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理学療法学科
2020.02.27
冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.3
2020年2月18日(火)~21日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、学生137人、助力(支援学生)26人、教員12人の合計175人で、「スポーツ実習B・Ⅱ」が開講されました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2月19日(水)の様子 スポーツ実習2日目。天気にも恵まれた中でついに始まったスポーツ実習!高まる気持ちとともにウェアに着替えてゲレンデへ、まずは開講式です! ほとんどの班が未経験者ばかりの中、インストラクターの方々が道具の使い方から基本的な動きまで分かりやすく教えて下さり、昼休憩の頃にはコツを掴んで滑ることができるようになりました。 フリー滑走では今日教わったことを意識しながら友達と一緒に滑り、充実した時間を過ごすことができました。 宿泊先のお風呂と夕食が疲れ切った体と心に沁みました。食後には太田旅館の下川さんから講習を受けたり、全員でストレッチをしたり、先輩方にマッサージもして頂きました。これで明日の筋肉痛もコワくない!?(笑) そして夜には部屋のみんなでいろいろな話をしました。 明日も怪我に気をつけて、さらに上達できるように頑張りたいと思います!! 理学療法学科 1回生 大澤一輝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2月21日(金)の様子 スポーツ実習がおわって。 オリエンテーションの時、班に知ってる子が少なく他学部もいたので仲良く出来るか不安でした。しかし助力の方が企画してくださったレクリエーションや、自己紹介などでみんなと打ち解けることができ、楽しい4日間を過ごすことができました。 スノーボードでも班の人たちと協力しながら練習し、上達することができました。今回の色々な人との出会い、技術の上達など全て良い経験になりました。 現代教育学科 1回生 藤田健人 【関連記事】 冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポートvol.2~助力が見たスポーツ実習 冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.1
2020.02.25
冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポートvol.2~助力が見たスポーツ実習
2020年2月18日(火)~21日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、学生137人、助力(支援学生)26人、教員12人の合計175人で、「スポーツ実習B・Ⅱ」が開講されました。 今回は健康助力(アシスタント)として参加した学生からのレポートをお伝えします。 【健康支援担当】 私たち理学療法学科2回生9名は健康助力として、スポーツ実習に参加しました。 主な役割は、実習生の健康状態のチェック、ストレッチ指導、テーピング処置など体調面のサポートです。 事前に健康栄養学科の前原先生による勉強会に参加して、スキー・スノーボードで起こりやすい疾患について学習しました。テーピング処置では、ほとんどの健康助力がテーピングを巻くのが初めてだったので、甲子園メディカルトレーナーでもある理学療法学科の福本先生に1から指導していただき、事前に何度も練習して実習に臨みました。 スキー・スノーボードを初めて体験する実習生の多くは筋肉痛を訴えていたので、どのストレッチを行えば筋肉痛が改善するかを考えて実施しました。また、足首の捻挫などに対してテーピング処置を行いました。 みんなが楽しんでストレッチをしてくれていたため、私たちも楽しみながら指導することができました。 毎朝回収する健康チェックシートには「助力さんのおかげで体の痛みがマシになりました」や「テーピングを巻いてくれたおかげで痛みはなかった」などを書いてくれていて、すごく嬉しくやりがいを感じました。 この実習に参加して、 ・相手の痛み・つらさを感じ取ることの困難さ ・テーピングなどの技術の大切さや難しさ ・教育助力や先生たちとのチーム連携の大切さ を学ぶことができ、とても貴重な体験をさせていただきました。 健康助力の全員が実習後「助力になってよかった!」と思いました。この実習で学んだことを活かしていきたいと思います。ありがとうございました。 理学療法学科2回生 宇野流弥、江田朱里、川端一穂、木本茉佑、 小林美翔、鶴岡美玖、徳田篤人、藤田亜美、吉田昇弘 【関連記事】 冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.1 ●昨年の冬のスポーツ実習の様子はコチラから!
