学ぶ学生としての誇りをもって、主体的・批判的に学んでいってほしいと思います。応援しています、一緒に頑張っていきましょう!
 
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