2011年12月の記事

2011.12.08

平成23年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(臨床編)開催にあたって

平成23年12月3日(土)、4日(日)に「平成23年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー」を開催いたしました。 今回はシリーズ第3弾となる「臨床編」です。早いもので、今年の最後のセミナーとなります。「臨床編」ということもあり、日々臨床現場で障害を持つ方々と対面されている参加者の方々にとって興味のあるシリーズではないかと思います。その分、講師陣もできるだけ有益で、臨床現場でのヒントになる情報を提供できるような構成を心がけました。そのために今年度のセミナーでは、毎回各シリーズで内容などに関するアンケート調査を実施し、次のシリーズにその内容を反映して、補足資料を配布するなど少しでも満足していただけるように努めております。 さらに今回の「臨床編」から「カフェ・ニューロン」も始めました。これは休憩時間にコーヒーレディーが飲み物を提供するブースです。コーヒーを飲みながら、国際学会のような雰囲気で気軽に講師と参加者が意見や情報交換ができる場所を提供したいと考えた初めての試みでした。今回のアンケート結果でもその評価は高く、満足していただけたことは非常にうれしく思っております。 「臨床編」においては、情報過多で消化不良となった部分もあるかと思いますが、必要な情報をうまく活用し、臨床で提供していただければと考えます。我々も「おもてなし」の気持ちを大切にして、畿央大学から情報発信と人のネットワークを広げ、障害を有する方々が少しでも幸せになっていただけるように願っています。そして、我々もとどまることなく進んでいきたいと考えています。

2011.12.08

マイドームおおさかで開かれたナント農商工ビジネスフェアに出展しました。

近畿圏の有力中小企業が大商談会を行う会場で産学官連携をPR! 奈良県が基盤の㈱南都銀行と南都経済センターが主催し経済産業省近畿経済局らが後援している『ナント農商工ビジネスフェア2011』が平成23年12月7日(水)に開催され、畿央大学は産学連携コーナーに出展しました。同フェアは奈良県をはじめとする近畿圏内有力中小企業が販売先獲得とものづくりの川上から川下での企業間連携・マッチングを目的に開かれているもので、大阪府合同庁舎や大阪商工会議所近くのマイドームおおさかが会場となっています。 同フェアには206の企業・団体が出展し、大阪・兵庫・奈良・京都などから中小企業経営者・営業担当者ら約3,500人が入場。出展者は独自技術や商品をPR、来場者ともに新たな事業提携の可能性を探る会話が飛び交っていました。 産学連携コーナーは2階で、畿央大学、奈良女子大学、帝塚山大学、同志社大学、大阪府立大学、大阪産業大学など8校が並び、製品の新用途開発や成分分析、知財活用についての相談受付が行われました。1階には「食農関係企業団体による商談会」、2階には「ものづくり企業団体による製品技術力PR」各社が軒を連ね、本学とつながりのある企業も年々増えています。畿央大学健康科学研究所での受託・共同研究内容や、大学の学部学科構成や専門分野について説明することにより、畿央大学をより身近な存在として知っていただく絶好の機会となりました。

