2017.06.21
2017年度「マミポコ・キッズ」第3・4回活動報告!~現代教育学科
こんにちは、マミポコ・キッズです!私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。今回は、2017年度前期の第3回・第4回活動の様子を振り返ってご紹介します! 第3回:5月28日(日) 第3回はお天気に恵まれ、第2グラウンドで外遊びをしました。ボールとひもを使ってする「まみぽこりれー」では、どうしたらボールをうまく運べるかグループの友達と相談して、協力して遊ぶことができました。 【まみぽこりれー】ゴールを目指してみんなでダッシュ! 【ごーるをめざせ】しっぽを取られないようにうまく逃げ切れたかな? 第4回:6月11日(日) 第4回では、地域の方にご協力をいただき、あやとりやお手玉など、伝統的な遊びを教えていただいて、一緒に楽しく遊ぶことができました。風車や紙飛行機など、子どもたちが自分で作って遊んだおもちゃは、お家でも遊べるように持って帰ってもらいました。 【ちいきあそび】地域の方に伝承遊びを教えてもらったよ! 【ロンドンばし】地域の方も一緒に一つの輪になって遊んだよ! 最後のゲームの「ロンドン橋」では、うたを歌いながら地域の方も一緒にみんなで一つの輪になって遊ぶことができました。 毎回の活動では、多くのスタッフの方々に参加していただいています。今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願いします。 現代教育学科 3回生 竹田卓司(ぐれいと) 2回生 元神有未(ゆーみん) 2回生 樋口茉悠(ぶい) 【関連リンク】 マミポコ・キッズ
2017.06.20
ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演!~助産学専攻科
6月19日(月)、開業助産師でインストラクターある森田婦美子先生からベビーマッサージとマタニティヨガを教えていただきました。 ベビーマッサージ ベビーマッサージは肌と肌で触れ合う親子のスキンシップのひとつであり、幼児まで行うことができます。 体が作られていく過程で神経と表皮は密接な関係にあり、赤ちゃんにとってお母さんやお父さんに触ってもらうことは非常に良い刺激となります。そして胎児のころからの生理的な成長からベビーマッサージは行われます。通常赤ちゃんは頭から足に向かって、中心から末梢に向かって成長していきます。このベビーマッサージも同様に頭から足、中心から末梢に向かって行うことで脳や体の成長発達を促します。 また赤ちゃんに触れることはお母さんにとっても赤ちゃんをかわいいと思えるような愛着の形成にもつながるため、助産師がベビーマッサージを伝えることで、赤ちゃんとのスキンシップを実践してもらうことができ、親子との絆を深めることにつながるということを学び非常に良い経験となりました。 マタニティヨガ マタニティヨガは出産に備えた体力を養い、出産への精神的不安を軽減させ、心身ともにリラックスを図っていきます。体に負担のかからない運動を中心とし、骨盤を広げ出産時に適した筋肉を養うことを目的としています。 妊婦には陣痛時での呼吸の仕方やリラックスした状態でお産を迎えるための準備、心身を安定させ、姿勢や骨盤の歪みを整え、赤ちゃんにとって安心した子宮内空間を提供することにつながります。そして産婦には産後の下腹部の回復を促し、疲れを軽減させます。また心身のリラックスによって精神的にも安定した状態で子育てに前向きに向かってもらうために行います。 ヨガの最中は赤ちゃんに愛情を感じながら行ってもらうように、助産師からの巧みな声掛けの技術が重要であることを学びました。マタニティヨガはお母さんと赤ちゃんにとって気持ちの良い運動にしてもらうように心がけることが必要ということに気づきました。 助産師の役割は健康教育やお産を取り上げるだけでなく、ベビーマッサージやマタニティヨガなど改めて幅が広いことを知りました。今回の講義によって将来の助産師としての活躍の可能性を広げていきたいと思う、良いきっかけとなりました。 助産学専攻科 川北明日香 高脇優衣 【関連記事】 日本母性看護学会学術大会 参加レポート!~助産学専攻科 児童養護施設を見学!~助産学専攻科「乳幼児の成長・発達」
2017.06.20
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.45~認知症カフェ@大和園に協力!
