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イベントレポート
2018.04.12
平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.4~人間環境デザイン学科
平成30年4月5日(木)・6日(金)の2日間にわたり、1泊2日の新入生宿泊研修を行いました。研修には、新入生68名、4回生4名、教員4名、キャリアセンター職員1名が参加しました。 この研修では大学生活での友達づくりはもちろん、美しい環境の中ではぐくまれた建築や、町並みに触れることにより、町と人々の生活とのつながりを考えることを目的としています。 そして今年は、滋賀県にある「近江商人発祥の地」と言われている五個荘、近江八幡を訪れました。 【1日目】 五個荘町は、伝統的建造物群保存地区に指定されており、古くからの寺院や屋敷も多く残り、タイムスリップしたかのような町並みが保存されています。道路脇の用水路には、色鮮やかな錦鯉が泳いでいました。 ▲現地ではボランティアスタッフの方々に案内していただき、当時の暮らしや屋敷の特徴などを聞くことができました。 ▲この壁の板は、木の船を解体した船板を家に再利用しています。100年以上昔からリサイクルされていました。よく見るとしっかり金具で固定されており、傷も残っています。 ▲旧家では、川戸と呼ばれる水路を家の中に引き入れ、台所で使用した水を排水します。そこに溜まった食べかすなどが鯉のエサになっています。 近江八幡では、メンソレータムでおなじみの近江兄弟社の創設者の一人でもあるヴォーリズが設計した建築を巡りました。ヴォーリズが建築設計家として日本に残した建物は1600にものぼり、彼が生涯過ごした近江八幡にも25件の建築物が残されています。 ▲当時は手焼きでレンガを作っていたため、焼き損じで不良品のレンガを建築材料として再利用し、塀などに活用していました。 ▲旧八幡郵便局 窓のアーチが特徴的です。 ▲アンドリュース記念館 窓のフレームが十字架になっています。ヴォーリズ建築の特徴ともいえる煙突がみえます。 近江八幡ではヴォーリズ建築のほか、八幡堀周辺も探索しました。ボランティアガイドさんの説明を細かくメモにとり、町並みをしっかりと目にやきつけました。 町並み探索のあとは、ラコリーナに寄り道をしました。 芝におおわれている印象的な屋根のメインショップは草屋根という名前で呼ばれています。この建物をはじめ、ラコリーナの多くの建築を手がけたのは、建築家の藤森照信さん。敷地内にはあらゆる場所で藤森建築のこだわりを見ることができます。 施設内にはカフェもあり、和菓子・焼き立てバームクーヘンを購入することができます。インテリアにもこだわった空間で学生たちも大喜びしている様子でした。 宿泊施設に到着し、夕食をいただきます。 入学式からまだ3日目にもかかわらず、すっかり打ち解けた様子でした。 夕食後、学生達は部屋に戻り、「夢をチカラに」をテーマにした作文を書いて、1日目の研修は終了しました。 【2日目】 2日目午前中は、班ごとにわかれグループワークをしました。1日目の見学の際にメモしていたものをグループ内でマップに書き込みました。また、学生各々が「好きな景色」をテーマにスケッチを描き、1人ずつ発表しました。 ▲1日目の研修を思い出しながら、グループで話し合います。 ▲写真におさめた「好きな景色」をスケッチします ▲「五個荘:鳥よけのためアワビの貝殻がついた屋根」について ▲「近江八幡:ヴォーリズ建築」について 全員の作品を掲載することができず残念ですが、一人ひとりが違った内容の発表をし、皆とても興味深く話を聞いていました。 人間環境デザイン学科では、自分が設計した作品をプレゼンテーションする機会が多くあります。 全員しっかりとした内容で堂々と発表している姿を目にして、これからの4年間が楽しみになりました。 グループワーク後は、全員で昼食をいただきました。 ▲最後は全員で記念撮影 古くからの町並みや建築を見て感じたことや感じた事を忘れずに、自らのデザインに活かしてくれることを期待しています。