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イベントレポート
2018.09.10
畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.4(ホームステイ編2)
9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加! 畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場 所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期 間:2018年9月1日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。 2018年9月2日(日)の現地オリエンテーションの後、昼食に向かいました。昼食が終わると、ホテルに戻りバスに乗り込みました。バスに揺られること約2時間。今回2週間滞在するカンタベリーに到着。ここで皆と各ホームステイ先に分かれました。 ホストファミリーとの顔合わせはかなり緊張しましたが、とても優しく応じてくれました。学校までのバスルートを確認したのち、いよいよホストファミリーのお宅へ。広いお庭に小さな小屋がある素敵なおうちでした。日本から持ってきたお土産を渡すと、とても喜んでいただけました。そして、一緒に折り紙で鶴を折りました。少々難しかったようですが、なんとか完成することができました。 そうこうしているうちに、ディナータイムになりました。その日の夕食のメニューは、スパイシーなチキンとライス、そしてサラダです。慣れないフォークとナイフでの食事はかなり時間が掛かってしまいましたが、とても美味しい食事でした。行ったことのない国での食事は味が自分に合うか不安でしたが、美味しい食事ばかりで安心しました。 まだまだうまく英語では会話できませんが、日本に帰るまでに今よりも何倍も上達できるように日々頑張りたいと思います! 人間環境デザイン学科2回生 橋本菜緒 【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 3 (ホームステイ編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 2(現地オリエンテーション編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.1 (イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)
2018.09.10
畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.3(ホームステイ編)
9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加! 畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場 所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期 間:2018年9月1日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。 こんにちは、現代教育学科2回生の國近良太郎です。今日で実際にイギリスに足を踏み入れてから2日が経ちました。今日はロンドン市内のホテルからバスで約1時間のところに位置するカンタベリーという町に移動し、いよいよ明日からは学校が始まります。 そして何より今日からはホームステイが始まりました。ホームステイ先の人はどんな人だろうとドキドキする中でホストファミリーと初めて対面した時に、向こうから「コンニチハ」と挨拶をしてくださったので、自分の中にあった緊張が少しほぐれた気がしました。しかし、挨拶の時に向こうの方が手を合わせていたので、それはタイのスタイルだと強く主張しました。その時に自分は、日本人としての自覚やアイデンティティのようなものを海外に来て初めて感じました。 また、夕食まで少し時間があったのでホームマザーやホームファザーと少し話そうと思い色々話しかけたり話しかけられたりしたのですが、ホームマザー・ファザーの話している英語が全く聞き取れなかったり、使っている単語が今まで勉強してきた英語の単語と全然違ったりしたので自分の実際の英語力のなさを痛感し、心が折れることがありました。 しかし、このイギリスでの3週間での経験が自分のこれからのきっかけになり、目標への一歩になると信じれば、これから経験していくことがより一層大きなものに感じられ、日本では感じられなかったものも感じられると思います。 ルームメイトとして一緒になった2人のイタリア人の留学生とはすぐに親しくなり、共通の趣味の話で盛り上がりました。2週間はとても充実したものになると信じています!! 現代教育学科2回生 國近良太郎 【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.2 (現地オリエンテーション編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 1(イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)
2018.09.10
畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.2(現地オリエンテーション編)
9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加! 畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場 所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期 間:2018年9月1日から20日間 内 容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。 2018年9月2日(日) こんにちは。教育学部1回生の田邉愛実です。私たちは9月1日の夕方にロンドンに着き、そのままロンドン市内のホテルに宿泊しました。 夜が明けて、9月2日。この日は、畿央大学の2年前の卒業生の西川実輝さん、ロンドン在住の田代さん、そして、その旦那さんのアラン先生(ロンドン大学の教員)がわざわざ私達の泊まっているホテルまで足を運んで、現地オリエンテーションをしてくださいました。 ホテル近くのラッセルスクエアという緑あふれる公園に行き、田代さんから、英国での生活や注意点などについて詳しく説明していただきました。 その後、アラン先生と英語で自己紹介する時間が設けられ、私達の今持っている知識を使って自分の好きなこと、学んでいることなどを伝えました。 でも、実際に話してみて思ったことは、単語や文法がある程度わかっていても、いざ話すとなった時、頭の中で組み立てることが難しく、結局文法がバラバラになってしまったり、単語が出てこなかったり、ということが頻繁にあるということです。 聞き取ることも難しく、普段のリスニングではわかるような単語も焦ってしまってうまく聞き取れないこともありました。 まぁ、そんなこんなで、アラン先生との自己紹介が終わり、全員で公園近くのパブに行き、昼食を取ることになりました。パブと聞くと日本の居酒屋さんを連想されるかもしれませんが、お酒を飲むわけではなく、食事を摂ることもできます。連れて行ってくださったパブには様々な食べ物があり、私達はみんなで分け合ってイギリス料理、“フィッシュアンドチップス”を食べました!白身魚のフライはパリパリしていてとても美味しかったです。 そして、食後はパブにて卒業生である西川さんにお話を伺うことが出来ました。西川さんは2年前に卒業して、1年間ワーキングホリデーを使ってニュージーランドで過ごされ、その後、こちらに来られたそうです。今は、シェアハウスをしながらブランドBURBERRYで働いていて、面接の時の話やなぜBURBERRYで働くことになったか、など詳しく話して頂きました。今、学んでいることだけに囚われるのではなく、外国で働くという選択もあるなぁ、といい刺激を受けることが出来ました。 そして、今日からはホームステイです! こちらは私のホストファミリーのLindaとPaulです。日本からのお土産を渡すととても喜んでくれました。これからの生活が楽しみです!!! 現代教育学科1回生 田邉愛実 【関連記事】 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol. 1 (イギリス出発編) 畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)
2018.09.06
「夏の学習キャンプ2018」を開催しました!
