2013.12.20 

特別支援ディジタル教材を体験!~開学10周年「地域連携フェア」~

こんにちは、現代教育学科3回生の高橋です。
今回は2013年12月8日(日)に畿央大学にて行われた「地域連携フェア」の特別支援ディジタル教材の体験ブースの活動報告をさせていただきます。
 
このブースでは特別支援教育で実際に使われているディジタル教材が展示され、また実際に使ってみることができました。今回用意されたディジタル教材は電子黒板、ノートパソコン、タブレットPCで体験できるもので、奈良県立奈良養護学校と本学が共同で開発したものと、奈良養護学校で独自に作られたものがあります。
 
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この日は養護学校の子ども達が何人も来てくれ、普段の授業のようにディジタル教材に熱心に取り組んでいる様子を見ることができました。1時間以上このブースでディジタル教材をする児童もいました。
 
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上の写真は手元の専用スイッチを押すと画面の動物の鳴き声が聞こえてくる教材です。この専用のスイッチは頑丈で多少強く叩いても壊れません。特別支援への配慮がされています。
他にも画面をタッチすると卵から雛がかえり鶏に成長し、また卵を産む「卵」の教材や音声を聞きそれにあった物や動物を選択する「どっちでしょう」という教材、動物の絵の「神経衰弱」などがいろいろな教材が展示されていました。
 
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今回展示された教材のなかでは電子黒板でする「花火」という教材に夢中になる子が多かったです。
画面をタッチするとタッチした部分から花火が上がるように色とりどりの水玉が放射状に広がっていくこの教材は、連続でタッチするとそれに応じて花火が上がるため、非常に色鮮やかで視覚的に楽しめる教材となっています。養護学校の子ども達の他にも大勢の方がディジタル教材を体験されて行きましたが、やはり人気は「花火」の教材でした。画面一面が花火で覆い尽くされるまで画面を連打する方も少なくありませんでした。
 
今回展示された教材は画面の「動き」と「音声」に関わりがあるものが多く、視覚と聴覚から訴えかけることができるディジタル教材ならではのわかりやすさを多くの方が体験することができたのではないかと思います。
 
今後はさらにわかりやすい教材の開発と作成した教材を広く共有するためのデータベースを構築していくことを目標にしています。
 
最後になりましたが、参加していただいたお客様、教材開発に協力いただいた奈良県立奈良養護学校の先生方、児童・生徒のみなさま、本当にありがとうございました。

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