2019.02.19

畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.2~出発編!その2

2019年2月16日(土)から3月7日(木)にかけて、1・2回生あわせて17名の畿央生がカナダのヴィクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第2弾をお届けします!     こんにちは。健康科学部人間環境デザイン学科1回生の山田向日葵です。出発の時、どのように過ごしていたかをお話ししたいと思います!   伊丹から羽田についてから2時間くらい自由行動があったので、夜ご飯とドリンクを買ったりしてくつろいでいました。飛行機内では、新作の映画を見たり音楽を聴いたりして楽しみました。     バンクーバーに着いてフェリー乗り場まで移動した後、時間があったので自由行動になり、近くのスーパーマーケットで過ごしました。お腹がすいていたので、マフィンのようなものを食べました。珍しいものばかりで、何もかもが可愛く見えました。自分たちの乗るフェリーが思っていたより大きかったので、とてもびっくりしました。     無事にヴィクトリアに着き、3つのグループに分かれてホームステイ先へ。 私はそのグループ内で一番先にホームステイ先に到着しました。ホストファミリーが外をちらちらと見ていてくれたみたいで、到着するとすぐに出迎えてくれました。とても親切にしてくれるファミリーで、安心しました!   入国審査やホームステイ先との顔合わせなど、緊張ばかりしていた出発でした。   人間環境デザイン学科1回生 山田向日葵   【関連記事】 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.1~出発編!

2019.02.19

韓国の認知症安心センター・認知症カフェ視察と講演レポート~看護医療学科教員

大邱保健大学病院、イソン病院・仁川市西部認知症安心センター・認知症カフェ視察と 看護医療学科教員 大邱保健大学での招聘講演!   2019年2月11日(月)~13日(水)に韓国の東大邱、大邱、仁川市内の認知症安心センター・認知症カフェを訪問しました。   日本は65歳以上の高齢者が全人口に占める割合である高齢化率が1970年に7%、1994年に14%、2007年に21%を超える超高齢社会となっています。韓国は2012年には12.0%から18年には14.3%へ上昇しています。7%から14%となる倍化年数は、日本24年、韓国18年ですが、14%から21%となる年数は、日本は12年ででしたが、韓国は高齢化への速度が速く8年と推定されています。そのため現在の韓国では、日本をはじめとする多くの国の施策を参考にしながら高齢者医療・福祉に対する様々な施策が創設、実施されています。   ▲イソン病院の玄関に到着   2月12日(火) に訪問したイソン療養病院(蔚山市)は回復期リハビリテーションを中心とした423床の病院で、回復期リハビリテーション病棟と療養病院には珍しくホスピス病棟や集中ケアユニットのある病院です。初めにソンドクヒョン病院長から韓国の医療の現状やイソン病院の概要についての説明を受けました。通訳は、病棟で勤務する国際交流チームの日本の准看護師の高橋さんでした。病院内はイ・ジョンファ経営院長や看護部長が案内してくださいました。病棟は床暖房(Ondolu)があり、広い窓、ヨーロッパ調の豪華な椅子などの設備が特徴的でした。また、高齢者にとって「食べる」ことを助けるために毎日、歯科診療を行っており食事への援助を重要視していること、4無(臭いのない、転倒予防、褥瘡予防、身体高速予防)・2脱(脱おむつや脱ベッド)という高齢者の尊厳のある生活を重視した理念を掲げていました。また、理念を具現化するために職員の福利・厚生へも力をいれていると説明されていました。 今後は高齢化や認知症支援に向けた支援(コミュニティーケア)を展開していくとのことでした。   ▲イソン病院(蔚山市)での院内説明   午後は大邱保健大学で、山崎教授が「日本の認知症施策について -奈良県北葛城郡広陵町の紹介-」というテーマで講演されました。日本における認知症の変遷や認知症ケアの現状と課題、地域コミュニティにおける認知症ケアのあり方、奈良県における認知症施策の事例紹介、特に畿央大学との共同・連携などについて講義されました。金大学総長や李教授、看護学部や福祉学部の教員、事務長が参加されており、日本の訪問看護システムや技能実習生の教育についての質問が多数ありました。さらに日韓での共同研究の提案をし、ミイン・金大学総長をはじめとする李教授らが共同研究に参画することを確認しました。   ▲大邱保健大学での講演     その後、大邱医療大学病院を見学しました。ミユング院長はじめ、整形の医師は昨年、山崎教授のコーディネートで日本の病院や施設の視察に来られていたので、再会されて話がはずんでいました。病院では、リハビリの病棟が理学療法や作業療法など病棟がいくつかに分かれていました。現在は入院や外来を対象にしているとのことでしたが、日本で訪問リハビリのことを聞き、今後は病院でも行っていきたいとのことでした。   ▲大邱保健大学病院での挨拶   3日目の2月13日(水)は、仁川市西区認知症安心センター及び認知症カフェの訪問をしました。 認知症安心センターは、相談、検査、家族支援、認知症啓発などを行っており、公立であるため利用料は無料で、食費のみの負担で毎日利用できるとのことでした。デイサービス施設の1階には認知症カフェがあり、65歳以上は無料で利用できるとのことで、何人かの利用がありました。運営は精神科の看護師が中心となり、25人前後のボランティアによってされています。韓国は、教育面でも国民生活でもボランティアをすることが推奨されており、就職や進学などのポイントとなるので、皆熱心なのだということでした。   ▲大邱保健大学病院および認知症カフェ   韓国は、高齢者を敬う儒教の思想がありますが、急激な高齢化で高齢者や認知症対策が急務に行われている現状が今回の訪問で理解できました。日本で暮らす韓国の人や日本を訪問する韓国の人は多くなると考えられるので、韓国の医療や福祉の実際、さらに文化や生活の実際を知ることは必要であると考えます。   看護医療学科准教授 南部登志江   【関連記事】 「第5回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」を開催しました~看護医療学科 「第2回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」開催~看護医療学科 「第1回大韓老人療養病院協会主催研修」が開催されました~看護医療学科

