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2017.08.30
「NARAソックス・プロジェクト」に参加!~人間環境デザイン学科
学生が考案した弾性ストッキングのデザインおよびネーミングが採用! 人間環境デザイン学科の村田ゼミ生ら9名が「NARAソックス・プロジェクト」に参加しました! NARAソックス・プロジェクトとは、圧迫療法の普及と国内随一の靴下産地である奈良県の地場産業の復興を目的として、下肢静脈還流促進および血栓症予防のためのソックスの開発・検証を奈良県内の医療機関で行い、デザイン・ネーミングは奈良県内にある大学の学生が発案し、奈良県内の靴下会社で制作するプロジェクトです。 ●西の京病院のHPでも、この取り組みが紹介されています。 医療法人康仁会 西の京病院 血管外科センター長の今井崇裕先生から「NARAソックス・プロジェクト」への参加協力の依頼が人間環境デザイン学科 村田先生のゼミ生たちにありました。 「靴下の町」をもつ奈良県が、産官学の三位一体で取り組んでいるプロジェクトです。2017年6月に、今井先生と打合せして、7月に村田ゼミ生9名でデザイン案およびネーミング案を提案しました。 デザインは鹿をモチーフにし、奈良から発信する靴下であることをアピールしています。その結果、デザインは2パターン、ネーミングは「ashika」が採用になりました。ネーミングは「足鹿」の漢字をイメージしたもので「あしか」と読みます。 「ashika」には、この靴下を着用することによって奈良の鹿のように軽快に闊歩してほしいという願いが込められています。 今後は、商品化に向けパッケージの製作を行い、市場に並ぶこととなります。 ▼参加した村田ゼミ9名 【人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ】 ・竹取公園ツリーハウスプロジェクトが始動!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ ・「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科 ・東向アーケードサイン・デザインコンペに挑戦!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
2017.07.11
「ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)」に参加しました。
7月10日(月)に、奈良県全域でナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)が行われ、昨年に引き続き、本学でも訓練を行いました。 シェイクアウト訓練とは、地震の際の安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を身に付けるためのシンプルな訓練です。 シェイクアウト訓練『安全確保行動1-2-3』 昨年のナラ・シェイクアウト実施日は補講日に当たりましたが、今年は通常の授業日でしたので、多くの学生のみなさんも訓練に参加してもらいました。 地震が発生した時の初期行動は、屋内では、机などの下にもぐって頭を守る。屋外にいるときは、カバンなどで頭を守りながら落下物の危険のない広い場所に避難する。 毎年のようにどこかで大きな地震が発生している昨今、「地震発生=自分の身を守る行動」を意識付けるためにも、こういった訓練はよい機会となります。年に一回ですが、学生および教職員全員が参加できるシェイクアウト訓練をこれからも継続していきたいと思います。ご協力、ありがとうございました!
2017.07.10
地域の防災イベントに教員・学生がボランティア参加!~看護医療学科
7月8日(土)、晴天でとても暑い日でしたが、看護医療学科4回生2名・3回生3名と一緒に、防災関係のイベント2件をお手伝いしてきました。会場は、広陵町と奈良市にあり、車移動で1時間かかる2会場をハシゴすることになりましたが、つなぎの役割で看護医療学科の卒業生1名、大学院生1名も駆けつけてくれました。 まず、朝8時45分に大学の正門前集合に集合して、広陵北体育館に向いました。『広陵北小学校区 合同防災訓練&防災フェスタ』イベント会場です。私たちの役割は、一般市民の方にムラージュ(外傷メイク)を施こすこと。ムラージュを施された住民の方を女性消防団の救護手当にお連れします。 集まる!集まる!子どもから年配の方々、消防団の方々まで、大盛況でした。「大学で習うの?」「畿央大学なのね,この間も○○に来てくれていたわ!」住民の方々からもお声掛けいただきました。子どもさんの中には「こわい・・」と一度立ち去り戻って来たり、ムラージュは楽しく受けていたのに「いや」と救護所行きを拒んだり・・・、かわいい模擬患者さんがおられました。 他のブースを見に行く時間もなく炊き出しカレー(訓練試食)をいただいて、卒業生と大学院生に続きをお願いして、11時35分に北体育館を後にしました。 13時少し前に、次のお手伝い会場、平常小学校へ到着。『地域メディカルラリー2017 in平城』イベント会場です。このイベントは、全国初、一般住民の方々が競技者として参加するメディカルラリーです。 気温は軽く30℃を超えていたと思います。気温以上に会場は熱気でムンムン!私たちは競技運営スタッフ控室の音楽室へ。待っていました!とさっそく紹介され、ブースの演技者のムラージュに取り掛かりました。トリアージ黒タグの患者さん(亡くなっている方)や骨折で足がハデに腫れている方、今後が心配なクラッシュシンドロームの方など、重症ケースのシナリオもありました。 午前中で慣れてきていたこともあり、ムラージュの出来栄えは上々でお褒めのお言葉をいただき、ご専門の方ですか?