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畿桜会
2025.02.06
虐待防止教育に取り組む卒業生が大学に帰ってきてくれました!~現代教育学科
現代教育学科13期生(2022年3月卒)の尾上 翼さん、小松 奏楽さんが近況報告で大学に帰ってきてくれました。現在お二人は子ども虐待防止団体HeartresQ の一員として活動しています。今回はクラウドファンディングを経て一般社団法人を立ち上げた尾上さんに、大学のことや今やろうとしていることを語っていただきました。 自己紹介・略歴をお聞かせください 教育学部13期生の尾上 翼(右)です。 現代教育学科 幼児教育コース で4年間所属し、保育や教育について学んできました。2022年3月に卒業し、大阪の児童養護施設で勤めながら、クラウドファンディングで資金を調達し一般社団法人 HeartresQを設立し、代表理事に就任しました。2024年4月から法人の資金調達を行うために、個人事業を開業し現在に至ります。 なぜ、社団法人を立ち上げたのですか? 私たちHeart resQは児童虐待を防止し、子どもたち並びに子どもを持つ保護者も笑顔で溢れる社会を実現したく立ち上げました。児童虐待をなぜ防止したいと思ったのかについては、まさに畿央大学での学びの中での「気づき」からでした。私は「児童虐待」という言葉を大学2回生の時に初めて知りました。 その実態を知りたいと思い、当時の授業をしてくださったた吉原 豊先生と実際に児童養護施設へ見学に行き、その後アルバイトとして働く中で私の人生の分岐点がやってきます。 少し関わる程度であれば、虐待を受けて育ったとは思えないとても明るい子どもたちがいっぱいです。しかし長い時間過ごしていると、子ども自身の心に一生消えない傷ができて苦しんでいる姿を目の当たりにしました。その時に、 虐待についてもっと早く知りたかった 児童養護施設に早く来たかったSOSを 出せる場所が欲しかった そんな言葉を聞きました。その子どもたちの声を聴いて、私は子どもたちや子どもを支える保護者がもっと笑える社会を作るために児童虐待のない社会を作ることを決心し、団体を立ち上げました。 どのような活動をされていますか? 現在は、「虐待についてもっと早く知りたかった」「児童養護施設に早く来たかった」「SOSを出せる場所が欲しかった」という子どもの声を実際に実現すべく活動を進めています。 具体的には、児童虐待予防教育のカリキュラムを作成し、行政機関と一緒に授業を取り入れていくための協議を繰り返しています。実際に児童虐待予防教育を行なった後、子どもたちがどこにSOSを発信すればいいのかと思った時に、SOSを受信できる場所として、また子どもたちのことを支えることができるように「子どもの居場所」を開所するための準備を行なっています。 また、熱い思いを持つ児童虐待防止活動者が孤立して、活動を諦めてしまう人も多く見てきた為、自社で児童虐待防止活動者のオンラインコミュニティを立ち上げました。現在会員は15人で児童虐待のない世界に向けて活動をしています。 振り返ってみて、畿央大学での4年間はどうでしたか? 畿央大学で過ごした4年間は、本当に濃い時間でした。畿央大学に入学していなかったら、「児童虐待」という言葉も知らずに生きていて、今では全く別の活動や仕事をしていたかもしれません。また、人にも恵まれました。教育に携わる友人が多く、「児童虐待防止活動」を行う際には協力してくれる友人もいました。このような課題に取り組むことができたのも、教育学部にいたからこそだと思います。 大学のキャンパスライフとしては、とても楽しい思い出がたくさんあります。クラスの友人と毎日地下食堂で話したり、一緒に遊んだり、時には提出期限が迫っている課題を一緒にしたりと、とても濃い時間を過ごしました。 教育学部での学びは、今にどう生きていますか? 現代教育学科での学びは、私にとって最も大切な土台となっています。幼児教育コースで学んだ私は、子どもの支援を発達の段階から考えるだけでなく、環境設定や海外で取り組まれている教育の仕組みを学び、子どもへの関わり方の視点が広がりました。畿央大学の4年間で、子どもと関わる中で遊びを通して何を伝えたいかを学びました。「遊び」や「環境」など、どれひとつ取ってもこだわることで子どもへの支援方法が変わると感じています。このような基礎を学び、児童養護施設での勤務でも実践的に活かしています。 