2025年3月の記事
2025.03.25
日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター
2025年3月16~19日に、奈良で日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました。 ▼ 昨年度の様子はこちら ▼ 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 1st Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター CREST:国立研究開発法人科学技術振興機構による戦略的創造研究推進事業 ANR:The French National Research Agency (ANR) NARRABODY:Narrative embodiment: neurocognitive mechanisms and its application to VR intervention techniques (ナラティブ・エンボディメントの機序解明とVR介入技術への応用) CRESTは国内の競争的科学研究費としてはトップに位置するもので、本学森岡周教授らの日仏合同研究チームが2.74億円(5年6ヵ月/3研究室合同)の研究費を取得しています。 【プレスリリース】森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 1日目:3月16日(日) □Information Exchange Meeting 2日目:3月17日(月) Morning Session (Shogo TANAKA, Chair) □Opening (Sotaro Shiomada) □Jean-Michel ROY: The Narrabody project and the minimal/narrative self distinction <Interview Reports> □Shingo MITSUE: What is the experience of improvement in walking ability in a hospitalized person with stroke?-A descriptive phenomenological case report- □Shogo TANAKA: Interview Analysis of Patient B (a case of movement disorder in the left upper limb) □Eric CHABANAT, Shotaro TACHIBANA: (TBA) Afternoon Session (Shu MORIOKA, Chair) <Research Progress Reports> □Hugo ARDAILLON: Temporal Dissociations in the Recovery of Anosognosia: Evidence from a Longitudinal Study of Two Cases □Sébastien MATEO: Updates about the FLY study □Yuki NISHI: State transition model for freezing of gait in Parkinson’s disease □Kazuki HAYASHIDA: Embodiment during walking ▼2日目はホテル日航奈良の百合の間でミーティングが実施されました。 3日目:3月18日(火) Hospital Visit □Nishiyamato Rehabilitation Hospital Afternoon Session (Sotaro Shimada, Chair) <Research Progress Reports> □Eric CHABANAT: Self-efficacy in rehabilitation among brain-injured patients □Shotaro TACHIBANA: Cross Cultural Adaptation Method to establish the Japanese version of Self-efficacy questionnaire □Yuanliang ZHU: Prism exposure and self efficacy of upper limbs (experiment updates) □Katsuki HIGO: Distinct roles of the premotor and occipitotemporal cortices in the full-body illusion □Yoshiki FUKASAKU: Influence of VR Avatar Operation on Fine Motor Function: Investigating the Mechanism with a Focus on Character Change □Miyuki AZUMA: Integrative Measurement of the Rubber Hand Illusion: A Phenomenological Interview and Brain Connectivity Approach Online Session (Shotaro Tachibana, Chair) □Sotaro SHIMADA: Conceptual Framework for Narrative Embodiement □Discussion on Interview Reports □General Discussion ▼ 3日目は奈良春日野国際フォーラムの会議室でミーティングが実施されました。 