2011.03.15

学長訪問 -その3-

教育学部現代教育学科の4回生です。 3月3日(木)、今回は学長と直接お話をさせて頂ける、またとないチャンスと思い、学長訪問に応募させて頂きました。     冬木学長先生は非常に人望が厚いということを、様々な方々からお伺いしてきました。しかし同時に、人望が厚いということは、「人と接する際に、何か大切にされていることがあるに違いない」という確信に至り、今回、学長室にお伺いさせて頂きました。   まず驚いたのが、学長先生のまるで同年代の学生と話しているかのような若々しさでした。話すスピードもテンポも、普段、壇上でゆっくりと話されているのは、「相手に伝わりやすいように」されている為だということを知りました。そして学長先生が人と接する際に最も大切にされていること。それは「優しさ」でした。人に寄り添うことのできる優しさが、その人自信の「徳」となり、人を惹きつけるのだと教えて下さいました。 また、同時に、自分の足で駆け回り、学生を募ったり、「ここに大学を建てる」ということを2秒で即決するような「行動力」が人を惹きつけてきたのだということを感じました。   普段知ることのない、私と同年代時代の学長先生の果敢な行動力や瞬発力、そして人を受け入れることのできる大きな受容力に触れることができ、本当に学びのある、深い時間となりました。 話は盛り上がり、当初30分の面会の予定が、気づいたら一時間半を超えていました。   大学生活4年間は、一つの後悔もない、幸せな時間でした。4年間本当にありがとうございました。

2011.03.11

学長訪問 -その2-

3月2日(水)、健康科学部人間環境デザイン学科の4回生は卒業を目前にし、学長先生からお祝いの言葉をいただきたいと思い、学科を代表して私たち5名の学生が訪問させて頂きました。     学長先生と学長室でお話をするという大変貴重な機会に、緊張を感じながら学長先生にインタビュー形式で色々な質問をさせて頂きました。   「畿央大学をつくられた経緯」から「趣味」「好きな芸能人」など、全ての質問に対し、とても熱心に答えて下さいました。 名前の由来、家族構成、幼少時代の思い出や現在の規則正しい生活習慣などどれも印象的な話が多く、時間はあっという間に過ぎました。 「また母校に輝く姿を見せに来てください」とお声を掛けて頂き、畿央大学を卒業することを実感したと共に、卒業生として学長先生にお会いする楽しみが増えました。   今回のお話していただいた対談の一部は、ビデオレターとしてデザイン学科の卒業生に配られることになっており、私たちにとって大学生活を思い起こせる宝物となることでしょう。 貴重な時間を私たちと過ごしていただいたことに、心から感謝申し上げます。

2011.03.07

奈良県理学療法士会スポーツ理学療法勉強会が開催されました!

 平成 22 年度第3回奈良県理学療法士会スポーツ理学療法勉強会が開催されました!   2 月 27 日(日)に本学を会場にして「奈良県理学療法士会専門領域勉強会スポーツ理学療法勉強会」が開催されました。 奈良県理学療法士会の中でも、専門をスポーツ領域に特化したこの会は、本学理学療法学科の福本貴彦先生が代表を務めておられます。スポーツによる外傷・傷害の理学療法に関する臨床的な実践と研究と教育や情報交換、ネットワークの場として、1年に3度、勉強会が開催されています。   まず、高井悠二先生(田北病院)による「投球障害肩を呈した一症例」についての症例検討が行われました。はじめに講義があり、その後、写真や動画を使いながら、症例について参加者と一緒に考えていくような形式で、ディスカッションも活発に行われました。     また、本学の福本先生から、奈良県高校野球連盟選抜チームのメディカルスタッフとして、昨年12月にタイ遠征に帯同された際の報告も行われました。海外で行われた福本先生のメディカルサポートについて、若手の理学療法士の方々は特に興味深く聞かれていました。     このスポーツ理学療法勉強会は、奈良県を中心に、スポーツに関わるすべての方々が、ケガのないように、そして、ケガをしてもできるだけはやく復帰できるように、いいパフォーマンスが発揮できるように、知識や技術を高め、共有して地域に還元していきたいと考えています。   勉強会は、来年度以降も継続的に開催していく予定ですので、卒業生はもちろん、たくさんの方々のご参加をお待ちしております。

2011.03.03

山本隆先生がテレビ大阪「ムチャミタス」で解説!