2020.02.17
海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生5名が来学!~理学療法学科
2020年2月12日(水)、理学療法学科の学生が「海外インターンシップ」でお世話になった中國医薬大学(China Medical University: CMU)の学生5名が畿央大学を訪問してくれました! まずは、インターンシップのメンバーである松本・学生たちで出迎え、キャンパス内の健康支援センターで体組成・骨密度チェックを行いました。それぞれの機器を見たことはあっても、実際に測定したことがなかったようで、結果に興味津々で、お互いに比較し合っていました。 学内を案内後、9月に台湾へ行った本学の学生が全員集まって、ランチタイム!久しぶりの国際交流で、なかなか英語が出てこない部分はありましたが、みんなで机を囲みピザやチキンを食べながら、「まいど」「なんでやねん」などの関西弁をレクチャーしたりして、楽しく話すことができました。 私たちが台湾に行った時に一度会っている学生さんだったので懐かしい話題もあがりました。また、日本での病院実習(CMUの学生は日本の病院で3週間の実習中)や観光のことなどを話しました。来年お世話になるかもしれない理学療法学科2回生も少し交流させていただきました。 交流した後、ニューロリハビリテーション研究センターへ移動し、本学理学療法学科の福本先生が関わっている企業との共同研究の実験を見学、一部体験(歩行や姿勢)もさせていただきました。 次にCMU学生から、台湾と日本との理学療法・病院実習の違いについてのプレゼンテーションをしてもらいました。 「一対一の治療時間が長く、患者さんとの距離が近い」「他職種とのコミュニケーションが多く、チーム医療の一員として関わっている」など、まだ2週間しか経験していない実習の中でたくさんの気づきがあったことを伝えてくれました。このような意見から、それぞれの国の医療制度、文化の違いについて考える良い機会となりました。 最後は私たちからCMU学生たちへ、大学のパンフレットやメモ帳などの畿央グッズをプレゼントしました。 私たちが台湾で台中の街を案内してもらったお礼を込めて、今回は私たちが大阪の街を案内し、自分で焼くことができるたこ焼き屋さんに行きました。台湾の学生も楽しんで、たこ焼きを焼いてくれました。みんなでおしぼりを使ってひよこを作ったりもしました。最後はお土産屋さんに寄り、大阪駅にて解散しました。 久しぶりの英語での会話で緊張していましたが、英語が苦手な人も必死に伝えれば、しっかり聞いてくれたので楽しく会話をすることができ、とても充実した1日となりました。 学生同士は9月の海外インターンシップが終わった後も、SNSなどで繋がっていたようで、そこまでは違和感はなかったかもしれませんが、大学間提携があることで、実際に再会することができ、さらにお互いのことを知り、考えることができたのではないかと思います。 CMUの学生からのメッセージです。 Hsing Shenさん: Thanks for this excellent afternoon! All the activities are very good、 and we enjoyed a lot、 people are so nice、 cute and humorous. I am looking forward to meeting you in September in Taiwan! Chen、Rui-Xinさん Thank you for your reception and accompanying us on last Sunday. I appreciate that I can have this precious chance to visit KIO university、 which guided me to broaden my horizons as well as have wonderful memories. また別日には(今回は本学には来られませんでしたが)和歌山の白浜はまゆう病院で実習中のCMUの学生たちの実習のサポートに行ってきました。はまゆう病院の先生方(学生指導には本学OBも関わってくれています)は基本的には英語を使って指導されており、伝わりにくい部分は翻訳アプリや漢字を使ってコミュニケーションをとっています。