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人間環境デザイン学科

2016.08.01

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.49~「社交ダンス」

7月22日、畿央大学と御所市、地域住民との毎週金曜日に開催している、「金曜カフェ~つどい~」に参加しました。 毎月第四金曜日の午前中は「社交ダンス」を開催しています。 地域のみなさんにも、徐々に定着してきており、今回は男性9名、女性12名の合計21名の皆様に参加していただきました。 他のイベントに比べ男性の割合が多く見受けられました。   まず、ストレッチを入念に行いました。 アキレス腱や足首の運動など重点的に足の運動を行いました。       今回は、マンボとスクエアルンバの二曲です。 さぁ、いざスタート! 「社交ダンス」は、男性と女性のステップが異なるので、男女交互にパートの練習を行いました。       みなさん真剣にダンスに取り組んでいました。 社交ダンスに取り組んでいて一番難しかったのは、ステップなどで足が交差するにも関わらず、片方のかかとをずっと上げて踊り続けないといけないことです。 私はとても苦戦しましたが、先生や参加されている住民の方に教えてもらいながら、最後には、男女ペアになり一曲踊ることができました。     そして、社交ダンスが終わり、休憩。 住民の方の中には、「社交ダンスは、他のイベントより運動量が多く疲れるが、一番楽しい」とおっしゃっていた方もいました。   午後から開催された折り紙教室には、私たちは講義のため参加できませんでしたが、またぜひ、折り紙教室にも参加したいと思います。   8月19日(金)の金曜カフェでは「畿央大学生によるマジックショー」を行います! 皆様のご参加お待ちしております。   人間環境デザイン学科 4回生 野田眞之介

2016.07.20

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.48~「太極拳」

7月15日(金)、畿央大学と御所市、地域住民とで毎週金曜に開催している、「金曜日カフェ~つどい~」に参加しました。毎月第三金曜日の午前中は「太極拳」を開催してます。地域のみなさんにも、徐々に定着してきており、今回は21名もの人たちに参加していただきました。   まず、「太極拳」をする前に、先生から正しいストレッチの仕方を学びました。特に印象に残っているのは「丹田(たんでん)」のトレーニングです。丹田はへその下のあたりのことをいい、丹田に力を入れると健康と勇気を得るといわれています。     ストレッチ後は、いよいよ「太極拳」です。 右も左もわからない私たちで、とても苦戦しましたが地域住民の方々の丁寧なご指導により、後半には多少のぎこちなさは残ったものの、少しは上達したかなと思います。     「太極拳」が終わった後は地域住民の方とお昼ご飯を一緒に食べました。 お昼ごはんには商店街に肉屋さんで「美味しいコロッケ」を紹介していただいたり、地域の方の手作り弁当を分けていただいたりしました。地域の情報や料理のコツなどを教えていただき、有意義な食事ができました。   今月は特別に午後1時から「御所音頭」が開催されました。私たちは授業があったため参加することはできませんでしたが、ぜひまた次の機会に「御所音頭」を学びたいと思います。   次回、7月22日(金)の金曜カフェは「社交ダンス」と「折り紙」です。 地域住民の方と一緒に「社交ダンス」や「折り紙」も楽しく学んでいきたいと思います。 皆様のご参加お待ちしています。   人間環境デザイン学科 4回生 石原卓磨 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.07.19

人間環境デザイン学科「ファッションビジネス論」課外研修レポート!

