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助産学専攻科
2016.07.28
奈良県母性衛生学会学術講演会に参加!~看護医療学科 廣金・藤澤ゼミ
平成28年7月23日(土)12:30より、奈良県橿原市の奈良県医師会館で、奈良県下の医師、助産師、看護師、看護師・助産師養成所の教員及び学生が集合して、第31回奈良県母性衛生学会学術講演会が開催されました。 看護医療学科廣金・藤澤ゼミは担当教員が助産師であるため、母性に関する内容を卒業研究として希望する学生が所属しています。そのため、10月の卒業研究発表会に向けて、毎年、教員・ゼミ生一緒にこの講演会を聴講しています。そして今年度も廣金ゼミと藤澤ゼミでは、1題ずつ昨年度の卒業研究を発表しました。発表したのは、今年3月に看護医療学科を卒業した5期生で、発表を聴講したのは現4回生の6期生です。 【発表者】浅野 友里 看護医療学科3月卒業(5期生)・(現)助産学専攻科学生 「妊産婦のダイエットにおける助産師の保健指導に関する文献検討」 ー終了後の感想 「自分が興味を持って研究した内容を、臨床で働く医師、助産師、看護師の方々の前で発表させていただいたことはとても貴重な経験でした。そして発表後に質問をしていただき、研究をするにあたって必要となる視点について新たに気付かせていただきました。今回の気付きと反省を今後研究していくにあたって、自分自身の課題として取り組み、精進していきたいと思います。」 ー担当教員 廣金 和枝 看護医療学科准教授 「口演発表をおこなった3月卒業の浅野さんは、発表準備を主体的に行い、発表も堂々としたものでした。座長先生からの質問にも誠実に応えており、成長したな~と感じました。今年は、後輩のゼミ生全員が学会に参加しました。「発表者の研究成果に対して敬意を払いつつ、会場にいる方たちの益にもなるような意見交換をする」という学術的な場でのマナーについても学べたのでは思います。これから本格的に取り組んでいく卒業研究で、今回の学びを生かしてくれたらと思っています。」 【発表者】小畠 彩 看護医療学科3月卒業(5期生)・(現)助産学専攻科学生 「夫立ち合い分娩における満足度とその後の父親の育児参加について-イクメンと呼ばれる男性はなぜ増加しているのか-」 ー終了後の感想 「すごく緊張しましたが、次はここを工夫しようなど、学校の中だけでは気付くことができない視点にも気づくことができたので、発表できて良かったです。事例研究では、タイムリーな興味深い内容を聞くことができました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。」 ー担当教員 藤澤弘枝 看護医療学科講師 「小畠さんは、昨年度はこの講演会を聴講する立場で参加しました。その後、しっかりと卒業研究に取り組み、今回の発表になりましたが、小畠さんの熱心で真面目な姿勢は、今後助産師として産婦さんに寄り添っていくためにとても大切な資質だと感じています。また、発表時は会場からのご意見や質問にはきはきと答えており、とても頼もしく感じました。今後の目標に向かっても精一杯頑張ってくださいね。応援しています。」 発表後は、病態医学Ⅱ(産婦人科学)を教えていただいた、奈良県母性衛生学会会長で奈良県立医科大学教授の小林 浩先生(前列 中央)とともに、全員で写真撮影をしました。 前列(左)廣金 和枝准教授、(中央)小林 浩教授、(右)藤澤 弘枝講師 <聴講した現ゼミ生の感想> 「内容もまとまっていて、スライドも見やすいし、私もこのような卒業論文を書きたい。学会の流れや雰囲気を知ることができた良かった。文献研究だけでなく、事例研究の実際も知れてよかった。」ー森下 裕子 「研究発表の流れや討議の様子を知ることができて良かった。病院の方々の研究を聴くことができ、将来役立てたいと思った。スライドの文章は強調したい部分の色を変えることでとても見やすかった。また、図があると一目でわかるので参考にしていきたい。」ー佐藤 美沙都 「立会い分娩の研究が3例続き興味を持った。