これから4年間、どんな作品を生み出してくれるのか・・・とても楽しみです! みんなそれぞれの夢に向かって頑張りましょう!! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織 【関連記事】 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~健康栄養学科 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2018.04.11
平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~健康栄養学科
2018年4月5日(木)・6日(金)の2日間にわたり、健康栄養学科の新入生宿泊研修が奈良ロイヤルホテルにて行われました。新入生99名と研修の進行をサポートする在学生スタッフ4名、卒業生スタッフ2名に教員7名の総勢112名の参加となりました。 今年度も健康栄養学科の宿泊研修では「充実した学生生活・楽しい大学生活を送るために」をテーマに、これからの健康栄養学科での学生生活に向けて5つの研修が行われました。 【研修1:班ごとの自己紹介】 教員による自己紹介の後、班ごとに分かれた新入生が自己紹介を行いました。1人ずつの自己紹介の後、オリエンテーションで発表された班ごとに、自分たちの共通点を見つけて発表するという特色のある班紹介を行いました。前日にグループ内で綿密なコミュニケーションがとれたのか、ユニークかつ元気な発表が多数ありました。 ▼新入生による自己PR。緊張している新入生もちらほら・・・ 【研修2:工場見学】 研修1日目午後からは、大阪府貝塚市にある明治なるほどファクトリー関西に工場見学に行き、ヨーグルトの歴史や原料について学ぶとともに、製造ライン見学などをしました。往復のバス内では在学生によるレクレーションによりクラスでの親交を深めました。 ▼工場見学の様子。課外での学習も貴重な経験となりました。 ▼クラスごとに集合写真を撮りました。 【研修3:洋食フルコースのテーブルマナー研修】 夕食はテーブルマナーを学びながら洋食のフルコースをいただきました。 フルコースの雰囲気や出会って間もない友達との食事で、初めは緊張している様子でしたが、美味しい料理を食べているうちに自然と会話も増え、楽しい食事の時間となりました。講師の先生がおっしゃる「食事マナーは、堅苦しいものではなく自分や周りの人と楽しむための心遣い」ということが体感できたようです。 【研修4:クラスアワー】 夕食後は卒業生スタッフと在学生スタッフが新入生の不安や疑問に丁寧に答えてくれました。終了後も興味は尽きず、学生生活や進路について卒業生スタッフに熱心に相談している学生も見られました。 【研修5:教職員の講話】 2日目は先生方から、大学生活の流れや4年後の管理栄養士国家試験、大学生活の中で参加できる地域連携の活動などの説明がありました。これからの4年間の流れがイメージできたのではないでしょうか。 また、キャリアセンタースタッフの谷口さんが参加して下さり、卒業生の就職先や就職活動において大切なことを楽しく具体的に話していただきました。「将来を考え、今をどう過ごすか。学生生活で何かに打ち込み能動的に行動することが大事」「それは単に就活のためでなく、学生生活を楽しみ充実させることになる」という熱い思いのこもった話に、学生も聞き入っていました。 最後に「夢をチカラに」をテーマに作文を書きました。 昼食前に小西学科長に宿泊研修の講評をいただきました。 2日目の昼食では緊張もほぐれ、これからの4年間を共にする仲間との交流を深め、大学生活への期待を膨らませ、目標や夢についてしっかり考える時間となったと思います。 健康栄養学科 助手 吉田知可 【関連記事】 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2018.04.11
平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~理学療法学科
