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人間環境デザイン学科
2016.04.28
田原本町「やどかり市」でアンケート調査を実施!~人間環境デザイン学科清水ゼミ
人間環境デザイン学科の清水研究室では、中心市街地のまちづくり、福祉のまちづくりなどのキーワードで研究を行っています。これらに関連して、本研究室では、まちづくりの支援や受託調査を引き受けています。 先日、4月24日(日)に田原本町の依頼を受け、駅前の商店街を中心に行われたイベント「やどかり市」において、奈良女子大学の中山研究室と合同で、イベント参加者と参加商店主へアンケート調査を実施しました。 本研究室で行う商店街におけるイベントの調査では、イベント参加者と参加商店主双方を調査することが多くあります。参加者へのアンケート調査では、イベントの単純な評価のみならず、属性や居住地域別に分析することで評価や意向の傾向を探り、参加商店主へのアンケート調査を並行して実施することで、些細な問題点や功を奏した秘策、参加者と商店主の認識の違いなどを早期に把握することができます。 学生達にとっては、アンケート調査の依頼活動は初めての経験でしたが、スタートから積極的にイベント参加者へ声をかけることができました。参加した学生からは、 「今回初めてアンケート調査に参加して、最初はアンケートに協力してもらえるだろうか…など少し不安がでしたが、声をかけた多くの方が快く協力してくださってとても嬉しかったです。私自身も何店舗かお店を回ってみて実際に食べたり、見たりして、今まで知らなかったお店を知ることが出来て楽しかったです。これから結果を分析していくのが楽しみです。」 「イベントは自分が思っていたよりも賑わっていて、たくさんのお店が出店されていてビックリしました。アンケート調査を介して、たくさんの人と接する機会ができ、いろんな意見が聞くことができました。たくさんの笑顔を見ていると、今後も調査に関わりたいと思いました。」 「田原本町はあまり馴染みがありませんでしたが、実際に行って調査をすると、すごく活気があっていい雰囲気の町だと感じました。単にイベントに参加するだけでは分からない、参加者の生の声を調査を通して聞くことができて、とても勉強になりました」 などと、学生にとっても机上では想像もつかないほど、刺激的な体験ができたようです。 突然の調査依頼にもかかわらず、快くお答えいただいた100名以上のイベント参加者の皆様に感謝申し上げます。今回頂いたたくさんのご意見は、今後とりまとめて分析した上で、来月行われる「やどかり市」の反省会にて調査報告させていただきます。 その他にも、本研究室では、市町村が持つ使われなくなった公共施設の活用方法や、福祉のまちづくりの視点からコミュニティカフェのあり方など、ハード面に限定せず、ソフト面からのアプローチを取り入れ、さまざまな都市の問題に取り組んでいます。今後も、実践的な研究テーマをもとに、教育的見地から学生と共に歩んで参りたいと思います。 人間環境デザイン学科助教 清水裕子
2016.04.25
江戸時代の街並みが残る今井町を見学!~人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」
4月23日(土)、人間環境デザイン学科「景観・まちづくり演習」の一環で人間環境デザイン学科1回生が、橿原市今井町の見学に行ってきました。 今井町は、中世の環濠集落を発祥とする称念寺を中心とした寺内町で、江戸時代も自治が行われてきた日本でも極めて珍しい歴史を持つ町です。かつては『大和の金は今井に七分』といわれるほど繁栄した町で、周囲は環濠で囲まれており、江戸時代からの町並みと道路が今でも残っています。1993年には重要伝統的建造物群保存地区に指定され、重要文化財は9棟存在します。現在も一般の方々が生活する「生きた町」であるのも魅力の1つです! 「景観・まちづくり演習」では、実際に歴史あるまちを訪れ、そこに暮らす人の話を聞き、建築に触れることで、自分たちの身近な環境のデザイン、地域社会について考えていきます。畿央大学が奈良県にあるからこそできる学び、とも言えます。 ▼まずは、今井まちなみ交流センター「華甍」にて、NPO法人今井まちなみ再生ネットワーク理事長の上田さんから、今井町についての講義がありました。 ▼講義後は班ごとに分かれ、実際に今井町内を歩きました。江戸時代からの建物、町並みが現在も保存されています。電線や電柱は地中に埋められ、景観を損なわないよう工夫されています。 江戸時代からの建物に、学生たちも驚いていました。 こうして実際に体験できたことで、学生もそれぞれ感じるものがあったと思います。今後も吉野や宇陀松山を訪れる予定ですので、お楽しみに☆ NPO法人「今井まちなみ再生ネットワーク」の皆さん、ご案内いただきありがとうございました! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織
2016.04.14
美をつくる~人間環境デザイン学科教員によるマークデザイン!