7月11日(月)人間環境デザイン学科3年次配当「ファッションビジネス論」で、毎年恒例の課外研修が行われました!! 1日をかけてアパレル関連の企業を数社回る…という他ではなかなか見られない貴重な研修です。各社の事業内容の説明をうけ、仕事の現場も見てまわります。   まずは、吉忠株式会社そして吉忠マネキン株式会社での現場研修です。 テキスタイル商社から見たアパレルメーカーとマネキン企業の経営やインテリア、照明なども含めた店舗設計の講義の後、ショールームにてマネキンやLED照明の店舗設計の一旦の実践の説明を受けました。     記念に参加者の写真を玄関ロビーにて撮影しました。     次に場所を変え、アパレルメーカーであるダイイチ株式会社の企画部(デザイン、パターンCAD)や生産管理部(検品や物流管理等)の現場研修です。 ここでは、アパレルCADやドレーピング説明などが行われました。CADの実演作業で学生達もCADパターンを手にとって熱心に質問していました。     また、検品、在庫管理の商品管理の現場見学も熱心に聴いていました。次に、企画部長からアパレル商品企画の過程に関する講義を受けました。質疑応答の場面でも学生は手をあげ熱心に話を聞いていました。     最後に、藤井大丸(百貨店)での見学会。百貨店でセレクトショップを導入し始めた第一番の店舗です。地元の小百貨店ながら業界では特質していて、東京からの同業者の視察も来るようです。若者注目の店として、学生も関心深く、見学、研修を受けました。事業本部責任者に1階~7階の各フロアの現場のブランド導入や展開コンセプト説明を受けた後、会議室にて百貨店業界や自店の戦略を具体的実践の事例を交えての講義を受講しました。     質疑応答では就職活動中の経験から意識の高い4年生たちがしっかり質問をしてくれて、3年生も続いて熱心に質問してくれ、意義深い研修となりました。     以上、暑い中、大変だったと思います。ご協力いただいた企業の皆様、ありがとうございました。学生の皆さんもお疲れ様でした!

2016.07.05

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.47~「うたごえ」・「似顔絵」を開催!

7月1日(金)畿央大学と御所市、地域住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」では、毎月第一金曜恒例の「うたごえ」・「似顔絵」を開催しました。 「うたごえ」・「似顔絵」は毎回大盛況で、今回も40名程が参加され楽しんでおられました。 「うたごえ」では、昔懐かしい歌を歌いながら足踏みや手拍子、手話の振り付けなどを一緒に行いました。自分たちも一緒に参加しましたが、体を動かしながら歌うことがこんなにリラックス効果があるのかと驚きました。ギターの伴奏は、第四金曜日の社交ダンスの先生もされている長村先生でした。歌も披露され、会場はうっとりとした雰囲気に包まれました。     「うたごえ」で歌う内容は、毎回、季節に合わせたものを考えてくださっており、今回は、七夕が近いということから、七夕にちなんだ紙芝居を見たあとに、「星に願いを」を、手話も学びながら歌いました。     最後に、参加した皆さんで短冊に七夕の願い事をつるしました。     「世界平和」「健康でいられますように」など様々な願い事がありました。皆さんの願い事が叶うといいですね!   「似顔絵」は、「うたごえ」を行われている間に、並行して描いてくださいます。今回参加した、清水研究室の松下さんと野田君も似顔絵をかいてもらいました。とてもかわいい顔に描いてもらい、二人とも喜んでいました。     今年から始動した清水研究室4回生の顔と名前を早く覚えてもらえるように、似顔絵を壁に飾ってもらおうと思っています!私も似顔絵の先生にお願いしたので、完成が楽しみです。 私は2年前、斎藤ゼミとして金曜カフェの立ち上げのお手伝いをさせてもらいましたが、あの頃と比べると、カフェの運営はボランティアスタッフ主体で円滑に行われており、地域主体のコミュニティカフェの形が確実に定着しつつあるなと思いました。参加している人々はとても楽しんでおられ、ボランティアスタッフとも、とても近い距離で一体感のある環境ができあがっていました。   次回、7月8日の金曜カフェは畿央大学災害復興ボランティア部HOPEFULによる『熊本地震の現状とボランティア活動の報告会』です。報告会を聞きながら、熊本の名産やスイーツをみんなでいただき、復興支援のお役に立てればと思っています。皆様のご参加お待ちしています。 今後も、様々な形でサポートしていきたいと思います。   人間環境デザイン学科  4回生  平井直大     過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2016.06.01

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.45~御所市連携コミュニティカフェは、大学主体から住民主体の取り組みへ!

