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健康栄養学科
2022.09.04
オープンキャンパス企画「1食の栄養量を調べよう!」開催レポート~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2022年7月10日(日)・17日(日)、8月13日(土)・14日(日)に、畿央大学のオープンキャンパスに健康栄養学科ヘルスチーム菜良※1がスタッフとして参加しました。私達がオープンキャンパスで担当したのは、食育サッとシステム※2を利用して行う来校者の一食分の栄養バランスの調査です。 ※1 ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 ※2 食育サッとシステム…ICチップが入ったフードモデルをトレーに選び、専用の機械に乗せるだけで、1食分の栄養価計算とその食事のバランスがチェックできる体験型の栄養教育システムです。★1~5の5段階で評価されます。 このイベントは夏のオープンキャンパスの恒例行事で、今回は13人のメンバーで対応しました。 同じ料理でも、惣菜か手作りかで食塩相当量を始めとした栄養素の量が変わり、食塩相当量が多いのは惣菜の方である傾向が読み取れます。 7月には約60名、8月には約90名の方が参加されました。洋食よりも和食の方がヘルシーと思って選んだ参加者は、食育サッとシステムの診断結果で塩分が多いことを発見し、驚いておられました。また、野菜が苦手な参加者から、野菜の摂取量を増やすには何を食べると良いのかというご相談もいただきました。 学外の方と関わる活動としては初めてだった私たち1回生にとっては、これから学んでいく食事指導や栄養バランスについて、実際に栄養指導をさせていただくことで、実践を通して学ぶきっかけにつながりました。 暑い中のご来校、ありがとうございました! 健康栄養学科1回生 大石真悠 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2022.09.01
夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.2
畿央大学では夏期、冬期の集中講義として「スポーツ実習Ⅱ・B」(1年次配当・選択科目)を開講しています。今年度からは新たな取り組みとして、アダプテッド・スポーツ、コアトレ・ウォーキング、バスケットボール及びバドミントンの4種目群から1種目を選択して履修します。 アダプテッド・スポーツは、性別や年齢、体力、スポーツ経験の有無に関わらず誰でも気軽に参加して楽しむことができるよう、ルールや用具を工夫し適合(adapt)させたスポーツのこと。講師を務める加納希和子さんは本学の理学療法学科の卒業生かつ大学院健康科学研究科修了生です。現在は大阪市舞洲障がい者スポーツセンターで理学療法士(スポーツ認定理学療法士、中級障がい者スポーツ指導員)として活躍、東京五輪にもTOKYO2020MEDスタッフとして参加されました。 初日の座学での講義に続いて、2日目となる8月31日(水)はいよいよ実技に突入!当日の様子を参加学生にレポートしていただきました。 1限目 体育館での車椅子体験 通常の車椅子だけでなく、バスケットボールなどで使用される競技用の車椅子体験も行いました。 通常の車椅子では、介助者にとってはちょっとした段差を持ち上げているように感じる部分が、体験者(乗っている側)になると身体が後ろに倒れ、物凄い大きな段差を超えたような感覚でした。 また競技用の車椅子は、タイヤに角度がついているため小回りがよく効く上に、ブレーキがないため自らが器用に動かすことができますが、腕力がとても必要でした。 車椅子は座っているため全身の力を上手く使うことが難しく、手や足などどこかが使えない場合1人で動かすには想像以上の力が必要で、今まで知らなかったしんどさを味わいました。 2限目 高齢者体験・ 片麻痺体験 P棟1階の理学療法実習室から、ペアで自由に校内をまわりました。 私は片麻痺体験をしたのですが、特に階段を下ることに時間がかかりました。身体が前のめりになり、自分がいつも見ている階段よりも傾斜が高いように感じて怖かったです。 校舎内の階段でも段差の高さや踏み場の幅が異なるものが多いため、体験者自らがその都度足を伸ばして確認する、足を斜めにして上手く上り下りするなどの細かな工夫が必要でした。 ▼高齢者体験の様子 ▼片麻痺体験の様子 3限目 視覚障害体験 2限目と同じく理学療法実習室からペアで自由に校内をまわりました。体験者はアイパッチを付けて介助者の腕や肩に手を乗せて校内を歩きました。 