人間環境デザイン学科でインテリアデザインを担当している加藤です。先日、2020年東京五輪の新しいエンブレムデザイン最終候補4作品が発表されましたが、私も時々マークのデザインをすることもあり、2作品を紹介させていただきます。 私の友人で、カンボジアの人々に井戸を贈るボランティア活動を続けている多田さんという人がいます。 活動のツールとして何か旗印が欲しいという依頼を受け、私もマークのデザインをボランティアでさせていただきました。私一人のデザインではなく3月に退職された奥村亜希先生との協働作品です。 マークのコンセプトは次の通りです。 CIRCLE TO PRESENT WELLS TO CAMBODIAN PEOPLE サークル(環)からマークの基本形態は円形にした。全ての人々が繋がっていくように願いを込めて輪になっている。円の中は「井戸」の漢字の1つ「井」がデザインされ、その中心にカンボジアの頭文字「C」が入る。この文字は「ランドルト環」といってフランスの眼科医 エドマンド・ランドルトが20世紀初頭につくったものである。遠くから見る場合、目をこらさないと切れたところが判別しづらい。よくよくカンボジアに注目してもらいたいわけである。あえて赤色にしたのは中央が日本の国旗にイメージできなくもないからである。下部には「多田」の漢字をデフォルメしてさりげなく入れている。日本人が協力してカンボジアに井戸を贈る。「和をもって貴しとなす。」 奥村先生とは2013年にも協働でマークをつくりました。 これは第25回日本インテリア学会の大会マークで、座と背の部分が25という数字になっています。名付けてトゥエニーファイブチェア。日本タイポグラフィ年鑑2014にも掲載されております。 人間環境デザイン学科 准教授 加藤 信喜
2016.04.12
平成28年度 新入生宿泊研修レポートvol.3~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科では、2016年4月6日(水)・7日(木)、1泊2日の新入生宿泊研修を行いました。研修には新入生71名、学科長の三井田先生、1組担任の村田先生、2組担任の加藤先生、長井先生、中井先生が参加しました。行先は旧閑谷学校、倉敷美観地区、直島です。 人間環境デザイン学科では今後、建築・インテリア・プロダクトといった「デザイン」を学んでいきます。その最初の道しるべとして、毎年豊かな環境や、特徴的な建造物が存在する地域を訪ねます。 《1日目》 1日目の午前中は、岡山県にある旧閑谷学校を見学しました。旧閑谷学校は世界最古の庶民のための公立学校です。日本遺産に登録されている講堂には、新入生も圧倒されていました。 ▲閑谷学校講堂 入母屋の屋根が特徴的です。 ▲説明を聞く新入生・講堂回廊を探索! 午後からは、岡山県の倉敷美観地区に向かいました。白壁が美しいコントラストを見せて、伝統的な日本建築の美しさが残っています。世界的名画を集めた大原美術館をはじめ多数の重要文化財が存在します。 ▲岡山白桃のソフトクリームが美味でした。 宿泊先では、新入生それぞれが目指す大学生活・夢を作文に書きました。熱心に作文用紙と向かいあう姿に、今後の大学生活が楽しみになりました。 《2日目》 2日目は宇野港からフェリーに乗って、直島に行きました。 直島は、有名な建築家や芸術家達が手がけた美術館やミュージアムがたくさんあり有名です。