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地域連携センター
2018.11.06
第16回畿央祭実行委員Blog vol.27~畿央祭を終えて展示部署長からのメッセージ!
第16回畿央祭実行委員、展示部署の奥村、野村です! みなさん、畿央祭お疲れ様でした!畿央祭が終わって早くも数週間がたちました。今年は、天候に恵まれとてもいい状態で畿央祭を迎えられ、昨年とは少し違った雰囲気の畿央祭となりました! 展示部署は、今年も去年と同様に紙コップアート・ステンドグラス・看板を制作しました。紙コップアート・ステンドグラスについては、昨年よりも少し大きくしてみました! 活動は、夏休みから始め、後期からも毎日コツコツ展示物の制作に取り組んでいました。紙コップアートの色塗りや、ステンドグラスのテープを貼る作業など、地道で大変な作業ばかりでしたが、みんなで頑張って、素敵な展示物を完成させることができました。 畿央祭当日には、紙コップアートやステンドグラスが写真スポットになっていて、展示部署一同とても嬉しく思いました。来年は、今年よりもっといい展示物ができればいいなと思っています。以上展示部署からでした! 第16回畿央祭実行委員 展示部署長 人間環境デザイン学科2回生 奥村綾 現代教育学科2回生 野村真子 【関連リンク】 第16回畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました! 畿央祭フォトレポート(facebook) ●第16回畿央祭実行委員Blogはコチラから!
2018.10.30
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第10回料理教室」を開催しました。
健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室を開催 今回のテーマは、「パエリア風さばの炊き込みごはん」 畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して6年目になります。そして今年の8月に開催された第9回目に引き続き、平成30年10月27日(土)に第10回料理教室を開催し、健康栄養学科(指導教員:上地先生、隅蔵先生)の2回生7名が参加しました。 今回は「パエリア風さばの炊き込みごはん」ということで、今が旬の「鯖」を使ったメニューが採用され、参加者がお越しになる一時間前から学生は具材の下準備を開始しました。 開会に先立ち、水産物卸協同組合の理事長からご挨拶をいただき、その後、鯖をご提供いただいた松本水産の松本様から鮮度の良い鯖の見分け方等、生活に役立つ豆知識をご教示いただきました。 松本様の話によると「秋鯖がおいしい」と言われる理由は、海水温の低下で皮下脂肪が厚くなることで上質な脂をうみだすことが大きく関係し、季節が冬に移行するにつれ子を持つことで身がパサパサしてしまうことから、秋が一番鯖を美味しく堪能できる時期だとのことでした。 ▲写真左:左から2番目 水産物卸協同組合 理事長、3番目 松本水産 松本様 写真右:上地先生 上地先生からレシピの概要について説明された後、学生が調理の手順を実演形式で、調理の際の工夫点も盛り込みながら参加者の方々に説明しました。参加者の方々は学生の一生懸命な発表に耳を傾け、メモを取るなどして積極的に参加いただきました。 料理の手順についての説明が終わると、各班に分かれて調理を開始しました。皆さん楽しそうに、時折雑談も交えながら調理を行い、お米を炊きこんでいる時間は学生がレシピやサバの栄養価について解説するなどし、大いに盛り上がりました。 この料理教室は、学生が日頃、講義等で学んでいる栄養の知識を参加者の方々にアウトプットできる貴重な「学びの機会」でもあります。料理教室にはベテランの主婦の方々が多く参加されていましたが、調理に関する新たな発見や学びがあったとのことで、「楽しい料理教室だった」「またぜひ参加したいです」との声を多く頂戴することができました。飛び入りでの参加を含め、計14名の方々に参加いただき、料理教室は無事終了することができました。 奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄橿原線 筒井駅徒歩10分)の食祭市は、毎月最終土曜日9時~12時のみ一般の方を対象に開催されています。毎回「当日の目玉商品」が設定され、良いモノをお安くお買い求めいただけます。また、食に関するさまざまなイベントも楽しめますので、是非みなさんもご参加ください。 【過去の記事】 ならいちばのキッチン・第9回料理教室 ならいちばのキッチン・第8回料理教室 ならいちばのキッチン・第7回料理教室 ならいちばのキッチン・第6回料理教室 ならいちばのキッチン・第5回料理教室 ならいちばのキッチン・第4回料理教室 ならいちばのキッチン・第3回料理教室 ならいちばのキッチン・第2回料理教室 ならいちばのキッチン・第1回料理教室
2018.10.23
認知症啓発の列島リレー「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科
看護医療学科4回生の山崎ゼミ、南部ゼミの学生です。 平成30年10月21日(日)畿央祭2日目、教員4名、学生8名でRUN伴(RUN TOMORROW)という認知症啓発イベントに参加しました。今回は、KAGUYAプロジェクトのシニアキャンパスの2日目のイベントとして開催され、広陵町介護福祉課の職員の方と町内の高齢者ケア施設(おきなの杜、大和園、エリシオン)の職員・利用者・ご家族の方ととともに参加しました。 RUN伴は、認知症の啓発および当事者や家族、地域住民、医療関係者が交流の機会を持ち認知症の啓発と認知症ケアの質の向上が図られることを目的としています。 「RUN伴」は、すべてのまちで認知症になっても安心して暮らせるようになることをめざし、認知症の人とともにタスキをつなぐ列島リレーです。 7月に北海道をスタートし、11月頃には沖縄、海外(台湾)にまで認知症の人とともにタスキをつなぎます。 この日、広陵町においても認知症の方やその家族、サポーター、医療従事者、一般の方が襷をつないでゴールを目指しました。 ▲広陵チーム参加者の皆さん 私たち学生は、ランナーの方々のサポートとして自転車で並走を行ったり、ランナーの方をお迎えしたりしました。 ▲3回生と4回生のつながりもできました。 畿央大学のサンクンガーデンでは、広陵町のキャラクターである「かぐやちゃん」がおきなの杜からのランナーの方をお迎えしました。かぐやちゃんと握手したり、写真を一緒に撮ったりと、子どもから大人まで大人気でした。おきなの杜からの襷をエリシオンにつなげ、次のランナーの方が畿央大学を出発しました。 ▲写真左:サンクンガーデンでタスキに名前を記入するランナー 写真右:かぐやちゃんとゼミ生 畿央大学では、出発式典が行われ広陵町長の山村町長、実行委員長の山崎教授のご挨拶があり、冬木正彦学長も応援に駆けつけてくださいました。 今回で3回目となる「RUN伴」には、サポーターの参加者も多く盛り上がりました。ランナーの方も頑張って走っておられ、楽しそうな様子でした。学生は襷をつなぐ役割を担い、自転車で頑張って坂道を走りました。 ▲写真左:タスキをつなぐゼミ学生 写真右:畿央大学ランナー総務部の松田さんと当事者の方 今回のイベントを通して、地域や大学、支援者の方々が協力して、当事者やその家族をサポートすることで、認知症の方のもてる力を発揮する場にすることができ、地域連携を強めることにもつながると考えました。 ▲高齢者ケア施設のスタッフにタスキを手渡すゼミ生 今回の学びから、今後、認知症の方と関わる際には、認知症の方に優しい看護を実践したいです。 「認知症にやさしい町 広陵町、認知症に強い大学 畿央大学」を目指してこれからも認知症に関心をもって看護したいと思いました。 ▲チーム畿央のメンバー 看護医療学科4回生 南部ゼミ:岸奈生、蔵本凛、石井純奈 【関連記事】 認知症の方々とタスキをつなぐ「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 「RUN TOMO‐RROW 2016 in 広陵町」に学生ボランティアとして参加!~看護医療学科
2018.10.19
第16回畿央祭実行委員Blog vol.26~いよいよ明日は畿央祭!!