視覚が使えないのなら聴覚といったように、使える他の感覚が普段よりも増して研ぎ澄まされたような気がしました。加納先生から教えていただいたように「あと3段で踊り場に着きます」「9時の方向に曲がりましょう」と常に介助者が分かりやすい言葉に言い換えて体験者に伝えることが大変でした。 今日の実技体験を通して、普段私達があまり気にしていない部分により深く着目することができました。街中で自らが支える側になった際、どんな対応をすれば相手が安心できるのか、また相手がどのようなことをしたい・知りたいのか互いの意思疎通が本当に大切だと学びました。「寄り添う・支える」ということは、一度相手と同じような体験をして知り得た知識の上で周りを見て行動しないと、相手にとっては本当の意味で「寄り添う・支える」ことができていないのではないかと身に染みて感じました。 これから困った人を見つけた際には、この実技体験から学んだことを生かして、先を見通した行動や丁寧な声掛けを相手にできるよう頑張りたいと思います。 健康栄養学科 1回生 【関連記事】 夏のスポーツ実習2022「アダプテッド・スポーツ」レポート vol.1 東京五輪に理学療法士として本学教員・卒業生4名が参加します。
2022.08.31
「4大学対抗ピザバトル」で、大和丸なすを使ったピザが最優秀賞に!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
令和4年6月3日(金)~6月5日(日)にイオンモール大和郡山で行われた「4大学対抗ピザバトル」に本学のヘルスチーム菜良※が出場しました。 ※ヘルスチーム菜良・・管理栄養士養成課程を持つ4年制大学(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 各大学で「大和丸なす」をはじめとした大和郡山産野菜を使用したピザを1種類ずつ、合計4種類のピザを共同開発する「4大学対抗のピザバトル」とし、イオン大和郡山店「大和郡山フェア」にて販売しました。 畿央大学「柚子香る白味噌風味の彩りピッツァ」 近畿大学「ゴロゴロ野菜のトマトピッツァ」 帝塚山大学「キーマカレー風ピッツァ」 奈良女子大学「生姜でさっぱり彩野菜の麻婆茄子風ピッツァ」 4大学のピザを食べようと、たくさんの人にお集まりいただきました。 ▼「柚子香る白味噌風味の彩りピッツァ」 ▼レシピ 本学のピザのコンセプトは、「和と洋の融合」。 メインで使用する大和丸なすの特徴である「噛み応えのある食感」を活かせる「田楽」にこだわり開発しました。 なす田楽と言えば赤味噌ですが、赤味噌ではなく、塩分が控えめで、関西ではお雑煮に使用され馴染みある、白味噌を用いました。この白味噌に「洋」の要素であるホワイトソースを混ぜ、さらに白味噌の甘みとホワイトソースのこってり感を解消するために「ゆず」を使用し、さっぱりとした味わいに仕上げました。 開発にあたり、学生のみではなく、大和郡山市石窯焼きピッツェリアサンプーぺーさんに試作のアドバイスをいただき、このピザが完成しました。 今回、納得のいくピザを開発するまでの過程は、非常に大変でした。 しかしながら、野菜の種類や彩・ソースの配合割合・原価などさまざまな試行錯誤をメンバーとともに繰り返すことで、こだわりのピザを完成させ、お客様に提供することができました。 そして、結果発表です! なんとありがたいことに、本学の「柚子香る白味噌風味の彩りピッツァ」が4大学対抗ピザバトルで最優秀賞をいただきました。また、そのピザを紹介するポスター(媒体)についても、4大学の中でイオン賞をいただくことができました。 ▼販促用ポスター ▼授賞式の様子 ピザバトルに参加したことで、メニュー開発の楽しさや難しさ、他大学のアイデアも知ることができ、大変勉強になりました。来年もピザ開発をする機会があれば、挑戦したいと思います!! *写真撮影時のみマスクを外しています。 健康栄養学科 3回生 福井千恵理 【関連記事】 イオン「大和郡山フェア」で学生が考案した「大和丸なすピザ」を販売します。 第6回「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト2021」で『伝承賞』を受賞! 近畿農政局主催「令和3年度 学生を取り込んだ食育推進セミナー」に参加! 近畿農政局主催「学生おべんとうコンクール2021」に参加! 2021年度畿央祭で「親子オンライン料理教室」を開催! 奈良県産規格外りんごを使用したジャムを管理栄養士の卵とパティシエが共同開発! 「2021年度 第1回 ならコープらくらくお料理パック 新メニュー試作会」開催!
