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健康栄養学科
2013.07.08
産学連携「不二製油㈱新豆乳クリームレシピ開発事業」がスタートしました。
油脂と大豆たんぱくを原料とする食品素材の大手メーカーの不二製油㈱(伊藤忠グループ)が世界初の特許製法でつくった新豆乳クリームを使って、畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授)の学生たちが自由な発想でメニューを開発する連携事業の説明会が2013(平成25)年7月4日行われました。 この新豆乳クリームの特徴は卵黄や生クリームと比べてカロリーが低く、他の食材と合わせてもその食材本来の味が損なわれず素材の持ち味を活かせることができます。またどのような食材にもマッチし食品加工の幅が広く、和洋中、デザートなど何にでも使える、まさに夢の素材として世界の食品業界から注目されています。 畿央大学では数年前から不二製油㈱と連携して健康食材「大豆」から取れた同社製品の研究の一端を担ってきましたが、今年度は新開発素材のレシピメニュー創作での協力となりました。 畿央大学ではこのような課外授業には原則就職活動や国家試験受験に影響しない1回生から3回生までの食品開発に興味のある希望学生を対象として参加募集をかけ、この日は参加希望者80名のうち約60名が説明会に出席しました。1学年が80名程度ですので全校の3分の1という脅威の参加者数です(この日は別教室で同時に「JR西日本ディリーサービスネットワーク(ハートイン、キオスク)・サンデリカ・日本アクセス・カネ美食品とのお弁当おにぎり商品化事業」説明会、参加学生約40名)が行われており、夏休みをはさんで2つの産学連携事業が同時進行します。) この日は企画担当MCAweb社の村山社長が新豆乳クリームの商品概要の説明、料理家の松村佳子さんが野菜スティックでの試食体験を担当していただきました。 この新豆乳クリームはすでに私達の身近な多くの食品で使用されており、これからもいろいろな形で使用できることが期待されることから本事業をスタートさせたものです。村山さんからお持ちいただいたのは最近話題になっているガンダム容器の豆腐です。メイン素材とけんかせず、美味しさを引き立てているのがよくわかりました。 今後のスケジュールとしては、夏休み中に新豆乳クリームがどのようなレシピに応用できるか考え、10月3日に第1回勉強会、11月7日に第2回勉強会、そして11月16日にプレゼン発表・審査会を経て優秀作品を決定していきます。 応募部門は、①スイーツ、②ベジフル、③ネオ和食、④ネオ洋食、⑤グローバルの5部門です。学生のみなさんの創作した作品は畿央大生が考案したレシピ集にまとめられて不二製油が大手食品加工メーカーに新豆乳クリームを原材料提供する際の販促資料としても利用されていくことになります。大豆という自然・健康原料から作られた“新豆乳クリーム”は不二製油の将来の中核商品として位置づけられていて、畿央大学発の新加工食品がコンビニやスーパーの店頭に並ぶ日も近いかもしれません。 ▼ 参加 学生募集チラシ
2013.07.08
奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第3弾
大和野菜をたっぷり使った、夏バテ防止の天ぷら定食の給食! 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結して推進している、同中央卸売市場から仕入れた県産食材を使用したレシピ創作で今回登場したのは熱々の天ぷらです。天ぷらは冷めると今一つ美味しくなくなるので給食という大量調理に向きませんが、敢えて3N1-2班が挑戦してくれました。天ぷらには「大和丸なす」を使用。大和丸なすは肉質がよく引き締まっていて煮くずれしにくく、焼いても炊いてもしっかりした食感があります。天ぷらにして揚げると一層甘みが増します。 2013(平成25)年6月13日の給食経営管理論実習(学生78名、指導教員:健康栄養学科上地加容子准教授)のメニューは、 ①海老や大和丸なす等の天ぷら ②大和まなと野菜の味噌汁 ③切り干し大根と半白きゅうりの酢の物 ④水羊かん で、食材はもちろん奈良県中央卸売市場から仕入れています。 大学の給食実習のメニューで大和野菜をふんだんに使用するのは市場連携事業ならではです。天ぷらにはちゃんと大きな海老天が入ってます! 食材の魅力を伝える白板ディスプレイも上手に出来ていました。 冬木智子学長先生は、『人に食べてもらうのに美味しく調理するのは当たり前です。食べていただく人にどのような栄養が盛り込まれているか、栄養価のバランスを考え、食材の良さを最大限に引き出すのが管理栄養士として学ぶあなたたちの責務です。』とおっしゃっています。 