健康支援学生チームTASK※ の看護医療学科2回生の東條愛実、増田朱莉、理学療法学科1回生の小松億の3人が、6月18日(日)に特別養護老人ホーム大和園で行われた「認知症カフェ」にボランティアとしてお邪魔しました!広陵町に住んでおられる認知症の方やその家族の方、認知症を予防したい方、医療従事者など様々な方が参加していました! ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 はじめに、最近よく耳にする『食中毒』についての講義があり、管理栄養士さんから食中毒の原因や対策を教えていただきました。作り置きで細菌が繁殖することや、手で握ったおにぎりが食中毒になるということを聞いて、みなさん驚かれていました。細菌やウイルスの名前はカタカナが多くて、難しい顔をされていました(-“-)笑いありの講義で、たのしく学ぶことができました!これで、これからの時期に多くなる食中毒に、きっとかからないはずです!!(^^)/ 次に『苔玉づくり』をしました!いつもはお菓子を作るそうなのですが、今回は植物を使ってアレンジしました。 苔玉は土とケト土(湿らせている土)をよく混ぜて、苗を植えてまわりに苔をつけて、糸を巻いて作りました。シンプルな作りですが、苔をつけて糸を巻き付けて固定することが難しく、大変でした(^^;参加者さんは大きくて立派なものを作っておられて、満足気でした!苔玉は持って帰ることができて、これから大切に育てるそうです! 続いて『シナプソロジー』を行いました。これは頭で考えながら体を使うことで、脳を活性化して認知症を予防することができます。椅子に座って足踏みして転倒を予防する体操を行ったり、後出しジャンケンで勝ったり負けたりしました。ほかにも、右手で四拍子、左で二拍子を同時に行うゲームや、歌を歌いながら手足を動かすゲームを行いました!私たち学生でも難しいと感じるゲームもあり、間違ってしまっても笑って、楽しんで脳を活性化することができました(^^♪ 最後にティタイムで参加者さんに話を聞くことができました。今回初めて参加された方でも楽しく行うことができたので、周りの参加者さんと打ち解けておられました!皆さん、とても元気で笑顔がたくさん見られました!!これからもどこかに出かけたり、こういったイベントに参加したりして元気に過ごしてほしいと思います。 今回の活動では参加者さんが楽しみながら、認知症に向き合っていることがわかりました。また、たくさんの方が参加されていて、認知症についてたくさんの人が関心を持っていることがわかりました。私たち学生からも、大学で学んだことを地域の方たちに広めていくことができるのではないかと思いました。 看護医療学科2回生 増田朱莉
2017.06.20
看護医療学科×奈良県川上村~村おこしで無料の「七夕コンサート」を開催!
看護医療学科の4回生配当科目「離島・へき地医療体験実習」の実習地であり、看護医療学科の卒業生が保健師として活動している奈良県川上村では、教員も地域包括ケアに関する実践研究を行っています。 【関連記事】 看護医療学科教員が、川上村の地域包括ケアシステム構築に向けての研修会企画・講師を担当! 平成27年度 離島・へき地医療体験実習発表会~看護医療学科 その一連の流れの村おこしイベントとして、川上村教育委員会事務局にも協力をお願いして、7月8日(土)に川上村の川上総合センターやまぶきホールで「七夕コンサート」(無料)が開催されることになりました。コンサート会場に笹と七夕飾りを用意して、参加してくださる皆さんに短冊に願いを書いていただけるよう、畿央大学の学生がお手伝いします。 ピアノコンサートの演奏者には、韓国研究の中でご縁をいただいたHakuei・Kim(ハクエイ・キム)氏に依頼しました。 ▲クリックでチラシにリンクします。 日本の韓国統治時代に日本人でありながら韓国の人々と文化を愛し韓国陶磁器の発掘を行い美術品としての価値を見出した日本人に、浅川巧氏がいます。その浅川氏の生涯を描いた映画「道―白磁の人」のテーマ曲を作曲したピアニストがHakuei氏です。私がHakuei氏を知るきっかけになったのもこの映画で、映画のシーンに寄り添うような美しいメロディに感動したことを今でも覚えています。 ジャズピアニストとしては、トリオ「トライソニーク」を結成し、韓国の打楽器チャンゴ奏者で有名なミン・ヨンチ氏とコラボレーションした「新韓楽」で国内外を問わず幅広く活動し、そのテクニックは高く評価されています。 今回は、特別に川上村の自然と七夕に合せて厳選した曲を披露してくださいますので、その美しいピアノの音色をこころゆくまで楽しんでいただきたいと思います。 開催日時 2017年7月8日(土)14時開演(13時開場) 会場 奈良県川上村総合センター やまぶきホール ピアノ演奏者 Hakuei・Kim(ハクエイ・キム)氏 参加費 無料(定員になり次第締め切り) 申込み方法 電話で、川上村教育委員会まで申込みしてください。 ☎0746-52-0144 受付時間 平日9:00~17:00 <受付7/6(木)まで> また当日は、会場近くの丹生川上神社上社の1年に一度の大祓式・七夕灯篭祭も合わせて開催されます。川上神社の境内上空には、満天の星が輝き、流れ星を観ることができます。 ぜひ川上村に来て、美しい自然と音楽と星空を堪能してください! 看護医療学科 教授 松本泉美
2017.06.16
第30回日本老年学会・第59回日本老年医学会の合同総会でプロジェクト研究の成果を発表!~健康科学研究所
畿央大学健康科学研究所プロジェクト研究・課題名「アンチエイジング戦略の疫学的・実証的研究」(研究代表者:金内雅夫)の研究成果について発表しました(通算6報目)。 演題名:「地域在住高齢者における腸内細菌叢の関連因子」 金内雅夫(健康栄養学科)、柴田 満(健康栄養学科)、藤澤弘枝(看護医療学科)、岩村真樹(藍野大学理学療法学科・理学療法士) 2017年6月14日~16日に名古屋市の名古屋国際会議場で開催された第30回日本老年学会および第59回日本老年医学会の合同総会において、「地域在住高齢者における腸内細菌叢の関連因子」と題してプロジェクト研究の成果を発表しました(通算6報目)。 本研究班は地域で元気に暮らす高齢者から健康長寿の秘訣を探る目的で、2年前から香芝市のフィールドで調査を実施してきました。1回20~25名の現地調査を行い、これまでに約100名の方のデータを集積しております。本研究の新規性としては、食習慣の内容、運動機能、身体組成などを調査するとともに「腸内細菌叢分析」と健康長寿の関連を明らかにしようとする点にあります。 今回の研究結果では、高齢者における腸内細菌叢の変化は性別、やせや肥満、身体活動性、飲酒習慣、低栄養状態、脂肪やたんぱく質の摂取量と関連する可能性があることを報告しました。今後さらに症例数を増やして、健康長寿への係わりについて詳細に検討していきたいと考えています。 健康栄養学科 教授 金内雅夫 【関連記事】 第60回日本糖尿病学会総会でプロジェクト研究の成果を発表!~畿央大学健康科学研究所 第37回日本肥満学会でプロジェクト研究の成果を発表!~畿央大学健康科学研究所 「Atlas of Science」に健康科学研究所プロジェクト研究の成果が掲載されました! 第17回国際嗅覚味覚シンポジウムで健康科学研究所プロジェクト研究の成果を発表! プロジェクト研究の研究成果を発表~畿央大学健康科学研究所
2017.06.16
ボランティアレポート~高校での健康診断ボランティア!