平成30年4月5日(木)・6日(金)の2日間にわたり、新大阪にある大阪ガーデンパレスにて理学療法学科の平成30年度新入生宿泊研修が行われました。研修には新入生76名、4回生5名、卒業生5名、キャリアセンター(理学療法学科就職担当)の竹村忠司次長、学科長の庄本康治先生、学科主任の田平一行先生、1組担任の峯松亮先生、2組担任の高取克彦先生が参加しました。 宿泊研修の目的は下記の通りです。 ① 新入生同士だけでなく、先輩・教員とも交流を深める ② これからの学生生活について考え、理学療法士としての自分達の将来像を持つ 【1日目】 まずはアイスブレーク(初対面同士が打ち解けやすくするためにゲーム等を行うこと)ということで、4回生が司会で新入生の自己紹介を学籍番号順ではなくランダムに指名していく形式で行い、新入生の緊張をほぐしてくれました。 ▼自己紹介タイム 続いてグループに分かれて、4回生司会進行での全員参加の○×ゲームを行いました。理学療法学科の特色や担任の趣味、癖などが問題としてスクリーンに映し出され、新入生は○コーナーか×コーナーに分かれて集まるというもので、かなり盛り上がりました。このあたりから新入生の緊張も徐々に解け、とても穏やかないい雰囲気になっていきました。 4回生の5名からは畿央大学での学びや学外活動(クラブ、サークル活動、アルバイト、遊び)などについて自身の経験から新入生ととても近い距離感で楽しく話してくれました。 その後、グループワークで「大学生活をよりよく過ごすために送るために」についての討論があり、学外活動の面から考え発表してもらいました。新しい仲間の前での初めてのグループ発表では、緊張感もありながら、各々の個性が出ていました。 【2日目】 2日目は「建学の精神と理学療法士を考える」というテーマで、卒業生5名から、臨床現場で患者様と日々向き合っている理学療法士として、畿央大学の建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」についてどのように考えるのかについて、熱いメッセージを添えて話していただきました。 ▼卒業生によるプレゼンテーション ▼4回生を交えてのグループワーク 最後は、グループで今後、理学療法士を志すにあたり建学の精神をどのように考えるのかについて話し合い発表してもらいました。難しいテーマでしたが、4回生や卒業生がグループワークのファシリテーターとして入り、意見をまとめることができていたと思います。 【建学の精神】は理学療法士としてはもちろん、一人の人間として成長していくために重要なこころの持ち方だと考えています。入学して間もない時期に、全員で、これからのことをしっかり考えたこの研修は、彼らにとって非常に有意義な時間になったと思います。考えるだけでなく、これから実際に行動することにより、皆さんの夢を実現していってくれることを祈っています。 【理学療法学科16期生 1組担任 峯松先生のコメント】 「大学生活をよりよく過ごすために」「建学の精神と理学療法士を考える」とのテーマで、卒業生および4回生の講演を聞き、グループワークと発表を行いましたが、講演内容が分かりやすく身に染みたのか、活発な意見交換と内容の濃い発表ができたと思います。「積極性」というキーワードが多くの班から出ましたが、勉強にも遊びにも、そして課外活動にも積極的に取り組み、目標に向かってこの4年間を過ごせてもらえればと思います。一泊二日の短い研修でしたが、新入生にとって有意義であったと確信しております。最後に、お忙しいところ参加いただいた卒業生の先生方、4回生の皆さん、関わっていいただいた教職員の皆様に深謝いたします。 【4回生からのコメント】 4回生の発表では、大学生活をより良いものにするためにイベント事を楽しむ、チャレンジ精神、積極的な態度について話しました。その後の1回生の発表では、各班の個性的なアイデアがあり、笑いも起きましたが、授業や積極的な態度の重要性についても話してくれたので、私たちの発表が伝わって良かったと感じました。1回生のみなさんが私たちの発表を少しでも心に留めて4年間を過ごしてもらえたらいいなと思います。 私たち自身も宿泊研修を通して、初心を思い出し残りの学生生活を大切にしようと思いました。 理学療法学科4回生 黒原由季、西谷真由子、西村勝志、兵野瑛祐、吉歳拓磨 【関連記事】 平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