毎回約100人分の給食を限られた時間内に作るのは大変な仕事です。お待ちいただいているお客さまに熱々のものをタイミングよく平等に提供するため、上地先生は学生たちに厳しい指導と目配りを怠りません。 この日は奈良県中央卸売市場から桜井場長、嶋本次長、名草課長の3名に食べにきていただきました。学生たちが調理したり盛り付けたり、接客している様子を直に知っていただくことは連携を発展させる上も大事なことです。 ▲12時過ぎには給食班担当学生3名が学長室に今日の昼食としてお届けしました。 ≪学長先生のコメント≫ 「奈良は海に面していないので、大和野菜を使用した献立を考えることはよいことです。また、人は一人で生きてはいけません。周りの人に支えられ生きているわけですが、私たちは食べ物にも支えられています。」とおっしゃって下さいました。 とても素敵なことだと思いました。学長先生とお話しできて嬉しかったです。(N1 2班 大住・高田・青木) 【関連ブログ】 第4回メニュー:大和野菜の丸ナスをふんだんに使った“special YAMATO lunch”に舌鼓! 第2回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています! 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。 奈良県農林部嶋本次長の講義:奈良県中央卸売市場連携事業がスタートしました
2013.06.19
橿原商工会議所連携「新商品開発」事業 新商品開発マッチング会を開催しました。
農商工連携「しょうが」を使った多彩な創作料理を健康栄養学科学生が提案! 4月17日参加学生の募集説明会から始まった2013(平成25)年度の畿央大学と橿原商工会議所との連携「かしはらの新商品開発」事業はいよいよ最終ラウンドを迎え、6月15日(土)に「事業者とのマッチング会」を開催しました。調理実習室において健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)学生11グループ・40名の学生が午後1時から創作料理を作り、講義教室において4時からプレゼンテーション、5時から試食、6時から事業者とのマッチング発表、7時から講評というロングランスケジュールで実施されました。 畿央大学生が創作したレシピの商品化が最終目標で今年で5年目の連携事業ですが、今回は先に商品化していただけそうな事業所様に名乗り上げていただいておりその取扱商品になりそうな「しょうがを使った料理」を学生たちが創作するという、よりマッチングしやすい方式にしています。 11グループから18作品がエントリーされ、材料に湯葉、味噌、抹茶、ほうじ茶、寒天、高菜漬物、餡、生クリーム、甘酒などがショウガにミックスされたバリエーション豊富な作品たちが出来上がりました。 学生にとっては自分たちの作った作品をアピールする「プレゼンテーション」が重要になってきます。しょうがの特徴をどう生かしたか、その商品のターゲットはどのような年齢・男女層なのか、わかりやすいネーミングか、などみなさんにわかり易く説明するのも勉強になります。 事業者、橿原市、同商工会議所、畿央大学教職員らがテーブルに並んだ18作品の試食会に臨みました。 6月6日の試作時と比べると段違いの完成度で、そのままお店に出しても恥ずかしくない逸品揃いです。事業者様がこれは!と思う作品にめぐり会い投票してくれることによりマッチングが成立します。そして今回マッチングしたのは、平宗(柿の葉すし)、ココアイ(野菜ケーキ)、プティアルシェ(洋菓子)、居内商店(昆布・佃煮)、湖月堂(和菓子)、鈴音堂(和菓子)、河合酒造(造り酒屋)の7社(以下の写真順、吉廣橿原物産協会長・業者代表者と一緒に。Eグループは2社)。 もちろん学生が考案したものがそのまま商品化されるのではなく、まだまだクリアしなければならない難関があり、今後改良と検討が行われます。 最後に、第2回および第3回勉強会の講師松田弘子氏から全作品の講評、浅野先生と北田先生からは学生のみなさんへのねぎらいの言葉と橿原市および橿原商工会議所・事業者様への感謝の気持ちが述べられました。 今後、商品化した料理やお菓子は11月下旬に開催される「近鉄百貨店橿原店うまいもの市」で販売される予定です。お楽しみに!! 【前回までのブログ】 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第3回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第2回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.06.14
橿原商工会議所連携「新商品開発事業」しょうがをテーマに第3回勉強会を行いました。