身の回りにある疑問を科学の力で解明する番組『かがくdeムチャミタス!』(テレビ大阪毎週土曜日9:30~9:45)で、3月26日に放送される「すっぱいレモンが甘くなる?味のふしぎ大実験!」に、健康栄養学科 山本隆教授が登場!   山本先生は、脳と味覚の研究をされています。今回この番組で、味覚の実験を行うことになり、実験で使う植物「ミラクルフルーツ」と「ギムネマ」について解説をされます。   2月14日、山本先生の研究室で撮影が行われました。 謎の赤い実「ミラクルフルーツ」を食べると、そのあと、すっぱい食べ物を食べても、甘く感じられます。なぜ?     山本先生によると、「ミラクルフルーツ」に含まれるミラクリンという物質は、酸味と結合すると甘みのセンサーを強く刺激するそうです。 反対に、「ギムネマ」の葉に含まれるギムネマ酸には、甘さを感じなくさせる効果があります。     では、味は舌だけでわかるものなのでしょうか。 真水に匂いだけつけると、味はするの? 山本先生によると、味覚は舌を刺激することによってのみ起こるわけではないそうです。人間の脳は、幼少期からの経験により味を学習しています。たいていの人の脳はレモンの香りを酸っぱいと学習していて、匂いだけでも酸っぱいと認識してしまうそうです。   番組では、狐につままれたように次々と「味のふしぎ」が起こりますが、科学的な解説を聞くとなるほど納得できるものです! 匂い・見た目・音などの情報で味覚をあやつることは可能なのでしょうか?   放送予定日は、3月26日(土)9:30~9:45です。ご覧下さい!!

2011.03.02

在宅看護論実習 <看護医療学科>

看護医療学科3年生は専門分野の領域実習を終え、統合分野の在宅看護論実習を実施しています。学生は実習を一つ終えるごとに大きく成長しています。 この実習では訪問看護ステーションの看護師に同行し、在宅療養者宅を訪問させて頂きます。学生は実習を一つ終えるごとに確実に大きく成長し、その変化には目を見張ります。 電動自転車にまたがり、さっそうと訪問に同行する姿は頼もしい限りです。     学生はこれまで学んできた知識・経験を統合させ、在宅療養者の個別性に配慮したケア計画を立案し、指導者さんにしっかりと説明しています。病院とはまた異なった視点で、対象のQOLを高めるための看護を一生懸命学んでいます。

2011.02.24

「エイムズの部屋」の完成とお披露目

デザイン学科4回生2人の取り組んでいた卒業制作が、ようやく完成いたしました。2人は、錯覚をもたらす部屋を約3×5×3メートルの大きさで制作しました。 ならまちセンターで行われた卒業制作展に間に合わずに出品できなかったので、ここにおわびとご報告とを申し上げます。     建築家の坂茂さんの紙管を使った作品を参考に外観を制作しようとしたのですが、土台部分や外観の構造を設計・製作するのに手間取りました。金敷ゼミの4回生、3回生、2回生を総動員して、チームで取り組むのにも悪戦苦闘しました。     晴れて完成です。至らない部分も反省点も数え切れないほどあります。ですが、その学びが卒業後もつながっていくと思います。“せっかく大学で勉強してきたのだから、4年間の成果を大きな作品で表現したい”という志と、完成まで持続させた強い意思とに、指導教官として敬意を表します。志や意思は、点数で評価するものではありませんし、できません。   どうか、ゼミ生の未来への糧になりますように。 金敷大之

2011.02.23

小学校1日見学 <教育学部>

教育学部1回生の小学校1日見学について報告します。    教育学部では、教育現場における指導の実際を、実践的、体験的に学ぶことを目的として、平成21年度まで幼稚園教員免許及び保育士資格取得者は本学付属幼稚園での見学実習を、また、小学校及び養護教諭免許取得希望者は同幼稚園での1日見学を実施してきました。   平成22年度からのコース変更に伴い、小学校及び中・高等学校免許取得希望者が大幅に増加したため、大阪教育大学及び同大学附属天王寺小学校の協力のもと、小学校1日見学を実施することとなりました。教員養成大学である大阪教育大学の附属小学校は、教員を目指す大阪教育大学の学生の教育実習指導をも担当されており、学生指導のノウハウについては長年の蓄積をもっておられます。また、教育実習とともに各教科等の指導や教材等の研究にも取り組まれ、その成果は毎年、研究発表会で公開され、全国から多くの参加者があります。このような多様な研究活動に取り組まれている同校での学習及び生活の指導の実際を見学させていだくことで、畿央大学生にも多くの成果が得られることを期待しました。この取り組みは一先ず3年を目処に継続・発展させていく予定になっています。    2月7日(月)、登校する小学生に交じって畿央大学生68名が、附属天王寺小学校に到着、視聴覚教室で同校の教育実習指導担当の先生から、心構え等のお話を頂き、その後、全学年・学級18クラスに分れて1日見学を始めました。   では、その様子の紹介です。     授業中、教室の後ろで座って見ていた学生に、担任の先生が授業の見方をお話し頂いているところです。また、学生が学習する児童の間を回り、直に児童の学習の仕方を見せて頂く様子がどの教室でも見られました。   (さらに…)