2018.04.09
冬のスポーツ実習2018(in 白馬村)レポート vol.5~助力が見たスポーツ実習
スポーツ実習では、12名の学生が「助力(じょりき)」として参加し、教員の支援はもちろんのこと、学生たちの心の支えとしても活躍しました。教育支援は教育学部の学生5名が、健康支援は健康科学部理学療法学科の学生7名がそれぞれ担当しました。 【教育支援担当】 他学部の初対面の受講生も多く、戸惑うこともありましたが、実習が進むにつれて打ち解け合い楽しい時間を過ごすことができました。また、最初は「怖い」と言って腰が引けてうまく滑ることができなかった学生が日に日に上手くなっていき、最終日には笑顔で楽しそうにしている姿やグループの仲間と助け合いながら実習に取り組む姿を見ると、助力としてすごく嬉しく思いました。 助力として、4日間多くの学生や先生方と関わり、多くのことを学びました。学生の活動が円滑に進むには助力として何をすればいいのか前もって考えることの大切さや、人の前に立って話し、まとめることの難しさ、教育者としての責任を再確認することができました。 今回の経験は将来の自分について考えることのできる貴重な機会になりました。助力として大変なこともありましたが、去年とは違う視点から実習に参加することで、たくさんの人に支えられて実習が成り立っているということに気付くことができました。理学療法学科の助力の仲間とも協力し合いながら、助力として有意義な時間を過ごせて良かったです。 現代教育学科 日比野里紗、青山和輝、大東育美、中野実咲、福見友希 【健康支援担当】 私たちは体調面のサポートや場合に応じてテーピング、ストレッチの指導を行いました。テーピングについては事前に先生方か指導をいただきましたが、テーピングを巻くことが初めての学生も多く、テープの持ち方や種類から教わりました。きれいに巻けなかったり、強く巻きすぎたりと難しい部分もありましたが、先生からポイントを教わり、学生同士で練習することでなんとかテーピングができるようになりました。また、教わったテーピング方法を録画して各自で練習し、実習に臨みました。 実際にスポーツ実習が始まると、筋肉痛や足・膝関節の痛みや捻挫などが多く、動かすと痛くなる部位を先生方と確認しテーピングを巻くこともありました。また、初めてスキーやスノーボードをする学生が多く、筋肉痛を訴える学生がほとんどでした。そのため夜のレクリエーションの1つとして、ストレッチを行いました。 ゲレンデで滑る前日から筋肉痛になりやすい部位のストレッチの指導を行い、2日目・3日目はどこが痛いのかを聞きながら行いました。すると、学生からは「ストレッチのおかげで筋肉痛が軽くなった!」と言われ、とても嬉しくやりがいを感じました。ストレッチや怪我の処置の見学、テーピングから、運動学や筋の走行の知識、怪我の知識など改めて学んできたことの重要性を感じました。 今回、助力として支える立場になることで、先生方や教育の助力とも連携しながら、周りを見て行動し、先のことまで考えて行動できる力をつけることができたと思います。助力として冬季スポーツ実習に参加でき、本当にいい経験になりました!!! 理学療法学科 川上雅子、池田茜、井上真由香、出合音々、中村瑠璃斗、松川拓、森川真奈 【関連記事】 冬のスポーツ実習2018(in 白馬村)レポート vol.4~4日間を振り返って! 冬のスポーツ実習2018(in 白馬村)レポート vol.3~ゴンドラで頂上へ! 冬のスポーツ実習2018(in 白馬村)レポート vol.2~いざゲレンデへ! 冬のスポーツ実習2018(in 白馬村)レポート vol.1~奈良から現地へ!