また、授業では、たくさんの質問やチャレンジしたいことを教授に尋ねる機会が多くありました。先生方はいつも「まずはやってみたらいい」「やってみないと分からない」と励ましてくれました。この経験から、「まずは一歩踏み出してみる」という精神を学びました。入学当時ピアノが弾けなかった私も、「まずはやってみないと分からない、あとは努力の数」と言われたことを鮮明に覚えています。頑張らない人に結果はついてきませんが、頑張った人には必ず何かの成果がある。そう思えるようになったのも、この4年間の経験のおかげです。 今後の目標や展望をお聞かせください 私の目標は、「笑顔で溢れる社会」の実現です。「笑顔」の作り方はたくさんあります。例えば、お笑いや美味しいご飯、友人と過ごす時間などが自然と笑みをもたらします。しかし、その中でも特に私は「児童虐待」という問題を解決することを決心しています。 児童虐待を受けた子どもたちは、心に深い傷を一生背負って生きていかなくてはなりません。助けを求めたいけれど、求めても何もしてくれなかったという喪失感や、「大人はどうせ頼りにならない」という無力感を持ちながら苦しんでいる子どもがたくさんいます。私は、そんな社会を終わりにしたいと思っています。 助けを求めて助けてもらえる、また大人を頼ればどうにかなると思ってもらえるように、SOSを発信しやすい環境を作っていきます。直近の具体的な目標としては、誰もが遊びに来られる学校外の居場所を創造することです。 地域のコミュニティが衰退してきた今、子どもの遊び場も少なくなっています。また、保護者も地域内で孤立してしまい、子育ての相談ができる人がいなくなる傾向があります。そこで、大人も子どもも気軽にほっと一息つける居場所を作っていきます。さらに、子どもたちの未来を守るための教育カリキュラム「児童虐待予防教育」も進めていき、子どもも大人も笑顔で溢れる社会を実現します。 最後に在学生や大学に向けてメッセージをお願いします! 在学生の皆さんへ 大学生活は「人生の夏休み」とよく言われています。また、大学受験する際にこんな言葉を言われませんでしたか? 「受験勉強は、夏休みが1番の山場」 世の中では、「夏休み」という期間をどう使うかそれでその後の人生が変わってくるかもしれないということです。しかも、「夏休み」が4年もあります。この時間をどう使うかで、社会人になるまでに大きく差がつきます。現に私も大学1年生の時に、他の大学で起業している人や社会で成功している同年代の方と会い、ものすごく差を感じました。正直こんなに差があったら追いつけないとも諦めかけた日もあります。諦めることは本当に簡単です。でも、諦めなければクラウドファンディングで資金調達も会社を設立することも、行政機関と連携した居場所作りをすることも必ずできます。必ずと言い切れるのは、諦めずにずっと続けるからです。僕は、とんでもないほどの負けず嫌いで、しつこいやつです。だから、居場所作りの開業も虐待予防教育の導入も必ずやり遂げます。 「夏休み」という時間をどう使うかはあなた次第です。それぞれが最高に楽しい大学生活を送ってください!応援しています! 畿央大学の皆さんへ 在学中は本当に色々なことでご迷惑をおかけしたこともたくさんあると思います。そんな中でも優しく何も知らない私に、世の中のことを教えていただきありがとうございました。畿央大学に在学していたからこそ、私は今の活動ができています。 2021年に奈良県で虐待防止イベントをする際や2022年に奈良県庁に訪問した際も本当に温かく見守ってくださり、無事に会社も設立することができました。畿央大学を卒業したことを誇りに思って今後とも活動を続けてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いします。 関連記事 海外のスポーツチームでトレーナーをする卒業生が大学に帰ってきてくれました~理学療法学科 【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」予約受付中! 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って? タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~現代教育学科教員が22年ぶりの再訪!
2024.10.16
第22回日本神経理学療法学会学術大会へ参加しました!
