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健康栄養学科
2016.03.16
健康栄養学科2期生、同窓会レポート!
3月13日(日)、畿央大学の食堂にて健康栄養学科2期生の同窓会をしました。 1組担任の岩城先生と2組担任の岡崎先生をお迎えして、楽しい時間を過ごしました。 今年度で先生方が退官されるということで、全国から沢山の卒業生が集まってくれました。 会場に登場した岡崎先生は、素敵な帽子を被っておられました。なんとその帽子は、我々2期生が8年前の謝恩会でプレゼントした帽子だったのです。先生が大事に持っていてくださったことにとても感激しました。 今回、先生方にはただの同窓会だと説明し、退官パーティーをすることは当日まで内緒にしていました。そのため、先生を驚かせようと様々なものを用意しました。まず、8年前の卒業式で流したDVDを上映しました。みんな当時を思い出し笑顔が止まりませんでした。次に、同窓会当日に参加できなかった人たちから集めたメッセージや写真なども用意しました。全国各地で頑張っている同級生の姿に先生方もほっこり笑顔になり、また我々みんなも元気をもらいました。 8年ぶりに会った仲間との時間はあっという間に過ぎました。 また5年後、10年後も集まろうと約束し、楽しい一日が終わりました。 岩城先生、岡崎先生、本当にありがとうございました。 健康栄養学科2期生一同 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2016.03.01
奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第3回料理教室」を開催しました。
今回のテーマは“さけといくらのサクラ丼”と“かぶの甘酢漬け” 畿央大学は「奈良県の台所」といわれる中央卸売市場活性化のため、3年前の平成25年から奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と包括連携協定を締結し、市場構成メンバーの関連卸協同組合(川西理事長)・青果卸売協同組合(西川理事長)・水産物卸協同組合(吉田理事長)とともに、市場で取り扱われる農産物や水産物など奈良県産食材を使ったレシピ開発、広報素材としてのレシピ集制作、料理教室を通して同市場活性化を目的にさまざまな具体施策を進めています。 平成27年度最後の連携イベントとして毎月末土曜に開催される「食祭市」に合わせて、2016(平成28)年2月27日(土)9時から10時までならいちばのキッチン 第3回料理教室を行いました。 3回目となる今回の食材テーマは“さけといくらのサクラ丼”と“かぶの甘酢漬け”です。1回目は関連卸協同組合、2回目は青果卸売協同組合、そして今回は水産物卸協同組合との連携でお魚を素材に取り上げました。 まず、水産物卸協同組合の丸中水産㈱(中村洋祐社長)の小川健一取締役部長らによる鮭鱒についてのお話、そして畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子教授、餅田尚子助教)1回生9名による栄養学の見地からの鮭に関する研究のプレゼンテーションがありました。今日の料理教室の受講者は13名で、先月1月の食祭市来場者に応募をかけて申込みのあった方々です。 奈良県中央卸売市場関連卸棟の一角に大きな両面ガラス張りにして誰でも外から見えるように工夫、中の様子はスピーカーで聞こえるようにしています。市場のイベントの一つとして来場者に関心をもってもらい、親しみと興味を惹きつけるのが狙いです。本日のいくら丼とかぶの甘酢漬けのレシピを立ち止まって覗き込んでいただいた方々にお配りしました。 平成28年度4月から奈良県中央卸売市場との連携は4年目になりますが、この“ならいちばのキッチン!料理教室”は続けていく予定ですので、食祭市にお越しのみなさまにはぜひ見学、ご参加ください。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第2回料理教室」を開催しました。 奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第1回料理教室」が開催されました。 2015年9月19日~23日、JR奈良駅前で奈良県中央卸売市場連携「行楽弁当」を販売しました。 「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」で、まぐろレシピ試食会を実施しました。 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場連携 「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。 奈良県中央卸売市場と包括的な連携協定を締結しました。
2016.02.19