の問いには「いえいえ、看護の教員と学生たちです!(笑)」と答えました。 重傷から擦り傷など軽傷まで20名程度の方にムラージュをして、ほっとしたのも束の間、私たちには競技としての模擬患者役やジャッジの仕事がありました。 ▼ムラージュを終え、ビブスを着用。役割確認中。 ▼競技スタート!競技者の皆さんの真剣な表情をご覧ください。この日に向けて毎日勉強会をされていたそうです。 ▼3回生徳尾野さんは、避難所からどうしても家に帰りたいと支援者に詰め寄る避難者役。谷田さんは、東京から夫婦で旅行に来て被災した役。4回生吉井さんは妊婦さん。徳尾野さんへの声かけを評価する3回生高田さん。4回生竹田さんと私(堀内)もこのブースのジャッジを担当しました。 4回生後期科目に「災害看護論」がありますが、シナリオなど運営スタッフ用の資料やムラージュを施す過程で地震災害における被災者の特徴などを学べたと思います。また、競技者(災害時支援者)と模擬被災者とのやり取りを聞きながら、このようなケースにはどのような対応が必要なのだろうか、と考える機会になったようでした。 南海トラフが懸念される中、災害に強い地域づくりにおける看護師の役割は、自身の勤務する医療機関の備えはもちろんですが、地域住民の防災力強化にも関心を持つことが重要です。災害時には医療においても需要と供給のバランスが崩れます。地域住民が冷静に行動し自助共助がうまくいくことで、医療現場の混乱が軽減され、真に医療が必要な負傷者に必要な医療が迅速に提供されることにつながります。 このような良い機会を与えてくださった広陵町および奈良市の関係の皆様に深く感謝申し上げます。 看護医療学科 教授 堀内美由紀 【4回生 竹田実緒さんの感想】 幸いにも、私自身、被災したことはありませんが、一般市民の方を交えて日頃から訓練しておくことで、現場をイメージすることができ、振り返りを活かして実際の災害時の迅速な対応に繋がると感じました。 【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.196~災害看護論校外学習レポート第2弾! 学生広報スタッフblog vol.195~「災害看護論」校外学習レポート! 災害に強い地域づくりへの大学の貢献を考える-DMAT訓練を通して- SCU(広域搬送拠点臨時医療施設)の設営を体験!~看護医療学科「災害看護論」 災害に強い大和の町づくりネットワーク活動 研修会を開催!
2017.02.16
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.59~Kioオレンヂ喫茶 in 御所
畿央大学と御所市、住民が共同して運営している「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合い in 御所」が2月10日(金)に開催されました。午前は認知症についての話で、認知症サポーター養成講座としています。午後は認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場です。御所市認知症啓発事業として、畿央大学 健康科学部看護医療学科 老年看護学教員と共同で行っています。 地域のボランティアの方2名と畿央大学看護医療学科 老年看護学教員・山崎教授と南部講師、松原臨床教授、寺田、御所地域包括支援センター職員で行いました。 午前は地域の方、ボランティアの方を含めて12名の参加がありました。内容は寺田が認知症の理解について(認知症の原因、症状、対応の仕方など)にテキストを中心に話をし、その後、認知症の方への対応を考えるビデオを見ました。寺田が話をしている間、参加者が「うん」「うん」とうなずかれている姿を何度か拝見しました。ビデオを見た後は、認知症を持つ方への対応を参加者ともに考えました。 その後、フラダンス体験です。寒い冬、身体を動かして暖まろうというだけでなく、手・足を同時に使うことで認知症の予防につなげようという目的もあります。松原臨床教授が用意したパウスカート(フラダンス用のスカート)とヘアアクセサリーを身に着け、ちょっとしたファッションショーです。「間違ってもいいの。笑顔でね」の言葉のもと、みんなで、笑顔でフランダンスを踊りました。外は雪が舞っていましたが、心も身体も暖かく南国気分で楽しいフラダンス体験でした。 午後の語りの会には、家族の会の方3名と地域の施設ケアマネさん3名、御所市地域包括支援センター員2名、山崎教授、松原臨床教授、南部講師の合計11名の参加がありました。介護をされている家族の方から「教科書的な対応方法ではなくて、具体的な対応の方法をもっと知りたい」との発言があり、ケアマネをはじめとする参加者がコメントをしました。介護をされている方は、自分なりには工夫しながら介護を行っていますが、多くの悩みを抱えていることが窺えました。来年度の認知症サポーター養成講座の内容として、さらに具体的な対応方法などを入れていく必要性を感じました。 2016年度の「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」は今回で終わりです。次回は2017年度、5月12日(金)に開催予定です。お近くの方は、ぜひご参加ください。またお知り合いの方もお誘いください。 文責:看護医療学科 寺田 美和子 第9回地域フォーラムでKioオレンヂ喫茶が紹介されます! 2月18日に大和高田市さざんかホールで行われる「御所市との官学住連携 まちなかカフェの取り組み」で畿央大学と御所市との連携事業「認知症ケア向上推進事業 kioオレンヂ喫茶わかち合いin御所」が紹介されます。関心のある方は、奈良県ホームページでご確認ください。
2017.02.13
日本工業出版「福祉介護プラス」に、人間環境デザイン学科非常勤講師が連載中!