4日目:3月19日(水) Extra Session □Discussion □Closing ▼ 奈良公園で記念撮影をしました。 NARRA BODYプロジェクトの一環として、第2回NARRABODYミーティングが開催されました。本ミーティングには、日本側から嶋田総太郎教授(明治大学)、森岡周教授(畿央大学)、田中彰吾教授(東海大学)をはじめ、多くの共同研究者や大学院生が参加しました。フランス側からは、Jean-Michel ROY教授(ENS-Lyon)、Eric CHABANA助教授(リヨン大学)、Sébastien MATEO准教授(リヨン大学)をはじめ、Shotaro TACHIBANA研究員(リヨン大学病院)など、多くの研究者および大学院生が参加し、学際的な議論が展開されました。 今回のミーティングでは、本研究課題の核となるナラティブ・エンボディメントの概念的枠組みを筆頭に、基礎研究、パイロットスタディ、ケーススタディの報告、研究計画の共有など、それぞれの研究の詳細について活発な議論が交わされました。そして各研究には共通点も多く見出され、合同研究への発展に向けた新たな視点や洞察が得られました。これにより、日仏双方が取り組む課題の方向性がより明確になり、今後の研究の発展に向けた具体的なアプローチが再形成される重要な契機となりました。 また、西大和リハビリテーション病院における臨床見学や患者インタビューを通じて、日仏の医療制度や文化的・社会的背景について理解を深める機会が提供されました。この経験を基に、現象学的グループの主要課題であるナラティブデータを通じた患者のナラティブ遷移モデル構築に向けて、適合除外基準や測定期間の再調整に関する議論が活性化されました。特に、インタビューを用いた研究は、リハビリテーション現場への直接的な還元のみならず、「自己」や「ナラティブ」といった哲学的な探求をさらに深化させる可能性を秘めています。 さらに、フランス側の研究者たちは、科学的な議論において卓越した知見を提供してくれただけでなく、ミーティング期間中には細やかな配慮をしてくださいました。彼らの温かい人柄と深い思いやりに触れたことで、研究交流を通じた人的ネットワークの重要性を再認識する貴重な機会となりました。 本ミーティングは、NARRABODYを通じた認知神経科学、哲学(現象学)、ニューロリハビリテーションの今後の発展において、極めて重要なステップとなりました。学際的な連携をさらに強化し、今後の研究の深化と発展に向けた礎を築くことができたといえます。 ▼ Online Session時に集合写真の撮影をしました。 関連記事 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 1st Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター 森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。
2025.03.25
入学前スクーリングの報告 ~ アカデミックスキル推進企画チーム
畿央大学では入学予定者の希望者を対象に毎年スクーリングを実施しています。今回、2025年3月6日(木)2025年度入学予定者を対象に、大学で学ぶために必要な「伝える」・「表現する」スキルを体験するスクーリング(アカデミックスキル・ベーシック講座)を新たに実施しました。 当日は天候に恵まれ、43名の参加がありました。はじめに教育学部現代教育学科の関口先生から大学での学び、初年次教育の紹介、アカデミックスキル、アカデミックライティング、ワークを通したコミュニケーションに関する説明がありました。 アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した人間の欲求に関するマズローの欲求段階説(Maslow's Hierarchy of Needs)を参照しながら、一人一人が何気なく過ごしている日常を見直しつつ、「自分自身が幸せだと感じるのはどんな時なのか」について考える時間を持ちました。 次に、参加者を9つのグループに分け、それぞれに考える「幸せ」についての意見交換を行いました。各グルーブでは、この日のために用意されたワークシートを用いながら「あなたにとっての『幸せ』」→「グループのみんなが考える『幸せ』」→「それを実現するために大学で何をする?」というように考えを深めていきました。 初めは緊張していた参加者の様子は、時間の経過とともにリラックスした雰囲気に変わり、なぜそのような考えをもったのかの経緯も含め、和やかに意見交流する姿が見られるようになっていきました。 各グループ内での意見交流の際には、 普段あまり考えないことをいざ考えるとなったら、なかなか言葉にできないほど「幸せ」とは難しいことなのだなと改めて感じました。 普段、意識することの少ない「幸せ」について考えることを通して、自分自身が大学でやりたいことや、やるべきことを考えることができた。 幸せの形は本当に人それぞれなので、それに寄り添っていける理学療法士になりたい。 というシート記述をもとにした発言があり、曖昧だった「幸せ」が、大学での志や目標に少しずつ繋がっていっているようでした。後半では、グループの担当教員とも談笑する場面も見られ、「グループ以外の人や先生方とも、もっとディスカッションしたかった」という声が聞かれました。 9つのグループそれぞれの代表者が、話合いの内容を発表した場面では、発表者に目線を向けたり、メモを取ったりする様子が見られ、他グループの考えから学ぼうとするポジティブな姿も見られました。 受講者の感想をご紹介します。 他の学科の人の意見を聞ける機会はあまりないので、入学前にいい経験が出来ました。今から、入学がとても楽しみになりました。 人それぞれ幸せの度合いや理由が異なり、意見を聞いていておもしろかった。このような場を設けていただきありがとうございます! 自分の視野を広げることができました。参加してメリットが多くて、来て良かったです! あまり深く考えたことがない事について考えることができて面白かった。 参加した入学予定者が、自分の名札の紐をきれいに畳み込んで、机上に置いて退出したのには感心しました。自分の夢を叶えるために、4月から本学でアカデミックな学修活動を通して、個々に深い理解を追求する姿が見えました。 今後も本学では、学生が大学で学ぶ意義を見いだせるよう、その礎となるアカデミックスキルを身に付けていくことを支援していきたいと考えています。 畿央大学 アカデミックスキル推進企画チーム