また港で存在感を示し直島のアイコンとなっている草間彌生の「赤かぼちゃ」など、その他にもたくさんのアーティスト作品が島中に点在し国内にとどまらず海外からも大注目の島となっています。 2日目は雨が降っていましたが、また違った雰囲気を楽しむことができました。2時間程しか時間がなかったので、直島すべてをまわる事ができなかったのが残念でしたが、またプライベートでぜひ訪問して欲しいものです。 今回の宿泊研修は、日本最古の建造物から現代アートまでさまざまなものに触れ、人間環境デザイン学科ならではの研修となりました。これからそれぞれの夢に向かって頑張りましょう!!(^^)/ 人間環境デザイン学科 助手 中井千織
2016.04.09
駒川商店街でシャッターアートに挑戦!~人間環境デザイン学科
こんにちは!健康科学部人間環境デザイン学科3回生の久吉 茜です(^^)/ 3月22日(火)~30日(水)に私の地元、大阪市東住吉区にある駒川商店街の靴下屋さん「COPO」のシャッターに絵を描きました! シャッターアートをすることになったきっかけは、私の母と「COPO」の店長さんの会話でした。以前、「COPO」の常連客である母は、私が中高6年間、美術をやってきたことを何気なく話したことがあったそうです。そのことを店長さんが覚えていてくださったようで、店を移転するにあたって、「ぜひシャッターに絵を描いてほしい」と頼まれました。私は、店長さんの「シャッターアートをきっかけに商店街の活性化につながれば」という思いに惹かれ、引き受けることにしました(^O^)/ シャッターに絵を描くには、ペンキが必要でしたが、「COPO」お店の周りの環境が精肉店・八百屋・魚屋だったため、臭いのきついペンキは使えませんでした。 ペンキを扱うのは初めての経験だったので、2・3回生プロジェクトゼミの担当教員の加藤先生に相談に乗って頂きました! ペンキの種類のことや、計画の立て方など、いろいろなことを教えて下さいました。 2月の終わりからデザインを考え始めました。店長さんのご要望で、可愛くして欲しいと言われたので、それぞれの四季の中に靴下をつなげ、ファンシーなデザインにしました(*^-^*) また、作業出来る日にちと時間を考え、大体1日でどのくらいのペースで進めるべきか計画も立てました。そして、3月の中頃までにデザインを確定し、いよいよ3月22日から作業開始! 約1週間しか期間がなかったので、私1人だけでは大変でした。そこで、同じ学科の西山ゼミの魚瀬さんにも数日手伝ってもらいました! ペンキの扱いは、とても難しく、むらなく、きれいに塗るのは至難の業でした…(^^; しかし、商店街で働いている方や、通りすがりのお客さんに「きれいやね」「プロ顔負けやね」などとお褒めの言葉を頂いて自信を持ってやることが出来ました!完成したシャッターを見た店長さんや従業員の方もとても喜んでくれました(^◇^) 以前に、加藤プロジェクトゼミでエコール・マミの改修提案とディスプレイ展示をさせていただいた時は、数人で作業をし、先輩方の指示もありましたが、今回はその時の経験をもとに予算の話し合い・デザイン・完成までのスケジュールなどを自分で考えなければならず、かなり大変でした。 でも、学生の間に実際の店舗と関わる仕事をできることは貴重な経験であり、社会に出たとき必ず役に立つと思いました。 このシャッターアートで少しでも商店街の活性化に協力できていたら良いなと思います! 人間環境デザイン学科 3回生 久吉 茜
2016.02.22
人間環境デザイン学科3回生がインテリアコーディネーター試験に合格!