2024年9月28,29日に福岡国際会議場にて第22回日本神経理学療法学会学術大会(以下、第22回学術大会)が開催されました。 日本神経理学療法学会は、森岡 周教授が副理事長、私、佐藤(ニューロリハビリテーション研究センター客員准教授/奈良県総合医療センター)が理事を務めており、毎年の学術大会参加者が2000人を超える大規模な学会になります。神経理学療法学会では、脳卒中や脊髄損傷、パーキンソン病をはじめとした神経筋疾患、脳性麻痺といった疾患に対する理学療法についての議論が様々な事業を通して行われています。 第22回学術大会の参加者は、2,000人を超えており、畿央大学大学院、ニューロリハビリテーション研究センターからも多くの大学院生や修了生、研究員、教員が参加しました。今回は、第22回学術大会での畿央大学大学院、ニューロリハビリテーション研究センター関係者の活躍をご紹介したいと思います。 第22回学術大会では、「創始 次代への超克」をテーマとして、特別講演やシンポジウム、特別企画等が企画されていました。特別講演では、「人機一体の時代に知性はどこへ向かうのか」というテーマに理化学研究所の入來 篤史先生を講師に迎え、森岡 周教授が司会として深い議論が行われました。最近では、PCやAI、スマートフォン、他の電子機器を使いこなすことが当たり前になっている背景をふまえ、人間の知性がどのように進化していくのか、非常に興味深い内容でした。特別企画1の「感覚障害に対する新たな理学療法研究」では、客員研究員の西 祐樹さん(長崎大学 生命医科学)が講師、信迫 悟志准教授が座長を務められ、異常感覚に対する介入について畿央大学大学院での研究成果を紹介されていました。特別企画2では森岡 周教授が登壇され、「間主観性と身体同調:患者と療法士の共同経験による自己の再構築」をテーマに講演されました。基幹シンポジウムでは、大住 倫弘准教授が司会を務め、ニューロリハビリテーション研究センターの高村 優作研究員がシンポジストとして「神経理学療法の高精度化に向けて」というテーマで情報提供が行われました。 また、複数の企画シンポジウムも準備されており、テーマは異なりますが修了生の脇田正徳さん(関西医科大学)、林田 一輝客員研究員(宝塚医療大学)、修了生の尾川 達也さん(西大和リハビリテーション病院)、大学院博士課程の乾 康浩さんがシンポジストとして情報提供を行い、宮脇 裕客員研究員(国立研究開発法人産業技術総合研究所)が司会をされていました。モーニングセミナーでは、平川 善之客員准教授(福岡リハビリテーション病院)が司会、私佐藤が「神経障害性疼痛に対するリハビリテーション」というテーマのもと、これまでの畿央大学が公表してきた多くの疼痛関連の研究成果を含めて講演し、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。 また、公募型シンポジウムや一般演題発表でも畿央大学の活躍は目覚ましく、岡田 洋平准教授をはじめ、大学院生、修了生、客員研究員も研究成果を公表し、非常に活発な議論が行われていました。表彰対象となるセレクション演題では、大学院生の乾 康浩さん、三枝 信吾さん、修了生の藤井 慎太郎さん(西大和リハビリテーション病院)、赤口 諒さん(摂南総合病院)、宮脇 裕客員研究員の演題が選出されました。そして、宮脇 裕客員研究員が最優秀賞に選ばれる、大変喜ばしい結果になりました。さらに優秀賞や奨励賞も複数名が選ばれています(表彰についてはこちら)。 この他にもスキルアップレクチャーでは大松聡子研究員が海外よりリモートで講演され、植田 耕造客員准教授も司会をされていました。ランチョンセミナーでも企業と連携して培ってきた成果を修了生の藤井 慎太郎さん、赤口 諒さん、脇田 正徳さんが講師を務め公表されていました。どの会場も満席で本当に多くの方が参加していました。 教育講演では、岡田 洋平准教授がパーキンソン病、私が脊髄損傷に関して講演を行い、研究成果の報告だけではなく、現役理学療法士の方々への教育目的の企画にも携わっていました。 第22回学術大会では、森岡研究室、ニューロリハビリテーション研究センター関係者の多くの素晴らしい活躍を目にすることができました。これも学生の間だけでなく、修了してからも継続的に患者さんの回復、神経理学療法分野を発展させるために、日々努力しているからこそだと思いました。神経理学療法には幅広い分野がありますが、それぞれの分野で意義のある情報発信ができることは本当に貴重であり重要なことだと実感しました。今後も、畿央大学大学院とニューロリハビリテーション研究センターが神経理学療法、そして社会に貢献できるよう、臨床・研究・教育ともにさらに発展していくことを楽しみにしています。 畿央大学 大学院 客員准教授 佐藤 剛介 関連記事 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 第28回 日本ペインリハビリテーション学会 学術大会で大学院生が一般口述演題奨励賞を受賞しました!~健康科学研究科 【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん 健康科学研究科の記事 理学療法学科の記事
2024.10.09
【森岡周研究室修了生インタビュー】大学教員をしている皆さんに色々聞いてみました!