2022.04.27
2022年度新入生研修 学科別レポートvol.5~健康栄養学科
畿央大学では入学後の不安を取り除き、担任や同級生との絆を深めるため、学科ごとに新入生宿泊研修を入学式直後に行っています。コロナ禍で一昨年は中止、昨年は感染対策を講じたうえで学内での1日開催となりましたが、今年度は3年ぶりに学外・日帰りで実施しました。最後に健康栄養学科の様子をお伝えします!! 2022年4月7日(木)に健康栄養学科による新入生研修が奈良ロイヤルホテルにて行われました。新入生96名、研修のサポートを行う在学生スタッフ3名、教員6名の総勢105名が参加しました。 今年度も「充実した学生生活・楽しい大学生活を送るために」を目的に、4年間の学生生活に向けての研修が行われました。 この2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で学外での研修が行えていませんでしたが、今年度は十分な感染対策を行ったうえで学外での研修を実施することができました。 研修のはじめでは、学科長の栢野先生からの激励がありました。 研修の注意事項や様々なお話があった後、クラスごとに分かれてのクラスアワーを行いました。 クラスアワーでは自己紹介を行い、ディスカッションなどを行いました。 あまりに盛り上がりすぎて時間が足りないくらいでした。 昼食はテーブルマナーを学びながら洋食のフルコースをいただきました。慣れない雰囲気での食事で初めは緊張している様子でしたが、美味しい料理を食べているうちに自然と会話も増え、楽しい食事の時間となりました。 食事のあとは「食支援に関わる職種に伝えたいお口の情報」について医療法人小向井歯科クリニック 院長 小向井 英記 先生が講演を行ってくださいました。 講演後は、在学生スタッフによる学生生活のお話がありました。身近な先輩の話を聞いて、より大学生活に対してより前向きになってくれたのではないかと思います! 最後に、「夢をチカラに」をテーマに作文を書きました。今回の研修を通して学生生活、管理栄養士に対する意識が変わったのではないでしょうか? 一緒にこの研修を受けた仲間とともに、有意義で充実した4年間にしていきましょう! ▼クラスごとに記念撮影!(上から順番に1組、2組、3組) ※撮影時のみマスクを外しています。 関連記事: 2022年度新入生研修 学科別レポートvol.1~現代教育学科 2022年度新入生研修 学科別レポートvol.2~看護医療学科 2022年度新入生研修 学科別レポートvol.3~理学療法学科 2022年度新入生研修 学科別レポートvlo.4~人間環境デザイン学科
2022.01.11
第6回「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト2021」で『伝承賞』を受賞!~ヘルスチーム菜良
日本うま味調味料協会主催、農林水産省・(公社)日本栄養士会後援企画「第6回 うま味調味料活用!郷土料理コンテスト2021」に畿央大学ヘルスチーム菜良※1が参加しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 このコンテストは、「うま味調味料を活用して、郷土料理を減塩でよりおいしく!あなたのおススメの郷土料理の魅力を次世代へ伝えよう!」をテーマに、素材の味を引き立てる働きのあるうま味調味料を活用して、郷土料理本来の特徴を損ねることなく、おいしく減塩したレシピを生み出し、全国へ発信することによって、郷土料理の食文化や味わい等を、健康的に次世代へ継承していくことをめざしたコンテストであり、全国から多数の作品が応募されています。 畿央大学ヘルスチーム菜良からは、A~Dの4チームが参加し、チームDの「奈良和え」が『伝承賞』を頂きました! ▼「畿央大学ヘルスチーム菜良チームD」のメンバー コンテスト結果は日本うま味調味料協会ホームページで確認することができます。 