2010.06.19

子どもたちの安心・安全のために私たちができること

~学生が通学路で見守り活動をしています~   ボランティアセンターです。 4月から香芝市教育委員会の委託を受けて、小学生の安全な登校を見守る活動のお手伝いをしていますので紹介します。     教育学部1回生の細川君は、毎週3回(月・水・金)の朝に、香芝市立下田小学校児童の通学路(なかでも交通量が多く信号のない交差点)に立ち、子どもたちとあいさつを交わしながら、交差点を渡りきるまで見守っています。子どもたちと地域社会との関わりの希薄化が叫ばれるなかで、大学生という立場で近隣の子どもたちのために積極的に動いてみようという彼の意識は、その姿を通してきっと子どもたちの心の中に受け継がれていくと思います。朝早くからの活動ですが、できるだけ継続的に地域全体に広がってほしいですね。 ~細川君の感想~ この交差点は車の通りが多く、飛び出してしまう子もよく見かけられるため、危ないと感じていました。以前はあいさつしても無視されることが多かったけれど、最近は子どもたちから挨拶してくれるようにもなったのでうれしいです。

2010.06.18

オオムラサキが羽化しました!(廣瀬研究室)

6月16日の朝、蛹(さなぎ)から羽化したオオムラサキ。その立派な姿を学長先生にお披露目しました。 その後、廣瀬研究室に戻り、しばらく飛翔を楽しんだ後、自慢の青紫色の翅(はね)を静かに休めていました。母蝶から産み落とされた卵の時代、榎の葉を食べ脱皮を繰り返し活動的であった幼虫の時代、糸を吐きじっと静止していた蛹の時代、そして成虫となった今、それまでの各時代の思い出に浸っているかのようです。     さて、このオオムラサキは、本学の教育学部を3月に卒業し、4月から橿原市立耳成西小学校教諭として3年生を担任している頃橋先生が、理科の単元「チョウを育てよう」の教材研究を深めるために研究室に14日に連れてきたものです。 今、学校では、ビジュアルな世界に浸っている子どもたちに生きる力をつけるために、本物に出会うリアルな体験・観察・実験・活動から感じ取ったこと(命の重み、自然の不思議さや規則性等)を表現することに指導の力が注がれています。畿央大学でも児童の実体験を豊かに支え知識を広げ深めていく先生を育て、そして先生方をバックアップしています。   これまでも廣瀬研究室では何頭ものアゲハ蝶・キアゲハ蝶がそれぞれの時代を過ごして大自然に飛び立っていきました。今年のこのオオムラサキも暫くは研究室で過ごしてもらう予定ですので『国蝶:オオムラサキ』の姿に興味のある方は是非お越しください。そして、明日の教育を実践的に共につくりましょう。   蝶の豆知識 **オオムラサキ** チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種 学名:Sasakia charonda(Hewitson,1863) 日本に分布するタテハチョウ科の中では最大級(大きさ:前翅長50~55mm) オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。メスはオスより一回り大きいが 翅に光沢はなく、こげ茶色。日本各地に分布している。 成虫は年に1回だけ6~7月に発生する。成虫は花の蜜は吸わず、クヌギやコナラ(広葉樹)の樹液を吸う。幼虫は、エノキ、エゾエノキの葉を食べて成長する。 なお、国蝶として1957年日本昆虫学会で「日本における代表的な大型美麗種」という観点で選ばれている。