2025.03.22
看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.2~ 無事カンボジアに到着しました!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。 2025年3月16日(土)からカンボジアでの海外インターンシップが開始しました。ベトナムのホーチミン空港で乗り継ぎをして無事全員がプノンペン空港に到着できました。カンボジアは30℃前後で蒸し暑いです。 空港からバスでホテルに向かい、その間現地のガイドの方が日本語でカンボジアの街について話してくださいました。そして夕食は近くのMax valueで各々買い出しをしてホテルに到着しました。 明日以降から病院での研修や現地スタッフとの意見交換などが始まります。体調に気をつけて学んでいきます。 看護医療学科 2回生 佐藤花音・笠松なづな・角野美百合 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.1~ 事前学習プログラムレポート 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.8~帰国後「学びの発表会」を実施しました! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.7~【6日目】最終日は遺跡巡り! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.6~【5日目】トンレサップ湖を遊覧! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.5~【4日目】病院施設を見学! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.4~【3日目】プチサストラ大学を訪問! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.3~【2日目】病院での研修がスタート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.2~【1日目】カンボジアに到着! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート!
2025.03.22
次世代教育センター・キャリアセンター主催「MOS PowerPoint資格取得講座」を開催!
2025年2月25日(火)から3月8日(土)にかけて、次世代教育センター・キャリアセンター主催「MOS PowerPoint資格取得講座」を開催しました。本講座は、Microsoft Office Specialist(MOS)の資格取得を目指す学生を対象としたもので、全6回にわたり実施しました。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。 MOS PowerPoint資格とは? MOS(Microsoft Office Specialist)は、マイクロソフト社が認定する世界共通の資格であり、Word・Excel・PowerPointといったビジネス必須のツールに関するスキルを客観的に証明できる資格です。特にPowerPointは、プレゼンテーションスキル向上に役立つだけでなく、就職活動や実務でも即戦力となるスキルを身につけられます。 講座の様子 本講座では、MOS PowerPointの試験範囲をカバーする形で、スライドの管理(プレゼンテーションの作成・編集)、テキスト・図形・画像の挿入と書式設定、表・グラフ・SmartArt・3Dモデル・メディアの挿入、画像切り替えやアニメーションの適用、プレゼンテーションの管理とスライドショーの設定等を学びました。 受講生は実際にPowerPointを操作しながら学ぶことで、資格取得に必要な知識を習得しました。また、模擬試験を通じて試験の出題傾向を掴み、受験に備えました。 受講学生の感想 「一つひとつ丁寧に説明していただいたので、分かりやすかった」 「ショートカットキーなどの知識も身についた」 「試験対策として学んだだけでなく、日常的に活用できるPowerPointの知識が身についた」 次世代教育センターでは、今年度、MOS(Word、Excel、PowerPoint)の資格対策講座を実施してきました。今後も、多くの学生がスキルアップできるような講座を企画していきますので、ぜひ積極的に参加してください! 受講生の皆さん、引き続きMOS(PowerPoint)合格に向けて、頑張っていきましょう! 次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催!|KIO Smile Blog 次世代教育センター主催「ライフプランニング講座」「文章読解・作成能力検定講座」を開催! 次世代教育センター主催「Excelの魅力発見・体験講座」を開催! 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~パワポで表現する自分の未来予想図~」を開催! 次世代教育センター主催:「コミュニケーション力養成講座~一生ものの自己紹介で自己発信力を高めよう~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました!