2019.02.18

畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ) 現地リポートvol.1~出発編!

毎年この時期に行われる、短期語学留学(春期)が始まります。行き先はカナダのヴィクトリア。西海岸の静かな街です。2019年2月16日(土)から3月7日(木)までの20日間の語学研修プログラムです。       昨年10月に募集を開始した参加者は17名。これまで5回のオリエンテーションを重ね、現地での生活(特に安全について)やホームステイ先でのマナー、緊急時の対応や現地で必要な英語表現などについて学んできました。日本で学んだことを現地で実際に使ってみる経験がこれから始まります。 これから2週間の語学研修と5日間の自由時間について参加者から順次レポートしてもらいます。   現代教育学科 准教授 竹下幸男     【学生からのレポート:出発編】 健康科学部理学療法学科1回生の近藤隆世です。 初日の空港での様子や、バンクーバーからヴィクトリアまでのフェリーでの様子を報告します。       伊丹空港から羽田空港に到着後、次のフライトまで時間があったので、空港で軽く夜ごはんを食べました。食べ終わった後は英語での自己紹介を考えたり、ホストファミリーに対する質問(洗濯を週に何回するか など)を事前にまとめたりしました。 理学療法学科からの参加が私だけだったので知っている人がいませんでしたが、他の学部の人にたくさん話しかけてもらえたので嬉しかったです。英語の知識も共有することができ、良い時間を過ごすことができました。   バンクーバー空港から車でフェリーターミナルへ行き、フェリーの乗船時間までフェリーターミナルにあるマーケットで時間を過ごしました。軽食やお土産が充実していたので、ぜひ訪れてもらいたいです。     バンクーバーからヴィクトリアまではフェリーで一時間半ほどですが、寒い中デッキに出て楽しみました。天気が曇りだったのが少し残念でしたが、またヴィクトリアからバンクーバーまで乗る機会があるので、その時は晴れるといいなと思います。とても大きなフェリーで、中にはカフェやギフトショップもあるのであっという間に時間が過ぎていきました。     不安な気持ちが大きいですが、ホストファミリーと楽しく過ごして、英語もたくさん話したいと思います!   理学療法学科1回生 近藤隆世   【関連記事】  ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから! ●過去のカナダ短期語学留学の記事はコチラから!

