畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

健康科学研究科

2013年8月1日(木)

畿央大学理学療法学科4期生の櫻井です。

7月21日(日)に、第14回KSM(kio study meeting)を開催しました。

この勉強会は、毎月1回の開催ですが、気が付けばKSMが発足してから1年以上経過しています。

これだけ継続できているのも学びに対して貪欲なメンバーと、毎回施設を提供して下さる理学療法学科の庄本学科長をはじめとした大学の皆さんのお陰と、大変感謝しております。

 

14KSMpage

 

 

さて、今回のテーマは以下の通りです。

①認知症ケア

認知症患者さんへの対応について皆でディスカッションしました。セラピストや介護者が主体となるのではなく、高齢者の訴えをくみ取り、共感や傾聴することで高齢者が主体となれる環境作りが重要であることを再認識しました。

 

②脊椎手術と術後の理学療法

最新の脊椎脊髄手術の紹介や術後の理学療法についての講義の後、皆で予防医学についてのディスカッションを行いました。術後の理学療法において、基本的動作やADLを改善するだけでなく、再発を予防することの重要性を学びました。

 

③行動分析学

「どのように行動に働きかけるか」というテーマで、皆でディスカッションしました。運動療法の効果を最大限発揮するためには「どのように治療を行うか」ということに加え、対象者の行動を適切な方向へ導くことの重要性を学びました。

 

ksm14集合写真

 

毎回感じるのですが、このように同じ場所で学んだ同期や後輩が再び集まって、新しく学んだお互いの知識を共有できることはとてもいい刺激になっています。

勉強会を継続していくことで、メンバー同士切磋琢磨していきたいと思います。今後もどうぞよろしくお願い致します。

 

【過去の勉強会の様子】
▼第1回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html
▼第2回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html
▼第3回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html
▼第4回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html
▼第5回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html
▼第6回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html
▼第7回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html
▼第8回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html
▼第9回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2013/02/ksm.html
▼第10回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2013/03/post-636.html
▼第11回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2013/04/10-1-2.html

▼第12回勉強会
http://www.kio.ac.jp/information/2013/04/24-7.html

▼第13回勉強会

http://www.kio.ac.jp/information/2013/06/25-1.html

2013年7月26日(金)

2013年6月22~26日の5日間にわたり、秋田にて国際姿勢歩行学会(2nd Joint World Congress of ISPGR and Gait and Mental Function)が開催されました。

 

今学会のテーマは、「最先端の姿勢歩行研究」でした。そのテーマの通り、プログラムには姿勢歩行研究の基礎ならびに臨床分野のエキスパートによる様々な講演が組まれていました.

 

基調講演では、Alain Berthoz教授(Collège de France, France)が歩行の認知神経制御と発達に関する研究について、Keir Pearson教授(University of Alberta, Canada)が歩行時の障害物回避に対するワーキングメモリに関する研究について、Marianne Dieterich教授(Ludwig-Maximilians-University of Munich, Germany)がリハビリテーションにおける前庭障害の脳機能イメージングに関する研究について、Stephen Robinovitch教授(Simon Fraser University, Canada)が転倒時の損傷回避に対する高齢者の防御反応に関する研究について、Jeff Hausdorff教授(Tel-Aviv Sourasky Medical Center, Israel)がパーキンソン病患者の歩行制御に関する研究についてお話されました。

 

どの講演も非常に興味深い内容であり、その中でもStephen Robinovitch教授の講演で紹介された、ある地域に216のビデオカメラを設置し、そのビデオカメラで撮影された高齢者の転倒時の映像から、高齢者の転倒パターンの特徴を明らかにするというユニークな研究が特に印象に残りました。

 

一般演題では、口述発表が72演題、ポスター発表が302演題あり、基礎から臨床まで多岐にわたる領域からの発表がありました。その中から今回、私が発表した「Effect of plantar perceptual learning task on walking stability in the elderly: a randomized controlled trial」がAftab Patla Research Innovation Awards in Clinical Scienceに選出されました。

 

この研究は私が本学大学院博士課程で行った研究であり、足底知覚学習課題が高齢者の歩行時の姿勢バランスに与える効果について無作為化比較試験を用いて検証したものです。私の演題が国際姿勢歩行学会にてこのような素晴らしい賞に選出していただき身に余る光栄です。この場を借りて、この研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室のメンバーに心から感謝いたします。

 

ISPGR-nakano

 

次回の2014 ISPGR World CongressはMark Carpenter教授(University of British Columbia, Canada)とBradford McFadyen教授(Laval University, Canada)のもと、2014年6月29日~7月3日にVancouver, Canadaにて開催されます。姿勢歩行に関する研究をされている方、姿勢歩行研究に興味ある方はぜひエントリーしてください!

