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平成29年度離島・へき地医療体験実習 宇陀市大宇陀地区実習レポートvol.3~看護医療学科

2017年5月22日(月)

看護医療学科4回生の必修科目である「離島・へき地医療体験実習」が5月16日(火)~5月18日(木)の3日間行われ、奈良県内5か所の実習地にわかれて学生たちが参加しました。大宇陀地区での実習3日目の様子をレポートします。

 

最終日(5月18日)

大宇陀での実習も最終日を迎えました。2日間にわたりとてもハードなスケジュールで広い大宇陀の中で活動したため、多少の疲れも見えましたが、この日も朝から病院班・曽爾村班・大宇陀班に別れて元気に実習を開始しました。

 

▼大宇陀での訪問看護実習先での思い出の一コマ

 

看護 離島へき地 最終3

 

大宇陀の大熊地区を訪問しました。そちらに一人で暮らす女性は、「息子たちが隣り町に家を建てて引っ越し、自分も一緒に来るようにと言われたけれど、先祖や亡くなった夫との想い出が詰まったこの村に残る決断をした」と話されました。コミュニティバスを利用して、買い物に出かけて、自分で下ごしらえから手を加えたものを食べることが健康の秘訣、というお話でした。野菜の保存の仕方なども教わり、下宿している学生は「参考になることを教えてもらえてよかった」と喜んでいました。

 

▼最終日に訪れた大宇陀の町屋にある老舗旅館【日の出館】

離島3②

 

現在は女将が90歳を超えているため旅館は閉じていますが、大宇陀の町が活気づいていた時代の面影がうかがえる門構えや帳場に飾られた品々を目にして、学生は「見たことない物や建物の造りに感激した」と話していました。ここでは、90歳の女将を手伝って、庭木の手入れや廊下の掃除、古くなった障子の張り替えをしました。普段は、玄関や窓も閉められていて静かな旅館に、学生たちが訪れて掃除をしている様子を目にした近隣の方が、「女将に何かあってザワザワしているのでは・・」と気遣って電話を下さるというハプニングもありました(笑)そのハプニングから学生は「近所の人が周囲の人をいつも気遣っている町なんですね」という学びを得ていました。

 

▼障子の張替えを手伝う学生たちと女将さん

 

離島3③

 

▼タクシーの運転手さんも見かねて障子はりを手伝ってくださいました。

 

離島3④

 

▼日の出館の中庭をプロ顔負けの技で剪定した学生たち

 

離島3⑤

 

3日間の実習は、あっという間に過ぎて大宇陀を離れる学生は、お世話になった場所で自分たちの学びを再確認し、感謝の気持ちを伝えて帰宅の途につきました。

大宇陀ラガールでご指導いただいた内田俊子主任ケアマネージャーから、「看護を学んで知識や技術を身につけることも大切ですが、生活者としての高齢者の心の叫びを聴きとれる力をみがくことを忘れないでほしい」という言葉をいただきました。

 

▼内田俊子主任ケアマネージャー様よりお言葉をいただく学生の様子

離島3⑥

 

3日間の実習、本当にお疲れさまでした。この学びはきっと皆さんの人生を豊かにしてくれると信じています。お世話になった大宇陀の多くの方々や市立病院、曽爾村の方々に深く感謝します。

 

看護医療学科 急性期看護学 講師 大友絵利香

 

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【所属カテゴリ】畿央の学びと研究畿央大学×地域連携看護医療学科

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