現役(在学中)では4人目の合格! インテリアコーディネーター(IC)は住まい手にとって快適な住空間をつくるために適切な提言・助言を行うプロのことで、公益社団法人インテリア産業協会が資格認定を行っています。 資格試験の難易度は高く、在学中に合格するには通常の勉強や実習に加えて大変な勉強と努力が必要となります。その難関に人間環境デザイン学科3回生の田中翠さんが挑戦し、見事合格しました。現役では4人目の快挙です。 過去3人はいずれも4回生での受験でしたが、田中さんは初めてとなる3回生での合格です。おめでとうございます! ◆田中 翠さんのコメント 今回、第33回インテリアコーディネーターの資格試験に合格することができました。インテリアコーディネーター試験には学科(一次)と実技(二次)の試験があり、昨年の10月初めに学科試験がありました。試験に向けての勉強をし始めるのが遅く、間に合うかどうか不安だらけでしたが、当たって砕けるつもりで参考書や過去問などを沢山しました。 二次試験は論文とプレゼンテーション(パースや図面など)でした。180分という限られた時間内に解けるように、過去問を使い問題に沿ってパースや図面を何度も繰り返し練習しました。それを添削・指導していただいたりと、先生の力もお借りしてなんとか二次試験に臨むことができました。受かるのは難しいと聞いていた試験だったので、2月中旬、最終の合格通知が届いたときの喜びはとても大きく、頑張ってよかったなと思いました。何事も「行動あるのみ」だと思います。今後も、この資格に見合うよう努力していきたいと思います。 【関連記事】 人間環境デザイン学科 インテリアコーディネーター試験に2名現役合格!! 畿央大学生インテリアコーディネーター第1号が誕生!
2016.02.19
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.43~「Kioオレンヂカフェ 分かちあい in 御所」を開催!
畿央大学と御所市、住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)において「Kioオレンヂカフェ 分かちあいin御所」が2月12日(金)に開催されました。 午前は「認知症サポーター養成講座」として認知症の講演、午後は認知症の方とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場になっています。畿央大学人間環境デザイン学科・斎藤ゼミの学生さんたちがカフェを卒業されたため、この日は地域のボランティアの方2名と畿央大学看護医療学科 老年看護学教員4名、御所市地域包括支援センター職員1名、葛城市職員2名で行いました。 午前は地域の方、13名の参加がありました。内容は認知症の理解についてのDVD視聴と認知症の症状、対応の仕方等についての話でした。 参加者の方から「このように認知症についての話を聞いていろいろ理解できたが、家族に対してきついことを言ってしまうことがある。どうしたらいいのでしょうか?」との質問があり、山崎教授が「家族にはきつくなることが多い。人間だからそれもあっていいのでは。このような会に参加されたり趣味のことをしてリフレッシュしたり、気持ちを切り替えていくことが優しくできるコツです。」と答えられていました。また「息子ときつい言葉を言い合っても、夜眠る時にお互いに反省しあう。」や「これらの話をぜひ家族に聞きに来てほしい。」などの意見が出ました。 その後、2つの小グループに分かれて、健康相談・介護相談を兼ねて家族の話や悩みなどについて話をしました。13名の方には「認知症サポーター」として、オレンジリングを差し上げました。 午後は、認知症の人を介護している(した経験のある)家族の方2人を囲んで、認知症の家族を介護した思いやケアマネージャーをはじめとする職員への思いなどを語っていただきました。葛城市のケアマネージャーさんからは介護する家族の人への思いや経験が語られました。 2015年度の「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」は今日で終わりです。 2016年度は5月から開催されます。 お近くの方は、ぜひご参加ください。またお知り合いの方もお誘いください。 看護医療学科講師 南部 登志江 【Kioオレンヂ喫茶(カフェ)の取り組み】 御所市連携コミュニティカフェ~「Kioオレンヂカフェ 分かちあい in 御所」を開催! 第3回Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in和里(にこり)を開催しました~看護医療学科 御所市連携コミュニティカフェ~「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあいin御所」 Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 和里(にこり)を開催しました。
2016.02.04
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.42~「作ってあそぼう」「お別れパーティー」を開催!