奈良県立野外活動センターで、1泊2日のキャンプ! こんにちは!「夏の学習キャンプ2018」統括、現代教育学科2回生の長あかりです。 学習キャンプは学習という名前ですが、ペンを手にして勉強するのではなく!様々な経験や活動を楽しみながらも、自然と学びを得ることができるキャンプです。その企画・運営は1・2回生の学生スタッフが行っています。 今年は平成30年8月16日(木)〜17日(金)に奈良県立野外活動センターにて学習キャンプを行いました。参加者の人数は例年ほど伸びなかったのですが、10人の参加者と26人の学生スタッフの合計36人で、例年よりも深い関わりができたキャンプとなりました。 今年のテーマは「colorful」! 学習キャンプを通してスタッフも含め36名それぞれの個性=色を見つけようという意味が込められています。 〈1日目〉入所式・アイスブレイク・昼食・サンセット・夕食・キャンプファイヤー 入所式で施設の使い方についての説明を受けた後はアイスブレイクを行いました。アイスブレイクでは、緊張をほぐしてお互いのことを知り、楽しめる活動をしました。 その後、昼食にお弁当を食べ、午後の活動のサンセットへ! サンセットでは班に分かれ、自然に触れたり仲を深めたりしながらお題をクリアしてビンゴを目指しました。 そして、野外炊飯!焼きそばを作りました。どの班もおいしくできました。 夕食後には、前日が雨だったためプレイホールでキャンドルサービスをおこないました! このときには、いつも学習キャンプがお世話になっている野外活動のプロ!吉藤先生のギターで歌を歌ったりゲームをしたり、そして統括・副統括のお話を聞いたりと…。 外に出ると、テーマ「カラフル」を漢字にした「彩」の火文字が… 〈2日目〉朝食・朝プロ・昼食・昼プロ・退所式 2日目は朝食前にテーマソングを歌い元気よく始まりました! 朝食後は朝プロで昼食の食材をかけて様々なゲームをしました。朝からかなり盛り上がり、さらに仲も深まりました。 昼食は朝プロで勝ち取った食材を使って野外炊飯です。オクラ入りのハヤシライス、トマト入りのシチュー、ナス入りのカレーと面白い組み合わせになりましたが、意外とおいしい!? 加えて、1日目の野外炊飯で作って冷やしていたカラフルゼリーも映え、おいしくいただきました。 お腹がいっぱいになったあとは、最後の企画、昼プロ! 前半は紙でステンドグラスを作りました。完成した作品を太陽にかざすと… 後半は腰につけた風船の数でバトル! 最後に全力で走りまわって楽しくすべての企画が終わりました。 全ての企画を終えた後は退所式で2日間の活動を振り返るムービーをみんなで見ました。 そして!!1日目のサンセットのお題で参加者の皆さんに押してもらった手形が… こうなりました! 参加者皆さんの手形と活動の様子をカラフルに詰め込んだパネルの完成です。2日間を通して、自分の色を見つけることはできたでしょうか? 最後になりましたが、学習キャンプに参加していただいた皆さん、2日間ありがとうございました。また、学習キャンプのために協力していただいた先生方、学生支援センターの職員の方々、施設の方々にも本当にお世話になりました。たくさんの方々のおかげで学習キャンプを行うことができているのだと統括をさせていただいて強く感じることができました。そして、約3カ月間準備をしてきた26名のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 参加者の皆さんもスタッフも、学習キャンプで感じたことや学んだことをこれからにつなげていってください。これからの学習キャンプもよろしくお願いします。 夏の学習キャンプ実行委員会 統括 現代教育学科2回生 長あかり 【関連記事】 夏の学習キャンプ2017 in 国立曽爾青少年自然の家 レポート! 夏の学習キャンプ2016 in 吐山 レポート! 畿友会主催「冬の学習キャンプ2015」を開催しました!