健康栄養学科学生たちが考案した「しょうがレシピ」を調理、 そして松田弘子講師がアドバイス! 今年5年目の橿原商工会議所連携「新商品開発」プロジェクトのテーマ“しょうが”に挑戦している健康栄養学科(参加希望学生11グループ40名、指導教員:浅野恭代教授、金助手、小西助手)の第3回勉強会が、2013(平成25)年6月6日に行われました。この日の講師は第2回目勉強会に続いて、Cooking Studio Vambi主宰・フードコーディネーター・シニア野菜ソムリエとして活躍されている松田弘子先生です。 今回は学生たち11グループがそれぞれ考えてきたしょうがを使ったレシピに基づき調理し、松田先生にアドバイスをしていただき、少しでも商品化に近づけようとの狙いです。 松田弘子先生は9つの調理台に分かれて試作する11グループを順に廻って味見しながら、しょうがの配合度合いや新たなバリエーション等について学生たちの質問に答えていただきました。 橿原商工会議所岡橋守幸iチャレンジ委員長、健康栄養学科浅野先生も学生たちの反応を見守りつつアドバイザーとして加わり、よりよい作品ができることを願っていました。 試作のため見栄えはよくありませんが、ホイップクリームに細かく刻んだしょうがを加えたものやパイケーキ風、中華まん風、春巻き風、おにぎり風、いちご大福、白玉風などさまざまな作品ができました。 商品化希望の業者はパン屋・洋菓子店・柿の葉すし店・湯葉屋・佃煮屋・和菓子屋・酒造など現在11社が名乗り出ており、いよいよ6月15日(土)は本番試作・プレゼンテーション・業者マッチングが行われます。その日までさらに改良されたレシピが出来上がることを期待しています。この日は午後4時30分から開始し8時までかかってみんなで挑戦してくれました。頑張れ!畿央生! 【前回までのブログ】 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第2回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.06.07
奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾
今回は大和肉鶏をメインディッシュに、野菜盛りだくさんのヘルシー給食が提供されました! 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結して推進している、奈良県産食材をふんだんに使用したレシピ創作で今回登場したのはメインディッシュに「大和肉鶏」。シャモや名古屋コーチンなど3種交配の珍しい品種で長期間飼育するため肉質はきゅっと引き締まった中にも適度な脂肪を含み、歯ごたえがしっかりしていて噛めば噛むほど旨味が出るのが特徴の奈良一押しの食材です。 2013(平成25)年6月6日の給食経営管理論実習(学生78名、指導教員:健康栄養学科上地加容子准教授)のメニューは、①大和肉鶏と野菜の華風焼き、②もやしの豆板醤和え、③コーン中華スープ、④黒ごまプリンで、食材はもちろん奈良県中央卸売市場から仕入れています。 大学の給食実習のメニューで大和肉鶏がこんなに美味しく食べられるなんて、今日の食券を事前申込していた教職員はびっくり! ふだん家庭では購入されない高級食材なので「へぇー、これが話題の大和肉鶏か!」と、しっかり味わっていました。1週間前に売り出される食券は提供される膳数が約100食のため、県中央市場連携事業の評判が大学中に広がって即完売になることが多くなりました。 実習食堂には栄養価やカロリー、食材の特徴がよくわかるように各班が趣向を凝らした手作り看板が掲げられます。これも美味しく食べて、しかも健康になっていただきたいとの一心からです。将来は管理栄養士として病院や学校、給食会社に就職希望している健康栄養学科の学生たちの学びの現れでもあります。 【関連ブログ】 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています! 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。 奈良県農林部嶋本次長の講義:奈良県中央卸売市場連携事業がスタートしました
2013.06.06
学生広報スタッフblog vol.71 ~ソーセージの加工実習をレポート!~健康栄養学科