2019.02.18

英語スピーキング力向上力事業「レアジョブチャレンジ」インタビュー編その1~現代教育学科

こんにちは、現代教育学科4回生の刀谷直樹(レアジョブチャレンジ学生サポーター)です。   平成31年2月8日(金)、オンライン英会話を活用した英語スピーキング力向上事業、通称「レアジョブチャレンジ!」の参加者に個別インタビューを実施しました。その内容について報告させていただきます。   このプロジェクトは、2018年度畿央大学教育改革事業として大学からの支援を受けて行われており、教育学部現代教育学科の中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)の取得を希望している1回生から3回生の学生を対象に、オンライン英会話を使って英語スピーキング力の向上をめざすというものです。参加する学生は12月中旬からの3ヶ月間、毎日25分、英語講師とマンツーマンで株式会社レアジョブが提供するオンライン英会話を行います。   過去にも関連記事をブログ投稿させていただいていますので、是非ご覧ください!   今回、インタビューに答えてくれたのは、現代教育学科2回生の矢野昌輝君です!矢野君は、小学校の先生をめざしながら、中高英語の教員免許取得もめざしているそうです。   ▲緊張した面持ちで、先生からのコールを待つ矢野君。   ▲レッスン受講中の様子。教材の内容について、先生と意見交換をしています。この日は、初めての先生で、少し緊張した様子です。   レッスンを受講した後、レアジョブや英語学習についての質問に答えてもらいました!(以下、矢野君へのインタビューを元に、刀谷がまとめさせていただきました。)   Q1:毎日続けるために、どんな工夫をしていますか?(時間、場所、先生など)   大学の授業やアルバイトなど、予定が多い日でも、早朝や夜遅くのレッスンを受けています。集中してレッスンを受けられるよう、自分の部屋で受講しています。出来るだけ、お気に入りの先生のレッスンを受けられるようにしています。意見を聞きつつ、先生のことや文化も教えてくれて、英語だけでなく他のことも共有し合えるような先生がお気に入りです。英語で聞いても笑える時があり、そんな話ができる先生が理想的です。何回か同じ先生でレッスンを受けていると、親しくなり、話しやすくて、レッスンも楽しくなってきます。   Q2:教材は何を使っていますか?   普段使うことができる表現を学べる実用英会話教材や、日常英会話教材を主に使っています。先日、カリキュラムが区切りの良いところまで終了したので、ニュースを題材とした教材に変えて、試行錯誤しています。   Q3:レッスンで意識していることはなんですか?   とにかく楽しもうという気持ちで、積極的に自分から話す姿勢を大切にしています。出来るだけ話そう、と思っています。英語の技能に関しては、伝えることを大切にしています。はじめは、多少間違っていても、とにかく伝えようと思っていましたが、2週間ぐらい受講してからは、「出来るだけ正確に伝えられるようになろう」と意識しています。英検の面接や教師になることを見据えて、正しい英語が大事だと考えています。   Q4:レッスンを通して気づいたことはありますか?   ライティングの時には間違えないこと(例えば、三単現のsが抜けてしまうこと)が、スピーキングでは間違えてしまうことに気づきました。はじめは、指摘されてから誤りに気づいていましたが、2ヶ月ほどレッスンを受けてきて、自分で間違いに気づくようになってきました。   Q5:大学での学びとのつながりについて、教えてください。   英語で上手く表現できない場合にも、言い換えやジェスチャーによって、自分の考えや気持ちが伝わると実感しました。また、レアジョブを通して英語力が向上し、大学の授業中に先生が話す英語を聞き取る力が伸びたと実感しています。大学の授業とレアジョブを通して、英語だけでなく、異文化尊重の大切さを学びました。   Q6:レアジョブチャレンジから、教師として活かせることはありますか?   ただ教材に沿って教えるのではないということ、教師自身がコミュニケーション能力を持つことで、学習者のモチベーションの維持向上ができることなど、レアジョブを通して学んだことを活かしていきたいです。   Q7:英語学習における課題や葛藤は、どんなことですか?   出来るだけ正しい発音で話すように心がけていますが、なかなか上手く発音できないことです。自分で意識せずとも、英語の強弱のリズムが話している時に作れるようになりたいです。また、語彙不足を痛感しているため、語彙力を強化していきたいです。   Q8:今後の目標について、教えてください。   3回生終了までに、英検準1級に合格したいです。3ヶ月間、ほぼ毎日英語に触れることで、スピーキング力やリスニング力が伸びたと実感しています。レアジョブチャレンジが終わっても、何らかの形で毎日、英語に触れる機会を作り続けていきたいです。 そして、小学校の先生になるために、中高英語の教員免許も取得し、教員採用試験に合格したいです。大学の授業や採用試験の勉強を、これからも頑張りたいです。     インタビューを通して、「教師になりたい!」「英語力を向上させたい!」という強い想いが、矢野君から伝わってきました。一方で、英語力の伸び悩みや、中高英語の教員免許を取得するための授業数の多さ、モチベーションの維持など、大変だと感じていることも話してくれました。   矢野君が話してくれた「英語だけでなく」「ただ教材に沿って教えるのではない」といったキーワードは、これからの英語教育に重要な観点だと思います。私は、英語教育分野で卒業研究を行いましたが、「英語を教える」だけでなく「豊かな内容面を扱う深い学びができる英語の授業」に取り組んでいきたいと考えています。インタビューを通して、私も大きな刺激をもらうことができました。   矢野君には、これまでの、そしてこれからの、レアジョブチャレンジや大学での学びを活かして、素敵な小学校教員になってほしいです!   現代教育学科4回生 刀谷直樹   【関連記事】 英語スピーキング力向上事業「レアジョブチャレンジ」中間報告会レポート~現代教育学科 英語スピーキング力向上事業「レアジョブチャレンジ」事前説明会レポート~現代教育学科

