2025.04.28 

変形性関節症に関する世界最大級の国際会議「OARSI 2025」参加レポート!~健康科学研究科瓜谷研究室

2025年4月23日(水)から26日(土)まで、韓国・仁川で開催されたOARSI 2025(Osteoarthritis Research Society International)に参加してきました!

 

 

この学会は、変形性関節症(OA)に関する世界最大級の国際会議の一つであり、日頃から私が研究の参考にしている論文の著者や、よく引用させていただく著名な研究者たちが、直接最新の知見を発表される場です。実際にそうした研究者たちの講演を間近で聞くことができ、とても刺激的な時間となりました。

 

 

今回、私は

「Patients with knee osteoarthritis exhibit a reduced autonomic response to task performance compared to healthy older adults」

というテーマでポスター発表も行いました。

 

発表中には、さまざまな国の研究者から多角的な視点で質問やアドバイスをいただき、今後の研究をさらに深めるための多くのヒントを得ることができました。

 

 

特に印象に残ったのは、**「OA Management and Epidemiology in Asia」**というセッションです。アジア各国における変形性関節症の管理や疫学的課題について議論され、日本とは異なる医療システムや社会背景の中での取り組みを知ることができました。

 

自分の研究を国際的な文脈で位置付けて考えるきっかけにもなり、大変貴重な学びとなりました。

 

 

また、学会場では海外の研究者とも交流し、研究以外にも韓国ならではの美味しい食事や街並みに触れることができ、異文化を体感する楽しさも味わいました。

 

こうした機会を通じて、

  • 「最先端の“本物”の研究に直接触れること」
  • 「異国の文化を知り、自分自身の立ち位置を再認識すること」

の大切さを改めて実感しました。

 

 

この貴重な経験を糧に、今後も社会に有益な研究を推進できるよう努力していきます!

 

健康科学研究科

瓜谷研究室 山野 宏章

関連記事

日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター

11回日本地域理学療法学会学術集会で大学院生と修了生(客員研究員)が発表~健康科学研究科

日本小児理学療法学会学術大会で大会長賞を受賞!~健康科学研究科

第22回日本神経理学療法学会学術大会へ参加しました!

 

この記事をシェアする