2025.06.11
産婦人科医に学ぶ超音波診断法「助産診断技術学Ⅰ」~ 助産学専攻科
令和7年5月26日(月)に「助産診断技術学Ⅰ(妊娠期診断とケア)」の授業で、産婦人科医師である、健康科学部長の植田政嗣先生から、超音波診断法の理論と実際について教えていただきました。
初めの講義では、授業資料とビデオ教材を用いて、超音波検査の仕組みや、所見からわかる胎児の状態について学びました。
次に、超音波診断装置を使い、装置の使い方やプローブの持ち方、児頭大横径(BPD)・腹囲(AC)・大腿骨長(FL)の測定方法、そして、推定児体重(EFW)と妊娠週数の算出方法を実演しながら教えていただきました。
実際に学生が一人ずつ超音波診断の練習を行いました。植田先生からプローブの持ち方や扱い方について一人ずつ丁寧にご指導いただくことで、10人全員が測定することができました。また、理論だけでは理解しにくかった測定の手技やプローブの持ち方を具体的にイメージでき、非常に実践的な学びとなりました。
測定している学生の様子を全員で見ながら、互いにアドバイスを出し合うことができました。うまく測定できたときは全員で喜び、和やかな雰囲気の中で楽しく学ぶことができました。
超音波検査は、赤ちゃんが成長していく様子を実際に見ることのできる大切な検査です。また、お母さんにとっては、赤ちゃんの存在をより実感し、成長を身近に感じられる大切な時間でもあります。 エコー画像を通して、赤ちゃんの頭や手の位置などをわかりやすく説明することで、お母さんの安心感にもつながり、赤ちゃんとのつながりをより深めることができると感じました。 助産師として、お母さんに安心してもらえる声掛けや、負担のかからない関わりができるよう、これからも知識と技術の向上に日々努めていきたいです!
助産学専攻科 14期生
前迫 もえ
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