畿央祭まで、あと1日! こんにちは!ついに畿央祭まで、残り1日となりました! なので、今回のブログ担当は第16回畿央祭実行委員長の千葉ちゃんからお送りします☆ ▲第16回畿央祭実行委員幹部で撮りました!! 今日は1日かけて畿央祭の準備をしました!実行委員、皆精一杯頑張っていました! 各部署着々と作業がすすんでいき、畿央祭がもう目の前というのがステージやテントなどを設営して実感がわき、実行委員長はワクワクドキドキしてます(///^^///) 事故や怪我のないように安全第一で、皆様に畿央祭を楽しんでいただけるように頑張ります!もちろん私もいっぱい楽しませてもらうつもりです!! 今年のテーマは【掌】です。明日ついに来る畿央祭が皆様の中でも大切な一部になりますように願ってます。そして、実行委員を始め、たくさんの方々の「手」で作り上げたこの畿央祭をどうぞお楽しみください!! 第16回畿央祭実行委員長 健康栄養学科2回生 千葉茜 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2018.10.18
2018年度「マミポコ親子ひろば」後期第1回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 【第1回:10/9(火)】 ○自由遊び ○絵本『まんまるまんまる』 ○ふれあい遊び『バスに乗って』『きゅうりができた』『ぐるぐるせんたくき』 当日は6組の親子が参加してくださいました。 前期から引き続き来てくれている親子が多く、久しぶりの活動で少し緊張した様子もありましたが、お気に入りのおもちゃを見つけて元気よく遊んでいる様子が見られました。お母さんだけではなくお友達同士の関わりも見られて、子どもたちの成長した姿に驚かされました。 絵本『まんまるまんまる』の読み聞かせでは、お母さんのお膝にのり、安心した表情を見せながら感性豊かに反応してくれる子どもたちに感動しました。ふれあい遊びでは、学生と一緒にやろうとしてくれる子どもやお母さんとの触れ合いを笑顔で楽しむなど、部屋の中に笑い声がいっぱい広がりました。 今回の活動を踏まえ、後期も安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいです。次回はハロウィン製作を行いますので、楽しみにしていただけたらと思います。 よろしくお願いいたします。 現代教育学科2回生 田中さくら 【関連記事】 2018年度「マミポコ親子ひろば」第5回活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」第3・4回活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」第2回の活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
2018.09.19
平成30年度第3回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科
2018年9月14日(金)、第3回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。 「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は「認知症のイメージの変化と関心」をテーマに、参加者全員で話し合いました。今回の参加者は、地域住民の方11名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が1名で、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員3名と山崎ゼミ生4名でした。 『認知症の人との関わり方と相談場所』についてのミニレクチャー 講師の山崎尚美教授から地域住民の方々に、認知症の方への対応や、この地域での相談場所についての講義がありました。”認知症ケアはオーダーメイド”というお話があり、地域住民の方々もうなずいている様子が見受けられました。何が問題で、なぜ症状が起こっているのか、状態をよく観察してから関わることが大事だと学び、認知症に対する正しい理解が必要であると痛感しました。 「誤嚥にナラん体操」 講義の後にはリフレッシュです! 畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、「誤嚥にナラん体操」を実施しました。皆さん一生懸命に映像を見ながら実施されていました。 認知症について語る会 今回は認知症に対するイメージや考えについて、以前と比べて変化した点や変化しなかった点、また認知症カフェに参加したことについての感想などを語り合いました。地域住民の方の中には、以前認知症の疑いがあった親の介護を経験された方もおられ、「あの時はイライラして、怒ってしまうことがありました。だけど認知症について学んだことで、あのとき知っていたらもっと優しく接してあげられたのに…と思います。