2018.08.27
看護医療学科 海外インターンシップ2018 in オーストラリア 現地レポートvol.4(教員総括)
護医療学科の海外インターンシップは、2回生2名が参加して、2018年8月18日(土)~26日(月)までオーストラリアで行われています。 海外インターンシップの目的はオーストラリアの文化に触れ、海外での医療に関する事情や課題を知ることで日本の医療に関する事情や課題と比較することです。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。 最終日を迎え、全行程を振り返り、教員から総括(現地リポートvol.4)が届きました! 8日目:8月25日(土)・9日目:26日(日) 担当教員まとめ この日は、いよいよ最終日です。2人の学生は、ラトローブ大学のバディとともに市内をショッピングしたり、図書館や動物園に行ったりしました。 ▲メルボルン動物園 道中の学生との会話で、来年3月に日本の大学に留学するので、また日本で会おうと話をしたり、お互いの2回生の大学生活の会話をしたりすることで、渡航時よりかなり英語力が上達していました。 ▲メルボルン美術館 今回は、2回生2人という最少人数での渡航であったため、1人の担う責任や役割分担が多くなりましたが、最後までよく頑張りました。また、グループダイナミクスこそは発揮できなかったかもしれませんが、その分、異国ならではの個人の責任を遂行することの必要性や少ないマンパワーをいかに最大限に発揮するのか、その実際を学んできました。 ▲ナーシングホームでJulie氏に質問する学生 国内では、なかなか英語に触れる機会がなく会話を楽しむということまではできませんが、初日から自らホテルのデスクに移動手段を確認し、施設見学では質問は必ず英語で1つ以上行うという課題をクリアしていました。 また、海外インターンシップの目標だけでなく、現地の大学生との交流も、英語で畿央大学や日本を紹介するだけではなく、おりがみを持参して折り鶴を教えたり、オフの時間を活用してバディにはできるだけ英語で話すことにトライしたりしていて、この9日間でかなり英語のコミュニケーションスキルが上達していました。オーストラリアでは、18歳で飲酒が可能ですが、日本の法律との違いを学修していました。 今回は、偶然にも日本で英語教師をされていた方が日本語クラスの弁論大会の原稿の指導に参加されていて、英会話の発音や英語でのプレゼンにトライする姿勢に感激され、学生の参加姿勢をほめていただいことは、2人の学生にとっても自信につながったと考えます。 帰国時には、香港でのトランジット時に台風の影響でトラブルがあり、5時間遅れて離陸しましたが、無事に関空には18時頃到着し帰路へ向かいました。 この学びを今後の学習につなげていくことを期待しています。 なお、Julie.Pさんは2019年7月に来日し、講演予定です。 AIPEACSのHPはコチラ! 看護医療学科 教授 山崎尚美 講師 對中百合 【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.1 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.3
2018.08.27
看護医療学科 海外インターンシップ2018 in オーストラリア 現地レポートvol.3
看護医療学科の海外インターンシップは、2回生2名が参加して、2018年8月18日(土)~26日(月)までオーストラリアで行われています。 海外インターンシップの目的はオーストラリアの文化に触れ、海外での医療に関する事情や課題を知ることで日本の医療に関する事情や課題と比較することです。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。 今回は、6~7日目の活動報告です! 6日目:8月23日(木) Bundoora Extended Care Centre(BECC)&Austin Hospital見学 午前中は、BECCを訪れました。Geriatric assessment 2病棟とGeriatric psychiatric 1病棟、Nursing Homeが並ぶ広大な敷地にある施設です。また、特徴の一つとして病棟はMelbourne Hospital とNorthern Hospitalという公的および私立の医療機関の両方が一つの施設を構成しています。病棟それぞれに役割があり、対象者が自宅へ帰ることができるように支援していました。 Standing Hoistというベッドから椅子へと移動するときに使い、対象者が持っている力を生かすことができるとともに、これを使用することで、看護師の負担を軽くすることができると学びました。 Geriatric psychiatric 病棟では、精神看護を実施していました。対象者の部屋は、個室になっていますが、身体を拘束するような柵などはありません。ただ対象者の安全を考え、病室の扉は半分が解放できる構造になっていました。 病棟の外には、バス停などがあり認知症の対象者が家に帰りたいと訴えた時、否定するのではなく、このバス停でバスを待ちながら、話を聞くといったサポートがなされていました。 その後、敷地内にあるナーシングホームに行きました。ここは認知症の方がリロケーションダメージを受けないようにホーム内見学はできなかったのですが、対象者が自分らしく生活できるようにチームでサポートしているそうです。 