また、患者さんの中には英語が堪能な方もおられ、症状などを直接英語で説明くれていました。 訪問時には、“Physical Therapy in Taiwan”と題し、リハビリテーション部の方々に台湾の理学療法を紹介してくれました。 今の実習の感想として、 台湾にはリハビリテーション病院というものがほとんどないので、はまゆう病院では個別で患者さんと関わる時間が長く、良いことだと思う。作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の治療を初めて見学することができて、リハビリテーションとして、それぞれの専門職の違いがわかり、貴重な経験ができている、と述べられました。 このように大学間の関係性を深め、より良いものにできるように、試行錯誤しながら、海外インターンシップのプログラム準備を進めています。現在2回生に対し参加者を募集しているところですので、次回で5回目の海外インターンシップも有意義な授業にできるようにしたいと思います。 理学療法学科3回生 原口愛美 理学療法学科 准教授 松本大輔 【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科
2020.01.21
変形性膝関節症に関する研究の途中経過が学会誌に掲載されました~理学療法学科教員
変形性膝関節症の患者さんが自分の症状を管理する“自信”を評価する 日本リハビリテーション医学会の学会誌「リハビリテーション医学」に、現在進めている研究の途中経過が短報として掲載されました。 O脚あるいはX脚と呼ばれる膝の変形や、膝の痛みなどの症状を伴う「変形性膝関節症」。日本の有病者数は推計2500万人以上といわれています。関節に痛みや変形を抱える患者さんは日々の運動や日常生活動作に困難をきたすことになりますが、それとともに身体的な側面だけでなく心理的な側面にも様々な支障を抱えるケースがあることが明らかにされています。 変形性膝関節症の患者さんにとっては、日常生活での活動量を維持したり、関節の健康のために運動を続けたりすることが大切ですが、そのためには患者さんが自分の意志で自己管理をすることが非常に重要です。一方で自分の症状に対処することに対して“自信”がなく、ネガティブな考えを持ったり、不活動になったりすることも珍しくありません。痛みや変形を抱えていても運動を続けたり活動的な生活を続けたりするには、「自己効力感(self-efficacy:セルフエフィカシー)」と呼ばれる、自分なりに目的や目標を持って自分を管理する“自信”が必要になってきます。 今回の研究では、関節炎を有する患者さん自身の症状に対する自己効力感の程度を評価するArthritis Self-Efficacy Scale(ASES)という質問紙の短縮版を日本語に翻訳し、「ASES-8J」という質問紙を作成しました。また、変形性膝関節症の患者さんにこの質問紙が有効に使えるかどうかを調査しました。今回の研究の範囲では一定の信頼性をもってASES-8Jが変形性膝関節症患者さんに使用できることを確認しました。一方論文での報告内容はまだ研究の端緒に過ぎず、今後さらに多くの方を対象とした調査が必要な段階です。今回翻訳した質問紙を使用することで、今後、変形性膝関節症の患者さんが自分の症状を管理する“自信”をどの程度お持ちなのか、また理学療法士が運動や生活の指導、変形性膝関節症についての啓蒙を行うことで、患者さんの自己効力感がどのように変化するのかを明らかにしていきたいと思います。 理学療法学科准教授 瓜谷大輔 瓜谷大輔、他.Arthritis Self-Efficacy Scale日本語8項目版(ASES-8J)の作成と変形性膝関節症患者における有用性の検討. リハビリテーション医学57 (1). 76-85. 2020. (現在は冊子体でご覧いただけます。オープンアクセスでは日本リハビリテーション医学会会員のみ閲覧可能です。) 【関連記事】 理学療法学科卒業生の卒業研究が国際学術雑誌に掲載!~理学療法学科 「足趾握力」に関する論文が国際誌に掲載!~理学療法学科教員 WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞!
2020.01.17
日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催 関西支部大会2019活動報告!