2011.02.21

学長訪問 -その1-

学長に会って、直接お話しをしたいという学生の声をうけて、この度、学生が希望すれば学長を訪問できる制度が設けられました。今回は、記念すべき第1回目の方より届いたレポートを紹介します。 __________________________________________________________   2年前、教師に成りたいという夢を叶える為に、3年次編入で畿央大学に入りました。そして4月から、念願だった愛知県で小学校の先生になることが決まった私。夢を叶えられたのは、素晴らしい仲間や親身になってくださった先生方との出逢いと、恵まれた大学環境のおかげだったと思います。この大学への感謝の気持ちを学長に伝えたくて、今回学長訪問を希望しました。 学長先生の凛としたたたずまい、柔和な目、穏やか語り口は、建学の精神「徳・知・美」そのものであり、思わず見とれて(聞き惚れて)しまいました。     最後に学長から、「これからどのように人生を歩んでいきますか?」と尋ねられた私は、「愛知県では、畿央大学はほぼ無名です。だからこそ、私達卒業生が『畿央大学を出た先生はみんな素晴らしいから、いい大学なんだろうね』と言ってもらえるように、畿央大学卒業に誇りと自信を持っていきたいと思いますし、それが大学への恩返しだと思います。」と伝えると、「がんばって下さい。」と笑顔で激励していただきました。改めて、この大学の卒業生となることを嬉しく思い、また4月からの教員生活を頑張ろうと思いました。 今回、このような素晴らしい機会を与えていただき、本当にありがとうございました。 (教育学部4回生)

2011.02.17

「栄養学生モニター」の開発レシピ試作に挑戦!

学生5名が独自に考案した喫茶店ランチメニューが勢ぞろい!!   地元の葛城地区商工会広域協議会から依頼を受けて先週から始まった「栄養学生モニター」プロジェクト(レシピ開発)では、いよいよ試作品を作る段階へ進みました。   2011(平成23)年2月14日朝から材料の買い出しを終えた健康栄養学科2回生5名のメンバーが調理実習室に集合、指導教員上地先生と新谷先生も加わり、各自が1台ずつの調理台に分かれあらかじめ考案したレシピを見ながら学内試作が始まりました。 とってもおいしそうな出来上がりをご覧ください♪   【試作メニュー1】てりたま丼としょうが入り中華スープセット   【試作メニュー2】きんぴらライスバーガーまたは焼肉ライスバーガーと春雨カレースープセット (さらに…)

2011.02.16

理学療法学科学生5名が禁煙スローガンで入選!

理学療法学科3年生5名が、日本生活習慣病予防協会の禁煙スローガンに入選しました。   日本生活習慣病予防協会は、生活習慣病の一次予防を中心に、その成因、診断、治療、リハビリテーションに関する知識の普及啓発、生活習慣病に関する調査研究を行うことにより国民の健康の増進に寄与することを目的に、調査・研究や啓発活動のための「全国生活習慣病予防月間(毎年2月)」の推進などを行っています。   この度、日本生活習慣病予防協会が禁煙スローガンを公募し、理学療法学科3年生の片山雄登君、福井美穂さん、上田和輝君、森田匡博君、松阪麻衣さんの5名が入選しました!! 全国応募総数425作品から、厳正なる審査の結果、入選作品13作品(最優秀賞1作品,優秀賞3作品,佳作9作品)が決定しましたが、今回は、本学の学生の応募作品から、優秀賞1作品、佳作4作品の計5作品も入選したのです!     ★入賞作品を紹介します★    【優秀賞】 そのタバコ いつか真似する 我が子供  【佳 作】 その煙の行き先を知っていますか?  【佳 作】 副流煙 奪う みんなのしあわせを  【佳 作】 吸う度に 短くなってく 煙草と寿命。  【佳 作】 その煙で失うものは…無限大です   どのスローガンも、自分はもちろん、自分だけではなくまわりにも影響があるというメッセージが伝わる内容でした。 残念ながら入選はできませんでしたが、他にもたくさんの学生が応募してくれました。これも、本学の継続的な禁煙活動が学生さんたちに伝わった成果だと感じています。 タバコを吸わないという意識がさらに拡がり、学生が中心となって健康増進・疾病予防につなげた活動を進めてくれることを期待しています。