2022.04.15
2022年度新入生研修 学科別レポートvol.4~人間環境デザイン学科
畿央大学では入学後の不安を取り除き、担任や同級生との絆を深めるため、学科ごとに新入生宿泊研修を入学式直後に行っています。コロナ禍で一昨年は中止、昨年は感染対策を講じたうえで学内での1日開催となりましたが、今年度は3年ぶりに学外・日帰りで実施しました。新入生研修の第四弾! 当日参加した3回生5名が人間環境デザイン学科の様子をお伝えします!!
2022年4月7日(木)、3年ぶりとなる学外での新入学生研修を実施しました。
コロナ以前は宿泊での研修でしたが、今回はコロナ禍の状況をふまえて日帰りでの研修となりました。
- 大学での新たな友達づくり
- 教員とのふれあい
- 大学生活へのモチベーションを高める
- 美しい環境の中ではぐくまれた建築や街並みに触れることにより、まちと人々の生活とのつながりを考える
- 街並み・建築見学やレクリエーションを通して、自身のキャリアを考える
●といった5つの目的を持って新入生67名が研修へ参加しました。その他、クラス担任を含む教員6人、キャリアセンターの就職担当職員1名、そして私たち3回生5名がサポート役で同行しました。
当日は、本学の第2キャンパス駐車場に集合し、そこから大型バス3台に分かれて、班ごとにバスへ乗り込み出発しました。バスの中では、前日のオリエンテーション時に作成した自己紹介カードを見たり、これから始まる研修を前に会話が弾んでいました。
9時半頃、奈良県立民俗博物館、大和民俗公園に到着しました。現地に着くとリーダーを中心に各班に分かれて公園内の様々な民家を見学しました。事前に配布された資料を基に班の中で役割分担をして、『出入口と開口部』、『壁と間取り』、『屋根と構造部材』、『天井と内部造作』の4つの視点に着目して民家の見学を行いました。初めての仲間との共同作業に戸惑いながらも楽しく取り組む姿が見られました。建築を専門とした先生に出会えた班は先生から実物の民家を目の前に建築に関する専門的な話を聞いたり、質問したりする機会があったので、とても貴重な経験となりました。天気も良く、桜が満開だったため公園内の景色はどこを見てもきれいでした。
12時半にホテル日航奈良へと移動し、黙食を守りながら洋食弁当でお腹を満たしました。
その後スケッチに関する研修を受け、バスで最後の目的地である宝山寺 獅子閣へ向かいました。
普段は一般公開されていない重要文化財である獅子閣に入れるという貴重な体験をしました。建物はとても繊細で壁は今まで見たことのない光沢感を持つ漆喰で塗られており、初めて見る貴重な建物に新入生も興味津々でした。内装の見学を終えると外からスケッチを行いました。鉛筆だけで挑む初めてのスケッチでしたが、とてもいいスケッチを行う新入生の姿を見て、サポートとして参加していた3回生も負けじとスケッチを行いました。
16時半、解散場所ごとにバスへ乗り込み新入学生研修が終わりました。
新入生にとって学外研修は新入生同士、教員とのつながりを持つきっかけとなったはずです。また、これからの大学での学びに良い影響を与えてくれる経験となったことでしょう。皆さん、お疲れ様でした!
▼最後は手で「D」をつくって記念撮影!
人間環境デザイン学科
3回生 梶原百華、髙山凌花、永井里歩、平田晴輝、吉井亮徳
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