また、同じ分野が続くことで研究の比較もしやすかった。そして、母性分野はこれからの自分の人生においても大切な分野であり、どんな出産がいいのかなど、考えていきたい。」ー中務 智尋 「いろいろな研究発表を聴くことで、どのように取り組むかを学ぶことができた。授業で習う基礎的な知識のほか、新しく見出されている出産スタイルやその利点、そのための支援、実際の現状なども知ることができ、看護の奥深さを感じることができた。」ー高瀬 和 「男・女で求められていることの違いや助産師の介入方法など、自身が一人の助産師として働くことがくる場合、どのように介入するかを考えながら発表を聞いていたら、とても興味深かった。この学びを現場で活かしたいと考えた。」ー藤次 永実 「実際の先輩の発表を聞き、学習意欲・研究意欲が高まった。助産師の役割は、分娩の介助や妊娠・出産のケアといっても多様であり、立会い分娩をより良い体験へとするための配慮や、思春期への性教育といった幅広い活動もある。それぞれの対象者に合わせた内容のケア・教育が必要だと考えた。」ー青山 加奈 「将来助産師として働くときにはどのような支援を行っていきたいかや、必要な内容についても述べられていた。今回の講演の学びを活かし、私の研究でもこのようの視点を持って研究したいと思った。」ー甲村 弥生 聴講したゼミ生の皆さんは、10月の看護医療学科の卒業研究発表会に向けて、ラストスパートです。今日の学びを活かして頑張ってくださいね! 看護医療学科 講師 藤澤 弘枝
2016.07.27
外部講師に学ぶ分娩介助!~助産学専攻科
7月21日(木)、産科病棟の師長をしておられる江口先生から「分娩介助の技」を教わりました。8名の大阪府と奈良県の臨床指導者の方が、講義の聴講と学生指導のために参加してくださいました。 江口先生は2500件以上の分娩介助をされている熟練助産師です。先生の分娩介助は、左手で児頭の娩出を数ミリずつコントロールして、右手は会陰保護をしたまま、ゆっくりと会陰裂傷しない分娩介助の技でした。左手と右手の力を巧みに交互に使い分け、ベビー人形が、まるで本当の胎児のお産のように見えました。臨床指導者の方々も学生も真剣な眼差しで必死にその技を見ていました。 技の一つの一つには必ず根拠があり、先生は長い年月で身に付けた方法を惜しみなく学生に伝授してくれました。その後、学生は4つのグループに分かれ、分娩介助の模型を使い、教わった技を練習しました。指導者の方々は各グループの中に入って、産婦役になって最近実際にあった分娩の再現をしてくださり、臨場感ある分娩介助の練習になりました。 最後に“新人助産師としての心得“について、臨床指導者の方一人ずつメッセージをいただき、9月から助産学実習が始まる学生にとっては不安軽減につながりました。 3時間の講義時間は短く感じ、講義後指導者の方々からは「自分の学生時代を思い出した」「学生がピュアで刺激になった」「有意義な時間だった」など、お言葉をいただきました。 Qualityの高い講義が実現できたことに、江口先生はじめ臨床指導者の方々に感謝いたします。皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。 助産学専攻科 教務主任 准教授 中居由美子(文責) 講師 美甘祥子 講師 上原麻利
2016.07.27
奈良県母性衛生学会で研究発表!~助産学専攻科
皆さん、こんにちは。助産学専攻科の田村繭です。 7月23日(土)、「第31回奈良県母性衛生学会」に参加し、助産学専攻科9人全員が研究発表を行いました。初めての学会参加でした。みんな緊張していましたが、とても良い経験になったと思います。 学会で発表内容を聞き、今後助産師として働いていく上でとても参考になることをたくさん学ぶことができました。9月からそれぞれの病院に実習に行きます。学生それぞれが、めざす助産師になれるよう日々努力していこうと思います。 まずは実習に行けるよう、これから分娩介助のテスト、学期末テストをみんなで勉強しあって乗り越えます!