1月29日(金)「金曜日カフェ~つどい~」(御所市連携コミュニティカフェの新名称)では、「作ってあそぼう」「お別れパーティー」を開催しました。 まず午前中のはじめは、あなたも1日先生「作ってあそぼう」を開催しました。仲林さんにおりがみを使った遊びを教えていただき、みんなで楽しく行いました。もうすぐ節分が近いということで、おりがみで鬼を作りました。かわいいカラフルな鬼がたくさんできて、それぞれ自分で顔を描きました。その鬼を使って、節分の歌を歌い、ゲームをしました。知らない人ともゲームを通して名前を知ることができ、たくさんの方と歌遊びを行っていました。鬼をかわいいお持ち帰り袋にしまって終了。 11時からは、私たち4回生が大学の卒業より一足早く金曜カフェを卒業するため、「お別れパーティー」を開催しました。当日は雨が降っていて足元の悪い中でしたが、たくさんの方が来てくださり、とてもうれしかったです。カフェに携わってくださったオーナーの上田さん、御所市の市役所関係の方々、カフェの常連さんの代表お2人に贈る言葉をいただきました。その後みんなで「贈る言葉」を合唱し、斉藤先生・奥村先生・4回生から挨拶を行いました。みんなそれぞれ、今までの感謝の気持ちを自分の言葉で伝えることができよかったです。「幸せなら手をたたこう」をサプライズでみんなで合唱し、温かい拍手とみなさんの笑顔で、パーティーはお開きとなりました。 金曜カフェを、昨年の2月から先輩からカフェを引き継ぎ、運営を1年間させていただきました。最初は学生みんな初めてのこと、初めての地で、不安がたくさんありました。しかし、実際やってみると、来てくださる方はみなさん優しく、気さくな方が多く、たくさんのお話ができて楽しかったです。時には一緒にふざけあったり、時にはまじめな戦争の話や人生についてのお話など、普段では絶対に聞けないようなお話や経験をさせていただきました。また、何も知らなかった御所市のいいところをたくさん知ることができました。たくさんの方に、「ありがとう」をいただきうれしく思っています。ですが、それの何十倍も私たちからみなさんに「ありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素敵な1年間を過ごすことができました。たくさんの方の支えがあり、ここまでみんなでがんばってこられたことに感謝します。ありがとうございました!カフェの運営スタッフは卒業ですが、これからも続く金曜カフェに、時間を見つけてまた行きたいと思います。 2・3月は御所市在住のボランティアの方で、引き続き運営しています。毎週金曜日に”金曜日カフェ~つどい~”を開催しておりますので、是非一度お越しください。 人間環境デザイン学科 4回生 山上 華奈 【今後のスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
2016.02.01
教育方法・技術論(中等)で模擬授業を体験!~健康栄養学科
看護医療学科・健康栄養学科・人間環境デザイン学科2年次配当「教育方法・授業論(中等)」(担当:現代教育学科西端教授)」について、健康栄養学科の学生によるレポートが届きました。 ※畿央大学では教育学部以外でも教員免許の取得が可能です(看護医療学科:養護教諭、健康栄養学科:栄養教諭、人間環境デザイン学科:家庭科教諭) 2015年12月18日(金)、教育方法・技術論(中等)の時間に模擬授業をしました。 私は実際にみんなで何かを作ると楽しく学べるのではないかと考え体験型の授業にしました。今回は生クリームからバターを作りみんなでパンに塗って食べました。 方法 500mlペットボトルに塩1gと生クリーム100mlを入れひたすら振る。固形とホエイに分離したら完成。 原理 振ると生クリーム中の脂肪を覆っている薄い膜が破れ、水分を追い出し脂肪のみが固まる。 これがバター。 授業の感想 良かった点 ・みんなで楽しく協力できてよかった。 ・見回っていた点。10秒ずつ振るのを交代させることでバターになる変化を確認しやすかった。 ・一体感が生まれた。 ・盛り上がった。 ・協力することで仲が深まる。 ・話したことのない人とも会話ができた。 改善点 ・どういう材料・原理でバターができるのか説明があればよかった。 ・時間が足りなかった。 ・場所の間隔が狭かった。 ・最初に完成形の説明が欲しかった。 ・グループわけをもう少しスムーズにできるとよい。 ・流れを前に書く等見通しをたてると伝わりやすい。 