こんにちは、教育学部現代教育学科保健教育コース4回生の橋本紫瑛です。4月と6月に奈良県内の4つの高等学校で健康診断のボランティアに参加させていただきました。 まず4月21日に同じく4回生の澤田さんと共に奈良県立御所実業高等学校、4月24日には同じく4回生の児玉さんと共に奈良県立畝傍高等学校、6月1日と8日には奈良県立大和広陵高等学校、6月5日には奈良県立平城高等学校へ行かせていただきました。 御所実業高等学校と畝傍高等学校では結核検診・心電図、大和広陵高等学校では歯科検診、平城高等学校では内科検診の補助をさせていただきました。 結核検診・心電図ではプライバシーに配慮しつつもスムーズに検診が行えるよう動線の確保や検診時の服装について指導されていました。また次年度に生かせるように検診時の保健室のレイアウトを写真に残す工夫をされていました。 歯科検診では生徒に治療勧告を出すまでに時間がかかってしまうので、生徒の意識が薄れてしまうことを考え治療すべき歯の有無や歯肉や歯垢の状態がすぐにわかるように別の紙に記録しその場で生徒に手渡す、という工夫をされていました。 内科検診では記録する紙に疾患名を番号を割り当てたものが書かれていて、学校医の方は番号を言うだけで済むようになっており、1人あたりにかかる時間を減らしプライバシーにも配慮する工夫をされていました。 高等学校では生徒数が1000人を超える学校もあり、検診には時間がかかってしまいます。しかし生徒の授業時間を減らすわけにはいかないので、どの学校でも出来る限りスムーズに検診が行なえるように工夫がされていました。 この健康診断ボランティアを通して、ただ健康診断を行うのではなく、いかに児童生徒の授業時間を保証し学習活動に影響が出ないようにするかなども考えながら健康診断を行うことが大切であると学びました。また様々な高等学校を見学させていただいて学校ごとの特色のある科や教室や授業、生徒の様子を見ることもできました。 たった1日でも実際の現場を見させていただくと多くの学びがあります。ぜひ来年度の健康診断ボランティアへ皆さんも参加してみてはいかがでしょうか? 教育学部現代教育学科4回生 橋本 紫瑛・澤田 紋・児玉 歩美
2017.06.16
2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 6/13(火)に今年度3回目のマミポコ親子ひろばを開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 ◯自由遊び ◯絵本「だるまさんが」 ◯ふれあい遊び「バスにのって」「きゅうり」「ひっつきもっつき」 今回は3組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、お母さんから離れて遊びに夢中になる姿や、やわらかいボールや木製レールなどで楽しんで遊ぶ姿が見られ、子ども同士が関わり合いをもつ場面もたくさん見られました。 絵本の読み聞かせでは、「だるまさんが」のリズムに合わせて体を揺らしたりしながら、お話の世界を楽しんでくれていたように思います。 ふれあい遊びでは、親子でふれあうことのできる遊びをしました。ふれあい遊びを楽しむ中、親子の間で笑みがこぼれている様子がみられ、とても微笑ましかったです。 少しずつ、子ども同士、お母さん同士でも交流のできる場にしていけたらと思っています。楽しんで参加していただけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。 次回の活動は、6月27日(火)に和室で活動を行います。ご参加お待ちしております!なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加を受付しています。 ●お申し込みはコチラから! 現代教育学科3回生 笹井綾子 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
2017.06.15
日本母性看護学会学術集会 参加レポート!~助産学専攻科
6月11日(日)武庫川女子大学で開催された「第19回日本母性看護学会学術集会」に参加してきました。 現在、助産学専攻科では助産研究の科目において4つのグループに別れ、それぞれに興味がある分野の研究を行っています。 今回は、さまざまな先生方の発表を聞き、自分たちの研究の学びとすることを目的に学術集会に参加しました。今年のテーマは「ライフサイクルにおけるセクシュアリティ支援~多様性の意識化と実践~」でした。セクシュアリティについては講義などで勉強していたつもりでしたが、実際の現場における問題や、支援の幅広さを学びました。特に印象に残った講演は、学校現場におけるセクシャルマイノリティの実際についての講演です。「セクシャルマイノリティ」という言葉はだんだん知られては来ていますが、学校現場ではまだまだ理解が広まらない実際などを知りました。性と向き合う助産師としてのあり方についても考えさせられました。 ほかにも、一般演題の口演や、ポスター展示、ランチョンセミナーなどもあり、さまざまな研究発表の形があることを学びました。助産師として女性を支援していく上で、その人の文化や環境、家族とのかかわりなど幅広い目で対象を捉えることの大切さを学ぶことができました。 これらの学びを生かし、助産研究を進めて、各々が理想とする助産師像に近づけるように勉強していきたいと思います! 助産学専攻科 高瀬和