2011.12.06

学生広報スタッフblog vol.6~東日本大震災支援「のびのびキャンプ」報告会

学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央生と畿央大学企画部とがコラボした「学生広報スタッフblog」。第6弾は、福島の子どもたちのために畿央大学の学生と教職員有志が実施した「のびのびキャンプ」の事後報告会のレポートです!   学生広報スタッフの看護医療学科2回生、清水恵里です。宜しくお願いします!  「のびのびキャンプ」は8/17(水)~20(土)の3泊4日、栃木県にある宇都宮冒険センターで行われた東日本大震災支援のためのキャンプです。放射能のことを気にせずに心と身体を「のびのび」出来る環境でキャンプをすることで、福島県の子どもたちを癒すことを目的にしました。また子どもたちが精いっぱい甘えられるように、大学生一人、子ども一人の「マンツーマンスタイル」にしたのも大きな特徴です。私もキャンプメンバーの一員として、参加させて頂きました。 畿央大学の教職員・学生の有志が関わったのびのびキャンプの報告会が、10月23日(日)に開催されましたので、報告させて頂きます。キャンプの様子については過去のブログをご覧ください。 ▼学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ」を実施!  https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html ______________________________________ 平成23年10月23日(日) 東日本大震災被災地支援プロジェクト報告―福島の子どもたちと畿央生が出会った― 司会:キャンプディレクターを務めた教育学部の良原先生 【発起人挨拶】 看護医療学科 堀内先生(右) 元々は福島のお兄さん・お姉さんの役割をしてきた我慢強いといわれる子どもたちをターゲットにした支援をして、結果的にお母さんたちも子どもから一時的に離れてリラックスできるような企画を…と今回のキャンプが実現に至るまでの経緯を説明されました。 【14時~ 学生による「のびのびキャンプ」活動報告】 ▼理学療法学科4回生 峯さん 今年の2月~7月まで実習中で、「同じ日本なのに遠いところで起きた震災に対して、何かがしたい」「子どもたちの力になりたい」という思いがきっかけで、ボランティアに参加されたそうです。助けてあげたい、という思いから参加したキャンプですが、逆に「たくさんのことをもらった」と振り返っていました。ちなみに峯先輩とはキャンプ中のグループが一緒で、多くのことを優しく教えてくださいました。 ▼理学療法学科 瓜谷先生 キャンプはグループ単位での行動が基本です。私も峯先輩も、瓜谷先生がリーダーを務める「うりちゃんグループ」でした。瓜谷先生は「学生が臨機応変に行動していたこと」を大いに話してくださりましたが、やはりのびのびキャンプに参加できたのは瓜谷先生をはじめ、先生方のサポートのおかげです。先生方、準備から最後まで支えてくださりありがとうございました。 ▼教育学部4回生 大谷さん マンツーマンで担当した子どもとの関わり方の話をされていましたが、人間関係は難しいものです。経験を振り返りながら、よりよい方向へ子どもを導く方法を教えてくださいました。 最後は当日の司会者、現代教育学科の良原先生作成のビデオメッセージを、参加して頂いた皆様は涙ながらに見てくださいました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。  【15時~ カンベンガ・マリールイズ氏講演会「I love you all」】          (NPO法人「ルワンダの教育を考える会」代表) 母国ルワンダで戦争を体験され、「人の大切なものはその人自身、生きていれば全てある」と感じられたと報告されていました。皆さんへのメッセージとして、福島と知らない関係ではなく、「当事者の1人である」と自覚して頂きたいと強く主張されていました。 ______________________________________ 【のびのびキャンプに参加して】 最後になりましたが、のびのびキャンプに参加して、本当に子どもたちから多くのことを学ばさせて頂きました。リーダーやグループ全体を支援する「グループサポーター」という慣れない立場で、苦労することも多くありました。子どもを直接受け持ちすることができず、また後方支援(食器洗い、食事・布団の準備、ゴミ拾い、掃除などの美化衛生)ばかりで汗を流して、「サポートは本当に子どもたちへ届いているのか…」と涙を流す人もいたり、直接子どもと関わっていた人でも、受け持ちの子どもとの接し方に苦悩していた様子も多々見受けられました。 毎日早起きして、午前0時を回っても打ち合わせを続けて…というハードスケジュールの中、嫌なことを口にしたり、嫌な顔を見せる人はいませんでした。全員が子どもたちのことを、必死に色々と考えていたのだと思います。 「子どもたちはキャンプに参加して様子が変わった」と堀内先生よりお言葉を頂きました。結果として、「子どもたちのためになれたんだ」と実感しています。 「やって損なことは一つもない」と思います。やろうとする姿勢がなければ、事は始まりません。どんなことでもいいので、挑戦してみることが大事である、ということに改めて気づく貴重な経験になりました。 最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

2011.12.06

橿原おみやげもの開発プロジェクト「大和茶マシュマロ 天雲」商品化を学長にご報告!

産学官連携「橿原おみやげもの開発プロジェクト」の成果として"大和茶マシュマロ 天雲"が商品化されています。2011年12月2日(金)、グランプリを受賞した2回生チーム学生3人がそろって、健康栄養学科北田学科長、浅野先生、薗田先生といっしょに冬木智子学長を訪ね、商品化のご報告をした後、実際の商品をご覧いただきました。 今までの経緯や商品のコンセプトをお話しした後、学長からは、「たいへん良いものを創って頂いて、ありがとうございました。2回生ときいてビックリしています。学生として早い時期に社会と関わったことは、とても良い機会でしたね。建学の精神の『知をみがく』とは、研究を繰り返し続けることですが、みなさんはそれを実践したからこそ、このような素晴らしい商品ができました。食べることは人間の基本となることです。栄養の勉強をすることは、必ず人の役に立つことだから、これからも頑張ってください。人間環境デザイン学科の学生のパッケージも美しく、畿央大学には色々な専門知識を養う学科があるので、いろいろなことができて楽しいですね。学科長をはじめ素晴らしい先生方の指導を真摯に受けて、楽しみながら研究し続けてください。」というお言葉をいだだきました。  【学生のコメント】自分たちの作った作品が商品化され、学長にお披露目させていただけるという貴重な機会を与えて頂き、大変嬉しく思います。学長先生にもお伝えしましたが、大和の天雲を作る根底に“大和茶の苦味を効かせたマシュマロ”というのがあったため、大和茶と砂糖をどれぐらいの比率にするかとても悩みました。何度も試作するうちに自分たちが納得する仕上がりになったと思います。また商品化に向けて、最初は自分たちの意見を言葉にして相手に伝えることにとても苦労しました。製造者のcocoaiさんや商工会議所の方々、人間環境デザイン学科の方などと会議を何度も重ねることで、自分たちの思いを伝えることができ、私たちが目指した商品“大和の天雲”に近づくのが実感でき、一つのものが形になる嬉しさを味わえました。ありがとうございました。