第4回Kioオレンヂ喫茶 in 和里を開催しました。
2016年2月13日(土)午後2時から午後3時まで、大和高田にある社会福祉法人 大樹会 和里(にこり)の南館1階の喫茶コーナーで、<第4回Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)>を開催しました。 このカフェは、地域住民の方に対する認知症の啓発および認知症の人を介護する家族の介護負担の軽減を図る相談窓口となることを目的としています。 今回のテーマは「介護体験を語ろう」で、女性5名、男性1名の合計6名の参加がありました。まず、お茶を飲みながら参加者の健康に対する思いやライフストーリ―などを聞き、自由に語り合いました。その中である方が、「普段から健康や生きがいのために、ほとんどのイベントや催しに参加している」と話されていました。 また林京子先生が作ってくださったデザートのプリンをいただきながら話をしました。 皆さん、『おいしいわ』と言いながら食べておられました。 今年の喫茶(カフェ)はこれで終了です。 2016年度も開催しますので、ぜひご参加ください。 文責 看護医療学科 南部登志江 【kioオレンヂ喫茶(カフェ)の取り組み】 御所市連携コミュニティカフェ~「kioオレンヂカフェ 分かちあい in 御所」を開催!(2016年2月12日) 御所市連携コミュニティカフェ~「kioオレンヂカフェ 分かちあい in 御所」を開催!(2016年1月8日) 第3回Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in和里(にこり)を開催しました~看護医療学科 御所市連携コミュニティカフェ~「kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあいin御所」 Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)を開催しました。
2016.02.01
教育方法・技術論(中等)で模擬授業を体験!~健康栄養学科
看護医療学科・健康栄養学科・人間環境デザイン学科2年次配当「教育方法・授業論(中等)」(担当:現代教育学科西端教授)」について、健康栄養学科の学生によるレポートが届きました。 ※畿央大学では教育学部以外でも教員免許の取得が可能です(看護医療学科:養護教諭、健康栄養学科:栄養教諭、人間環境デザイン学科:家庭科教諭) 2015年12月18日(金)、教育方法・技術論(中等)の時間に模擬授業をしました。 私は実際にみんなで何かを作ると楽しく学べるのではないかと考え体験型の授業にしました。今回は生クリームからバターを作りみんなでパンに塗って食べました。 方法 500mlペットボトルに塩1gと生クリーム100mlを入れひたすら振る。固形とホエイに分離したら完成。 原理 振ると生クリーム中の脂肪を覆っている薄い膜が破れ、水分を追い出し脂肪のみが固まる。 これがバター。 授業の感想 良かった点 ・みんなで楽しく協力できてよかった。 ・見回っていた点。10秒ずつ振るのを交代させることでバターになる変化を確認しやすかった。 ・一体感が生まれた。 ・盛り上がった。 ・協力することで仲が深まる。 ・話したことのない人とも会話ができた。 改善点 ・どういう材料・原理でバターができるのか説明があればよかった。 ・時間が足りなかった。 ・場所の間隔が狭かった。 ・最初に完成形の説明が欲しかった。 ・グループわけをもう少しスムーズにできるとよい。 ・流れを前に書く等見通しをたてると伝わりやすい。 学んだこと ・楽しいだろうという理由だけで参加型の授業を選択したが、「一体感が生まれた」「話したことのない人とも会話ができた」等の意見ももらって、体験型の授業なら食べ物のことを学ぶだけでなく、生徒同士の友だちづくりの手助けにもなると気づけた。 ・必死だったので詳しい説明をすることを忘れてしまっていた。もう少し話す内容も計画しておくべきだった。 ・資料を配布する、十分なスペースの確保等の配慮が足りなかった。 ・タイムスケジュールの見積もりが甘かった。 まとめ 実際に授業をすることでみんなの反応を見ることができたのが一番の収穫でした。不備もあったけど、みんな笑顔で楽しそうに授業を受けてくれました。終わった後も「楽しかった」「ありがとう」と言ってもらえて達成感があり、やってよかったと思いました。正直先生は大変な仕事というイメージしか持っていませんでしたが、生徒(クラスメイト)が喜んでくれることがこんなに励みになるとは思いませんでした。少しの時間でしたが、先生という職業の良さを知れたよい機会になりました。私が目指すのは栄養教諭なのでずっと生徒に関わることはできませんが、特殊な授業ならではの、楽しい体験の時間を作れる栄養教諭になりたいと思います。 健康栄養学科 2回生 今西綾実
2016.01.29
ボランティアレポート~健康栄養学科1回生が料理教室に協力!