こんにちは!日本理学療法学生協会(JPTSA) 畿央大学運営委員広報部、理学療法学科1回生の伊藤香凜、大石七海、岸本舞花です。 2019年12月14日(土)に畿央大学で行われた日本理学療法学生協会 畿央大学主催 関西支部大会について報告させていただきます。日本理学療法学生協会についてはこちらをご参照下さい。 今回のテーマは「理学療法×住宅環境」です! 今年も関東、中部、関西、中国、九州の各大学から理学療法士をめざす学生が畿央大学に足を運んでくれました!福田さん、伊藤さん、阿部さんにより、「音楽療法について」という題で学生発表を行いました。この学生発表は畿央大学の理学療法学科の学生1・2・3回生にとったアンケートを元に作られました。 2名の先生方にご講演をしていただきました。 講演①「住環境整備(住宅改修)と理学療法士の役割」谷口昌宏先生 主任介護支援専門員であり、住まいと介護研究所を開設された谷口先生に住宅環境への理学療法の介入について、先生の今までの経験や実例をまじえて講演していただきました。 講演②「住環境整備について」岡村英樹先生 一級建築士であり有限会社サニープレイス代表取締役である岡村英樹先生に、住宅改修の良し悪しや先生が住宅改修に実際に携わった「あいすくりーむの家」についても講演をしていただきました。 講演の後は午前と午後の二回に分かれて、各テーマについてディスカッションを行いました。午前は住宅改修に携わる職業や、理学療法士が住宅改修に関わる際に必要な知識が何かなどを挙げました。午後はある症例の患者さんの家を改修すると想定してどこをどのように改修していくのかを福祉用具なども参考にしながら話し合いました。どのグループもレベルの高いディスカッションが展開されていて、お互いに良い刺激となりました。 すべてのプログラムが終わった後は、食堂で懇親会を行いました。「パーセントバルーン」というゲームをグループ対抗で行い、参加者全員が横や縦のつながりができて、よい懇親会になりました。 今回、畿央大学の運営委員として初めて支部大会に参加したことで、私たち自身も他大学の多くの新しい友達や先輩と出会い、とても充実した一日となりました。これからも他大学の支部大会に参加し、もっと学外の友達、先輩、後輩との交流を深めていきたいと思います。そのつながりを、将来理学療法士になる上で勉強になる話が聞けたり情報を共有したりできる仲間にしていきたいと強く感じました。 来年も畿央大学にて支部大会を開催する予定です。来年もより良い支部大会になるために運営委員全員が協力し、参加してくださった皆様が楽しんでいただけるようにしていきたいと思います! 最後になりましたが、開催にあたり協力してくださった方々、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました! 日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科1回生 伊藤香凜 大石七海 岸本舞花 【関連記事】 日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催 関西支部大会2018活動報告! 12/15(土)日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催関西支部大会のご案内 日本理学療法学生協会(JPTSA)「畿央大学主催 関西支部大会」2017 活動報告! 12/10(日)日本理学療法学生協会(JPTSA)畿央大学主催関西支部大会のご案内! 日本理学療法学生協会(JPTSA)が開催したJapan Study Tourに参加!~理学療法学科 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」2016 活動報告!
2020.01.09
「全国助産師教員協議会近畿地区研修会」を本学開催!~助産学専攻科
2019年12月7日(土)、本学にて「2019年度全国助産師教員協議会近畿地区研修会」が午前・午後の2部構成で開催され、運営を本学助産学専攻科が担当しました。午前は助産師のみ、午後は本学理学療法学科および現代教育学科教員による特別講演をおこないました。 午前の部 「助産師国家試験問題を作ろう」参加者32名 講師に杉浦 絹子教授(名古屋女子大学)をお招きして、助産師国家試験作成のポイントを詳しく説明頂いた後、参加者は5人のグループに分かれて話し合い、助産師国家試験問題作成をしました。問題作成の意図やポイントについて最終各グループ発表を行い、全体理解を深めることができました。 杉浦先生からは、本学のパソコン(情報管理システム)の準備ができており、今回は、作成した問題を登録する目標達成までスムーズにできたと高く評価していただきました。 