2014年8月に御所市と畿央大学との地域連携でスタートした「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)は、今年度で3期目となりました。また、今期からは退職された人間環境デザイン学科齋藤ゼミに代わって、同学科清水ゼミへと引き継がれています。 2014年の発足当初は、大学からの依頼によりイベントのボランティア講師を募っていましたが、現在では、様々な技能をお持ちの地域住民の方々から、講師の立候補をいただいており、今年度の午前の部の講師担当は、ほとんど埋まってしまうほど人気のコミュニティカフェに成長しています。     また、2015年2月からは、御所市と学生スタッフがこれまで培ってきた運営ノウハウを生かして、地域住民の方々にもボランティアスタッフとして加わっていただき、コミュニティカフェ当日の運営を行っていただいています。このように、今後は、コミュニティカフェ当日の運営を学生主体からボランティアスタッフ主体へと移行していき、大学は事業全体の運営を裏方としてサポートしていきます。 先日、御所市の担当者の方々も交えながら、清水ゼミの学生との交流会と、第一回目のボランティアスタッフ会議を実施しました。ボランティアスタッフの皆さんからは、「『金曜日カフェ~つどい~』ができてから、それまで引きこもりがちだった生活から、金曜日は必ず出向く生活に変わり、みんなに会うのが楽しみになった」というお声や、「毎回来てくれる大学生は、孫のような存在」、「今後もみんなで力を合わせて継続していきたい」といった、お声をいただきました。また、学生スタッフからボランティアスタッフ主体の運営に代わったことにより生じた、スタッフ同士の情報共有不足の問題点などを検討し、ボランティアスタッフ主体の運営に沿ったルール作りについて話し合いました。 後日、参加した学生からは、「2年前の発足時に参加しましたが、1年ぶりに来てみると、一般の参加者だった方々がボランティアスタッフとして主体的に運営していらっしゃることに驚きました。」という意見や、「ボランティアスタッフの皆さんが、若い世代と接することを楽しまれていると感じ、自分たちも裏方として多世代交流の企画や運営サポートに取り組みたいとおもいます。」という意見が見られました。 今後は、引き続き2ヶ月に1回程度の割合でボランティアスタッフ会議を行い、運営方法の改善や大学の参加のあり方、多世代交流の方法などを検討していきたいと思います。 人間環境デザイン学科 助教 清水裕子

2016.04.28

田原本町「やどかり市」でアンケート調査を実施!~人間環境デザイン学科清水ゼミ

人間環境デザイン学科の清水研究室では、中心市街地のまちづくり、福祉のまちづくりなどのキーワードで研究を行っています。これらに関連して、本研究室では、まちづくりの支援や受託調査を引き受けています。 先日、4月24日(日)に田原本町の依頼を受け、駅前の商店街を中心に行われたイベント「やどかり市」において、奈良女子大学の中山研究室と合同で、イベント参加者と参加商店主へアンケート調査を実施しました。     本研究室で行う商店街におけるイベントの調査では、イベント参加者と参加商店主双方を調査することが多くあります。参加者へのアンケート調査では、イベントの単純な評価のみならず、属性や居住地域別に分析することで評価や意向の傾向を探り、参加商店主へのアンケート調査を並行して実施することで、些細な問題点や功を奏した秘策、参加者と商店主の認識の違いなどを早期に把握することができます。 学生達にとっては、アンケート調査の依頼活動は初めての経験でしたが、スタートから積極的にイベント参加者へ声をかけることができました。参加した学生からは、   「今回初めてアンケート調査に参加して、最初はアンケートに協力してもらえるだろうか…など少し不安がでしたが、声をかけた多くの方が快く協力してくださってとても嬉しかったです。私自身も何店舗かお店を回ってみて実際に食べたり、見たりして、今まで知らなかったお店を知ることが出来て楽しかったです。これから結果を分析していくのが楽しみです。」   「イベントは自分が思っていたよりも賑わっていて、たくさんのお店が出店されていてビックリしました。アンケート調査を介して、たくさんの人と接する機会ができ、いろんな意見が聞くことができました。たくさんの笑顔を見ていると、今後も調査に関わりたいと思いました。」   「田原本町はあまり馴染みがありませんでしたが、実際に行って調査をすると、すごく活気があっていい雰囲気の町だと感じました。単にイベントに参加するだけでは分からない、参加者の生の声を調査を通して聞くことができて、とても勉強になりました」   などと、学生にとっても机上では想像もつかないほど、刺激的な体験ができたようです。     突然の調査依頼にもかかわらず、快くお答えいただいた100名以上のイベント参加者の皆様に感謝申し上げます。今回頂いたたくさんのご意見は、今後とりまとめて分析した上で、来月行われる「やどかり市」の反省会にて調査報告させていただきます。 その他にも、本研究室では、市町村が持つ使われなくなった公共施設の活用方法や、福祉のまちづくりの視点からコミュニティカフェのあり方など、ハード面に限定せず、ソフト面からのアプローチを取り入れ、さまざまな都市の問題に取り組んでいます。今後も、実践的な研究テーマをもとに、教育的見地から学生と共に歩んで参りたいと思います。 人間環境デザイン学科助教 清水裕子