私たちの受賞した「奈良和え」の減塩の工夫、受賞コメント、審査員総評なども掲載されていますので、是非『伝承賞』のページをご覧ください! ▼『伝承賞』を受賞した作品「奈良和え」 2021年12月11日には、『伝承賞』受賞に伴い、表彰式に参加させていただきました。オンライン上での参加ではありましたが、とても貴重な体験ができました。 表彰式当日の様子は、こちらのページでも紹介されています。当日実施したプレゼンテーション資料の一部も見ることができますので是非ご覧ください! 健康のために減塩が求められる今、郷土料理を美味しく減塩することは、郷土の味と文化の伝承に役立ちます。 奈良県内の大学に通う栄養学科の学生として、奈良県の郷土料理の減塩レシピを開発し、その伝承性を評価していただいた経験は、畿央学生としてとても誇らしいものになりました! ヘルスチーム菜良では、このように本格的なレシピコンテストにも挑戦することができます。今後ともヘルスチーム菜良は、様々な活動にチャレンジしていきます! 健康栄養学科 3回生 溝脇杏佳 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2022.01.11
近畿農政局主催「令和3年度 学生を取り込んだ食育推進セミナー」に参加!~ヘルスチーム菜良
令和3年8月25日(水)に行われた近畿農政局主催 学生食育インタビュー2021「令和3年度 学生を取り込んだ食育推進セミナー」にヘルスチーム菜良※1が参加しました。 (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 新型コロナウイルス感染症への対応としてオンラインでの開催となりましたが、1回生1名、2回生2名、3回生2名が食育活動する中での疑問や知りたいことを、様々な職歴を持ち食育仕事人である「こどもの食育すぽっとゆめつぼ」代表の大坪さやか先生からインタビュー形式でお聞きしました。 コロナ禍ということもあり、対面でのインタビューやお話しする機会があまりない中、今回このような貴重な機会に参加することができとても嬉しかったです。 様々な職種を経験された大坪先生にお話を聞くことで、自分の中での将来への視野が広がりました。管理栄養士として働くどの職種にも大変さの中に大きなやりがいがあることが分かり、より一層管理栄養士や栄養教諭という職業につきたいと強く感じることが出来ました。 今後もレシピ開発だけでなく食育活動にも積極的に力を入れ様々な活動にチャレンジしていきたいと思います! 詳しいインタビューの内容は下記のHPをご覧ください。 「令和3年度学生を取り込んだ食育推進に関するセミナー」(「【近畿農政局】学生食育インタビュー2021」)概要 健康栄養学科2回生 初岡杏 ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。
2021.12.06
近畿農政局主催「学生おべんとうコンクール2021」に参加!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
令和3年11月29日(月)近畿農政局主催の「学生おべんとうコンクール2021」に畿央大学ヘルスチーム菜良*が参加しました。 *ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年生大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 このコンクールは「若いチカラで食育の環を広げよう!地元の食材でお弁当づくり」をテーマに、「『若い世代』の中心的な存在となる学生(高校生、大学生)などが『食』や『地元近畿の食材』に少しでも興味をもち、お弁当のレシピを考え、つくることにより食育の取り組みを推進する」ことを目的として開催されているコンテストで、個人の部112作品、団体の部では32作品が応募されています。畿央大学ヘルスチームからは、1回生から3回生の11名が参加し、個人・団体含め計6作品を応募しました。 ▼1回生4人チームのメンバー 私たち1回生4人は団体の部で1つの作品を応募しました。 