 

畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員

日本学術振興会 特別研究員

中野 英樹

2013年7月25日(木)

 IMG_4230

 

大学での自律的な学びのスタイルと学修スキルを身に付けるために、健康科学部1回生の必修科目「ベーシックセミナー」の発表会が、7月18日(木)と7月22日(月)に行われました。

 

理学療法学科、看護医療学科、健康栄養学科、人間環境デザイン学科の学生が、学科を超えて少人数のゼミに配属され、自分たちで決めた健康に関わるテーマについて教員の指導を受けながら調査・考察した内容を発表しました。

 

学生たちはパワーポイントのスライドを用いて、時には動画や音楽を組み込むなどを8分という時間制限のある中で工夫を凝らして発表しました。

学生は自分たちの発表を行うだけではなく、他のゼミの発表を見て「発表内容」「プレゼンテーションのスキル」の観点から、良かった点や今後の改善点などの互いに評価も行いました。

 

※※各ゼミの発表テーマは次の通りです※※

 

718日(木)

冨島ゼミ 「健康と楽しさのバランス」
中山ゼミ 「色が人に与える影響」
前岡ゼミ 「Four Seasons and Health」
峯松ゼミ 「手軽にひきしめダイエット」
南部ゼミ 「健康の秘訣-これからも楽しく生きていこうSP-」
瓜谷ゼミ 「No Music No Life?」
高野ゼミ 「太陽と健康の関わりについて」
永澤ゼミ 「入浴について~最も健康的な入浴方法とは~」
松本ゼミ 「韓国と美容」
松尾ゼミ 「健康2013 -emotion ’n’ health-」
鷲尾ゼミ 「鷲尾旬くんの1日~Healthy-Daily Life~」
高取ゼミ 「あなたも知っている代替医療」
舩瀬ゼミ 「災害医療」
冬木ゼミ 「ジブリに見る感動形成のメカニズム」

 

0729-1-horz 

 

722日(月)

高野ゼミ 「理想の1日」
冨島ゼミ 「割り箸ってこんなもの~パキッと割ってエコロジー~」
福本ゼミ 「筋トレを科学する」
對中ゼミ 「夢と私たちの精神状態」
冷水ゼミ 「お茶について」
林田ゼミ 「健康について~食・睡眠・ストレスから考える~」
冬木ゼミ 「嘘」
寺田ゼミ 「柔軟体操を続けて身体の柔らかさを知る」
金敷ゼミ 「夢の不思議」
堀江ゼミ 「安楽死について」
八木ゼミ 「現代の日本の給食-過去と世界を比較して-」
石川ゼミ 「代理母出産について」
岡田ゼミ 「睡眠と食事の関係性」

 

 

 発表終了後は、健康科学部長の金子先生、教育学部長の白石先生より講評を頂きました。

「アカデミックな学修とは何か、自主的な態度で今後も臨んで欲しい」

「調べたことをうのみにせず批評的に観る姿勢を大切に」

「各ゼミで身につけた学修スキルに今後も磨きをかけていってほしい」

との激励のことばを頂きました。

 

0729-3 

 

次週ベーシックセミナーの最終授業として、学部長からいただいた講評と他学生からの評価(コメント)を参考にし、今までの「振り返り・まとめ」をすることになります。

2013年7月15日(月)

2013年7月12・13日に、埼玉の大宮ソニックシティにおいて、『第35回日本疼痛学会』が開催されました。

 

今学会のテーマは、「基礎と臨床の架け橋」でした。プログラムの中には動物実験などの基礎研究のみならず、疼痛疾患を抱える患者さんを対象にした臨床研究も多くあり、基礎と臨床が繋がるようなものになっており、基礎研究をするセラピストとして個人的に大変有意義な学会となりました。

 

