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健康栄養学科
2018.09.07
同窓会レポート~健康栄養学科永澤ゼミ
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、健康栄養学科永澤ゼミから届いた同窓会レポートをお届けします! 8月25日(土)に健康栄養学科、永澤研究室の同窓会を開催しました。 今回は近鉄大和八木駅のビアガーデンで開催しました!! 私たち永澤研究室1期生(2014年3月卒業)が卒業してから毎年恒例になっている同窓会兼4回生テストお疲れ様会ですが、今年で4回目を迎えました。永澤先生が畿央大学に来られて6年。永澤研究室からの卒業生も33人に増え、参加人数も最多となりました。 卒業生は全国へ散り散りになり、なかなかみんなが集まれることは少なくなってきましたが、年に一回の集まりということで、はるばる遠くの東京、広島、島根から卒業生が集まってきてくれました。 卒業生同士の絆もさることながら、永澤先生の愛され具合も感じることができました。 1期生が初めて永澤先生と親睦を深めたビアガーデンのことを思い出し、感慨深い気持ちになりました。 私たちの同期もちらほら既婚者が増えつつあり、今後は毎年参加ということは難しくなってくるかもしれませんが、家族が増えても、ふらっと子供を連れて参加してくれると思っています。皆様、来年また会いましょう♪ 健康栄養学科8期生 島田実佳
2018.09.06
「夏の学習キャンプ2018」を開催しました!
奈良県立野外活動センターで、1泊2日のキャンプ! こんにちは!「夏の学習キャンプ2018」統括、現代教育学科2回生の長あかりです。 学習キャンプは学習という名前ですが、ペンを手にして勉強するのではなく!様々な経験や活動を楽しみながらも、自然と学びを得ることができるキャンプです。その企画・運営は1・2回生の学生スタッフが行っています。 今年は平成30年8月16日(木)〜17日(金)に奈良県立野外活動センターにて学習キャンプを行いました。参加者の人数は例年ほど伸びなかったのですが、10人の参加者と26人の学生スタッフの合計36人で、例年よりも深い関わりができたキャンプとなりました。 今年のテーマは「colorful」! 学習キャンプを通してスタッフも含め36名それぞれの個性=色を見つけようという意味が込められています。 〈1日目〉入所式・アイスブレイク・昼食・サンセット・夕食・キャンプファイヤー 入所式で施設の使い方についての説明を受けた後はアイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、緊張をほぐしてお互いのことを知り、楽しめる活動をしました。 その後、昼食にお弁当を食べ、午後の活動のサンセットへ! サンセットでは班に分かれ、自然に触れたり仲を深めたりしながらお題をクリアしてビンゴを目指しました。 そして、野外炊飯!焼きそばを作りました。どの班もおいしくできました。 夕食後には、前日が雨だったためプレイホールでキャンドルサービスをおこないました! このときには、いつも学習キャンプがお世話になっている野外活動のプロ!吉藤先生のギターで歌を歌ったりゲームをしたり、そして統括・副統括のお話を聞いたりと…。 外に出ると、テーマ「カラフル」を漢字にした「彩」の火文字が… 〈2日目〉朝食・朝プロ・昼食・昼プロ・退所式 2日目は朝食前にテーマソングを歌い元気よく始まりました! 朝食後は朝プロで昼食の食材をかけて様々なゲームをしました。朝からかなり盛り上がり、さらに仲も深まりました。 昼食は朝プロで勝ち取った食材を使って野外炊飯です。オクラ入りのハヤシライス、トマト入りのシチュー、ナス入りのカレーと面白い組み合わせになりましたが、意外とおいしい!? 加えて、1日目の野外炊飯で作って冷やしていたカラフルゼリーも映え、おいしくいただきました。 お腹がいっぱいになったあとは、最後の企画、昼プロ! 前半は紙でステンドグラスを作りました。完成した作品を太陽にかざすと… 後半は腰につけた風船の数でバトル! 最後に全力で走りまわって楽しくすべての企画が終わりました。 全ての企画を終えた後は退所式で2日間の活動を振り返るムービーをみんなで見ました。 そして!!1日目のサンセットのお題で参加者の皆さんに押してもらった手形が… こうなりました! 参加者皆さんの手形と活動の様子をカラフルに詰め込んだパネルの完成です。2日間を通して、自分の色を見つけることはできたでしょうか? 最後になりましたが、学習キャンプに参加していただいた皆さん、2日間ありがとうございました。また、学習キャンプのために協力していただいた先生方、学生支援センターの職員の方々、施設の方々にも本当にお世話になりました。たくさんの方々のおかげで学習キャンプを行うことができているのだと統括をさせていただいて強く感じることができました。そして、約3カ月間準備をしてきた26名のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 参加者の皆さんもスタッフも、学習キャンプで感じたことや学んだことをこれからにつなげていってください。これからの学習キャンプもよろしくお願いします。 夏の学習キャンプ実行委員会 統括 現代教育学科2回生 長あかり 【関連記事】 夏の学習キャンプ2017 in 国立曽爾青少年自然の家 レポート! 夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート! 畿友会主催「冬の学習キャンプ2015」を開催しました!