2025.03.19
人間環境デザイン学科卒業研究展示会 ~ 人間環境デザイン学科
2025年3月5日(水)、3月6日(木)の2日間にわたり、人間環境デザイン学科2024年度卒業生の「卒業研究・作品展」が大和高田市さざんかホールにて開催されました。 卒業研究展示会、作品集 編集の様子を紹介します~ 人間環境デザイン学科 ▼ 看板制作:1回生 辰己 愛梨さん 展示会開催に向けて 卒業研究の提出後も、展示会に向けた準備を継続しました。論文や作品のブラッシュアップ、展示会用ポスターの作成などを通じて、一般の方に研究の成果が伝わるように試行錯誤を重ねました。 展示会場の設営は、単に成果物を並べるだけではありません。照明や作品の配置、会場全体のレイアウトに工夫が施されています。例えば、模型の展示方法では、観覧者の目線の高さを考慮したり、構造に焦点を当てたり、照明を工夫して影を利用することでよりよく魅せるなど、学生一人一人の作品展示に対するこだわりが表れています。 また、2・3回生の演習授業優秀作品やプロジェクトゼミの活動報告ブースも設けられ、学生の成果を披露する機会を提供しています。会場全体のレイアウトは教員が担当し、学生と教員が協力して準備を進めます。 展示会当日の様子 展示会当日は、例年を上回る来場者がありました。ご家族の方々はもちろん、多くの研究協力者の方々が来場されたことが非常に印象的でした。 人間環境デザイン学科の卒業研究は、地域の方のご協力無しでは成し遂げられません。いつも温かく学生を支えてくださる皆様に心より感謝申し上げます。今後ともご指導よろしくお願いいたします。 学生たちは、自分の研究成果を来場者に発表し、改めて研究の意義と1年間の努力を実感したことでしょう。 ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。 旅立ちにむけて 卒業研究展示会をもって、卒業研究の全てのプログラムが終了となります。先日行われた卒業式では、57名の学生が人間環境デザイン学科を卒業しました。改めて、人間環境デザイン学科19期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。 4月からの新しい生活が実り多いものになることを、学科教員一同心より願っています。畿央大学にはみなさんが帰ってくる場所があることを忘れずに、自らの道を進んでください。これからも応援しています。 人間環境デザイン学科 助手 小松 智菜美 関連記事 卒業研究展示会、作品集 編集の様子を紹介します~ 人間環境デザイン学科 令和6年度卒業研究講評会を開催しました ~ 人間環境デザイン学科|KIO Smile Blog 完成した椅子を畿央大学付属広陵こども園の子どもたちにお届け ~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 学生がデザインしたKIOオリジナルバッグが完成しました!~人間環境デザイン学科 第4回近畿学生住宅大賞で3回生が「企業賞」に!~人間環境デザイン学科
2025.03.19
卒業キャンプに行ってきました! ~ 教職クラブODEN
2025年3月1日(土)~2日(日)、兵庫県の神戸市立自然の家において、模擬野外活動、模擬授業等を通して学びを深める卒業キャンプが行われました。 1日目:3月1日(土) 昼食をとるところから始まりました。全回生の交流のため、各クラスに分かれて昼食をとりました。各クラスで今抱えている不安や勉強方法など教育関連のことを上回生に聞き合うことでよりよい学びを得ようとする姿が多く見られました。 昼食後はクラスの交流を更に深めるため、屋外全体を使ったフィールドビンゴから行いました。どのグループもワークシートとしおりを頼りに積極的に交流し、協力しながら進める姿が見られました。少しアクシデントもありましたが、全員が協力し合いながら助け合う姿も見られ、早急の対処をすることができました。 この活動からは、普段かかわりが少なかった人と協力し合い、クリアすることでより協調性を養い、また、怪我に対する対処など、今後児童と接する際の対処方法など様々な力を養うことができたのではないかと思います。 その後のアイスブレイクでは、より多くの参加者と関わることができるようにクラスではなく、チームに分かれて行いました。はじめに行った以心伝心ゲームでは、チームワークに最も必要なことを考えるなどして、相手の考えや人となりを知ることができました! さらに、チームで一致団結して、新聞紙を使った瞬間移動ゲームと紙を使ったペーパータワーを行い、打ち解けることができました。 アイスブレイクの後は、交流会を行いました。有志で出演者を募り、前に出て披露し、児童役がフィードバックを行いました。それぞれが自分の興味を持った分野を児童役に伝え、ユーモア性に溢れた交流になりました。 出演者はもちろんですが、大切なのは児童役側であることを伝え、温かい目で見守りながら、一緒に盛り上がりフィードバックを行うことで、双方の学びにつながり最高なステージを共に創ることができました。 夕食と入浴の後は、教員に必要な自己表現力向上を目的とし、討議会を実施しました。