7/27(土)に開催された森岡周研究室の同門会に先立って、現在は大学で教員をされている6名をお招きし、座談会形式でインタビューさせていただきました。中野さん、石垣さん、今井さん、林田さんは本学の理学療法学科を卒業後、大学院も修了。水田さんと菅沼さんは、大学院から本学の一員になられました。 中野 英樹さん (京都橘大学 健康科学部理学療法学科 准教授/理学療法学科1期生/健康科学研究科 博士後期課程修了) 石垣 智也さん (名古屋学院大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 講師/理学療法学科4期生/健康科学研究科 博士後期課程修了) 今井 亮太さん (大阪河﨑リハビリテーション大学大学院 リハビリテーション研究科 運動機能科学領域 講師/理学療法学科5期生/健康科学研究科 博士後期課程修了) 林田 一輝さん (宝塚医療大学 和歌山保健医療学部 助教/理学療法学科8期生/健康科学研究科 博士後期課程修了) 水田 直道さん (日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 助教/健康科学研究科 博士後期課程修了) 菅沼 惇一さん (中部学院大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 講師/健康科学研究科 修士課程修了) 後列:(左から)今井さん、石垣さん、水田さん 前列:(左から)菅沼さん、中野さん、林田さん 卒業生または現在の立場から見て 畿央大学に対してどんな印象を持っていますか? 菅沼さん) 畿央大学はやはり国家試験の現役合格率(10年間で99.7%)はすごいですよね。どうやってあんなことでできるのだろうかと… 中野さん) 4回生がほぼ全員受験してそれで全員合格はすごいと思いますよね。成績が良い人はそのままでも自立できるとは思うのですが、成績が芳しくない学生を上に引き上げる仕組みがあると思います。 石垣さん) 森岡研究室では卒業研究も苦労した印象があるので、「国家試験はみんな受かって当たり前」という雰囲気はありましたね。スタンスというか、空気感を示してもらえたような印象はあります。 あと、理学療法学科は面倒見の良い先生が多かったですね。手取り足取り感はないんですが、自分でやらなければならない雰囲気をつくってくださっていた印象でした。勉強は大変でしたが、森岡先生以外の先生も皆さん熱心でしたし、臨床とのつながりを伝えていただいたと思います。知識だけではなく、熱意や態度を伝えてくれる。 他に印象に残っている先生は? 林田さん) 授業を受けている時は、松尾先生の印象は強く残っています。 中野さん) 学習している内容と臨床との接点をよく教えてくれましたよね。 石垣さん) 臨床現場で感動したことだけでなく、悔しかったエピソードも含め経験を熱く伝えてくださった印象です。勉強はもちろん、その先のことを考えて教えてもらっていた印象ですね。大学で教える立場になって、畿央にいたときは知識だけでなくやりがいというか情熱が溢れていたんだなと再認識しています。 林田さん) 大学時代は「学生を育てるだけではなく、患者さんのためになる理学療法士を育てる」というスタンスで教えてもらった、という印象が強かったです。試験前のプレッシャーもありましたね。ストイックというか、「60点くらいで受かる気持ちで患者さんに行くようになるなよ!」と言われていました。 今井さん) 「リハビリの時に歩行器の横でついて歩くだけで終わる理学療法士にはならないように」と言われていたのは覚えています。 その後、たくさん思い出話が膨らみましたが、ここは割愛させていただきます… 大学院からのお二人(水田さん・菅沼さん)にとって 畿央大学はどんな印象でしょうか? 菅沼さん) 大学院に入った時に思ったのは、畿央生で大学院に進んだ人の最初のプレゼンの質が高かったこと。最初から統計とかもしっかりしていて驚きました。 今井さん) 森岡研究室は修士、博士も学部生とつながりがあって、一緒にしていましたよね。組織として一緒にやって見ていくもの、という印象でしたね。 中野さん) みんなの時は5期生くらいだから、大学院も先輩の姿を見て「こうやっていかないと」と代々受け継がれている雰囲気があるんじゃないかな。最初は一番大変でしたよね。学部は20人、修士は10人くらいいたんじゃないかな… あと病院とかでもそうかもしれないけど、外部の学会発表よりも、大学院内の発表が厳しい方が学会の時に報われるという雰囲気もありますね。 水田さん) 畿央の卒業生は水準が高いなと思いましたよね。あとはゼミの雰囲気づくりがとても工夫されていると思いますね。 中野さん) 全体的なマネジメントが素晴らしいからだと思います。良いものが創出されていくような仕掛けは色々作られているなと思いますね。 石垣さん) ベクトルの方向というか、大きい方針を作るのが上手だと思います。研究室の中であらかじめ研究の方向性が決まっている部分もあるけど、基本的には自由ですね。 