こんにちは、ボランティアセンターです。 料理教室のお手伝いに参加した学生さんより、参加報告レポートがありました。 2015年12月19日(土)に香芝中央公民館で行われた「子供の料理教室」のお手伝いに、健康栄養学科1回生4名が参加しました。 料理教室は年に数回行われているので、子どもたち同士はみんな仲が良く、慣れた様子でした。今回はクリスマスが近いということで“レーズンのドライカレー、グラタン、フライドチキン、リンゴとハムのサラダ、ケーキ、ゼリー”のメニューでした。 てきぱきと、おしゃべりをしながら、子供たちと一緒に3時間かけて6品作りました。 お手伝いの主婦の方は、子どもたちに熱心に教えながらも、準備から片付けまでスピーディに、無駄のない作業をされていて、すごいなと思いました。 完成すると、私たちも子どもたちと一緒に食事をさせてもらいました。 「自分たちで作った料理はとてもおいしい!」と言って、レーズンやグリンピースが嫌いな子も食べる事ができて、うれしい気持ちになりました。 今回、料理教室に参加して、子どもたちに切り方や作り方を教えたり、準備から片付けまで時間内に終えられるように調整したりと教える立場は大変だったけれど、とても良い経験になりました。 子供たちとたくさん会話もできてとても楽しかったです。また機会があれば是非参加したいです! 健康栄養学科 1回生 中家 安也奈 多山 知世菜 塩見 智織 藤澤 美緒
2016.01.19
健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ第4弾~クリスマスのプレゼントランチ!
私たち健康栄養学科ヘルスチーム菜良*2回生は12月25日(金)に『クリスマスのプレゼントランチ』というテーマで学生食堂とのコラボ企画第4弾としてヘルシーメニューの開発をさせていただきました。販売数は目標の100食を上回ることができました。ご購入いただいたみなさま、ありがとうございました! ※ヘルスチーム菜良とは、管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。 販売日がクリスマス当日ということで、私たちはクリスマスにちなんだメニューを考えました。そのメニューはこちらです。 行事食ということもあり、ヘルシーでありながら豪華でボリュームを感じられるメニューを考えました。このようなメニューの献立作成はなかなか難しく、話し合いや試作を何度も重ね、先生方や料理長さんのご意見を参考に考案しました。豆乳やヨーグルトを用いたり、野菜の量を多くしてボリュームを出しつつヘルシーになるように工夫しました。 『クリスマスのプレゼントランチ』ということで、見た目も楽しめるようなメニューを考えました。ライスはサンタのブーツ型に、チキンには雪をイメージさせるホワイトソースをかけ、ポテトサラダは帽子とマフラーを付けた可愛らしいスノーマンに、ツリーを連想させる緑色のブロッコリーのポタージュ、ココアプリンは鼻や角をトッピングしてトナカイに見立てました。完成した『クリスマスのプレゼントランチ』は、多くの皆さまに満足していただけたようで、とても嬉しかったです。 食べていただいた方のアンケートでは、 「おいしかった」「また買いたい」「見た目がかわいく、クリスマスを感じられた!」等のうれしいお言葉をいただきました。 また、「ヘルシーに工夫した点が分かりにくい」や、「野菜を食べやすくしてほしい」などのご指摘もいただき、今後の参考になりました。 最後になりましたが、料理長の服部さん、学生食堂のスタッフの皆さん、ご指導していただきました浅野先生、小西先生のおかげで素晴らしい経験ができ、献立を作ることができました。この経験を活かして今後の活動に役立ていきたいと思います。本当にありがとうございました! 【ヘルスチーム菜良関連記事】 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ第3弾~カルシウムをたっぷりとろう! 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ第3弾 12月17日発売!! 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売報告!! 平成27年度 中間報告会を開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売のお知らせ!! 子ども向け食育イベントを畿央祭で開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良による学食コラボランチメニューを提供!~健康栄養学科 オープンキャンパスの『食育SATシステム』体験に協力!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良~本学で4大学交流会開催! 奈良県主催『お出かけ健康フェスタ2015』に参加しました~健康栄養学科ヘルスチーム菜良
2015.12.28
健康栄養学科9期生、同窓会レポート!