2018.04.09
平成30年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科
看護医療学科の新入生90名が2018年4月5日(木)~6日(金)にかけて高野山別格本山宿坊普賢院にて行われた宿泊研修に参加しました。朝9時に大学に集合し、バスで高野山へ向けて出発。約2時間30分で世界遺産の高野山に到着しました。 【1日目】 1日目の研修では、“プロとしての優しさ”がテーマでした。高野山大学の山脇教授の講義をヒントに、グループ討議を行いました。本当の優しさというのはどういう意味か、プロフェッショナルというのはどういう存在なのかなど、さまざまな意見を出し合いました。 山脇先生からは、働く=傍(ハタ)楽(ラク)であると教えていただきました。プロフェッショナルが働くと傍の人が楽になるという意味です。楽になるとはいっても、目先の話ではないと理解しました。飢えた人に魚を与えれば満たされる。しかし魚の取り方を教えれば一生食える。ということわざがあります。魚を与えることは誰でもできますが、プロとしての優しさとは言えないでしょう。その時の飢えは満たせなくても、一生食えるようにすること(すわなち、根本的な解決をすること)がプロフェッショナルということかと考えました。 夕食をはさんで夜にもまだ研修が続きます。2回生(10期生)に初めての実習での経験を共有してもらいました。1年後の自分の姿を想像できたでしょうか? この日は夜遅くまで、新しい学友と親交を深めたことと思います。 【2日目】 これまでの研修をとおして「いのちとこころ」について理解したことをディスカッションしました。また、ディスカッションを通して理解したことを発表してもらいました。大学では、このように見聞きしたことを議論を通して理解することが大切です。 発表は各クラス2グループの8グループで行われました。いずれのグループも、見聞きしたことをそのまま述べるのではなく、議論して感じたことや考えたこと、そしてこれから学生生活で学ぶ姿勢についても述べられていました。全員の投票によって優秀なグループが選出され。1位「1A」、2位「2A」、3位「2B」の各グループが表彰されました。 新入生にとって今回の研修が、大学で何を学ぶのか、どのように学ぶのかを考える一助になればと願っております。 看護医療学科 1回生担任団(松本泉美・乾富士男・弓場紀子・堀江尚子)
2018.03.22
大阪府太子町の「たいし聖徳市」に参加・協力!~ヘルスチーム菜良
2018年3月18日(日)に太子・和みの広場で「たいし聖徳市」が開催され、ヘルスチーム菜良※として健康栄養学科の2回生1名、1回生1名が参加しました。 ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士過程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動に取り組んでいます。 たいし聖徳市は地域おこしのために住民有志が立ち上げた青空市で、私たちは毎年3月に継続して参加させていただいています。まず、今回は「味噌を食べて元気になるプロジェクト」のブースのお手伝いをしました。ここでは、地域の方々が手作りされた太子白味噌を使った味噌田楽を試食し、大豆に関するクイズに回答してもらいました。子どもから高齢者まで多くの方に、味噌田楽を召し上がっていただきました。私たちも試食させていただきました。味噌が甘くてとても美味しかったです! 休憩時間では、健康に関する7つのブースのスタンプラリーに参加しました。今回お手伝いした2つのブースに行ったり、たいしくん元気体操や野菜の福笑いに挑戦したりしました。スタンプが4つ以上になり、参加賞としてボールペン、ウェットティッシュ、ティッシュをいただきました。 ▲私たちが作った野菜の福笑いです 休憩後は「太子の大地と子どもを育てるプロジェクト」のブースのお手伝いをしました。ここでは、種芋の芽切りや肥料詰め、文旦・八朔・甘夏のみかん当てクイズを行いました。帰る際には、種芋をいただいたので、じゃがいもを自分で育ててみようと思います。 たいし聖徳市に参加したことで、地域の健康づくりに携わる高齢者の方々と関わることができ、とても貴重な体験となりました。来年度も参加したいです。 健康栄養学科1回生 徳原有実 ●ヘルスチーム菜良の情報はコチラからご覧になれます。
2018.03.22
助産学専攻科6期生、修了・卒業レポート!