今井さん) 発表に対して「面白い、面白くない」という感覚を示していただくこともそうです。あと、いろんな研究する人がいるので、新しい知識を得られるだけでなく違った角度、視点から自分の研究を見つめ直せることも良いと思います。 中野さん) 今、私自身が大学院生を受け入れていて、自分の知識の範囲内で教えられないことだと責任が持てないし、違うテーマであればその専門の先生を紹介しようと思うんですが、森岡先生は研究領域の広さや受け入れ人数も含めて凄いなと思いますよね。真似できないです。 研究内容が自由だからこそ大学院生はその内容に責任を持つことが大事ですし、その中で磨かれたものは、外に行っても通用するし自己の成長につながるのは凄く大きいですよね。 石垣さん) 手取り足取りじゃないからこそ、自分で進んでなんとか形にしてきた人が、現在は各領域の学会などで役員を務めたり、研究会立ち上げたり、フロントランナーとして世に出ていますよね。 菅沼さん) ほんと、全員凄いですよね… 最後に森岡研究室で学んだことと、今後の抱負を教えてください! 中野さん) 私は神経科学に基づくリハビリ、特に脳を知り、脳を活かすリハビリを教育と研究を通じて今後も探索し、深化させていきたいと考えています。同門会や卒業生とのつながりを大切にしながら、共に新たなリハビリの可能性を追求し続けていきたいと思います。 石垣さん) 学部から大学院にかけて、畿央大学そして森岡研究室では「自ら問いを立て解決する姿勢と方法」を学んできました。今後は理学療法や神経科学に限らず、豊かな地域社会の実現を目的に、研究・教育・実践をつなぐ立場から、新たな価値を見出していきたいです。また、この道を拓いていく姿勢や過程を学生や後進と共にすることで、学びを伝えていきたいと考えています。 今井さん) 私は、森岡研究室で得た知見や考え方を活かし、多様な視点を取り入れながら、新しい評価法や理学療法のアプローチを生み出し、それを臨床現場に還元し続けていきたいと考えています。これまでの学びや発見を次世代の学生や若手研究者と共有し、彼らと共に成長する中で、リハビリテーションの新しい価値を築きたいと思います。そして、研究の「面白さ」を感じながら、それを臨床に還元できる喜びを伝承し、教育と研究の両面で幅広く貢献していきたいです。 林田さん) 大学院を修了した時に「森の分かれ道では誰もいない道を進もう。すべてが変わる」という言葉を森岡先生からいただきました。この言葉の意味を軸に、リハビリテーションに寄与できるよう幅広い分野で研究を続けたいと思っています。特に分野間の梯になれるような存在になっていきたいです。また現在私が持っているゼミでは、1人1つの研究課題を持つように指導しており、これは森岡先生やり方に倣っています。私自身が学部生の時に教わったマインド(好きこそものの上手なれ)を後輩に伝えていきたいです。 水田さん) 大学院生の頃、森岡先生から「結果を予想できるような研究はしないようにしよう」,「研究分野のフロンティアに立つことを意識しよう」という言葉をいただきました。今でも研究活動を進める際に肝に銘じている言葉です。学問を開拓していく楽しさや面白さを、次世代を担う多様な人材と共有し、ともに歩んでいけるよう教育と研究を進めていきたいと思います。 菅沼さん) 私は、大学院で森岡先生から「夢を持ち努力し続ける姿勢」を学びました。日本各地に多く大学院が設立されていますが、畿央大学は日本でトップクラスの研究・教育・指導力があるので、自らの夢の実現に最適な環境だと思います。特に森岡研究室では、全国から集まった仲間と切磋琢磨でき、意識が高い組織ができていると思います。このかけがえのない仲間・組織とともに、研究・教育に貢献できるように精進していきたいです。 編集後記 今回の記事には載せきれませんでしたが、他にも修了生のお名前がたくさん出てきたり、年齢関係なく縦のつながりを非常に感じることばかりで、今回お聞きした1時間という時間では足りないくらい大いに盛り上がりました。 また本学を巣立ってそれぞれの立場で活躍されている中でも、本学への思い入れを感じる瞬間が多くありました。なかなかこういう機会は実現できませんが、思い出話に花が咲くその姿が微笑ましくもある感覚を味わうことができました。 ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました!ますますのご活躍をお祈りしています!! 広報センター 関連記事 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 第28回 日本ペインリハビリテーション学会 学術大会で大学院生が一般口述演題奨励賞を受賞しました!~健康科学研究科 【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん 健康科学研究科の記事 理学療法学科の記事
2024.10.04
【快挙】挑戦と革新:第22回日本神経理学療法学会学術大会での輝かしい成果を収めました!