楽曲『僕のこと』を題材に、参加者自身の過去や未来について語り合い、互いの価値観を共有しました。 活発な意見交換を通して、自身の考えを深めるとともに、他者へ的確に伝える力を養うことができました。この経験を、今後の教員活動におけるコミュニケーション能力向上に活かしていきたいと思います。 2日目:3月2日(日) 2日目は、キャンドルサービスを行いました。キャンプファイヤーと違って室内で行うキャンドルサービス。大きな火はないし、雨の日に行うものとしてイメージが下がりがちですが、キャンドルサービスでしか味わえない雰囲気や良さを、実際にゲームをしながら体験することで、自分自身で感じたものを子どもたちにも還元することができるのではないかと思います。 また、二日間を通して、Mrs. GREEN APPLEの「僕のこと」を合唱しました。実際に歌い、技術面を向上させると共に、歌詞の分析も行いました。 歌詞の内容から、誰に向けて歌いたいのか、どのような気持ちを伝えたいか、どの歌詞が好きなのか、など自己と向き合い、深めることを大切にしました。そして、交流の時間で考えを共有して、それぞれの考えについて触れた後、みんなで一つの音楽を創り上げました。 この卒業キャンプを通して、模擬的な活動を行い振り返ることで自分たちの将来の学びにつながるということや、回生を超えて部員同士が関わることで深い学びにつながりました。 来年度以降もこのような活動を続けていき、自分たちの力を深めていきたいと思います。 教職クラブ ODEN 現代教育学科 4回生 岡田 青空 関連記事 学生ボランティア団体助成金に採択!~災害復興ボランティア部HOPEFUL~|KIO Smile Blog SECOND STAGE AUTUMN GAMES 2024 に出場しました!!~ 女子バスケットボール部 LOOSE ~ 西日本大会に二年連続出場し、準優勝を果たしました!~軟式野球部|KIO Smile Blog SECOND STAGE SPRING GAMES 2024 -WEST- に出場しました!!~ 男子バスケットボール部【LOOSE】~ SS SPRING GAMES 2024 Bトーナメント優勝!~ 女子バスケットボール部LOOSE ビーチラグビー白浜大会2024に参加しました!~ビーチラグビー部「Unlache」
2025.03.19
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.5 ~ これからも挑戦は続きます!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ビクトリアでの充実した留学生活をリポートしたブログ第5弾が届きました! こんにちは!教育学部2回生の西槙 真世です。私は2週間、カナダで語学留学をしてきました。留学に行く前は英語での会話に不安がありましたが、『挑戦してみたい!』という気持ちで思い切って参加を決めました。 楽しかったこと・大変だったこと 楽しかったことは、なんといっても日本にないお店や街並みを見ることでした。また、私は車が好きなので、日本では見ることができないような車がたくさんあってワクワクしました!左ハンドル右車線!! 特に、警察の車は日本よりカッコよく感じました!! 大変だったのは、スラングや早い英語が聞き取れなかったことです。でも、現地の人が優しく教えてくれて、少しずつ慣れていきました。 ホームステイ最終日 ホームステイ最終日、ホストマザーとファザーに手紙と花を渡しました。たった2週間、しかし、人生でとても濃い2週間になりました。 学んだこと・これからについて いろんな国の友達ができたことが一番嬉しかったです。そして、2週間いい経験ができたと思います。国、文化、生活の仕方、歴史、それぞれが違っていて言葉も違うのに同じ共通語を使いお互いの話や感情を共有して理解し合えるのは本当にすごいことなんだなと感じました。 今回の経験を通して、もっと英語を話せるようになりたいと思いました。これからは毎日英語に触れる習慣を続けて、次は1年のワールドホリデーにも挑戦してみたいです。 教育学部 現代教育学科 2回生 西槙 真世 関連記事 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.4~ 日々成長を感じる2週間! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.3~ 刺激的な日々を過ごしています! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.03.19