12月12日(土)健康栄養学科9期生の同窓会を行いました。 今春3月に卒業して以来、学年としては初めての同窓会となりました。年末の忙しい時期ということもあり、仕事の都合で参加できない人も多くいましたが、1次会、2次会合わせて27人の卒業生が集まりました。また、お世話になった北田先生、柴田先生も参加して下さいました。 久しぶりに会う人も多く、お互いの仕事やプライベートなどの現状報告や在学中の懐かしい話などで大いに盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていきました。先生方にも久しぶりにお会いすることができ、仕事の相談を聞いてもらったり、励ましやアドバイスをいただき、昔と変わらぬ温かさに元気をもらった人も多かったことと思います。 社会人になり半年以上が過ぎましたが、同級生で集まると一瞬にして学生時代が蘇り、学生に戻ったような気分になりました。そして、改めて居心地の良い場所だなと感じることができました。 仕事終わりに駆けつけてくれた人や次の日の早朝から仕事の人もいましたが、「来てよかった!」という声がたくさん聞こえてきました。 それぞれ忙しい毎日を過ごしていますが、みんなに会い、話すことで「明日からまた頑張ろう!」などといった良い刺激をたくさんもらうことができました。 次は夏ごろに開催しようと思っているので、今回参加できなかったメンバーにも会えることを楽しみにしています! 健康栄養学科9期生 北野文理 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2015.12.25
健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ第3弾~カルシウムをたっぷりとろう!
今回も学食ヘルシーメニュー、大成功!! 以前このブログ(コチラ)でお知らせいたしましたが、私たち健康栄養学科ヘルスチーム菜良※3回生は12月17日(木)に『カルシウムをたっぷりとろう!』をテーマに学生食堂とのコラボ企画第3弾としてヘルシーメニューの開発をさせていただきました。販売数は目標の100食を上回ることができました。食べにきてくださった皆様、ありがとうございました! ※ヘルスチーム菜良とは、管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。 私たちはカルシウムを多く含む食材と冬野菜を使用し、どのような料理を作ったら多くの人に食べてもらえるかを考えました。さらに学食メニューとしてあまり見られない皿うどんを出してみたいと思い、先生方や料理長の服部さんと相談しながら試行錯誤を重ね、完成することができました。食べていただいた方からは、「おいしい!」や「また、食べたい!」というお声もいただきとても嬉しかったです。また、改善点として、アレルギー表示やレシピカードを配布してほしいなどの意見を聞くことができたので、今後の参考にしていきたいと思いました。 最後になりましたが、料理長の服部さん、学生食堂のスタッフの皆さん、ご指導していただきました浅野先生、小西先生のおかげで素晴らしい経験ができ、献立を作ることができました。この経験を活かして今後の活動に役立ていきたいと思います。本当にありがとうございました! また12月25日(金)にコラボ企画第4弾として、2回生の考えた「クリスマスのプレゼントランチ」が発売されました。こちらも大好評で、学生さんが楽しく食べていました。 【ヘルスチーム菜良関連記事】 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ第3弾 12月17日発売!! 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売報告!! 平成27年度 中間報告会を開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売のお知らせ!! 子ども向け食育イベントを畿央祭で開催!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良による学食コラボランチメニューを提供!~健康栄養学科 オープンキャンパスの『食育SATシステム』体験に協力!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良 ヘルスチーム菜良~本学で4大学交流会開催! 奈良県主催『お出かけ健康フェスタ2015』に参加しました~健康栄養学科ヘルスチーム菜良
2015.12.21
『サルコペニアとフレイル』 書評