こんにちは。学生広報スタッフの健康栄養学科2回生、仙度光麻です。今回が初投稿です。 大学の授業風景といわれると皆さんはどのような想像をしますか? 大きな教室に長机、たくさんの学生…そのような場面を想像する方が多いのではないかと思います。 では、健康栄養学科の授業風景と聞かれればどうですか?「調理実習」とよく言われますが、それだけではないんです。 実は、調理実習があるのは1回生までです。では2回生からはなにをしているのか。もちろん座学が多いですが、前期では「食品衛生学実験」「調理科学実験」「食品設計開発学演習」という授業があります。難しそうな名前をしていますが、なかなかおもしろい授業です☆ 今回は、「食品設計開発学演習」の授業風景を紹介したいと思います。 食品設計開発学演習では食品加工について学びます。1/3は講義ですが、2/3は調理実習室にて実際に加工をします。 下記は今期の授業予定表です。最近行われたソーセージの授業風景を紹介します。 写真左は羊腸です。塩漬けにされた状態で販売されています。水で戻し、何回か内部を水で塩を流した後、絞り袋についた金口にはめます。 写真右は肉を絞り出して羊腸に肉を詰めています。肉の品質低下を防ぐため冷やしながらしています。 肉を詰めた後、ある程度の長さに捩じります。 捩じったらスモークがよくつくようにするために、吊るして乾燥させてます。(写真左) なかなかの匂いがします… その後、スモーカーに入れてスモークさせました。(写真右) 演習時間内では十分なスモークの時間がとれないためスモーカーに入れて10分程で取り出し加熱殺菌します。 完成! 食品設計開発学演習はいかがでしたか?楽しそうですよね! うまくできれば美味しいものが食べることができます。失敗した場合でもなぜそうなったのかを考えることができ、勉強になります。 次回は「食品衛生学実験」についてご紹介したいと思います!
2013.06.05
橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」 第2回勉強会を開催!
しょうがの特徴を学ぶため「生姜糖」を基本レシピとしてデモンストレーション! 2013(平成25)年5月30日、橿原商工会議所連携「新商品開発プロジェクト」の第2回勉強会が畿央大学調理実習室において行われました。健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授・金一玲助手)1回生から3回生の登録学生40名のうちこの日は23名が参加。Cooking studio Vambi主宰、「素敵で楽しいフードライフの提案者」としてレシピ開発・料理教室講師・フードコーディネータ、そしてシニア野菜ソムリエとして活躍中の松田弘子先生をお招きして生姜料理の基本を学びました。 岡橋守幸委員長 松田弘子講師 浅野恭代教授 2009年の連携事業開始当初からご尽力いただいている橿原商工会議所iチャレンジ特別委員長岡橋氏の挨拶に続いて、開発レシピの商品化にあたり参加表明してくれている11事業所の紹介がありました。過去4回の事業では学生たちが考案したレシピに対して業者が賛同して商品化に至りましたが、今回は商品化してくれそうな業者をターゲットにレシピづくりに取り組むことになります。 松田講師から提案していただいたこの日の教材は昔なつかしい味の「生姜糖」で、しょうがの味の基本ベースをよく知るうえでちょうどよく、シナモン・クローブ・ペッパー・カルダモン・オールスパイス・バニラ・ミント・レモン・しょうゆなどの調味料と相性がよくて簡単に作れるからです。しょうがは、なす・かぶ・きゅうりなどの野菜、りんご・柿・ぶどう・メロン・いちじくなどの果物、キノコ類や肉類・魚介類・乳製品ともなじむそうです。 (作り方) ①よく洗ったしょうがを2mmの薄切りにし、10分水にさらして水分をきっておく。 ②かぶるくらいの水を入れて沸騰させて茹でこぼす。 ③茹でこぼしたしょうがと砂糖を鍋に入れ、少なめの水を加えとろみが出たら混ぜながら煮る。 ④水気がほとんどなくなったら、濡れぶきんの上に鍋を置き、そのままへらで混ぜて結晶化する。 ⑤そのまましばらく混ぜてカリっとしたら熱いうちにクッキングシートに広げて冷ます。 ※砂糖はお好みで、三温糖や黒糖、はちみつ、しょうゆ、紅茶などいろんな風味が出せます。 しょうがには繊維が走っていて、その繊維にそって切ると辛味がきつく、繊維を切るように切ると辛味が緩むそうです。商品化をめざすときは買っていただく対象を想定したうえで作る、対象によりパッケージを工夫し原価計算を行うなど大事なポイントについても教えていただきました。 次回の第3回勉強会は6月6日(木)、松田弘子先生に続いて講師をお願いしています。参加学生は自分が作りたいレシピを作りますが、難しい点について松田先生からアドバイスを受ける形で作品を仕上げていきます。そして6月15日(土)はいよいよ学内コンペです。自分が考えたレシピが店頭に並ぶなんて最高ですよね、学生のみなさん、頑張ってください! 【前回までのブログ】 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.06.03
奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!