また、本学会の会長が痛みの脳イメージング研究の分野で有名な柿木隆介教授(生理学研究所)ということもあり、「疼痛学における神経イメージング研究の進歩」というタイトルのシンポジウムも行われました。その中では、倉田二郎先生(東京医科歯科大学医学部付属病院)が、痛み関連脳領域における階層化モデル説明し、自身の研究から痛みが慢性化する脳内メカニズムについてお話されました。高橋賢先生(岡山大学医歯薬学総合研究科)は、皮膚痛と筋痛の脳活動の違いから、筋痛における痛みの情動的側面の重要性についてお話しされました。荻野祐一先生(群馬大学付属病院麻酔科)は、報酬系と痛みについての関係を自身の脳イメージング研究からお話しされました。池本竜則先生(愛知医科大学学際的痛みセンター)は、痛みという主観的なものをfMRIを用いて客観的に評価しようとする試みについてお話しされました。どれも非常に興味深い内容であり、本研究室のテーマであるニューロリハビリテーション手法の開発のために必要な基礎的知見であると感じました。特に、倉田先生と荻野先生から紹介された、「慢性疼痛患者は報酬系が作動していない」という脳イメージング研究の知見に関しては、セラピストにとっても非常に重要な知見であると感じました。このような知見は、リハビリテーションセラピストとして、慢性疼痛患者に対してどのように教育学的に関われば良いかのヒントになり得る知見であると感じました。

 

一般演題では、本学の森岡周教授が座長を務められた「術後痛」のセッションでは、複数の理学療法士の臨床研究の発表もありました。本研究室の博士後期課程の平川善之さんも、1回目の人口膝関節置換術の術後痛の予後と、2回目の術後痛の予後の違いを、「心理的な不安」という側面から調査した結果を発表しました。

 

また本学会の中で、私が昨年発表した「大住倫弘,草場正彦,中野英樹,森岡 周:痛みの内的体験の慣れにおける脳活動の変化過程‐脳波(Electroencephalogram: EEG)を用いて‐.Pain Research. 2012, 27(3): 165-174.」が2013年度の優秀論文賞に選出され、授賞式を行って頂きました。この研究は、私が修士課程の時に行った実験を論文にまとめたものであり、実験のデザインや文章表現などは不十分ではあったと思いますが、新規性という側面での受賞であったと思います。受賞式では、柿木隆介教授から賞状と激励のお言葉を頂いた時にはとても恐縮で緊張しました。受賞したこと云々よりもそちらの方が嬉しかったかもしれません。この研究を指導して下さった森岡周教授をはじめとする本学の神経リハビリテーション学研究室のメンバーに深謝致します。ありがとうございます。これからも、さらに研究・臨床のスキルをアップさせて、社会に貢献できるような人間に成長したいと思います。

 

toutu001 

 ちなみに写真は、ペインチームの兄貴的存在の平川さんと、色々なお祝いをして頂いた森岡周教授と会場で撮影してもらったものです。

 

畿央大学大学院健康科学研究科 博士後期課程

大住倫弘

2013年7月11日(木)

こんにちは、エコキャンパス推進委員会です。

連日、猛暑日で汗の止まらぬ毎日ですが、節電にご協力いただきありがとうございます。

さて、7月9日(火)に今夏第2回目のエコパトロールを実施しました。この日はエコキャンパス推進委員会の東委員長と健康栄養学科の峰松先生、総務部職員2名による計4名でパトロールを実施しました。そろそろ緑色のたすきを見かけた方も多くなってきたのではないでしょうか。

 

SAMSUNG

 

昨年度までは昼休憩の時間帯にエコパトロールを実施していましたが、今年度は違う時間帯の状況確認も必要とのことで16:30にも巡回を行います。

昼休憩は午後からの授業もあり、各教室は使用中のことが多いのですが、夕方になると未使用の教室も見受けられるようになります。

そこで気付いたのですが、使用されていない教室なのにエアコンが運転している教室がありました。さらにはドアも全開というような状態もありました。

 

0711-3

 

おそらく、退室時の消し忘れなのでしょうが、非常にもったいない状態です。解決策は少しの気遣いだと思います。ものすごく簡単なことですので、是非、意識してみてください。

 

全国各地で猛暑が続き、電力の需要が伸びているそうです。それでも最大電力は前年並みにとどまり、政府の予測値を大幅に下回ることは確実だと言われています。企業や家庭の節電対策が想定以上の効果を発揮するためだと言われています。大きな発電所のトラブルが同時に起こらなければ、今夏も全国で安定した電力需給が見込めるそうです。

これも一人一人の取り組みの結果であり、それだけ、日本で節電の意識が定着しつつあるのだと思います。

我々も社会の一員として取り組み、また、我々が出来ることを継続して考えていきたいと思います。

 

エコキャンパス推進委員会

【前回のブログ】

 平成25年度 夏季エコパトロール実施中!(エコキャンパス推進委員会)