「福祉介護テクノプラス」は、福祉・介護の在り方を真剣に考え、福祉用具・機器の機能性の向上や使い易さなどの工夫とその技術開発を願う福祉用具・機器の情報・開発の専門誌として日本工業出版から発刊されています。 この福祉介護系の専門誌に、人間環境デザイン学科の非常勤講師 中山順先生が、2016年10月から10回シリーズで「高齢者にやさしいモノづくり」を連載されています。中山先生は、2016年3月まで人間環境デザイン学科で教授としてユニバーサルデザイン、プロダクトデザインなどを担当されていました。 ▲在職中、ゼミ生と一緒にプロダクトデザインを提案している様子 本シリーズでは、年齢にかかわらず快適に暮らせるエイジレス社会に向けて、高齢者の方の身体面や心理面の特性に基づく高齢者に配慮したモノづくりの方法について、具体的な事例や図表を用いて分かり易く書かれています。 連載はあと5回(2017年7月まで)で、開発した実践事例や、認知症高齢者に配慮した環境づくりについても解説します。 なお、この雑誌には、リハビリから福祉システムに至るまで幅広い分野の福祉用具が紹介されていますので、福祉に興味のある方はぜひご覧ください。
2017.02.08
BSジャパン「空から日本を見てみよう+」に本学および人間環境デザイン学科村田ゼミ生が登場!
BSジャパン「空から日本を見てみよう+」はくものおじいさん「くもじい」と、くもの少女(くもみ)が日本中をのんびりと飛び回り、雲に乗った気分で空から日本を眺める新感覚バラエティーです。 2月7日(火)放送回は「奈良県奈良~斑鳩」がテーマで、本学および人間環境デザイン学科村田ゼミ生が登場しました(37分16秒頃から)。放送日より1週間ネット配信(番組HP、ニコニコ動画、GAO!等)されていますので、まだご覧になっていない方は是非チェックを! ▼番組HP(スマホ視聴時は無料アプリが必要です) http://www.bs-j.co.jp/sorakara/ 放送内容は、旭ソックスで3月に新製品として発売される靴下を学生が試着して、コメントしたものです。 撮影で、初めて穴あき靴下を見た時は驚きました。 正直に言うと、靴下を履く前は、あまりいいイメージはなかったですが、履いみると思ったより履きやすく、とても可愛かったです。 テレビで紹介された以外にも、実際は色々なデザインのバリエーションがありました! この春、この靴下が流行るかもしれませんね。 人間環境デザイン学科4回生 平井美香
2015.11.24
11月11~13日の3日間、中学生の職業体験を行いました!~現代教育学科
こんにちは!現代教育学科の西端ゼミ8期生の大島と森下です。 11月11日からの3日間、職業体験で中学生のM君がやってきたのでご紹介いたします! お昼前にラボで西端ゼミの3回生、4回生とお互いの学校生活について情報交換をしました。具体的には、中学校と大学の勉強の違いや学校生活の過ごし方です。M君は緊張しながらも、修学旅行のことや勉強の仕方などを教えてくれました。こちらからは、大学ではどのような研究が行われているかを話しました。 お昼は学食でカツカレーを頼んでいました。2日間ともカレーを頼んで、みんなと話しながら食べていました。 M君は他大学の学食でもよく食べているそうですが、畿央の学食は美味しいみたいです。 まだ食べたことがない人は是非食べに来てみてください! お昼を食べてからは授業に参加しました。M君は西端先生と一緒にプリントを配布したり、発表したりしていました。ICTを活用し中学校の課題をどう解決できるかについて、グループワークの中で学生と頻繁に意見を交換する姿が見られました。 2日目はゼミに参加しました。この日は、西端ゼミの卒業生で今、フィットネスインストラクターの5期生の喜多さんが来てくださいました。普段行っているレッスンを体験させていただき、テンポのいい曲に合わせて体を動かしてさわやかな汗を流しました。普段とは違う人たちと活動できて楽しかったです。ただ数日間筋肉痛が治らなかったので、筋肉痛の治し方も教えてほしかったです(笑) M君の2日間の畿央大学での職場体験が終了し、3日目は小学校の公開授業に行き、現場の先生方と一緒に研究討議をしたそうです。こうして無事、3日間の職業体験を終えることができました。お互いによい学びの機会になったと思います。M君にまたお会いできる日を楽しみにしています! 現代教育学科3回生 大島幹也 森下靖子
2015.11.04