2019.02.13

「周産期災害演習」を実施!~助産学専攻科

災害が起こったとき、助産師としてどうするだろう、どうあるべきだろうと、日々思うことを行動にどのようにつなげるかの演習をするために、今年度はカリキュラムを見直しました。   丁度タイミングよく、2019年1月に大阪助産師職能委員会主催の周産期災害研修「災害発生時に備えて」に参加させていただく機会があり、学んだことを演習に取り入れました。さらにタイミングよく、全国助産師教育協議会の助産師教育ファーストステージ研修でベルランド看護助産大学校助産科の菅野先生が当専攻科に来られていたため、同校で講義されている災害演習について、2019年2月1日(金)に講義していただきました。       二段階に場面を設定して助産師としての役割について考え、ロールプレイをしました。   演習1.勤務時間帯に震度7の地震発生!  第一段階は、「自分が勤務中に地震が発生したらどうする?」をテーマに8人の学生がそれぞれチームの役割に扮して初期行動についてディスカッションし、ロールプレイしました。   ▼チームの動きをみんなでディスカッション!メンバーはリーダに現状報告!   演習2.避難所で陣痛が始まった産婦さんが・・・避難所で助産師は私一人! 第二段階は、「避難所で陣痛が始まった産婦さんがいます。助産師は私一人。さあどうする!」をテーマに菅野先生に講義を進めていただきました。     ▼避難所にあるもので分娩にどう対応する?!   ▼みんな各々何ができる? 力を合わせて! 新しい命の誕生のために!   避難所で産婦さんに対応する「助産師の私」の学生は、真剣そのもの!産婦さんが不安にならないよう声掛けや環境づくり、市民の協力者との連携をする姿は、優しさとたくましさのオーラを放って頼もしかったです。赤ちゃんが生まれた瞬間は、自然に「おめでとうございます!」の拍手が飛び交っていました。産婦さんと新しい命の誕生のために必死に知恵を絞って、行動につなげていくことができ、実習で培ってきた力がこんなところに発揮されるのだと感動しました。   ▲災害時用 新生児避難具レスキューママ。大人の搬送にはシーツを使用して体験しました。   日ごろ何となく感じていることを実際に自分がどう行動することができるか、具体的に意識することが、いかに重要であるかを体験し学ぶことができました。 この演習を導き出すことができる機会をいただきました助産師職能委員会、菅野先生に感謝いたします。   助産学専攻科講師 上原麻利     【関連記事】 熟練助産師による分娩介助の特別講演!~助産学専攻科 フリースタイル分娩を学びました!~助産学専攻科  ベビーマッサージ・マタニティヨガを体験!~助産学専攻科