多分知らないままだったらまた同じような場面で同じ行動をとってしまっていたと思います。だからこの機会に学ぶことができて良かったです。」という意見などがありました。参加者の方々は、身近な認知症の方との関わりをきっかけに、認知症の方への対応などへの関心をもつようになり、また認知症カフェに参加することでより関心を高める機会になったと話されていました。このような機会があることで、一人で悩むことなく誰かに相談でき、介護への不安や負担を軽減することに繋がると感じました。 今後も認知症カフェのように地域住民で集まる機会が欲しいと発言される方が多く、西吉野在宅介護支援センターの職員の方が、介護予防事業として地域内で集まり筋力体操やストレッチなどの介護予防活動を行うことができるという紹介もされていました。認知症カフェを通して、地域住民の方々と五條市の職員の方との意見交換が可能になり、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていける環境ができると感じました。 本日の体験を今後の高齢者看護や認知症の方への看護を考える上で役立てていきたいと思います。 看護医療学科4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子 【関連記事】 平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科
2018.08.31
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第9回料理教室」を開催しました。
健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室 今回のメニューは、「夏野菜と大和ポークの冷しゃぶうどん」 畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して6年目になります。1~2年目は同市場で取り扱われる大和野菜や大和肉鶏、大和ポークなど奈良県産の食材を使ったレシピ作りを行い、食祭市等のイベント出展・試食会を実施してきました。3年目(2015年)には、市場発展のためにデモンストレーションができる厨房施設「ならいちばのキッチン」が完成し、第1回~第3回料理教室が開催され、その後も定期的に料理教室が開催されています。今年は8月25日(土)、毎月最終の土曜日に開催される「食祭市」の実施とあわせて、第9回料理教室が開かれました。 はじめに、関連卸協同組合の川西理事長からご挨拶をいただき、その後大和ポークを提供していただいているジュルネフーズ株式会社の古市氏より大和ポークについての説明がありました。 続いて畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子先生、吉田知可先生)と2回生6名が「夏野菜と大和ポークの冷しゃぶうどん」の調理方法について実演を行い、栄養価について説明しました。 料理教室には多くのベテラン主婦の皆様に参加いただきましたが、学生たちはしっかりと説明・デモンストレーションを行っていました。学生たちの笑顔や持前の元気良さもあり、参加者から「楽しい料理教室だった」「次回はいつ実施されますか」との声をいただきました。 奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄京都線 筒井駅徒歩10分)の食祭市は毎月最終土曜日の9時~12時に一般の方を対象に開催されています。毎回「当日の目玉商品」が設定され、良いモノをお安くお買い求めいただけます。また、食に関するさまざまなイベントが楽しめますので、是非みなさんもお越しになってください。 【過去の記事】 ならいちばのキッチン・第8回料理教室 ならいちばのキッチン・第7回料理教室 ならいちばのキッチン・第6回料理教室 ならいちばのキッチン・第5回料理教室 ならいちばのキッチン・第4回料理教室 ならいちばのキッチン・第3回料理教室 ならいちばのキッチン・第2回料理教室 ならいちばのキッチン・第1回料理教室
2018.08.13
「バーンデザイン」農家小屋アート!第3弾~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科加藤ゼミの取り組み、今年で3回目となる「バーンデザイン」の報告です。 今夏の暑さは尋常ではありません。連日40℃近くまで気温が上昇し、プロジェクトの実現が危ぶまれるほどでした。熱中症患者が続出しているため対策をして臨みましたが、幸いにも台風の影響で当日は涼しく最適の作業日といえるぐらいでした。快適さのためか作業が予定より早く進み、2日間を想定していましたが、なんと平成30年8月9日(木)の1日だけで完成してしまいました!1日で完成できたのは初めてのことです。 今年度も、Aバーン・Bバーンと2つの農家小屋をペイントアートしました。