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理学療法学科

2010.09.06

学習への意欲につながった「チーム医療ふれあい実習」

 理学療法・看護医療・健康栄養学科のコラポレーション科目「チーム医療ふれあい実習」が、去る8月23日から27日の5日間実施されました。  1日目は、学内で実習の目標や課題発表、オリエンテーション等、2日目から3日間は、8施設9病院に分かれて施設実習、最後の1日は、各施設から多数の指導者にご参加いただき、施設ごとの学びを共有する場として実践発表会を行いました。    27日の実践発表会の運営は学生主体で進行し、3日間の学びをどのように表現して伝えたらよいかを考えた資料を作成し、発表にも工夫があり、短時間で精一杯頑張った素晴らしい発表となりました。また、施設でご指導いただいた方々にご同席いただき、自分たちの発表を聞いていただけたことは、学生にとっては何よりの励みと学びの確認の機会となったと思います。      今年は、3回目の実践発表会となりましたが、学生の発表は、実際に体験して分かることのすばらしさや、他の専門職を理解し連携することからよい医療が始まるということを学生自身が実感したということに集約されます。指導者のコメントでは、将来につながる目標ができたこと、医療の現場を具体的にイメージできたことや、同世代以外の人とのコミュニケーションが苦手と言われる学生が、どのように関わったら、その人の生活を支えることになるかを考え、前向きに取り組んでいる姿に涙した、と発言してくださった方もいて、学生は、この実習に一生懸命取り組み、体験を通して多くのことを学び、これから学ぶ専門の学習への意欲につながる実習となりました。  ご指導いただいた実習施設の皆さんの暖かいご指導ご協力に心より感謝申し上げます。

2010.08.05

「第20回奈良県理学療法士学会」開催!

平成22年7月18日,19日の二日間にわたり、本学にて「第20回奈良県理学療法士学会」が開催されました。奈良県で勤める理学療法士約300名の方々にご参加いただき、大盛況でした。   演題全29題のうちで、本学助教の松本大輔先生・岡田洋平先生と理学療法学科卒業生および大学院生5名の計7名が発表しました。   また、昨年度の発表が認められ、本学理学療法学科准教授の高取克彦先生が学術奨励賞を、本学理学療法学科2期生喜多頼広さん(西大和リハビリテーション病院)が新人賞を受賞されました。     19日には本学理学療法学科准教授の松尾篤先生による講演も行われました。     本学理学療法学科は、今後も患者様および社会に役立つ教育、研究、社会活動に積極的に取り組んでいきたいと思います。

2010.04.13

先輩から学ぶ建学の精神 ~理学療法学科新入生宿泊研修~

理学療法学科は、桜の花が咲き乱れる暖かい日に、大阪環状線桜の宮駅近くのリバーサイドホテルにて新入生宿泊研修を行いました!   駅から皆で花見をしながら歩き、お昼にホテルで現地集合し、昼食。その後はクラス会を兼ねた自己紹介。入学式から少しずつクラスメイトの顔を覚え始めたこの時期にうってつけの宿泊研修でした。 自己紹介が終わり、和んだ後は、新4回生の発表がありました。   4回生の学生は、先輩として大学生活でのいろんな経験を話してくれました。 友だち作り、クラブ活動やサークル活動について、学外でのチャレンジしたこと、理学療法学科で学ぶこと、臨床実習の大変さ、大変だからこそ得られた経験、これからの目標など、いろいろな方面から大学生活について話をしてくれました。 その後は、4回生も参加してグループワーク。6~7人の小グループに分かれて「わたしたちの考える『徳』、『知』、『美』」や「そのためには4年間どう過ごせばよいか」についてディスカッションし、各グループで発表を行いました。 (さらに…)

2009.11.18

卒業生メッセージ~理学療法士として活躍する先輩【京都第一赤十字病院】

先日、京都第一赤十字病院から平成21年度の求人が届きました。 応募の勧誘を兼ねて、今春京都第一赤十字病院に就職した卒業生がキャリアセンターに顔を出してくれました。卒業して半年、やるべきことがどんどん出てくる毎日だそうです。幅広い症状のリハビリを経験できる京都第一赤十字病院を一人でも多く応募してほしいとのことでした。1年前の学生生活を久しぶりに振り返り、後輩へのメッセージをいただきました!   理学療法学科3期生  片山裕樹 京都第一赤十字病院 勤務     【病院の概要と仕事の内容】  救急救命センターや周産期母子医療センターなどがあり、超急性期医療に関わる一方で、がんセンターによる緩和ケアなども行っています。地域医療の中核として急性期医療を実践しています。この中で理学療法士は急性期管理を行いながらICU・CCUやNICUなどにも入り治療に携わっています。リハビリの算定も4つ持っていて幅広い疾患を診ています。     【就職活動を振り返って】  暑い夏から就職活動がスタートして、スーツに袖を通して病院見学を行い、その病院の特徴や雰囲気をつかもうと活動していたように思います。   【キャリアセンターと就職サポートについて】  募集の出ている病院を紹介していただき、その中でも方向性を自ら示せばさらに絞って提示いただけたので決めやすかったです。また、履歴書の作成や面接練習なども行っていただけたことが就職活動の大きな助けとなりました。 【将来の夢や目標】  臨床の中で幅広く経験し学ぶ中で”コレ”というものを見つけて臨床研究を行っていきたい。   【後輩へのメッセージ】  様々な視点からみていく意味でも、最初は一つの狭い分野に絞らず、多くの経験ができ学べる方向を選ぶことも大事なことだと思います。一つ一つの経験が目指すモノへの助けとなることがあるような気がします。   【畿央大学の印象】  発展途上の大学という印象はありましたが、その一方で発展途上だからこそ次々とクラブやサークルが出来たり、活発で明るく楽しかった気がします。勉強の面でもよりよい授業をしようと先生方も努力していただき様々な興味深い授業も受けられたと思います。4年間はアッという間でしたが、充実した学生生活でした。

2009.09.12

理学療法士病院合同説明会を行いました!