2019.02.12

平成30年度 第4回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同で運営している「金曜日カフェ〜つどい〜」で「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」(認知症カフェ)が2019年2月8日(金)開催されました。「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は、御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同して行っているものです。   午前中は認知症についての話で、認知症サポーター養成講座です。午後は「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場を設けています。 この日の午前中のサポーター養成講義には、地域の方8名、地域のボランティアの方2名、畿央大学老年看護学教員5名、御所市地域包括支援センター職員2名、愛知県立看護大学の老年看護学教員4名の合計21名が参加して行われました。愛知県立大学の教員の方は、認知症カフェについての研修や講演会をしており、御所カフェを見学に来られました。   <午前の部> 午前の部では畿央大学の島岡講師による認知症に関する講義です。テーマは「山地部における認知症カフェ取り組みの紹介」で、奈良県のT地域で行っているカフェの紹介や課題を話されました。T地域での認知症カフェは、島岡科研による研究の一環で老年看護学教員の実家を提供してもらい開催されており、2018年度は4回開催されました。 T地域ではカフェを行うことで、①認知症に対して関心を持つ人が増えた②地域の人たちで声を掛けあう機会が増えた③地域のサービスを知るきっかけとなった、そして何より④笑顔が増えたなどの効果があったということでした。地域の方からは、今後も続けてほしいとの要望が多いそうです。しかし、資金や人材の確保、地域の人が主体的に取り組む方策などの今後の課題もあるということでした。     2部では、松原講師によるフラダンスを行いました。まずラジオ体操をして体の緊張をほぐした後、フラダンスを踊りました。衣装である広がったスカートやレイ、髪飾りなどをつけると皆さんがかわいく華やかになりました。お互い「似合うね」「かわいいね」と笑顔が溢れました。DVDのゆっくりした歌とリズムに合わせて踊ると、最初は緊張していた方も笑顔になって踊っていました。「楽しいね」「暑いくらいやね」などの言葉が聞かれ、脳活となったようです。     <午後の部> 午後の部は、「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている人、地域の人、ケマネージャーや介護福祉士、地域包括支援員、畿央大学老年看護学教員など合計13人が集まって話をしました。 今日は若年性認知症のご主人と介護されている奥さんの参加があり、現在の症状や生活、困っていることなどそれぞれの思いについて話をされました。それについて専門職のケアマネや地域包括、介護経験者、教員などが一緒に解決の方法を話し合いました。奥さんは「そのような相談場所もあるんですね」「自分のかかわり方も影響していたことがわかりました」と言われ、お二人とも表情が柔らかくなって帰られました。認知症の方の背景や現在の状態も多様で、どのかかわり方が良いのかすぐには答えの出にくいこともあるため、専門職の多様なアドバイスは参考になると思います。また、じっくりと話を聞いてもらう事も安心につながります。     2018年度の「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は今回で終わりです。   2019年度 第1回目は4月12日(金)です。詳しい日程は大学のホームページに掲載予定です。ご都合のつく日がありましたら、皆様ご参加ください。                           看護医療学科准教授 南部登志江   【関連記事】 平成30年度第4回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 平成30年度第3回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科

2019.02.12

ダンス部同窓会「Afro-izm Realpolitic」を開催しました!

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 今回は、ダンス部の同窓会レポートをお届けします!   ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)     Afro-izm Republic(アフロイズムリパブリック)9期副代表のみーこです。 2019年2月3日(日)、ダンス部Afro-izm Republicの同窓会「Afro-izm Realpolitic」(アフロイズムリアルポリテック)を心斎橋VARONにて開催しました! 卒業生36人に加えて、在学生や一緒にダンスをしてきた仲間の参加もあり、先輩や後輩を交えて和気あいあいとした懐かしさ溢れる楽しい時間となりました。     ダンスショーケースはもちろんのこと、ジェスチャーゲームや風船割りといったゲーム企画、お題付きのダンスバトルトーナメントなどチーム対抗戦で行い、笑顔あり涙ありの大盛り上がりでした。最後には抽選会で豪華賞品をかけてクジ引きをするなど、思い出に残る出来事がたくさんでした。     その後の二次会では、最高の仲間たちと最高のご飯とお酒を堪能しながら学生時代の思い出話、仕事や勉強、人生相談、そして結婚の話など近況報告をし合いました。この数年での、たくさんの変化を感じ感動しました。   社会に出ると大学時代のダンス仲間とは会える機会が少なくなります。この一日は、学生時代に戻ったような、青春時代を思い出す最高の時間でした。卒業してからも一年に一度、このように集まって顔を合わせて学生時代を思い出して今の自分の近況を話し出来ることは本当に幸せなことだと思います。 毎年、このように集まり同じ時間を楽しみ、たくさん笑い合いたいです!     最後に、このような同総会の開催を支援してくださる畿桜会に感謝申し上げます。ありがとうございました。   Afro-izm Republic 9期副代表 理学療法学科10期生 青木美紗子(みーこ)

2019.02.07

大学オリジナルグッズの販売を始めました!