2016.07.13
ベビーマッサージとマタニティヨガ特別講演!~助産学専攻科
7月11日(月)に助産師の森田婦美子先生に来ていただき、ベビーマッサージとマタニティヨガ特別講演を受講させていただきました。 ≪ベビーマッサージ≫ ベビーマッサージとは肌と肌で触れ合う親子のスキンシップのひとつです。生まれて1か月~だいたい赤ちゃんがハイハイを始める10か月まで行うのが理想です。 赤ちゃんに優しく声をかけながら、愛情たっぷりの温かいママやパパの手で、マッサージを行うことで赤ちゃんの心は満たされ、脳や全身の発達の手助けになるのです。赤ちゃんの免疫力、運動・呼吸・内臓機能が高まり、赤ちゃんがぐっすり眠れるようになります。 最近は小さいころ、愛着形成を十分にされないまま育つ子供が非常に多くなっており、愛情不足により子供の心の成長が遅れている現状にあります。そのため、助産師がこういったスキンシップの方法を母親に伝え、実践してもらうことで親子との絆を深めるきっかけとなるため、非常に良い勉強となりました。 ≪マタニティヨガ≫ マタニティヨガは出産に備えた体力を養い、出産への精神的不安を軽減させ、心身ともにリラックスを図っていきます。体に負担のかからない運動を中心とし、骨盤を広げる出産時に適した筋肉を養うことを目的としています。マタニティヨガは、呼吸を通して母子とのつながりを実感し、命の尊さを自覚する事によって、出産後の子育てに良い影響を与えるといわれています。 妊娠中のヨガなので赤ちゃんの胎動を感じながら行うことができ、赤ちゃんを愛おしく思いながら行ってもらうような先生の巧みな声掛けの技があり、その面でも勉強になりました。ヨガをやっているとリラックスでき、お母さんと赤ちゃんにとってとても気持ちの良い運動なのだと感じました。 助産師としてできることはお産を取り上げるだけでなく、このように幅広くあります。今回の講義が、自分の将来の助産師としての活動範囲を広めてみたいと思う良いきっかけとなりました! 助産学専攻科 浅野友里
2016.07.12
麻薬取締官による特別講義~看護医療学科「看護倫理」
7月5日(火)看護医療学科3年次配当「看護倫理」の授業で、現役の麻薬取締官(近畿厚生局麻薬取締部 坂 厚志氏)を講師としてお招きし、特別講義を行いました。助産学専攻科の学生も合わせた合同講義には、約100名の学生が出席しました。 この講義は、将来医療従事者になる者として、学生が正しい知識を得ることで「乱用薬物は絶対使用しない・医療用麻薬はその使用目的により適切に使用することが必要である」という 認識の向上を図ることを目的として、昨年から実施しているものです。 薬物は、ネット等で簡単に手に入り、若者にまで広がっている状況があります。特別な人だけの話ではないことを理解し、‟誘われても断ることができる力”としてのライフスキル獲得が必要となります。 また3回生は、8月中旬過ぎから病院や施設での実習が始まるため、疼痛ケアが必要な方を受け持つ可能性もあることから、医療用麻薬についても理解できるようにと、この時期に実施しています。 「医療人に課せられた社会的使命―薬物の怖さを熟知し効能を最大限に活かす―」をテーマとして、講義をしていただきました。芸能人やスポーツ選手の逮捕の話題から始まり、実際の薬物使用者の自宅の様子などの写真が提示され、学生たちの顔も真剣な表情に変わりました。最初は軽い気持ちのつもりが、薬物依存となり自分をコントロールできなくなる過程や、薬物だけでなく、何かに囚われる「依存」は誰でも起こる可能性があることとその要因についてわかりやすく説明していただきました。 医療用麻薬では、日本は国際比較でまだまだ消費量が少ないこと、疼痛緩和ケアチーム稼働が低率であること、医療用麻薬に対する世論調査の結果で、30%以上の人が「だんだん効かなくなる」「最後の手段だ」と思っているなど、まだまだ理解されていない状況を示していただきました。看護者として正しい知識を持ち、終末期だけでなく疼痛ケアが必要な方のQOL向上のために、どのような役割を担う必要があるか考える機会となりました。 当日は新聞社の取材もあり、助産学専攻科の学生が応じて率直な感想を述べていました。 なお、この講義は、講師の坂様および看護倫理担当の堀江先生のご理解とご協力のもと、実施することができました。ありがとうございました。 看護医療学科 教授 松本泉美 【関連記事】 2015年度 麻薬取締官に学ぶ麻薬と医療用麻薬の現状~看護医療学科「看護倫理」
2016.05.06
近畿地区助産師学生交流会 参加レポート!~助産学専攻科
みなさんこんにちは!畿央大学 助産学専攻科の藤原です(^^)♪ 入学式が終わり、桜も散る季節になりました。今年の助産学専攻科には、9名の学生が在籍しています。助産専攻科は毎日、講義と技術演習、課題に追われていますが、ようやく学校に慣れてきました。学生同士も仲良く学習に取り組んでいます。 4月23日(土)には、学生9名と中居先生で、京都府立医科大学広小路キャンパスで行われた、助産師のキャリアアップの講演会と学生交流会に参加させて頂きました。 学生交流会に参加するということで、まずは畿央大学を紹介。学生9名が前に出て、建学の精神や日々の取り組みなどを発表しました。 他学校の年齢もキャリアも違う助産師学生と交流を深める中で、助産師という仕事について考えたり、就職について相談したり、めざす助産師像を話し合ったりと学生同士でさまざまな交流を行うことで、助産師について意識を高めることができました。わたし自身も貴重な経験になったと感じています。 “助産師って何が一番大切なんだろう?”と考えた時に、まだ明確な答えは出ていませんが、この1年を通して個々の考えや看護観をまとめながら、実習に臨んでいきたいと思います。 これからは看護医療学科の時に学んだ母性看護の分野の枠を超えて、さらに専門性に特化した学習になっていきます。その中で、技術テストがあったり、グループワークがあったり... 忙しい毎日になりますが、学生9名で力を合わせて日々頑張っていきたいと思います! 畿央大学 助産学専攻科 藤原舞香