2018年3月15日(水)に、助産学専攻科を修了しました! 今年は畿央大学の看護医療学科から助産学専攻科に進んだ学生が6名、他大学から進学してきた学生が3名と内部生が多い環境で、助産師になるために不安と期待を抱きながら入学してから早1年が経ちました! 入学当初、先生がおっしゃっていた「あっという間の1年だよ」という言葉通りだなと感じています。 早く卒業したいと思っていましたが、いざ卒業となると達成感もある一方でみんなとのお別れが寂しいです。前期は勉強と分娩介助の技術演習に明け暮れ、後期は助産学実習と卒業研究、国試勉強、NCPR(新生児蘇生法)の資格取得といった盛りだくさんの1年でした! ▼ベテラン助産師による分娩介助の特別講演(2017年7月20日) ▼第6回助産学専攻科事例研究発表会(2018年2月23日) ▼新生児蘇生法(NCPR)Aコースを受講(2018年2月26日) このような大変な1年を乗り越えることができたのは、先生方の支えや共に支え合ってきた9人の仲間 、家族の支えがあったからだと思います!本当に感謝の気持ちでいっぱいです!! 私たちは昨年の4月に9人で入学し、そして今、9人揃って卒業することができました。ここに至るまで、それぞれに辛いこと、悔しいこと、時には逃げ出したくなることもありました。涙を流したことも数え切れないほどありました。しかしそんな時こそ、仲間の存在が大きな支えでした。嬉しいことは9人で分け合って笑い合い、壁に直面した時には、全員で話し励まし合って乗り越えてきました。 互いに思いやり、尊敬し合える仲間に出会えたことで、人としても成長できた1年でした。9人で過ごした日々は一生忘れることはないと思います。毎日のように顔を合わせてきた皆との別れで、今は寂しい気持ちでいっぱいですが、助産師としてのスタートはこれからです。この1年で培った仲間との絆を絶やすことなく、これからも切磋琢磨し、全員で素敵な助産師になりたいと思います。 先生方からは、厳しいご指導を受けたこともありました。でもそれは助産師の後輩を育てるためだと、常に私たちのことを考えたご指導ばかりでした。また、自分自身と向き合うことの多かった1年だったと思います。 先生方や臨床指導者様から頂いた言葉を糧に、そして、出会った妊産婦さんやその御家族、先生方や家族への感謝の気持ちを忘れず、今後も精進していきます。 助産学専攻科 甲村弥生・佐藤美沙都 【関連記事】 大阪母性衛生学会学術集会・研修会 参加レポート!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演!~助産学専攻科 日本母性看護学会学術集会 参加レポート!~助産学専攻科 児童養護施設を見学!~助産学専攻科「乳幼児の成長・発達」
2018.03.16
畿友会(学生自治会)だよりvol.52~「卒業祭2018」を開催しました!~畿央パフォーマンスチームKiPT
こんにちは!畿央パフォーマンスチームKiPT※3回生の居附諒です!私たちは平成30年3月14日(水)にカトレアで卒業祭を開催させていただきました。 ※KIPT・・・KIO Performance Teamの略で学内外問わず行事の企画・運営や地域のイベントMCなどを手がける有志ある学生スタッフ 昨年までは卒業祭実行委員が企画・運営を行っており、今年から私たちKiPTが畿央大学のイベントの1つとして開催させていただきました。緊張と不安が募りながらもKiPTのメンバー6人で精一杯卒業生に楽しんでもらえるように努めました。そして今回はなんと、100人以上の先輩方にご参加いただきました! 私たちが準備した企画は2つ。まず1つ目に「卒業生・在校生からのパフォーマンス」です。この企画では卒業生および在校生がそれぞれの”想い”を伝える場として設けさせていただきました。今回参加してくださったジャグリング部の4回生「P.O.I」は、とても魅力的な演技を披露してくださいました。 2つ目は、「ビンゴ大会」。 この企画では、社会人になられる先輩方に役に立つものや貰ってうれしい景品を用意し、楽しんでもらうといったものでした。ディズニーペアチケットやティファール、加湿器など商品の種類も豊富で当たった人はとてもうれしそうでした。 卒業生の方にも「ありがとう」といった言葉をたくさん貰い、やってよかったなと心から思いました。まだまだ課題点などもありますが、今後も皆さんに楽しんでいただけるよう勤めさせていただきます。 卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます!そして、思い出をありがとうございました! 現代教育学科3回生 居附諒 ▼平成29年度の卒業式・卒業パーティーの様子 【卒業式 フォトレポート】 【卒業パーティー フォトレポート】