学んだこと ・楽しいだろうという理由だけで参加型の授業を選択したが、「一体感が生まれた」「話したことのない人とも会話ができた」等の意見ももらって、体験型の授業なら食べ物のことを学ぶだけでなく、生徒同士の友だちづくりの手助けにもなると気づけた。 ・必死だったので詳しい説明をすることを忘れてしまっていた。もう少し話す内容も計画しておくべきだった。 ・資料を配布する、十分なスペースの確保等の配慮が足りなかった。 ・タイムスケジュールの見積もりが甘かった。 まとめ 実際に授業をすることでみんなの反応を見ることができたのが一番の収穫でした。不備もあったけど、みんな笑顔で楽しそうに授業を受けてくれました。終わった後も「楽しかった」「ありがとう」と言ってもらえて達成感があり、やってよかったと思いました。正直先生は大変な仕事というイメージしか持っていませんでしたが、生徒(クラスメイト)が喜んでくれることがこんなに励みになるとは思いませんでした。少しの時間でしたが、先生という職業の良さを知れたよい機会になりました。私が目指すのは栄養教諭なのでずっと生徒に関わることはできませんが、特殊な授業ならではの、楽しい体験の時間を作れる栄養教諭になりたいと思います。 健康栄養学科 2回生 今西綾実
2016.01.25
エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ
人間環境デザイン学科加藤ゼミでは、毎年1月に、大学に隣接する大型商業施設エコール・マミ(通称エコマミ)さんの協力のもと、店舗の改装案を提案させていただいています。 ▼昨年のリニューアルOPENでは、加藤ゼミの提案が取り入れられました! 南館2階マミホール前室・北館3階従業員休憩室・北館1階インフォメーションボード レディスファッション「アリス」店頭ディスプレイ 今年は (1)バレンタイン特設会場 (2)エディオン巨大タペストリー (3)旧KFC店舗提案(飲食店・物販店) の依頼をいただき、現在4つの班にわかれて製作中です! (1)バレンタイン特設会場班 エコマミ北館にて、バレンタイン仕様の装飾や販売が行われるので、その装飾の提案と製作をします!テーマは、「Alice in Valentine.」ハートやトランプをモチーフとしたかわいい手づくりの装飾をします。 (2)エディオン巨大タペストリー班 エディオン入り口付近の真っ白な壁に巨大なタペストリーという壁面アートをつるします!テーマは「モンドリアンスマイル」。有名画家モンドリアンから着想を得たカラフルなアートです。写真や折り紙などのさまざまな素材を使用し、笑顔を表現します。 (3)旧KFC店舗提案(飲食店・物販店) A班が提案するのは、アートなブックカフェ!セルフ型カフェの見た目は、びっくり傾いた立法体です。中は自習室になっていて、本を自由に読めるお店を提案します。 B班は、小物製作教室と販売を行うお店を提案します!こちらはバスが店舗にくっついたような見た目になっています。子供たちだけでなく、主婦層の方々にも楽しんでいただきたいという提案内容になっています。 これらの店舗提案の2班の提案については、提案内容と模型をエコマミにて展示していただきます。 エコールマミのエリアで、1/29~2/14の展示予定です。 バレンタイン特設会場:エコマミ北館(1階南側入口) 巨大タペストリー:エディオン(南館駐車場側) 旧KFC店舗提案:エコマミ(インフォメーション横) 加藤ゼミ2.3回生が一丸となって作ったものは、どれもかなり見ごたえのあるものになっていますので、どうぞ足を運んでみてください!! 人間環境デザイン学科 3回生 多田 遥香 【過去のエコ・マミへの提案】 2015年度 エコール・マミ改修を提案!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ(加藤ゼミ) 2014年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2013年度 さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ 2012年度 4年目のエコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ 2010年度 エコール・マミ 改善案 -人間環境デザイン学科 加藤プロジェクトゼミ報告-
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