午後の部 特別講演「学生を認知行動科学の視点から理解する」参加者58名 「学生の主体性を育むために」理学療法学科 森岡 周教授 脳科学の視点から、人間の行動の根拠と他者とのダイナミックなコミュニケーションとの関係を大脳皮質の発達・進化を解説しながら述べられました。複数の神経細胞の間に発生する相互作用と人間の創造活動の関連を具体例にそって説明して頂きました。 さらに、モチベーションとキャリア・内的動機づけとの根拠となる脳神経細胞活動について説明され、主体感および学習効果を向上させる関わりについて述べられました。特に他者への共感と分析的思考を両立できないことを知り、助産学実習での具体的な関わりを考える機会となりました。我々が人間らしさの特徴・主体感のメカニズム・社会的随伴性と信頼関係についてどうこれから理解していくかの方向性を示唆していただきました。 「学生を認知行動科学の視点から理解する」現代教育学科 大久保 賢一准教授 森岡先生の脳神経科学的視点の内容を受け、大久保先生からは、人間の多様性と個別性について、専門職養成の教育現場において、「特定の困難性や支援ニーズを抱える学生がいた場合」の関わりの具体的な例を述べていただきました。行動のきっかけ・行動・行動の結果に段階を分けて関わりの具体をあげ、行動をつなぎ合わせる方法と行動の結果に対するフィードバックを具体的で前向きなものにすることが大切であることを説明されました。最後に「発達障害支援」とはある意味で「異文化コミュニケーション」であるという視点と課題をいただきました。 参加者の感想 講演内容が大変理解し易く、行動の脳神経科学的根拠を知り、行動へのかかわり方を教育の現場からの具体例を知ることで、今後の活用への見通しができた参加者の声が多く聞かれました。「もっと聞きたかった」など第二弾の講演を希望する声も多くありました。 最後の質疑応答でも積極的な意見交換が交わされたことからも、今回のテーマは、教育の現場での関心事であり、対応策を求めるニーズが高く共鳴したものであったと痛感しました。 多数のご来場、ありがとうございました。 助産学専攻科 講師 上原麻利
2020.01.06
同窓会(兼ラボ学会)レポート!~理学療法学科 瓜谷ゼミ
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科を卒業した瓜谷先生のゼミ生による同窓会兼ラボ勉強会のレポートをお届けします! 2019年12月22日(日)に毎年恒例になっている、瓜谷ゼミ同窓会兼ラボ学会を開催しました。今回は卒業生であり、現在、関西福祉科学大学で教員をされている幸田先生のゼミ学生と合同ラボ学会でした。幸田ゼミの学生7名、畿央大学の学部生7名、卒業生10名、瓜谷先生の総勢25名での開催でした。 ラボ学会では学部生から卒業研究発表、幸田先生から肩関節の理学療法、7期生の北田元気さんからホンジュラスでの青年海外協力隊での活動報告をお話していただきました。 4回生からは11月に実施した卒業研究の発表をしてもらい、毎年卒業研究の質が高くなっているな、と感心させられました。3回生からは今後の卒業研究の研究計画を発表してもらいました。大変なことも多いと思いますが、研究を通して貴重な経験ができると思うので今後も頑張ってほしいです。 幸田先生からは肩関節の理学療法についてお話していただきました。学部生にもわかりやすくお話していただき、自分の体を動かしながら勉強することができました。 北田元気さんからは2年間のホンジュラスでの青年海外協力隊での活動報告をしていただきました。身近に青年海外協力隊で活動された方はきおなかなかいないため、とても貴重なお話を聞くことができました。 ラボ学会の後は忘年会を兼ねた飲み会を行いました。年代関係なく交流することができ、貴重な会となりました。今後も縦・横のつながりを大切にしていきたいと実感できました。 理学療法学科12期生(2018年3月卒業) 野澤千紘
2019.12.25
教員と院生が第6回日本地域理学療法学会学術大会に参加・発表!~健康科学研究科
2019年12月14日(土)、15日(日)に京都市内にある京都テルサにて、第6回日本地域理学療法学会学術大会が開催されました。高取研究室からは、高取克彦教授が口述発表を、松本大輔准教授はシンポジストとしての登壇、一般口述演題(老年学)の座長を務められました。私(修士課程1年 坂野)はポスター発表をしました。 <高取克彦教授> 「地域在住後期高齢者のフレイル発生を予測する社会・心理学的因子についての検討」というタイトルで、地域在住の後期高齢者におけるフレイルの予測因子を社会的側面および心理学的側面から明らかにする研究成果を口述で発表をしました。 <松本大輔准教授> 「地域在住高齢者に対するトレーニング効果のエビデンス」というテーマでシンポジウムの中で講演、他2名の先生と議論をしました。明らかになっているエビデンスや推奨グレードから運動強度や声のかけ方、ウォーカビリティの紹介等具体的な方法まで幅広い内容を解説し、大ホールの参加者は皆熱心に聞かれていました。 ▼左が松本准教授(右は畿央大学卒・大学院博士後期課程修了生の石垣先生) <健康科学研究科 坂野裕也> 「要介護高齢者における自宅内転倒と居室環境との関係~居室入口段差と明るさに着目して~」というタイトルで、ポスター発表を行いました。照度を客観的に評価した研究は少ないので面白かった等の意見を頂き、1時間の自由討論では大いに意見交換をすることが出来ました。 今回の学術大会は時代背景もあってか参加者は前年を上回る1100名超となり、関心の高さが伺える大きな学術大会となりました。健康寿命の延伸や介護予防、地域包括ケア実現等に向けて理学療法士としてどのような貢献が出来るのかを再度深く考えることができる学術大会でした。 教育講演や特別公演、パネルディスカッション、事例・症例セッション、シンポジウム等通じて最も多く出てきたキーワードの1つが「フレイル」です。今後、フレイル検診も本格的に始まりますが、改めて超高齢社会を乗り越えるために私たち理学療法士が全力で取り組んでいく必要性を感じました。 これからも高取研究室ではこれらの課題解決に寄与できるよう日々精進してまいります! 畿央大学大学院健康科学研究科 修士課程1年 認定理学療法士(地域) 坂野裕也 【関連記事】 第5回日本地域理学療法学会学術大会で本学教員・客員講師が表彰されました!~理学療法学科
2019.12.17
同窓会レポート~理学療法学科6期生同窓会!
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科6期生の同窓会レポートをお届けします! 2019年12月7日(土)、理学療法学科6期生の同窓会を開催しました。 このメンバーでの同窓会は卒業後、公には4度目と記憶してますが、令和になってからは初めての開催でした。 御代が変わり、元号が変わっても、母校の「同窓会補助制度」は変わらず継続されています(笑) 今回、男性4人女性7人の計11人が集合しました。今年度で社会人として8年目の年であるということで、言い換えれば「卒業して8年」ということになります。 会話の中で、「大学に2回行ける年数やな!」なんていう発言もあったほどで、今年ほとんどの同期生が30歳を迎えることもあり、積もる話は次々と寄せてきました。 長い年月をそれぞれの場所で過ごしていても、こうして集まって近況報告をすれば学生時代の雰囲気のままでした。 夢や将来・未来のことを語り合っていた学生時代とは立場が変わり、後世の育成や業界の未来について話し合うようになり、皆の成長を確認し合うことができました。 卒業後「大学2回行ける年数」も経てば、社会での責任も職場での役割も大きく変わり、自身が所属するコミュニティの幅や数・量も増えてきています。 だからこそ、なお更、11年前に知り合った同期生と「理学療法士をめざして最初に所属したコミュニティ」である畿央大学および理学療法学科は、これからも原点回帰できる場所として大事にしていこうと思います。 理学療法学科6期生 松岡佑 (旧姓:小西)
2019.12.17
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.78~「身体機能測定サポート」を実施!
こんにちは、健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の福田友紀です。令和元年11月30日(土)に看護医療学科1回生、理学療法学科3回生の実習前検診として、「身体機能測定サポート」を実施しました。 ※TASKはThink, Action, Support, for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力しあいながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 この測定会は畿央大学健康科学部看護医療学科1回生、理学療法学科3回生を対象に、実習前の身体測定として実施しました。測定内容は体組成・骨密度・足趾握力・ヘモグロビン量・長座体前屈・垂直飛びです。 今回は、実習前ということで春の測定から健康状態が変化していないかなど、皆さんで結果を見せ合いながら話し合っていました。TASKの測定に初参加のメンバーは、先輩方に教えていただきながら1人1人測定をしていました。 この結果を元に実習に向けて、健康状態を整えていきましょう!! ▼長座体前屈の測定の様子 ▼ 足趾握力の測定の様子 ▼最後はみんなでTASKのTポーズ!!! 理学療法学科2回生 福田友紀 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
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