2017.06.12
2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00~ 畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 5/23(火) 今年度2回目の「マミポコ親子ひろば」を開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 〇自由遊び 〇絵本 「ちょん ちょん ちょん」 〇ふれあい遊び 「ひっつきもっつき」「バスに乗って」 今回は、3組の親子が参加してくださいました! 初回よりも子どもの人数が増え、子ども同士の関わりなどが随所で見ることができました。また、ままごとセットややわらかいボールなどで楽しそうに遊ぶことができて、とても良かったです。 自由遊び以外の絵本や、ふれあい遊びも参加してくださった親子で楽しめるようにもっと頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次回の活動は、6月13日(火)に和室で行います。ご参加お待ちしております! なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加を受付しています。お申し込みはコチラから、お願いします。 現代教育学科3回生 田地野佳奈 6/9(金) この日は、畿央大学付属幼稚園の子どもたちが園外保育で畿央大学に遊びにきてくれました。そこで昼食後に、マミポコ親子ひろば担当でレクリエーションを行い、子どもたちと一緒に楽しみました! 手遊び『ひげじいさん』では、子どもたちも一緒に手を動かしたり口ずさんだりしてくれていました。始めは緊張気味だった子どもたちも、手遊び終盤には笑顔で楽しむ姿がみられました。 そして、ペープサート(紙人形劇)では『おおきなかぶ』をしました。子どもたちも「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を合わせ、おおきなかぶが抜けたときには「やったー!ぬけた!」と気持ちを言葉にし、ペープサートに夢中になっていました! 最後に『エビカニクス』をしました。エビカニクスを知っている子ども、知らない子ども、みんな一緒にエビやカニになりながら、身体を動かし楽しむことができました。 子ども一人ひとりが、手遊びやお話の世界、音楽に合わせて身体を動かすことなどを、それぞれの方法で、楽しんでくれたように思います。そのことがとてもうれしかったです。これからもいろいろな遊びを楽しんでいってほしいと思います。 私たち学生にとっても子どもたちと一緒に楽しく活動することができ、とてもいい経験となりました。ありがとうございました! マミポコ親子広場代表 現代教育学科3回生 佐藤優花 【参考記事】 「マミポコ親子ひろば」2017年度初回の活動報告! 付属幼稚園HP 園外保育で畿央大学に行ってきました。
2017.06.12
学生広報スタッフblog vol.225~看護医療学科「離島・へき地医療体験実習」レポート!
生広報スタッフ、看護医療学科4回生の當摩です。4回生の必修科目である「離島・へき地医療体験実習」に行ってきましたのでレポートしたいと思います! この実習は、既存の資料のみでは知り得ない住民の生活、健康課題の背景や健康生活への工夫など、住民との積極的な交流を通して、地域で「生活する人々」の健康問題を統合的に捉え、また生活の質(QOL)の向上をめざした看護活動を展開する能力を養うとともに看護の役割を理解することを目的に行うものです。 4月10日(月)~5月11日(木) まずは学内で事前学習をしました!文献や自治体のホームページ等から実習地がどんなところなのかを調べ、地形や人口、そこからの健康課題は何か、実際に現地ではどのような活動を行い、どんな情報を得たいかといった具体的な行動計画を学生同士で話し合い、まとめました。 5月16日(火)~18日(木) 奈良県内5か所(宇陀市・川上村・五條・野迫川村・山添村)の実習地に分かれて現地実習を行いました!私は、この実習で奈良県の東北端の大和高原と呼ばれる一角にある「山添村」に行ってきました!今回の実習では、村民の生活と健康の関係を考え、島民の顔が見える看護を理解することができたと思います。 私達はまず、村の保健福祉センターで村の概要について説明をしていただきました。さらに、村に3つある診療所のうち2つを兼任している医師と看護師から、村の医療についての説明もしていただきました。また、実際に診療所に受診されている方々にもお話を聞くことが出来ました!! 【左】保健福祉センターで説明を聞く様子 【右】医師と看護師の方からの説明 医師が少なく、医療体制は大変なところもありますが、医師は村民が少しでも長く地域で生活できるように工夫されていることを学びました。また、村民の方々も医師のことをとても信頼しておられ、関係性が深く一人ひとりと向き合った医療がされていると分かりました! 【左】診療所の入り口 【右】診療所の待合室 さらに、自分たちで三ケ谷地区の道を実際に歩き、坂が多いことでの移動の大変さも実感しました。 村の地形や、それに伴う大変さや医療を学んだうえで、村民の健康状態を知るために骨密度測定会を行いました! 