2018.09.03
畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 1 (イギリス出発編)
9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加! 畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場 所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期 間:2018年9月1日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。 2018年9月1日(土) 多くの保護者の方々やJTBの方のお見送りのもと韓国行きの飛行機に乗り込みました。 台風の影響もあり雨風が強く、9時に出発するはずが11時出発になってしまいました。無事に韓国に着いたはいいものの、イギリス行きの飛行機への乗り継ぎ時間が少なく全力で走り、なんとか乗ることができました。韓国に行くときは、あまり海外に行っているという実感がなかったですが、イギリス行きの飛行機に乗ったときは、周りに外国人の方が多くなり、いよいよこれから始まるんだと緊張しました。 ▲出発時の写真(関西空港にて) イギリス行きの飛行機の中では、かなり揺れ、なかなかできない経験をすることができました。機内に赤ちゃんがいましたが、ずっと大きな声で泣いていました。大人には感じることのできない不安があるのかもしれないなと思いました。 機内食は、日本から韓国行きの時に軽食が一度、韓国からイギリス行きの時に昼食、間食、夕食と2時間おきに出てきました。気圧の関係で袋に詰められたものは、パンパンに膨れ上がり開けるときに中身が飛び出るといった苦労がありました(^-^; 機内食は、韓国料理が主で味付けが辛く、日本食よりも塩分が多めの料理が多かったです。でも美味しく最後のアジア料理を惜しみながら完食しました。 ▲午後6時のイギリス(ロンドンヒースロー空港、夕焼け越しのユニオンジャック) 日本時間午前5時頃(現地21時頃)無事にロンドンに到着しました。 空港から出た時は少し肌寒く感じました。匂いも日本とは違い、海外に来たことを実感しました。空港からホテル行きバスの中ではイギリスの街並みを楽しみながらも、くたくたで寝ている方が多かったです。 日本との時差は8時間あり時差ぼけを感じますが、本日よりいよいよオリエンテーションなどがあり活動開始です! 健康栄養学科1回生 秋山愛奈 現代教育学科1回生 谷口由唯 【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)
2018.08.31
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第9回料理教室」を開催しました。
健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室 今回のメニューは、「夏野菜と大和ポークの冷しゃぶうどん」 畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して6年目になります。1~2年目は同市場で取り扱われる大和野菜や大和肉鶏、大和ポークなど奈良県産の食材を使ったレシピ作りを行い、食祭市等のイベント出展・試食会を実施してきました。3年目(2015年)には、市場発展のためにデモンストレーションができる厨房施設「ならいちばのキッチン」が完成し、第1回~第3回料理教室が開催され、その後も定期的に料理教室が開催されています。今年は8月25日(土)、毎月最終の土曜日に開催される「食祭市」の実施とあわせて、第9回料理教室が開かれました。 はじめに、関連卸協同組合の川西理事長からご挨拶をいただき、その後大和ポークを提供していただいているジュルネフーズ株式会社の古市氏より大和ポークについての説明がありました。 続いて畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子先生、吉田知可先生)と2回生6名が「夏野菜と大和ポークの冷しゃぶうどん」の調理方法について実演を行い、栄養価について説明しました。 料理教室には多くのベテラン主婦の皆様に参加いただきましたが、学生たちはしっかりと説明・デモンストレーションを行っていました。学生たちの笑顔や持前の元気良さもあり、参加者から「楽しい料理教室だった」「次回はいつ実施されますか」との声をいただきました。 奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄京都線 筒井駅徒歩10分)の食祭市は毎月最終土曜日の9時~12時に一般の方を対象に開催されています。毎回「当日の目玉商品」が設定され、良いモノをお安くお買い求めいただけます。また、食に関するさまざまなイベントが楽しめますので、是非みなさんもお越しになってください。 【過去の記事】 ならいちばのキッチン・第8回料理教室 ならいちばのキッチン・第7回料理教室 ならいちばのキッチン・第6回料理教室 ならいちばのキッチン・第5回料理教室 ならいちばのキッチン・第4回料理教室 ならいちばのキッチン・第3回料理教室 ならいちばのキッチン・第2回料理教室 ならいちばのキッチン・第1回料理教室
2018.08.30
平成30年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!