2016.04.25

江戸時代の街並みが残る今井町を見学!~人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」

4月23日(土)、人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」の一環で人間環境デザイン学科1回生が、橿原市今井町の見学に行ってきました。 今井町は、中世の環濠集落を発祥とする称念寺を中心とした寺内町で、江戸時代も自治が行われてきた日本でも極めて珍しい歴史を持つ町です。かつては『大和の金は今井に七分』といわれるほど繁栄した町で、周囲は環濠で囲まれており、江戸時代からの町並みと道路が今でも残っています。1993年には重要伝統的建造物群保存地区に指定され、重要文化財は9棟存在します。現在も一般の方々が生活する「生きた町」であるのも魅力の1つです!   「景観・まちづくり演習」では、実際に歴史あるまちを訪れ、そこに暮らす人の話を聞き、建築に触れることで、自分たちの身近な環境のデザイン、地域社会について考えていきます。畿央大学が奈良県にあるからこそできる学び、とも言えます。   ▼まずは、今井まちなみ交流センター「華甍」にて、NPO法人今井まちなみ再生ネットワーク理事長の上田さんから、今井町についての講義がありました。     ▼講義後は班ごとに分かれ、実際に今井町内を歩きました。江戸時代からの建物、町並みが現在も保存されています。電線や電柱は地中に埋められ、景観を損なわないよう工夫されています。     江戸時代からの建物に、学生たちも驚いていました。     こうして実際に体験できたことで、学生もそれぞれ感じるものがあったと思います。今後も吉野や宇陀松山を訪れる予定ですので、お楽しみに☆ NPO法人「今井まちなみ再生ネットワーク」の皆さん、ご案内いただきありがとうございました! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織

2016.04.14

美をつくる~人間環境デザイン学科教員によるマークデザイン!

人間環境デザイン学科でインテリアデザインを担当している加藤です。先日、2020年東京五輪の新しいエンブレムデザイン最終候補4作品が発表されましたが、私も時々マークのデザインをすることもあり、2作品を紹介させていただきます。     私の友人で、カンボジアの人々に井戸を贈るボランティア活動を続けている多田さんという人がいます。     活動のツールとして何か旗印が欲しいという依頼を受け、私もマークのデザインをボランティアでさせていただきました。私一人のデザインではなく3月に退職された奥村亜希先生との協働作品です。     マークのコンセプトは次の通りです。 CIRCLE TO PRESENT WELLS TO CAMBODIAN PEOPLE サークル(環)からマークの基本形態は円形にした。全ての人々が繋がっていくように願いを込めて輪になっている。円の中は「井戸」の漢字の1つ「井」がデザインされ、その中心にカンボジアの頭文字「C」が入る。この文字は「ランドルト環」といってフランスの眼科医 エドマンド・ランドルトが20世紀初頭につくったものである。遠くから見る場合、目をこらさないと切れたところが判別しづらい。よくよくカンボジアに注目してもらいたいわけである。あえて赤色にしたのは中央が日本の国旗にイメージできなくもないからである。下部には「多田」の漢字をデフォルメしてさりげなく入れている。日本人が協力してカンボジアに井戸を贈る。「和をもって貴しとなす。」     奥村先生とは2013年にも協働でマークをつくりました。   これは第25回日本インテリア学会の大会マークで、座と背の部分が25という数字になっています。名付けてトゥエニーファイブチェア。日本タイポグラフィ年鑑2014にも掲載されております。     人間環境デザイン学科 准教授 加藤 信喜

