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東京五輪に参加する理学療法士4人に聞きました!#3~楠元さん編

2021年7月27日(火)

2020東京オリンピック・パラリンピックの理学療法サービス部門で「TOKYO2020MEDスタッフ」として奈良県から参加する4名はすべて本学理学療法学科の教員・卒業生・修了生で、選手村や競技場の救護室に配置されてアスリート支援を行う予定です。そのうちの一人、楠元さんに東京五輪への想いや意気込みを語っていただきました!

 

楠元 史さん

理学療法学科2011年卒業/健康科学研究科修士課程2017年修了

理学療法士(運動器認定理学療法士)

社会福祉法人恩賜財団 済生会奈良病院 リハビリテーション部

NPO法人ポルベニルカシハラスポーツクラブ/ポルベニル飛鳥

 

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▶そもそもどうして理学療法士に?

理学療法士という職業と出会ったのは、高校2年生で部活(サッカー)をしていた時に大事な試合前に怪我をした時。そこでお世話になった病院に理学療法士がいたことがきっかけです。高校卒業時に実業団への道と理学療法士の道を迷いましたが、理学療法士をめざすことを決めました。高校は部活ばかりの生活でなかなか勉強をしてこなかった私ですが、運よく合格できたのが畿央大学です。

大学を卒業後はスポーツの患者さんも受け入れているような病院に入職しましたが、これまでずっと主には一般の患者さんを担当してきました。

現在は一般の病院とクラブチームのトレーナーを兼務しています(兼務に至る経緯はのちほど…)。

 

▼高校時代の楠元さん

 

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▶なぜ五輪に?

日本でオリンピックが開かれると決まってからも、正直、自分がその大会に参加することは想像していませんでした。入職してからずっと一般の患者さんしか担当しておらず、ましてやスポーツ現場の経験もなかったので。でも「いつかスポーツの現場で働いてみたい」という気持ちや、高校時代には夢は大きくオリンピックの舞台をめざしていたので、心のどこかで「オリンピックに関わってみたい」という思いはあったのだと思います。

そんな時に日本理学療法士協会から東京2020大会の理学療法士スタッフの募集案内が来ました。スポーツ現場の経験もほぼなく、スポーツについての資格も、研修会もあまり参加してこなかった私にとって、すごく難しいだろうなと思いました。諦めきれずにダメ元で書類だけでも…と送ってみたところ、書類選考を通過し面接も見事に通過して、オリンピック・パラリンピックに参加する権利を得ることができました。

 

▼大学院健康科学研究科修士課程在籍時代の楠元さん(右から2番目)お世話になった森岡教授(中央)と

 

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▶大会参加が決まってから

まずはやはり英語の不安がのしかかってきました。英語の歌をダウンロードして聞いたり、英会話の本を買って口ずさんでみたり、単語の復習をしてみたりと、自分に出来ることから始めてみました。また、スポーツの最高峰の舞台に行くのに、スポーツの現場のことを知らなさすぎると思い、小学生の頃にお世話になっていたチームの代表に連絡し、クラブチームのチームトレーナーの勉強をさせてほしいと相談したところ、快諾していただき、スポーツ現場での活動を始めることとなりました。そのチームがポルベニル飛鳥という、現在、JFLをめざして関西リーグを戦っているチームです。

はじめはトレーナーの見学といったところから始めるはずだったのですが、運悪くと言いますか、運よくと言いますか、先に所属していたトレーナーが辞めることになり、急遽すべてのトレーナー業務を私がすることに!現在の一般病院の勤務とトレーナーを兼務する形に至りました。

 

▼ポルベニルでのサポート風景

 

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▶大会では何を?

主にはパラリンピック期間、河口湖の選手村(分村)のクリニックで、アスリートのケアやコンディショニングの対応をする予定となっています。数日だけ東京の選手村(本村)でも活動する予定となっています。

 

▶本番に向けて

戦っている舞台の大きさやレベルは違えど、アスリートに接するようになり、勝負の一瞬、それが1秒でも1分でも90分でも、その一瞬のために多くの時間を使い、努力を積み重ねなければその舞台には立てないことを、身を持って学ばせてもらっている毎日です。アスリートだけでなく、2013年にこのTOKYO大会が決まってから調整に調整を重ねてきたにも関わらず、だれもが予想しなかったこの感染症が流行ってしまった中でも、大会を開催できるように調整していただいている大会の組織委員会のスタッフ、他のボランティアスタッフ、アスリートを支える家族やチームスタッフなど、それぞれの方々の想いが詰まった大会に参加できることを光栄に思い、私も最高のパフォーマンスを発揮できるように最後まで良い準備をしていきたいと思います。

また、大会参加にあたり快く送り出してくださった職場やクラブチーム、派遣を後押ししていただいた奈良県理学療法士協会、普段のクラブチームの測定などからお世話になっている畿央大学の福本先生や英語の教材を提供していただきましたムース先生、このような記事をとりまとめていただいている広報センター職員の皆さんなど、私の周りの支えて下さっているすべての方に感謝を申し上げます。

この感謝と理学療法士である誇りをもって、最高の舞台を楽しんできたいと思います!

 

▼奈良マラソンでのサポートの様子(左:福本准教授)

 

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【所属カテゴリ】健康科学研究科理学療法学科畿央の学びと研究畿桜会(卒業生)NEWS

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