またAバーンの所有者である松井様から、ぶどうの温室に屋号を入れてほしいという要望があり、今回初めての試みとして、24メートルの長―いサインも制作しました。当初は少し躊躇しましたが、何事もチャレンジ!とみんなで頑張り、Kioのロゴも入れさせていただきました。 Aバーンは関屋駅から西側の南。(一番下の地図参照) A・Bバーンともに、近鉄電車からよく見えます。五位堂駅から上り線(大阪に向かって)左側にあります。関屋駅の界隈にきましたら、集中して外を見てバーンを見つけて下さい。 Aバーンリーダー:丸山瑞季さんのコメント 今回のぶどうのデザインは、ステンドグラス特有のメリハリのついたデザインが遠くから見た時でも綺麗に見えると思って考えました。作業はチョークで下描きをしてペンキで塗るという初めての経験でとても新鮮に感じました。背の高い人や細かい作業が得意な人などそれぞれの個性が発揮できて面白かったです。全員が手伝ってくれたおかげで、暑い中の作業も楽しくすることができました。また一からデザインするということをしてみたいと感じました。 ▼Aバーンの原画 ▼Aバーン Bバーンは関屋駅東側の南にあります。(一番下の地図参照)2年前(バーンアートを始めた年)にアートさせてもらった農業小屋です。今年は同じ小屋の手前のコーナー部分をアートさせてもらいました! Bバーンリーダー:西垣明花さんのコメント 縮尺1/20で原画を描いていたので、考えていたデザインを実際に原寸大の大きなバーンに描くと、規模の違いもあって想像以上に難しかったです。今回、2・3回生で行う初めての大きなプロジェクトだったのですが、作業を通じて学年を超えての信頼も深まり良い機会であったと思います。また、今回のバーンデザインをたくさんの人に見ていただいて、関屋の農業の更なる促進に繋がれば嬉しいです。施主の山田様にはぶどうを御馳走になり、またご自宅で休憩させていただき本当にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。 ▼Bバーン A,Bバーンの両方掛け持ちした2回生:亀岡功嗣君のコメント 自分で仕事を探して積極的に動くのは私的には少し難しいことでしたが、今回は結構頑張れた気がしています。また、先輩方とも接することができて良かったですし、少しでも仲良くなれていたら幸いです。完成したバーンを見ると心が充足しました。 飛び入り参加の1回生:勝屋翔太君のコメント 今回、加藤プロジェクトゼミのお手伝いをさせていただいて、大変な作業も多かったですが完成した時の達成感、協力してくださった農家の方々の完成したデザインを見た時の笑顔が素敵で、とても嬉しかったです。また参加したいです。 ▼バーンデザイン周辺地図 人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【関連記事】 人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞! 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科
2018.08.03
全国栄養士大会でポスター賞を受賞!~健康栄養学科教員
平成30年7月28日(土)、29日(日)に、パシフィコ横浜にて「平成30年度全国栄養士大会」※1が開催され、KAGUYAプロジェクト※2から健康栄養学科の串田が参加してきました。 ※1:全国栄養士大会: 全国の管理栄養士・栄養士が一堂に会し、取り組むべき課題を協議、対応や実践の方法を共有することを目的とした大会 ※2:KAGUYAプロジェクト: 畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」です。詳細はホームページをご覧ください。 大会初日は、台風第12号の影響で不穏な天気の中、全国から集まった会場を埋め尽くす管理栄養士・栄養士が、栄養学のトレンドを集めた講演やセミナーにおいて研鑽を積まれていました。 KAGUYAプロジェクトからは、示説発表において、「同居者のいる地域在住高齢者における共食有無と健康状態との関連」を発表させていただきました。 共食行動は、国の健康・食育政策の目標とされ、健康づくり事業として進められている地域も多い一方、健康状態への影響を検討した研究は限られており、今回はその一端となる発表です。 発表の際は、地域で活動されている方々から「共食行動を伴う健康づくり事業を行っているが、栄養学的根拠が少なく、このような研究は重要」等、多くの意見・感想をいただけました。 今回参加したことで、現場の管理栄養士・栄養士における本分野の研究に対するニーズの強さを実感することができ、たいへん良い機会となりました。 多数の方々に興味をお持ちいただけたこともあって、今回の発表に対し、ポスター賞をいただくことができました。 今後も、KAGUYAプロジェクトでは、地域や社会の健康づくりにつながる研究の実施と成果発表を進めてまいります。 健康栄養学科 講師 串田修 ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!