2011.12.06

「冬の市場まつり」出店成果の学長報告

奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」で協会理事長賞の受賞報告をしました。 2011(平成23)年12月1日学長室を訪ね、「冬の市場まつり」(11月27日開催)で“畿央部屋えみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋”を出店した健康栄養学科学生14名と指導教員(上地先生、柴田先生、新谷先生、顧問として北田学科長)らが当日受賞した市場協会理事長賞の受賞と販売模様を学長先生にご報告しました。 上地先生からは、みんなで相談しレシピ付き特製箸入れを作ったり何回も試作を重ねてようやく納得のいく鍋ものができ、他の大学を抜いてわずか1時間ほどで250食が完売し、多くの来場者の方々から美味しかったと言われたことで報われました、と報告がありました。 学長からは、「大学から一歩外に出て多くの方々に日頃の勉強の成果を見ていただくことはとてもよいことです。これからも精進していってください。」と学生代表に改めて賞状を授与されました。 「冬の市場まつり」の当日の様子はコチラ ↓ https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-442.html

2011.12.05

学生広報スタッフblog vol.5~模擬店@畿央祭レポート!

学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央大学企画部と畿央生がコラボした「学生広報スタッフblog」。第5弾は、大学生活最後の畿央祭で模擬店をしていたスタッフから! こんにちは。健康栄養学科4回生の安丸友規(やすまる ゆき)です(*^0^*)皆から「ゆき」って呼ばれていますo(>▽<)o!! 学生生活の思い出作りに卒業までのわずかな期間ですが、広報スタッフとして畿央大学の様子をお届けしたいと思います♪ 今回の内容は・・・10月22日、23日に開催された畿央祭★先日同じ広報スタッフの小西佳奈ちゃんも畿央祭についてブログを更新していましたが、私は模擬店のことを書きたいと思います。 私たち栄養学科4回生は昨年と同じくタピオカジュースを販売しました(^ω^) (↓ 売り子さん頑張っていたまりこ ↓) タピオカは「入れているだけ」だと思っている方が多いかもしれませんが、実はタピオカは私たちが茹でて作っていました。 タピオカジュースの種類は、抹茶ミルク、カルピス、オレンジジュース、ミルクティー、コーヒーなど豊富なラインナップで販売(>ω<)♪その中で人気だったのは抹茶ミルクでした!! (↓ 抹茶ミルクに抹茶を入れていたかなこ ↓) 天気が良くて暖かかったので、タピオカジュースはたくさん売れました\(^▽^)/(せっかく買いに来てくれたのに売り切れが出てしまったりして買えなかった人はすいませんでしたm(_ _;)m ) たくさんの注文を分担して手際よく作れた手際の良さは、4年間培ってきた私たちのチームワークの証(^з^)/☆\(^з^)  学祭では、皆でTシャツを作ることが多いと思いますが、今回はタオルを制作。そのタオルを持って皆で記念写真を撮りました(・▽・)♪ タオルには栄養という意味の『Nutrition』という文字が入っています。普段使うのにも可愛いデザインです☆ ↓ タオルの拡大写真(真ん中が安丸です) 大学生最後の畿央祭はゆっくり見て回るのも楽しいけれど、皆で模擬店をするのもやりがいがあって楽しかったです(>з<)!!またひとつ、素敵な思い出が出来ました♪♪ 次回、12月中旬に栄養教諭を目指す後輩に合格体験をお話しする機会があるので、その時にまたブログをアップしたいと思います。 ゆきでした☆

2011.12.02

調理学実習☆中華料理

☆☆☆ 1回生 調理学実習 ☆☆☆ この日のメニューは中華料理☆ チンジャオロースと卵スープと餃子を作りました。 餃子は皮から作りました。 生地をこねて薄く延ばし、型をぬく。 先生に指導を受けながら、みなさん楽しそうに調理していました。   完成した餃子は市販の皮に比べ、もちもちとした食感でした。 焼き加減もよく、とてもおいしく出来ました♪

2011.12.02

中庭の木にイルミネーションが!!

★ 畿央大学に、イルミネーションが登場しました! ★     畿友会(畿央大学学生自治会)が企画して、中庭にある食堂横の木に電飾を取り付けました!(昨年まではエントランスホールにクリスマスツリーを設置していました)   3月11日に東日本大震災が発生し、日本全国に恐怖と衝撃を与えました。その一方で「人の温かさ」、「ひとと人との『きずな』と『つながり』」という人間としてあるべき姿を再認識できたと言っても過言じゃないでしょう。   畿友会として、「がんばろう!東北」という願いをイルミネーションに込めるとともに、このイルミネーションによって学生同士・学生と教職員の会話の機会が増えひとと人のきずなとつながりがさらに強固なものになることを期待して設置しました。 点灯期間は12月1日(木)~12月20日(火)の17:30~21:00です。カラフルな約900球の電飾でクリスマスの雰囲気を味わってください☆ なお、昨今の節電に配慮して、すべてLED電球の使用と最小限の点灯時間(自動点灯・消灯)にしています。 (さらに…)