チーム医療ふれあい実習を終えて チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養い、職種間の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」は、本学の特色ある学びの一つになっています。 今年度は平成30年8月20日(月)~24日(金)に、看護医療学科1回生、理学療法学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生総勢194名が、学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(10施設)で実習を行いました。 以下、学生たちの学びの様子を紹介します。 健康栄養学科2回生 今回の実習では、それぞれ個人及び施設ごとに実習目標を決め、実習に臨みました。 私のグループでは、『チーム医療において、患者と医療従事者、医療従事者同士のコミュニケーションのとり方について学ぶ』という目標を掲げ、施設見学や看護師のシャドウイングなどをしました。 看護師のシャドウイングをする中で、言葉のかけ方や声の大きさ、スピードなどを患者さんによって使い分け、目線はしっかりと合わせ笑顔で対応するなど、看護師ごとにコミュニケーションの図り方を工夫されている姿が印象的でした。このような細かな気配りが患者さんからの信頼に繋がり、患者さんの治療意欲も向上すると感じました。 また、昼食時には様々な形態の病院食を見せて頂き、実際に患者さんが食事を摂られている場面や食事介助の場面を見学させて頂きました。患者さんに合った食事を個別に提供するためにも、医師や看護師などと管理栄養士がしっかりと連携し、患者さんの状況を正確に把握することで、病院食の個別対応が可能になっているということを学びました。 今回の実習を通して、看護師、理学療法士、管理栄養士だけでなく様々な職種の役割や、医療におけるチームでの連携がいかに大切であるかということを学びました。さらに、病院における管理栄養士の役割を深く学ぶことができ、また管理栄養士を目指すに当たって、コミュニケーションの図り方は栄養指導の際などにも重要となるので、今回の学びをこれからの大学での学びや将来に活かしたいと思います。 今回、実習でお世話になった各施設の先生方、本当にありがとうございました。 健康栄養学科2回生 田中希穂 看護医療学科1回生 今回の実習では、薬剤科、検査科、リハビリテーション科、管理栄養科など各部署や病棟、外来での見学を通し、チーム医療やコミュニケーションの大切さを学びました。 各部署の見学では、多職種がそれぞれの役割を果たし、チーム医療として多職種と連携することで、患者さんにとって様々な視点からの治療やケアなど、最善の医療を提供できることがわかりました。また、このチーム医療に関して、看護師は患者さんと関わることが最も多く、患者さんの代弁者でありチーム医療での中心となる存在であることを知りました。 実際に、病棟や外来で患者さんやその家族と会話をし、会話が続かなくなってしまうことや、地域についての知識がなかったなど自分自身の不足している点について気づくことができました。このことより、地域などの知識を得ることや、あいづちなどの傾聴の技術を身につけることが必要だとわかりました。そして、患者さんによって性格や病状は違い、治療やコミュニケーションをその患者さんの特徴などの個別性に応じて実践することが大切ということも学びました。 この実習を通して、自分自身の知識や技術の不足点、各職種の役割・連携、コミュニケーションの重要性を知ることができたので、この学びを今後に活かし高度な技術やスキルの習得に努めていきたいです。 看護医療学科1回生 竹田愛奈 理学療法学科1回生 今回の実習では、薬剤部、栄養科、検査室、外来、リハビリテーション室、整形外科病棟、消化器外科病棟の見学をさせて頂きました。どの部門、病棟でも、多職種での連携を重視されていたのが印象的でした。自分がめざしている専門職以外の職種の役割を学び、チームとしてどのように連携していくべきか考えることができました。また、実習中に患者さんと直接お話させて頂く機会があり、その時に、入院中は、患者は常に不安を抱えているので、笑顔で、柔らかい口調で話してほしいと仰っているのを聞いて、患者さんとの接し方が、不安を少しでも和らげるのにとても大切なことであると学びました。更に認知症の方にはタッチングや非言語コミュニケーションを活用することが重要であることも学びました。そして、今回の実習を通して、患者さんの不安を和らげるようなコミュニケーション技術を身につけるという新たな課題を見つけることが出来ました。また、職種間でのコミュニケーションも、患者さんにより良い医療を提供するために重要なことだと学びました。医療現場においてのコミュニケーションは会話だけでなく、五感を使って様々な変化に気が付くことが大切だと知ることができました。そして、実際に働く理学療法士を見て、将来自分が理学療法士になったときの姿を実習前より具体的にイメージすることができるようになりました。