日本では急速に高齢化が進んでおり、現在では4人に1人が65歳以上となっております。 これは今後もさらに進むと予想されています。 その高齢者に関する最近のトピックスが本著のタイトルにもなっている『サルコペニアとフレイル』です。 サルコペニアは筋肉量と筋力低下による身体機能の低下、フレイルは要介護状態になる前の高齢者の虚弱を言います。 本著は、総論と各論の2部構成になっており、その各論においては、さらに動脈硬化や肝疾患、慢性腎臓病、認知症などとフレイル・サルコペニアとの関連性や、それら疾患から生じる嚥下障害やオーラルフレイルを詳しく知ることが出来ます。 さらにその各論の後半部分では、フレイル・サルコペニアに関する治療に関してまとめられており、栄養介入や運動介入、介護予防などリハビリテーションに関する臨床的な内容まで含まれているため、非常に参考になります。 前半部分に関しましては、フレイル・サルコペニアを理解するための1つのテキストとして非常に役立つものと思われます。 私は本学において老年系理学療法学を担当しているため、これから講義を実施するにあたり非常に有意義な情報をいただけたことを嬉しく思っています。 また後半部分での、より臨床的な内容は、現場で活躍している看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、介護福祉士など高齢者に関わる専門職の方々に役に立つ内容かと思います。 また本著には、本学健康栄養学科の金内雅夫教授が「フレイルと生活の質」について総論を執筆されており、特定の疾患ごとのフレイルとQOL等について医学博士の観点から最新の知見を紹介されています。 最後に、特に私個人にとって、非常に興味を抱かせてくれた内容として、本著は論文や基礎研究の内容を存分に活用されていること、かつ骨格筋に関する基礎研究や分子メカニズムに関して色々とまとめてくださっているところは、今後の研究にも役立てられると思いました。 本著は、一般の方から、今後専門職をめざす方々、現在臨床で活躍されている医療者、また、高齢者研究をされている研究者と幅広い方々に読んでいただける内容かと思われます。 理学療法学科教授 今北英高
2015.11.27
第3回Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in和里(にこり)を開催しました~看護医療学科
11月21日(土)14:00~15:00に、大和高田にある社会福祉法人 太樹会 介護老人保健施設 和里(にこり)の南館1階の喫茶コーナーで、<第3回Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in和里(にこり)>を開催しました。 <Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)>は介護老人福祉施設 和里のご協力をいただき、国の「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」の中の<認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す>という基本的な考え方にのっとり、地域の人々へ参加を呼びかけて、畿央大学看護医療学科 老年看護学領域の教員と健康栄養学科 林京子講師、そして和里(にこり)の管理栄養士 空先生とが行っているものです。 今回のテーマは「絵手紙を描こう =自由に表現してみよう=」でした。 入所されている高齢者が3名、短期入所を利用されている高齢者が3名、面会に来られた1名の合計7名が参加してくださいました。また、奈良県の認知症看護の認定看護師3名も参加してくださいました。 最初は「上手く描けないわ」とおっしゃっていた方も、気がつけば2枚描いておられました。手の力が弱く、全部は描けなくても、向日葵の花の中心を書いてくださった方もおられました。看護医療学科の学生が描いた絵手紙を見て「すてきね」「うまいね」とおっしゃる方もおられました。 絵手紙の後は、林先生が作ってくださった豆乳と大豆を使ったデザートとコーヒーをいただきました。 皆さん「また次も来ます」と笑顔でおっしゃっていました。 次回は、平成28年2月13日(土)です。 地域の皆さんのご参加をお待ちしています。 看護医療学科 講師 南部登志江 【Kioオレンヂ喫茶(カフェ)関連記事】 12/6(日)「畿央大学シニアキャンパス~ロコモと認知症の意外な関係~」を開催します。 御所市連携コミュニティカフェ~「kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあいin御所」 Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)を開催しました。
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