2016.04.12

平成28年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科では、2016年4月6日(水)・7日(木)、1泊2日の新入生宿泊研修を行いました。研修には新入生71名、学科長の三井田先生、1組担任の村田先生、2組担任の加藤先生、長井先生、中井先生が参加しました。行先は旧閑谷学校、倉敷美観地区、直島です。     人間環境デザイン学科では今後、建築・インテリア・プロダクトといった「デザイン」を学んでいきます。その最初の道しるべとして、毎年豊かな環境や、特徴的な建造物が存在する地域を訪ねます。   《1日目》 1日目の午前中は、岡山県にある旧閑谷学校を見学しました。旧閑谷学校は世界最古の庶民のための公立学校です。日本遺産に登録されている講堂には、新入生も圧倒されていました。   ▲閑谷学校講堂 入母屋の屋根が特徴的です。   ▲説明を聞く新入生・講堂回廊を探索!   午後からは、岡山県の倉敷美観地区に向かいました。白壁が美しいコントラストを見せて、伝統的な日本建築の美しさが残っています。世界的名画を集めた大原美術館をはじめ多数の重要文化財が存在します。   ▲岡山白桃のソフトクリームが美味でした。   宿泊先では、新入生それぞれが目指す大学生活・夢を作文に書きました。熱心に作文用紙と向かいあう姿に、今後の大学生活が楽しみになりました。     《2日目》 2日目は宇野港からフェリーに乗って、直島に行きました。 直島は、有名な建築家や芸術家達が手がけた美術館やミュージアムがたくさんあり有名です。また港で存在感を示し直島のアイコンとなっている草間彌生の「赤かぼちゃ」など、その他にもたくさんのアーティスト作品が島中に点在し国内にとどまらず海外からも大注目の島となっています。     2日目は雨が降っていましたが、また違った雰囲気を楽しむことができました。2時間程しか時間がなかったので、直島すべてをまわる事ができなかったのが残念でしたが、またプライベートでぜひ訪問して欲しいものです。     今回の宿泊研修は、日本最古の建造物から現代アートまでさまざまなものに触れ、人間環境デザイン学科ならではの研修となりました。これからそれぞれの夢に向かって頑張りましょう!!(^^)/ 人間環境デザイン学科 助手 中井千織

2016.04.09

駒川商店街でシャッターアートに挑戦!~人間環境デザイン学科

こんにちは!健康科学部人間環境デザイン学科3回生の久吉 茜です(^^)/ 3月22日(火)~30日(水)に私の地元、大阪市東住吉区にある駒川商店街の靴下屋さん「COPO」のシャッターに絵を描きました! シャッターアートをすることになったきっかけは、私の母と「COPO」の店長さんの会話でした。以前、「COPO」の常連客である母は、私が中高6年間、美術をやってきたことを何気なく話したことがあったそうです。そのことを店長さんが覚えていてくださったようで、店を移転するにあたって、「ぜひシャッターに絵を描いてほしい」と頼まれました。私は、店長さんの「シャッターアートをきっかけに商店街の活性化につながれば」という思いに惹かれ、引き受けることにしました(^O^)/   シャッターに絵を描くには、ペンキが必要でしたが、「COPO」お店の周りの環境が精肉店・八百屋・魚屋だったため、臭いのきついペンキは使えませんでした。 ペンキを扱うのは初めての経験だったので、2・3回生プロジェクトゼミの担当教員の加藤先生に相談に乗って頂きました! ペンキの種類のことや、計画の立て方など、いろいろなことを教えて下さいました。     2月の終わりからデザインを考え始めました。店長さんのご要望で、可愛くして欲しいと言われたので、それぞれの四季の中に靴下をつなげ、ファンシーなデザインにしました(*^-^*)     また、作業出来る日にちと時間を考え、大体1日でどのくらいのペースで進めるべきか計画も立てました。そして、3月の中頃までにデザインを確定し、いよいよ3月22日から作業開始!     約1週間しか期間がなかったので、私1人だけでは大変でした。そこで、同じ学科の西山ゼミの魚瀬さんにも数日手伝ってもらいました! ペンキの扱いは、とても難しく、むらなく、きれいに塗るのは至難の業でした…(^^; しかし、商店街で働いている方や、通りすがりのお客さんに「きれいやね」「プロ顔負けやね」などとお褒めの言葉を頂いて自信を持ってやることが出来ました!完成したシャッターを見た店長さんや従業員の方もとても喜んでくれました(^◇^)     以前に、加藤プロジェクトゼミでエコール・マミの改修提案とディスプレイ展示をさせていただいた時は、数人で作業をし、先輩方の指示もありましたが、今回はその時の経験をもとに予算の話し合い・デザイン・完成までのスケジュールなどを自分で考えなければならず、かなり大変でした。 でも、学生の間に実際の店舗と関わる仕事をできることは貴重な経験であり、社会に出たとき必ず役に立つと思いました。 このシャッターアートで少しでも商店街の活性化に協力できていたら良いなと思います!   人間環境デザイン学科 3回生 久吉 茜