2010.06.17

C棟南側の中庭に健康栄養学科の「緑のカーテン」が育ってきました。

栄養教育実践で植えた"きゅうり"が大きくなってきています。(2010.6.16レポート)   緑のカーテンとは、植物を建築物の外側に生育させることにより、建物内の温度上昇抑制を図る省エネ手法のことで、主につる植物などを窓を覆うように繁茂させたものをいいます。健康栄養学科では、栄養教育演習の実践教育の一環としてキャンパス内のC棟南側に15~16個のプランターを使って、大和伝統野菜の三尺きゅうり、大和マナ、まくわうりなどのつる植物を植えたところ、順調に育ってきています。     今の時期、つるもの植物の成長は著しくはやく、学生たちみんなで数週間前に植えたきゅうりのつるは窓の下まで伸びて大きなきゅうりも収穫できるまでに育ちました。しっかりした副え木にネットで誘導すればどこまでも伸びそうで、今年の夏はずっと「エコ」と「収穫」が期待できます。毎日、大空に向かって伸びる植物のつるを観察できるのも「学校菜園」ならではのことです。   緑のカーテン育成には4つの目的があります。それは①野菜の栽培による栄養教育手法の体験、②グリーンカーテン作成による環境教育の体験、③循環型社会の体験、④大和伝統野菜の栽培を通じて奈良の食文化の体験です。栄養教育論演習、栄養教育論Ⅱの時間を活用しての演習ですが、水やり、植え替え、追肥などは6~7名のグループ学習メンバーが適宜行うこととしています。   そして、その横の庭には畿央大学開学記念植樹の"タイサンボク"が大きな白い花をつけています。     学食横の東門の階段を登ってきた正面の庭の中の木で、大きな白い花が3つついています。少し上の方ですのでよく見ないとわかりませんが、見事な大きさでびっくりします。これを見つけてくださってご報告していただいたのは鋭い観察眼をお持ちの金子章道学部長です。 緑はひとにやさしく、ひとをおだやかにさせます。緑いっぱいの畿央大学にしたいですね。

2010.06.16

木造軸組工法の課題を発表しました。

~建築設計製図Ⅰ~   6月10日(木)に、人間環境デザイン学科の授業『建築設計製図Ⅰ』で、一つめの作品の講評会が行われました。課題は住宅の木造軸組です。構造計算等も合わせて行い、木造というものを理論的に理解してもらうのが狙いです。   まず、各自テーブルの上に作品を並べて先生が見ていきます。     次に、そのうち作品を7点ほど選び、全履修生の前で発表してもらいました。     先生だけでなく、学生も真剣な顔で友達の発表を聞いています。   作品のうち、何点かは学内やブログで紹介する予定です。 お楽しみに!!

2010.06.15

健康栄養学科ヘルスチームによる新入下宿生の食生活講座を開講しています。

新入下宿生を対象としたプロジェクトの説明会を行いました!   奈良県福祉部健康安全局と奈良県内4大学の連携事業「大学ヘルスチーム」の平成22年度版継続イベント"新入下宿生の食生活講座"が稼働しました。平成21年度は、今年の3月奈良県新公会堂でアグネスチャンさんをメインゲストとして「女性のためのがん予防キャンペーン」、畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学の4大学ヘルスチームによる「学食ヘルスメニュー」発表会などを行ったところです。     今回のプロジェクトは「畿央大学ヘルスチーム」の中の1グループが、下宿している新入生の食生活を1年を通して支援するものです。初めての一人暮らしで不安な人も多いと思いますし、食事作りの経験のない人もいました。そのような新入生の支援を、ヘルスチームメンバー(健康栄養学科2回生20名)が、3回生の指導の下で行いました。   活動初日にあたる5月27日(木)は参加者が8名も集まり、早速体脂肪率や骨密度、貧血検査等の身体測定を行い、食習慣アンケート用紙に回答をしてもらいました。身体チェックや食習慣アンケートから食事で気をつけることを検討し、指導計画を立てます。自分の健康を自己管理できるように、食事についての講義や料理実習を通して、食生活の基礎ができるように支援していくつもりです。また下宿生に便利な情報を集めて、下宿生活がより楽しく過ごせるように耳寄り情報を提供します。   (さらに…)

2010.06.14

産学連携「万葉人からの贈り物プロジェクト」の第4回勉強会を実施しました。

健康栄養学科学生20名が参加し、7グループに分かれ各自が考案したお菓子づくり!   2010(H22)年6月10日、本学調理実習室において、本学と橿原商工会議所とのコラボ事業「万葉人からの贈り物プロジェクト(橿原市の食のお土産物を創り商品化する目的で今春からの取組。昨年度は古代弁当プロジェクトとして"やまと恋うた弁当"の商品化を実現)」の第4回勉強会を開催しました。   前回までは、洋菓子(猶原秀和氏)・和菓子(岩出誠悟氏・山本高之氏)のお店を経営されている職人さんを講師にお招きして、プロの技を伝授していただきました。   今回は事前に指導教員(健康栄養学科浅野恭代教授、薗田雅子助手)にグループごとに考えた創作レシピを提出し用意した材料を使って学生たちが作りました。3名の講師の方々には難しい作業の局面での助言をいただきました。どのようなお菓子ができるか、お楽しみです。その模様を紹介します。   (さらに…)