三井田ゼミ「町家改善計画~今井町~」~人間環境デザイン学科
10月23日(金)今井町の空き家の改善計画案を副学長先生たちにプレゼンしました! 三井田ゼミでは、かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄し、今も町の大半の町家が大切に保管されている橿原市今井町の町家改善計画案を製作しています。今回、その内容を副学長先生たちにプレゼンいたしました。 ▲最初に三井田康記先生による概要の説明。 夏休みを利用して、改善計画の元となる今井町の空き家を実測し、その後、プロジェクトゼミ、放課後を利用して改善計画案の図面、模型、スケッチアップを作成しました。今回、3つの改善計画案を発表いたしました。 こちらは、藤田先輩(4回生)による卒業研究の一部の今井町の空き家の改善計画案です。 ポイントは土間を利用した、若い世代の家族を対象とした改善案になります。土間のある家の素晴らしさを若い世代に伝えていく工夫がなされています。 続いて、こちらも藤田先輩と同じ空き家の改善案と改修模型になります。3回生と2回生で合同で行いました。 大学生(男子学生)3名がシェアハウスとして利用できるように考えました。今井町は駅が近くにあるため便利で、歴史ある街で大学生活を送る事は思い出にもなり魅力的です。リビングと中庭のデッキが一体化しているような広々とした空間が特徴です。 こちらも3回生と2回生が合同で別の空き家の改善計画と改修模型に取り組みました。 こちらは女子学生5名が利用するシェアハウスとなります。隣の長屋(シェアハウス)と縁側でつながる中庭が最大の特徴です。 ▲男子学生3名のシェアハウスの模型 ▲女子学生5名のシェアハウスの模型 以上の図面、模型は橿原市今井町の今井町並保存設備事務所に展示させて頂きました。よろしければ是非足を運んでみて下さい! 人間環境デザイン学科3回生 野村祐司
2015.10.27
ニューロリハビリテーションセミナー機能編Bが開催されました~ニューロリハビリテーション研究センター
2015年10月24・25日にニューロリハビリテーションセミナー機能編Bが開催されました。 ニューロリハビリテーションを応用するための基礎となる様々な人間が持つ機能の神経機構について学ぶために、全国各地から300名以上の方々にお越し頂きました。 せっかくですので、今回のセミナー内容を簡潔にまとめてご紹介いたします。 【1日目】 「共感の神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター教授 松尾篤) あくびの伝搬や日常の「あるある」について話題提供され、ミラーニューロンシステム、痛みの共感の神経機構、共感と心の理論との関係をネットワークの視点から解説されました。 「ボディイメージの神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター特任助教 大住倫弘) 従来からの身体図式や身体表象のみならず、身体所有感や運動主体感といった身体性に関わる神経科学的知見を非常に平易に紹介させて頂きました。また、ボディイメージを客観的かつ定量的に測定する新たな評価手法も紹介させて頂きました。 「道具使用の神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター特任助教 信迫悟志) 操作に関する知識・機能に関する知識などの神経機構ついて、道具のさまざまな制約(機械的・時間的・空間的・労力的制約)を解決しながら道具を使用しているヒトの高次な神経機構についても解説してくれました。 「歩行の神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター助教 岡田洋平) 歩き始めから歩行停止するまでの神経機構、脊髄CPGが機能するために必要な要素などを解説してくれ、歩行に関する皮質下から大脳皮質までの機能が十分に網羅された内容になっていました。 ナイトセミナー 「注意と歩行」ニューロリハビリテーション研究センター客員教授 樋口貴広先生(首都大学東京人間科学研究所准教授) 1日目の夕方はナイトセミナーとして、本研究センター客員教授の樋口貴広先生(首都大学東京人間健康科学研究科准教授)に「注意と歩行」について講義して頂きました。