2026.01.19 

母子の食育実践の授業で調理実習!~ 助産学専攻科

助産学専攻科では、母子の栄養支援や保健指導に役立てることを目的に、2025年5月20日(火)から3回にわたり調理実習を行いました。実際に手を動かし、味わい、仲間と意見を共有することで、対象者の気持ちに寄り添える支援のあり方を改めて考える貴重な時間となりました。

1回目:乳児用調整粉乳の調乳

まず1回目は、乳児用調整粉乳の調乳を実践しました。粉ミルクには種類が多く、成分だけでなく味や溶けやすさ、匂いもさまざまでした。実際に調乳し、哺乳瓶や人工乳首を組み合わせて試すことで、赤ちゃんが飲みやすいかどうかも体感しました。

 

 

さらに、調乳に使う水の温度や消毒方法など、安全に授乳するために知っておくべきポイントがたくさんあることを実感しました。特に、家族が混乱しないように、状況に合った道具の選び方や使い方を、分かりやすく説明できることの大切さを学びました。

 

授乳は赤ちゃんの成長に直結する大切なケアです。だからこそ、母親だけでなく家族全体が正しい方法を知り、不安なく取り組めるよう、助産師として的確に伝えられるようにしていきたいと思いました。

2回目:塩分を控える調理方法

2回目の調理実習では、塩分を控える調理方法について学びました。実習では、だしや香味野菜、香辛料を使って味に深みを出す方法を体験しました。普段から料理をする人と、あまりしない人とでは、同じ減塩でも取り入れやすさに差があることも印象的でした。

 

この学びを活かし、対象者の食生活に合わせて、無理のない範囲で続けられる工夫を一緒に考えられる助産師でありたいと感じました。また家庭で実践できる具体例を、言葉だけでなく「体験を交えて伝える」ことの重要性についても学ぶことができました。

 

 

 

3回目:鉄を多く含むレシピの考案・調理

3回目は、妊娠期や産後に不足しやすい鉄を多く含むレシピを考え、実際に調理し、全員で試食しました。鉄を多く含む食材は調理法によって吸収率が変わることや、手間がかかると継続しにくいことなど、実際に作ってみて初めて分かる課題がたくさんありました

 

試食後は、お互いの料理の良かった点や改善点を率直に伝え合い、より実践的で美味しく、無理のないレシピにブラッシュアップしました。対象者の生活スタイルに合わせて、どんな食材なら無理なく取り入れやすいか、どう調理すれば手間が省けるかなどを一緒に考えることの大切さを改めて学びました。

 

 

3回の調理実習を通して、知識だけでは気づけなかった「リアルな声」「つまずきポイント」に気づくことができました。助産師として、妊産婦さんやご家族に寄り添い、実生活に活かせる具体的な提案ができるよう、これからも学びを深めていきたいです。

 

助産学専攻科 14期生

中川 紅葉 前迫 もえ

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