2018.03.14
互助をテーマにした「川上村シンポジウム」を開催!~看護医療学科
健康で安心して住み続けられるコミュニティーづくり ― 手を差し出そう つなごう 助け合い(互助)の輪 ― 平成29年~平成32年3月の期間、(奈良県)川上村住民の方を対象とした高齢者の生活支援を担う次世代の方の健康づくりに対する知識や能力の向上を目指す「川上村村民の健康づくり力向上プロジェクト」(文部科学省科学研究費助成事業)を実施しています。その取り組みの一つとして、平成30年3月11日(日)に、「川上村シンポジウム」を川上村やまぶきホールで開催しました。 このシンポジウムは、川上村民の方々が、健康に過ごすために自分にできることは実践しながら(自助)、高齢者の方や障がいのある方など生活の維持に支援が必要な方に対して、地域でお互いに協力しながら積極的に手助けしていく互助の輪を広げていくことで、健康で安心して住み続けられるコミュニティーづくりへの関心が高まることを目的・目標として実施しました。 特別講演開始前に、東北大震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げた後、栗山忠昭村長に挨拶の言葉をいただきました。 第Ⅰ部の特別講演には、滋賀県東近江市永源寺地区で、ご本人や家族の希望に沿った在宅での看取りを実現するために保健・医療・福祉の関係者が地域包括ケアを実践する多職種連携ネットワーク「三方よし研究会」の実行委員長として、地域の人たちがつながりあう地域まるごとケアに取り組んでいる永源寺診療所長、花戸貴司先生にお願いしました。 永源寺地区は、山間部にある旧町で川上村と環境も人々の関係性も似ていることから、以前先生のご講演を聞いたときに、川上村の皆さんの心にきっと響くお話をしてくださると確信していましたが、先生の地域の住民一人ひとりの意思と生まれ育ったふるさとで生活していくことを尊重した連携のお話は、川上村の人々の心に響いたようで、参加した住民の方から「良い話を聞いた」「感動した」との声が多数寄せられました。 第Ⅱ部は、住民主体の生活に密着した互助活動を実践している永源寺地区生活サポーター「絆」の代表者 川嶋冨夫氏、本学で認知症ケア者の養成と認知症当事者および家族の支援に取り組む山崎尚美教授、地域包括支援センター社会福祉士として川上村の人々のつながりづくりを展開している川上村社会福祉協議会 上村克己氏、そして本学の卒業生で、地域に開かれた生活支援の展開と交流の場である「かわかみらいふ」に出向している川上村保健師の本めぐみさんをスピーカーとして、それぞれの活動実践を発言していただきました。 当日は、永源寺地区生活サポーター「絆」の皆さん11名も会場に来てくださり、住民目線の活動をフロアから発言していただき、支援を受ける人の生活に寄り添ってサポーター仲間同士が助け合い、支援する人が支援する喜びを感じつつ強い「絆」で結ばれた活動のお話に感銘を受けました。 第Ⅲ部は、研究代表者である松本から「川上村村民の健康づくり力向上プロジェクト」の概要を説明した後、平成30年度に展開する「認知症の理解」、「身体機能に基づく活動量増加」、「生活習慣病予防の食生活」の3つの健康教育介入計画について、それぞれの分担研究者から自己紹介を兼ねて説明しました。 村民の方70名ほどの参加があり、皆さん熱心に聞いていだだきました。シンポジウムのディスカッションでは、「永源寺の皆さんの素晴らしい活動をどうしたら川上村で展開できるか」という質問に対し、花戸貴司先生からは「川上村でできることから始めたらいいんです。」との言葉をいただき、川上村の皆さんのうなずく姿が見られました。 川上村の住民の皆さん全体への働きかけであるこのシンポジウムは、今後の取り組みの前段の位置づけとして良い成果を得られたと感じました。今後も私たち研究者と村民の方、関係者の方々が連携した展開をしていきたいと思っています。 研究代表者 看護医療学科 教授 松本 泉美 ※このシンポジウムは、文部科学省科学研究助成事業の助成を受けて実施したものです。 研究課題「過疎地住民のコミュニティ・エンパワメント強化のための教育支援システムの開発」基盤C 課題番号17K01811 【関連記事】 看護医療学科教員×奈良県川上村~「七夕コンサート」を開催しました! 看護医療学科×奈良県川上村~村おこしで無料の「七夕コンサート」を開催します! 看護医療学科教員が、川上村の地域包括ケアシステム構築に向けての研修会企画・講師を担当! 平成27年度 離島・へき地医療体験実習発表会~看護医療学科