最優秀賞を含む各賞に本学関係者が受賞! 2024年9月28日、29日に開催された第22回日本神経理学療法学会学術大会が2,100名以上の参加者を集め、大きな成功を収めて閉幕しました。本学関係者の活躍が光る素晴らしい大会となりましたので、その成果をご報告いたします。 大学院修了者ならびに在学生の輝かしい受賞 本学大学院健康科学研究科の修了生および在学生が、666演題の中から、見事に受賞の栄誉を手にしました。 最優秀賞(1名) 宮脇 裕 氏(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター;2021年3月本学大学院博士後期課程修了、森岡周研究室) 演題名:運動主体感の減少が脳卒中後の上肢使用量にもたらす影響とは? 優秀賞(3名のうち2名) 藤井 慎太郎 氏(西大和リハビリテーション病院;2024年9月本学大学院博士後期課程修了、森岡周研究室)※写真向かって左から2人目 演題名:パーキンソン病患者における歩行障害の特徴―重心追尾型歩行計測システムを用いた運動学的特徴に着目して― 三枝 信吾 氏(東海大学文明研究所、畿央大学大学院博士後期課程在籍、森岡周研究室)※写真向かって一番右 演題名:回復期脳卒中患者はなぜ歩行を重要と認識しているか―半構造化インタビュー法を用いた質的研究― 奨励賞(5名のうち2名) 奥田 悠太 氏(公益財団法人脳血管研究所美原記念病院;2023年3月本学大学院修士課程修了、岡田洋平研究室)※写真向かって左から2番目 演題名:脊髄小脳変性症患者の歩行中における転倒発生状況の検討 赤口 諒 氏(摂南総合病院;2024年9月本学大学院博士後期課程修了、森岡周研究室)※写真向かって一番左 演題名:脳卒中症例の物体把持動作の特徴-予測制御の成否と過剰出力・動作不安定性との関連に着目して これらの受賞は、本学の教育・研究プログラムの質の高さを示すとともに、修了生たちの継続的な努力と成長を表しています。 セレクション演題選出者 博士後期課程(森岡周研究室)に在籍中の乾 康浩 氏と立石 貴樹 氏(武蔵ヶ丘病院;2024年3月本学大学院修士課程修了)は、惜しくも受賞には至りませんでしたが、666演題の中から25題しか選ばれないセレクション演題に選出されたことは、大きな評価に値します。特筆すべきは、乾氏が2年連続でこの選出を受けたことです。 新たな研究の潮流 今大会では、最優秀賞に「脳卒中後片麻痺患者の身体性(運動主体感)の変容」に関する研究が、優秀賞に「脳卒中後片麻痺患者の主観的意識経験に関する質的研究」が選ばれました。これは、【新学術領域研究】および【CREST研究】から進展している神経理学療法学の分野の新たな方向性を模索していることを示唆しています。 未来への展望 本学では、これらの最新の研究動向を踏まえ、より革新的かつ包括的な理学療法教育・研究を目指してまいります。学生の皆さんには、この分野の無限の可能性に挑戦し、自らの「粘り」で、こうした先輩たちに続くように、新たな知見を切り開いていってほしいと思います。 最後に、今回の成果を支えてくださった全ての関係者の皆様に心からの感謝を申し上げます。皆様の継続的なサポートが、本学の研究者たちを大きく後押ししています。 今後も本学は、理学療法学、ならびに世界の科学の発展に寄与し、社会に貢献できる人材の育成に全力を尽くしてまいります。高校生の皆さん、現場で働いている皆さん、研究者の皆さん、ぜひ本学の取り組みにご注目ください。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター長 森岡 周 関連記事 森岡研究室の同門会に院生・修了生49名が参加!~健康科学研究科 本学にて第33回奈良県理学療法士学会が開催されました。~健康科学研究科・理学療法学科 第28回 日本ペインリハビリテーション学会 学術大会で大学院生が一般口述演題奨励賞を受賞しました!~健康科学研究科 【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん 健康科学研究科の記事 理学療法学科の記事
2024.07.25
海外のスポーツチームでトレーナーをする卒業生が大学に帰ってきてくれました~理学療法学科
理学療法学科16期生(2022年3月卒)の吉田昇弘さんがゼミ担任の福本先生を尋ねに大学に帰ってきてくれました。 吉田さんは現在、オーストリアのSKNザンクトペルテンで女子サッカーチームを中心にメディカルトレーナーとして活動しておられます。 吉田さんは在学中に大学案内の取材撮影をしていただいており、大学案内に掲載した写真と同じような形で撮影させていただきました。 日本とは異なる環境の中で、日々挑戦する吉田さんの活躍をこれからも応援しています! 吉田さんコメント 海外でトレーナーとして活動する夢を学生の頃から抱いていました。卒業と同時に総合病院に就職し、臨床経験を積んでいました。病院で働いている際に、学生の頃にお世話になっていた先輩から海外トレーナーのお話しを頂き、2023-2024シーズンより活動しております。 主な活動内容は、普段の練習や試合現場に帯同し、チームと共に過ごす時間が多いです。