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.96~ 「広陵町を『骨折0(ゼロ)のまちへ』 大分トリニータ×広陵町・畿央大学」のイベントに参加!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※の理学療法学科2回生 中山 紗希・高見 亮佑、1回生 岡崎 日菜乃です。 2025年3月2日(日)に広陵町さわやかホールにて行われた「広陵町を『骨折0(ゼロ)のまちへ』 大分トリニータ×広陵町・畿央大学」のイベントに体力チェックブースをTASKとして出展させていただきました。 ※TASKは‟Think、Action、Support for Health by Kio University”の略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 今回のこのイベントはJリーグ大分トリニータと広陵町・畿央大学がコラボし、特に転倒リスクに関与する“足”をメインテーマとしたイベントになります。 私たちは、参加者の方に 握力 足趾筋力測定 4メートル歩行テスト(通常・二重課題) 3つのチェックを行いました。TASKメンバーが地域の方々と密接にコミュニケーションをとり、楽しく測定をしている姿がとても印象的でした。 また、大分トリニータの方が実施しているライフキネティックというエクササイズコーナーにTASKメンバーも参加させていただきました。地域の方が楽しみながらできる運動を実際に体験でき、とても勉強になりました。 また、足健診としてJAPAN HEALTHCARE という医師・理学療法士の先生方が外反母趾など足のトラブルのチェックをされており、そちらも見学をさせていただきました。また、Vitalityという企業からは体組成測定もされていました。 このイベントを通じて、地域の方々の骨折・転倒を減らせる何かのきっかけに繋がれば幸いです。 そして、骨折0(ゼロ)のまちへ に出展する機会をくださった松本先生、広陵町の方々、大分トリニータの方々、スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。 参加メンバーの感想 ● 今回のイベントでは100名ほどの方に来ていただき、また他のブースを体験できるなど貴重な経験をさせていただけました。医師の方に偏平足に関するお話を伺ったり、ここでしか体験できない機器をTASKスタッフが積極的に体験し、スタッフの方々にお話を伺ったりしている姿が印象的でした。 出展ブースでは私は足趾筋力を担当しました。足趾筋力はこどもではジャンプやダッシュ、成人では転倒に関与する目安の一つとなります。そのため、フィードバックを大切に行いましたが、自分の知識の物足りなさを感じる場面もありました。 測定を行う中で参加者の方から「あなたの声掛けのおかげでいい結果出てうれしかった」とお声をいただいたときはとてもうれしく、やりがいを感じました。また、測定結果を踏まえて「トレーニング家で頑張ってみます!」と言ってくださり私たちの活動が参加者の方の健康維持のきっかけになっていると実感でき、とてもうれしかったです。 今後のイベントでも地域の方を含め様々な方々に楽しんでいただけるようなイベントを計画していきたいです。 理学療法学科2回生 中山 紗希 ● 今回は4メートル歩行テストの測定を担当しました。対象の方は主に65歳以上の方で、転倒のリスク管理を意識しながら実施しました。 このテストでは、4メートルを普段と同じ歩行速度で歩いていただき、そのタイムを測定しました。また、通常歩行に加えて、二重課題を取り入れた測定も行いました。具体的には、歩行中に簡単な計算を行いながら歩く課題や、コップの水をこぼさないように歩く課題を設定しました。これにより、注意を分散させた際の歩行の安定性や安全性を評価しました。 実際に行っていただくと、参加者それぞれの結果に違いが見られ、個々の特性や現在の状態を把握する良い機会になったと感じました。 この測定を通じて、ご自身の状態を確認することで、健康に対する意識をより高めていただけたのではないかと思います。また、全体を通して参加者の方々が楽しみながら取り組んでいる様子が見られたことも印象的でした。 このような取り組みは、学内の学習だけでは得られない貴重な経験となりました。今後も、地域に根差した活動を増やしていけたらと思います。 理学療法学科2回生 高見 亮佑 ● 学校外での活動が初めてだったので緊張しました。沢山来ていると聞いて自分で捌き切れるか心配でしたが、思ったよりも来場者の方と話すことも出来ました。私は握力測定をメインに測定していたのですが正常値よりも上の値を出している方が多く見られたので驚きました。また、プロの方たちと同じ場所にいることが出来て勉強になったので、またこのような機会があれば参加したいと思いました。 理学療法学科 1回生 岡崎 日菜乃 足検診に来られていていたスタッフの皆様とも。TASKのTポーズで撮影していただきました! またTASKでは、健康チェック以外にも様々な活動を企画しています!その情報も下記に載せていますので、ご確認よろしくお願いします! ◆メールアドレス task@kio.ac.jp ◆ X(Twitter) @kio_task ◆ Instagram @kio_task 友達を誘ってワイワイ楽しく活動しましょう! 理学療法学科 2回生 中山 紗希・高見 亮佑 1回生 岡崎 日菜乃 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートはこちら
2025.03.19
カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.4~ 日々成長を感じる2週間!