2018.07.18
平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科
2018年7月16日(月)、第2回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。 「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は西日本で起こった大雨による災害があったことから参加した住民同士で災害時の対処について話し合う機会が設けられました。 今回の参加者は、地域住民の方12名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が2名で、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員4名と山崎ゼミ生4名、さらに健康栄養学科の串田先生とゼミ生7名も応援にかけつけてくれて、総勢35名の大人数でした。 『認知症高齢者の支援』についてのミニレクチャー 講師の南部登志江准教授から地域住民の方々に、認知症の種類や症状、接し方についての講義がありました。認知症の症状には中核症状と行動・心理症状(BPSD)があり、BPSDは心の状態や性格、環境によって出る症状であることから、周りの人の理解や関わりが大切であるとわかりました。認知症の人と接するときの心構えとして、①驚かせない、②急がせない、③自尊心を傷つけないといった3原則が大切であると学ぶことができました。 「誤嚥にナラん体操」 講義の後にはリフレッシュです! 畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、「誤嚥にナラん体操」を実施しました。皆さん一生懸命に映像を見ながら実施されていました。 認知症についてのロールプレイング 今回は西日本で起こった大雨による災害から、大雨により避難指示が出た際に、家族が認知症の方を避難誘導する際の対応について、看護医療学科教員が悪い例と良い例のロールプレイングをしました。 悪い例では、家族が大雨により水が増水し、家の近くまで迫っている焦りや恐怖心があったこと、また自分がどうにかしないといけないという使命感から認知症の方を避難させようと必死になり、認知症の方に対してきつい言葉遣いになったり、強引に避難させようとしたりしていました。 良い例では、家族が認知症の方に目線を合わせ、落ち着いてやさしい言葉で話しかけており、知っている人も避難したことを伝え、自分も一緒にいるから大丈夫であると声掛けし、認知症の方が安心して避難できる関わりをしていました。 このロールプレイングを見て住民の方は、「良い例の対応の方がいいことはわかるけど、実際にそのような状況になった時に同じように対応する余裕がなく、現実的には難しい」という意見がありました。また、健康栄養学科の学生からは「ロールプレイングを見て、どのように対応したらよいのかを知っておくことで、災害時に意識することにつながる」という意見もありました。 実際に災害時にこのような状況になったら、冷静に余裕をもって行動することは難しいと思いますが、可能な限り良い対応を意識して、認知症の方も安全に避難できるように対応していきたいです。 認知症について語る会 本来は認知症について語る予定でしたが、今回は数日前の大雨による災害が起きたことから、急遽、津越での災害時の対策や避難方法の話を中心にコーヒーやお菓子を食べながら話し合いました。住民の方の意見にはロールプレイング時の認知症の方への良い対応例を見て、認知症の方に合わせた対応をすることは理想だが、災害時にはそんな余裕はないのではないかという声もありました。また、災害時の避難について住民の方は、「津越のような地域では警報が出てから避難してたら余計に危ない。川も水かさはすぐに増すし、避難場所は川のそばを通って車で10分程かかる。避難場所に行くんやったら家におった方が安全や。」「一人で住んでる人には近所が気にして声かけるようにしてる。」と言っておられ、その地域の特性が出た意見だと感じました。市の職員の方は、「お一人暮らしの方は在宅介護支援センターでも把握しており、日頃から気に掛けています。車を使えない人の場合は、連絡をくだされば送迎も行っていますので、なんでも相談してください。」と言っておられ、認知症カフェは住民の方と市の職員の方の情報交換の場にもなっていました。また、住民間で災害時には声をかけ合うなど、住民同士で協力し合っているというへき地における住民同士の繋がりの深さを感じることができました。 日頃は涼しい山間部の静かな地域ですが、この日は室温が30度を超える猛暑の中、しっかり水分を取りながらたくさんの貴重なお話を聴かせていただきました。本日の体験を今後の高齢者看護や認知症の方への看護を考える上で役立てていきたいと思います。 看護医療学科4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子 【関連記事】 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科
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