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助産学専攻科 , 畿央の学びと研究

分娩介助・乳房マッサージの遠隔演習用教材を手作りしました!~助産学専攻科 

2020年5月26日(火)

新型コロナウイルスの影響で4月から遠隔講義となり、助産師教育として必修の分娩介助や乳房マッサージなどの技術習得のための演習が困難な状況が続いています。助産学専攻科は修業年数が1年間なので、カリキュラムに余裕がありません。いかに在宅時間を有効に活用し、助産学に対する興味・関心を継続して学習するにはどうすればいいのか?を熟考した結果、分娩介助演習・乳房マッサージ演習の模型を作成することにいたしました。

作成する教材内容は、胎児人形、胎盤、乳房の3点で、教員が作成したキットを学生の自宅に配送しました。動画で作成方法を配信し、学生は自宅で各自作成しました。 現在はTeamsやLINEなどを通じて助産技術を動画で配信して伝えています。

▼Microsoft Teamsを使った授業風景の一コマ。全員が自作した胎盤を手にしています。

 

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▼作成方法をまとめた動画(スクリーンショット)

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以下、それぞれ学生が工夫して作成した教材と感想をご紹介します。

【田中佑歩さん】対面で行うはずの演習が遠隔になり、十分な物品もなく、自分たちで分娩の練習が自宅でできるように赤ちゃんや胎盤、乳房も作成しました。動画を見ながらの作成は難しい部分もありましたが、時間をかけて作った分、愛着が湧いています。家では赤ちゃんに名前をつけて練習しています。練習も友達と遠隔でしかできていませんが、自宅で代用できる物品などもそれぞれで楽しく行うことができています。また、手作りすることで、簡単な胎盤や乳房の構造なども理解することができるので、勉強になると思っています。手作りしたものは、大切にして今後の学習に活用していきたいと思います。

 

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【岡本悠希さん】作品の実物を見たり触ってから作ったわけではなかったので、大きさであったり、綿の入れ具合が分からなくて苦戦しましたが、同期とTeamsで繋げてこのサイズで合ってる??などと話しながらできたので作成時も楽しくできました!また、自宅ではなかなか必要な物品が揃ってない状況でクッションの代わりに服を重ねたりして工夫をしたりしながら練習しています!同期ともTeamsで一緒に練習したりと、手技を確認しながらオンライン上で楽しく学ぶことができました!! 先生も一生懸命に指導してくださってるので、私たちも頑張らないとという気持ちになります!実習の状況はまだ分かりませんが、実習に向けて頑張りたいと思います^_^

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【伊良原日南乃さん】作成方法の動画を送っていただき、裁縫は苦手でしたがなんとか作ることが出来ました! 作成キットだけでなく、ベビー人形や骨盤模型も送っていただいた為、自宅でも練習が出来る環境が整い、感謝しています。自宅でも分かるところを勉強し、学校に行けるようになったらスムーズに進められるようにしたいと思います。

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【杉野茉由さん】裁縫が好きなので、楽しみながら作成できました。オンライン授業やテキストで学びを深め、骨盤模型で分娩介助練習をしていますが、試行錯誤しながら練習をするうちに少しずつ介助のポイントや胎児回旋のイメージができるようになってきました。 自宅では限られた物品での自律した学習が求められますし、助産師になってからも活かせる能力を身につけるための期間だと思って、先生方と学生の皆で乗り越えていきたいと思います!

 

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【堀辺瑞月さん】自分で作っているうちに模型や人形に愛着がわき、練習も楽しみながら行えています。 胎児娩出の場面だけでなく、臍帯切断の練習も何度もできるので、ありがたく思います。

 

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【西本真央さん】コロナの状況の中、実際に対面することができないので、今回の演習用の赤ちゃんや胎盤、乳房を自分たちで作りました。「この状況のまま実習にいけるのだろうか?」と不安でしたが、作り方の動画や分娩介助の手順の動画を細かく送って下さったのでそれを見て、自宅でも楽しく自分なりに練習を行うことができました。 実際に先生に見てもらっていないことや友達との交流もオンラインだけになっているので、まだ不安はありますが実技の練習や自己学習をして実習に備えたいです!

 

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【末岐茉由さん】自作した胎盤や新生児、乳房を用いて、送られてきた動画を見ながら、見よう見まねですが楽しく練習しています。学校で演習が出来るようになった時にできるだけスムーズに学んでいけるよう、練習を重ねていきたいと思います。

 

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【渡辺千晴さん】オンライン授業が始まり徐々に慣れてきた中で演習の授業も始まりました。対面で演習を受けることができないですが、作成してくださった動画を見ながら胎盤、乳房、赤ちゃんの人形を自分たちで作成し、それを使いながら分娩介助や乳房マッサージの練習をしています。演習を対面で受けることができない状況ですが、工夫しながら学べる環境を整えてくださりとても感謝しています。実際に対面での授業が始まるまで自宅での練習を頑張りたいと思います。

 

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【河野美佳さん】私は裁縫が嫌いではないので、人形や胎盤、乳房の作成は楽しかったです。自分で作った分愛着が湧いて家族に自慢したら、「リアルすぎてびっくりした」と言われました。骨盤の模型まで家に届き、学校に行けない分がマイナスにならないよう、今は家での練習を頑張っています。1人での練習は中々難しいですが、実習に向けて時間がある分たくさん練習して技術を身につけたいと思っています。

 

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【増田朱莉さん】初めての人形製作で、作り方もオンラインでの説明だったので、難しかったです。丁寧に動画や写真で教えてくださり、また作ってるうちに赤ちゃん人形に愛着が湧いてきました。だから、練習でも人形だけどより丁寧に扱おうと思えました。技術練習は今までは学校で友達と確認してやってきたので、一人で行うのは不安がありました。それでもオンラインを使って、友達と行うことができ、またオンラインだからこそ録画しながら練習して、後で見直すこともできると思います。学校でできないことでも、わかりやすいように工夫して下さって、自分たちも工夫をすれば家でもできると思いました。

 

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遠隔講義途中に接続不良で画像が静止したり、声が途切れて講義を中断し課題にするなど、状況に応じて変更する講義スタイルでストレスもあると思いますが、学生は真摯に深く学修する姿勢が見られます。教員も学生の姿勢に刺激を受けて、日々講義方法を工夫しています。この状況を学生とともに乗り越えようと専攻科一丸となって頑張っていきます。

助産学専攻科准教授/教務主任 中居由美子

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【所属カテゴリ】助産学専攻科畿央の学びと研究

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