午後は、Austin Hospitalを訪れました。 その中にある緩和ケア病棟を見学しました。Olivia Newton-John氏の寄付により約5年前に新しくなった病棟であり、病棟の名前は乳がんで死亡した彼女の母親の名前にちなんでつけられています。38床のうち31床が稼働中でした。病棟や病室の環境、各部屋(各宗教に必要な物品が準備されたリフレクションルームや窓の開閉が可能な部屋、ファミリールームなど)の特徴、ウエルネスセンターという家族を含めたスピリチャルなケアも含めて代替療法が行われている施設がありました。 対象者にとって、入浴は生活の一部であるとともに、リラクゼーションや気分転換の意味をもちます。したがって、気持ちよく入浴出来る機器など工夫されていました。実習に行ったときに、その病院では立ったままシャワーを浴びていたので、足をきれいに洗うことが難しいのではないかと思っていました。しかし、このような構造であればそれらの問題を解決し、必要であれば同時にマッサージなどのセラピーを行うことができると知って、画期的だと思いました。 また、入院している対象者だけではなく、家族も対象とした看護を目標にしているため、家族と過ごせる工夫が多くなされていました。日本と比較して、Day roomやrelax room が充実していました。いつも同じ病室にいるのではなく、環境を少しでも変えることで、入院中でも生活の中での変化があれば対象者にとってよい気分転換になるだろうなと感じました。そして、ベランダには鍵が掛かっておらず、外部の風を感じ、綺麗な景色を自由に見ることができます。 さらに、家族へのケアとして、ウエルネスセンターというところで、対象者を亡くした家族に対するケアとしてピアサポートグルーブのケアやボランティアの教育も実施されていました。 また、がんと告知された患者と家族のための情報提供としてインフォメーションブースがあり、がんと告知された子どもに対するサポートなど、様々なことに関する資料がありました。 さらに、上の写真のように多民族に対応した24言語のリーフレットも準備してあり、緩和ケアやがんの種類別な医学的知識についての説明を受けられるように工夫されていたり、言葉による壁(障壁)が緩和される工夫をしていました。日本に住んでいる外国人は国民の1%程度と言われていますが、これからは増加していく傾向にあり、医療においてもこのような言語のよる障壁を緩和する工夫が必要だと思いました。 これらの施設や病院の見学によって、メルボルンの高齢者ケアと緩和ケアの実際について具体的に学ぶことが出来ました。 7日目:8月24日(金) Julie Paul氏からの講義 Ms. Julie. P氏 による講義を受けました。オーストラリアの医療制度、Palliative Care、Communicationの3つのトピックスについて学ぶことができました。 Australiaの医療制度はMedicareが基盤となっているが、民間の保険に加入しなければ罰金が課せられるなど、これらの情報を十分に理解できていないと、複雑な仕組みだと感じました。このことから、看護師を含む医療従事者が対象者に正しい知識を十分に提供できるように、制度についての知識を身に付ける必要があると学びました。 Palliative Care については、この講義を受けるまではEnd of life Careとの明確な違いがわからなかったので、Palliative Care を行うということは死に直結していると思っていました。しかし、Palliative Care はQOLに焦点を当てており、必ずしも死に直結しているわけではないことを知りました。さらに医療の現場では、対象者に緩和ケアを行いましょうというと、対象者は死を連想してしまう可能性があるとわかりました。このことから、Palliative Care とは何かについて、医療従事者がしっかりと理解をしたうえで、対象者やその家族に説明することはとても大事なことであると学びました。 Communication については、実践における質問の仕方や、どこに観点をおいてコミュニケーションを取ればよいのかを学ぶことができました。実際に実践してみて、カードや質問シートを用いて、会話のきっかけをつくり、その答えが何かに関係なく、対象者の思いに寄り添ってコミュニケーションをとることが大切であるとわかりました。また、質問の仕方については、閉じられた質問ではなく、開かれた質問で、さらに答えの範囲が広すぎないように質問する必要があると、わかりました。実際にロールプレイングをしてみると、開かれた質問であっても答えの範囲が広すぎると、答えにくいことを学びました。 これらの内容は、私たちが大学でまだ学んでいないことも含まれていたので、とても難しく、量も多かったですが、とても興味深い内容であり、break time があったので気分転換ができて最後まで集中して聴くことができました。 Ms. Julie. P氏の講義が終了したあと、La Trobe大学の学生と夕食に行きました。夜景はとてもきれいでした。学習とともに、充実した時間を過ごせました。 看護医療学科講師 對中百合 看護医療学科2回生 中道稚加 【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.1 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地レポートvol.2
2018.08.26
第16回畿央祭実行委員Blog vol.15~模擬部署の夏休み活動報告!