大変ご多忙な先生ですが、受講していただいている皆さんと共感しながら、情報の選択と処理資源の観点から様々な日常生活における注意と歩行の関連する事象について、多彩な実験動画や面白動画などを交えて解説して頂きました。リハビリテーションにおける「指導的関わり」においても大変重要な視点であることを伝えて頂きました。スマートな樋口貴広先生がときに自虐的なネタも交えながら、楽しい講義を展開して頂き、受講者を飽きさせない講義でした。本当に有難うございました。 【2日目】 「ワーキングメモリの神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター准教授 冷水誠) ヒトの円滑な生活に不可欠なワーキングメモリの各要素とその神経機構について、日常生活の中での事象を通して解説して頂きました。 「運動イメージの神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター長・教授 森岡周) オフラインで運動をイメージする際に運動実行時と等価の脳活動が生じることがよく知られていますが、運動実行時より運動準備時に特に等価な活動が得られること、現在の自己の身体表象によって運動イメージが干渉されることが解説されました。 「痛みの神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター助教 前岡浩) 痛みの神経生理学的機序、疼痛抑制機構、3つの側面(感覚的側面,認知的側面,情動的側面)とその神経機構、痛みの共感、異常疼痛、慢性疼痛患者の脳の構造的、機能的変化と広範な範囲について、丁寧に解説して頂きました。 「社会性の神経機構」(ニューロリハビリテーション研究センター教授 松尾篤) そのヒトがそのヒトらしくいるためには、他者とのコミュニケーション(言語・非言語)を通して社会的に調和することの重要性について解説して頂きました。 今回の機能編Bも多くの情報を提供できたと思います。参加された方々の臨床現場が少しでも良いものとなるようにさらに工夫を凝らしていきますので、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターを今後とも宜しくお願い致します。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 特任助教 大住倫弘
2015.10.27
ジェイアール京都伊勢丹にて〈さくらコットン〉糸紡ぎ体験会を開催!~人間環境デザイン学科 村田ゼミ
人間環境デザイン学科 村田浩子准教授のゼミでは3年程前から、大和高田市で綿を栽培し、その綿を素材にした衣類の縫製までの工程を一貫してされているブランド〈さくらコットン〉とお付き合いがあります。 10月24日(土)、25日(日)に多くの方に〈さくらコットン〉の魅力を伝えるため、ジェイアール京都伊勢丹7階で〈さくらコットン〉糸紡ぎ体験会を行いました。 11時からスタートした体験会、最初に体験に来られたのは、なんと外国人のご家族! まずはご両親が興味を持たれ質問され、子どもたちも体験が出来ることを知ると、興味津々に近づいて来ました! そして、子どもたちに、種繰り、じんき作り、糸紡ぎを体験してもらいました。 その後も外国から観光に来られた方、安心安全に興味を持たれた妊婦さん、赤ちゃん連れのママ、たくさんの子ども達に体験して頂きました。皆さん「楽しかった!」「ありがとう!」と大好評でした。 糸紡ぎの体験をきっかけに<さくらコットン>の商品を買っていただいた方もいました。 お客様に好評だった糸紡ぎ体験ですが、伊勢丹の店員さんも興味を持たれ、体験を交えながら綿の説明をさせて頂きました。 そして、人間環境デザイン学科の斎藤先生が見に来てくださいました。 アパレル構成実習Ⅲでお世話になった三宅先生ものぞいてくださいました。 今回の糸紡ぎ体験会には、4回生の村上和也、後和伸之介、卒業研究で綿をテーマに研究を行ったOBの澤井宏美、川村祐太郎がスタッフとして参加。綿大好きの4人が綿のことや、糸になる工程などを多くの皆さんにお伝えしました。初めて経験された方には「びっくり!」だったと思います。これから衣服等を買うときには少し素材を気にして、安心安全のオーガニックコットンを選んで頂ければ光栄です。 人間環境デザイン学科4回生 後和伸之介 村上和也 【関連記事】 さくらコットンfacebook
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