2016.03.04
第4回 助産学専攻科事例研究発表会を開催!~学生レポート
助産学専攻科1年間の集大成、事例研究発表会! 助産学専攻科では9月頃から助産学実習がスタートします。そこで10例の分娩介助を実施しますが、そのうち1例では妊娠中から陣痛が始まって入院、出産、そして産後1か月健診まで、助産診断・助産ケアを一貫して担当します。文字通り、妊婦の身体とこころに寄り添いながら得た学びを、先行研究とも照らし合わせながらまとめて「事例研究」として発表しました。 発表会には助産学専攻科4期生10名、教員4名、臨床教授7名に加え、ご多忙のところ実習を受け入れてくださった指導者の皆さま9名の方にもご参加いただきました。 学生が受け持つことを快諾してくださった妊産褥婦の皆様やそのご家族からは、保健指導や分娩介助技術だけでなく、親役割獲得の過程やそれを促すケアについても多くの事を学ばせていただきました。 長い実習期間の中で、辛くて挫けそうになることや、時には涙することもありましたが,それ以上の学びを得ることが出来たと振り返りながら研究を進めてきました。いのちの誕生の奇跡やそれに携わる助産師という職の素晴らしさを日々感じ、同時に責任の重さに、私たちに務まるのかと不安になることもありました。また、一生懸命勉強して実習に臨んだつもりでしたが、それでも知識面や技術面は課題ばかりで、家に帰っても勉強や記録に追われ寝不足が続いたこともありました。 そんな時、産婦さんからやご家族からかけていただいた「ありがとう」という言葉に何度も救われ、仲間からの「一緒に頑張ろう」という言葉に励まされました。また、いつもそばで見守ってくださり、時には厳しく指導してくださる先生方の存在はとても心強かったです。 研究を進める中で、自身の行ったケアやご指導いただいたことをひとつひとつ丁寧に振り返り、なにが出来たのか、どうすればもっと良いケアが出来たのかということを深く考察する機会となりました。改めて振り返ると、実習中には気づくことができなかった自分の思考の傾向なども知ることが出来ました。また、指導者さんや先生方から助言をいただき支えられながら実習させていただいていたのだということも、改めて感じました。 今回はお忙しい中、実習施設から師長さん、指導者さんにお越しいただき、ご参加いただいた全員から貴重な御意見をいただきました。 とても緊張しましたが、10人それぞれが経験した貴重な学びを全員で共有し、それぞれの今後の活動に生かすことができる発表会であったと感じています。 熱心にご指導いただきました臨床のスタッフの皆様、先生方に心より感謝いたします。 ありがとうございました! 助産学専攻科 植島実穂 【助産学専攻科 関連記事】 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」受講レポート!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演~助産学専攻科 ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会に参加~助産学専攻科 麻薬取締官に学ぶ麻薬と医療用麻薬の現状~看護医療学科「看護倫理」(看護医療学科との合同講義)
2016.03.02
「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」受講レポート!~助産学専攻科
3月に入り、少し春らしさを感じられる季節となりました。 私たち助産学専攻科の学生は国家試験・卒業研究発表会を終え、3月1日(火)に「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を学生10名が受講しました。 NCPRとは「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、新生児蘇生法を新生児科医のみならず、分娩にかかわる産科医、助産師、看護師、さらには医学生、看護学生、救急救命士等にも学んでもらおうというものです。講習会を受講後に、試験に合格し、所定の手続きを経て新生児蘇生法修了認定の資格を習得することができます。 講習を受けた後、演習室にてベビー人形を用いながら新生児蘇生法のデモンストレーションを行いました。蘇生時に必要な手技は、インストラクターの佐野先生、豊先生に丁寧に指導をいただきながら練習することができました。しかし、練習とはいえ実際の現場では一刻を争う状況であることを想像すると、緊張を感じることもありました。 そして、実施のデモンストレーションでは、設定された出生直後の新生児の状態から、どのような項目を観察し、どのように対応するのかを、アルゴリズムに沿って考えながら、蘇生法を実施しました。 その際、一つ一つの行動に時間がかかってしまい、迅速に行動することの困難さを感じました。