こんにちは!!第16回畿央祭実行委員の模擬部署です。 模擬部署は夏休みの活動は一度もありませんが、その分、畿央祭当日や前日にたっくさん仕事をします!!! 例えば、前日から当日、翌日においてテントの組み立て、片付けなどがあり、他には出店者の備品配布、各部署のサポートなどがあります。また今年からは、畿央祭が安全に、そして楽しく行えるように警備係として学内外を巡回する仕事も加わりました。 ▼実行委員が準備している様子は1分でわかる畿央大学ムービーでも確認できます! 「模擬部署があって助かったわ~」などといわれるようにみんなで一致団結して、頑張っていきたいと思います! ▲去年の模擬部署の集合写真 第16回畿央祭実行委員 模擬部署長 現代教育学科2回生 冨永 雄太 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2018.08.25
第16回畿央祭実行委員Blog vol.14~舞台部署の夏休み活動報告!
こんにちは〜〜!!第16回畿央祭実行委員の舞台部署です。 今年の舞台部署について紹介していきます!! 毎年各部署の中で1番人数が多い部署で、今年も59人ととても多い部署です!!私たち部署長としては、みんなの顔と名前が出来るだけ早く覚えられるといいなあと思っています。 去年は雨で納得のいく舞台ステージが作れず終わってしまったので、今年はみんなの思い出に残る最高のステージを59人全員で作り上げたいと思います。 そして夏休みには、野外ステージに飾られるバックパネル作成を行います!1回生にお願いして、今年のテーマである『掌』を元にデザインしてもらい、みんなの思いを込めたパネルを舞台部署全員で作り上げます!! ▼去年のテーマ「虹」のバックパネル 畿央祭当日野外ステージのバックパネル楽しみにしていてくださいね〜〜♪ 第16回畿央祭実行委員 舞台部署長 健康栄養学科2回生 井上 菜々子 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2018.08.24
第16回畿央祭実行委員Blog vol.13~学内企画部署の夏休み活動報告!
こんにちは!!第16回畿央祭実行委員の学内企画部署です。 いよいよ夏休みの活動が始まりました。今年のお化け屋敷のテーマは『和風』!! 今はわら人形やお墓、お札など、お化け屋敷で使う小道具を作ったりしています。 ▼休憩中の様子 みんな楽しそう♪ 学内企画は毎年、夏休みから学園祭の前日ギリギリまで準備に追われる忙しい部署ですが、みんなでより良いお化け屋敷を作ろうと一致団結し、役割分担をしながら作業を進めています。 お化け屋敷は、 1日目 10:00〜16:00 2日目 10:00〜15:30 で行っています。 混み合うことが予想されますので、午前中に来ていただくのがオススメです☆ ▼以前のお化け屋敷の様子 ぜひ今年も学内企画のお化け屋敷に来てください!よろしくお願いします!! 第16回畿央祭実行委員 学内企画部署長 現代教育学科2回生 仲井 遥香 健康栄養学科2回生 山中 理緒 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
2018.08.23
第16回畿央祭実行委員Blog vol.12 広報部署活動報告2
いよいよ、畿央祭のパンフレット作成が始まりました! ▲パンフレット作成の様子 キャンパスマップやスケジュール表を作ったり、畿央祭で行われる様々なイベントの紹介文を考えたりして、最終的に1冊のパンフレットに仕上げていきます。 デザインやページ配分など毎年調整が必要で、大変な部分はたくさんありますが、畿央祭に来てくださった方々に、素敵で見やすい冊子を渡せるように、広報部署みんなで頑張っています!!楽しみにしていて下さい♪ また、パンフとは別で、大学HPに第16回畿央祭『掌』特設ページが開設されており、新聞折り込み用のチラシも完成間近です!!畿央祭の詳しい情報がギュっと詰まっているので、学園祭をさらに楽しんでいただくためにも、事前にぜひチェックしてきてくださいね!! 第16回畿央祭実行委員 広報部署長 健康栄養学科2回生 植林由里子 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!
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