9月5日(土)理学療法士病院合同説明会を開催しました。     本年度採用を予定されている20の病院および訪問リハビリ事業者を、畿央大学にお招きしました。本学からは就職を控えている4回生65名およびこれから実習予定の3回生25名あわせて90名の学生が参加しました。   参加病院の所在地は、大阪府が10、奈良県が7、京都府・兵庫県・滋賀県がそれぞれ1でした。そのうちほとんどの病院で、本学の卒業生が就職し活躍しています。なかには卒業生本人が説明者として来学した病院もあり、自分の体験談を交えながら力強く説明してくれました。   どの病院もそれぞれ特色があり、病院理念やリハビリ方針、保有施設などを分かりやすく説明していただきました。   参加した学生は、これから始める就職活動に大変参考になったようで、教育体系、職場環境などについて真剣なまなざしで質問していました。なかでも、医療法人とは異なり株式会社として訪問リハビリを専門に地域医療に取り組んでいる事業者には大変興味をもったようです。     12時から5時半までの長時間でしたが、病院・学生からもっと詳しく聞きたかった、説明時間が足らなかったという声も寄せられました。   来年は運営方法を工夫し今年よりさらに満足度の高い合同説明会にする予定です。

2009.04.08

新入生宿泊研修 理学療法学科は、高野山に行って参りました!

理学療法学科は看護医療学科と2学科合同で、4月5,6日に高野山に新入生の研修旅行に行きました。   学科別でのクラス会、ふれあい実習に参加した2年生の経験談、高野山大学の室寺教授の「いのちとこころ」の講演など、たいへん充実した研修内容でした。   クラス会では東山先生をかわきりに自己紹介をはじめましたが、みなさん積極的で、とても盛り上がりました。 ←2回生メンバー   2回生の先輩によるアドバイスもあり、新入生は大変参考になったようです。    ふれあい実習では慣れないグループワークに戸惑っていましたが、後半は自分自身の意見を主張できるようになっていました。                                                       2 日目の室寺先生の講演後の議論では、大変大きなテーマにも関わらず、親族や友人の死・生きていくことなどにも議論が及びました。議論には畿央大学と高野山大学の教員、学生、大学院生にも参加して頂きました。         今回の研修では、これから苦楽をともにする同級生の関係を深めることができ、また学科の垣根を越えて知り合いになれたことが、大変有意義でした。  

2009.01.14

臨床実習指導者調整会議を実施しました!-理学療法学科-

 理学療法学科では、1月10日に冬木記念ホールで臨床実習指導者調整会議を実施しました。     この会議は、平成19年度の評価実習、平成20年度の綜合臨床実習の総括と反省、大学の教育内容について、平成21年度の実習にむけての打ち合わせを目的にしています。 来年度、174施設で学生がお世話になりますが、そのうちの130余の施設に参加していただきました。お世話になる実習地は大変広範囲で、北は仙台から南は沖縄までとなります。 (さらに…)

2008.08.21

見学実習に行って実際の臨床現場を体験してきました。<理学療法学科>

8月11日(月)に健康科学部理学療法学科2回生の5人が、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターに見学にいきました。 ここは日本でも有数の呼吸器専門病院で、今回の目的は呼吸器疾患の理学療法の見学です。   病院では、呼吸数が1分間に60回という著明な頻呼吸で、首の筋肉をいっぱいに使った努力性の呼吸を見ることができ、肺に病気を持った患者様の雰囲気を理解できたのではないかと思います。 また、胸部X線写真やCT、血液検査の説明も受けていましたが、少しは理解できたかな?   感想として多かったのは、医学的知識やリスク管理の重要性、チーム医療の大切さなどでした。やはりリスクの高い患者様が多いので、医師、看護師と密に連絡をとりながらリハを行っていた様子が印象に残ったようです。 病棟では、心電図のモニターのアラームが鳴っていたり、人工呼吸器をつけていたりする患者様もいて、緊張感があったのではないでしょうか? こんなドキドキするような現場で働くのも良いですよ!?        

2008.08.19

「第87回技術講習会」に全国から理学療法士が集まりました。

8月9日(土)・10日(日)の両日、畿央大学において日本徒手的理学療法研究会の「第87回技術講習会『触診セミナー:体幹編』」が開かれました。       参加者は、中国地方から関東地方までの理学療法士約40名で、本学理学療法学科の瓜谷大輔助手をはじめ、国際医療福祉大学、鈴鹿医療科学大学の先生方の講演や実習指導を受けて、高度なスキルを職場で生かせるようにと熱心に学んでいました。       同研究会の講習会は全国で毎年12、13回実施されていますが、そのうち2回ほどが畿央大学を会場に実施されています。こういう活動を通じて、畿央大学と参加者が勤務する病院とのつながりが深まり、交流が進みます。 この日は、畿央大学の学生5名がボランティアとして受付などを担当し、講習会が始まると現職の理学療法士に混じって、卒後教育の内容を学んでいました。