給食経営管理論での調理実習レシピづくり1回目は、 おいしい苺「古都華」(ことか)のムースがデザートです! 2013年度前期の給食管理論実習(指導教員:上地加容子准教授)は、奈良県中央卸売市場連携による大和野菜や大和肉鳥・大和ポークなど奈良県産の食材をふんだんに使ったレシピを創作していくことがテーマの一つになっています。5月30日(木)1~2限目の調理実習室と実習食堂での授業では、『大和野菜・果物を使ったランチ』として①白身魚のマスタード焼き、②大和まなと筒井れんこんのソテー、③コンソメジュリアン、④かりかりサラダ、⑤古都華(ことか:新品種のいちご)の献立に、約100食の給食が提供されました。 実習食堂には手作りのボードに栄養価計算表と食材の特徴が書き込まれていて、何が健康と栄養によいのかがわかりやすく解説されています。授業を受ける健康栄養学科3回生78名の学生たちは調理担当班が作ったメニューを食べて評価し、お客様(食事を申し込んだ教職員・学生)に盛り付けた料理を配膳したりして忙しい時間になります。 学長先生は学生たちが作った給食を楽しみにしておられ、お昼12時には冬木学長先生に食べていただく給食を運んでいきます。そして、そのメニューの内容や食材についていろいろと質問されたり、時には健康と食事についてお話されたりします。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。
2013.05.13
橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業で橿原市内見学会を実施しました。
産学連携 今年のお題『橿原の農産物ショウガ』に、40名を超える学生が挑みます! 畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)では、平成21年度「古代弁当プロジェクト」から始まって今年で5年目を迎えた橿原商工会議所連携事業、今年のテーマ「ショウガを使った新商品開発」に取り組んでいます。2013(平成25)年5月12日(日)参加登録40数名の学生のうち、20名が朝9時30分近鉄八木駅ロータリー・ナビプラザ前に集合、橿原の文化歴史と地元農産物の見学会を行いました。橿原市役所が手配してくださったバスに乗って、まず向かったのは桜井にある奈良県農業大学校です。ここでは若手およびシニア世代でこれから農業に従事しようとする方々を支援するさまざまな取り組みがなされています。 野菜、花き、果樹、茶園など47,500㎡の農業実習圃場地と校舎や運動場、体育館、トラクター運転練習場など、一から農業を学ぶための施設が揃っています。校舎3階の大教室で「奈良県における大和野菜」の現状とブランド化への取り組みについてお話していただいたのは同校課長の前嶋文典さんで、約1時間の講義のあと、実習農地を案内していただきました。バラ栽培の温室では20歳代の学生が防虫対策が大変だと話していました。 トマト、ぶどう、柿など果樹園を廻って、お楽しみだったのがいちご園で、今話題の「古都華(ことか)」です。奈良県産いちごとしては「あすかルビー」以来の甘くておいしいヒット商品になっている新品種で、ちょうどこの季節に店頭に並び始めます。食べてもいいよという若い実習管理者の言葉にあまえてみんなで賞味させていただきました!! いよいよお昼どき、用意してくださったお弁当が平成21年度「古代弁当プロジェクト」で先輩たちが創作し商品化した“やまと恋歌弁当”(割烹ふたかみ製)。大和三山の恋争い伝説にちなんだネーミング、包み紙は人間環境デザイン学科学生による合作との、橿原商工会議所岡橋委員長から当時の事業について説明がありました。自分たちも創作したレシピも形になってほしいと願いつつ、美味しくいただきました! 次の見学地は県立耳成高校跡地に今年4月オープンした「JAまほろばキッチン」、日本最大級売場面積に朝採れ野菜を中心とした直売所で、県内各地の農家・出荷組合から珍しい品種を含む多くの農産物・加工品が販売されています。バイキングやフレンチレストランを併設していて何処も超満員の盛況ぶりでした。