2017.04.10 

平成29年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科

2017年4月6日(木)と7日(金)の2日間にわたり、看護医療学科では高野山別格本山宿坊普賢院にて新入生宿泊研修が行われました。新入生103名と研修の進行をサポートする支援学生の2回生14名、教員11名の総勢128名の参加となりました。
 
【1日目:4月6日(木)】
張り切って早めに到着した新入生や支援学生とともに今年度も河野学科長からのご挨拶と、宿坊の佐々木住職と森副住職からのお話で、予定通りにスタートしました。
 
看研1
看研2
【写真上;河野学科長  写真下;佐々木住職様と森副住職様】
 
セッションⅠ:高野山散策
初日の午前中は比較的お天気もよく、散策日和でした。
普段はあまり触れることのない世界遺産をじっくり見て回り、高野山について自分たちが知ったことをみんなに伝えるという目的意識をもって真剣に散策をしていました。
 
看研3
看研4
【高野山を散歩中に思い出の一コマ】
 
セッションⅡ-part 1:クラス会
まず、クラスごとに別れ、自己紹介ゲームで身体を動かしながら、握手を交わして、楽しい雰囲気の中親睦を深めました。
看研5
看研6
【クラス会での記念写真】
 
セッションⅡ-part 2:ゲーム
支援学生によるクラス対抗ジェスチャーゲームが行われました。言葉ではなく、身体で表現するコミュニケーションをゲームを通して体験していました。クラス対抗戦で、最初は苦戦していた1組が最終的には優勝し、盛り上がりました。
 
看研7
看研8
【ジェスチャーゲームによる一コマ】
 
セッションⅢ:講演会
高野山大学の山脇雅夫教授の講演を聴きました。大学のキャッチコピーである ”やさしさを「チカラ」に変える。” をキーワードに、山脇先生から教えていただいた「行動から学ぶ」ということについての講演後、グループで討論しました。そして、グループそれぞれが「やさしさとは何か」、また「看護師の仕事が持てるチカラ」について発表してくれました。
 
看研9
看研10
【講義中の山脇雅夫教授】
 
看研11
看研12
 
セッションⅣ:畿央大学9期生の語り
「いのちとこころ」を視点に、支援学生が実習の経験談を語りました。新入生は真剣に聴いていました。それぞれの支援学生が実習を通して成長している様子を知ることができました。そして、学生が体験した感動的な語りに、聴いていた教員も目頭が熱くなりました。
 
看研13
看研14
 
【2日目:4月7日】
セッションⅤ:グループワーク発表会とコンクール
二日目はあいにくの雨でしたが、多くの新入生が早起きをして勤行に参加しました。その後朝食を摂り、さっそくセッションが始まりました。新入生は支援学生のチカラを借りて発表の準備を整えました。そして、いよいよ発表です。どのグループもこれまでのセッションで得たことをスライドにまとめ、発表しました。最後はコンクールを行い、それぞれの発表に対してさまざまな賞が贈られ、2日間の頑張りをみんなで称え合いました。
 
看研15
看研16
看研17
看研18
 
この研修では、看護医療学科に入学したばかりの学生が、一つ一つのセッションでグループワークを通して学びを積み重ね、「いのちとこころ」について改めて深く考え、看護師になるために自分たちはこれからの4年間で何をすべきかということを互いに語り合いました。そして、「やさしさ」について、人にやさしくすること、人からのやさしさに気づくことを知り、支援学生からのサポートにも感謝するとともに先輩との絆も深めていました。
最後になりましたが、今回の研修に多大なるご理解とご協力を賜りました山脇先生、普賢院のみなさまに厚く御礼申し上げます。
 
看研19

看護医療学科 1年生担任団(林・林田・對中・坂﨑)

この記事をシェアする