【左】骨密度測定 【右】測定後に説明する様子 測定後は、数値について村民に説明させていただいき、村民の普段の食事傾向や運動習慣をインタビューすることで、山添村での生活と骨の健康状態との関係性について考えることが出来ました。また、茶話会を行いながら親交を深めました。村民の方々に、村の事や村での生活についてたくさん教えていただきました。とても楽しい時間を持つことができました! また、山添村で活躍する“コミュニティナース”という方のお話も聞くことが出来ました。 コミュニティナースとは、病気なのかどうかは関係なく、地域で生活する人を対象としています。地区踏査などを行い、日常的に住民と接する機会を作ることで、普段から健康意識を高めるアプローチや病気の早期発見、医療や福祉・行政機関への橋渡しなどを行っている方です。 お話を聞き、地域で情報を収集するうえでのスキルや、より収集したい情報を知ることで、地域を知り地域に合わせた看護とは何かについても考えることが出来ました! 【左】コミュニティナースのお話を聞く様子 【右】大和高原民俗資料館 また、旧豊央小学校内にある大和高原民俗資料館を訪れました。そこは文化活動を通じて、山添村の歴史を受け継いでいくために「大和高原文化の会」を発足させ、その会を中心に展示を行っています。展示物は手作りや住民が持ち寄っているものです。そこで私たちは、村民の方々に案内していただき、山添村の歴史や文化を知ることが出来ました! また、学生は3つのチームに分かれ、村のことをもっと知るために行動しました!母子チームは、村の保育園・小学校・中学校に訪問しました。そこで、少子化ではあるものの、山添村の村民の方は子どもの教育や安全に対する思いが強いため、ICTの充実,トイレの改修,空調設備の充実といった環境が整っていることを知りました。 成人グループは、村の直売所である「花香房」と、人口の維持や村の活性化に生かせるような取り組みをしている「かすががーでん」へ行き、産業の見学や、そこで働く方々の健康や生活についてインタビューを行いました。そこで、無理な姿勢や重い荷物を持つことでの疾患や、機械を使用することによる怪我といった、産業と疾患の関係性を知ることが出来ました。しかし、日々の暮らしに自然や伝統が溶け込んでいるので、村の自然や文化が残っている場所を大切にし 受け継ぐことが大切だと学ぶことができました! 【左】花香房の様子 【右】かすががーでんでの茶摘み体験の様子 高齢者グループでは、北野地区の公民館周辺を実際に歩き、観察を行いました。また、高齢者サロンでいきいき百歳体操を実施し、その後に参加者の交通手段や健康についての意識調査を行いました。 そこで、村内でも地区によって地形が違い、土地の利用方法も違うと知りました。 また、いきいき百歳体操を始めてから、体力と筋力の向上を実感できたという利用者の声もあり、サロン活動の効果が見られていることを知りました。住民がこのようなサロン活動などを継続できるよう、保健福祉の公的機関が支援する役割を担っていることを学びました。 ▼地区にある重要文化財の神社 実習終了後 現地での実習後、冬木ホールで“離島・へき地医療体験実習 実践報告会”を行いました。 各実習地域に分かれて行った実習内容を、報告し合いました。実習地域により、人口や高齢化率、地形と様々な違いがありました。どの実習地域も、へき地であることのデメリットがありました。しかし、今回の実習では、へき地であることでのデメリットだけではなく、都市部が近いことや通学バスを運行していることなど“地域の強み”を見ることが大切だと学びました。 また、急な山道の場所で生活されていても、生まれてからずっとその場所で暮らしている方のお話より、自分の生活したい場所で生きることの意味を考えさせられました。 こういったように、私達は今回実習を通して、骨密度測定会に来られた方や診療所の受診者の方、また産業での働いている方といった、様々な方から話を聞くことができました。 その中で、その方々はそれぞれ違った生活をし、違ったニーズを持っているということを知りました。 そしてそのニーズを知り、生活する一人ひとりに合った看護を考えるためには、その方や家族の情報だけでなく、文化的習慣や価値観、普段の地域での生活を知る必要があると学びました。 地域を構成するのはそこで生活する人々であり、地域を知るということはそこで生活する人々を理解することであると考えました。そして、人々が地域で長く暮らすためには地域全体で一人ひとりを支援する必要があることがわかりました。 今後、看護者として対象となる人の生活や価値観を大切にしながら、関係者と連携し継続して予防の視点も持ち支援していく必要性を考えることができました。たくさんのことを、楽しく学べた実習となりました!機会があれば、是非また行きたいです。 村民の方々や診療所の方々、先生方、本当にありがとうございました!! 健康科学部 看護医療学科4回生 當摩宥佳 【関連記事】 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.1 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.2 平成29年度離島・へき地医療体験実習~宇陀市大宇陀地区レポートvol.3
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