2010.06.11

「大学は美味しい」フェア

健康栄養学科の森友彦教授によって研究・開発された大豆の粉末をつかった「大豆パウンドケーキ」を、東京の新宿高島屋で開催された小学館主催「大学は美味しい」フェアへ初出展しました。 このフェアは今年で3回目をむかえ、今年は6月2日(水)から8日(木)まで開催されていました。全国から31大学が参加し、延べ20万人以上が来場するビックイベントでした。各校が研究の成果である食に関わる商品を出展し、食の学園祭といった様相でした。     「大豆パウンドケーキ」は美味しく大豆のパワーを摂取できる"健康スイーツ"で、畿央大学の特色が表れており、マスコミにもとりあげられました。雑誌『サライ』をはじめ、日本テレビ、NHKやテレビ東京などで放映、奈良新聞にも掲載されました。     また、会場横では参加校31校による公開講座が開催されており、1番目に森先生が「食感を測る、食感を創る」をテーマに講演されました。     フェアには健康栄養学科4回生の5名が参加しました。授業や研究活動ではなかなか聞く機会がない一般消費者の生の声が聞けたので、卒業研究等に大いに活かされると期待しています。   また、販売には卒業生も就職している株式会社植嶋のスタッフの方々の協力をいただき、プロの販売を経験できるいい機会にもなりました!

2010.06.10

吉野町で見学会を行いました!!

~景観・まちづくり演習~   6月5日土曜日、人間環境デザイン学科1回生必修科目「景観まちづくり演習」の一環として、吉野町での『まちあるき見学会』を行いました。 まず、吉野山ビジターセンターにて吉野町役場の田中さんより、吉野山の模型を見ながら、吉野のまちづくりに関して説明を受けました。 その後、金峯山寺・蔵王堂で吉野町の町並みと吉野造に関する説明をうかがいました。     今年も学生らしいアイデアで吉野町へのまちづくり提案をしてくれると思います。 頑張ってください!!

2010.06.08

★森岡先生と古谷千佳子さんのトークショウ★

理学療法学科の森岡周教授と写真家古谷千佳子さんの共著『脳を学ぶ②』が発売されています! これを記念して、京都で6/2(水)~6/7(月)期間、古谷さんの写真展が開催されていました。     ★トークショウ★ 6/4(金)14:00~写真展会場『ギャラリー花いろ』において、森岡先生と古谷千佳子さんのトークショウが行われました。   脳科学者と海人写真家の対談・・・、どんな展開になるか、わくわく♪   会場には、お二人の知人やファンらしき人や沖縄からお手伝いに来られた方もおられました!   間接照明された会場には、沖縄の海の写真が!!深海にたどりついたような幻想的な空間でした。     和室で畳の上に座って、森岡先生と古谷さんといっしょにライトテーブルを囲みながら、間近に2人のお話を聞くことができました。 また参加者も気軽にどんどん発言することができ、『やまとフォーラム』とはまた違う、もっと親密な雰囲気を楽しむことができました。   話題は、脳のしくみやGABAなど知的なことから、古谷さんのホームベースの沖縄、森岡先生の出身地である高知、会場となった京都などの県民性の違い(ケンミンショウ?)など。また子育てや家族のことなど、ちょっぴりプライベートなお話も聞くことができました♪   森岡先生によると、人間の五感の中で、子どもの脳に一番良い刺激を与えるのは、『触覚』だそうです!     古谷さんの写真展には、海人の道具が展示されてあったり・・・、トークショウでは写真の道具にも自由にさわって、本物のポジフィルムを手に取ってルーペで見せてもらうこともできるなど。。。   脳に効く"触れて見て感じることのできるトークショウ"でした。  

2010.06.07

●○球技大会●○

6月5日(土)アリーナにて、畿友会主催による『球技大会』を開催しました。   参加者約50人が7チームに分かれて5分間ドッジボールを行いました。   チームのメンバー構成はランダムに決めたので、学科・学年もバラバラでしたが、みんな仲良く白熱したドッジボールを繰り広げていました。