今回の実習で学んだことを忘れずに、今後も努力し続けたいと思います。 理学療法学科 1回生 今井千智・尾上耕平・鶴岡美玖 専門職になるためには現場での実習が欠かせません。実習に向けて、4月から各学科での専門教育に加え、学科合同での「チーム医療論」という講義を通して準備してきました。講義では特に、病をもつ患者はどういう想いを持っているのか?また、患者を支えるためにチームとしてどうあるべきか?について考えてきました。 今回、初めて医療現場の裏側を目の当たりにし、患者中心の医療が提供されていることを理解し、また、実際に患者様とコミュニケーションをとる難しさを知り、講義で考えてきたことをさらに深めることができたのではないかと思います。 この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。 理学療法学科 助教 松本大輔 【関連記事】 平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました! 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて
2018.08.27
同窓会レポート~健康栄養学科10期生2組
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、健康栄養学科2016年3月卒業生(2組)から届いた同窓会レポートをお届けします! 2018年8月18日(土)、健康栄養学科10期生2組(林クラス)の同窓会を開催しました。 17人の同級生と担任をしてくださっていた林先生、餅田先生に参加していただき、懐かしくとても楽しい時間を過ごすことができました。 大学を卒業してから2年半が経ち、今年で社会人3年目になった私たち。久しぶりに会うので自己紹介と仕事、彼氏がいる・いない、といった近況報告から始まりました。結婚や出産、転職、新たな夢への挑戦などみんな様々な経験を積み、成長した姿に刺激を受けました。また学生の頃と変わらない笑い・励まし合える仲間がさらに好きになりました。 先生方には、お忙しい中にもかかわらず、来ていただいて本当にありがとうございました。 一人ひとりの近況を聞き、応援してくださる林先生は、第二のお母さんのようです。「みんな結婚式の写真送ってね」と少しプレッシャーもかけられました(笑) 餅田先生は学生の頃から私たちに寄り添ってくれるとても頼もしい先生です。今回も自己紹介をしようと提案していただき盛り上げてくださいました。 たくさん語り、笑い、元気いっぱいになり、明日から気持ちも新たに頑張れるように・・・最後は渋く一本締め。楽しいときは一瞬に過ぎ時間が足りないくらいでした。次はもっと成長した私の近況報告ができるように日々頑張ります。健康栄養学科10期生のみんな、また開催しましょうね!! 健康栄養学科10期生 山本 佳香
2018.08.21
オープンキャンパスで栄養バランスチェック!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良
平成30年8月11日(土)・12日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催され、ヘルスチーム菜良※1から学生がスタッフとして参加し、食育サッとシステム※2を用いて、日頃の食生活を見直してもらう体験コーナーを実施しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成され、食育啓蒙活動などを行っています。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。 8月11日(土)には115名、8月12日(日)には135名というたくさんの方に参加していただきました。このコーナーでは、普段の食事や今食べたいものをフードモデルから選んでもらい、食育サッとシステムで栄養バランスの評価を行い、その結果から気を付けるべき栄養素をアドバイスさせていただきました。 12日(土)に参加したスタッフは、1回生1名と3回生4名の合計5名と少ない人数でした。しかし、助手の先生方のご協力もあり、参加者の方に「楽しかったです。」「ありがとうございました。」等とお声掛けいただき、とてもやりがいを感じました。 私は特に、「食事のバランスは1食ごとに栄養価を完璧にしないといけないのではなく、1日や1週間の単位で考えれば良い」ということを意識して伝え、「これならできるかも」と思ってもらえるようにお話ししました。この企画には1回生から参加していますが、毎年毎年参加者の方にお伝えできることの幅が広がってきていて、日ごろの勉強が身についているのを実感でき、これからももっと勉強を重ねていきたいと思いました。 また、栄養相談でお話した参加者の中には「畿央大学の健康栄養学科が第一志望」と言ってくれていた高校生が何人かいたのがとても嬉しかったです。ぜひ来年の入学式で顔を見ることができたらと思います。 健康栄養学科3回生 葛本葉月 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2018.08.03