2018.03.14
「サイエンスフェスティバル」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーション サークル
こんにちは!KSCC(畿央サイエンスコミュニケーションサークル)の現代教育学科1回生岡﨑怜央です。私たちKSCCは平成30年3月11日(日)にかしはら万葉ホールで開催されたサイエンスフェスティバルに参加しました。 このサイエンスフェスティバルは、奈良県で唯一の科学館である橿原市立こども科学館が企画され、橿原市主催で行われています。未来を担う子どもたちに対し、楽しく遊んで理科・科学を学ぶ機会を提供するため、こども科学館だけでなくかしはら万葉ホール全館を利用して開催され、毎年1,000人以上が来場されます。畿央大学がブース参加したのは2013年度からで、今年で5年目になります。KSCCは昨年度からこのブースのスタッフとして活動しています。今年度も現代教育学科奥田俊詞教授、看護医療学科福森貢教授と私たちKSCCの学生9名で参加させていただきました。 今回、私たちは、子供たちに科学を楽しんでもらえるように、2つの企画をしました。 ① ロボットをプログラムで動かそう! この企画では、示されたコース上を走るためのプログラムを子供たちが考えて入力し、自分で動かしてみるという活動を行いました。実際に走行させてみてうまくいかなかった所を修正して、また走行させてみる試行錯誤の活動に、子供たちはとても熱中して根気強く取り組んでいました。そして、無事クリアできたときは保護者と手を取り合って喜んでおられました。この企画は行列ができて予約制に切り替えるほど人気で、大成功でした。 またプログラミングができない子供でもロボットを触われるように、あらかじめスタッフでプログラムを入力しておき、子供たちがiPadを傾けたりしてロボットを思い通りに動かす体験も用意しておきました。こちらも常に満員状態で大人気でした。 ② 発砲スチロールのグライダーを飛ばそう! この企画はロボットを動かせない小さい子供のために、少しでも科学的な面に触れてほしいと思いグライダーを作る活動を行いました。あらかじめ発泡スチロールを薄くスライスしたものを準備しておき、子供たちは型紙に合わせて切って、セロテープで重心の位置を調節するだけで済むようにしました。中には短時間で作ってすぐに飛ばす子供もいて、すごいなあと思いました。飛ばすコツをいったん子供に教えると、子供は自分で工夫しながらうまく飛ぶまでくり返していました。うまく飛ばせない子供は、いろいろな方法を試すという試行錯誤の活動ができており、とてもいい活動になったと思いました。 この2つの企画はどちらとも試行錯誤が必要なもので、このような試行錯誤に根気強く取り組める資質が、科学的思考を育成する基盤になると奥田教授はおっしゃっておられました。 たくさんの人が来場してくれ、様々な年齢の子どもたちが遊びに来てくれました!年齢に応じて、難易度(取り組むプログラミングや課題、提供するヒントの種類など)を変えることも、私たち教員をめざす学生には勉強になります。たくさんの子どもたちの笑顔、熱中している姿を見ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 このブログを通して、少しでもKSCCのことを多くの方に知っていただけたらいいなと思います。 現代教育学科1回生 岡﨑怜央 【関連記事】 バスケットボールチーム「バンビシャス奈良」にイベント協力!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル スーパーブルーブラッドムーンを観察!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 「サイエンスリンクin大阪」に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 科学教育ボランティア研究大会に参加!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル バンビシャス奈良の公式キャラクター「シカッチェ」と科学実験!~畿央サイエンスコミュニケーションサークル 小学校での学習支援ボランティア&天体観測レポート!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル
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