その時の自分の判断が、新生児の予後に関わることを考えると、命に関わる職業である助産師としての責任感を改めて感じることができました。また、一人だけで判断するのではなく、最適な対応を行えるよう周囲のスタッフとも連携をはかることが大切だと学びました。 最後にテストを受け、1日が終わりました。 その後、最後のユニフォーム姿をインストラクターの先生方、教員の方々と一緒に写真に収めました。 臨床の場では、いつ、どのようなことが起きるか分かりません。 その時の対応として、今回の学びを忘れず、これからも勉強を重ねていきたいと思います。 そして、4月からそれぞれが理想とする助産師になれるよう精一杯頑張っていきたいと思います! 助産学専攻科 鏡味庸華 【助産学専攻科 関連記事】 ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演~助産学専攻科 ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会に参加~助産学専攻科 麻薬取締官に学ぶ麻薬と医療用麻薬の現状~看護医療学科「看護倫理」(看護医療学科との合同講義)
2015.08.11
ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演~助産学専攻科
ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演 7月7日(火)に、インストラクターの森田先生に来ていただき、ベビーマッサージ、マタニティヨガの講義を受講しました。 ★ベビーマッサージ★ ベビーマッサージとは、肌と肌で触れ合う親子のスキンシップのひとつです。赤ちゃんに優しく声をかけながら行うことでお母さんの愛情をたくさん受け、情緒豊かで安らかな心が育ちます。 また、それだけでなく、赤ちゃんの皮膚を刺激することで脳や全身の発達も促されます。 私たちも実際に赤ちゃんの人形に声をかけながら、ベビーマッサージを体験しました。 はじめは、見よう見まねで行っていましたが、ベビーマッサージにおいて大事なことは手技や手順ではなく、愛情を持って赤ちゃんに触れたり話しかけたりすることだと教えていただき、楽しくマッサージができました。 ★マタニティヨガ★ マタニティヨガとは、妊娠中の精神・肉体・呼吸を整え、心と体の安定を目指すプログラムです。 マタニティヨガのポーズをとることで、腰痛、肩こり、便秘、足のつりなどの妊娠中の不快症状の予防や、お産の姿勢の練習が自然に身につくという効果があります。 写真にあるように精神を整え、リラックスを促すポーズが多かったですが、中には私たちでも少しきついポーズがあり、やはり出産には体の柔軟性も大切だと実感しました! 助産学専攻科 長﨑理紗
2015.08.10
ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会に参加~助産学専攻科
助産学専攻科「助産研究」 7月20日(月・祝)~22日(水)3日間、横浜で開催されていた『第11回ICMアジア太平洋地域会議』に、20日・21日に助産学専攻科学生10名で参加しました。 国際的で大きな学会だったため、とても楽しみにしており、いざ会場に着くと参加者の人数の多さと、この中に居る人たちが助産師、または助産学生であるということに何か感慨深いものを感じました。 ▲助産学専攻科学生10名 1日目はプレコングレスで、午後からの開始でした。 4つの会場に分かれ、それぞれ違った内容の発表をしているので、興味があるものに各自で参加するようにしていました。日本における助産の実情についての発表はもちろん、諸外国に関する発表もあり、興味深いものでした。初めに参加した発表では、近くの方々と自己紹介するというのもあり、長年助産師として活躍されている方のお話を聴く機会にもなり、とても刺激されました。 2日目は午前中からで、まず和太鼓が演奏されました。女性と子どもたちで構成されたグループで圧巻の演奏でした。 そのあとに開会式が始まり、参加国の助産師協会の代表者の方が自国の伝統衣装を纏って順番に紹介されていきました。この時に改めてとても多くの国が参加しているのだと実感しました。そして、秋篠宮妃様の挨拶もあったことに驚き、今回の学会の規模の大きさを感じました。 そのあとは、1日目と同様に各自で参加したい発表に回るようにしました。1日目と違い、外国の方々が多くみられ、発表以外に展示会もしていました。発表は、他国の方々も行っており、英語によるもの、同時通訳があるものがあり、1日目とは雰囲気が違うものでした。 展示会では、最新の機器を紹介していたり、昔日本で使用されていた助産の器具の展示もされていたり、とても興味深く、助産師の歴史に感動しました。 そして、研究発表のポスターも掲示されており、様々な研究内容で読むだけでとても勉強になりました。 残念ながら、3日間全てに参加することができなかったのですが、この2日間だけでも様々な研究発表が聴けて、新しい発見、臨床に活用できる知識もたくさんあり、とても有意義な2日間でした。また、ここに参加している人たちとの交流の機会にもなり、とても良い刺激になりました。 そして、学生10人で2日間を過ごしたことで絆もより深まったと感じます。 今回の学会の参加で様々なものを得られ、今後に向けた良い学びになりました。 助産学専攻科 田中 美緒
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