全国栄養士大会でポスター賞を受賞!~健康栄養学科教員
平成30年7月28日(土)、29日(日)に、パシフィコ横浜にて「平成30年度全国栄養士大会」※1が開催され、KAGUYAプロジェクト※2から健康栄養学科の串田が参加してきました。 ※1:全国栄養士大会: 全国の管理栄養士・栄養士が一堂に会し、取り組むべき課題を協議、対応や実践の方法を共有することを目的とした大会 ※2:KAGUYAプロジェクト: 畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」です。詳細はホームページをご覧ください。 大会初日は、台風第12号の影響で不穏な天気の中、全国から集まった会場を埋め尽くす管理栄養士・栄養士が、栄養学のトレンドを集めた講演やセミナーにおいて研鑽を積まれていました。 KAGUYAプロジェクトからは、示説発表において、「同居者のいる地域在住高齢者における共食有無と健康状態との関連」を発表させていただきました。 共食行動は、国の健康・食育政策の目標とされ、健康づくり事業として進められている地域も多い一方、健康状態への影響を検討した研究は限られており、今回はその一端となる発表です。 発表の際は、地域で活動されている方々から「共食行動を伴う健康づくり事業を行っているが、栄養学的根拠が少なく、このような研究は重要」等、多くの意見・感想をいただけました。 今回参加したことで、現場の管理栄養士・栄養士における本分野の研究に対するニーズの強さを実感することができ、たいへん良い機会となりました。 多数の方々に興味をお持ちいただけたこともあって、今回の発表に対し、ポスター賞をいただくことができました。 今後も、KAGUYAプロジェクトでは、地域や社会の健康づくりにつながる研究の実施と成果発表を進めてまいります。 健康栄養学科 講師 串田修 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!
2018.07.18
平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科
2018年7月16日(月)、第2回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。 「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は西日本で起こった大雨による災害があったことから参加した住民同士で災害時の対処について話し合う機会が設けられました。 今回の参加者は、地域住民の方12名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が2名で、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員4名と山崎ゼミ生4名、さらに健康栄養学科の串田先生とゼミ生7名も応援にかけつけてくれて、総勢35名の大人数でした。 『認知症高齢者の支援』についてのミニレクチャー 講師の南部登志江准教授から地域住民の方々に、認知症の種類や症状、接し方についての講義がありました。認知症の症状には中核症状と行動・心理症状(BPSD)があり、BPSDは心の状態や性格、環境によって出る症状であることから、周りの人の理解や関わりが大切であるとわかりました。認知症の人と接するときの心構えとして、①驚かせない、②急がせない、③自尊心を傷つけないといった3原則が大切であると学ぶことができました。 「誤嚥にナラん体操」 講義の後にはリフレッシュです! 畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、「誤嚥にナラん体操」を実施しました。皆さん一生懸命に映像を見ながら実施されていました。 認知症についてのロールプレイング 今回は西日本で起こった大雨による災害から、大雨により避難指示が出た際に、家族が認知症の方を避難誘導する際の対応について、看護医療学科教員が悪い例と良い例のロールプレイングをしました。 悪い例では、家族が大雨により水が増水し、家の近くまで迫っている焦りや恐怖心があったこと、また自分がどうにかしないといけないという使命感から認知症の方を避難させようと必死になり、認知症の方に対してきつい言葉遣いになったり、強引に避難させようとしたりしていました。 良い例では、家族が認知症の方に目線を合わせ、落ち着いてやさしい言葉で話しかけており、知っている人も避難したことを伝え、自分も一緒にいるから大丈夫であると声掛けし、認知症の方が安心して避難できる関わりをしていました。 このロールプレイングを見て住民の方は、「良い例の対応の方がいいことはわかるけど、実際にそのような状況になった時に同じように対応する余裕がなく、現実的には難しい」という意見がありました。また、健康栄養学科の学生からは「ロールプレイングを見て、どのように対応したらよいのかを知っておくことで、災害時に意識することにつながる」という意見もありました。 