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回6名の学生が2024年2月22日(土)~3月10日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。ビクトリアでの充実した留学生活をリポートしたブログ第4弾が届きました! こんにちは。教育学部現代教育学科2回生の髙山 愛莉です。 今日は私たちが通っている語学学校Global Villageの最終日でした。GVの授業はグループでの活動や、英語でたくさん会話をすることが多かったので、日本の授業とはまた違ってとても面白かったです。私たち短期留学組は2週間だけだったのですが、クラスメイトに「写真撮ろう!」「寂しい、元気でね」など最後にたくさん声をかけてもらえてとても嬉しかったです。ここに来なければ出会うことが出来なかった人たちと友達になれたり、他の国の知らなかったことなどを知ることが出来たりしてとてもいい経験になりました。 私は海外に行くことが初めてだったので、来てすぐはなかなか生活に慣れなかったり、英語を上手く話すことができない日々もありましたが、約2週間過ごしてみると最初に比べて英語が聞き取れるようになったし、前よりも上手く文を作って会話することができるようになったと感じたので、これからの英語の学習にも活用していきたいです。 学校が終わってからはみんなで昼ご飯を食べに行って、その後ホストファミリーへのプレゼントを買いに行きました。お花屋さんで花束を買っている子もいましたが、私は先輩がおすすめしてくれていたチョコレート屋さんでチョコレートを買いました。たった2週間だったけどホストファミリー含めGVの方たちもみんなとても暖かい人ばかりで、帰るのが寂しくなりました。 私はギリギリまでこの留学に行くか迷っていたけれど、今回短期留学に行って本当に数えきれないぐらいの新しい体験をすることができたので、また色々な国にも行ってみたいと思いました! 教育学部 現代教育学科 2回生 髙山 愛莉 関連記事 カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.3~ 刺激的な日々を過ごしています! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.2 ~ 初めての海外生活! カナダ短期語学留学2025 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2025.03.17
看護医療学科 海外インターンシップ2024 vol.1~ 事前学習プログラムレポート
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。 今年度の海外インターンシップは2025年3月16日(日)~22日(土)まで2回生と3回生の22名がカンボジアに出発します。今回は出発前事前学習の様子をお伝えします。 事前学習 学内プログラムを実施! 学内プログラムは、1月10日~3月12日の7時限で、カンボジアや日本の医療・看護について学習しました。具体的には、研修するカンボジアの文化・歴史・言語に加えて、保健・医療・福祉や看護・病院、教育についてグループごとに学習したものをまとめ、プレゼンすることで知識の共有を行いました。 その後、日本の公衆衛生・人口動態、看護と教育や奈良・畿央大学について、カンボジアのプティサストラ大学でプレゼンをするため、グループでの学習をし、内容を英訳し、英語でのプレゼンに向けて練習をしました。 今回3月12日(水)は、英語でのプレゼンを中心に、他グループからの指摘や意見によって、さらに内容をブラシュアップしていきました。また、昨年度研修に参加した3回生6名が、研修での注意事項や学びなどを話してもらったのち、英語のプレゼン作成に様々なアドバイスをしてくれました。学内プログラムでの学習を研修に活かしてくれることと思います。 本日は学内プログラム最終日でしたので、河野学科長から激励のお言葉をいただきました。現地に行って見て、経験することから多くのことを考え、今後の学習につなげていってほしいと思います。 次回は、実際にカンボジアでのインターンシップの様子をレポートしたいと思います。お楽しみに! 看護医療学科 教授 祐實 泰子 准教授 酒井 啓子 對中 百合 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.7~【6日目】最終日は遺跡巡り! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.6~【5日目】トンレサップ湖を遊覧! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.5~【4日目】病院施設を見学! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.4~【3日目】プチサストラ大学を訪問! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.3~【2日目】病院での研修がスタート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.2~【1日目】カンボジアに到着! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート!
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