私たちのお弁当作りは、スーパーで入手できるような身近にある近畿の食材を調べることから始まり、栄養のバランスや彩り、仕切りを野菜で代用するエコ活動への取り組み、定番のおかずにとらわれない小さなこだわりが詰まったお弁当を意識し、レシピの考案・作成を行いました。試作会では、焼き加減や似たような味付けになっていないかなどの細かな確認を行い、レシピに修正を加えながら試作を行いました。 ▼応募した作品 私たちが考案したお弁当のテーマは「栄養満点◎近畿の彩弁当」です。 彩り野菜を使用することはもちろんですが、おかずの詰め方にも彩りを意識しました。納得のいくお弁当になるまで試行錯誤を繰り返しやっとの思いでこのお弁当が完成しました。私たちのこだわりが詰まったお弁当の蓋を開けてみるとすごくワクワクした気分になりました。 今回の活動を通して、レシピ作成の難しさや大変さを改めて実感できとても貴重な経験になりました。また、私たちの身の回りには近畿の食材がたくさん存在していることがわかり、今後の食材購入の際には近畿の食材を意識して選んでいきたいと思いました。そして普段から、彩りを意識して「お弁当を開けた時のワクワク感」を感じられるようなこだわりの詰まったお弁当を作っていきたいと思います。 今後も畿央大学ヘルスチーム菜良は様々な活動に挑戦していきます! 健康栄養学科1回生 井岡 裕 【関連記事】 第6回「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト2021」で『伝承賞』を受賞!~ヘルスチーム菜良 近畿農政局主催「令和3年度 学生を取り込んだ食育推進セミナー」に参加!~ヘルスチーム菜良 オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう!」レポート!~ヘルスチーム菜良 「2021年度 第1回 ならコープらくらくお料理パック 新メニュー試作会」開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「大和妃子鶏レシピコンテスト」で入選!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2021.11.25
中日ドラゴンズのドラフト6位指名、福元悠真選手のバッティングを3次元動作解析!
畿央大学は中日ドラゴンズドラフト6位指名の福元悠真選手(大阪商業大学4回生)とアドバイザリー業務委託契約を結び、スポーツリハならびにスポーツ栄養の面からアスリート支援を行っています。 前回は2021年10月27日(水)に本学で運動能力の測定やフィジカルチェック、栄養指導を受けた様子をご紹介しました。2021年11月24日(水)にはインターリハ株式会社さまご協力のもと、三次元動作解析装置を用いてバッティング動作の計測を実施しました。 各関節にマーカーを取り付けてバットを振ることで、スイング時の一連の動作である、重心移動やバットの軌道などを確認することができます。マーカーを線でつないだ動きと、動画の2つを重ねて見ることにより、動画のみで確認するよりもより体の動きが詳細にわかるようになります。 福元選手もこの動画を見ることで、自身のスイング時の感覚と動作解析がどのようにつながっているのかを理解すると同時に、弱点を補うために都度丁寧に確認する様子がとても印象的でした。 また素振り時だけでなくトスバッティング時の動作解析も行いました。若干の動作の違いも理解しながら、時には理学療法学科の福本准教授やインターリハ株式会社の方と動作確認を重ねる姿に、シーズンインに向けてより良いバッティングを追い求めていく様子を強く感じました。 今回の動作解析で見つけた課題をもとに、これからも福元選手がプロ野球界で活躍してもらえるよう、チームKIOで一丸となって支援していきます! 【関連記事】 【スポーツリハ×スポーツ栄養】中日ドラゴンズのドラフト6位指名、福元悠真選手を科学的にサポート!
2021.11.16
令和3年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催しました!