実際に災害時にこのような状況になったら、冷静に余裕をもって行動することは難しいと思いますが、可能な限り良い対応を意識して、認知症の方も安全に避難できるように対応していきたいです。 認知症について語る会 本来は認知症について語る予定でしたが、今回は数日前の大雨による災害が起きたことから、急遽、津越での災害時の対策や避難方法の話を中心にコーヒーやお菓子を食べながら話し合いました。住民の方の意見にはロールプレイング時の認知症の方への良い対応例を見て、認知症の方に合わせた対応をすることは理想だが、災害時にはそんな余裕はないのではないかという声もありました。また、災害時の避難について住民の方は、「津越のような地域では警報が出てから避難してたら余計に危ない。川も水かさはすぐに増すし、避難場所は川のそばを通って車で10分程かかる。避難場所に行くんやったら家におった方が安全や。」「一人で住んでる人には近所が気にして声かけるようにしてる。」と言っておられ、その地域の特性が出た意見だと感じました。市の職員の方は、「お一人暮らしの方は在宅介護支援センターでも把握しており、日頃から気に掛けています。車を使えない人の場合は、連絡をくだされば送迎も行っていますので、なんでも相談してください。」と言っておられ、認知症カフェは住民の方と市の職員の方の情報交換の場にもなっていました。また、住民間で災害時には声をかけ合うなど、住民同士で協力し合っているというへき地における住民同士の繋がりの深さを感じることができました。 日頃は涼しい山間部の静かな地域ですが、この日は室温が30度を超える猛暑の中、しっかり水分を取りながらたくさんの貴重なお話を聴かせていただきました。本日の体験を今後の高齢者看護や認知症の方への看護を考える上で役立てていきたいと思います。 看護医療学科4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子 【関連記事】 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科
2018.07.18
近鉄連携「香芝SAフードコード丼メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催!
健康栄養学科の学生7グループ26名が考案したメニューをプレゼン! 畿央大学は今年も㈱近鉄リテーリングと連携し、今年で5回目となる西名阪道 香芝SAで提供する「メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「麺メニュー開発」に携わり、「奈良の野菜山うどん」がグランプリ受賞となり、準グランプリ受賞の「柿揚げうどん」と「大和のふるさとうどん」の3メニューが香芝SAのフードコートで販売。また、特別賞受賞の「大和芋のぶた都旅虜(とろろ)そば」と「ヤマトポークのみそ豆乳醤ラーメン」の2メニューが岸和田SAで販売され、いずれも人気メニューとして好評でした。 そして平成30年7月12日(木)、今年は「鶏肉を使用した丼メニュー」をテーマとして、健康栄養学科学生7グループ26名(指導教員:中谷友美講師、米田武志准教授)がプレゼンテーション会に挑みました。 課題は「フードコートで販売する丼メニュー」。奈良らしさを感じるメニューで、かつ繁忙時の現場オペレーションに耐えうるレシピ(簡単かつ短時間調理)等の厳しい条件をクリアする必要があります。今回のプレゼンテーション会では、㈱近鉄リテーリング香芝SA支配人 山中久次氏、同副支配人 永田敦史氏にお越しいただき、先日開催された香芝SA見学会で得た情報を元に、各グループが考案したメニューを発表しました。 ▼プレゼン発表の様子 各グループは、考案したメニューの「奈良らしさ」「ターゲット層」「原価率から計算した販売価格」「セールスポイント」等の内容を盛り込んでプレゼンを行い、貴重なコメントや評価を述べていただきました。すでに試作を行った班も多く、「具材とご飯とのマッチングはどうでしたか?」という質問や、「見た目をさらに工夫してはどうか」などのアドバイスをいただきました。 全発表が終了した後は山中支配人から総評をしていただき、また今後について「次のレシピ検討会までに試行錯誤を重ねていただき、メニューの更なるブラッシュアップを期待しています」とのお言葉を頂戴しました。 ▼山中支配人による総評 学生たちは、実際に企画や販売をされる現場の方たちの貴重なコメントに対して熱心にメモをとり、次のレシピ検討会へ向けて考案したメニューの磨きをかけようと意欲的な様子でした。 今後のスケジュールは、9月下旬頃にメニュー質問会、10月下旬頃にレシピ検討会、そして平成30年11月17日(土)にコンテストを実施し、来年1月~2月には西名阪道香芝SA上下線にて発売開始予定です。ぜひご期待ください! 香芝SA新メニュー開発プロジェクトに関する記事はコチラ!
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