畿央大学では、昨年秋に在学生アンケートを行い、出てきた学生の意見を参考にして、『畿央大学オリジナルグッズ』を作成しました。このたび、商品が完成し、学生食堂地下の売店(ヤマザキYショップ)で販売することになりました。   第1弾として販売するのは、5アイテム!! 「ボールペン(赤・黒)@140」と「シャープペンシル(シルバー・バイオレット)@430」と「クリアファイル@80」です。 全てのアイテムに、「KIO UNIVERSITY」名入れがされています。     ボールペンは三菱鉛筆の「ジェットストリーム0.5mm」で、普段使いはもちろん、履歴書等の細かい書類の記入などにも使いやすい芯径です。 シャープペンシルは三菱鉛筆の「クルトガ0.5mm」で、芯が回って尖り続けるのが人気の商品です。 「クリアファイル」はA4サイズ、本学のシンボルでもある時計塔をデザインした畿央大学オリジナルアイテムで、オープンキャンパスでも配布する予定です。 一般の方でも購入できますので、大学オリジナルグッズをゲットしてみてくださいね。     また、グッズ第2弾として、4月以降に畿央大学ロゴ入りバインダー(クリップファイル)を販売開始する予定です。実習や演習等にも活用できる便利な商品です。お楽しみに!

2019.02.05

冬木特任准教授らの光分解反応に関する洋書が出版されました~教育学習基盤センター

2019年2月、教育学習基盤センターの冬木正紀特任准教授らが執筆した光分解反応の基礎と応用に関する洋書「Photodegradation: Mechanisms and Applications」が米国Nova Science Publishers社より出版されました。     冬木特任准教授からのコメント 今回出版された本は、人類社会そして地球環境に大きな影響を与えている化学反応、特に光による物質の分解反応のメカニズムと応用例を解説した本です。 私が執筆しました第3章「Photodegradation Mechanism of Cyanine Dyes」では、我々の身の回りのあらゆるものに色を付けている物質である色素の光分解反応について解説しています。例えば、CD等の記録媒体へのデータ書き込みや腫瘍の光治療などについて説明してします。 また、章の後半では近年私が発見した色素の多光子分解反応、すなわち光分解の効率が光の強さの4乗に比例する現象のメカニズムと応用について解説しています。   今回の書籍は本学の図書館に寄贈されています。またAmazonでも販売されています。是非一度手にとってご覧下さい。   【関連リンク】 教育学習基盤センター

2019.02.04

英語スピーキング力向上事業「レアジョブチャレンジ」中間報告会レポート~現代教育学科

オンライン英会話でスピーキング力をアップ! -中間報告会編-   こんにちは、現代教育学科4回生の下坊美月(学生広報スタッフ)です。平成31年1月29日(火)、オンライン英会話を活用した英語スピーキング力向上事業、通称「レアジョブチャレンジ!」の参加者による中間報告会が行われました。その内容について報告させていただきます。 このプロジェクトは、2018年度畿央大学教育改革事業として大学からの支援を受けて行われており、教育学部現代教育学科の中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)の取得を希望している1回生から3回生の学生を対象に、オンライン英会話を使って英語スピーキング力の向上をめざすというものです。参加する学生は12月中旬からの3ヶ月間、毎日25分、英語講師とマンツーマンで株式会社レアジョブが提供するオンライン英会話を行います。 ●事前説明会レポートはコチラ! ▲中間報告会の様子   今回の中間報告会では、実施期間を半分終えた学生たちの気付いたことや悩みを共有するためにアンケートの記入と1~3回生混合のグループで意見交換をする時間を設けました。学生同士の話し合いではそれぞれ新しい発見や共感できるところがあったようです。それでは、実際の学生の声を紹介します!   〇学習したこと、気付いたこと ・普段英作文を書くときにはしない間違いに自分で気付くことができる。 ・教科書では学ぶことができない初対面の人との会話のやり取りの仕方を知ることができる。 ・日常会話でよく使う表現を学ぶことができる。   ▲各グループの代表者に発表もしてもらいました!   中には自分の学習についてだけでなく、英語の指導方法を考える機会になっていると答えた学生もおり、さすが教育学部だなぁと感じました。学生同士の近況報告のほかに、オンライン英会話のレッスンを受ける際の教材選びや予習の仕方などについても新たな発見ができたようです。 昨年12月から始動したこのプロジェクトですが、早くも折り返しを迎えました。参加者のみなさんにはできるようになったことに自信をもって、それぞれの目標に向けて最後まで頑張ってほしいなと思います!   現代教育学科4回生 下坊美月 【関連記事】 英語スピーキング力向上事業「レアジョブチャレンジ」事前説明会レポート~現代教育学科