健康栄養学科の卒業研究発表会が2021年11月13日(土)10時30分より冬木記念ホールにて開催され、56名の4回生が27演目の発表を行いました。 食品科学や調理科学に関する研究、臨床栄養学、スポーツ栄養学や栄養教育論など、多くの分野の研究成果を興味深く聴くことができました。4回生たちは、昨年の12月(3回生の後半)に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動、授業と忙しい中、日々研究に励んできました。 新型コロナウイルスの影響で、できることに制限がかかる中で精一杯、研究をやり遂げました。 発表中の学生はもちろんのこと、自分の順番を待つ学生からも、ひしひしと緊張している様子が伝わってきましたが、落ち着いた様子で堂々と発表する姿からは1年間の研究を通して身についた自信が感じられました。 発表後の質疑応答では、先生方からの質問に戸惑う場面もありましたが、これまでの研究を振り返り、一生懸命に答えようとする姿がとても印象的でした。 ▼先生方による質問の様子 また今年度は例年にも増して、3回生の聴講が多く、希望する研究室の研究発表を真剣に聞いている様子もとても印象的で、次年度の卒業研究への意欲が感じられました。 最後に栢野学科長より閉会の挨拶がありました。 すべての研究発表が終わったあとは、緊張も解け、達成感からかとても晴れやかな笑顔が印象的でした。今回の研究発表で得た経験を社会に出てからも活かしてください。 とても素晴らしい卒業研究発表会でした。 4回生のみなさん、本当にお疲れ様でした! ※写真撮影の時のみマスクを外しています。 健康栄養学科 助手 大谷優希菜 【関連記事】 令和2年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 令和元年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 平成30年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 平成29年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!
2021.10.31
2021年度畿央祭で「親子オンライン料理教室」を開催! ~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
令和3年10月24日に開催された畿央祭1日目に、ヘルスチーム菜良※のメンバーで「親子オンライン料理教室」を催しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 午前の部・午後の部の2部構成で、それぞれ6名・5名のお子さんとそのご家族の方にご参加いただきました。この料理教室では、【りんごジャム・カスタードクリーム・パンケーキ】を、ネットを通じて学生が親子に教えながら調理していただきました。料理指導のほかにも、事前に用意した料理動画・地産地消や食品ロスに関する食育・食材を提供してくださった農園さんの紹介も行いました。 お子さんでも作ることができ、火加減や食材のサイズなど工程がインターネット上でも伝わるもの、そして美味しいものをつくることができるよう、奈良県の県知事賞を受賞されたこともあるパティシエの田中貴也シェフのお力も借りて、メンバーが考案したレシピを作成しました。 製作期間約1カ月という厳しい期間の中、夏休みにZOOM会議や自宅・学校での試作を繰り返して準備した結果、午前の部・午後の部共に大成功に終わりました!料理教室終了後のアンケートでは、「分かりやすく優しく教えてくれて楽しかった」「美味しくできて嬉しかった」「100点満点!」といったお声をたくさんいただきました。 りんごジャムで用いたりんごは、「食品ロス削減」として、商品として売れなくなった規格外りんごを最大限に活用し地産地消とも絡めて、奈良市矢田原町の窪田りんご農園さんにご用意いただきました。 今回、田中パティシエと共同開発した「りんごジャム」は11月より、コラボジャムとして、Ohisama・lunch(おひさまらんち)で販売を行っております。(なくなり次第終了) 当日の料理教室での学生スタッフのほか、当日までのレシピ開発、リーフレット制作、レシピ動画制作、当日親子に行った食育の資料制作など、計24名の学生で創り上げました。 今回のイベントを通じて、参加された方がレシピを積極的に取り入れ食材や料理に興味を持つきっかけになれば光栄です。 この活動で得たことを、今後のヘルスチーム菜良の新たな活動に活かして積極的に取り組みたいと思います! 健康栄養学科3回生 清木 晴香・初岡 杏 【関連記事】 奈良県産規格外りんごを使用したジャムを管理栄養士の卵とパティシエが共同開発!~ヘルスチーム菜良 オープンキャンパス企画「一食の栄養量を調べよう!」レポート!~ヘルスチーム菜良 「2021年度 第1回 ならコープらくらくお料理パック 新メニュー試作会」開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 食育SATシステム勉強会を開催!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
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