練習では、前後の準備やケアに加え、練習中のチームの雰囲気作りをします。試合では遠征などもあり、応急対応や、怪我した選手のケアを行っており、常にチームの為に、自分に何が出来るかを考えながら行動しています。周りを見つつ、選手の些細な変化に気づくことの出来るトレーナーになりたいと思います。 英語の勉強を始めたきっかけは、大学2年生の時にJPTSA(理学療法学生協会)のイベントで海外に行ったのがきっかけです。そのイベントでは、自分と同じ年くらいの海外の学生達が英語で会話していました。自分はその輪の中に入れず、英語力の無さに劣等感を感じました。そこから語学の勉強により力を入れるようになり、オーストリアに行く前には英語で、ある程度のコミュニケーションが取れる状態で行きました。 しかし、オーストリアの言語はドイツ語なので、また新たに語学の勉強をする必要がありました。選手やスタッフ達の中には英語を話せる人も居るので、その人達に英語で質問しながら、日常の中でドイツ語を学ぶ方法で現在も勉強しています。
2024.07.08
【快挙】本学の研究グループがパーキンソン病の姿勢障害の5因子を抽出することができました
本学大学院研究生/西大和リハビリテーション病院の藤井 慎太郎氏らの研究グループによる成果が、Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation誌に掲載されています。 パーキンソン病には、臨床徴候や疾患進行速度などの違いから異なるサブタイプが存在し、姿勢障害の特徴にも様々なサブタイプの存在が想定されています。 パーキンソン病患者が姿勢障害における特徴分類を目的に、健常者とパーキンソン病患者に対して静止立位時の重心動揺を計測し、様々な特徴量を持つ変数に「因子分析」を行いました。その結果、姿勢障害の構成要素(因子)とした、揺れの大きさ、前後・左右・高周波(揺れの頻度)、閉ループ制御(揺れに基づく修正能力)の5つの因子を特定することができました。またそれらの因子を用いた「クラスター分析」を試みることにより、6つのサブタイプに分類可能であることを世界ではじめて見出しました。 興味深いことに、疾患重症度が同じであっても、異なるクラスターに分類されるケースが多く見られました。このことは、疾患重症度だけで姿勢制御の問題を評価するのではなく、姿勢制御を包括的に理解し、その観点から病態を捉える必要があることを示しています。 今回の研究成果は、姿勢障害のタイプに基づいた適切なリハビリテーション介入に貢献することが期待できます。今後はパーキンソン病患者で生じる体幹の前屈や側弯といった姿勢異常や筋活動特性を包含した姿勢障害の特徴分類への展開を予定しています。 関連記事 パーキンソン病患者における静止立位時の足圧中心の包括的多変量解析~ニューロリハビリテーション研究センター
2024.05.17
【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。
本学大学院博士後期課程/摂南総合病院の 赤口 諒氏)らの研究グループによる成果がClinical neurophysiologyに掲載されています。 本研究では、慢性期脳卒中患者の把持力調節の特徴把握のために、物体重量に応じた力調節、動作安定性、予測制御の3つの観点から評価し、①過剰な力発揮、②把持動作時の安定性低下、③予測制御の停滞という3つの特徴を見出しました。これらの運動制御の停滞が運動麻痺よりもむしろ感覚障害に強く影響を受けることが明らかになりました。 また今回の評価方法の測定には、把持力計測装置を使用し、既存の研究で明らかにされた制御方略と計測・解析方法を臨床に応用できる新しいアプローチを開発しました。運動制御のどの側面に停滞が生じているのかを感覚障害との関連から見極めた上で適切な課題設定や動作指導を行うことができれば、残存機能を最大限に活用した動作獲得を目指す上での足掛かりとなる可能性があります。これは脳卒中リハビリテーションの分野における大きな進歩を示しており、今後の治療法の発展に寄与することが期待されます。 尚、本研究で使用した把持力計測装置は、国立障害者リハビリテーションセンター研究所・神経筋機能障害研究室の研究成果をもとに、株式会社テック技販が既に製品化しています。 関連記事 運動出力の調節には「感覚フィードバック」が重要~ニューロリハビリテーション研究センター
2020.02.21
同窓会レポート~養護教諭勉強会&同窓会