なんと、出始めの苺「古都華(ことか)」も売られていました。 最後の訪問は、江戸元禄年間には「大和の金は今井に七分」と言われるほど経済の中心地として栄えた、重要伝統的建築物群保存地区の今井町。町並みを保存しながら古風なカフェや酒屋、醤油屋などが看板を掲げ人々が実際に生活しておられて、5月19日(日)には今井宗久や織田信長などに扮した時代行列が町を練り歩くイベントや露店が所狭しと並ぶ六斎市が開催されます。畿央大学は大阪方面から通ってくる学生が多く橿原市の土地勘がないので、奈良橿原の文化歴史、農産物について新たな学びの一日になりました。 【関連記事】 橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。 橿原市商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
2013.05.10
橿原商工会議所連携「かしはらの新商品開発」事業の第1回勉強会を実施しました。
産学連携 今年のお題『橿原の農産物ショウガ』に、40名を超える学生が挑みます! 古代文化の里明日香に隣接する橿原市は、紀元前300~500年にインドで保存食や医薬品として使われ奈良時代に中国から伝来した「生姜(ショウガ)」の発祥の地と、古事記にも記載があるそうです。畿央大学健康科学部健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、金一玲助手)では、橿原商工会議所連携事業として「ショウガ」をテーマにレシピ開発を行うため、2013(平成25)年5月9日に第1回勉強会を実施しました。この連携事業も平成21年度から始まって今年で5年目を迎えました。参加登録学生40数名のうち、この日は22名が橿原商工会議所岡橋守幸委員長ご挨拶の後、外部講師の先生の授業を受け、熱心に聞きいっていました。 橿原商工会議所岡橋委員長 クーカルディレクター大掛達也氏 1限目は、食の専門出版社「柴田書店」で雑誌や書籍編集に携わり、フレンチからラーメンまで食を専門とするフリーライターで、㈱クーカルに所属し軽井沢・山中湖・奈良でのイベント「クーカル」のディレクターをし、奈良県の「県産農産物活用推進ナビゲート事業」を担当するため奈良へ移住、「奈良フードフェスティバル」の運営に携わり、調理師免許とジュニア野菜ソムリエの資格を持つスペシャリストである大掛達也氏の講義“地域の食材利用について”の話をお伺いしました。 2限目は、農産物についてのスペシャリストである、橿原市四条・、橿原神宮神武天皇陵隣の奈良県農業総合センター普及研修部普及技術課主査上田美穂氏による“売れる加工品の特性”と題して、瓶詰・缶詰・ビニールパック詰による食材・加工食品保存、人を惹きつけるラベルメーキング、食品表示などの基本について話していただきました。 農業総合センター上田美穂氏 ショウガの見本食材の試食 健康栄養学科は管理栄養士・フードスペシャリストなど、食という観点から広い視野に立って社会に貢献できる人材の育成を行なっています。正規授業のほかに、このような課外授業にも積極的に参加する学生が多く、かつ産学連携を通して社会に貢献するボランティア精神が旺盛なのが畿央大学の特長にもなっています。 さて、次回は5月12日(日)橿原市内見学ツアーです。桜井市内の奈良県農業大学校(「伝統野菜」・「ショウガ」の講義と校内見学)、今年4月耳成高校跡地にオープンした日本最大級農産物直売所「JAまほろばキッチン」、江戸時代の文化経済の要地として栄えた重要伝統的建物保存地区「今井町」を訪れます。 5月30日第2回勉強会、6月6日第3回勉強会では、フードコーディネーターとしてご活躍の松田弘子氏による「しょうがのアレンジレシピ」「しょうがの相性のいい食材」についての調理実演と講義を予定しています。お楽しみに!! 【関連記事】 橿原商工会議所25年度連携事業「新商品開発プロジェクト」説明会が行われました。
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