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、養護教諭勉強会&同窓会レポートをお届けします! 2020年2月8日(土)に、畿央大学のP棟で養護教諭勉強会および同窓会を開催しました。教育学部2期生から現役(学部生)14期生までと、教育学部の高田先生、橋本先生にもご参加いただきました。 勉強会では、「学校保健の動向と養護教諭が果たす役割についてーこれからの養護教諭に求められる資質・能力とはー」という題で、外部講師の先生をお招きしてご講演いただきました。養護教諭の専門性を改めて見つめ直し、現場で子どもたちや他の先生たちにいかに「みせる(見せる・魅せる)」かを学び、考えさせられる時間となりました。 後半は座談会を行い、学部生と卒業生がそれぞれ抱えている思いや不安、経験談などを話し合いました。学部生・卒業生を問わず、養護教諭という仕事に向き合う姿勢の真剣さや、思いの熱さを感じ、このメンバーが横のつながりを持って子どもたちを守っていくのだと思うと、とても心強く感じられました。このつながりを今後も大切にしていきたいです。 今回、同窓会補助の制度を利用して、このような貴重な時間が持てたことをとても感謝しています。また継続してこのような機会が持てることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。 教育学部5期生 渡部(門内)りょう
2020.02.21
令和元年度 第2回畿桜会(同窓会)役員会を開催しました。
2020年2月15日(土)、役員31名・事務局2名が集まり令和元年度第2回畿桜会役員会が開催されました。 畿桜会(きおうかい)は、畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学助産学専攻科・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会の卒業生のみなさんの同窓会です。年2回の役員会は、5月の日曜に開催される同窓会総会の当日と、総会に向けた事前協議の場として、また役員同士の結束を固め組織を活性化する目的で2月の土曜の夜に学外(大阪市内)において開催しています。 唄大輔会長(理学療法学科2期生)が議長となり、下記議題について話し合われました。 1.同窓会補助について 2.2020年5月17日(日)役員会・総会について 3.2020年10月24日(土)・25日(日)畿央祭ホームカミングデー(同窓会サロン)について 4.同窓会グッズの作成について(卒業生の来場記念品) 5.同窓会ホームページの作成について(2020年3月公開予定) 6.卒後教育の実施について 7. 臨床細胞学別科部会の発足について 今年度開催された理学療法学科・看護医療学科・現代教育学科の卒後教育(講演形式)は継続、一年開催を見合わせていた人間環境デザイン学科は復活、健康栄養学科は前向きに協議を継続することを確認しました。 会議終了後は懇親会を行い、理学療法士、看護師、保健師、助産師、管理栄養士、建築士、小学校教諭、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、保育士、新しい学校づくりに奮闘中の教員、起業して社長になった方、公務員としてまちづくりを進める方、大学教員としての道を歩み始めた方、大学職員、子育てに奮闘中の方など他分野で活躍している役員同士で親睦を深めました。自己紹介では、プロフィールに加えて結婚や出産、転職などの嬉しい近況報告で盛り上がりました。 また、卒業生に同窓会の活動や母校に関心を持ってもらう方法、総会への集客、リカレント教育の内容、帰属意識を高める記念品…など、卒業生のため、母校のため、学生のために、同窓会組織として求められること、できることを真剣に話し合い、役員同士の結束が強まっていることを感じました。 今年度の卒業式では、畿桜会には新たに約570名の会員が加わります。卒業に向け、今年度卒業の代表幹事を選定中です。 2020年5月17日(日)の畿桜会総会・懇親会に、多数のご参加をお待ちしています。 【関連記事】 令和元年度畿桜会(同窓会)役員会・総会・懇親会を開催しました。 2019畿央祭「同窓会サロン」を開催しました!
2020.02.12
同窓会レポート~ダンス部のOBOG会「Afro-izm Realpolitic」
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、ダンス部Afro-izm republicの同窓会レポートをお届けします! こんにちは!ダンス部のOG三好です! 毎年開催しているダンス部Afro-izm republicのOBOG会を今年も2月に開催しました! 今年の同窓会では、ダンスはもちろん、漫才やビンゴゲームなど楽しい催し物を行い、とても盛り上がりました。参加して頂いた先輩方、同期のみんな、本当にありがとうございました。私は卒業してからダンスから少し遠ざかっていたので、ショーケースを作るにあたって、また同期と集まって練習し、この感じ懐かしいなぁと思いながら、みんなと楽しくダンスをすることができました。アフリパらしい、賑やかで楽しい雰囲気の中、みんなで有意義な時間を過ごしました。最後のビンゴゲームでは、お肉などの豪華な景品が当たり大盛り上がりでした!! こうやって先輩達とお話をしたり、時には同職業の仕事について語ったりと、日々の忙しさから少し離れてリフレッシュし、楽しく過ごすのもいいなぁとしみじみ感じました。 毎年継続してOBOG会を通して先輩後輩が交流できる場を設けたいと思います!また来年も開催します!! 2017年度卒業生 三好結華
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